JP2000288332A - 流体の吸着分離システム - Google Patents

流体の吸着分離システム

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JP2000288332A
JP2000288332A JP11094292A JP9429299A JP2000288332A JP 2000288332 A JP2000288332 A JP 2000288332A JP 11094292 A JP11094292 A JP 11094292A JP 9429299 A JP9429299 A JP 9429299A JP 2000288332 A JP2000288332 A JP 2000288332A
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JP
Japan
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auxiliary
fluid
auxiliary agent
adsorption
separation system
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JP11094292A
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English (en)
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Masatsugu Yoshimori
正嗣 吉森
Toshio Ichihashi
利夫 市橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吹き込み後の助剤を回収してその有害ガス成分
除去能力を測定し、余力のあるものは再吹き込みに利用
することにより資源の有効利用とコスト低減を図る。 【解決手段】流体が連続的に流通する流路と、流路内の
流体に含有される特定の含有物質を吸着するための助剤
を添加する助剤添加手段3と、助剤添加手段3の下流側
で流体とともに流動する助剤bを捕獲して流体から特定
物質を分離する助剤捕獲手段と、助剤捕獲手段から吸着
能力の残存する助剤を回収し、流路の助剤捕獲手段より
も上流側に再度助剤を流体に添加する助剤再添加手段8
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体から特定の物質
を吸着分離するためのシステムに係るものであり、特に
工場や廃棄物処理場等からの煙から環境汚染物質(例え
ば塩化水素ダイオキシン等)を除去する場合、あるいは
固体、液体、気体等の各種流体を精製する場合等に有効
な流体の吸着分離システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴミ焼却炉の排ガス中には塩化水素やダ
イオキシン等をはじめとする様々な有害ガス成分が含ま
れており、これらを除去するために色々な手段が講じら
れている。
【0003】その代表的なものに活性炭や消石灰などの
助剤を排ガス中に添加してこれらに吸着、吸収させる方
式が挙げられる。これらの有害ガス成分をほぼ完全に除
去するためには、本来必要とされる量よりもかなり過剰
量の助剤が必要になる。
【0004】これは、添加された助剤とガスとの接触時
間が有限であることや接触の仕方に空間的分布があるこ
となどから、ある程度予想される現象といえる。このた
め、添加された助剤は、その有害ガス成分除去能力のほ
んの一部しか利用しないまま排出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにそ
の有害ガス成分除去能力のほんの一部しか利用せず過剰
量の助剤を使用するということは単に添加した助剤のコ
ストを押し挙げることだけでなく使用後の助剤(汚染さ
れた廃棄物)の処理コストも余計にかかるということに
なる。
【0006】そこで、助剤が本来持っている有害ガス成
分除去能力を最大限利用できるような工夫が必要となっ
てくる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、添加後の助剤を回収してその有害ガス成分除去
能力を測定し、余力のあるものは再添加に利用すること
により資源の有効利用とコスト低減を図ろうとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、流体が連続的に流通する流
路と、この流路内の流体に含有される特定の含有物質を
吸着するための助剤を添加する助剤添加手段と、この助
剤添加手段の下流側で前記流体とともに流動する前記助
剤を捕獲して前記流体から前記特定物質を分離する助剤
捕獲手段と、この助剤捕獲手段から吸着能力の残存する
助剤を回収し、前記流路の前記助剤捕獲手段よりも上流
側に再度前記助剤を前記流体に添加する助剤再添加手段
とを備えたことを特徴とする流体の吸着分離システムを
提供する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の流体の
吸着分離システムにおいて、助剤再添加手段は、助剤捕
獲手段から助剤を取出す助剤取出手段と、取出した助剤
の吸着能力を判別する吸着能力判別手段と、判別された
前記助剤の吸着能力に応じて前記助剤の流れ方向を再添
加側と排出側とに切換える流れ切換手段とを備えたこと
を特徴とする流体の吸着分離システムを提供する。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載の流体の
吸着分離システムにおいて、吸着能力判別手段は、取出
した助剤への吸着物質の含有量を計測する計測手段と、
計測された前記物質の含有量に基づいて前記助剤に残存
する吸着能力を判別し、流れ切換手段による助剤の流れ
方向を設定する演算手段とを備えたことを特徴とする流
体の吸着分離システムを提供する。
【0011】請求項4の発明は、請求項1から3までの
いずれかに記載の流体の吸着分離システムにおいて、取
出した助剤の流路への再添加を行う助剤再添加手段の経
路と、前記流路への新たな助剤の添加を行う新助剤添加
手段の経路とは互いに独立していることを特徴とする流
体の吸着分離システムを提供する。
【0012】請求項5の発明は、請求項1から4までの
いずれかに記載の流体の吸着分離システムにおいて、助
剤再添加手段による流路への再添加位置と、新助剤添加
手段による前記流炉への添加位置とを異ならせたことを
特徴とする流体の吸着分離システムを提供する。
【0013】請求項6の発明は、請求項5記載の流体の
吸着分離システムにおいて、助剤再添加手段による流路
への再添加位置は、新助剤添加位置よりも上流側である
ことを特徴とする流体の吸着分離システムを提供する。
【0014】請求項7の発明は、請求項2から6までの
いずれかに記載の流体の吸着分離システムにおいて、助
剤再添加手段の流れ切換手段から流路への再添加位置ま
でを複数の経路に分け、その各経路の先端の流路に対す
る再添加位置を流体の流通方向で異ならせたことを特徴
とする流体の吸着分離システムを提供する。
【0015】請求項8の発明は、請求項7記載の流体の
吸着分離システムにおいて、再添加手段の複数の分かれ
た各経路に供給される助剤は残存する吸着能力がそれぞ
れ異なるものとし、流路の相対的に上流側に再添加され
る前記助剤の吸着能力が前記流路の相対的に下流側に再
添加される前記助剤の吸着能力よりも高いものに設定し
たことを特徴とする流体の吸着分離システムを提供す
る。
【0016】請求項9の発明は、請求項1から8までの
いずれかに記載の流体の吸着分離システムにおいて、助
剤捕獲手段から助剤再添加手段までに亘る経路をユニッ
トとし、このユニットを2以上、同一の流路に対し、流
体の流れ方向に位置を異ならせて配設したことを特徴と
する流体の吸着分離システムを提供する。
【0017】請求項10の発明は、請求項9記載の流体
の吸着分離システムにおいて、流路の上流側に配設され
るユニットの助剤捕獲手段は、その流路の下流側に配設
されるユニットの助剤再添加手段の助剤再添加位置の下
流側の位置に配設されていることを特徴とする流体の吸
着分離システムを提供する。
【0018】請求項11の発明は、請求項9または10
記載の流体の吸着分離システムにおいて、下流側に配置
されるユニットで回収された吸収能力が残存する助剤
を、その上流側に配置される他のユニットに連通経路を
介して供給することを特徴とする流体の吸着分離システ
ムを提供する。
【0019】請求項12の発明は、請求項11記載の流
体の吸着分離システムにおいて、連通経路は各ユニット
の流れ切換手段を接続する経路として構成されているこ
とを特徴とする流体の吸着分離システムを提供する。
【0020】請求項13の発明は、請求項9から12ま
でのいずれかに記載の流体の吸着分離システムにおい
て、新助剤を添加する助剤添加手段は、少なくとも、最
下流側に配置されるユニットとその直前の上流側に配置
されるユニットとの助剤捕獲手段相互間に添加位置を設
定したものであることを特徴とする流体の吸着分離シス
テムを提供する。
【0021】請求項14の発明は、請求項1から13ま
でのいずれかに記載の流体の吸着分離システムにおい
て、回収された助剤の吸収能力により送り先の回収され
た助剤の貯蔵・添加系を選択できるようにしたことを特
徴とする流体の吸着分離システムを提供する。
【0022】請求項15の発明は、請求項1から14ま
でのいずれかに記載の流体の吸着分離システムにおい
て、新助剤を所定以下の吸収能力となるまで複数回の回
収、貯蔵・添加を繰り返して利用することを特徴とする
流体の吸着分離システムを提供する。
【0023】請求項16の発明は、請求項1から15ま
でのいずれかに記載の流体の吸着分離システムにおい
て、回収された助剤の貯蔵・添加系に助剤の再生手段を
配設したことを特徴とする流体の吸着分離システムを提
供する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る流体の吸着分
離システムの実施形態について説明する。なお、以下の
実施形態では主として、各種排ガス中から塩化水素やダ
イオキシン等の有害物質を除去するガス浄化システムに
ついて説明する。
【0025】第1実施形態(図1) 図1は本発明の第1実施形態によるガス浄化システムを
示す系統図である。
【0026】本実施形態では図1に示すように、初段に
ごみ焼却炉等の排ガス発生源1が設置され、この排ガス
発生源1に排ガスaを流通させるためのガス流路2が接
続されている。そして、本実施形態の処理対象となる流
体としての排ガスaが矢印で示したように、このガス流
路2内を介して一方向に連続的に流通するようになって
いる。
【0027】このガス流路2の途中の所定位置に、助剤
添加手段3が接続されている。この助剤添加手段3は新
品の助剤bを貯蔵する新品助剤貯蔵器4と、この新品助
剤貯蔵器4とガス流路2とを接続する助剤添加流路5と
からなり、ガス流路2内を流通する排ガスaに助剤bを
連続的に添加するようになっている。
【0028】助剤bは、例えば活性炭や消石灰等からな
る微粒粉末であり、排ガスa中に含まれる塩化水素やダ
イオキシン等の有害ガス成分を吸着する。
【0029】ガス流路2の助剤添加手段3下流側には、
助剤捕獲手段としてろ過装置6が設けられている。この
ろ過装置6は、例えば助剤bを捕獲後に底部に落下させ
る構成のものである。
【0030】このろ過装置6の下流側に、ろ過された浄
化後の排ガスcを排出するための浄化後排ガス流路7が
設けられ、図示しない冷却器その他のガス処理装置を介
して煙突等から放出されるようになっている。
【0031】そして、ろ過装置6の底部側には、ここで
捕獲された使用済の助剤b1を回収して吸着能力の残存
するものをガス流路2に再度添加する助剤再添加手段8
が設けられている。
【0032】助剤再添加手段8は、ろ過装置6から使用
済の助剤b1を取出す助剤取出手段としての使用済助剤
取出器9と、取出した助剤b1の吸着能力を判別する吸
着能力判別手段10と、判別された助剤b1の吸着能力
に応じて助剤b1の流れ方向を再添加側と排出側とに切
換える流れ切換手段しての流れ切換器11とを備えてい
る。
【0033】吸着能力判別手段10は、取出した助剤b
1への吸着物質の含有量を計測する計測手段12と、計
測された物質の含有量に基づいて助剤b1に残存する吸
着能力を判別し、流れ切換器11による助剤b1の流れ
方向を設定する演算手段13とを備えている。
【0034】また、流れ切換器11には、吸着能力が残
存しない使用済助剤b2を排出するための使用済助剤排
出路14と、吸着能力が残存する助剤b3を回収するた
めの使用済助剤回収路15とが接続されている。
【0035】使用済助剤回収路15には、使用済助剤b
3を一時的に貯蔵する使用済助剤貯蔵器16が設けら
れ、この使用済助剤貯蔵器16には、さらに使用済助剤
b3をガス流路2に再添加するための使用済助剤再添加
流路17が接続されている。この使用済助剤再添加流路
17のガス流路2への接続位置は、新品助剤貯蔵器4か
らの新品の助剤bを供給する助剤添加流路5の接続位置
よりも上流側とされている。なお、上述した使用済助剤
取出器9、使用済助剤排出路14、使用済助剤回収路1
5、使用済助剤再添加流路17等には図示しないが、流
体供給ポンプ等が設けられている。また、ろ過装置6に
はフィルタから振動や逆洗等によって助剤bを離脱させ
る助剤離脱手段が設けられている。
【0036】次に作用を説明する。
【0037】排ガス発生源1で発生した排ガスaが連続
的にガス流路2に流通すると同時に、このガス流路2に
は新品助剤貯蔵器4と助剤添加流路5を介して新品の助
剤bが供給される。ガス流路2内を流通する排ガスa中
に例えば塩化水素やダイオキシン等の除去すべき対象物
質が含まれている場合、これらの対象物質は助剤bに吸
着され、ろ過装置6において助剤bとともに捕獲され
る。
【0038】ろ過装置6で捕獲された使用済の助剤b
は、連続的に、または一定時間毎にろ過装置6から離脱
され、使用済助剤取出器9を介して取出される。この取
出し途中において、計測手段12を通過する際に助剤b
の含有量が計測され、そのデータが演算手段13に取込
まれることにより助剤bの対象物質吸着能力が判別され
る。
【0039】前述したように、助剤bに吸着される対象
物質の量は、排ガスa中の含有率あるいは排ガスaの流
量、さらに新品の助剤bの添加量等によって種々の値を
とる。また、ろ過装置6における蓄積位置や滞留時間等
によっても種々異なる。従来では、これらの要因が必ず
しも十分に検討されないまま使用済の助剤bを廃棄処分
していたものである。
【0040】特に発明者において着目した点はろ過装置
6内における助剤bの蓄積位置および滞留時間の関係で
ある。排ガスaの流れの方向に沿って、ある幅で助剤b
がろ過装置6内で蓄積されている状態においては、排ガ
スaの上流側に滞留する助剤bほど多量の対象物質を含
有しており、吸着能力の減退が著しい。これはろ過装置
6に新たな対象物質が常時流入するためである。したが
って、逆の現象により、排ガスaの下流側に滞留する助
剤bほど、吸着能力の残存率が高い。
【0041】また、一般的な流れの分布に基づき、流路
の中心側に配置される助剤bは多くの流体接触によって
残存吸着能力が低下し、流路の周辺側に配置される助剤
bは逆に残存吸着能力が高くなる傾向にある。この事象
は種々の実験により、実際に確認した。
【0042】本実施形態においては、このような傾向に
基づいて、ろ過装置6における助剤bの各滞留位置から
の分別取出しが可能である。また、一定の時間差をもっ
て各位置からの取出しを選択することも可能である。本
実施形態においては、このような選択的な使用済の助剤
bの取出しを使用済助剤取出器9によって行う。
【0043】この結果、計測手段12を通過する使用済
の助剤bの残存吸着能力は取出状況に応じて種々変化す
るので、これを演算手段13によって判別し、流れ切換
器11において流路切換を行うわけである。
【0044】使用済の助剤bの残存吸着能力が低い場合
には、流れ切換器11の流路切換により助剤bを使用済
助剤排出路14側に流動させて廃棄処分とする。逆に助
剤bの残存吸着能力が高い場合には、流れ切換器11の
流路切換により助剤bを使用済助剤回収路15側に流動
させて、一旦使用済助剤貯蔵器16に貯蔵する。
【0045】使用済助剤貯蔵器16にはホッパ式等の種
々の型式が適用でき、フィーダ等の設置により連続的な
再取出しおよび供給が可能である。本実施形態において
は、使用済助剤再添加流路17への連続供給が行われ
る。
【0046】使用済助剤再添加流路17は前述したよう
に、ガス流路2における新品助剤貯蔵器4の助剤添加流
路5よりも上流側に接続されているので、常に使用済の
助剤bが新品の助剤bよりも先に、ガス流路2内を流通
する排ガスaと接触することになる。そして、排ガスa
に含有されている吸着すべき対象物質を残存吸着能力に
応じて吸着する。この結果、新品の排ガスaがろ過装置
6に捕獲される時には、従来のシステムに比較して格段
に吸着能力の残存率が高くなる。
【0047】こうして助剤bを系内で循環させることに
より、使用済助剤bの廃棄,再添加の選択を確実に行い
ながら、助剤bを極めて効率よく使用することができ
る。
【0048】第2実施形態(図2) 本実施形態のシステムは、前記第1実施形態の系統に対
して助剤再添加手段8における経路を増加させたもので
ある。
【0049】即ち、図2に示すように、本実施形態で
は、助剤再添加手段8の流れ切換器11からガス流路2
への再添加位置までが複数の経路に分けられ、例えば第
1,第2の使用済助剤回収路15a,15b、第1,第
2の使用済助剤貯蔵器16a,16b、第1,第2の使
用済助剤再添加流路17a,17bというふうに並列的
に分けられている。そして、その各経路の先端のガス流
路2に対する再添加位置は、排ガスaの流通方向で上流
側、下流側というように異ならせてある。
【0050】本実施形態においては、流れ切換器11に
おいて、助剤再添加手段8の複数の分かれた各経路(1
5a,16a,17aの経路と、15b,16b,17
bの経路)に供給される助剤bは、残存する吸着能力が
それぞれ異なる設定とされている。そして、ガス流路2
の相対的に上流側に再添加される助剤bの吸着能力は、
ガス流路2の相対的に下流側に再添加される助剤bの吸
着能力よりも高いものに設定されるようにしてある。
【0051】このような第2実施形態のシステムによる
と、第1実施形態で述べた作用が、さらにガス流路2に
おいて、きめ細かい制御状態で行われることになる。
【0052】したがって、排ガスa中に含まれる吸着対
象物質は、常にガス流路2の最上流側に再添加される残
存吸着能力の最少の助剤bから順に接触して吸着される
こようになり、一層効率よく使用済の助剤bおよび新品
の助剤bの利用が行えるようになる。
【0053】第3実施形態(図3) 本実施形態のシステムは、第1実施形態で示した系統を
一つのユニットとし、このユニットをいわばカスケード
式に連結したものである。
【0054】即ち、図3に示すように、本実施形態で
は、助剤捕獲手段としてのろ過装置6から助剤再添加手
段8を形成する使用済助剤取出器9、吸着能力判別手段
10、流れ切換器11、計測手段12、演算手段13、
使用済助剤排出路14、使用済助剤回収路15、使用済
助剤貯蔵器16および使用済助剤再添加流路17までに
亘る経路を一つのユニットとし、このユニットを2以上
(例えば3ユニット)、同一のガス流路2に対し、排ガ
スaの流れ方向に位置を異ならせて配設したものであ
る。各ユニットを構成する構成要素には、図面中、a,
b,c,…の付属記号を付してある。
【0055】図3に示すように、本実施形態のシステム
においては、ガス流路2の最上流側に配設されるユニッ
トAの第1の使用済助剤貯蔵器16aは、そのガス流路
2の下流側に配設されるユニットBの第2の使用済助剤
再添加流路17bの助剤再添加位置の下流側の位置に配
設されており、さらにユニットBの下流側に配設される
ユニットCも順次に同様の構成をとっている。
【0056】特に本実施形態においては、下流側に配置
されるユニットB,Cで回収された吸収能力が残存する
助剤b2,b3を、それぞれその上流側に配置される他
のユニットA,Bに連通経路を介して供給するようにな
っており、この各連通経路は、各下流側のユニットB,
Cの流れ切換器11b,11cを接続する経路として構
成されている。
【0057】さらに、新助剤を添加する助剤添加手段3
は、少なくとも、最下流側に配置されるユニットCとそ
の直前の上流側に配置されるユニットBとのろ過装置6
a,6b相互間に添加位置を設定してある。
【0058】なお、本実施形態においては、回収された
助剤b3の吸収能力により、送り先の回収された助剤の
貯蔵・添加系を選択できるようにしてもよい。
【0059】以上の構成の下で、本実施形態において
も、新品の助剤bを所定以下の吸収能力となるまで、複
数回の回収、貯蔵・添加を繰り返して利用する。
【0060】第4実施形態(図3) 本実施形態のシステムは、図1に示した第1実施形態の
ものと基本的に同様であるが、当該第1実施形態の構成
に加えて、助剤再添加手段8の系統に、回収された助剤
の貯蔵・添加系に助剤の再生手段18が配設されてい
る。
【0061】これにより、さらに助剤の利用効率を向上
することができる。
【0062】なお、以上の各実施形態では排ガスの処理
に適用したが、本発明は固体、液体もしくは気体または
これらの混合物等、流動可能な物質であればどのような
対象物に対しても適用することができる。
【0063】また、本発明の適用対象としては、例えば
廃棄物や燃焼ガスの処理、その他の環境対策としての利
用、あるいは工業用材料の精製,分離等に広く適用する
ことができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、添加後
の助剤を回収してその有害ガス成分除去能力を測定し、
余力のあるものは再添加に利用することにより資源の有
効利用とコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す系統図。
【図2】本発明の第2実施形態を示す系統図。
【図3】本発明の第3実施形態を示す系統図。
【図4】本発明の第4実施形態を示す系統図。
【符号の説明】
1 排ガス発生源 2 ガス流路 3 助剤添加手段 4 新品助剤貯蔵器 5 助剤添加流路 6 ろ過装置 7 浄化後排ガス流路 8 助剤再添加手段 9 使用済助剤取出器 10 吸着能力判別手段 11 流れ切換器 12 計測手段 13 演算手段 14 使用済助剤排出路 15 使用済助剤回収路 16 使用済助剤貯蔵器 17 使用済助剤再添加流路 18 再生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D002 AA19 AA21 BA04 BA14 CA01 DA05 DA12 DA41 EA07 EA13 GA03 GB06 GB20 4D012 CA12 CE01 CE02 CF05 CF06 CF10 CG01 CH01 CK07 CK10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が連続的に流通する流路と、この流
    路内の流体に含有される特定の含有物質を吸着するため
    の助剤を添加する助剤添加手段と、この助剤添加手段の
    下流側で前記流体とともに流動する前記助剤を捕獲して
    前記流体から前記特定物質を分離する助剤捕獲手段と、
    この助剤捕獲手段から吸着能力の残存する助剤を回収
    し、前記流路の前記助剤捕獲手段よりも上流側に再度前
    記助剤を前記流体に添加する助剤再添加手段とを備えた
    ことを特徴とする流体の吸着分離システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流体の吸着分離システム
    において、助剤再添加手段は、助剤捕獲手段から助剤を
    取出す助剤取出手段と、取出した助剤の吸着能力を判別
    する吸着能力判別手段と、判別された前記助剤の吸着能
    力に応じて前記助剤の流れ方向を再添加側と排出側とに
    切換える流れ切換手段とを備えたことを特徴とする流体
    の吸着分離システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の流体の吸着分離システム
    において、吸着能力判別手段は、取出した助剤への吸着
    物質の含有量を計測する計測手段と、計測された前記物
    質の含有量に基づいて前記助剤に残存する吸着能力を判
    別し、流れ切換手段による助剤の流れ方向を設定する演
    算手段とを備えたことを特徴とする流体の吸着分離シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    流体の吸着分離システムにおいて、取出した助剤の流路
    への再添加を行う助剤再添加手段の経路と、前記流路へ
    の新たな助剤の添加を行う新助剤添加手段の経路とは互
    いに独立していることを特徴とする流体の吸着分離シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    流体の吸着分離システムにおいて、助剤再添加手段によ
    る流路への再添加位置と、新助剤添加手段による前記流
    炉への添加位置とを異ならせたことを特徴とする流体の
    吸着分離システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の流体の吸着分離システム
    において、助剤再添加手段による流路への再添加位置
    は、新助剤添加位置よりも上流側であることを特徴とす
    る流体の吸着分離システム。
  7. 【請求項7】 請求項2から6までのいずれかに記載の
    流体の吸着分離システムにおいて、助剤再添加手段の流
    れ切換手段から流路への再添加位置までを複数の経路に
    分け、その各経路の先端の流路に対する再添加位置を流
    体の流通方向で異ならせたことを特徴とする流体の吸着
    分離システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の流体の吸着分離システム
    において、再添加手段の複数の分かれた各経路に供給さ
    れる助剤は残存する吸着能力がそれぞれ異なるものと
    し、流路の相対的に上流側に再添加される前記助剤の吸
    着能力が前記流路の相対的に下流側に再添加される前記
    助剤の吸着能力よりも高いものに設定したことを特徴と
    する流体の吸着分離システム。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかに記載の
    流体の吸着分離システムにおいて、助剤捕獲手段から助
    剤再添加手段までに亘る経路をユニットとし、このユニ
    ットを2以上、同一の流路に対し、流体の流れ方向に位
    置を異ならせて配設したことを特徴とする流体の吸着分
    離システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の流体の吸着分離システ
    ムにおいて、流路の上流側に配設されるユニットの助剤
    捕獲手段は、その流路の下流側に配設されるユニットの
    助剤再添加手段の助剤再添加位置の下流側の位置に配設
    されていることを特徴とする流体の吸着分離システム。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載の流体の吸着
    分離システムにおいて、下流側に配置されるユニットで
    回収された吸収能力が残存する助剤を、その上流側に配
    置される他のユニットに連通経路を介して供給すること
    を特徴とする流体の吸着分離システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の流体の吸着分離シス
    テムにおいて、連通経路は各ユニットの流れ切換手段を
    接続する経路として構成されていることを特徴とする流
    体の吸着分離システム。
  13. 【請求項13】 請求項9から12までのいずれかに記
    載の流体の吸着分離システムにおいて、新助剤を添加す
    る助剤添加手段は、少なくとも、最下流側に配置される
    ユニットとその直前の上流側に配置されるユニットとの
    助剤捕獲手段相互間に添加位置を設定したものであるこ
    とを特徴とする流体の吸着分離システム。
  14. 【請求項14】 請求項1から13までのいずれかに記
    載の流体の吸着分離システムにおいて、回収された助剤
    の吸収能力により送り先の回収された助剤の貯蔵・添加
    系を選択できるようにしたことを特徴とする流体の吸着
    分離システム。
  15. 【請求項15】 請求項1から14までのいずれかに記
    載の流体の吸着分離システムにおいて、新助剤を所定以
    下の吸収能力となるまで複数回の回収、貯蔵・添加を繰
    り返して利用することを特徴とする流体の吸着分離シス
    テム。
  16. 【請求項16】 請求項1から15までのいずれかに記
    載の流体の吸着分離システムにおいて、回収された助剤
    の貯蔵・添加系に助剤の再生手段を配設したことを特徴
    とする流体の吸着分離システム。
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