JP2000289018A - コンクリート製品製造装置 - Google Patents

コンクリート製品製造装置

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JP2000289018A
JP2000289018A JP9955499A JP9955499A JP2000289018A JP 2000289018 A JP2000289018 A JP 2000289018A JP 9955499 A JP9955499 A JP 9955499A JP 9955499 A JP9955499 A JP 9955499A JP 2000289018 A JP2000289018 A JP 2000289018A
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container
curing
formwork
concrete product
product manufacturing
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JP9955499A
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English (en)
Inventor
Hozo Kitahara
奉三 北原
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Chiyoda Technical and Industrial Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Technical and Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適用コストの増大を抑えること。 【解決手段】 本発明では、一側面を介して型枠1の搬
入出を許容する一方、養生用ピット100に積層し、か
つ蓋体60を配置した場合に養生室120を構成するコ
ンテナ50と、所定の搬入位置に設けられ、前記コンテ
ナ50が配置された場合に当該コンテナ50に対して前
記型枠1を搬入させる型枠搬入手段70と、所定の搬出
位置に設けられ、前記コンテナ50が配置された場合に
当該コンテナ50に対して前記型枠1を搬出させる型枠
搬出手段80と、前記養生用ピット100と前記型枠搬
入手段70および前記型枠搬出手段80との間において
前記コンテナ50を移載させるスタッカクレーン110
と、前記養生用ピット100に設けられ、前記コンテナ
50が配置された場合に当該コンテナ50によって構成
される養生室120の内部に、蒸気生成手段102によ
って生成された加熱蒸気を供給する蒸気配管101と、
を備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、型枠に充填したコ
ンクリート材を養生させることによって、横断暗渠やU
字側溝等のコンクリート二次製品を得るようにしたコン
クリート製品製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の製造装置としては、例えば図9
および図10に示すようなものがある。この製造装置で
は、型枠搬送コンベアA、搬入コンベアB、搬出コンベ
アCおよび横軌道Dによって型枠Eの循環搬送ラインが
構成されているとともに、該横軌道Dの一側方に複数の
養生室Fが設けられている。
【0003】型枠搬送コンベアAは、その経路中におい
て解体工程、脱型工程、清掃工程、組立工程、コンクリ
ート材充填工程といった、型枠Eに対する一連の打設作
業工程を行うためのものである。搬入コンベアBは、型
枠搬送コンベアAの下流端部と横軌道Dの上流端部との
間を接続するもので、型枠Eを互いに積層するための段
積手段Gを備えている。搬出コンベアCは、型枠搬送コ
ンベアAの上流端部と横軌道Dの下流端部との間を接続
するもので、互いに積層された型枠Eを順次卸すための
段卸手段Hを備えている。横軌道Dは、上述した型枠搬
送コンベアAに対して平行となるように延在したもの
で、一対の横レール部材を敷設することによって構成さ
れている。この横軌道Dは、一対の横レール部材の間に
搬送台車Jを支持している。搬送台車Jは、親台車J1
と子台車J2とを備えて構成したもので、当該親台車J
1を介して上述した横軌道Dに沿って移動する。子台車
J2は、親台車J1に対して上下動可能、かつ親台車J
1の走行方向に対して直角方向に走行することが可能で
ある。図10からも明らかなように、この横軌道Dは、
フロア面Kに形成した横ピットL内に敷設されており、
親台車J1上において子台車J2を最も下動させた場合
にその上面が搬入コンベアBおよび搬出コンベアCの搬
送面よりも下方に位置するように構成されている。
【0004】養生室Fは、それぞれの後端が閉塞したト
ンネル状を成すもので、各前端を横軌道Dに近接させた
状態で互いに並設されている。これら養生室Fには、そ
れぞれ縦軌道Mを設けている。縦軌道Mは、上述した親
台車J1に対して子台車J2を走行させるためのもの
で、一対の縦レール部材を敷設することによって構成さ
れている。図からも明らかなように、この縦軌道Mは、
フロア面Kに形成した縦ピットN内に敷設されており、
子台車J2を最も下動させた場合にその上面が養生室F
のフロア面Kよりも下方に位置するように構成されてい
る。なお、図10中の符号Pは、各養生室Fの前端に設
けたゲートである。
【0005】上記のように構成された製造装置では、型
枠搬送コンベアAにおいてコンクリート材を充填した型
枠Eが段積手段Gによって互いに積層される。積層され
た型枠Eは、搬入コンベアBを通じて横軌道Dの上流端
部に停止した子台車J2上に移載され、さらに親台車J
1が適宜横軌道D上を走行することにより、収容すべき
養生室Fの前端まで搬送される。
【0006】型枠Eが養生室Fの前端で停止すると、該
当するゲートPが開成し、その後、子台車J2が上動し
た状態で縦軌道M上を走行することにより、これら型枠
Eが養生室Fの内部に搬入される。さらに型枠Eが所定
の位置まで搬入されると、子台車J2が下動し、型枠E
が養生室Fのフロア面Kに載置される。その後、子台車
J2が縦軌道M上を走行して親台車J1の上面に復帰す
ると、ゲートPが閉成され、養生室Fの内部が所定の養
生状態、つまり適度な温度で適度な湿度がある状態に保
持される。
【0007】以降、上述した作用が繰り返し行われ、型
枠Eに充填されたコンクリート材に対して順次養生が施
されることになる。
【0008】一方、型枠Eのコンクリート材に対する養
生が終了すると、親台車J1が横軌道D上を適宜走行
し、該当する養生室Fの前端まで搬送される。親台車J
1が養生室Fの前端で停止すると、該当する養生室Fの
ゲートPが開成し、子台車J2が下動した状態で縦軌道
M上を走行することにより、搬出すべき型枠Eの下方に
配置される。この状態から子台車J2が上動すると、当
該子台車J2の上面に型枠Eが搭載されることになる。
その後、子台車J2が縦軌道M上を走行して親台車J1
の上面に復帰することによって型枠Eが横軌道Dに搬出
され、さらに親台車J1の走行によって横軌道Dの下流
端部に搬送される。横軌道Dの下流端部に搬送された型
枠Eは、子台車J2から搬出コンベアCに移載され、さ
らに段卸手段Hによって順次卸された後、型枠搬送コン
ベアAに移載される。
【0009】型枠搬送コンベアAに移載された型枠E
は、その後、解体工程、脱型工程、清掃工程および組立
工程を経て再びコンクリート材が充填され、上述した作
用を繰り返す。この間、脱型工程において脱型されたコ
ンクリート二次製品は、クレーンQによって型枠搬送コ
ンベアAから搬出され、図示していないストレージに集
積されることになる。
【0010】上記のような製造装置によれば、型枠に充
填されたコンクリート材に対して急激な温湿度変化や振
動および衝撃を与えることなくこれを硬化させることが
できるため、脱型の際の強度を十分に確保することがで
きるとともに、高品質のコンクリート二次製品を製造す
ることが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な製造装置では、上述したように、各養生室Fに対して
個別の縦軌道Mを設けることが必須となる。すなわち、
養生室Fに対して型枠Eを搬入出させるためには、それ
ぞれの養生室F毎に型枠Eを搬入出させるための手段が
必要となる。この結果、上記製造装置にあっては、適用
コストの点で不利となる。特に、多数の養生室Fを設け
る場合には、縦軌道Mの数もこれに応じて増やす必要が
あり、適用コストを著しく増大させることになる。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みて、適用コスト
の増大を抑えることのできるコンクリート製品製造装置
を提供することを解決課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、型枠に充填したコンクリート材を養生させることに
よってコンクリート製品を得るようにしたコンクリート
製品製造装置において、一側面を介して前記型枠の搬入
出を許容する一方、所定の養生位置に配置させた場合に
養生室を構成するコンテナと、所定の搬入出位置に設け
られ、前記コンテナが配置された場合に当該コンテナに
対して前記型枠を搬入出させる型枠搬入出手段と、前記
養生位置と前記搬入出位置との間において前記コンテナ
を移載させるコンテナ移載手段と、前記養生位置に設け
られ、前記コンテナが配置された場合に当該コンテナの
内部を所定の養生状態に保持する養生手段と、を備える
ようにしている。
【0014】請求項2に記載の発明では、上述した請求
項1に記載の発明において、前記コンテナ移載手段とし
て、前記コンテナを昇降可能に保持した状態で水平方向
に移載するものであり、かつ前記コンテナとして、互い
に積層可能に構成したものを適用している。
【0015】請求項3に記載の発明では、上述した請求
項2に記載の発明において、前記コンテナとして、それ
ぞれ上下両面を通気可能に構成し、前記養生位置におい
て上面に蓋体を配置することによって前記養生室を構成
するものを適用し、かつ前記養生手段として、前記コン
テナの下面を通じて前記養生室を所定の養生状態に保持
するものを適用している。
【0016】請求項4に記載の発明では、上述した請求
項1に記載の発明において、前記搬入出位置が、搬入位
置と搬出位置とを個別に備え、かつ前記搬入出手段が、
前記搬入位置に配置されたコンテナに対して前記型枠を
搬入する型枠搬入手段と、前記搬出位置に配置されたコ
ンテナから前記型枠を搬出させる型枠搬出手段とを個別
に備えるようにしている。
【0017】請求項5に記載の発明では、上述した請求
項4に記載の発明において、前記搬出位置において前記
コンテナから搬出された型枠を所定の脱型位置に搬送す
る型枠回収手段と、所定の充填位置においてコンクリー
ト材が充填された型枠を前記搬入位置まで搬送する型枠
供給手段と、を備えるようにしている。
【0018】請求項6に記載の発明では、上述した請求
項5に記載の発明において、前記型枠回収手段の下流端
部と前記型枠供給手段の上流端部とを互いに接続するよ
うにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1および図2は、
本発明に係るコンクリート製品製造装置の一実施形態を
概念的に示したものである。ここで例示する製造装置
は、型枠1に充填したコンクリート材を養生させた後に
脱型させることによって横断暗渠やU字側溝等のコンク
リート二次製品を製造するためのもので、型枠供給コン
ベア(型枠供給手段)10および型枠回収コンベア(型
枠回収手段)20を備えているとともに、これら型枠供
給コンベア10および型枠回収コンベア20の間に連絡
コンベア30を備えている。
【0020】型枠供給コンベア10および型枠回収コン
ベア20は、それぞれの延在方向に沿って型枠1を一台
ずつ個別に搬送するためのもので、互いに平行となるよ
うに相互に隣接して敷設してある。型枠供給コンベア1
0には、その経路中の下流端部に充填手段11を設けて
いる。充填手段11は、型枠供給コンベア10上を搬送
される型枠1に対して順次コンクリート材を充填するも
のである。一方、型枠回収コンベア20には、その経路
中に搬出用クレーン21および清掃手段22を設けてい
る。搬出用クレーン21は、脱型されたコンクリート二
次製品を型枠回収コンベア20から搬出し、図示してい
ないストレージに集積させるものである。清掃手段22
は、コンクリート二次製品を脱型した後の型枠1に対し
て順次清掃を施すものである。
【0021】連絡コンベア30は、型枠供給コンベア1
0の上流端部と型枠回収コンベア20の下流端部との間
を互いに接続し、型枠回収コンベア20の下流端部に搬
送された型枠1を型枠供給コンベア10の上流端部に乗
せ換えるためのものである。これら型枠供給コンベア1
0、型枠回収コンベア20および連絡コンベア30とし
ては、チェーン駆動式のものやローラ駆動式のもの、あ
るいはシリンダ駆動式のもの等々、適宜な駆動方式のコ
ンベアを適用することが可能である。
【0022】図1からも明らかなように、上記型枠供給
コンベア10の下流端部および上記型枠回収コンベア2
0の上流端部は、それぞれ養生ストレージ40に達して
いる。養生ストレージ40は、コンクリート材を充填し
た型枠1を養生させるためのスペースである。この養生
ストレージ40には、複数のコンテナ50および複数の
蓋体60を配置している。
【0023】コンテナ50は、図3乃至図6に示すよう
に、型枠1を複数個、例えば4個の型枠1を収容するこ
とのできる長さを有した直方状を成すものである。この
コンテナ50は、それぞれの上面および下面が開口する
一方、周囲に位置する4つの面がいずれもプレート5
1,52,53,54によって覆われている。各プレー
ト51,52,53,54は、それぞれ断熱材によって
成形したものである。このうち、コンテナ50の一端面
に位置するプレート51は、上下方向に沿って移動可能
に配設されており、コンテナ50の内部に対して型枠1
を搬入出させるのゲートを構成している。このプレート
51には、その外表面に開閉操作用の凸部55を設けて
いる。
【0024】また、上記コンテナ50には、それぞれの
下面に4対の桟56を設けているとともに、両側に配置
したプレート52,53の外表面にそれぞれ3つの柱状
部材57を設けている。
【0025】桟56は、コンテナ50の両側に配置した
プレート52,53の下端部間を接続するように互いに
平行に設けられている。各対を成す桟56は、互いの上
面間に型枠1を載置させるべく、それぞれの相互間に型
枠1よりも短い間隙を確保している。
【0026】柱状部材57は、プレート52,53とほ
ぼ同一の長さを有した角柱状を成すもので、プレート5
2,53の中央部および両端部にそれぞれ鉛直方向に沿
って取り付けられている。各柱状部材57には、上面に
突起57aを設ける一方、下面に孔57bを設け、さら
にそれぞれの上端部に一対の係合ロッド58を設けてい
る。突起57aおよび孔57bは、コンテナ50を積層
させた場合に互いに係合し、コンテナ50相互の位置ず
れを防止するためのものである。係合ロッド58は、そ
れぞれ同一の高さとなる部位からコンテナ50の両側に
配置したプレート52,53に沿って水平に延在してい
る。
【0027】蓋体60は、コンテナ50のプレート5
1,52,53,54と同様に、断熱材によって成形し
たもので、コンテナ50の上面開口を閉塞する大きさの
矩形平板状を成している。
【0028】また、上記養生ストレージ40には、図1
に示すように、型枠供給コンベア10の下流延長域に型
枠搬入手段70を設けているとともに、型枠回収コンベ
ア20の上流延長域に型枠搬出手段80を設けている。
これら型枠搬入手段70および型枠搬出手段80は、図
4乃至図6に示すように、複数の駆動ローラ71,81
を互いに並設することによって構成したものである。各
駆動ローラ71,81は、コンテナ50の幅よりも短い
長さを有しており、図示していない固定の駆動源によっ
て回転駆動する。これら駆動ローラ71,81は、それ
ぞれのコンベア70,80にコンテナ50を位置決め載
置させた場合に、図5に示すように、上述した桟56の
相互間に配置され、かつ図6に示すように、個々の上部
周面がこれら桟56の上面よりも上方に突出するように
設けられている。型枠搬入手段70は、型枠供給コンベ
ア10によって搬送された型枠1を養生ストレージ40
の内部に搬入するように駆動し、一方、型枠搬出手段8
0は、養生ストレージ40から型枠1を型枠回収コンベ
ア20に搬出するように駆動する。
【0029】図1に明示するように、上述した型枠供給
コンベア10と型枠搬入手段70との接続部、並びに型
枠回収コンベア20と型枠搬出手段80との接続部に
は、それぞれゲート開閉手段90を設けている。ゲート
開閉手段90は、図7に示すように、各接続部の両側に
張設した一対の駆動ベルト91と、これら駆動ベルト9
1の間に水平方向に沿って架設した操作ロッド92と、
を備えたもので、一対の駆動ベルト91の移動により、
操作ロッド92が上下方向に沿って移動するように構成
されている。これらゲート開閉手段90は、型枠搬入手
段70および型枠搬出手段80にコンテナ50を位置決
め載置させた場合に、それぞれの操作ロッド92が、各
ゲートを構成するプレート51の凸部55と係合できる
位置に配置されている。
【0030】さらに、養生ストレージ40には、図1お
よび図2に示すように、型枠搬出手段80の側方域に複
数の養生用ピット(養生手段)100を設けているとと
もに、これら複数の養生用ピット100と型枠搬出手段
80および型枠搬入手段70とに亘る部位にスタッカク
レーン(コンテナ移載手段)110を設けている。
【0031】養生用ピット100は、図1および図8に
示すように、コンテナ50の下面よりも小さい矩形状に
形成したもので、型枠搬出手段80の側方域に並設して
ある。各養生用ピット100には、それぞれの内部に蒸
気配管(養生手段)101を敷設している。蒸気配管1
01は、蒸気生成器(養生手段)102で生成された加
熱蒸気を養生用ピット100に供給するためのもので、
当該養生用ピット100に位置する部位に複数の開口1
01aを有している。蒸気生成器102は、養生用ピッ
ト100の各一に設けられており、それぞれの養生用ピ
ット100に対して個別に加熱蒸気を供給することが可
能である。
【0032】スタッカクレーン110は、図1および図
2に示すように、養生用ピット100の並設方向に沿っ
て延在する一対の高架レール111と、これら高架レー
ル111の間に架設され、該高架レール111の延在方
向に沿って走行するクレーン桁112と、を備えて構成
した天井式のものである。クレーン桁112は、コンテ
ナ50よりも十分な長さを有したものであり、その下方
部に吊下治具113を昇降可能に支持している。吊下治
具113は、コンテナ50の係合ロッド58に対応する
部位にそれぞれフック114を具備し、各フック114
を係合ロッド58に係合させることにより、当該コンテ
ナ50を着脱可能に保持することが可能である。また、
吊下治具113には、図には明示していないが、蓋体6
0を着脱可能に保持するための手段も設けてある。
【0033】上記のように構成された製造装置では、ま
ず、スタッカクレーン110の作動により、コンテナ5
0が型枠搬入手段70にセットされる。すなわち、吊下
治具113のフック114をそれぞれコンテナ50の係
合ロッド58に係合させた状態で当該吊下治具113を
クレーン桁112に対して適宜昇降移動させるととも
に、該クレーン桁112を高架レール111に沿って適
宜走行させることにより、所定の位置に用意された空の
コンテナ50が型枠搬入手段70に位置決め載置され
る。
【0034】コンテナ50が型枠搬入手段70に載置さ
れると、対応するゲート開閉手段90が作動し、操作ロ
ッド92が上方に向けて移動する。この結果、コンテナ
50のゲートを構成するプレート51が凸部55を介し
て上動し、当該コンテナ50の一端面が型枠供給コンベ
ア10に向けて開口するようになる。
【0035】一方、型枠供給コンベア10においては、
型枠1が下流に向けて搬送されており、この間、充填手
段11によって型枠1の内部に順次コンクリート材が充
填されている。
【0036】コンクリート材を充填した型枠1が型枠供
給コンベア10の下流端部に達すると、型枠搬入手段7
0が駆動することにより、当該型枠1が駆動ローラ71
を介してコンテナ50の内部に搬入され、最奥方に設け
た一対の桟56の上方域に配置される。
【0037】以降、同様の作用により、コンクリート材
の充填された型枠1がコンテナ50の内部に4個搬入さ
れることになる。
【0038】上記のようにしてコンテナ50に4個の型
枠1が搬入されると、ゲート開閉手段90が先とは逆方
向に作動し、操作ロッド92が下方に向けて移動する。
この結果、コンテナ50のゲートを構成するプレート5
1が下動し、当該コンテナ50の一端面がこのプレート
51によって閉塞される。
【0039】型枠1を収容したコンテナ50は、スタッ
カクレーン110によって型枠搬入手段70から搬出さ
れ、その後、養生用ピット100を取り囲む状態で養生
ストレージ40のフロア面41に載置される。この間、
コンテナ50の内部に収容された型枠1は、型枠搬入手
段70から搬出された時点で駆動ローラ71の周面から
離隔され、それぞれ対応する一対の桟56の上面に載置
されるため、当該コンテナ50から脱落することなく養
生ストレージ40に搬送されることになる。
【0040】型枠1を収容したコンテナ50が養生スト
レージ40に載置されると、スタッカクレーン110の
作動によって、次のコンテナ50が型枠搬入手段70に
セットされ、先と同様の作用によって当該コンテナ50
に対する型枠1の搬入作業が実施される。
【0041】このコンテナ50に対する型枠1の搬入作
業が終了すると、上記スタッカクレーン110は、当該
コンテナ50を先に養生ストレージ40のフロア面41
に載置させたコンテナ50の上方まで搬送し、これに積
層配置させる。この場合、先のコンテナ50に設けた突
起57aが、次に搬送されたコンテナ50の孔57bに
係合し、これらコンテナ50が互いに位置決めされるこ
とになる。この状態においては、下方に配置したコンテ
ナ50の各プレート51,52,53,54と上方に積
層したコンテナ50の各プレート51,52,53,5
4とが相互に連結され、養生用ピット100の周囲を取
り囲み、かつ上方に開口した矩形の筒を構成することに
なる。
【0042】以降、同様の作用により、型枠1を収容し
たコンテナ50が養生ストレージ40のフロア面41に
それぞれ所定の複数個、例えば4個積層される。
【0043】養生ストレージ40にコンテナ50が4個
積層されると、スタッカクレーン110の作動により、
これらコンテナ50の上部に蓋体60が配置される。こ
の状態においては、図8に示すように、最上部に配置さ
れたコンテナ50の上部開口が蓋体60によって閉塞さ
れるため、結局、各コンテナ50のプレート51,5
2,53,54および蓋体60により、養生用ピット1
00を取り囲む一連の室(養生室)120が構成される
ことになる。したがって、蓋体60を配置させた後に蒸
気生成器102を動作させ、蒸気配管101を介して養
生用ピット100に加熱蒸気を供給すれば、上述した室
120が所定の温度および湿度に保持されるようにな
り、各コンテナ50の型枠1に充填したコンクリート材
に養生を施すことができるようになる。この場合、本実
施形態では、上述した室120の内部を、1時間に20
℃ずつ60℃まで上昇させた後、この60℃の温度を4
時間維持し、その後1時間に20℃ずつ室温まで下降さ
せることによってコンクリート材の養生を行うようにし
ている。
【0044】コンクリート材に対する養生が終了する
と、まず、スタッカクレーン110によってコンテナ5
0から蓋体60が取り外される。蓋体60を所定の場所
まで搬送したスタッカクレーン110は、次いで、最上
位に位置するコンテナ50を型枠搬出手段80にセット
する。
【0045】コンテナ50が型枠搬出手段80に載置さ
れると、対応するゲート開閉手段90が作動し、操作ロ
ッド92が上方に向けて移動する。この結果、コンテナ
50のゲートを構成するプレート51が凸部55を介し
て上動し、当該コンテナ50の一端面が型枠回収コンベ
ア20に向けて開口するようになる。
【0046】しかる後、型枠搬出手段80が駆動するこ
とにより、養生の終了した型枠1がコンテナ50から型
枠回収コンベア20に順次搬出される。型枠回収コンベ
ア20に搬出された型枠1は、順次下流に向けて搬送さ
れ、養生の終了したコンクリート材、つまりコンクリー
ト二次製品を脱型した後、清掃手段22によって清掃さ
れる。脱型されたコンクリート二次製品は、搬出用クレ
ーン21によって型枠回収コンベア20から搬出され、
図示していないストレージに順次集積される。また、清
掃された型枠1は、連絡コンベア30によって型枠供給
コンベア10に乗せ換えられ、再びコンクリート材が充
填される。
【0047】以降、同様の作用により、すべての型枠1
が搬出されて空になったコンテナ50は、スタッカクレ
ーン110によって搬送され、再び型枠搬入手段70に
セットされる。
【0048】以下、同様の作用が繰り返し行われ、コン
クリート二次製品が順次製造されるようになる。
【0049】以上説明したように、この製造装置によれ
ば、養生のための室120を構成するコンテナ50を、
型枠搬入手段70および型枠搬出手段80に対して移載
することにより、当該コンテナ50に対する型枠1の搬
入出を行うようにしているため、コンテナ50の数に関
わらず、型枠搬入手段70および型枠搬出手段80をそ
れぞれひとつずつ設ければよく、製造装置を適用する場
合のコストを低減することが可能となる。
【0050】しかも、養生ストレージ40において養生
のための室120を構成するコンテナ50を互いに積層
するようにしているため、設置スペースの点でも有利と
なる。さらに、互いに積層したコンテナ50によって一
連の室120を構成するようにしているため、蒸気生成
器102や蒸気配管101といった養生のための設備の
数を減少することが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
型枠搬入出手段を備えた搬入出位置に対して養生室を構
成するコンテナを移載させるようにしているため、当該
養生室に対して個別に型枠搬入出手段を設ける必要がな
く、適用コストの増大を抑えることが可能となる。特
に、多数の養生室を設ける場合においても、当該養生室
の数に応じて型枠搬入出手段の数を増やす必要がないた
め、適用コストの面できわめて有利となる。また、養生
位置においてコンテナを積層させるようにしているた
め、設置スペースの点で有利となる。この場合、コンテ
ナの上下両面をそれぞれ通気可能に構成し、さらに上面
に蓋体を配置することによって養生室を構成するように
すれば、養生手段の数を減少することが可能となる。さ
らに、コンテナに対して型枠を搬入出させる手段を個別
に設けるようにすれば、コンテナに対する型枠の搬入出
作業を同時に行うことが可能となり、コンクリート二次
製品の製造サイクルを向上させることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート製品製造装置の一実
施形態を概念的に示した平面図である。
【図2】図1に示した製造装置の側面図である。
【図3】図1に示した製造装置に適用するコンテナの斜
視図である。
【図4】図3に示したコンテナと型枠搬入出手段とを概
念的に示す斜視図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4におけるC−C線断面図である。
【図7】図3に示したコンテナのゲートを開閉するため
の手段を示す斜視図である。
【図8】図3に示したコンテナを養生位置において互い
に積層した状態を示す断面図である。
【図9】従来のコンクリート製品製造装置を概念的に示
す平面図である。
【図10】図9に示した製造装置の断面側面図である。
【符号の説明】
1 型枠 10 型枠供給コンベア 11 充填手段 20 型枠回収コンベア 21 搬出用クレーン 22 清掃手段 30 連絡コンベア 40 養生ストレージ 41 フロア面 50 コンテナ 51,52,53,54 プレート 55 凸部 56 桟 57 柱状部材 57a 突起 57b 孔 58 係合ロッド 60 蓋体 70 型枠搬入手段 71 駆動ローラ 80 型枠搬出手段 81 駆動ローラ 90 ゲート開閉手段 91 駆動ベルト 92 操作ロッド 100 養生用ピット 101 蒸気配管 101a 開口 102 蒸気生成器 110 スタッカクレーン 111 高架レール 112 クレーン桁 113 吊下治具 114 フック 120 室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠に充填したコンクリート材を養生さ
    せることによってコンクリート製品を得るようにしたコ
    ンクリート製品製造装置において、 一側面を介して前記型枠の搬入出を許容する一方、所定
    の養生位置に配置させた場合に養生室を構成するコンテ
    ナと、 所定の搬入出位置に設けられ、前記コンテナが配置され
    た場合に当該コンテナに対して前記型枠を搬入出させる
    型枠搬入出手段と、 前記養生位置と前記搬入出位置との間において前記コン
    テナを移載させるコンテナ移載手段と、 前記養生位置に設けられ、前記コンテナが配置された場
    合に当該コンテナの内部を所定の養生状態に保持する養
    生手段と、 を備えたことを特徴とするコンクリート製品製造装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテナ移載手段は、前記コンテナ
    を昇降可能に保持した状態で水平方向に移載するもので
    あり、かつ前記コンテナは、互いに積層可能に構成した
    ものである請求項1記載のコンクリート製品製造装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテナは、それぞれ上下両面を通
    気可能に構成し、前記養生位置において上面に蓋体を配
    置することによって前記養生室を構成するものであり、
    かつ前記養生手段は、前記コンテナの下面を通じて前記
    養生室を所定の養生状態に保持するものである請求項2
    記載のコンクリート製品製造装置。
  4. 【請求項4】 前記搬入出位置が、搬入位置と搬出位置
    とを個別に備え、かつ前記搬入出手段が、前記搬入位置
    に配置されたコンテナに対して前記型枠を搬入する型枠
    搬入手段と、前記搬出位置に配置されたコンテナから前
    記型枠を搬出させる型枠搬出手段とを個別に備える請求
    項1記載のコンクリート製品製造装置。
  5. 【請求項5】 前記搬出位置において前記コンテナから
    搬出された型枠を所定の脱型位置に搬送する型枠回収手
    段と、 所定の充填位置においてコンクリート材が充填された型
    枠を前記搬入位置まで搬送する型枠供給手段と、 を備えた請求項4記載のコンクリート製品製造装置。
  6. 【請求項6】 前記型枠回収手段の下流端部と前記型枠
    供給手段の上流端部とを互いに接続した請求項5記載の
    コンクリート製品製造装置。
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