JP2000288303A - 油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法 - Google Patents

油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法

Info

Publication number
JP2000288303A
JP2000288303A JP9927799A JP9927799A JP2000288303A JP 2000288303 A JP2000288303 A JP 2000288303A JP 9927799 A JP9927799 A JP 9927799A JP 9927799 A JP9927799 A JP 9927799A JP 2000288303 A JP2000288303 A JP 2000288303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
water
fibrous sheet
fiber
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9927799A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tezuka
悟 手塚
Tomiyasu Sakurai
富康 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP9927799A priority Critical patent/JP2000288303A/ja
Publication of JP2000288303A publication Critical patent/JP2000288303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油中に混在する微小水滴の比率が高い場合で
も、混在する微小水滴を容易かつ短時間に泡の発生を抑
えつつ粗粒化し、油と水の分離を効率よく行える油水分
離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法を提供
する。 【解決手段】(1)単繊維直径0.1〜3.7μmの繊
維を主体とし、繊維充填率が10〜70%で繊維表面の
臨界表面張力が40dyne/cm 以上である繊維状シート
(A) 、疎水性の繊維状シート(B) および単繊維直径5〜
40μmの繊維を主体とし、繊維充填率が20%以下で
繊維表面の臨界表面張力が50dyne/cm 以下である繊維
状シート(C) を順に重ねあわせた油水分離フィルター。
(2)前記油水分離フィルターに、油水混合液を該フィ
ルターを構成する繊維状シート(A) 側から供給して通過
させ、該油水混合液に混在する微小水滴を粗粒化させて
水または油を分離する油水混合液の粗粒化分離方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油水分離フィルター
および油水混合液の粗粒化分離方法に関し、さらに詳し
くは特に油中に多量に混在する微小水滴を粗粒化分離す
るのに好適な油水分離フィルターおよびこれを用いた油
水混合液の粗粒化分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エチルベンゼンやスチレンなどの
プラント、または写真薬品や医薬品等の製造工程では、
有機溶剤反応物中の水溶性不純物を除去する目的で水溶
性溶媒を任意の割合(少なくとも数10重量%)で加え
て混合し、水溶性溶媒に不純物を溶解させた後、デカン
ターにより有機溶剤反応物と水溶性溶媒を静置分離する
ことにより、有機溶剤反応物を回収する方法が採用され
ている。しかし、デカンター分離には一定の静置時間が
必要であり、迅速な分離ができず、また回収した有機溶
剤反応物中に水が残存し、製品不良が生じ易いという欠
点があった。
【0003】また油中に分散した微小水滴を分離する方
法として、処理液を特定の油水分離フィルターに通過さ
せて液中の微小水滴を粗粒化し、この水滴を比重差によ
って分離するという粗粒化分離方法が知られている。例
えば特開昭61−257211号公報には、油水分離フ
ィルターとして、単繊維直径0.1〜10μmの繊維を
主体とし、繊維充填率10〜70%で、繊維表面の臨界
表面張力が35dyne/cm 以上の繊維状シートを油水分離
フィルターとして用いることが提案されている。また特
開昭63−156508号公報には、特定の不織布シー
トの少なくとも片面に補強材を重ね一体に接合した油中
分離フィルターシートを折り畳んでプリーツ層にしたカ
ートリッジ型の油水分離フィルターが提案されている。
【0004】しかし、上記油水分離フィルターでは、油
中に混在する水の比率が比較的低い場合にはある程度の
良好な結果が得られるが、例えば、油中に50重量%以
上の水が微小水滴で混在する場合には、該混合液をフィ
ルターに通過させても十分な粗粒化効果が得られず、ま
た分離に要する時間が長くなるなどの問題があった。ま
たフィルター通過後の水滴が泡状となり、水と油(有機
溶剤等)の界面が不明瞭となり、回収した油中に水が混
入し易く、分離性能が低下するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題点を解決し、油中に混在する微小水滴の
比率が高い場合でも、混在する微小水滴を容易にかつ短
時間に泡の発生を抑えつつ粗粒化し、油と水の分離を効
率よく行うことができる油水分離フィルターおよびこれ
を用いた油水混合液の粗粒化分離方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
鑑み、鋭意検討した結果、油水混合液が通過する第一層
の親水性の繊維状シートの後流に疎水性の繊維状シート
を配し、さらに該シートの後流に特定の充填率等を有す
る繊維状シートを配することにより、水の混在率の高い
油水混合液の場合でも効率よく微小水滴の粗粒化がで
き、瞬時にかつ確実に水と油を分離できることを見いだ
し、本発明に到達したものである。すなわち、本願で特
許請求される発明は以下のとおりである。
【0007】(1)単繊維直径0.1〜3.7μmの繊
維を主体とし、繊維充填率が10〜70%で繊維表面の
臨界表面張力が40dyne/cm 以上である繊維状シート
(A) 、疎水性の繊維状シート(B) 、および単繊維直径5
〜40μmの繊維を主体とし、繊維充填率が20%以下
で繊維表面の臨界表面張力が50dyne/cm 以下である繊
維状シート(C) を順に重ねあわせたことを特徴とする油
水分離フィルター。 (2)前記繊維状シート(B) と前記繊維状シート(C) の
間に補強シートを配置したことを特徴とする(1)に記
載の油水分離フィルター。 (3)単繊維直径0.1〜3.7μmの繊維を主体と
し、繊維充填率が10〜70%で繊維表面の臨界表面張
力が40dyne/cm 以上である繊維状シート(A) および疎
水性の繊維状シート(B) を重ね合わせた積層物を折り畳
み、該繊維状シート(A) が内側となるように円筒状のプ
リーツ層を形成し、該プリーツ層の外周に単繊維直径5
〜40μmの繊維を主体とし、繊維充填率が20%以下
で繊維表面の臨界表面張力が50dyne/cm 以下である繊
維状シート(C) を配置したことを特徴とするカートリッ
ジ型の油水分離フィルター。
【0008】(4)前記積層物の繊維状シート(B) 側に
補強シートを配置し、または前記積層物の両面にそれぞ
れ補強シートを配置したことを特徴とする(3)に記載
のカートリッジ側の油水分離フィルター。 (5)(1)〜(4)のいずれかに記載の油水分離フィ
ルターに、油水混合液を該フィルターを構成する繊維状
シート(A) 側から供給して通過させ、該油水混合液に混
在する微小水滴を粗粒化させて水または油を分離するこ
とを特徴とする油水混合液の粗粒化分離方法。
【0009】
【作用】本発明の油水分離フィルターにおける微小水滴
の粗粒化分離機能を図1に基づいて説明する。図1の
(1) は、油水混合液が第一層目の繊維状シートAを通過
することにより微小水滴が泡状を形成する状況を示し、
(2) は、繊維状シートAの通過により生じた泡が、後流
に配された疎水性の繊維状シートBの通過により水滴を
形成する状況を示し、(3) は、疎水性の繊維状シートB
を通過した水滴が、繊維状シートCの通過でさらに粗大
化して離脱する状況を示した説明図である。
【0010】図1の(1) において、油水混合液(処理
液)1に混在する微小水滴(通常、0.1〜50μm)
2は、第一層目の臨界表面張力が40dyne/cm 以上であ
る繊維状シートAを通過する際に、親水性である該繊維
状シートAの繊維表面に捕集されて凝集し、粗粒化され
るが、水の混在率が高い場合は、粗粒化した水滴が、該
繊維表面から連続して押し出される結果、球状とならず
に泡状の水3となる。この泡状の水3は、該繊維状シー
トAを通過した油10との境界面に浮遊し、該境界面を
不明瞭にし、比重差分離に悪影響を与える。しかし、図
1(2) に示すように、上記繊維状シートAの後流に疎水
性の繊維状シートBが存在することにより、繊維状シー
トAで生じた泡状の水3が分解して例えば0.5mm程度
の水滴4を形成する。0.5mmの水滴でも比重差分離は
可能であるが、さらに図1(3) に示すように、該疎水性
の繊維状シートBの後流に臨界表面張力が50dyne/cm
以下の繊維状シートCを存在させることにより、上記
0.5mmの水滴4が1〜10mmの水滴に粗大化して脱離
するため、水と油の比重差分離を瞬時にかつ確実に行う
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に使用される繊維状シート
(A) は、単繊維直径0.1〜3.7μm、好ましくは
0.3〜2.5μmの繊維を主体とし、繊維充填率が1
0〜70%、好ましくは20〜60%で、繊維表面の臨
界表面張力が40dyne/cm 以上、好ましくは50dyne/c
m 以上、より好ましくは50〜73dyne/cm であり、親
水性を有する繊維状のシートである。単繊維直径が0.
1μm未満では実質的に繊維の工業的製造が困難であ
り、また3.7μmを超えると油水混合液中に混在する
微小水滴の十分な粗粒化性能が得られない。本発明にお
いて、「繊維を主体とし」とは、繊維状シートを構成す
る繊維の総重量に対して上述の単繊維直径0.1〜3.
7μmの繊維の重量が50%以上、好ましくは70%以
上であることをいう。該単繊維直径を有する繊維の重量
が、繊維状シートを構成する繊維の総重量の50%未満
では、十分な粗粒化効果を得ることができない。
【0012】また繊維充填率が10%未満では粗粒化効
果が低く、繊維のへたりにより繊維状シートの繊維充填
率が増大し、液透過性が低下する。また70%を超える
と事実上工業的に使用可能な液透過性が得られない。本
発明において、繊維充填率とは下記式で定義されるもの
をいう。 繊維充填率(%)=(繊維状シートの密度/繊維の真の
密度)×100 また繊維表面の臨界表面張力が40dyne/cm 未満では、
水の表面表力が不純物を溶解している場合も含めて50
〜73dyne/cm の範囲にあるため、油水混合液に混在す
る微小水滴が繊維表面と接触しにくく、繊維表面での微
小水滴の粗粒化が不十分となる。
【0013】本発明において、臨界表面張力は、以下の
方法で測定されたものをいう。すなわち、繊維状シート
(A) を形成している繊維と同一素材の無孔質フィルムを
作り、測定サンプルとするが、繊維表面に種々の加工剤
がコーティングされ、または化学結合されている場合
は、まず繊維と同一素材の無孔質フィルムを作り,同一
加工剤を繊維表面にコーティングまたは化学結合させた
ときと同じ条件下で処理を行って測定サンプルとする。
臨界表面張力は接触角θ=0度のときの表面張力である
から、上記サンプルの接触角を種々の表面張力を有する
液体で測定し、外挿法によりθ=0のときの表面張力を
求めて臨界表面張力とする。
【0014】上記繊維状シート(A) の形態には特に制限
はなく、織布、編布、不織布のいずれであってもよい。
また繊維状シートを構成する繊維素材にも何ら限定され
ず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンテレフタレートアジペート、ポリエチレンテレフタレ
ート・イソフタレート、ポリエチレンテレフタレート・
セバケート、ポリエチレンテレフタレート・ドデカンジ
オエート、ポリプチレンテレフタレートなどのポリエス
テル系共重合体の繊維、ポリヘキサメチレンアジパミ
ド、ポリヘキサメチレンセバカミド、ポリヘキサメチレ
ンデカミド、ポリヘキサメチレンヘキサミド、ポリカプ
ラミド、ポリオクタミド、ポリノナミド、ポリカミド、
ポリテトラミドなどのポリアミドの繊維、ポリアミド・
イミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリパラオキシベ
ンゾエートなどのポリエステルエーテルの繊維、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデ
ン、ポリテトラフルオロエチレンなどのハロゲン含有重
合体の繊維、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリ
オレフィンの繊維、各種アクリル繊維およびポリビニル
アルコール系繊維、再生セルロース、アセテート、木
綿、麻、絹、羊毛などの天然繊維等が用いられる。これ
らは単独でまたは組み合わせて使用される。
【0015】繊維自身がその素材の持つ親水性のために
繊維表面の臨界表面張力が40dyne/cm 以上である場
合、例えば、ポリビニルアルコールの水酸基のように親
水性の官能基を有する高分子からなる繊維やポリアルキ
レンオキサイド鎖含有ビニル共重合体のように共重合に
よって親水性のある高分子となっている場合などでは、
その繊維自身で繊維状シート(A) を構成することができ
る。
【0016】一方、繊維自身のもつ繊維表面の臨界表面
張力が40dyne/cm 未満である場合には、該繊維表面を
親水化しなければならない。表面を親水化する方法には
何ら限定されるものではないが、例えば、水酸基、カル
ボキシル基、アミノ基、ケトン基、スルホン基などの親
水性のある官能基を化学反応により繊維高分子に導入す
る方法、グラフト重合によってアクリル酸のような、ア
ルカリ処理を施すことで親水性を持つ化合物を側鎖に導
入する方法、ポリエチレングリコール、ポリカルボン
酸、ポリイソシアネート、ビニル基、グリシジルエーテ
ル基、ポリアミン、N−メトキシメチロールなどを含有
したポリアルキレンオキサイド、高分子電解質、親水性
のセルロース系物質などの親水性を有する加工剤によっ
て繊維表面を親水化する方法などにより、繊維表面の臨
界表面張力を40dyne/cm 以上にすることができる。
【0017】本発明に用いられる繊維状シート(B) は疎
水性のものであれば特に制限はない。ここで、疎水性の
繊維状シートとは、JIS-L-1092B 法で測定した耐水圧が
100mmH2O 以上、好ましくは200〜1000mmH2O
のものをいう。疎水性の繊維状シートを構成する繊維と
しては、例えばポリテトラフルオロエチレン繊維、ポリ
プロピレン繊維、ポリエチレン繊維等の疎水性繊維が用
いられる。また合成繊維等のメルトブロー繊維不織布に
撥水加工を施すことによって所定の撥水性を付与した不
織布シートを用いてもよい。不織布シートの撥水加工は
通常の方法で行えばよく、例えば、アクリル酸パーフル
オロアルコールなどのフッソ系樹脂、ジメチルシリコー
ンなどのシリコーン系樹脂、パラフィン系樹脂、ワック
ス系樹脂等の公知の撥水加工剤を、原糸製造時または繊
維構造体にパティング、浸漬、スプレー、吸尽等の方法
で付与することができる。さらに必要に応じて撥水加工
剤を付与した後、熱処理を行ってもよい。
【0018】上記繊維シート(B) の単繊維直径には特に
制限はないが、繊維状シート(A) で生じた泡を分解し易
くし、繊維状シート(C) での水滴の粗大化の点から、繊
維状シート(A) の単繊維直径よりも大きく、繊維状シー
ト(C) のものよりも小さくするのが好ましく、より好ま
しい単繊維直径は3〜10μmである。本発明に用いら
れる繊維状シート(C) は、単繊維直径5〜40μm、好
ましくは10〜30μmの繊維を主体とし、繊維充填率
が20%以下、好ましくは1〜10%で、繊維表面の臨
界表面張力が50dyne/cm 以下、好ましくは45dyne/c
m 以下である繊維状シートである。該繊維状シート(C)
の形態は織物、編物、不織布等のいずれでもよく、また
繊維素材としては上記繊維状シート(A) に記載したもの
と同一のものを用いることができる。
【0019】該繊維状シート(C) の単繊維直径が5μm
未満または40μmを超えると繊維表面の粗粒化効果が
低下する。この場合の「繊維を主体とし」とは上記繊維
状シート(A) の場合と同様である。また繊維状シート
(C) の繊維充填率が20%を超えると、水滴の粗大化が
阻害される。繊維充填率が20%以下の繊維状シートの
製造方法には何ら限定されず、例えば、繊維を3次元的
に交絡させる柱状流等の高速流体を利用する方法、ニー
ドルパンチなどの機械力を利用する方法などを採用する
ことができる。
【0020】また繊維表面の臨界表面張力が50dyne/c
m を超える場合には、疎水性の繊維状シート(B) で形成
された0.5mm程度の水滴を1〜10mmの水滴に粗大化
させるのが困難となる。該繊維状シート(C) の繊維表面
の臨界表面張力は、油水混合液の水の混在率に応じて適
宜選定するのが好ましく、例えば、水の混在率が50重
量%以上と高い場合には臨界表面張力の高いナイロン繊
維などを用いるのが好ましく、水の混在率が50重量%
未満の場合には臨界表面張力の低いポリエステル繊維な
どを用いるのが好ましい。繊維自身の臨界表面張力が5
0dyne/cm 以下である場合には該繊維を用いて繊維状シ
ート(C) を構成することができるが、繊維自身の臨界表
面張力が50dyne/cm を超えている場合は、該繊維を用
いて製造した繊維状シートに撥水加工を施して臨界表面
張力を50dyne/cm 以下とすることが必要となる。繊維
状シートの撥水加工は、前記の疎水性の繊維状シート
(B) における撥水加工と同様の方法で行えばよい。
【0021】本発明における油水分離フィルターは、上
記の臨界表面張力40dyne/cm 以上の繊維状シート(A)
、疎水性の繊維状シート(B) および臨界表面張力50d
yne/cm 以下の繊維状シート(C) を単に重ね合わせ、ま
たはスペーサを介して積層することにより得られるが、
本発明の目的を害さない範囲であれば、接着剤等の使用
により、または熱融着等により接合一体化して用いても
よい。また上記繊維状シート(B) と繊維状シート(C) の
間、またはカートリッジ型とする場合には、上記繊維状
シート(A) と繊維状シート(B) の積層物の繊維状シート
(B) 側もしくは該積層物の両側に補強シートを配置する
ことが好ましい。このような積層形態とすることするこ
とにより、微小水滴の粗粒化を確実に行うことができ、
特に積層物を折り畳んでプリーツ状にして処理液の通過
面積を増大させた場合には、繊維状シート(A) または
(B) 同士が直接接触して通過面積が低下するのを防止す
ることができる。該補強シートとしては、上記繊維状シ
ート(A) または(B) よりも強度が高く、液体透過時の圧
力損失の低い多孔質体であれば特に制限はなく、例え
ば、金属メッシュ、織布、編布、不織布等が用いられ
る。織布、編布、不織布等に用いる繊維素材としては、
上記した繊維状シートに用いる繊維を用いることができ
る。
【0022】本発明における油水分離フィルターの粗粒
化処理時の形態には何ら制限されず、フィルターを平膜
状、円筒状、スパイラル状などの任意の形態として用い
ることができるが、処理効率の点からは、上記補強シー
トを配置した積層物を折り畳んで繊維状シート(A) を内
側となるように円筒状のプリーツ層を形成し、該プリー
ツ層の外周に繊維状シート(C) を配してカートリッジ型
として用いるのが好ましい。またフィルターを構成する
各繊維状シートは1枚または複数枚重ね合わせて使用す
ることができる。また液透過方法としては、処理液を臨
界表面張力40dyne/cm の繊維状シート(A) 側から供給
する以外には特に制限はなく、重力による液透過、圧送
による液透過等の任意の方法を採用することができる。
また油水分離フィルターには、処理液中のゴミ等を捕集
するために、フィルターの前流にプレフィルターとして
の膜状またはわた状のゴミ捕集材を設けてもよい。
【0023】図2および図3は、本発明の一実施例を示
すカートリッジ型油水分離フィルターの説明図であり、
図2にはカートリッシ型油水分離フィルターの一部上面
図を、図3には該フィルターの部分正面図で図2のIII
−III線に沿った矢視断面図を示した。図2および図3
において、カートリッジ型油水分離フィルター11は、
臨界表面張力40dyne/cm 以上である繊維状シートAと
疎水性の繊維状シートBを重ね合わせ、繊維状シートA
が内側となるように折り畳んだ円筒状プリーツ層12
と、該円筒状プリーツ層12の外側に円筒状に巻き付け
られた臨界表面張力が50dyne/cm 以下である繊維状シ
ートCとからなる。
【0024】このような構成において、カートリッシ型
油水分離フィルター11には、微小水滴を含む処理液
(油水混合液)がその内側から供給され、該処理液は、
円筒状プリーツ層12を構成する繊維状シートAおよび
繊維状シートB、さらには繊維状シートCを順に通過す
る。この際、処理液中の油分はそのまま通過するが、処
理液中の微小水滴は各繊維状シートの通過によりその水
滴が粗大化される。フィルター11を通過した粗大化さ
れた水滴は、そのまま通過した油と瞬時に比重差分離さ
れる。このような油水分離フィルターを用いることによ
り、水の混在率の高い(例えば70重量%)の油水混合
液でも油水分離が可能となる。
【0025】本発明の油水分離フィルターを用いた粗粒
化分離方法は、エチルベンゼンプラント、スチレンプラ
ント等で溶剤を苛性ソーダ水で洗浄後に苛性ソーダ水を
分離する際、また写真薬液、医薬品、食品の製造工程等
で用いられるトルエン、ヘキサン等の溶剤を水溶性溶媒
で洗浄後に該溶剤を回収する際、さらには灯油、軽油、
ガソリンなどの燃料油中の水を分離する際等の様々な分
野における油水分離に使用することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。なお、例中の
%は特に限定しないかぎり重量%を意味する。また例中
で使用した繊維状シート1〜6は以下のようにして製造
した。 (1) 繊維状シート1 単繊維直径1.7μmのポリエチレンテレフタレートか
らなる繊維状シートをメルトブロー法によって成形し、
下記の条件で親水加工を施し、充填率30%、臨界表面
張力70dyne/cm の繊維状シート1を得た。 処理条件:加工剤 SR−1000(高松油脂社製吸水
加工剤) 濃 度 4重量% 乾 燥 100℃×3分 熱処理 170℃×1分 パッドドライキュア法
【0027】(2) 繊維状シート2 直接紡糸法で得られた単繊維直径5.1μmのポリエチ
レン繊維を用い、湿式抄紙法により耐水圧が250 mmH
2Oである疎水性の繊維状シート2を得た。 (3) 繊維状シート3 直接紡糸法によって得られた単繊維直径15μmのナイ
ロン繊維を50mmの長さに切断した後、ニードルパンチ
法により、繊維を交絡させて充填率5%、臨界表面張力
46dyne/cm の繊維状シート3を得た。 (4) 繊維状シート4 単繊維直径2.1μmのポリプロピレン繊維を用いてメ
ルトブロー法によって充填率20%、臨界表面張力30
dyne/cm の繊維状シート4を得た。
【0028】(5) 繊維状シート5 直接紡糸によって得られた単繊維直径9.0μmポリエ
チレンテレフタレート繊維を5mmに切断した後、湿式抄
紙法により不織布を製造し、下記の条件で表面改質を行
って耐水圧0mmH2O の繊維状シート5を得た。 処理条件:加工剤 SR−1000(高松油脂社製吸水
加工剤) 濃 度 4重量% 乾 燥 100℃×3分 熱処理 170℃×1分 パッドドライキュア法 (6) 繊維状シート6 直接紡糸法によって得られた単繊維直径13.5μmの
ナイロン繊維を50mmの長さに切断した後、ニードルパ
ンチ法により繊維を交絡させて不織布を製造し、以下の
条件にて表面改質して充填率10%、臨界表面張力68
dyne/cm の繊維状シート6を得た。 処理条件:加工剤 SR−1000(高松油脂社製吸水
加工剤) 濃 度 4重量% 乾 燥 100℃×3分 熱処理 170℃×1分 パッドドライキュア法
【0029】実施例1および比較例1 繊維状シート1〜3の3枚を順に重ね合わせてフィルタ
ーを作製し、ミリポア社製のメンブレンホルダー(濾過
面積90cm2 )に装着し、下記の条件で作製した分離対
象液を、200L/min の速度で繊維状シート1側から一
定量通液し、粗粒化した水滴径および水の分離性能を調
べた。また比較のために繊維状シート1のみをフィルタ
ーとして用いた場合についても同様にして調べた。 分離対象液:エチルベンゼン70%、プロピレンオキサ
イド20%およびエチルアルコール10%からなる溶剤
100に対して水を2%および30%の2条件でそれぞ
れ添加し、回転数2000rpm で各々30分攪拌後、さ
らに攪拌を継続しながらテストに用いた。
【0030】
【表1】
【0031】表1から、本発明のフィルターによれば、
水滴径を大きくすることができ、水の分離性能が良好で
あり、水の混在率の分離性能への影響も少ないことが分
かる。これに対し、比較例1のフィルターでは、水添加
量が少ない場合にはある程度の微小水滴の粗粒化が可能
であるが、水添加量が多くなると水滴が泡状となり、水
の分離性能が低下することがわかる。
【0032】実施例2および比較例2 実施例1において、分離対象液を下記の条件で作製し、
かつ通液速度を250L/min とした以外は実施例1と同
様にして粗粒化した水滴径および水の分離性能を調べた
(実施例2)。 分離対象液:トルエン90%および酢酸エチル10%か
らなる溶剤100に対して水を50%の条件で添加し、
回転数2000rpm で各々30分攪拌後、更に攪拌を継
続しながらテストに用いた。また実施例2において、繊
維状シート1の代わりに繊維状シート4を用いた以外は
実施例2と同様にしてフィルターを作製し、上記と同様
の条件でフィルターの性能を調べた(比較例2)。
【0033】
【表2】 表2から、本発明のフィルターでは、水滴径が大きくな
り、水の分離が良好であることが示される。これに対
し、比較例2のフィルターでは、水滴径は大きいが、処
理した液が白濁するため、瞬時の比重差分離ができず、
油水分離性能に劣ることがわかる。
【0034】実施例3 実施例1において、分離対象液を下記の条件で作製し、
かつ通液速度を250L/min とした以外は実施例1と同
様にして粗粒化した水滴径および水の分離性能を調べた
(実施例3)。 分離対象液:シクロヘキサン95%およびエチルアルコ
ール5%の溶剤100に対して水を50%の条件で添加
し、回転数2000rpm で各々15分攪拌後、さらに攪
拌を継続しながらテストに用いた。また実施例3におい
て、繊維状シート2の代わりに繊維状シート5を用いた
以外は実施例3と同様にしてフィルターを作製し、上記
と同様の条件でフィルターの性能を調べた(比較例
3)。
【0035】
【表3】 表3から、本発明のフィルターは、水滴径が大きく、水
の分離性能も良好であるが、比較例3のシートを用いた
場合は、水滴径は、小さく油水分離性能が劣ることが分
かる。
【0036】実施例4 実施例1において、分離対象液を下記の条件で作製し、
かつ通液速度を250L/min とした以外は実施例1と同
様にして粗粒化した水滴径および水の分離性能を調べた
(実施例4)。 分離対象液:トルエン90%および酢酸エチル10%の
溶剤100に対して水を50%の条件で添加し、回転数
2000rpm で各々30分攪拌後、さらに攪拌を継続し
ながらテストに用いた。また実施例4において、繊維状
シート2の代わりに繊維状シート5を用いた以外は実施
例4と同様にしてフィルターを作製し、上記と同様の条
件でフィルターの性能を調べた(比較例4)。
【0037】
【表4】 表4から、本発明のフィルターは、水滴径が大きく、水
の分離性能も良好であるが、比較例4のシートを用いた
場合は、水滴径は、小さく油水分離性能が劣ることが分
かる。
【0038】
【発明の効果】本発明の油水分離フィルターおよび油水
混合液の粗粒化分離方法によれば、水の混合比率の高い
油水混合液系でも、十分な処理速度で微小水滴を粗粒化
することができ、その後の比重差分離を瞬時にかつ確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油水分離フィルターにおける微小水滴
の粗粒化分離機能の説明図。
【図2】本発明の一実施例を示すカートリッジ型油水分
離フィルターの一部上面図。
【図3】図2の油水分離フィルターの部分正面図でIII
−III線矢視断面図。
【符号の説明】
1…油水混合液、2…微小水滴、3…泡状の水、4、5
…水滴、6…液の流れ、10…油、11…カートリッジ
型油水分離フィルター、12…円筒状プリーツ層、A…
臨界表面張力40dyne/cm 以上の繊維状シート、B…疎
水性繊維状シート、C…臨界表面緒力50dyne/cm 以下
の繊維状シート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単繊維直径0.1〜3.7μmの繊維を
    主体とし、繊維充填率が10〜70%で繊維表面の臨界
    表面張力が40dyne/cm 以上である繊維状シート(A) 、
    疎水性の繊維状シート(B) 、および単繊維直径5〜40
    μmの繊維を主体とし、繊維充填率が20%以下で繊維
    表面の臨界表面張力が50dyne/cm 以下である繊維状シ
    ート(C) を順に重ねあわせたことを特徴とする油水分離
    フィルター。
  2. 【請求項2】 前記繊維状シート(B) と前記繊維状シー
    ト(D) の間に補強シートを配置したことを特徴とする請
    求項1に記載の油水分離フィルター。
  3. 【請求項3】 単繊維直径0.1〜3.7μmの繊維を
    主体とし、繊維充填率が10〜70%で繊維表面の臨界
    表面張力が40dyne/cm 以上である繊維状シート(A) お
    よび疎水性の繊維状シート(B) を重ね合わせた積層物を
    折り畳み、該繊維状シート(A) が内側となるように円筒
    状のプリーツ層を形成し、該プリーツ層の外周に単繊維
    直径5〜40μmの繊維を主体とし、繊維充填率が20
    %以下で繊維表面の臨界表面張力が50dyne/cm 以下で
    ある繊維状シート(C) を配置したことを特徴とするカー
    トリッジ型の油水分離フィルター。
  4. 【請求項4】前記積層物の繊維状シート(B) 側に補強シ
    ートを配置し、または前記積層物の両面にそれぞれ補強
    シートを配置したことを特徴とする請求項3に記載のカ
    ートリッジ側の油水分離フィルター。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の油水分
    離フィルターに、油水混合液を該フィルターを構成する
    繊維状シート(A) 側から供給して通過させ、該油水混合
    液に混在する微小水滴を粗粒化させて水または油を分離
    することを特徴とする油水混合液の粗粒化分離方法。
JP9927799A 1999-04-06 1999-04-06 油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法 Pending JP2000288303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9927799A JP2000288303A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9927799A JP2000288303A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000288303A true JP2000288303A (ja) 2000-10-17

Family

ID=14243184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9927799A Pending JP2000288303A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000288303A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053104A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Espec Corp 水分離フィルタおよびこれを備えた水分離装置
KR20040024041A (ko) * 2002-09-12 2004-03-20 이상수 분자력을이용한 에멀전의 유수분리방법
JP2006198610A (ja) * 2004-12-22 2006-08-03 Fuyo Paaraito Kk 油吸着カートリッジ、油水分離装置及び油水分離方法
JP2006527072A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 ポール コーポレイション 流体処理エレメント
KR100786678B1 (ko) 2006-12-06 2007-12-21 한국생산기술연구원 플라즈마 코팅층을 포함하는 직물 또는 편물 형상의유수분리 소재, 및 이를 포함하는 유수분리 필터
JP2008180209A (ja) * 2006-12-27 2008-08-07 Denso Corp 燃料濾過装置およびそれを用いた燃料供給装置
JP2008530415A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 燃料フィルタ装置
JP2010223028A (ja) * 2009-03-20 2010-10-07 Kyosan Denki Co Ltd 水分捕集器およびそれを備える燃料フィルタ装置
JP2011042819A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Aqua Kagaku Kk 洗浄装置
JP2013053630A (ja) * 2012-12-05 2013-03-21 Kyosan Denki Co Ltd 水分捕集器およびそれを備える燃料フィルタ装置
DE102014115167A1 (de) 2013-10-21 2015-04-23 Denso Corporation Filtervorrichtung für Dieselkraftstoff
JP2016097356A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 旭化成株式会社 油水分離システム
US10208210B2 (en) 2014-07-30 2019-02-19 Mitsubishi Materials Corporation Hydrophilic oil repellent and production method of same, surface coating material, coating film, resin composition, oil-water separation filter material, and porous body
US10294125B2 (en) 2014-07-30 2019-05-21 Mitsubishi Materials Corporation Filter medium, method for producing filter medium, water treatment module, and water treatment device
US10364360B2 (en) 2014-07-30 2019-07-30 Mitsubishi Materials Corporation Surface coating material, coating film, and hydrophilic oil repellent member
US10399868B2 (en) 2014-07-30 2019-09-03 Mitsubishi Materials Corporation Oil-water separation apparatus and drainage system
WO2019194244A1 (ja) * 2018-04-06 2019-10-10 旭化成株式会社 フィルタ材
US10871132B2 (en) 2015-10-15 2020-12-22 Mann+Hummel Gmbh Coalescence element and filter element having a coalescence element

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053104A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Espec Corp 水分離フィルタおよびこれを備えた水分離装置
KR20040024041A (ko) * 2002-09-12 2004-03-20 이상수 분자력을이용한 에멀전의 유수분리방법
JP2006527072A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 ポール コーポレイション 流体処理エレメント
JP4795232B2 (ja) * 2003-06-06 2011-10-19 ポール・コーポレーション 流体処理エレメント
JP2006198610A (ja) * 2004-12-22 2006-08-03 Fuyo Paaraito Kk 油吸着カートリッジ、油水分離装置及び油水分離方法
JP2008530415A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 燃料フィルタ装置
KR100786678B1 (ko) 2006-12-06 2007-12-21 한국생산기술연구원 플라즈마 코팅층을 포함하는 직물 또는 편물 형상의유수분리 소재, 및 이를 포함하는 유수분리 필터
JP2008180209A (ja) * 2006-12-27 2008-08-07 Denso Corp 燃料濾過装置およびそれを用いた燃料供給装置
JP2010223028A (ja) * 2009-03-20 2010-10-07 Kyosan Denki Co Ltd 水分捕集器およびそれを備える燃料フィルタ装置
JP2011042819A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Aqua Kagaku Kk 洗浄装置
JP2013053630A (ja) * 2012-12-05 2013-03-21 Kyosan Denki Co Ltd 水分捕集器およびそれを備える燃料フィルタ装置
DE102014115167A1 (de) 2013-10-21 2015-04-23 Denso Corporation Filtervorrichtung für Dieselkraftstoff
JP2015081521A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 京三電機株式会社 ディーゼル燃料フィルタ装置
US10208210B2 (en) 2014-07-30 2019-02-19 Mitsubishi Materials Corporation Hydrophilic oil repellent and production method of same, surface coating material, coating film, resin composition, oil-water separation filter material, and porous body
US10294125B2 (en) 2014-07-30 2019-05-21 Mitsubishi Materials Corporation Filter medium, method for producing filter medium, water treatment module, and water treatment device
US10364360B2 (en) 2014-07-30 2019-07-30 Mitsubishi Materials Corporation Surface coating material, coating film, and hydrophilic oil repellent member
US10399868B2 (en) 2014-07-30 2019-09-03 Mitsubishi Materials Corporation Oil-water separation apparatus and drainage system
JP2016097356A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 旭化成株式会社 油水分離システム
US10871132B2 (en) 2015-10-15 2020-12-22 Mann+Hummel Gmbh Coalescence element and filter element having a coalescence element
WO2019194244A1 (ja) * 2018-04-06 2019-10-10 旭化成株式会社 フィルタ材
JPWO2019194244A1 (ja) * 2018-04-06 2021-01-07 旭化成株式会社 フィルタ材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000288303A (ja) 油水分離フィルターおよび油水混合液の粗粒化分離方法
Ding et al. Binary nanofibrous membranes with independent oil/water transport channels for durable emulsion separation
JP5483878B2 (ja) 液体ろ過のためのろ材
CN112107898B (zh) 包含纳米纤维的稳定过滤介质
EP2477712B1 (en) Air filtration medium with improved dust loading capacity and improved resistance to high humidity environment
US20090032475A1 (en) Fluoropolymer fine fiber
EP0190012A2 (en) Non-woven fabric, and oil-water separating filter and oil-water separating method
JP2010094962A (ja) 微細繊維集合体の積層体及び分離膜
JP2013253949A (ja) セシウムを吸着する濾材及びその濾材から形成された浄水フィルタ
JPS63156508A (ja) 補強された油水分離フィルタ−
Zaarour et al. Recent advances of textile sorbents for oil spills cleanup: A review
KR20260046180A (ko) 여과 매체를 위한 다공성 막
CN116510540B (zh) 基于废弃塑料的Janus纤维素膜的制备方法及其应用于乳液分离
KR101550758B1 (ko) 유수분리 필터용 여재 및 그의 제조방법
Alkarbouly et al. Dual-layer antifouling membrane of electrospun PAN: PMMA nonwoven nanofibers for oily wastewater treatment
JPS61257211A (ja) 微小油滴の粗粒化分離方法
JPH0667445B2 (ja) 微小水滴の粗粒化分離方法
JP2002363845A (ja) 立体構造体及びその製造方法
JPH04313312A (ja) 繊維交絡フィルターおよびその製造法
JPS6328411A (ja) 溶剤の回収方法
JP4464433B2 (ja) 筒状フィルタ
JPS6297613A (ja) 油の分離方法
Al-Husaini et al. Nanofiber membranes for oily wastewater treatment
Abouzeid et al. Nanocellulose Membranes for Water/Oil Separation
US20260042041A1 (en) Filter media including nonwoven fiber webs comprising nanofibers, and related methods