JP2000288123A - ゴルフボ−ル - Google Patents
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、コアと外カバ−との間に内カバ−を
備えた構造における、内カバ−と外カバ−間の密着性を
調整することにより、飛び特性を高めたゴルフボ−ルを
提供することを目的とする。 【解決手段】球状の弾性コアを樹脂製内カバ−と外面に
ディンプルを備えた比較的硬質の樹脂またはゴム製外カ
バ−とで被覆したゴルフボ−ルにおいて、上記内カバ−
は周上ほぼ均等に分散配置された多数の小孔を有する一
方、外カバ−はこれら小孔を満たすようにその内面から
上記小孔内へ延びる突起を具備し、内カバ−と外カバ−
との間で、周方向に延びる比較的粗い接触界面と小孔壁
面に沿った滑らかな径方向接触界面を形成したゴルフボ
−ル。
備えた構造における、内カバ−と外カバ−間の密着性を
調整することにより、飛び特性を高めたゴルフボ−ルを
提供することを目的とする。 【解決手段】球状の弾性コアを樹脂製内カバ−と外面に
ディンプルを備えた比較的硬質の樹脂またはゴム製外カ
バ−とで被覆したゴルフボ−ルにおいて、上記内カバ−
は周上ほぼ均等に分散配置された多数の小孔を有する一
方、外カバ−はこれら小孔を満たすようにその内面から
上記小孔内へ延びる突起を具備し、内カバ−と外カバ−
との間で、周方向に延びる比較的粗い接触界面と小孔壁
面に沿った滑らかな径方向接触界面を形成したゴルフボ
−ル。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本明は飛び特性に優れたソリ
ッドタイプのゴルフボ−ルの改良に関するものである。
ッドタイプのゴルフボ−ルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボ−ルは、糸ゴムを球状に巻き付
けて形成した芯をバラタカバ−で被覆した、いわゆる糸
ゴムタイプと、反発係数が高い硬質ゴム製の球芯(コ
ア)を引き裂き抵抗及び耐摩耗性に優れる樹脂カバ−で
被覆した、いわゆるソリッドタイプが一般的であるが、
後者の方が飛距離の面で優れているところから、ゴルフ
ァ−には、このタイプの方が圧倒的に好評である。
けて形成した芯をバラタカバ−で被覆した、いわゆる糸
ゴムタイプと、反発係数が高い硬質ゴム製の球芯(コ
ア)を引き裂き抵抗及び耐摩耗性に優れる樹脂カバ−で
被覆した、いわゆるソリッドタイプが一般的であるが、
後者の方が飛距離の面で優れているところから、ゴルフ
ァ−には、このタイプの方が圧倒的に好評である。
【0003】しかしながら、ソリッドゴルフボ−ルは、
ヒットしたときの比較的硬い打感、ショ−トアイアンに
よる打球のスピンがかかり難いなど、未だ改良の余地が
あり、これ等に対して次のような改良例が知られてい
る。その第1は、コアとカバ−の間に、カバ−よりも硬
度が低い比較的薄肉の樹脂製中間層を1層、場合によっ
ては2層配置した構造である。
ヒットしたときの比較的硬い打感、ショ−トアイアンに
よる打球のスピンがかかり難いなど、未だ改良の余地が
あり、これ等に対して次のような改良例が知られてい
る。その第1は、コアとカバ−の間に、カバ−よりも硬
度が低い比較的薄肉の樹脂製中間層を1層、場合によっ
ては2層配置した構造である。
【0004】そして第2は、上記樹脂中間層をコアとカ
バ−の間に配置した構造において、例えば特開平10−
216270号公報にみられるように、中間層(以下内
カバ−と云う)の表面全体に小突起を設け、その外側を
カバ−(以下外カバ−と云う)によって被覆したもので
ある。これに類似する構造として、小突起を外カバ−の
内周面に設け、上記内カバ−内へ突出させた構造も提案
されている。この場合も内カバ−は、通常外カバ−より
硬度が低い樹脂材が用いられ、また突起の高さは、内カ
バ−上に設ける場合、外カバ−の厚みよりも多少低く、
また外カバ−側に設けたときは、内カバ−の厚みよりも
多少低く設定される場合が多い。そうすることによっ
て、内カバ−より延びる突起相互間には外カバ−材が、
または外カバ−より延びる突起相互間には内カバ−材が
介在するため、ゴルフボ−ルを半径方向にみたとき小突
起の部分は、外カバ−と内カバ−をミックスした性質の
第三の層が実質上存在することとなる。
バ−の間に配置した構造において、例えば特開平10−
216270号公報にみられるように、中間層(以下内
カバ−と云う)の表面全体に小突起を設け、その外側を
カバ−(以下外カバ−と云う)によって被覆したもので
ある。これに類似する構造として、小突起を外カバ−の
内周面に設け、上記内カバ−内へ突出させた構造も提案
されている。この場合も内カバ−は、通常外カバ−より
硬度が低い樹脂材が用いられ、また突起の高さは、内カ
バ−上に設ける場合、外カバ−の厚みよりも多少低く、
また外カバ−側に設けたときは、内カバ−の厚みよりも
多少低く設定される場合が多い。そうすることによっ
て、内カバ−より延びる突起相互間には外カバ−材が、
または外カバ−より延びる突起相互間には内カバ−材が
介在するため、ゴルフボ−ルを半径方向にみたとき小突
起の部分は、外カバ−と内カバ−をミックスした性質の
第三の層が実質上存在することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなコア、内カ
バ−、および外カバ−よりなるマルチ構造のソリッドゴ
ルフボ−ルは、通常次のようにして成形される。即ち、
ゴム材を用い金型内で球状にコアを加硫成形し、次いで
この球状コアを内カバ−成形金型内に移して熱可塑性樹
脂を金型内へ圧入し、コアの周囲を被覆することによっ
て内カバ−を形成する。そして更にこの内カバ−被覆コ
アを外カバ−成形金型内に移し、類似の熱可塑性樹脂を
圧入して最終製品の外観を呈したゴルフボ−ルの成形は
終了する訳である。
バ−、および外カバ−よりなるマルチ構造のソリッドゴ
ルフボ−ルは、通常次のようにして成形される。即ち、
ゴム材を用い金型内で球状にコアを加硫成形し、次いで
この球状コアを内カバ−成形金型内に移して熱可塑性樹
脂を金型内へ圧入し、コアの周囲を被覆することによっ
て内カバ−を形成する。そして更にこの内カバ−被覆コ
アを外カバ−成形金型内に移し、類似の熱可塑性樹脂を
圧入して最終製品の外観を呈したゴルフボ−ルの成形は
終了する訳である。
【0006】このようにして成形されたゴルフボ−ル
は、構成層相互間の界面が互いに密着してはいるが、接
着はしていない。このような積層界面が接着されていな
いボ−ルを、特にロフトが大きいクラブでヒットする
と、ボ−ル内に発生する剪断応力にロスが生じ、予期し
たスピンはかかり難いと云う欠点がある。この低スピン
の傾向はボ−ルの表面に近い、内カバ−と外カバ−間に
おいて、より顕著である。この点に関し、内カバ−と外
カバ−間に、上に述べた小突起を介在させ、機械的結合
を向上させることはできるが、なお満足できる程スピン
特性に反映されるものではい。本発明は、上記問題点に
鑑みなされたもので、コアと外カバ−との間に内カバ−
を備えた構造における内カバ−と外カバ−間の密着性を
所定の力の作用方向に対応して高め、また低めることに
より、スピンを必要とするクラブでヒットしたとき高い
スピン特性が得られ、一方飛距離を必要とするクラブで
ヒットしたときは低めのスピンをもって大きい飛距離を
得ることが可能な、飛び特性に優れるゴルフボ−ルを提
供することを目的とする。
は、構成層相互間の界面が互いに密着してはいるが、接
着はしていない。このような積層界面が接着されていな
いボ−ルを、特にロフトが大きいクラブでヒットする
と、ボ−ル内に発生する剪断応力にロスが生じ、予期し
たスピンはかかり難いと云う欠点がある。この低スピン
の傾向はボ−ルの表面に近い、内カバ−と外カバ−間に
おいて、より顕著である。この点に関し、内カバ−と外
カバ−間に、上に述べた小突起を介在させ、機械的結合
を向上させることはできるが、なお満足できる程スピン
特性に反映されるものではい。本発明は、上記問題点に
鑑みなされたもので、コアと外カバ−との間に内カバ−
を備えた構造における内カバ−と外カバ−間の密着性を
所定の力の作用方向に対応して高め、また低めることに
より、スピンを必要とするクラブでヒットしたとき高い
スピン特性が得られ、一方飛距離を必要とするクラブで
ヒットしたときは低めのスピンをもって大きい飛距離を
得ることが可能な、飛び特性に優れるゴルフボ−ルを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、球状の弾性コ
アを樹脂製内カバ−と外面にディンプルを備えた比較的
硬質の樹脂またはゴム製外カバ−とで被覆したゴルフボ
−ルにおいて、上記内カバ−は周上ほぼ均等に分散配置
された多数の小孔を有する一方、外カバ−はこれら小孔
を満たすようにその内面から上記小孔内へ延びる突起を
具備し、内カバ−と外カバ−との間で、周方向に延びる
比較的粗い接触界面と小孔壁面に沿った滑らかな径方向
接触界面を形成しているこよを特徴とするゴルフボ−ル
である。
アを樹脂製内カバ−と外面にディンプルを備えた比較的
硬質の樹脂またはゴム製外カバ−とで被覆したゴルフボ
−ルにおいて、上記内カバ−は周上ほぼ均等に分散配置
された多数の小孔を有する一方、外カバ−はこれら小孔
を満たすようにその内面から上記小孔内へ延びる突起を
具備し、内カバ−と外カバ−との間で、周方向に延びる
比較的粗い接触界面と小孔壁面に沿った滑らかな径方向
接触界面を形成しているこよを特徴とするゴルフボ−ル
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記内カバ−
に設ける小孔の直径は、0.8〜3.0mmが好ましく、
また1.0〜2.0mmの範囲がより好ましい。また上記
小孔はコアに達する貫通孔であって、内カバ−の周上5
0〜500個、更には150〜400個実質上均等設け
ることが好ましい。上記内外カバ−の周面(周方向界
面)は0.01〜0.2mm の深さの凹凸を形成し、一
方上記突起を満たした小孔の壁面は滑らかに形成するこ
とが好ましい。
に設ける小孔の直径は、0.8〜3.0mmが好ましく、
また1.0〜2.0mmの範囲がより好ましい。また上記
小孔はコアに達する貫通孔であって、内カバ−の周上5
0〜500個、更には150〜400個実質上均等設け
ることが好ましい。上記内外カバ−の周面(周方向界
面)は0.01〜0.2mm の深さの凹凸を形成し、一
方上記突起を満たした小孔の壁面は滑らかに形成するこ
とが好ましい。
【0009】
【実施例】以下図面に基づき説明する。図1は本発明を
における一実施例を示すゴルフボ−ルの断面図であり、
図2は、同ボ−ルの内カバ−の平面拡大図であるする。
図1においてゴルフボ−ル1 は、中心部を占めるコア3
を順次被覆した内カバ−3 および外カバ−4 よりなる。
外カバ−4 の外表面は、図示を省略しているが、常法に
より多数のディンプルを具備する。
における一実施例を示すゴルフボ−ルの断面図であり、
図2は、同ボ−ルの内カバ−の平面拡大図であるする。
図1においてゴルフボ−ル1 は、中心部を占めるコア3
を順次被覆した内カバ−3 および外カバ−4 よりなる。
外カバ−4 の外表面は、図示を省略しているが、常法に
より多数のディンプルを具備する。
【0010】コア2 の材質について特に限定はないが、
例えばポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、天然
ゴム、シリコンゴム等を主成分とする加硫ゴムを用いる
ことが出来る。しかし、反発性を高めるためには、ポリ
ブタジエンゴムまたはポリイソプレンゴムを主成分とす
る加硫ゴムが好適である。この実施例においてはポリブ
タジエンゴムを適用している。コア2 の硬さは、100
kg 荷重をコア2 に加えたときの変形量として、2〜6m
m が好ましい。この実施例の変形量は2.9mm であ
る。
例えばポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、天然
ゴム、シリコンゴム等を主成分とする加硫ゴムを用いる
ことが出来る。しかし、反発性を高めるためには、ポリ
ブタジエンゴムまたはポリイソプレンゴムを主成分とす
る加硫ゴムが好適である。この実施例においてはポリブ
タジエンゴムを適用している。コア2 の硬さは、100
kg 荷重をコア2 に加えたときの変形量として、2〜6m
m が好ましい。この実施例の変形量は2.9mm であ
る。
【0011】内カバ−3 の材料についても特別限定はな
いが、耐久性の面から耐衝撃性に強いポリエステルエラ
ストマ−、アイオノマ−樹脂、ウレタン系樹脂、スチレ
ン系エラストマ−、水添ブタジエン樹脂等を主成分とし
て用いることができる。この実施例においてはポリエス
テルエラストマ−を使用した。内カバ−3 の硬さとし
て、ショアD 硬度が10〜55°、好ましくは15〜4
0°である。この実施例の場合30°である。内カバ−
3 の厚みは0.5〜5.0mm が好ましく、1.0〜
3.0mm がより好ましい。この実施例では1.8mm あ
る。
いが、耐久性の面から耐衝撃性に強いポリエステルエラ
ストマ−、アイオノマ−樹脂、ウレタン系樹脂、スチレ
ン系エラストマ−、水添ブタジエン樹脂等を主成分とし
て用いることができる。この実施例においてはポリエス
テルエラストマ−を使用した。内カバ−3 の硬さとし
て、ショアD 硬度が10〜55°、好ましくは15〜4
0°である。この実施例の場合30°である。内カバ−
3 の厚みは0.5〜5.0mm が好ましく、1.0〜
3.0mm がより好ましい。この実施例では1.8mm あ
る。
【0012】外カバ−4 の材料は、耐摩耗、耐カット性
に優れるアイオノマ−樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂およびバラタゴムを含む混合物を使用するこ
とができる。この実施例においては、アイオノマ−樹脂
主体の材料を用いた。外カバ−4 の硬さとして、ショア
D 硬度は40〜70°、より好ましくは50〜65°で
あって、内カバ−より高硬度を有することが好ましい。
この実施例では55°である。外カバ−4 の厚みは、後
述する突起の高さをの除いて0.5〜4.0mm であ
る。この実施例では1.8mm とした。
に優れるアイオノマ−樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂およびバラタゴムを含む混合物を使用するこ
とができる。この実施例においては、アイオノマ−樹脂
主体の材料を用いた。外カバ−4 の硬さとして、ショア
D 硬度は40〜70°、より好ましくは50〜65°で
あって、内カバ−より高硬度を有することが好ましい。
この実施例では55°である。外カバ−4 の厚みは、後
述する突起の高さをの除いて0.5〜4.0mm であ
る。この実施例では1.8mm とした。
【0013】内カバ−3 には、周囲全体に亘って50〜
500個、好ましくは150〜400個小孔5 が実質上
均等に配置され(図2)、これら小孔5 内に外カバ−の
一部が進入充満することによって突起6 を形成してい
る。小孔の直径は最大部分で0.5〜4.0mm の円筒
状、ボ−ル中心に向かって先細りの円錐形状、同じく円
錐台状等の形状が考えられ、また深さは、内カバ−の厚
みの50〜100%、好ましくは70〜100%であ
る。この実施例においては直径1.6mm の、コアの表
面9 に達する円筒形貫通孔(深さ100%)を250個
配置した。
500個、好ましくは150〜400個小孔5 が実質上
均等に配置され(図2)、これら小孔5 内に外カバ−の
一部が進入充満することによって突起6 を形成してい
る。小孔の直径は最大部分で0.5〜4.0mm の円筒
状、ボ−ル中心に向かって先細りの円錐形状、同じく円
錐台状等の形状が考えられ、また深さは、内カバ−の厚
みの50〜100%、好ましくは70〜100%であ
る。この実施例においては直径1.6mm の、コアの表
面9 に達する円筒形貫通孔(深さ100%)を250個
配置した。
【0014】内カバ−3 の外側表面8 は深さ0.01〜
0.2mm の凹凸10 を一面に備え、内カバ−に重なる外
カバ−の内表面9 の一部が上記凹凸面に馴染むように入
り組み、両者の凹凸界面を形成することとなる。内カバ
−の表面8 に凹凸を形成する場合は、内壁面にロ−レッ
ト加工、サンドブラスト等のショットブラスト加工、ま
たは各種研磨加工を施した金型を用いて、コアを被覆す
る際に、凹凸面を内カバ−の外表面に型付けしたり、滑
らかな内壁面を備えた金型を用いて形成した内ガバ−に
対し、例えば必要な粗さのサンドペ−パ−、または砥石
を貼り付けたボ−リミル内に、コア被覆内カバ−を入れ
回転させたり、またセンタレス研磨、バレル研磨、サン
ドブラスト等のショットブラスト等によって凹凸、また
は粗面を設けることができる。その場合小孔の壁面は滑
らかな状態に保持(または形成)する必要がある。この
実施例においては、コア被覆内カバ−に対しセンタレス
研磨を施し、約0.1mm の深さの凹凸を内カバ−の表
面8 全体に設けた。このような凹凸を具備する内カバ−
に積層された外カバ−の界面は、後述するテストを行っ
た後解剖して調べた結果、内カバ−の凹凸10 に馴染む
ようにして一体に結合されていた。
0.2mm の凹凸10 を一面に備え、内カバ−に重なる外
カバ−の内表面9 の一部が上記凹凸面に馴染むように入
り組み、両者の凹凸界面を形成することとなる。内カバ
−の表面8 に凹凸を形成する場合は、内壁面にロ−レッ
ト加工、サンドブラスト等のショットブラスト加工、ま
たは各種研磨加工を施した金型を用いて、コアを被覆す
る際に、凹凸面を内カバ−の外表面に型付けしたり、滑
らかな内壁面を備えた金型を用いて形成した内ガバ−に
対し、例えば必要な粗さのサンドペ−パ−、または砥石
を貼り付けたボ−リミル内に、コア被覆内カバ−を入れ
回転させたり、またセンタレス研磨、バレル研磨、サン
ドブラスト等のショットブラスト等によって凹凸、また
は粗面を設けることができる。その場合小孔の壁面は滑
らかな状態に保持(または形成)する必要がある。この
実施例においては、コア被覆内カバ−に対しセンタレス
研磨を施し、約0.1mm の深さの凹凸を内カバ−の表
面8 全体に設けた。このような凹凸を具備する内カバ−
に積層された外カバ−の界面は、後述するテストを行っ
た後解剖して調べた結果、内カバ−の凹凸10 に馴染む
ようにして一体に結合されていた。
【0015】本発明になる上記実施例と、3種類の比較
例との間でロボットによる打撃テストを行い評価した。
例との間でロボットによる打撃テストを行い評価した。
【0016】 注:A…周方向表面のみセンタレス研磨により平均0.
1mmの凹凸粗面形成。 B…周方向表面、小孔壁面共にサンドブラストにより平
均0.1mmの凹凸粗面形成。 C…研磨せず(周方向表面、小孔壁面とも滑らか)。 D…周方向表面をセンタレス研磨により平均0.1mmの
凹凸粗面形成。 なお、比較例1および2は、内カバ−の上記注に示す表
面状態以外は、総て実施例1と同一に形成し、また比較
例3も、小孔を有しない点と上記表面状態以外は総て実
施例と同一に形成した。 表2におけるW1は、1番ウッド(ドライバ−)を、S
Wはサンドウエッジをそれぞれ意味し、またHS45
は、ヘッドスピ−ド45m/s を、HS25は、同様に2
5m/s をそれぞれ意味する。
1mmの凹凸粗面形成。 B…周方向表面、小孔壁面共にサンドブラストにより平
均0.1mmの凹凸粗面形成。 C…研磨せず(周方向表面、小孔壁面とも滑らか)。 D…周方向表面をセンタレス研磨により平均0.1mmの
凹凸粗面形成。 なお、比較例1および2は、内カバ−の上記注に示す表
面状態以外は、総て実施例1と同一に形成し、また比較
例3も、小孔を有しない点と上記表面状態以外は総て実
施例と同一に形成した。 表2におけるW1は、1番ウッド(ドライバ−)を、S
Wはサンドウエッジをそれぞれ意味し、またHS45
は、ヘッドスピ−ド45m/s を、HS25は、同様に2
5m/s をそれぞれ意味する。
【0017】
【発明の効果】このように本発明になるゴルフボ−ル
は、表2に示すテスト結果に表れているように、クラブ
のロフト依存性が有利に改善される。より詳細には、弾
性コアを被覆した内カバ−と外カバ−間において、周方
向については粗い接触界面を介して密着性が向上するた
め、ロフトの大きいクラブでヒットしたとき、必要なス
ピン特性が向上し、一方内カバ−に設けた小孔群と、こ
れ等内部を満たす外カバ−の突起との間は滑らかな界面
を形成しているため、ロフトが小さいクラブでヒットし
たとき、主として受けるボ−ルの径方向変形は、内外カ
バ−間ではお互い物理的に実質上拘束されず、そのため
比較的軟質な内カバ−の変形が大きく影響し、即ちイン
パクトによるボ−ルの変形が増大することによってため
スピン量が減少、反撥が増大し、飛距離が有利に向上す
るのである。
は、表2に示すテスト結果に表れているように、クラブ
のロフト依存性が有利に改善される。より詳細には、弾
性コアを被覆した内カバ−と外カバ−間において、周方
向については粗い接触界面を介して密着性が向上するた
め、ロフトの大きいクラブでヒットしたとき、必要なス
ピン特性が向上し、一方内カバ−に設けた小孔群と、こ
れ等内部を満たす外カバ−の突起との間は滑らかな界面
を形成しているため、ロフトが小さいクラブでヒットし
たとき、主として受けるボ−ルの径方向変形は、内外カ
バ−間ではお互い物理的に実質上拘束されず、そのため
比較的軟質な内カバ−の変形が大きく影響し、即ちイン
パクトによるボ−ルの変形が増大することによってため
スピン量が減少、反撥が増大し、飛距離が有利に向上す
るのである。
【図1】本発明の一実施例を示すゴルフボ−ルの断面
図。
図。
【図2】図1における内カバ−の平面拡大図。
1 ゴルフボ−ル 2 コア 3 内カバ− 4 外カバ− 5 小孔 6 突起 7 界面
Claims (5)
- 【請求項1】球状の弾性コアを樹脂製内カバ−と外面に
ディンプルを備えた比較的硬質の樹脂またはゴム製外カ
バ−とで被覆したゴルフボ−ルにおいて、上記内カバ−
は周上ほぼ均等に分散配置された多数の小孔を有する一
方、外カバ−はこれら小孔を満たすようにその内面から
上記小孔内へ延びる突起を具備し、内カバ−と外カバ−
との間で、周方向に延びる比較的粗い接触界面と小孔壁
面に沿った滑らかな径方向接触界面を形成しているこよ
を特徴とするゴルフボ−ル。 - 【請求項2】上記内カバ−に設けた小孔は0.8〜3mm
の直径を有することを特徴とする請求項1記載のゴル
フボ−ル。 - 【請求項3】上記内カバ−の小孔は貫通孔であることを
特徴とする請求項1乃至2記載のゴルフボ−ル。 - 【請求項4】上記内カバ−は50〜500個の小孔を有
することを特徴とする請求項1乃至3記載のゴルフボ−
ル。 - 【請求項5】上記内外カバ−の界面は約0.01〜0.
2mm の深さの凹凸によって形成されていることを特徴
とする請求項1乃至4記載のゴルフボ−ル。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP11103753A JP2000288123A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | ゴルフボ−ル |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103753A JP2000288123A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | ゴルフボ−ル |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288123A true JP2000288123A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14362329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11103753A Pending JP2000288123A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | ゴルフボ−ル |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2000288123A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4267217A (en) * | 1978-12-27 | 1981-05-12 | Brooker Bernard F | Ball |
| US5692973A (en) * | 1995-06-07 | 1997-12-02 | Acushnet Company | Golf ball |
| US5882567A (en) | 1996-02-16 | 1999-03-16 | Acushnet Company | Method of making a golf ball having multiple layers |
| JP3453024B2 (ja) * | 1996-04-24 | 2003-10-06 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| KR100222120B1 (ko) | 1997-02-10 | 1999-10-01 | 황춘근 | 내측 커바의 표면에 돌출부들을 갖고 있는 다층 구조의 골프공 |
| JP3909127B2 (ja) * | 1997-09-18 | 2007-04-25 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| JPH11114092A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-27 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール成形用金型及びゴルフボール |
| JPH11299931A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-02 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール |
| US5984807A (en) * | 1998-08-20 | 1999-11-16 | Callaway Golf Company | Golf ball |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103753A patent/JP2000288123A/ja active Pending
-
2000
- 2000-04-11 US US09/546,520 patent/US6296578B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6296578B1 (en) | 2001-10-02 |
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