JP2000288507A - ごみ焼却灰の処分方法 - Google Patents
ごみ焼却灰の処分方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/30—Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周辺環境の汚染に対する安全性や信頼性をよ
り一層高めることができるごみ焼却灰の処分方法を提供
すること。 【解決手段】 生ごみや廃プラスチックなどの一般廃棄
物はトラックによりごみ焼却場12に搬入され、ごみ焼
却場12で焼却されてごみ焼却灰とされる。ごみ焼却灰
は、管体を用いた圧送により混練プラント14に搬入さ
れる。ごみ焼却灰は、水とセメントとに混合し、攪拌し
て流動性を持つように流動化処理が行なわれる。一方、
混練プラント14には予め袋16が多数用意されてい
る。袋16は、遮水性、気密性、耐候性、および多少の
伸縮性を有している。前記流動物はこのような袋16に
順次充填され、充填された後、袋16は密封され、流動
物は袋16の内部で養生硬化され、固化物となる。
り一層高めることができるごみ焼却灰の処分方法を提供
すること。 【解決手段】 生ごみや廃プラスチックなどの一般廃棄
物はトラックによりごみ焼却場12に搬入され、ごみ焼
却場12で焼却されてごみ焼却灰とされる。ごみ焼却灰
は、管体を用いた圧送により混練プラント14に搬入さ
れる。ごみ焼却灰は、水とセメントとに混合し、攪拌し
て流動性を持つように流動化処理が行なわれる。一方、
混練プラント14には予め袋16が多数用意されてい
る。袋16は、遮水性、気密性、耐候性、および多少の
伸縮性を有している。前記流動物はこのような袋16に
順次充填され、充填された後、袋16は密封され、流動
物は袋16の内部で養生硬化され、固化物となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はごみ焼却灰の処分方
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国における廃棄物の年間発生量は4
億5000万トンにものぼっており、10年後に処分場
は一杯になるといわれている。焼却廃棄の廃棄物行政か
ら減量化、リサイクル推進のいわゆる資源循環型社会シ
ステムへの転換が図られつつあるものの、リサイクルの
完全なシステムを構築するには、クリアすべきハードル
がまだまだ多い。また、資源循環型社会システムが構築
されたとしても、将来にわたって廃棄物の発生量をゼロ
にすることは不可能であり、処分場の確保は緊急の社会
的課題となっている。
億5000万トンにものぼっており、10年後に処分場
は一杯になるといわれている。焼却廃棄の廃棄物行政か
ら減量化、リサイクル推進のいわゆる資源循環型社会シ
ステムへの転換が図られつつあるものの、リサイクルの
完全なシステムを構築するには、クリアすべきハードル
がまだまだ多い。また、資源循環型社会システムが構築
されたとしても、将来にわたって廃棄物の発生量をゼロ
にすることは不可能であり、処分場の確保は緊急の社会
的課題となっている。
【0003】このような廃棄物の大部分はごみ焼却灰で
占められており、ごみ焼却灰は、生ごみや廃プラスチッ
クなどの一般廃棄物がごみ焼却場で焼却されたものであ
る。ごみ焼却灰はごみ焼却場からトラックにより管理型
処分場へ搬入され、最終埋立て処分されている。そし
て、粉塵の飛散の問題や、浸出水の漏洩の問題などに対
して即日覆土や漏水検知などの対策が講じられている。
占められており、ごみ焼却灰は、生ごみや廃プラスチッ
クなどの一般廃棄物がごみ焼却場で焼却されたものであ
る。ごみ焼却灰はごみ焼却場からトラックにより管理型
処分場へ搬入され、最終埋立て処分されている。そし
て、粉塵の飛散の問題や、浸出水の漏洩の問題などに対
して即日覆土や漏水検知などの対策が講じられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の対
策のみでは、周辺環境の汚染に対する安全性や信頼性に
関して地域住民の合意を得難く、新たなごみ処分場の建
設計画が中断される事例が各地に見られている。本発明
は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目
的は、周辺環境の汚染に対する安全性や信頼性をより一
層高めることができ、また、ごみ処分場のライフサイク
ルコストを考慮した上で経済的なごみ焼却灰の処分方法
を提供することにある。
策のみでは、周辺環境の汚染に対する安全性や信頼性に
関して地域住民の合意を得難く、新たなごみ処分場の建
設計画が中断される事例が各地に見られている。本発明
は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目
的は、周辺環境の汚染に対する安全性や信頼性をより一
層高めることができ、また、ごみ処分場のライフサイク
ルコストを考慮した上で経済的なごみ焼却灰の処分方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、ごみ焼却灰を、水とセメントと共に混合、攪
拌して流動物を得る工程と、前記流動物を、遮水性、気
密性、耐候性を有する合成樹脂製の袋に充填して養生硬
化させ密封する工程とを備えることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記流動物が袋に充填され養生硬化され
密封される工程は、ごみ焼却場であるいはごみ焼却場の
近傍で行われることを特徴とする。また、本発明は、前
記流動物が充填され養生硬化され密封された袋を最終処
分場に積み重ねていく工程を備えることを特徴とする。
また、本発明は、最終処分場にからの袋が並べられ、前
記流動物が袋に充填され養生硬化され密封される工程は
前記最終処分場で行われることを特徴とする。また、本
発明は、前記流動物の袋への充填は、ポンプと管体を用
いた圧送により行われることを特徴とする。また、本発
明は、前記流動物を得る工程において、水とセメントに
対して気泡が混入されることを特徴とする。
本発明は、ごみ焼却灰を、水とセメントと共に混合、攪
拌して流動物を得る工程と、前記流動物を、遮水性、気
密性、耐候性を有する合成樹脂製の袋に充填して養生硬
化させ密封する工程とを備えることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記流動物が袋に充填され養生硬化され
密封される工程は、ごみ焼却場であるいはごみ焼却場の
近傍で行われることを特徴とする。また、本発明は、前
記流動物が充填され養生硬化され密封された袋を最終処
分場に積み重ねていく工程を備えることを特徴とする。
また、本発明は、最終処分場にからの袋が並べられ、前
記流動物が袋に充填され養生硬化され密封される工程は
前記最終処分場で行われることを特徴とする。また、本
発明は、前記流動物の袋への充填は、ポンプと管体を用
いた圧送により行われることを特徴とする。また、本発
明は、前記流動物を得る工程において、水とセメントに
対して気泡が混入されることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、セメントが不透水性であ
ることから、ごみ焼却灰は不透水性を有する固化物とな
っている。さらに、遮水性を有する袋の中に密封充填さ
れている。そのため、粉塵が飛散したりメタンガスが発
生したり異臭が漂ったりすることはなく、取り扱いも便
利となる。また、袋が損傷し内部に雨水が侵入したとし
ても、ごみ焼却灰は不透水性を有する固化物となってい
ることから、雨水が固化物の内部に侵入することが阻止
され、仮に、ごみ焼却灰に有害物質が含まれていたとし
ても、その有害物は染み出ることはない。また、袋は、
いわゆる補強土としての引っ張り、せん断抵抗材として
機能するため、急勾配の盛土が可能となり、有効埋立て
容積を大きく取る上で有利となる。
ることから、ごみ焼却灰は不透水性を有する固化物とな
っている。さらに、遮水性を有する袋の中に密封充填さ
れている。そのため、粉塵が飛散したりメタンガスが発
生したり異臭が漂ったりすることはなく、取り扱いも便
利となる。また、袋が損傷し内部に雨水が侵入したとし
ても、ごみ焼却灰は不透水性を有する固化物となってい
ることから、雨水が固化物の内部に侵入することが阻止
され、仮に、ごみ焼却灰に有害物質が含まれていたとし
ても、その有害物は染み出ることはない。また、袋は、
いわゆる補強土としての引っ張り、せん断抵抗材として
機能するため、急勾配の盛土が可能となり、有効埋立て
容積を大きく取る上で有利となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面にしたがって説明する。図1は第1の実施の形態に
係るごみ焼却灰の処分方法を説明するための概略図を示
す。図1に示すように、ごみ焼却場12と同じ敷地内
に、あるいは、ごみ焼却場12に近接して混練プラント
14が立設されている。生ごみや廃プラスチックなどの
一般廃棄物はトラックによりごみ焼却場12に搬入さ
れ、ごみ焼却場12で焼却されてごみ焼却灰とされる。
次に、ごみ焼却灰は、管体を用いた圧送により、あるい
は、コンベア装置により、あるいは、トラックにより混
練プラント14に搬入される。
図面にしたがって説明する。図1は第1の実施の形態に
係るごみ焼却灰の処分方法を説明するための概略図を示
す。図1に示すように、ごみ焼却場12と同じ敷地内
に、あるいは、ごみ焼却場12に近接して混練プラント
14が立設されている。生ごみや廃プラスチックなどの
一般廃棄物はトラックによりごみ焼却場12に搬入さ
れ、ごみ焼却場12で焼却されてごみ焼却灰とされる。
次に、ごみ焼却灰は、管体を用いた圧送により、あるい
は、コンベア装置により、あるいは、トラックにより混
練プラント14に搬入される。
【0008】混練プラント14では、ごみ焼却灰をふる
い(スクリーン)に掛け、ごみ焼却灰から缶などの金属
を取り除く。なお、この金属を取り除く工程は無論ごみ
焼却場12で行なってもよい。次に、金属が古いわけさ
れたごみ焼却灰を、水とセメントとに混合し、攪拌して
流動性を持つように流動化処理を行ない、流動物を得
る。この場合、流動物の流動性は、配管(またはホー
ス)を用いて後述する袋まで搬送(あるいは圧送)で
き、袋の内部に充填できる程度の流動性である。ごみ焼
却灰の性状に応じ、水とセメントに気泡を混ぜたエアミ
ルクが用いられ、流動性が確保される。
い(スクリーン)に掛け、ごみ焼却灰から缶などの金属
を取り除く。なお、この金属を取り除く工程は無論ごみ
焼却場12で行なってもよい。次に、金属が古いわけさ
れたごみ焼却灰を、水とセメントとに混合し、攪拌して
流動性を持つように流動化処理を行ない、流動物を得
る。この場合、流動物の流動性は、配管(またはホー
ス)を用いて後述する袋まで搬送(あるいは圧送)で
き、袋の内部に充填できる程度の流動性である。ごみ焼
却灰の性状に応じ、水とセメントに気泡を混ぜたエアミ
ルクが用いられ、流動性が確保される。
【0009】一方、混練プラント14には予め袋16が
多数用意されている。この袋16は、遮水性、気密性、
耐候性、および多少の伸縮性を有している。袋16の材
料としては、例えば、高密度ポリエチレンなどのような
合成樹脂を用いることができる。袋16の形状は任意で
あるが、取り扱い性や運搬性、強度などの点から本実施
の形態では、内部に充填物が充填され膨らまされた状態
で直径が約2m程度、長さが約5m程度の円筒形となる
ように形成されている。そして、前記流動物はこのよう
な袋16に順次充填され、充填された後、袋16は密封
され、流動物は袋16の内部で養生硬化され、固化物と
なる。なお、袋16の密封は、流動物が養生硬化される
前であっても後であってもよい。また、前記流動化処理
の際に、水とセメントに微細な気泡を混ぜ合わせておく
と、水素ガス発生による固化物の膨張ひび割れを防止す
る上で有利となる。次に、固化物が充填密封された袋1
6は、トラックにより最終処分場18に搬入され、順次
積み重ねられていく。
多数用意されている。この袋16は、遮水性、気密性、
耐候性、および多少の伸縮性を有している。袋16の材
料としては、例えば、高密度ポリエチレンなどのような
合成樹脂を用いることができる。袋16の形状は任意で
あるが、取り扱い性や運搬性、強度などの点から本実施
の形態では、内部に充填物が充填され膨らまされた状態
で直径が約2m程度、長さが約5m程度の円筒形となる
ように形成されている。そして、前記流動物はこのよう
な袋16に順次充填され、充填された後、袋16は密封
され、流動物は袋16の内部で養生硬化され、固化物と
なる。なお、袋16の密封は、流動物が養生硬化される
前であっても後であってもよい。また、前記流動化処理
の際に、水とセメントに微細な気泡を混ぜ合わせておく
と、水素ガス発生による固化物の膨張ひび割れを防止す
る上で有利となる。次に、固化物が充填密封された袋1
6は、トラックにより最終処分場18に搬入され、順次
積み重ねられていく。
【0010】本実施の形態によれば、ごみ焼却灰の流動
化処理を混練プラント14の閉塞された空間内で行な
え、また、流動物の袋16への充填も管体を用いること
で閉塞された空間内で行なえ、したがって、粉塵が飛散
したりメタンガスが発生したり異臭が漂ったりすること
なく、ごみ焼却灰からなる固化物が充填された袋16を
得ることができる。そして、トラックにより最終処分場
18に運搬する時にも、粉塵が飛散するなどの虞は皆無
となる。また、最終処分場18に積み重ねられた場合に
は、ごみ焼却灰は不透水性を有する固化物となってお
り、さらに、遮水性を有する袋16の中に密封充填され
ているため、粉塵が飛散したりメタンガスが発生したり
異臭が漂ったりすることはない。
化処理を混練プラント14の閉塞された空間内で行な
え、また、流動物の袋16への充填も管体を用いること
で閉塞された空間内で行なえ、したがって、粉塵が飛散
したりメタンガスが発生したり異臭が漂ったりすること
なく、ごみ焼却灰からなる固化物が充填された袋16を
得ることができる。そして、トラックにより最終処分場
18に運搬する時にも、粉塵が飛散するなどの虞は皆無
となる。また、最終処分場18に積み重ねられた場合に
は、ごみ焼却灰は不透水性を有する固化物となってお
り、さらに、遮水性を有する袋16の中に密封充填され
ているため、粉塵が飛散したりメタンガスが発生したり
異臭が漂ったりすることはない。
【0011】そして、ごみ焼却灰は遮水性を有する袋1
6の中にあるため、雨水が袋16の内部に侵入すること
はない。また、袋16が損傷し、内部に雨水が侵入した
としても、ごみ焼却灰はセメントを用いて固化されてお
り、不透水性を有する固化物となっていることから、雨
水が固化物の内部に侵入することが阻止され、仮に、ご
み焼却灰に有害物質が含まれていたとしても、その有害
物は染み出ることはなく、地下水や河川を汚染すること
もない。さらに、雨水により有害物が染み出る虞もない
ことから、流動物が充填され養生硬化された袋16を地
面の上にそのまま積み重ねていくことができ、最終処分
場の底部に敷かれる従来の防水シートや、ごみから染み
出る水を処理する水処理施設を省け、コストダウンを図
る上でも有利となる。
6の中にあるため、雨水が袋16の内部に侵入すること
はない。また、袋16が損傷し、内部に雨水が侵入した
としても、ごみ焼却灰はセメントを用いて固化されてお
り、不透水性を有する固化物となっていることから、雨
水が固化物の内部に侵入することが阻止され、仮に、ご
み焼却灰に有害物質が含まれていたとしても、その有害
物は染み出ることはなく、地下水や河川を汚染すること
もない。さらに、雨水により有害物が染み出る虞もない
ことから、流動物が充填され養生硬化された袋16を地
面の上にそのまま積み重ねていくことができ、最終処分
場の底部に敷かれる従来の防水シートや、ごみから染み
出る水を処理する水処理施設を省け、コストダウンを図
る上でも有利となる。
【0012】また、粉塵が飛散する虞がないことから中
間覆土(焼却灰がある程度重ねられた上に行なう覆土)
や最上部覆土(焼却灰による埋立てが完了しその最上部
に行なう覆土)も不要となり、覆土の分のごみ収容容積
を増大させることが可能となる。なお、最上部覆土を行
なうか否かは任意である。また、袋16は、いわゆる補
強土としての引っ張り、せん断抵抗材として機能するた
め、土のう積み上げ時と同様に急勾配の盛土が可能とな
り、有効埋立て容積を大きく取る上で有利となる。
間覆土(焼却灰がある程度重ねられた上に行なう覆土)
や最上部覆土(焼却灰による埋立てが完了しその最上部
に行なう覆土)も不要となり、覆土の分のごみ収容容積
を増大させることが可能となる。なお、最上部覆土を行
なうか否かは任意である。また、袋16は、いわゆる補
強土としての引っ張り、せん断抵抗材として機能するた
め、土のう積み上げ時と同様に急勾配の盛土が可能とな
り、有効埋立て容積を大きく取る上で有利となる。
【0013】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図2は第2の実施の形態に係るごみ焼却灰の処分方
法を説明するための概略図を示す。第2の実施の形態で
は、ごみ焼却灰から流動物を得る工程と、流動物を袋1
6に充填し養生固化する工程を最終処分場18において
行なっている点が前記実施の形態と異なっている。すな
わち、第2の実施の形態では、最終処分場18の近傍に
混練プラント14(図2では省略)を立設する。一方、
工場で作られた袋16を折り畳んで最終処分場18に搬
入し、からの袋16を展開して並べておく。そして、混
練プラント16で得られた流動物をポンプ20、管体2
2を介して各袋16にそれぞれ充填し密封していくよう
にしたものであり、図2において符号24は堰堤を示
し、また、26は最上部覆土を示している。
る。図2は第2の実施の形態に係るごみ焼却灰の処分方
法を説明するための概略図を示す。第2の実施の形態で
は、ごみ焼却灰から流動物を得る工程と、流動物を袋1
6に充填し養生固化する工程を最終処分場18において
行なっている点が前記実施の形態と異なっている。すな
わち、第2の実施の形態では、最終処分場18の近傍に
混練プラント14(図2では省略)を立設する。一方、
工場で作られた袋16を折り畳んで最終処分場18に搬
入し、からの袋16を展開して並べておく。そして、混
練プラント16で得られた流動物をポンプ20、管体2
2を介して各袋16にそれぞれ充填し密封していくよう
にしたものであり、図2において符号24は堰堤を示
し、また、26は最上部覆土を示している。
【0014】第2の実施の形態によっても、ごみ焼却灰
の流動化処理を混練プラント14の閉塞された空間内で
行なえ、また、流動物の袋16への充填も管体22を用
いることで閉塞された空間内で行なえ、したがって、粉
塵が飛散したりメタンガスが発生したり異臭が漂ったり
することなく、ごみ焼却灰からなる固化物が充填された
袋16を得ることができる。また、ごみ焼却灰は不透水
性を有する固化物となっており、さらに、遮水性を有す
る袋16の中に密封充填されているため、粉塵が飛散し
たりメタンガスが発生したり異臭が漂ったりすることは
ない。また、袋16が損傷し、内部に雨水が侵入したと
しても、雨水が固化物の内部に侵入することが阻止さ
れ、地下水や河川を汚染することもない。
の流動化処理を混練プラント14の閉塞された空間内で
行なえ、また、流動物の袋16への充填も管体22を用
いることで閉塞された空間内で行なえ、したがって、粉
塵が飛散したりメタンガスが発生したり異臭が漂ったり
することなく、ごみ焼却灰からなる固化物が充填された
袋16を得ることができる。また、ごみ焼却灰は不透水
性を有する固化物となっており、さらに、遮水性を有す
る袋16の中に密封充填されているため、粉塵が飛散し
たりメタンガスが発生したり異臭が漂ったりすることは
ない。また、袋16が損傷し、内部に雨水が侵入したと
しても、雨水が固化物の内部に侵入することが阻止さ
れ、地下水や河川を汚染することもない。
【0015】さらに、雨水により有害物が染み出る虞も
ないことから、最終処分場18の底部に敷かれる従来の
防水シートや、ごみから染み出る水を処理する水処理施
設を省け、コストダウンを図る上でも有利となる。ま
た、袋16は、いわゆる補強土としての引っ張り、せん
断抵抗材として機能するため、土のう積み上げ時と同様
に急勾配の盛土が可能となり、有効埋立て容積を大きく
取る上で有利となる。また、袋16を積み重ねるに際し
て、地盤造成用の重機械を使用する必要はなく、ポンプ
20や管体22を用いた圧送により簡単に行なうことが
可能となる。
ないことから、最終処分場18の底部に敷かれる従来の
防水シートや、ごみから染み出る水を処理する水処理施
設を省け、コストダウンを図る上でも有利となる。ま
た、袋16は、いわゆる補強土としての引っ張り、せん
断抵抗材として機能するため、土のう積み上げ時と同様
に急勾配の盛土が可能となり、有効埋立て容積を大きく
取る上で有利となる。また、袋16を積み重ねるに際し
て、地盤造成用の重機械を使用する必要はなく、ポンプ
20や管体22を用いた圧送により簡単に行なうことが
可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
ごみ焼却灰を、水とセメントと共に混合、攪拌して流動
物を得る工程と、前記流動物を、遮水性、気密性、耐候
性を有する合成樹脂製の袋に充填して養生硬化させ密封
する工程とを備えることを特徴とする。そのため、本発
明によれば、セメントが不透水性であることから、ごみ
焼却灰は不透水性を有する固化物となっており、さら
に、遮水性を有する袋の中に密封充填されている。した
がって、粉塵が飛散したりメタンガスが発生したり異臭
が漂ったりすることはなく、取り扱いも便利となる。ま
た、袋が損傷し内部に雨水が侵入したとしても、ごみ焼
却灰は不透水性を有する固化物となっていることから、
仮に、ごみ焼却灰に有害物質が含まれていたとしても、
その有害物は染み出ることはない。また、袋は、いわゆ
る補強土としての引っ張り、せん断抵抗材として機能す
るため、急勾配の盛土が可能となり、有効埋立て容積を
大きく取る上で有利となる。したがって、周辺環境の汚
染に対する安全性や信頼性をより一層高めることがで
き、また、ごみ処分場のライフサイクルコストを考慮し
た上で経済的なごみ焼却灰の処分方法が得られる。
ごみ焼却灰を、水とセメントと共に混合、攪拌して流動
物を得る工程と、前記流動物を、遮水性、気密性、耐候
性を有する合成樹脂製の袋に充填して養生硬化させ密封
する工程とを備えることを特徴とする。そのため、本発
明によれば、セメントが不透水性であることから、ごみ
焼却灰は不透水性を有する固化物となっており、さら
に、遮水性を有する袋の中に密封充填されている。した
がって、粉塵が飛散したりメタンガスが発生したり異臭
が漂ったりすることはなく、取り扱いも便利となる。ま
た、袋が損傷し内部に雨水が侵入したとしても、ごみ焼
却灰は不透水性を有する固化物となっていることから、
仮に、ごみ焼却灰に有害物質が含まれていたとしても、
その有害物は染み出ることはない。また、袋は、いわゆ
る補強土としての引っ張り、せん断抵抗材として機能す
るため、急勾配の盛土が可能となり、有効埋立て容積を
大きく取る上で有利となる。したがって、周辺環境の汚
染に対する安全性や信頼性をより一層高めることがで
き、また、ごみ処分場のライフサイクルコストを考慮し
た上で経済的なごみ焼却灰の処分方法が得られる。
【図1】第1の実施の形態に係るごみ焼却灰の処分方法
を説明するための概略図である。
を説明するための概略図である。
【図2】第2の実施の形態に係るごみ焼却灰の処分方法
を説明するための概略図である。
を説明するための概略図である。
12 ごみ焼却場 14 混練プラント 16 袋 18 最終処分場 20 ポンプ 22 管体
Claims (6)
- 【請求項1】 ごみ焼却灰を、水とセメントと共に混
合、攪拌して流動物を得る工程と、 前記流動物を、遮水性、気密性、耐候性を有する合成樹
脂製の袋に充填して養生硬化させ密封する工程と、 を備えることを特徴とするごみ焼却灰の処分方法。 - 【請求項2】 前記流動物が袋に充填され養生硬化され
密封される工程は、ごみ焼却場であるいはごみ焼却場の
近傍で行われることを特徴とする請求項1記載のごみ焼
却灰の処分方法。 - 【請求項3】 前記流動物が充填され養生硬化され密封
された袋を最終処分場に積み重ねていく工程を備えるこ
とを特徴とする請求項1または2記載のごみ焼却灰の処
分方法。 - 【請求項4】 最終処分場にからの袋が並べられ、前記
流動物が袋に充填され養生硬化され密封される工程は前
記最終処分場で行われることを特徴とする請求項1記載
のごみ焼却灰の処分方法。 - 【請求項5】 前記流動物の袋への充填は、ポンプと管
体を用いた圧送により行われることを特徴とする請求項
4記載のごみ焼却灰の処分方法。 - 【請求項6】 前記流動物を得る工程において、水とセ
メントに対して気泡が混入されることを特徴とする請求
項1乃至5に何れか1項記載のごみ焼却灰の処分方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142499A JP2000288507A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | ごみ焼却灰の処分方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142499A JP2000288507A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | ごみ焼却灰の処分方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288507A true JP2000288507A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14300336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10142499A Pending JP2000288507A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | ごみ焼却灰の処分方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000288507A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5380625B1 (ja) * | 2013-05-14 | 2014-01-08 | 株式会社フジコーポレーション | 最終処分場における早期跡地利用方法 |
| JP2015073981A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社安藤・間 | 焼却残渣処分方法 |
| JP7851066B1 (ja) | 2025-03-26 | 2026-04-24 | 株式会社ニシヤマ | ガスメーターのリサイクルシステム |
-
1999
- 1999-04-08 JP JP10142499A patent/JP2000288507A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5380625B1 (ja) * | 2013-05-14 | 2014-01-08 | 株式会社フジコーポレーション | 最終処分場における早期跡地利用方法 |
| JP2015073981A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 株式会社安藤・間 | 焼却残渣処分方法 |
| JP7851066B1 (ja) | 2025-03-26 | 2026-04-24 | 株式会社ニシヤマ | ガスメーターのリサイクルシステム |
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