JP2000290120A - 消臭剤およびそれを用いた消臭方法 - Google Patents
消臭剤およびそれを用いた消臭方法Info
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- JP2000290120A JP2000290120A JP11102662A JP10266299A JP2000290120A JP 2000290120 A JP2000290120 A JP 2000290120A JP 11102662 A JP11102662 A JP 11102662A JP 10266299 A JP10266299 A JP 10266299A JP 2000290120 A JP2000290120 A JP 2000290120A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 硫化水素、メチルメルカプタンおよび(また
は)アンモニアを主成分とする発臭源に優れた消臭効果
を発揮する消臭剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 木酢液と、クエン酸、シュウ酸およびリ
ンゴ酸から選択された有機酸とを有効成分として含有す
ることを特徴とする消臭剤により、上記の課題を解決す
る。
は)アンモニアを主成分とする発臭源に優れた消臭効果
を発揮する消臭剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 木酢液と、クエン酸、シュウ酸およびリ
ンゴ酸から選択された有機酸とを有効成分として含有す
ることを特徴とする消臭剤により、上記の課題を解決す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、消臭剤に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、硫化水素、メチルメル
カプタンおよび(または)アンモニアを主成分とする発
臭源に優れた消臭効果を発揮する消臭剤に関する。
る。さらに詳しくは、本発明は、硫化水素、メチルメル
カプタンおよび(または)アンモニアを主成分とする発
臭源に優れた消臭効果を発揮する消臭剤に関する。
【0002】
【従来の技術】生活排水や各種工業排水は、下水処理施
設において沈砂、沈殿、曝気および消毒などの処理に付
された後、河川、湖および海などの自然界に放流され
る。また、沈殿処理によって除去された汚泥は、濃縮、
消化、脱水および焼却などの処理に付された後、埋立処
分されたり、得られた焼却灰に成形などの処理を施し
て、骨材(砂利)などとして再利用されている。
設において沈砂、沈殿、曝気および消毒などの処理に付
された後、河川、湖および海などの自然界に放流され
る。また、沈殿処理によって除去された汚泥は、濃縮、
消化、脱水および焼却などの処理に付された後、埋立処
分されたり、得られた焼却灰に成形などの処理を施し
て、骨材(砂利)などとして再利用されている。
【0003】汚泥の消化処理は、汚泥中の有機物質を嫌
気性細菌の働きで分解してガス化および液化して無機化
する処理である。この処理によって得られる消化汚泥
は、固形分3%程度の液状物であり、硫化水素、メチル
メルカプタンおよび(または)アンモニアを主成分とす
る発臭源となっている。そこで、環境衛生面に配慮し
て、従来からこの発臭源の消臭が試みられてきた。
気性細菌の働きで分解してガス化および液化して無機化
する処理である。この処理によって得られる消化汚泥
は、固形分3%程度の液状物であり、硫化水素、メチル
メルカプタンおよび(または)アンモニアを主成分とす
る発臭源となっている。そこで、環境衛生面に配慮し
て、従来からこの発臭源の消臭が試みられてきた。
【0004】具体的には、ニトロソモナスやチオバチル
スなどの微生物で発臭源を分解処理する方法が提案され
ている(例えば、「最新防脱臭技術集成(1997)」、第3
50〜351頁参照)。しかし、これらの方法では充分
な消臭効果が得られていない。
スなどの微生物で発臭源を分解処理する方法が提案され
ている(例えば、「最新防脱臭技術集成(1997)」、第3
50〜351頁参照)。しかし、これらの方法では充分
な消臭効果が得られていない。
【0005】特開平7−89782号公報には、米糠を
主体とし、クエン酸、方解石粉末、木炭粉末および木酢
液を組み合わせた有機活性剤が開示されているが、これ
は、厨芥の生ゴミから堆肥をつくることを目的とするも
のである。
主体とし、クエン酸、方解石粉末、木炭粉末および木酢
液を組み合わせた有機活性剤が開示されているが、これ
は、厨芥の生ゴミから堆肥をつくることを目的とするも
のである。
【0006】他方、本発明に用いられる木酢液と、クエ
ン酸、シュウ酸およびリンゴ酸などの有機酸は、それぞ
れ単独で消臭や防腐効果のある化合物として知られてい
るが、消臭剤としてこれらを組み合わせた例は知られて
いない。
ン酸、シュウ酸およびリンゴ酸などの有機酸は、それぞ
れ単独で消臭や防腐効果のある化合物として知られてい
るが、消臭剤としてこれらを組み合わせた例は知られて
いない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、硫化水素、
メチルメルカプタンおよび(または)アンモニアを主成
分とする発臭源に優れた消臭効果を発揮する消臭剤を提
供することを課題とする。
メチルメルカプタンおよび(または)アンモニアを主成
分とする発臭源に優れた消臭効果を発揮する消臭剤を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題を
達成するために鋭意研究した結果、木酢液と、クエン
酸、シュウ酸およびリンゴ酸から選択された有機酸とを
組み合わせることにより、硫化水素、メチルメルカプタ
ンおよび(または)アンモニアを主成分とする発臭源に
優れた消臭効果を発揮することを見出し、本発明を完成
するに到った。
達成するために鋭意研究した結果、木酢液と、クエン
酸、シュウ酸およびリンゴ酸から選択された有機酸とを
組み合わせることにより、硫化水素、メチルメルカプタ
ンおよび(または)アンモニアを主成分とする発臭源に
優れた消臭効果を発揮することを見出し、本発明を完成
するに到った。
【0009】かくして、本発明によれば、木酢液と、ク
エン酸、シュウ酸およびリンゴ酸から選択された有機酸
とを有効成分として含有することを特徴とする消臭剤が
提供される。
エン酸、シュウ酸およびリンゴ酸から選択された有機酸
とを有効成分として含有することを特徴とする消臭剤が
提供される。
【0010】また、本発明によれば、発臭源に、上記の
消臭剤を、合計濃度として10〜1000mg/Lとな
るように同時にまたは別々に添加することを特徴とする
消臭方法が提供される。
消臭剤を、合計濃度として10〜1000mg/Lとな
るように同時にまたは別々に添加することを特徴とする
消臭方法が提供される。
【0011】
【発明の実施の態様】本発明の消臭剤における「木酢
液」は、木材を乾留して得られる黒褐色、刺激臭のある
酸性水溶液であり、有機化合物10〜20%および水分
90〜80%からなる。有機化合物の主成分は酢酸であ
り、その他の微量成分およびその含有量は木材や乾留方
法などによって異なるが、微量成分は蟻酸およびプロピ
オン酸などの酸類、メタノールおよびマルトール(3-ヒ
ドロキシ -2-メチル -4-ピロン)などのアルコール類、
グアヤコール(o-メトキシフェノール)およびクレゾー
ルなどのフェノール類、吉草酸エステルのような中性物
質類に大別できる。木酢液は医薬原料、食品添加用、工
業原料および農薬原料などとして市販されており、これ
を用いることができる。
液」は、木材を乾留して得られる黒褐色、刺激臭のある
酸性水溶液であり、有機化合物10〜20%および水分
90〜80%からなる。有機化合物の主成分は酢酸であ
り、その他の微量成分およびその含有量は木材や乾留方
法などによって異なるが、微量成分は蟻酸およびプロピ
オン酸などの酸類、メタノールおよびマルトール(3-ヒ
ドロキシ -2-メチル -4-ピロン)などのアルコール類、
グアヤコール(o-メトキシフェノール)およびクレゾー
ルなどのフェノール類、吉草酸エステルのような中性物
質類に大別できる。木酢液は医薬原料、食品添加用、工
業原料および農薬原料などとして市販されており、これ
を用いることができる。
【0012】本発明の消臭剤における「有機酸」は、ク
エン酸、シュウ酸およびリンゴ酸から選択され、二種以
上が混合して配合されていてもよい。これらの有機酸の
中でも、消臭効果の点でクエン酸が特に好ましい。クエ
ン酸は、工業的には発酵法により高純度のものが製造さ
れ、一般に食品添加剤や製薬原料として用いられてい
る。
エン酸、シュウ酸およびリンゴ酸から選択され、二種以
上が混合して配合されていてもよい。これらの有機酸の
中でも、消臭効果の点でクエン酸が特に好ましい。クエ
ン酸は、工業的には発酵法により高純度のものが製造さ
れ、一般に食品添加剤や製薬原料として用いられてい
る。
【0013】本発明の消臭剤の木酢液と有機酸との併用
割合は、消臭の対象となる発臭源の種類およびその程度
によって適宜調整される。木酢液と有機酸の配合割合
は、一般に重量比で1:10〜10:1、好ましくは
1:3〜3:1、より好ましくは1:2〜2:1であ
る。消臭剤の併用割合が上記の範囲であれば、併用成分
の良好な消臭効果を発揮させることができる。
割合は、消臭の対象となる発臭源の種類およびその程度
によって適宜調整される。木酢液と有機酸の配合割合
は、一般に重量比で1:10〜10:1、好ましくは
1:3〜3:1、より好ましくは1:2〜2:1であ
る。消臭剤の併用割合が上記の範囲であれば、併用成分
の良好な消臭効果を発揮させることができる。
【0014】消臭剤の調製方法としては、例えば、上記
の併用割合に設定した木酢液と有機酸の水溶液とを公知
の方法により混合すればよい。
の併用割合に設定した木酢液と有機酸の水溶液とを公知
の方法により混合すればよい。
【0015】本発明の消臭剤には、本発明の効果が阻害
されない限りにおいて、公知の消臭剤などをさらに配合
してもよい。公知の消臭剤としては、例えば、次式で表
されるピルビン酸エステルが挙げられる。
されない限りにおいて、公知の消臭剤などをさらに配合
してもよい。公知の消臭剤としては、例えば、次式で表
されるピルビン酸エステルが挙げられる。
【0016】CH3 COCOOR
【0017】式中の置換基Rとしては、アルコキシ基、
炭素数1〜18の直鎖、分岐鎖もしくは環状のアルキル
基、アルケニル基、フェニル基、アルキルフェニル基、
ベンジル基およびアルキルベンジル基などが挙げられ
る。より具体的には、ピルビン酸エステルとしては、置
換基Rがメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、アミル基、イソアミル
基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基、ベンジル基、フェニルエ
チル基、フェニルプロピル基、メチルベンジル基、トリ
メチルベンジル基、p-エチルベンジル基、p-イソプロピ
ルベンジル基、シトロネリル基またはゲラニル基である
化合物が挙げられ、本発明の消臭剤に配合する際には、
これらのピルビン酸エステルの混合物であってもよい
(特開平6−121822号公報参照)
炭素数1〜18の直鎖、分岐鎖もしくは環状のアルキル
基、アルケニル基、フェニル基、アルキルフェニル基、
ベンジル基およびアルキルベンジル基などが挙げられ
る。より具体的には、ピルビン酸エステルとしては、置
換基Rがメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、アミル基、イソアミル
基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基、ベンジル基、フェニルエ
チル基、フェニルプロピル基、メチルベンジル基、トリ
メチルベンジル基、p-エチルベンジル基、p-イソプロピ
ルベンジル基、シトロネリル基またはゲラニル基である
化合物が挙げられ、本発明の消臭剤に配合する際には、
これらのピルビン酸エステルの混合物であってもよい
(特開平6−121822号公報参照)
【0018】本発明の消臭剤の消臭対象は、硫化水素、
メチルメルカプタンおよび(または)アンモニアを主成
分とする発臭源であり、例えば、汚泥処理中の活性汚
泥、排水処理装置などの処理後に残る汚泥、濃縮汚泥お
よび脱水汚泥などの液状の発臭源が挙げられる。より具
体的には、下水の汚泥処理施設における消化タンクで処
理される消化汚泥が挙げられ、本発明の効果が顕著に発
揮される消臭対象の一つである。
メチルメルカプタンおよび(または)アンモニアを主成
分とする発臭源であり、例えば、汚泥処理中の活性汚
泥、排水処理装置などの処理後に残る汚泥、濃縮汚泥お
よび脱水汚泥などの液状の発臭源が挙げられる。より具
体的には、下水の汚泥処理施設における消化タンクで処
理される消化汚泥が挙げられ、本発明の効果が顕著に発
揮される消臭対象の一つである。
【0019】本発明の消臭方法は、発臭源に、上記の消
臭剤を、合計濃度として10〜1000mg/Lとなる
ように同時にまたは別々に添加するものである。消臭剤
の添加濃度が10mg/L未満の場合には、十分な消臭
効果がえられないので好ましくなく、また1000mg
/Lを超えると、コスト的に不経済になるので好ましく
ない。具体的には、発臭源が一般の汚泥の場合には、添
加濃度は50〜100mg/Lが好ましい。また、発臭
源が前記の消化汚泥の場合には、添加濃度は200〜1
000mg/Lが好ましく、500〜1000mg/L
がより好ましい。
臭剤を、合計濃度として10〜1000mg/Lとなる
ように同時にまたは別々に添加するものである。消臭剤
の添加濃度が10mg/L未満の場合には、十分な消臭
効果がえられないので好ましくなく、また1000mg
/Lを超えると、コスト的に不経済になるので好ましく
ない。具体的には、発臭源が一般の汚泥の場合には、添
加濃度は50〜100mg/Lが好ましい。また、発臭
源が前記の消化汚泥の場合には、添加濃度は200〜1
000mg/Lが好ましく、500〜1000mg/L
がより好ましい。
【0020】本発明の消臭剤の有効成分はすべて水溶性
であり、混合水溶液として用いるのが簡便であるが、そ
れぞれの有効成分を別々の水溶液として用いてもよい。
本発明の消臭剤の添加方法としては、例えば、消臭源が
前述の下水の汚泥処理施設における消化汚泥である場合
には、消化タンク内で対流する汚泥中に、所定の濃度お
よび量の本発明の消臭剤を添加すればよい。また、添加
場所は、消化された汚泥を次工程に移送する消化汚泥移
送管であってもよい。消化汚泥移送管では凝集剤などを
添加する場合があり、本発明の消臭効果が阻害されない
限り、これらの添加薬剤と本発明の消臭剤とを混合添加
してもよい。
であり、混合水溶液として用いるのが簡便であるが、そ
れぞれの有効成分を別々の水溶液として用いてもよい。
本発明の消臭剤の添加方法としては、例えば、消臭源が
前述の下水の汚泥処理施設における消化汚泥である場合
には、消化タンク内で対流する汚泥中に、所定の濃度お
よび量の本発明の消臭剤を添加すればよい。また、添加
場所は、消化された汚泥を次工程に移送する消化汚泥移
送管であってもよい。消化汚泥移送管では凝集剤などを
添加する場合があり、本発明の消臭効果が阻害されない
限り、これらの添加薬剤と本発明の消臭剤とを混合添加
してもよい。
【0021】
【実施例】本発明を製剤例および実施例により以下に説
明するが、これらの製剤例および実施例により本発明が
限定されるものではない。
明するが、これらの製剤例および実施例により本発明が
限定されるものではない。
【0022】 製剤例1〔木酢液:クエン酸=1:1〕 木酢液(100%) 33.3重量部 クエン酸(100%) 33.3重量部 水 33.3重量部 製剤例2〔木酢液:クエン酸=2:1〕 木酢液(100%) 50重量部 クエン酸(100%) 25重量部 水 25重量部
【0023】 製剤例3〔木酢液:クエン酸=1:3〕 木酢液(100%) 14.2重量部 クエン酸(100%) 42.9重量部 水 42.9重量部 製剤例4〔木酢液:クエン酸=3:1〕 木酢液(100%) 60重量部 クエン酸(100%) 20重量部 水 20重量部
【0024】 製剤例5〔木酢液:リンゴ酸=3:1〕 木酢液(100%) 60重量部 リンゴ酸(100%) 20重量部 水 20重量部 製剤例6〔木酢液:リンゴ酸=1:3〕 木酢液(100%) 14.2重量部 リンゴ酸(100%) 42.9重量部 水 42.9重量部
【0025】 製剤例7〔木酢液:(クエン酸+シュウ酸)=2:1〕 木酢液(100%) 50重量部 クエン酸(100%) 21重量部 シュウ酸(100%) 4重量部 水 25重量部
【0026】比較製剤例1 木酢液(100%) 100重量部 比較製剤例2 クエン酸(50%水溶液) 100重量部 比較製剤例3 微生物製剤 100重量部 (サイブロンケミカルズ日本株式会社製、商品名:オダ
ーエリミネーター)
ーエリミネーター)
【0027】実施例1 某汚泥処理施設における消化タンクの消化汚泥移送管か
ら採取した消化汚泥を用いて、本発明の消臭剤の消臭効
果を試験した。汚泥採取後、密閉容器に入れて10℃以
下に保存しておいた消化汚泥1000mlを容量200
0mlのポリプロピレン製容器に入れ、消化汚泥の温度
が20〜25℃になるように温度調整機能付恒温槽(増
田理化工業株式会社製)を用いて調節した。これに消化
汚泥に対して500mg/Lの割合で製剤例1の消臭剤
を添加し、ポリプロピレン製容器を密閉して、直ちに消
化汚泥と消化剤が均一になるようにレシプロシェイカー
で1分間攪拌した。
ら採取した消化汚泥を用いて、本発明の消臭剤の消臭効
果を試験した。汚泥採取後、密閉容器に入れて10℃以
下に保存しておいた消化汚泥1000mlを容量200
0mlのポリプロピレン製容器に入れ、消化汚泥の温度
が20〜25℃になるように温度調整機能付恒温槽(増
田理化工業株式会社製)を用いて調節した。これに消化
汚泥に対して500mg/Lの割合で製剤例1の消臭剤
を添加し、ポリプロピレン製容器を密閉して、直ちに消
化汚泥と消化剤が均一になるようにレシプロシェイカー
で1分間攪拌した。
【0028】攪拌終了の時点を0分後として、30分
後、60分後、120分後および180分後におけるポ
リプロピレン製容器内の気相中の臭気成分(アンモニ
ア、硫化水素)の濃度を、ヘッドスペース検知管法〔下
水道協会誌、第31巻、第373号(1994年8
月)、第43〜51頁「ヘッドスペース法による硫化物
の測定」参照〕により測定した。また、同時に消化汚泥
の温度とpHを測定した。得られた結果を表1および図
1に示す。
後、60分後、120分後および180分後におけるポ
リプロピレン製容器内の気相中の臭気成分(アンモニ
ア、硫化水素)の濃度を、ヘッドスペース検知管法〔下
水道協会誌、第31巻、第373号(1994年8
月)、第43〜51頁「ヘッドスペース法による硫化物
の測定」参照〕により測定した。また、同時に消化汚泥
の温度とpHを測定した。得られた結果を表1および図
1に示す。
【0029】実施例2〜4 製剤例2〜4の消臭剤をそれぞれ用いる以外は実施例1
と同様にして、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならび
に消化汚泥の温度およびpHを測定した。得られた結果
を表1および図2〜4に示す。
と同様にして、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならび
に消化汚泥の温度およびpHを測定した。得られた結果
を表1および図2〜4に示す。
【0030】
【表1】
【0031】実施例5〜8 製剤例1〜4の消臭剤をそれぞれ消化汚泥に対して10
00mg/Lの割合で用いる以外は実施例1と同様にし
て、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならびに消化汚泥
の温度およびpHを測定した。得られた結果を表2およ
び図5〜8に示す。
00mg/Lの割合で用いる以外は実施例1と同様にし
て、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならびに消化汚泥
の温度およびpHを測定した。得られた結果を表2およ
び図5〜8に示す。
【0032】
【表2】
【0033】実施例9〜10 製剤例5〜6の消臭剤をそれぞれ用いる以外は実施例1
と同様にして、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならび
に消化汚泥の温度およびpHを測定した。得られた結果
を表3および図9〜10に示す。
と同様にして、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならび
に消化汚泥の温度およびpHを測定した。得られた結果
を表3および図9〜10に示す。
【0034】実施例11〜12 製剤例5〜6の消臭剤をそれぞれ消化汚泥に対して10
00mg/Lの割合で用いる以外は実施例1と同様にし
て、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならびに消化汚泥
の温度およびpHを測定した。得られた結果を表3およ
び図11〜12に示す。
00mg/Lの割合で用いる以外は実施例1と同様にし
て、容器内の気相中の臭気成分の濃度ならびに消化汚泥
の温度およびpHを測定した。得られた結果を表3およ
び図11〜12に示す。
【0035】
【表3】
【0036】比較例1〜3 比較製剤例1〜3の消臭剤をそれぞれ用いる以外は実施
例1と同様にして、容器内の気相中の臭気成分の濃度な
らびに消化汚泥の温度およびpHを測定した。得られた
結果を表4および図13〜15に示す。
例1と同様にして、容器内の気相中の臭気成分の濃度な
らびに消化汚泥の温度およびpHを測定した。得られた
結果を表4および図13〜15に示す。
【0037】比較例4 消臭剤を添加しない以外は実施例1と同様にして、容器
内の気相中の臭気成分の濃度ならびに消化汚泥の温度お
よびpHを測定した。得られた結果を表4および図16
に示す。
内の気相中の臭気成分の濃度ならびに消化汚泥の温度お
よびpHを測定した。得られた結果を表4および図16
に示す。
【0038】
【表4】
【0039】
【発明の効果】本発明は、硫化水素、メチルメルカプタ
ンおよび(または)アンモニアを主成分とする発臭源に
優れた消臭効果を発揮する消臭剤を提供することができ
る。また、本発明の消臭剤に含まれる木酢液が防腐効果
を有するので、発臭源の汚泥の温度が上昇した場合に
は、その腐敗を防止することもできる。
ンおよび(または)アンモニアを主成分とする発臭源に
優れた消臭効果を発揮する消臭剤を提供することができ
る。また、本発明の消臭剤に含まれる木酢液が防腐効果
を有するので、発臭源の汚泥の温度が上昇した場合に
は、その腐敗を防止することもできる。
【図1】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=1:1、
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例1)。
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例1)。
【図2】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=2:1、
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例2)。
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例2)。
【図3】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=1:3、
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例3)。
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例3)。
【図4】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=3:1、
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例4)。
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例4)。
【図5】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=1:1、
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例5)。
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例5)。
【図6】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=2:1、
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例6)。
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例6)。
【図7】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=1:3、
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例7)。
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例7)。
【図8】本発明の消臭剤(木酢液:クエン酸=3:1、
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例8)。
添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例8)。
【図9】本発明の消臭剤(木酢液:リンゴ酸=3:1、
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例9)。
添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である(実
施例9)。
【図10】本発明の消臭剤(木酢液:リンゴ酸=1:
3、添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例10)。
3、添加量500mg/L)の消臭効果を示す図である
(実施例10)。
【図11】本発明の消臭剤(木酢液:リンゴ酸=3:
1、添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図であ
る(実施例11)。
1、添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図であ
る(実施例11)。
【図12】本発明の消臭剤(木酢液:リンゴ酸=1:
3、添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図であ
る(実施例12)。
3、添加量1000mg/L)の消臭効果を示す図であ
る(実施例12)。
【図13】比較製剤1(木酢液のみ、添加量1000m
g/L)の消臭効果を示す図である(比較例1)。
g/L)の消臭効果を示す図である(比較例1)。
【図14】比較製剤2(クエン酸のみ、添加量1000
mg/L)の消臭効果を示す図である(比較例2)。
mg/L)の消臭効果を示す図である(比較例2)。
【図15】比較製剤3(公知の微生物製剤、添加量10
00mg/L)の消臭効果を示す図である(比較例
3)。
00mg/L)の消臭効果を示す図である(比較例
3)。
【図16】消臭剤無添加のときの臭気成分の濃度を示す
図である(ブランク試験、比較例4)。
図である(ブランク試験、比較例4)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 37:36) Fターム(参考) 4C080 AA03 BB02 CC04 CC05 CC08 CC12 CC15 HH03 JJ01 JJ09 KK06 LL03 MM11 MM14 QQ03 4D059 AA03 AA23 BK03 DB08 DB40 EB11 EB20 4H011 AA05 BA06 BB06 BB22 DA12 DG03
Claims (4)
- 【請求項1】 木酢液と、クエン酸、シュウ酸およびリ
ンゴ酸から選択された有機酸とを有効成分として含有す
ることを特徴とする消臭剤。 - 【請求項2】 木酢液と有機酸との併用割合が重量比で
1:10〜10:1である請求項1記載の消臭剤。 - 【請求項3】 発臭源に、請求項1または2に記載の消
臭剤を、合計濃度として10〜1000mg/Lとなる
ように同時にまたは別々に添加することを特徴とする消
臭方法。 - 【請求項4】 発臭源が汚泥である請求項3記載の消臭
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11102662A JP2000290120A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 消臭剤およびそれを用いた消臭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11102662A JP2000290120A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 消臭剤およびそれを用いた消臭方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290120A true JP2000290120A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14333456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11102662A Pending JP2000290120A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 消臭剤およびそれを用いた消臭方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290120A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297340A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | 下水汚泥を主成分とする固形燃料及びその製造装置 |
| JP2012076047A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Taiheiyo Cement Corp | 下水汚泥の処理方法 |
| CN112246849A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-22 | 天津中材工程研究中心有限公司 | 一种有机污染土壤除臭剂及其制备方法与应用 |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP11102662A patent/JP2000290120A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008297340A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | 下水汚泥を主成分とする固形燃料及びその製造装置 |
| JP2012076047A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Taiheiyo Cement Corp | 下水汚泥の処理方法 |
| CN112246849A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-22 | 天津中材工程研究中心有限公司 | 一种有机污染土壤除臭剂及其制备方法与应用 |
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