JP2000287992A - 高周波焼灼装置 - Google Patents

高周波焼灼装置

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JP2000287992A
JP2000287992A JP11095111A JP9511199A JP2000287992A JP 2000287992 A JP2000287992 A JP 2000287992A JP 11095111 A JP11095111 A JP 11095111A JP 9511199 A JP9511199 A JP 9511199A JP 2000287992 A JP2000287992 A JP 2000287992A
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needle
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Tetsumaru Kubota
哲丸 窪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組織の吸引生検が可能になるとともに、焼灼効
率を高めた高周波焼灼装置を提供する。 【解決手段】組織を穿刺する中空の針状電極(穿刺電極
1)と、針状電極1の後端部に接続され、前記中空部分
を介して組織を吸引する吸引手段(吸引装置11)また
は組織に薬液を注入する注入手段(送水装置18)の少
なくとも一方の手段と、針状電極1に高周波電流を供給
する高周波出力手段23とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波焼灼装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】高周波焼灼装置は、例えば、前立腺肥
大、扁桃腺肥大、その他の腫瘍などで狭窄を起こしてい
る場合に、狭窄部をより広範囲に焼灼して広い範囲の組
織を焼灼壊死させるために従来より用いられている。
【0003】このような高周波焼灼装置に対して従来よ
り種々の提案がなされており、例えば、日本国特許28
21165号は、注射針の可撓性外シース先端に高周波
凝固のための電極を設けた構成を開示している。
【0004】また、特願平9−213534号は、案内
管内に高周波処置手段を設け、案内管又は処置手段にガ
イドワイヤ導通用の通路を有する構成を提案している。
【0005】また、米国特許5366490号公報は、
組織(前立腺)に穿刺可能な鋭利な先端を有する高周波
電極を開示している。
【0006】また、米国特許5807395号は、組織
(前立腺)に穿刺可能で少くとも1つの流体口を有する
中空電極を開示している。
【0007】また、米国特許5599345号は、中空
針電極とリターン電極を有し、電流電圧の変化とは無関
係に選択された電力を維持できる構成を開示している。
【0008】また、特願平8−334123号は、処置
用電極への電気エネルギーの状態変化を検出して生体情
報を得、出力を制御する構成を提案している。
【0009】また、特願平9−329041号は、腹腔
内への気体注入と、焼灼処置により発生する煙又はミス
ト等の物質の吸引を、所定の信号に基づいて時間的に制
御する構成を提案している。
【0010】また、特開平8−275957号は、電気
的な手術の際に流体を通す管路と、管路を開閉するバル
ブ手段を有し、出力のON/OFFに同期してバルブ手
段の開閉を制御する構成を開示している。
【0011】また、特開平3−66370号は、加湿プ
ローブに超音波診断プローブを挿入するためのプローブ
挿入口を設けた構成を開示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の高周波焼灼装置は以下のような問題を有する。
【0013】日本国特許2821165号は、針そのも
のに高周波通電する構造ではないので穿刺部位を焼灼で
きない。
【0014】また、米国特許5366490号は、穿刺
電極を有するが、電極が中空針ではないため、組織の吸
引生検及び生理食塩水等の薬液注入ができない。
【0015】一方、特願平9−213534号、米国特
許5807395号、米国特許5599345号は中空
針状の穿刺電極を開示している。しかし、特願平9−2
13534号は、ガイドワイヤの通路を開示しているが
組織の吸引、薬液注入については述べていない。
【0016】また、米国特許5807395号は、焼灼
範囲を拡大するための液体を中空針電極から組織に送り
込むことを開示している。図6には流量コントロール2
7により2cc/分程度の液体を送り込むことが述べら
れている。又、図23には温度を測定し、冷却用カテー
テル198に生食水208を送るとともに、圧力を測定
し、圧力モニター192で監視しながら生食202,2
04のシリンジポンプ200を制御するシステムが開示
されているが、組織の吸引生検が可能な構造ではない。
又、圧力でポンプを制御するものであり、組織の焼灼状
態を検知してポンプを制御するものではない。
【0017】また、米国特許5599345号には、図
8において、手元側レアコネクタ38にシリンジ51を
接続して、化学治療用の薬液を注入することが開示され
ているが、これも米国特許5807395と同様に、吸
引生検については開示していない。又、焼灼範囲を拡大
する事についても開示していない。
【0018】また、特願平8−334123号は生体情
報を検知しているが、処置用電気エネルギーの出力をそ
れによって制御しているのみである。
【0019】また、特開平8−275957号、特開平
3−66370号は、電気エネルギーの出力のON/O
FFに関連して、吸引手段のON/OFFあるいは流体
管路を開閉するバルブ手段のON/OFFを制御するも
のであり、これらも吸引生検及び焼灼範囲の拡大につい
ては開示していない。
【0020】また、特開平3−66370号は、温熱治
療部分の治療の状態を超音波診断プローブで監視するも
のであり、吸引生検及び焼灼範囲の拡大については開示
していない。
【0021】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、組織の吸引生
検を可能にするとともに、組織の焼灼状態を検知して電
極針から組織への薬液の注入を制御することで焼灼効率
を高めた高周波焼灼装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る高周波焼灼装置は、組織を穿刺
する中空の針状能動電極と、前記針状電極の後端部に接
続され、前記中空部分を介して前記組織を吸引する吸引
手段または前記組織に薬液を注入する注入手段の少なく
とも一方の手段と、前記針状電極に高周波電流を供給す
る高周波出力手段とを具備する。
【0023】また、第2の発明に係る高周波焼灼装置
は、組織を穿刺する中空の針状能動電極と、前記針状電
極の後端部に接続され、前記中空部分を介して前記組織
を吸引する吸引手段または前記組織に薬液を注入する注
入手段の少なくとも一方の手段と、前記針状電極に高周
波電流を供給する高周波出力手段と、組織の焼灼状態を
知るために、少なくとも高周波出力の電流または電圧を
検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果によ
り高周波出力と、前記注入手段による薬液の注入を制御
する制御部を具備する。
【0024】また、第3の発明に係る高周波焼灼装置
は、絶縁物よりなる筒状の外筒と、前記外筒の内側より
外部に進退自在に配設された、組織を穿刺する中空の針
状能動電極と、前記針状電極の後端部に接続され、前記
中空部分を介して、前記組織を吸引する吸引手段と、前
記針状電極に高周波電流を供給する高周波出力手段とを
具備する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0026】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態の構成を示す図である。図1において、穿刺電極
(針状能動電極)1は外筒2と、内針3とで構成され
る。外筒2は絶縁材料製のチューブ4と本体5で構成さ
れ、本体5には送水口金6が設けられている。
【0027】内針3は外筒2内に進退自在、挿脱自在に
配置される。内針3は先端部に中空の針状電極7を有
し、絶縁材料製の手元側の本体8と、チューブ9で接続
された構成であり、全長にわたって通路10が形成され
ている。チューブ9は例えば、フッ素樹脂やポリイミド
などの樹脂チューブである。
【0028】本体8の後端部には、シリンジ等の吸引装
置(吸引手段)11を着脱自在に接続するためのコネク
ター12を有する。針状電極7は導電性のワイヤ13を
介して本体に設けられた電気コネクター14と接続され
ている。電気コネクター14はケーブル16を介して焼
灼装置15に電気的に接続される。
【0029】外筒2の送水口金6には、組織などに薬液
を注入するためのポンプ等の送水装置(注入手段)18
が送水チューブ17により接続される。
【0030】外筒2の本体5と、内針3の本体8との間
には係止手段19が設けられ、内針3と外筒2の位置を
任意の位置で係止可能となっている。ここでは本体5に
設けた弾性部材20と本体8に設けた溝21とにより弾
性部材20が溝21に嵌まり込む事によって係止する係
止手段19を例示しているが、これに限定されない。
【0031】焼灼装置15は、針状電極7により組織2
2を焼灼するために高周波出力を発生させる出力手段
(高周波出力手段)23を有する。更に焼灼装置15は
ケーブル25により生体に接触させた帰還電極24と接
続されており、出力電流、電圧と帰還電流、電圧との関
係から組織22の焼灼状態を監視する生体情報検知手段
としての機能を有する制御部26を有する。
【0032】焼灼装置15はケーブル27により送水装
置18と接続される。制御部26からの制御信号は出力
手段23かつ/又は送水装置18に送られ、この制御信
号により出力手段23からの出力かつ/又は送水装置1
8からの送水量、送水圧、送水時間等を制御可能となっ
ている。
【0033】以下に上記した構成の作用を説明する。外
筒2に対し内針3を手元側の本体の操作で前進させ、針
状電極7を外筒2から突出させた状態で組織22に穿刺
する。穿刺した状態でコネクター12に接続した吸引装
置11により組織22を吸引して生検する。生検した組
織片を病理診断し、組織22の良性/悪性度、病気の種
類等を診断する。
【0034】次に吸引生検後、焼灼装置15の出力手段
23から高周波出力を針状電極7に送り、針状電極7で
組織22を焼灼する。
【0035】焼灼が進むと組織22からのインピーダン
ス等の生体情報が変化するので、この変化を制御部26
で検知する。インピーダンスの検出は、例えば、出力手
段23の出力部または出力ラインに出力電圧と出力電流
を測定するための電圧センサ、電流センサを設け、電
圧,電流の測定結果から演算により求めることができ
る。焼灼すると組織の抵抗としてのインピーダンスは上
昇して焼灼し難くなる。そこで、組織22に例えば生理
食塩水等の液体を注入すると、組織22のインピーダン
スをコントロールでき、焼灼範囲を広げることができ
る。これにより焼灼効果を高められる事は例えば米国特
許5807395号に開示されている。
【0036】このように制御部26からの制御信号で送
水装置18を制御する事により、焼灼範囲を広げ、治療
効果を高める事が可能となる。また、制御部26からの
制御信号で、出力手段23の制御を行なう事により、過
焼灼等を防止でき治療の安全性が向上する。
【0037】上記した第1実施形態によれば、 1.中空の針状電極と手元の口金を連通した通路を有
し、口金に吸引用シリンジ等を接続するようにしたので
組織の吸引生検が可能となる。すなわち、穿刺電極を組
織に穿刺して焼灼する前に組織を生検して病理診断を行
なう事が出来、組織診断が可能となる。
【0038】2.外筒と内針の位置を任意に変える事が
でき、外筒からの針状電極の突出量を可変できるため、
組織の大きさによって焼灼範囲を調整することが出来、
最適な焼灼効果が得られる。
【0039】3.生体の焼灼状態をリアルタイムに制御
部で監視できる。
【0040】4.制御部の信号で送水装置を制御する事
により、例えばインピーダンスが上がる(=焦げる)と
送水をONさせる事が可能であり、焼灼範囲が広範囲に
得られ、治療効果が向上する。
【0041】5.制御部の信号で出力手段を制御する事
により、例えばインピーダンスが上がると出力を停止さ
せる事が可能であり、過焼灼を防止でき、安全性が向上
する。
【0042】6.通路10に内視鏡、超音波診断プロー
ブ等の観察手段を挿入すれば、観察しながら穿刺、焼灼
を行なう事が可能となり、安全性が向上する。
【0043】(第2実施形態)図2(A)、(B)は本
発明の第2実施形態の構成を示す図である。図2(B)
は図2(A)をA−A線に沿って切断したときの図であ
る。高周波切開具30は先端部にバルーン31を有し、
更にバルーン31の外周上には、長さ方向に長い高周波
電極32を有する。内部には超音波プローブ33や内視
鏡(図示せず)を挿脱自在に挿入可能なプローブチャン
ネル34を有する。44は超音波を送受信するための振
動子である。
【0044】挿入部を構成するチューブ35は、その内
部に、プローブチャンネル34の他に、バルーン31を
伸縮させるための送水を送る送水チャンネル36と、高
周波電極32と連結する電極線37を配置するケーブル
チャンネル38を有する。
【0045】送水チャンネル36は本体39に設けられ
た送水口金40に連通しているとともに、電極線37は
図示しない高周波電源に接続したケーブルを接続するコ
ネクター41に接続されている。
【0046】又、本体39の手元部のプローブチャンネ
ル34の入口部に、超音波プローブ33との間を水密的
に封止する水密部材42を有するとともに、本体39に
は、プローブチャンネル34内に送水するための送水口
金43を有する。
【0047】上記した構成の高周波切開具30により切
開を行なう場合には、狭窄部をバルーン31により拡張
させながら、高周波電極32により電極の長手方向に沿
って狭窄部を通電切開する。
【0048】上記した第2実施形態では、先端部にバル
ーンを有し、バルーン表面に高周波電極を設けた高周波
処置具に超音波診断プローブ、内視鏡等の観察手段を挿
通可能なチャンネルを設けている。したがって、超音波
プローブや内視鏡等の観察手段で観察しながら高周波電
極による切開が可能になるため、切開の確実性及び安全
性が向上する。
【0049】なお、上記した具体的実施形態から以下の
ような構成の発明が抽出される。
【0050】1. 組織を穿刺する中空の針状能動電極
と、前記針状電極の後端部に接続され、前記中空部分を
介して前記組織を吸引する吸引手段または前記組織に薬
液を注入する注入手段の少なくとも一方の手段と、前記
針状電極に高周波電流を供給する高周波出力手段と、組
織の焼灼状態を知るために、少なくとも高周波出力の電
流または電圧を検知する検知手段と、この検知手段で検
知された結果により前記組織の焼灼状態を判断する判断
手段と、前記判断手段による判断結果により高周波出力
と、前記注入手段による薬液の注入を制御する制御部を
具備することを特徴とする高周波焼灼装置。
【0051】2.内部に観察手段を挿脱自在とする通路
を設けたことを特徴とする1.に記載の高周波焼灼装
置。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、組織の吸引生検が可能
になるとともに、組織の焼灼状態を検知して電極針から
組織への薬液の注入を制御することで焼灼効率を高めた
高周波焼灼装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2実施形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…穿刺電極、 2…外筒、 3…内針、 4…チューブ、 5…本体、 6…送水口金、 7…針状電極、 8…本体、 9…チューブ、 10…通路、 11…吸引装置、 12…コネクター、 13…ワイヤ、 14…電気コネクター、 15…焼灼装置、 16…ケーブル、 17…送水チューブ、 18…送水装置、 19…係止手段、 20…弾性部材、 21…溝、 22…組織、 23…出力手段、 24…帰還電極、 25…ケーブル、 26…制御部、 27…ケーブル、 30…高周波切開具、 31…バルーン、 32…高周波電極、 33…超音波プローブ、 34…プローブチャンネル、 35…チューブ、 36…送水チャンネル、 37…電極線、 38…ケーブルチャンネル、 39…本体、 40…送水口金、 41…コネクター、 42…水密部材、 43…送水口金。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織を穿刺する中空の針状能動電極と、 前記針状電極の後端部に接続され、前記中空部分を介し
    て前記組織を吸引する吸引手段または前記組織に薬液を
    注入する注入手段の少なくとも一方の手段と、 前記針状電極に高周波電流を供給する高周波出力手段
    と、 を具備することを特徴とする高周波焼灼装置。
  2. 【請求項2】 組織を穿刺する中空の針状能動電極と、 前記針状電極の後端部に接続され、前記中空部分を介し
    て前記組織を吸引する吸引手段または前記組織に薬液を
    注入する注入手段の少なくとも一方の手段と、 前記針状電極に高周波電流を供給する高周波出力手段
    と、 組織の焼灼状態を知るために、少なくとも高周波出力の
    電流または電圧を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果により高周波出力と、前記
    注入手段による薬液の注入を制御する制御部を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波焼灼装置。
  3. 【請求項3】 絶縁物よりなる筒状の外筒と、 前記外筒の内側より外部に進退自在に配設された、組織
    を穿刺する中空の針状能動電極と、 前記針状電極の後端部に接続され、前記中空部分を介し
    て、前記組織を吸引する吸引手段と、 前記針状電極に高周波電流を供給する高周波出力手段
    と、 を具備することを特徴とする高周波焼灼装置。
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