JP2000288549A - 液体磁気処理装置 - Google Patents

液体磁気処理装置

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JP2000288549A
JP2000288549A JP11094821A JP9482199A JP2000288549A JP 2000288549 A JP2000288549 A JP 2000288549A JP 11094821 A JP11094821 A JP 11094821A JP 9482199 A JP9482199 A JP 9482199A JP 2000288549 A JP2000288549 A JP 2000288549A
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fluid conduit
holder unit
liquid magnetic
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Kazuo Otake
一夫 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外径を異にする流体導管に対しても互換性を
有し、各磁石体が中心軸に対して正確に位置出しされ
る。 【解決手段】 磁石体11を収納した複数個のホルダユ
ニット12を互いに可変連結機構13によって連結して
なる。流体導管1の外周部にその外径仕様に対応して可
変連結機構13によって各ホルダユニット12の位置調
整を行うことで、磁石体11の磁気エネルギーが流体導
管1の中心に集中するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管等の流体導
管に付設され、管内の不純物を磁気的に処理して飲料水
等の味覚の向上を図るようにした液体磁気処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】飲料水等の処理装置として、磁気的手段
を水道管等に付設して磁気力により管内壁に付着する固
形物やスケール等の不純物を除去したり、あるいはその
付着を防止して味覚の向上を図るようにした磁気処理装
置が提案されている。例えば、米国特許第460549
8号公報には、磁気的手段によって水道管内にN極とS
極との磁界を与え、これら磁界の一方を中央軸上に主体
的に集中させて管内を流れる水道水等を磁気的に処理す
る装置及び方法が開示されている。
【0003】すなわち、かかる液体磁気処理装置の原理
は、図8に示すように例えば水道管に対して一対の磁石
をS極が対向するようにして付設した場合と、N極とS
極とが対向するようにして付設した場合における流体導
管内の磁気エネルギーの分布状態によって説明される。
なお、一対の磁石には、表面残存磁束速密度が2000
ガウス平方センチメートルのものが用いられている。同
図において、縦軸は磁気エネルギー値であり、横軸は流
体管の中心軸からの半径位置である。
【0004】流体導管内の磁気エネルギーは、同図から
明らかなように実線で示す同極同士の組み合わせ、例え
ばS極−S極を対向させた場合に、点線で示す異極の組
み合わせ、例えばS極−N極を対向させた場合と比較し
て流体導管の中心部においてゼロ値となることはない。
したがって、液体磁気処理装置は、流体導管に対して同
極同士が対向するようにして付設することで、管内によ
り大きな磁気エネルギーが作用されるようになり、流体
或いは流体導管に対して上述した磁気的作用が有効に奏
せられかつその再現性が図られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液体磁気処
理装置は、外径を異にする流体導管に付設する場合に、
中心軸に対して磁気エネルギーを集中させるように各磁
石の取付位置の調整が必要となる。液体磁気処理装置
は、複数個の磁石を有することから、これら磁石が異極
同士で吸着したり或いは同極間で反発しあったりするこ
とでその取り扱いが極めて面倒である。このため、液体
磁気処理装置は、取り扱いが面倒な複数個の磁石を流体
導管に対して正確に取り付けることが極めて困難とな
る。したがって、液体磁気処理装置の実用品としては、
流体導管の外径にそれぞれ対応した固定の仕様とされ、
互換性がないものを製作せざるを得ないといった問題が
あった。
【0006】液体磁気処理装置は、例えば複数個の磁石
を極性が同一となるようにして合成樹脂シートに封装し
て全体をバンド状に構成したものが考慮される。かかる
液体磁気処理装置は、流体導管の外周部に巻き付けるよ
うにして付設されることによって、管内に対して各磁石
の極性が同一となって磁気エネルギーを効率的に作用さ
せる。液体磁気処理装置は、外径を異にする流体導管に
対してバンドの長さを適宜調整して取り付けを可能とす
る。
【0007】しかしながら、かかる液体磁気処理装置
は、流体導管に対して回転方向にしっかりと固定するこ
とが困難であり、緩みやすいといった問題があった。ま
た、液体磁気処理装置は、全体の長さの調節が可能であ
っても各磁石の相対的な位置が固定されているために、
流体導管の外径に対応して調整を行った場合に各磁石の
位置ずれが生じてしまう。液体磁気処理装置は、このた
めに磁気エネルギーが中心軸に集中されず、効率が低下
するといった問題が生じる。
【0008】したがって、本発明は、外径を異にする流
体導管に対しても互換性を有し、各磁石が正確に位置出
しされ得るようにした実用的な液体磁気処理装置を提供
することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる液体磁気処理装置は、流体導管の外周部
に複数個の磁石体を互いに同一の着磁面が連続するよう
に等間隔で装着してなる。液体磁気処理装置は、各磁石
体をそれぞれホルダユニット内に収納するとともに、こ
れらホルダユニットを互いに可変連結機構によって接続
してなる。
【0010】以上のように構成された本発明にかかる液
体磁気処理装置によれば、外径仕様を異にする流体導管
に対しても、各ホルダユニットが可変連結機構を介して
所定位置に調節されて装着されるようになる。したがっ
て、液体磁気処理装置は、各ホルダユニット内にそれぞ
れ装填した磁石体の磁気力が流体導管に対して有効に作
用され、管内壁に付着した固形物やスケール等の不純物
を除去しあるいはその付着を防止する。
【0011】また、本発明にかかる液体磁気処理装置
は、ホルダユニツトが、全体箱状を呈するとともにそれ
ぞれ流体導管と直交する両側面に長孔が形成された連結
片を一体に突設したホルダケースと、磁石体をそれぞれ
装填したゴム製の磁石ケースと、この磁石ケースを密閉
するゴム製のキャップとから構成される。液体磁気処理
装置は、隣り合うホルダケースの連結片が、それぞれの
長孔をその長さ範囲の適宜の位置で互いに連通させて軸
孔を構成するようにして組み合わされ、これら軸孔にそ
れぞれ連結軸を組み付けることによって可変連結機構を
構成する。
【0012】したがって、液体磁気処理装置は、各磁石
体がホルダユニットに封装されることによって破損や汚
損等が防止される。また、液体磁気処理装置は、各磁石
体がホルダユニットに封装されることで流体導管に対す
る付設作業時や取扱時にこれら磁石体が互いに吸着した
り反発したりすることが抑制され作業性の向上が図られ
るようになる。さらに、液体磁気処理装置は、極めて簡
易な操作によって、流体導管に対して各磁石が互いに正
確に位置するようにして付設される。
【0013】さらに、本発明にかかる液体磁気処理装置
は、ホルダケースに連結片と直交して流体導管と平行な
結合片が一体に突設され、これら結合片を締結バンドに
よって締結するように構成される。したがって、液体磁
気処理装置は、流体導管に対して各磁石が互いに正確に
位置した状態でよりしっかりと取り付けられる。
【0014】さらにまた、本発明にかかる液体磁気処理
装置は、ホルダケースの流体導管の外周面との当接面に
耐熱板が組み付けられてなる。したがって、液体磁気処
理装置は、例えば流体導管の内部を温水等が流れる場合
にもホルダケース内に収納された磁石体への影響を抑制
して磁気処理特性が保持される。
【0015】さらに、ホルダーケースを弱磁性又は磁化
しない材質とすることで、磁力を遮断し、互いが引き合
わないようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好ましい実
施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。実
施の形態として図1乃至図5に示した液体磁気処理装置
10は、水道管1に付設されて磁気エネルギーを作用さ
せ、管内壁に付着する固形物やスケール等の不純物を除
去したり、あるいはその付着を防止して水道水の味覚の
向上を図る。液体磁気処理装置10は、後述するように
外径仕様を異にする水道管1に対して互換性を以って付
設が可能とされる。
【0017】液体磁気処理装置10は、図1に示すよう
に詳細を後述するように内部に一対の磁石11(11
a、11b)をそれぞれ内蔵してなる4個のホルダユニ
ット12(12a乃至12d)を備える。液体磁気処理
装置10は、各ホルダユニット12を水道管1の外周部
に、互いに90°ずれた位置を以って等間隔に配置され
るように調整する左右一対の可変連結機構13、14
(13a乃至13d、14a乃至14d)を備える。液
体磁気処理装置10は、各ホルダユニット12を上述し
た位置に保持して水道管1に固定する左右一対の締結機
構15(15a乃至15d)を備える。
【0018】磁石11は、例えばそれぞれ矩形ブロック
状を呈する磁石からなり、図3に示すように互いにN極
とS極とが対向するようにして重ね合わされる。したが
って、磁石11は、磁気力によって一体化されて後述す
るようにホルダユニット12内に収納される。
【0019】ホルダユニット12は、図2及び図3に示
すように、ホルダケース16と、キャップ部材17と、
磁石ケース部材18と、耐熱板19等の部材を組み合わ
せて全体矩形の箱状体として構成されている。ホルダケ
ース16は、例えばステンレス(SUS304)の板体
を素材とし、一対の磁石11を収納するに足る内部空間
を有する底面部が開放された箱状部材からなる。ホルダ
ケース16には、長手方向の両側面16a、16bに、
それぞれその両側部から外方へと平行に突出された一対
の連結片20(20a、20b)、21(21a、21
b)が一体に形成されている。
【0020】各連結片20、21には、長手方向に沿っ
て長孔22(22a、22b)、23(23a、23
b)がそれぞれ形成されている。これら長孔22、23
は、後述するように各可変連結機構13、14の連結孔
を構成するとともにこれら可変連結機構13、14の連
結位置を調整する調整孔を構成する。各連結片20、2
1は、側面16a、16bに対して略クランク状を呈す
るようにして一体に折曲形成されてなる。一方の連結片
20a、21aは、他方の連結片20b、21bに対し
て板厚分折曲げ量が大きくなっている。
【0021】ホルダケース16には、図1及び図2に示
すように、幅方向の両側面16c、16dに、それぞれ
長さ方向に離間して一対の係合孔16c−1、16c−
2及び16d−1、16d−2が形成されている。これ
ら係合孔16c−1、16c−2及び16d−1、16
d−2は、略半円形を呈しており、後述するように磁石
ケース部材18の係止部を構成する。
【0022】ホルダケース16には、両側面16a、1
6bに、連結片20、21と直交する方向に突出されて
係合片24(24a、24b)が一体に突設されてい
る。これら係合片24には、詳細を後述するように締結
機構15が装着される。係合片24は、その先端部に締
結機構15のストッパ部を構成する係合部が両側面16
a、16bと対向するように折曲形成されている。
【0023】ホルダケース16には、その内部空間にキ
ャップ部材17と磁石ケース部材18とによって封装さ
れた状態で磁石11が収納される。キャップ部材17
は、例えばネオプレンゴム等の合成ゴムを素材として、
ホルダケース16の内部空間とほぼ等しい外形を有する
板状部材として成形されてなる。キャップ部材17は、
外周部が内面に保持されることでガタツキのない状態で
後述するようにホルダケース16の内部空間に収納され
る。キャップ部材17には、図3に示すようにその底面
に磁石11の外周部を保持する保持凸部25が外周縁に
沿って全周に亘って一体に形成されている。
【0024】磁石ケース部材18は、例えば耐熱特性1
30°Cのネオプレンゴムや耐熱特性280°Cのシリ
コンゴム等の合成ゴムを素材として、ホルダケース16
の内部空間とほぼ等しい外形を有する箱状部材として成
形されてなる。磁石ケース部材18は、開放された上面
部にキャップ部材17が被着されることによって、その
内部に磁石11を収納するとともにその外周部を保持す
る密閉空間部を構成する。磁石ケース部材18には、長
手方向の両側面にそれぞれ一対の係合凸部18a、18
bが一体に形成されている。係合凸部18a、18b
は、上面側から底面側に向かって次第にその高さが大き
い断面楔状を呈しており、後述するように磁石ケース部
材18がホルダケース16内に収納された状態において
係合孔16c−1、16c−2及び16d−1、16d
−2にそれぞれ相対係合する。係合凸部18a、18b
は、これによってホルダケース16内からの磁石ケース
部材18の脱落を防止する。
【0025】磁石11は、キャップ部材17と磁石ケー
ス部材18とによって外周部の全体を保護されることに
より、液体磁気処理装置10を誤って落下させたりした
場合にもその破損が防止されるとともに清浄な状態に保
持される。各磁石11は、各ホルダケース16内に、ガ
タツキが生じることなく収納される。
【0026】各ホルダケース12には、磁石11を収納
した磁石ケース部材18を収納した状態で、図2に示す
ように開口された底面を閉塞するようにして耐熱板19
が組み付けられる。耐熱板19は、カーボン等を素材と
して全体板状に形成され、磁石ケース部材18の底面及
び係合片24の底面に接着剤等によって接合される。耐
熱板19は、液体磁気処理装置10が水道管にのみ使用
される場合には必須の部材ではないが、例えば水とお湯
との混合導管や高温殺菌処理が施される飲料プラントの
導管等に付設される場合には磁石11や磁石ケース部材
18を保護して磁気特性を保持したり耐久性を向上させ
ることで有効である。
【0027】ホルダユニット12は、磁石ケース部材1
8内に図3に示すように各磁石11がそのN極面を底面
側に位置するようにして収納された後にキャップ部材1
7を被せて密封し、これをホルダケース16内に収納す
ることによって組み立てられる。ホルダユニット12
は、ホルダケース16に対して磁石ケース部材18が圧
入状態で収納されるように構成される。ホルダユニット
12は、上述したように係合凸部18a、18bと係合
孔16c−1、16c−2及び16d−1、16d−2
との係合によってホルダケース16から磁石ケース部材
18が脱落することがないようにする。
【0028】以上のように構成された各ホルダユニット
12は、図1及び図4に示すように隣り合うホルダユニ
ット12が互いに直交するようにしてそれぞれ組み合わ
される。各ホルダユニット12は、その両側を可変連結
機構13、14によってそれぞれ連結される。可変連結
機構13、14は、上述した各ホルダユニット12の連
結片20、21と、連結軸26(26a乃至26d)及
び止めビス27(27a乃至27d)、28(28a乃
至28d)とによって構成される。連結軸26は、相対
する連結片20、21の対向間隔とほぼ等しい軸長を有
し、その両端に軸方向のねじ孔28が形成されてなる。
【0029】例えば隣り合う第1のホルダユニット12
aと第2のホルダユニット12bとは、上述したように
一方の連結片20a、21aが他方の連結片20b、2
1bに対して板厚分折曲げ量が大きくなっている。した
がって、第1のホルダユニット12aと第2のホルダユ
ニット12bとは、一方側面16aの一方側において相
対する一方の連結片20aと他方の連結片20bとが互
いに重なり合わされるとともに他方側において相対する
一方の連結片20bと他方の連結片20aとが互いに重
なり合わされた状態となる。同様に、第1のホルダユニ
ット12aと第2のホルダユニット12bとは、他方の
側面16bの一方側において相対する一方の連結片21
aと他方の連結片21bとが重なり合わされるとともに
他方側において相対する一方の連結片21bと他方の連
結片21aとが互いに重なり合わされた状態となる。
【0030】したがって、第1のホルダユニット12a
と第2のホルダユニット12bとは、一方側面16aの
一方側において連結片20a、20bにそれぞれ形成し
た長孔22a、22bとが互いに連通して軸孔が構成さ
れる。同様に、第1のホルダユニット12aと第2のホ
ルダユニット12bとは、他方側面16b側において
も、その一方側において連結片21a、21bにそれぞ
れ形成した長孔23a、23bとが互いに連通して軸孔
が構成される。
【0031】第1のホルダユニット12aと第2のホル
ダユニット12bとは、一方側面16a側の長孔22
a、22bとによって構成された軸孔と他方側面16b
側の長孔23a、23bとによって構成された軸孔との
間に第1の連結軸26aの両端が支架される。第1のホ
ルダユニット12aと第2のホルダユニット12bと
は、連結片20a、20b及び連結片21b、21aの
外側から軸孔を介してねじ孔28にそれぞれ止めビス2
7a、28aをねじ込むことによってこれら連結片と第
1の連結軸26aとを固定する。
【0032】隣り合う第1のホルダユニット12aと第
4のホルダユニット12dとは、上述した第1のホルダ
ユニット12aと第2のホルダユニット12bとの連結
と同様に連結される。すなわち、第1のホルダユニット
12aと第4のホルダユニット12dとは、一方側面1
6aの他方側において連結片20b、20aにそれぞれ
形成した長孔22b、22aとが互いに連通して軸孔が
構成される。第1のホルダユニット12aと第4のホル
ダユニット12dとは、他方側面16bの他方側におい
ても連結片21b、21aにそれぞれ形成した長孔23
b、23aとが互いに連通して軸孔が構成される。
【0033】第1のホルダユニット12aと第4のホル
ダユニット12dとは、一方側面16a側の長孔22
b、22aとによって構成された軸孔と他方側面16b
側の長孔23b、23aとによって構成された軸孔との
間に第4の連結軸26dの両端が支架される。第1のホ
ルダユニット12aと第4のホルダユニット12dと
は、連結片20a、20b及び連結片21b、21aの
外側から軸孔を介してねじ孔28にそれぞれ止めビス2
7d、28dをねじ込むことによってこれら連結片2
1、22と第1の連結軸26aとを固定する。
【0034】可変連結機構13、14は、第2のホルダ
ユニット12bと第3のホルダユニット12cとを同様
に連結するとともに、第3のホルダユニット12cと第
4のホルダユニット12dとを連結する。可変連結機構
13、14は、第1のホルダユニット12aと第3のホ
ルダユニット12c及び第2のホルダユニット12bと
第4のホルダユニット12dとの対向間隔が、図4に示
すように水道管1の外径とほぼ等しく設定される。な
お、可変連結機構13、14は、同図に示すように各連
結片21、22が外側となるように交互に重なり合わさ
れる。
【0035】以上のように構成された液体磁気処理装置
10は、図1及び図2に示すように各ホルダユニット1
2が水道管1の軸方向に沿って互いに等間隔の位置に配
置されて装着される。液体磁気処理装置10は、この状
態において各ホルダユニット12に収納された各磁石1
1がそのN極面を外周部に対向させて、水道管1の中心
軸から等間隔に配置されてなる。液体磁気処理装置10
は、水道管1に対して各ホルダユニット12が締結機構
15によって上述した状態にしっかりと保持される。
【0036】締結機構15は、バンド29と、このバン
ド29の両端を結合する締結ネジ30等によって構成さ
れている。バンド29は、幅寸法が各ホルダユニット1
2の係合片24の長さ寸法とほぼ等しく、両端を重ねて
輪を作った状態で締結ネジ30を締め付けることによっ
て所定の外径で固定される。
【0037】締結機構15は、各ホルダユニット12を
上述した状態に設定した後、図1に示すようにバンド2
9が各係合片24の外周に掛け合わされる。締結機構1
5は、バンド29の長さを調節した後に締結ネジ30に
よって固定される。締結機構15は、各係合片24を介
して可変連結機構13、14によって連結された各ホル
ダユニット12を水道管1の外周部に押し付けて保持さ
せる。
【0038】液体磁気処理装置10は、外径を異にする
水道管1に対しも可変連結機構13、14を介して各ホ
ルダユニット12の連結状態を調整することによって互
換性をもって使用が可能とされる。液体磁気処理装置1
0は、図4に示すようにやや小径の水道管1aに付設さ
れる場合には、可変連結機構13、14を介して各ホル
ダユニット12がすぼめられた状態で連結される。
【0039】すなわち、可変連結機構13、14は、各
ホルダユニット12の互いに重ね合わせ状態で連結され
る各連結片21、22が、それぞれの長孔22、23を
互いにその基端部において共同して軸孔を構成するよう
にする。可変連結機構13、14は、この状態で各長孔
22、23によって構成された軸孔にそれぞれ連結軸2
6を支架するとともに止めビス27、28によってこれ
を固定する。可変連結機構13、14は、かかる構成に
よって水道管1aの外径に対応して各ホルダユニット1
2が互いに近接してすぼまった状態となる。なお、液体
磁気処理装置10においては、上述した可変連結機構1
3、14の調整操作に際して締結機構15のバンド29
の調整も行われる。
【0040】液体磁気処理装置10は、図5に示すよう
に大径の水道管1bに付設される場合には、可変連結機
構13、14を介して各ホルダユニット12が拡径され
た状態で連結される。可変連結機構13、14は、止め
ビス27、28をゆるめた状態で、互いに重なり合わさ
れた各連結片21、22をそれぞれ外側へと移動操作す
る。可変連結機構13、14は、これによって長孔2
2、23が各連結片21、22の先端側において共同し
て軸孔を構成する。可変連結機構13、14は、この状
態で止めビス27、28を締め付けることにより各連結
片21、22に各連結軸26が固定される。可変連結機
構13、14は、かかる構成によって水道管1bの外径
に対応して各ホルダユニット12が互いに離間近接して
拡径した状態となる。
【0041】上述した液体磁気処理装置10において
は、4個のホルダユニット12を備えたが、例えば清涼
飲料等の製造工程等のように大径の流体導管に付設して
用いる場合やより多くの磁石11の磁気力を流体導管に
作用させる必要がある場合に、任意の個数のホルダユニ
ット12を可変連結機構13、14によって連結して構
成するようにしてもよい。
【0042】図6および図7に示した液体磁気処理装置
5は、6個のホルダユニット12が可変連結機構13、
14によって連結されて構成されている。液体磁気処理
装置5は、大径の流体導管1cに対して各ホルダユニッ
ト12が円周方向に対してそれぞれ60°の角度を以っ
て等間隔に配置される。液体磁気処理装置5は、各ホル
ダユニット12が流体導管1cの中心軸に対してそれぞ
れ等角度に配置されるとともに中心からの間隔も等しい
ことで、それぞれの磁石11の磁気エネルギーが中心軸
に集中される。
【0043】液体磁気処理装置5は、図7に示すように
大径の流体導管1dに付設する場合には、上述した可変
連結機構13、14による各ホルダユニット12の調整
操作が行われる。液体磁気処理装置5は、大径の流体導
管1dに対しても各ホルダユニット12が円周方向に対
してそれぞれ60°の角度を以って等間隔に配置され
る。したがって、液体磁気処理装置5は、各ホルダユニ
ット12が流体導管1cの中心軸に対してそれぞれ等角
度に配置されるとともに中心からの間隔も等しいこと
で、それぞれの磁石11の磁気エネルギーが集中される
ようになる。
【0044】上述した液体磁気処理装置10は、水道管
1の外周部に付設されて管内壁に付着する固形物やスケ
ール等の不純物を除去したり、あるいはその付着を防止
して水道水の味覚の向上させるために用いたが、かかる
水道管1への適用に限定されるものではないことは勿論
である。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる液体磁気処理装置によれば、磁石体を収納したホル
ダユニットを互いに可変連結機構によって連結して流体
導管の外周部に装着するように構成したことにより、流
体導管に対して各ホルダユニットが所定位置に調節され
ることで磁石体の磁気力が流体導管の中心軸に集中して
有効に作用され、管内壁に付着した固形物やスケール等
の不純物を効率的に除去しあるいはその付着を防止する
ようにする。したがって、液体磁気処理装置は、外径仕
様を異にする流体導管に対する互換性が図られるように
なるとともに磁石体間の吸着や反発による取り扱いの面
倒が解消されかつ流体導管に対する装着操作も極めて簡
単であり装着状態が確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す4ピースホルダ
ユニット型液体磁気処理装置の斜視図である。
【図2】同液体磁気処理装置を構成する磁石ホルダユニ
ットの斜視図である。
【図3】同液体磁気処理装置を構成する磁石ホルダユニ
ットの分解斜視図である。
【図4】同液体磁気処理装置を水道管に付設した状態を
示す正面図である。
【図5】同液体磁気処理装置を大径水道管に付設した状
態を示す正面図である。
【図6】本発明の実施の形態として示す6ピースホルダ
ユニット型液体磁気処理装置を水道管に付設した状態を
示す要部正面図である。
【図7】同液体磁気処理装置を大径水道管に付設した状
態を示す要部正面図である。
【図8】液体磁気処理装置について、流体管に付設した
状態における磁気エネルギーの分布状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 水道管 10 液体磁気処理装置 11 磁石 12 ホルダユニット 13 連結機構 14 連結機構 15 締結機構 16 ホルダケース 17 キャップ部材 18 磁石ケース部材 19 耐熱板 20 連結片 21 連結片 22 長孔 23 長孔 24 係合片 26 連結軸 29 バンド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体導管の外周部に複数個の磁石体を互
    いに同一の着磁面が連続するように等間隔で装着してな
    る液体磁気処理装置において、 前記各磁石体をそれぞれホルダユニット内に収納すると
    ともに、これらホルダユニットを互いに可変連結機構に
    よって接続してなり、 前記流体導管の外径に対応して前記可変連結機構を調節
    して装着するように構成したことを特徴とする液体磁気
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダユニツトは、全体箱状を呈す
    るとともにそれぞれ前記流体導管と直交する両側面に長
    孔が形成された連結片が一体に突設されたホルダケース
    と、前期磁石体がそれぞれ装填されたゴム製の磁石ケー
    スと、この磁石ケースを密閉するゴム製のキャップとか
    ら構成され、 前記隣り合うホルダケースの連結片が、それぞれの長孔
    をその長さ範囲の適宜の位置で互いに連通させて軸孔を
    構成するようにして組み合わされ、これら軸孔にそれぞ
    れ連結軸を組み付けることによって前記可変連結機構を
    構成することを
  3. 【請求項3】 前記ホルダケースは弱磁性又は磁化しな
    い材質であることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の液体磁気処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダケースには、前記連結片と直
    交して前記流体導管と平行な結合片が一体に突設され、 これら結合片を締結バンドによって締結することを特徴
    とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の液体磁
    気処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ホルダケースには、前記流体導管の
    外周面との当接面に耐熱板が組み付けられることを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記
    載の液体磁気処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192159A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Yoshiro Shinkawa 水の磁気化装置
JP2005169358A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Aaku Quest:Kk 磁化水器
KR20210148753A (ko) * 2020-06-01 2021-12-08 김순덕 범용 수관 부착용 자화수기

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