JP2000290364A - 分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法 - Google Patents
分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法Info
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- JP2000290364A JP2000290364A JP9665099A JP9665099A JP2000290364A JP 2000290364 A JP2000290364 A JP 2000290364A JP 9665099 A JP9665099 A JP 9665099A JP 9665099 A JP9665099 A JP 9665099A JP 2000290364 A JP2000290364 A JP 2000290364A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常の直鎖状のポリカーボネート樹脂を用い
て、容易に射出成形、押出成形或いはブロー成形に適す
る溶融張力を有する分岐化ポリカーボネート樹脂を提供
することを目的とする。 【解決手段】 界面重合法、溶液法もしくはエステル交
換法で製造されたポリカーボネート樹脂に、分岐化剤及
びエステル交換触媒を添加してなるポリカーボネート樹
脂混合物を加熱溶融・混練してなる分岐化ポリカーボネ
ート樹脂の製造方法。
て、容易に射出成形、押出成形或いはブロー成形に適す
る溶融張力を有する分岐化ポリカーボネート樹脂を提供
することを目的とする。 【解決手段】 界面重合法、溶液法もしくはエステル交
換法で製造されたポリカーボネート樹脂に、分岐化剤及
びエステル交換触媒を添加してなるポリカーボネート樹
脂混合物を加熱溶融・混練してなる分岐化ポリカーボネ
ート樹脂の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、界面重合法もしく
はエステル交換法で製造された直線状ポリカーボネート
樹脂から可塑化装置、例えば、押出機、もしくは成形機
等の中で直接分岐化ポリカーボネート樹脂を得るための
方法及びそれを加工して得た成形品に関する。
はエステル交換法で製造された直線状ポリカーボネート
樹脂から可塑化装置、例えば、押出機、もしくは成形機
等の中で直接分岐化ポリカーボネート樹脂を得るための
方法及びそれを加工して得た成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は、機械特性や光
学特性が優れているため、多くの分野で使用されてい
る。また、通常のポリカーボネート樹脂は、成形加工性
や燃焼時のドロッピング性、光学材料としての複屈折性
を改善するため、しばしば樹脂の製造時に分岐化するこ
とが行われる。通常のポリカーボネート樹脂は、溶融加
工条件下ではニュートン性流動挙動を呈するため、射出
成形時にタレ現象を生じたり、ブロー成形時に押し出さ
れたパリソンが自重により垂れ下がり細くなるドローダ
ウン現象を発生したりする。そのため溶融加工条件下で
非ニュートン性挙動を付与するため、高分子量のポリカ
ーボネート樹脂を混合する方法(特許第2591546
号公報、特許第2608188号公報)や、高分子量ア
クリル樹脂を配合し溶融特性を改善する方法(特開平1
−268761号公報)が提案されている。また、ポリ
カーボネート樹脂を分岐化する方法(特開昭48−69
3号公報、特公昭53−28193号公報)が知られて
いる。更に、光学用ディスク材料として、脆性及び成形
時の糸引きを防止する目的で、分岐化ポリカーボネート
樹脂光学成型品(特開昭60−215019号公報)が
知られている。
学特性が優れているため、多くの分野で使用されてい
る。また、通常のポリカーボネート樹脂は、成形加工性
や燃焼時のドロッピング性、光学材料としての複屈折性
を改善するため、しばしば樹脂の製造時に分岐化するこ
とが行われる。通常のポリカーボネート樹脂は、溶融加
工条件下ではニュートン性流動挙動を呈するため、射出
成形時にタレ現象を生じたり、ブロー成形時に押し出さ
れたパリソンが自重により垂れ下がり細くなるドローダ
ウン現象を発生したりする。そのため溶融加工条件下で
非ニュートン性挙動を付与するため、高分子量のポリカ
ーボネート樹脂を混合する方法(特許第2591546
号公報、特許第2608188号公報)や、高分子量ア
クリル樹脂を配合し溶融特性を改善する方法(特開平1
−268761号公報)が提案されている。また、ポリ
カーボネート樹脂を分岐化する方法(特開昭48−69
3号公報、特公昭53−28193号公報)が知られて
いる。更に、光学用ディスク材料として、脆性及び成形
時の糸引きを防止する目的で、分岐化ポリカーボネート
樹脂光学成型品(特開昭60−215019号公報)が
知られている。
【0003】高分子量ポリカーボネート樹脂を混合する
方法は、一般に市販されているポリカーボネート樹脂と
混合する高分子量ポリカーボネートの分子量の乖離が大
きいため、光学的に不均一になり微小な白筋や成形時に
シルバー、デラミ現象が生じたり、機械的強度にむらが
生じたりする欠点があった。さらに他樹脂を配合する方
法は、ポリカーボネート樹脂の透明性が失われたり、同
じく機械的な強度が低下するなどの問題があった。
方法は、一般に市販されているポリカーボネート樹脂と
混合する高分子量ポリカーボネートの分子量の乖離が大
きいため、光学的に不均一になり微小な白筋や成形時に
シルバー、デラミ現象が生じたり、機械的強度にむらが
生じたりする欠点があった。さらに他樹脂を配合する方
法は、ポリカーボネート樹脂の透明性が失われたり、同
じく機械的な強度が低下するなどの問題があった。
【0004】また、分岐化ポリカーボネート樹脂は、ジ
クロロメタンをはじめとする溶剤を用い、界面重合法も
しくは溶液法で二官能フェノール類を塩化カルボニルで
処理する際もしくは処理直後に、塩化カルボニルもしく
はクロロホーメート基と反応しうる分岐化剤、たとえば
三官能フェノールや三官能カルボン酸、イサチンビスフ
ェノールなどを加え重合せしめることにより製造され
る。しかし、この製造法により分岐化ポリカーボネート
樹脂を製造する際は、目的および必要量に応じて製造す
ることが困難であった。また、この製造法は未反応物や
不純物を精製するのが困難で成形品に着色を生じたり、
さらには分岐化剤を添加する設備が必要で、かつ製造条
件も狭く問題があった。
クロロメタンをはじめとする溶剤を用い、界面重合法も
しくは溶液法で二官能フェノール類を塩化カルボニルで
処理する際もしくは処理直後に、塩化カルボニルもしく
はクロロホーメート基と反応しうる分岐化剤、たとえば
三官能フェノールや三官能カルボン酸、イサチンビスフ
ェノールなどを加え重合せしめることにより製造され
る。しかし、この製造法により分岐化ポリカーボネート
樹脂を製造する際は、目的および必要量に応じて製造す
ることが困難であった。また、この製造法は未反応物や
不純物を精製するのが困難で成形品に着色を生じたり、
さらには分岐化剤を添加する設備が必要で、かつ製造条
件も狭く問題があった。
【0005】一方、エステル交換法においても、二官能
フェノールにエステル交換しうる分岐化剤を加えジフェ
ニルカーボネートと少量のエステル交換触媒で処理する
ことにより分岐化ポリカーボネート樹脂を製造すること
ができる。例えば、エステル交換による分岐化ポリカー
ボネート樹脂の製造が、種々提案されている。マックス
ブレンド型撹拌翼やダブルヘリカルリボン翼と加熱器を
用いる製造方法(特開平10−273528号公報)
は、特殊翼を用いることにより効率よく分岐化ポリカー
ボネート樹脂を製造できる特徴を持つ。また、2軸押出
機を用いる方法(特公昭52−36159号公報)は、
ベント付き2軸押出機でせん断溶融混合により分岐化ポ
リカーボネート樹脂を効率よく製造できる特徴がある。
しかし、これらの製造方法で分岐化ポリカーボネート樹
脂を一段の溶融混練装置で得るのは困難であり、また溶
融した樹脂が装置内に付着するため、一般品と分岐化品
の切り替え時の混合品の発生がさけられなかった。また
装置の大型化に伴って使用した洗浄剤や溶媒の処理など
の新たな問題の発生があった。そのため、この製造法に
より分岐化ポリカーボネート樹脂を製造する場合も、種
々の不具合があった。
フェノールにエステル交換しうる分岐化剤を加えジフェ
ニルカーボネートと少量のエステル交換触媒で処理する
ことにより分岐化ポリカーボネート樹脂を製造すること
ができる。例えば、エステル交換による分岐化ポリカー
ボネート樹脂の製造が、種々提案されている。マックス
ブレンド型撹拌翼やダブルヘリカルリボン翼と加熱器を
用いる製造方法(特開平10−273528号公報)
は、特殊翼を用いることにより効率よく分岐化ポリカー
ボネート樹脂を製造できる特徴を持つ。また、2軸押出
機を用いる方法(特公昭52−36159号公報)は、
ベント付き2軸押出機でせん断溶融混合により分岐化ポ
リカーボネート樹脂を効率よく製造できる特徴がある。
しかし、これらの製造方法で分岐化ポリカーボネート樹
脂を一段の溶融混練装置で得るのは困難であり、また溶
融した樹脂が装置内に付着するため、一般品と分岐化品
の切り替え時の混合品の発生がさけられなかった。また
装置の大型化に伴って使用した洗浄剤や溶媒の処理など
の新たな問題の発生があった。そのため、この製造法に
より分岐化ポリカーボネート樹脂を製造する場合も、種
々の不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】分岐化ポリカーボネー
ト樹脂は、製造時に発生する製造者側での製品識別、並
びに成形品製造者側での原材料識別に係わる経済的な問
題があるため、製造量、使用量がある程度確保できなけ
れば、製造または使用するのが困難であった。本発明
は、一般に製造される直線状のポリカーボネート樹脂を
用いて、押出もしくは成形する際に、分岐化剤を添加す
ることによって任意に分岐化度を制御した分岐化ポリカ
ーボネート樹脂の製造方法を提供するものである。
ト樹脂は、製造時に発生する製造者側での製品識別、並
びに成形品製造者側での原材料識別に係わる経済的な問
題があるため、製造量、使用量がある程度確保できなけ
れば、製造または使用するのが困難であった。本発明
は、一般に製造される直線状のポリカーボネート樹脂を
用いて、押出もしくは成形する際に、分岐化剤を添加す
ることによって任意に分岐化度を制御した分岐化ポリカ
ーボネート樹脂の製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、界面重合
法、溶液法もしくはエステル交換法で製造された直線状
のポリカーボネート樹脂に、微量のエステル交換触媒と
所望に応じた分岐化剤を加え、押出機又は成形機で加熱
下に混練することにより、ペレット化段階、もしくは成
形段階で必要な分岐化を行うことによって、分岐化特性
を容易に調整できることを見出し、本発明に到達した。
法、溶液法もしくはエステル交換法で製造された直線状
のポリカーボネート樹脂に、微量のエステル交換触媒と
所望に応じた分岐化剤を加え、押出機又は成形機で加熱
下に混練することにより、ペレット化段階、もしくは成
形段階で必要な分岐化を行うことによって、分岐化特性
を容易に調整できることを見出し、本発明に到達した。
【0008】本発明は、直線状のポリカーボネート樹脂
に、分岐化剤及びエステル交換触媒を添加してなるポリ
カーボネート樹脂混合物を加熱溶融・混練することを特
徴とする分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法であ
る。
に、分岐化剤及びエステル交換触媒を添加してなるポリ
カーボネート樹脂混合物を加熱溶融・混練することを特
徴とする分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で使用される原料の直線状
のポリカーボネート樹脂は、測定された構造粘性指数N
が、通常1.1〜1.4の範囲のポリカーボネート樹脂
である。このポリカーボネート樹脂は、一般的には、界
面重合法、溶液法もしくはエステル交換法をはじめとす
る種々のポリカーボネート樹脂の製造方法で製造され
る。これらの製造方法で製造した場合、微量含まれてい
る不純物や転移反応によりわずかに分岐化を伴うことが
あるが、構造粘性指数Nは、1.4以下であり、分岐化
ポリカーボネート樹脂としての有用な特性は発揮されな
い。
のポリカーボネート樹脂は、測定された構造粘性指数N
が、通常1.1〜1.4の範囲のポリカーボネート樹脂
である。このポリカーボネート樹脂は、一般的には、界
面重合法、溶液法もしくはエステル交換法をはじめとす
る種々のポリカーボネート樹脂の製造方法で製造され
る。これらの製造方法で製造した場合、微量含まれてい
る不純物や転移反応によりわずかに分岐化を伴うことが
あるが、構造粘性指数Nは、1.4以下であり、分岐化
ポリカーボネート樹脂としての有用な特性は発揮されな
い。
【0010】ここでいう構造粘性指数Nは、下記の関係
式から導かれるものである。 Q=K×PN 〔但し、Pは、高化式フローテスターを用い、280℃
における圧力(荷重:40〜180kgf)である。Qは、
溶融樹脂の流出量(ml/sec)である。Kは、回帰式の切
片で独立定数で、ポリカーボネート樹脂の分子量や構造
に由来するものである。〕
式から導かれるものである。 Q=K×PN 〔但し、Pは、高化式フローテスターを用い、280℃
における圧力(荷重:40〜180kgf)である。Qは、
溶融樹脂の流出量(ml/sec)である。Kは、回帰式の切
片で独立定数で、ポリカーボネート樹脂の分子量や構造
に由来するものである。〕
【0011】溶融特性は構造粘性指数N値で評価でき、
Nが1の時、ニュートン性流動挙動を示し、N値が大き
いほど流動性の圧力依存性が大きくなり非ニュートン性
流動挙動を示す。一般に圧力依存性が大きい非ニュート
ン性流動挙動を示す方が、押出、成形時のタレやドロー
ダウンが防止できる。
Nが1の時、ニュートン性流動挙動を示し、N値が大き
いほど流動性の圧力依存性が大きくなり非ニュートン性
流動挙動を示す。一般に圧力依存性が大きい非ニュート
ン性流動挙動を示す方が、押出、成形時のタレやドロー
ダウンが防止できる。
【0012】一般に、成形用に市販されている直線状ポ
リカーボネート樹脂の構造粘性指数N値は、1.1〜
1.4であり、本発明でいう分岐状ポリカーボネート樹
脂のN値は1.5以上である。本発明のポリカーボネー
ト樹脂は、分岐化剤の量や溶融条件を調整することによ
って、1.6以上に制御することが好ましい。本発明に
使用する原料の直線状のポリカーボネート樹脂の分子量
は、小さすぎると強度の低下を生じるため好ましくな
い。また分子量が大きすぎると押出機、成形機で可塑化
する時、高い溶融温度が必要になり、大きい剪断発熱を
伴うため、分岐化剤の混合が不十分になったり色相の悪
化を起こすため好ましくない。最適な分子量は、粘度平
均分子量Mvとすると、15,000〜50,000の
範囲が望ましい。
リカーボネート樹脂の構造粘性指数N値は、1.1〜
1.4であり、本発明でいう分岐状ポリカーボネート樹
脂のN値は1.5以上である。本発明のポリカーボネー
ト樹脂は、分岐化剤の量や溶融条件を調整することによ
って、1.6以上に制御することが好ましい。本発明に
使用する原料の直線状のポリカーボネート樹脂の分子量
は、小さすぎると強度の低下を生じるため好ましくな
い。また分子量が大きすぎると押出機、成形機で可塑化
する時、高い溶融温度が必要になり、大きい剪断発熱を
伴うため、分岐化剤の混合が不十分になったり色相の悪
化を起こすため好ましくない。最適な分子量は、粘度平
均分子量Mvとすると、15,000〜50,000の
範囲が望ましい。
【0013】本発明において使用する直線状のポリカー
ボネート樹脂は、界面重合法、溶液法、エステル交換
法、いずれの製造方法で製造されたものを用いてもよい
が、分岐化を行うための原料としては、あまり原材料ポ
リカーボネート樹脂中のフェノール性OHが多いものは
好ましくない。即ち、分岐化する際に使用する、押出
機、射出成形機、シート成形機などペレットや成形品を
製造する装置は、可塑化ゾーンが限られるため、フェノ
ール性OHが多くなると、ジフェニルカーボネートをは
じめとするカーボネート源を追加し、エステル交換して
出てくるフェノールをベントから除去する必要が発生す
る。そのためフェノールの回収や、押出機、成形機など
の改造、また残留フェノールによる金型汚染やシートロ
ール汚れを発生しやすくなるため好ましくない。原材料
として使用するのに望ましい直線状のポリカーボネート
樹脂は、フェノール性OHの含有量が2000ppm以
下のものである。
ボネート樹脂は、界面重合法、溶液法、エステル交換
法、いずれの製造方法で製造されたものを用いてもよい
が、分岐化を行うための原料としては、あまり原材料ポ
リカーボネート樹脂中のフェノール性OHが多いものは
好ましくない。即ち、分岐化する際に使用する、押出
機、射出成形機、シート成形機などペレットや成形品を
製造する装置は、可塑化ゾーンが限られるため、フェノ
ール性OHが多くなると、ジフェニルカーボネートをは
じめとするカーボネート源を追加し、エステル交換して
出てくるフェノールをベントから除去する必要が発生す
る。そのためフェノールの回収や、押出機、成形機など
の改造、また残留フェノールによる金型汚染やシートロ
ール汚れを発生しやすくなるため好ましくない。原材料
として使用するのに望ましい直線状のポリカーボネート
樹脂は、フェノール性OHの含有量が2000ppm以
下のものである。
【0014】本発明において使用される分岐化剤として
は、フロログルシン、トリメリット酸、ピロメリット
酸、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロ
キシフェニル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,
4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−
2、1,3,5−トリ(2−ヒドロキシフェニル)ベン
ゾール、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンジル)−4−メチルフェノール、1−[α−メチル−
α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、
α,α′,α″−トリ(4−ヒドロキシフェニル)−
1,3,5−トリイソプロピルベンゼンなどで例示され
るポリヒドロキシ化合物、及び3,3−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)オキシインドール(=イサチンビスフ
ェノール)、イサチンビス(o−クレゾール)、5−ク
ロルイサチンビスフェノール、5,7−ジクロルイサチ
ンビスフェノール、5ーブロムイサチンビスフェノール
などが例示される。中でも、フロログリシン、2,6−
ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−2、1,1,1-ト
リ(4-ヒドロキシフェニル)エタン、α,α',α"-トリ
(4-ヒドロキシフェニル)−1,3,5-トリイソプロピルベ
ンゼン、3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オキ
シインドール(=イサチンビスフェノール)及びイサチ
ンビス(o−クレゾール)が好ましい。
は、フロログルシン、トリメリット酸、ピロメリット
酸、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロ
キシフェニル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,
4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−
2、1,3,5−トリ(2−ヒドロキシフェニル)ベン
ゾール、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベ
ンジル)−4−メチルフェノール、1−[α−メチル−
α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、
α,α′,α″−トリ(4−ヒドロキシフェニル)−
1,3,5−トリイソプロピルベンゼンなどで例示され
るポリヒドロキシ化合物、及び3,3−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)オキシインドール(=イサチンビスフ
ェノール)、イサチンビス(o−クレゾール)、5−ク
ロルイサチンビスフェノール、5,7−ジクロルイサチ
ンビスフェノール、5ーブロムイサチンビスフェノール
などが例示される。中でも、フロログリシン、2,6−
ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−2、1,1,1-ト
リ(4-ヒドロキシフェニル)エタン、α,α',α"-トリ
(4-ヒドロキシフェニル)−1,3,5-トリイソプロピルベ
ンゼン、3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オキ
シインドール(=イサチンビスフェノール)及びイサチ
ンビス(o−クレゾール)が好ましい。
【0015】本発明における分岐化剤の使用量は、原料
ポリカーボネート樹脂の繰り返し単位を構成する二価フ
ェノール化合物に対して、0.01〜5モル%、好まし
くは、0.1〜2.0モル%、より好ましくは0.1〜
0.5モル%の範囲で、単独もしくは2種以上併用する
ことができる。本発明に使用する分岐化剤の量が0.0
1モル%より少ないと、分岐化による効果がない。5モ
ル%を超えると、成形品が脆くなったり色相が悪化する
ため好ましくない。
ポリカーボネート樹脂の繰り返し単位を構成する二価フ
ェノール化合物に対して、0.01〜5モル%、好まし
くは、0.1〜2.0モル%、より好ましくは0.1〜
0.5モル%の範囲で、単独もしくは2種以上併用する
ことができる。本発明に使用する分岐化剤の量が0.0
1モル%より少ないと、分岐化による効果がない。5モ
ル%を超えると、成形品が脆くなったり色相が悪化する
ため好ましくない。
【0016】分岐化剤と共に使用するエステル交換触媒
としては、全ての塩基性無機もしくは有機化合物であ
り、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、バリウムな
どの典型金属塩類や、亜鉛、スズなどの遷移金属塩類、
四級アンモニウムやホスホニウムなどの水酸化物、炭酸
塩、炭酸水素塩、ハロゲン化物、フェノレート類、ジフ
ェノレート類、ハロゲン化物、カルボン酸塩、リン酸
塩、リン酸水素塩、またはボレートなどがある。
としては、全ての塩基性無機もしくは有機化合物であ
り、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、バリウムな
どの典型金属塩類や、亜鉛、スズなどの遷移金属塩類、
四級アンモニウムやホスホニウムなどの水酸化物、炭酸
塩、炭酸水素塩、ハロゲン化物、フェノレート類、ジフ
ェノレート類、ハロゲン化物、カルボン酸塩、リン酸
塩、リン酸水素塩、またはボレートなどがある。
【0017】塩基性金属塩として具体的には、典型元素
の金属塩、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウム、水酸化マグネ
シウム、水酸化カルシウムなどの水酸化物、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸水素セシウムなどの炭酸塩並びに炭酸水素
塩、ギ酸ナトリウム、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウム、酢酸カルシウム、シュウ酸ナトリウム、
シュウ酸カリウム、コハク酸ナトリウム、コハク酸カリ
ウムなどの脂肪族カルボン塩類、安息香酸ナトリウム、
安息香酸カリウム、フタル酸ナトリウム、フタル酸水素
ナトリウムなどの芳香族カルボン酸塩類、ナトリウムフ
ェノレート、クレゾール類のナトリウム塩、ナトリウム
p−(t−ブチル)フェノレート、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパンのモノもしくはビス金属
塩などのフェノレート類の金属塩類、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス
(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ンなどのモノ、ビス、もしくは多価金属塩などの多官能
フェノレート類の金属塩類、デカンスルホン酸ナトリウ
ムなどのスルホン酸の金属塩類、ソジウム ジ(4−t
−ブチルフェニル)ホスフェート、ソジウム2,2−メ
チレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフ
ェート等リン酸の金属塩等などが例示される。
の金属塩、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウム、水酸化マグネ
シウム、水酸化カルシウムなどの水酸化物、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸水素セシウムなどの炭酸塩並びに炭酸水素
塩、ギ酸ナトリウム、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、
酢酸カリウム、酢酸カルシウム、シュウ酸ナトリウム、
シュウ酸カリウム、コハク酸ナトリウム、コハク酸カリ
ウムなどの脂肪族カルボン塩類、安息香酸ナトリウム、
安息香酸カリウム、フタル酸ナトリウム、フタル酸水素
ナトリウムなどの芳香族カルボン酸塩類、ナトリウムフ
ェノレート、クレゾール類のナトリウム塩、ナトリウム
p−(t−ブチル)フェノレート、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパンのモノもしくはビス金属
塩などのフェノレート類の金属塩類、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス
(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ンなどのモノ、ビス、もしくは多価金属塩などの多官能
フェノレート類の金属塩類、デカンスルホン酸ナトリウ
ムなどのスルホン酸の金属塩類、ソジウム ジ(4−t
−ブチルフェニル)ホスフェート、ソジウム2,2−メ
チレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフ
ェート等リン酸の金属塩等などが例示される。
【0018】遷移元素の金属塩として具体的には、例え
ば酸化亜鉛、酢酸亜鉛、亜鉛フェノキシドなどの亜鉛化
合物類、ケイ酸ナトリウム、テトラアルキルケイ素、テ
トラアリールケイ素、ジフェニルエチルエトキシケイ素
などのケイ素化合物、酸化ゲルマニウム、四塩化ゲルマ
ニウム、ゲルマニウムエトキシド、ゲルマニウムフェノ
キシドなどのゲルマニウム化合物、酸化スズ、ジアルキ
ルスズオキシド、ジアルキルスズカルボキシレート、酢
酸スズ、エチルスズトリブトキシドなどのアルコキシ基
またはアリールオキシ基と結合したスズ化合物類、四級
アルソニウム塩などの砒素化合物、酸化鉛、酢酸鉛、炭
酸鉛、アルコキシ基またはアリールオキシ基と結合した
鉛化合物類、酸化アンチモン、酢酸アンチモンなどのア
ンチモン化合物類、酢酸マンガン、炭酸マンガン、ホウ
酸マンガンなどのマンガン化合物類、酸化チタン、アル
コキシ基またはアリールオキシ基と結合したチタン化合
物類、酸化ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、ジルコニ
ウムアセチルアセトン、アルコキシ基またはアリールオ
キシ基と結合したチタン化合物類などの塩基性塩触媒が
例示されるが、安全性の観点から、アルカリ金属、アル
カリ土類金属をはじめとする典型元素の水酸化物、炭酸
塩、フェノレート、リン酸塩が望ましい。特に、炭酸ナ
トリウム、炭酸マグネシュウム、ビスフェノールAをは
じめとするフェノール類の金属塩や、ソジウムジ(4-t-
ブチルフェニル)ホスフェート、ソジウム2,2-メチレン
ビス(4,6-ジ−t-ブチルフェニル)ホスフェート等のリ
ン酸の金属塩は、得られる分岐化ポリカーボネート樹脂
の熱安定性も良く好ましい。
ば酸化亜鉛、酢酸亜鉛、亜鉛フェノキシドなどの亜鉛化
合物類、ケイ酸ナトリウム、テトラアルキルケイ素、テ
トラアリールケイ素、ジフェニルエチルエトキシケイ素
などのケイ素化合物、酸化ゲルマニウム、四塩化ゲルマ
ニウム、ゲルマニウムエトキシド、ゲルマニウムフェノ
キシドなどのゲルマニウム化合物、酸化スズ、ジアルキ
ルスズオキシド、ジアルキルスズカルボキシレート、酢
酸スズ、エチルスズトリブトキシドなどのアルコキシ基
またはアリールオキシ基と結合したスズ化合物類、四級
アルソニウム塩などの砒素化合物、酸化鉛、酢酸鉛、炭
酸鉛、アルコキシ基またはアリールオキシ基と結合した
鉛化合物類、酸化アンチモン、酢酸アンチモンなどのア
ンチモン化合物類、酢酸マンガン、炭酸マンガン、ホウ
酸マンガンなどのマンガン化合物類、酸化チタン、アル
コキシ基またはアリールオキシ基と結合したチタン化合
物類、酸化ジルコニウム、酢酸ジルコニウム、ジルコニ
ウムアセチルアセトン、アルコキシ基またはアリールオ
キシ基と結合したチタン化合物類などの塩基性塩触媒が
例示されるが、安全性の観点から、アルカリ金属、アル
カリ土類金属をはじめとする典型元素の水酸化物、炭酸
塩、フェノレート、リン酸塩が望ましい。特に、炭酸ナ
トリウム、炭酸マグネシュウム、ビスフェノールAをは
じめとするフェノール類の金属塩や、ソジウムジ(4-t-
ブチルフェニル)ホスフェート、ソジウム2,2-メチレン
ビス(4,6-ジ−t-ブチルフェニル)ホスフェート等のリ
ン酸の金属塩は、得られる分岐化ポリカーボネート樹脂
の熱安定性も良く好ましい。
【0019】塩基性有機塩としては、四級ホスホニウム
塩をはじめとするリンの塩基が好適に使用できる。例え
ば、テトラフェニルホスホニウムヒドロキシド、テトラ
ナフチルホスホニウムヒドロキシド、テトラ(クロロフ
ェニル)ホスホニウムヒドロキシド、テトラ(ビフェニ
ル)ホスホニウムヒドロキシド、テトラトリルホスホニ
ウムヒドロキシド、テトラメチルホスホニウムヒドロキ
シド、テトラエチルホスホニウムヒドロキシド、テトラ
ブチルホスホニウムヒドロキシドなどのテトラ(アリー
ル又はアルキル)ホスホニウムヒドロキシド類、またテ
トラメチルホスホニウムテトラフェニルボレート、テト
ラメチルホスホニウムメチルトリフェニルボレート、テ
トラエチルホスホニウムエチルトルフェニルボレート、
テトラエチルホスホニウムテトラフェニルボレート、ト
リメチルエチルホスホニウムトリメチルフェニルボレー
ト、テトラブロピルホスホニウムプロピルトリフェニル
ボレート、テトラブチルホスホニウムブチルトルフェニ
ルボレート、テトラブチルホスホニウムテトラフェニル
ボレート、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニル
ボレート、メチルトリフェニルホスホニウムテトラフェ
ニルボレート、ベンジルトリフェニルホスホニウムテト
ラフェニルボレート、ビフェニルトリフェニルホスホニ
ウムテトラフェニルボレート、テトラトリルホスホニウ
ムテトラフェニルボレート、トリフェニルブチルホスホ
ニウムテトラフェニルボレート、トリメチルベンジルホ
スホニウムベンジルトリフェニルボレート、トリメチレ
ンビス(トリフェニルホスホニウム)−ビス(テトラフ
ェニルボレート)、シクロヘキシルトリフェニルホスホ
ニウムテトラフェニルビレート、シクロペンチルトリフ
ェニルホスホニウムテトアフェニルボレートなどの(ア
リール又はアルキル)ホスホニウムボレート類、さらに
は、テトラメチルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラエチルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラプロピルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボレート
などの(アリール又はアルキル)アンモニウムボレート
類、テトラフェニルホスホニウムブロミド、エチレンビ
ス(トリフェニルホスホニウム)ジブロミドなどの(ア
リール又はアルキル)ホスホニウムハライド類、テトラ
(p−t−ブチルフェニル)ホスホニウムジフェニルホ
スフェートなどの(アリール又はアルキル)ホスホニウ
ムホスフェート類等が例示される。中でも、テトラフェ
ニルホスホニウムヒドロキシド、テトラブチルホスホニ
ウムヒドロキシド、テトラブチルホスホニウムテトラフ
ェニルボレートおよびテトラフェニルホスホニウムテト
ラフェニルボレートが望ましい。
塩をはじめとするリンの塩基が好適に使用できる。例え
ば、テトラフェニルホスホニウムヒドロキシド、テトラ
ナフチルホスホニウムヒドロキシド、テトラ(クロロフ
ェニル)ホスホニウムヒドロキシド、テトラ(ビフェニ
ル)ホスホニウムヒドロキシド、テトラトリルホスホニ
ウムヒドロキシド、テトラメチルホスホニウムヒドロキ
シド、テトラエチルホスホニウムヒドロキシド、テトラ
ブチルホスホニウムヒドロキシドなどのテトラ(アリー
ル又はアルキル)ホスホニウムヒドロキシド類、またテ
トラメチルホスホニウムテトラフェニルボレート、テト
ラメチルホスホニウムメチルトリフェニルボレート、テ
トラエチルホスホニウムエチルトルフェニルボレート、
テトラエチルホスホニウムテトラフェニルボレート、ト
リメチルエチルホスホニウムトリメチルフェニルボレー
ト、テトラブロピルホスホニウムプロピルトリフェニル
ボレート、テトラブチルホスホニウムブチルトルフェニ
ルボレート、テトラブチルホスホニウムテトラフェニル
ボレート、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニル
ボレート、メチルトリフェニルホスホニウムテトラフェ
ニルボレート、ベンジルトリフェニルホスホニウムテト
ラフェニルボレート、ビフェニルトリフェニルホスホニ
ウムテトラフェニルボレート、テトラトリルホスホニウ
ムテトラフェニルボレート、トリフェニルブチルホスホ
ニウムテトラフェニルボレート、トリメチルベンジルホ
スホニウムベンジルトリフェニルボレート、トリメチレ
ンビス(トリフェニルホスホニウム)−ビス(テトラフ
ェニルボレート)、シクロヘキシルトリフェニルホスホ
ニウムテトラフェニルビレート、シクロペンチルトリフ
ェニルホスホニウムテトアフェニルボレートなどの(ア
リール又はアルキル)ホスホニウムボレート類、さらに
は、テトラメチルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラエチルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラプロピルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト、テトラブチルアンモニウムテトラフェニルボレート
などの(アリール又はアルキル)アンモニウムボレート
類、テトラフェニルホスホニウムブロミド、エチレンビ
ス(トリフェニルホスホニウム)ジブロミドなどの(ア
リール又はアルキル)ホスホニウムハライド類、テトラ
(p−t−ブチルフェニル)ホスホニウムジフェニルホ
スフェートなどの(アリール又はアルキル)ホスホニウ
ムホスフェート類等が例示される。中でも、テトラフェ
ニルホスホニウムヒドロキシド、テトラブチルホスホニ
ウムヒドロキシド、テトラブチルホスホニウムテトラフ
ェニルボレートおよびテトラフェニルホスホニウムテト
ラフェニルボレートが望ましい。
【0020】また有機塩としては、テトラフェニルホス
ホニウムフェノレート、トリフェニルブチルホスホニウ
ムフェノレート、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンのビス−テトラフェニルホスホニウム塩な
どの(アリール又はアルキル)ホスホニウムフェノレー
ト類、その他カルボン酸塩類として、テトラメチルホス
ホニウムアセテート、テトラエチルホスホニウムアセテ
ート、テトラプロピルホスホニウムアセテート、テトラ
ブチルホスホニウムアセテート、テトラペンチルホスホ
ニウムアセテート、テトラヘキシルホスホニウムアセテ
ート、テトラヘプチルホスホニウムアセテート、テトラ
オクチルホスホニウムアセテート、テトラデシルホスホ
ニウムアセテート、テトラドデシルホスホニウムアセテ
ート、テトラフェニルホスホニウムアセテート、テトラ
トリルホスホニウムアセテートなどの(アリール又はア
ルキル)ホスホニウムアセテート類、テトラメチルホス
ホニウムベンゾエート、テトラエチルホスホニウムベン
ゾエート、テトラプロピルホスホニウムベンゾエート、
テトラフェニルホスホニウムベンゾエートなどの(アリ
ール又はアルキル)ホスホニウムベンゾエート類、テト
ラメチルホスホニウムホルメート、テトラエチルホスホ
ニウムホルメート、テトラプロピルホスホニウムホルメ
ート、テトラフェニルホスホニウムホルメートなどの
(アリール又はアルキル)ホスホニウムホルメート類、
テトラメチルホスホニウムプロピオネート、テトラエチ
ルホスホニウムプロピオネート、テトラプロピルホスホ
ニウムプロピオネート、テトラフェニルホスホニウムプ
ロピオネートなどの(アリール又はアルキル)ホスホニ
ウムプロピオネート類、テトラメチルホスホニウムブチ
レート、テトラエチルホスホニウムブチレート、テトラ
プロピルホスホニウムブチレート、テトラフェニルホス
ホニウムブチレートなどの(アリール又はアルキル)ホ
スホニウムブチレート類、或いはホスファゼン類、例え
ばホスファゼン塩基P−t−オクト=t−オクチル−イ
ミノ−トリス−(ジメチルアミノ)−ホスホラン、ホス
ファゼン塩基P−t−ブチル=t−ブチル−イミノ−ト
リス−(ジメチルアミノ)−ホスホラン、またはBEM
P=2−t−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,
3−ジメチル−パーヒドロ−1,3−ジアザ−2−ホス
ホリンなども使用できる。
ホニウムフェノレート、トリフェニルブチルホスホニウ
ムフェノレート、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンのビス−テトラフェニルホスホニウム塩な
どの(アリール又はアルキル)ホスホニウムフェノレー
ト類、その他カルボン酸塩類として、テトラメチルホス
ホニウムアセテート、テトラエチルホスホニウムアセテ
ート、テトラプロピルホスホニウムアセテート、テトラ
ブチルホスホニウムアセテート、テトラペンチルホスホ
ニウムアセテート、テトラヘキシルホスホニウムアセテ
ート、テトラヘプチルホスホニウムアセテート、テトラ
オクチルホスホニウムアセテート、テトラデシルホスホ
ニウムアセテート、テトラドデシルホスホニウムアセテ
ート、テトラフェニルホスホニウムアセテート、テトラ
トリルホスホニウムアセテートなどの(アリール又はア
ルキル)ホスホニウムアセテート類、テトラメチルホス
ホニウムベンゾエート、テトラエチルホスホニウムベン
ゾエート、テトラプロピルホスホニウムベンゾエート、
テトラフェニルホスホニウムベンゾエートなどの(アリ
ール又はアルキル)ホスホニウムベンゾエート類、テト
ラメチルホスホニウムホルメート、テトラエチルホスホ
ニウムホルメート、テトラプロピルホスホニウムホルメ
ート、テトラフェニルホスホニウムホルメートなどの
(アリール又はアルキル)ホスホニウムホルメート類、
テトラメチルホスホニウムプロピオネート、テトラエチ
ルホスホニウムプロピオネート、テトラプロピルホスホ
ニウムプロピオネート、テトラフェニルホスホニウムプ
ロピオネートなどの(アリール又はアルキル)ホスホニ
ウムプロピオネート類、テトラメチルホスホニウムブチ
レート、テトラエチルホスホニウムブチレート、テトラ
プロピルホスホニウムブチレート、テトラフェニルホス
ホニウムブチレートなどの(アリール又はアルキル)ホ
スホニウムブチレート類、或いはホスファゼン類、例え
ばホスファゼン塩基P−t−オクト=t−オクチル−イ
ミノ−トリス−(ジメチルアミノ)−ホスホラン、ホス
ファゼン塩基P−t−ブチル=t−ブチル−イミノ−ト
リス−(ジメチルアミノ)−ホスホラン、またはBEM
P=2−t−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,
3−ジメチル−パーヒドロ−1,3−ジアザ−2−ホス
ホリンなども使用できる。
【0021】さらに硫酸塩や亜硫酸塩のホスホニウム塩
類も用いてもよい。例えば、硫酸テトラエチルホスホニ
ウム、硫酸テトラフェニルホスホニウム、硫酸メチルト
リフェニルホスホニウム、硫酸ブチルトリフェニルホス
ホニウム、硫酸ヘキシルホスホニウム、硫酸4−カルボ
キシブチルトリフェニルホスホニウム、硫酸2−ジメチ
ルアミノエチルトリフェニルホスホニウム、硫酸テトラ
キス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムなどが例示さ
れ、亜硫酸塩のホスホニウム塩として、亜硫酸テトラエ
チルホスホニウム、亜硫酸テトラフェニルホスホニウ
ム、亜硫酸メチルトリフェニルホスホニウム、亜硫酸ブ
チルトリフェニルホスホニウム、亜硫酸ヘキシルホスホ
ニウム、亜硫酸4−カルボキシブチルトリフェニルホス
ホニウム、亜硫酸2−ジメチルアミノエチルトリフェニ
ルホスホニウム、亜硫酸テトラキス(ヒドロキシメチ
ル)ホスホニウムなどが例示される。
類も用いてもよい。例えば、硫酸テトラエチルホスホニ
ウム、硫酸テトラフェニルホスホニウム、硫酸メチルト
リフェニルホスホニウム、硫酸ブチルトリフェニルホス
ホニウム、硫酸ヘキシルホスホニウム、硫酸4−カルボ
キシブチルトリフェニルホスホニウム、硫酸2−ジメチ
ルアミノエチルトリフェニルホスホニウム、硫酸テトラ
キス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムなどが例示さ
れ、亜硫酸塩のホスホニウム塩として、亜硫酸テトラエ
チルホスホニウム、亜硫酸テトラフェニルホスホニウ
ム、亜硫酸メチルトリフェニルホスホニウム、亜硫酸ブ
チルトリフェニルホスホニウム、亜硫酸ヘキシルホスホ
ニウム、亜硫酸4−カルボキシブチルトリフェニルホス
ホニウム、亜硫酸2−ジメチルアミノエチルトリフェニ
ルホスホニウム、亜硫酸テトラキス(ヒドロキシメチ
ル)ホスホニウムなどが例示される。
【0022】また、窒素の塩基類も用いてもよい。例え
ば四級アンモニウム塩があげられ、テトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロ
キシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド、テ
トラブチルアンモニウムヒドロキシド、テトラメチルベ
ンジルアンモニウムヒドロキシドなどの(アリール、ア
ルキル、またはアリアリール)アンモニウムヒドロキシ
ド類、テトラメチルアンモニウムボロハイドライド、テ
トラブチルアンモニウムボロハイドライドなどの(アリ
ール、アルキル、またはアリアリール)アンモニウムヒ
ドロキシド類、酢酸テトラメチルアンモニウム、フッ化
テトラメチルアンモニウム、、フッ化フェニルホスホニ
ウム、水酸化ジメチルジフェニルアンモニウム、第三級
アミン化合物を使用、または併用してもよく、例えば、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、トリヘ
キシルアミン、トリメチルベンジルアミン、トリフェニ
ルアミンなど第三級アミン類、またはグアニジン系、例
えばDBU(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデセン−7−エン)、DBN(1,5−ジアザビシク
ロ[4.3.0]ノン−5−エン)、1,5,7−トリ
アザビシクロ−[4.4.0]−デセ−5−エン、7−
フェニル−1,5,7−トリアザビシクロ−[4.4.
0]−デセ−5−エン、MTBD(7−メチル−1,
5,7−トリアザビシクロ−[4.4.0]−デセ−5
−エン、7,7’−ヘキシリデン−ジ−1,5,7−ト
リアザビシクロ−[4.4.0]−デセ−5−エン、
7,7’−デシリデン−ジ−1,5,7−トリアザビシ
クロ−[4.4.0]−デセ−5−エン、または7,
7’−ドデシリデン−ジ−1,5,7−トリアザビシク
ロ−[4.4.0]−デセ−5−エン等、また芳香族ア
ミン類、例えばN,N−ジメチル−4−アミノピリジ
ン、4−ジエチルアミノピリジン、4−ピロリジノピリ
ジン、4−ピペリジノピリジン、4−アミノピリジン、
2−アミノピリジン、4−ヒドロキシピリジン、2−ヒ
ドロキシピリジン、4−メトキシピリジン、2−メトキ
シピリジン、イミダゾール、2−メチルイミダゾール、
4−メチルイミダゾール、2−メトキシイミダゾール、
2−メルカプトイミダゾール、アミノキノリン、ジアザ
ビシクロオクタン(DABCO)等が例示される。
ば四級アンモニウム塩があげられ、テトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロ
キシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド、テ
トラブチルアンモニウムヒドロキシド、テトラメチルベ
ンジルアンモニウムヒドロキシドなどの(アリール、ア
ルキル、またはアリアリール)アンモニウムヒドロキシ
ド類、テトラメチルアンモニウムボロハイドライド、テ
トラブチルアンモニウムボロハイドライドなどの(アリ
ール、アルキル、またはアリアリール)アンモニウムヒ
ドロキシド類、酢酸テトラメチルアンモニウム、フッ化
テトラメチルアンモニウム、、フッ化フェニルホスホニ
ウム、水酸化ジメチルジフェニルアンモニウム、第三級
アミン化合物を使用、または併用してもよく、例えば、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、トリヘ
キシルアミン、トリメチルベンジルアミン、トリフェニ
ルアミンなど第三級アミン類、またはグアニジン系、例
えばDBU(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデセン−7−エン)、DBN(1,5−ジアザビシク
ロ[4.3.0]ノン−5−エン)、1,5,7−トリ
アザビシクロ−[4.4.0]−デセ−5−エン、7−
フェニル−1,5,7−トリアザビシクロ−[4.4.
0]−デセ−5−エン、MTBD(7−メチル−1,
5,7−トリアザビシクロ−[4.4.0]−デセ−5
−エン、7,7’−ヘキシリデン−ジ−1,5,7−ト
リアザビシクロ−[4.4.0]−デセ−5−エン、
7,7’−デシリデン−ジ−1,5,7−トリアザビシ
クロ−[4.4.0]−デセ−5−エン、または7,
7’−ドデシリデン−ジ−1,5,7−トリアザビシク
ロ−[4.4.0]−デセ−5−エン等、また芳香族ア
ミン類、例えばN,N−ジメチル−4−アミノピリジ
ン、4−ジエチルアミノピリジン、4−ピロリジノピリ
ジン、4−ピペリジノピリジン、4−アミノピリジン、
2−アミノピリジン、4−ヒドロキシピリジン、2−ヒ
ドロキシピリジン、4−メトキシピリジン、2−メトキ
シピリジン、イミダゾール、2−メチルイミダゾール、
4−メチルイミダゾール、2−メトキシイミダゾール、
2−メルカプトイミダゾール、アミノキノリン、ジアザ
ビシクロオクタン(DABCO)等が例示される。
【0023】本発明においては、金属塩、四級ホスホニ
ウム塩、含窒素有機塩基性化合物等は一種用いてもよ
く、二種以上組み合わせて用いてもよい。本発明におい
ては、ジヒドロキシ化合物1モルあたり、10-8〜10
-1モル、好ましくは10-7〜10-2モルになるような割
合で使用するのが望ましい。エステル交換触媒が10-1
モルを超えて使用すると、着色の発生やコストアップに
つながるだけでなく、耐熱性、耐加水分解性の低下を招
くため好ましくない。また、10-8モル未満であると触
媒活性が不十分になり、分岐化効果が十分発現されない
おそれがあるため好ましくない。
ウム塩、含窒素有機塩基性化合物等は一種用いてもよ
く、二種以上組み合わせて用いてもよい。本発明におい
ては、ジヒドロキシ化合物1モルあたり、10-8〜10
-1モル、好ましくは10-7〜10-2モルになるような割
合で使用するのが望ましい。エステル交換触媒が10-1
モルを超えて使用すると、着色の発生やコストアップに
つながるだけでなく、耐熱性、耐加水分解性の低下を招
くため好ましくない。また、10-8モル未満であると触
媒活性が不十分になり、分岐化効果が十分発現されない
おそれがあるため好ましくない。
【0024】本発明に使用される加熱溶融装置として具
体的には、例えば、単軸押出機、同方向2軸押出機、異
方向2軸押出機、シート押出機、フィルム押出機、加熱
可能なニーダー、射出成形機、ブロー成形機、撹拌機付
き加熱溶融槽、撹拌機付き加熱タンクカスケード、薄層
蒸発機、液膜式蒸発機、ディスク反応機などの加熱溶融
部分を有する装置があげられる。特に中間製品及び最終
製品が得られる各種押出機と各種成形機が経済的に最も
効果的である。
体的には、例えば、単軸押出機、同方向2軸押出機、異
方向2軸押出機、シート押出機、フィルム押出機、加熱
可能なニーダー、射出成形機、ブロー成形機、撹拌機付
き加熱溶融槽、撹拌機付き加熱タンクカスケード、薄層
蒸発機、液膜式蒸発機、ディスク反応機などの加熱溶融
部分を有する装置があげられる。特に中間製品及び最終
製品が得られる各種押出機と各種成形機が経済的に最も
効果的である。
【0025】分岐化剤の添加方法としては、ポリカーボ
ネート粉末、ペレット、シート等の成形物の粉砕品など
にあらかじめ添加してもよく、また定量フィーダーにて
加工装置へ他の副資剤と共に供給してもよい。また分岐
化剤の融点が低い場合や、加熱供給される他の添加剤、
例えば離形剤、滑剤などと共に押出機、ニーダー、成形
機の上流側ベント口から溶融圧入してもよい。特に、多
数ベント付き装置を用い、プレ混合もしくは上流側ベン
ト口から圧入した後、下流側ベント口側でエステル交換
触媒失活剤を圧入させて触媒の悪影響を防ぐこともでき
る。いずれにせよ、均一な製品、運転状態を保つために
は押出機、成形機中で均一混合できる場所に於いて供給
することが必要である。
ネート粉末、ペレット、シート等の成形物の粉砕品など
にあらかじめ添加してもよく、また定量フィーダーにて
加工装置へ他の副資剤と共に供給してもよい。また分岐
化剤の融点が低い場合や、加熱供給される他の添加剤、
例えば離形剤、滑剤などと共に押出機、ニーダー、成形
機の上流側ベント口から溶融圧入してもよい。特に、多
数ベント付き装置を用い、プレ混合もしくは上流側ベン
ト口から圧入した後、下流側ベント口側でエステル交換
触媒失活剤を圧入させて触媒の悪影響を防ぐこともでき
る。いずれにせよ、均一な製品、運転状態を保つために
は押出機、成形機中で均一混合できる場所に於いて供給
することが必要である。
【0026】本発明におけるエステル交換剤は固体は粉
末のまま、液体はマスターバッチ等で分岐化したいポリ
カーボネート製品に事前に混合もしくは定量供給でき、
また加工、成形装置の可塑化混練部に溶融圧入すること
もできる。また分岐化剤とエステル交換剤は同時に配合
してもよく、別途配合または圧入することも可能であ
る。
末のまま、液体はマスターバッチ等で分岐化したいポリ
カーボネート製品に事前に混合もしくは定量供給でき、
また加工、成形装置の可塑化混練部に溶融圧入すること
もできる。また分岐化剤とエステル交換剤は同時に配合
してもよく、別途配合または圧入することも可能であ
る。
【0027】本発明の方法で使用される直鎖状のポリカ
ーボネート樹脂は、その製法は問わないが、一例として
挙げると有機溶媒およびアルカリ水溶液の存在下に、ビ
スフェノール化合物とホスゲンとを反応させて得られる
ポリカーボネート樹脂(界面重合法)、ビスフェノール
化合物とホスゲンをピリジンもしくは3級アミン存在下
重合して得られるポリカーボネート樹脂(溶液法)、ビ
スフェノール化合物とジフェニルカーボネートとをエス
テル交換触媒存在下、エステル交換反応(エステル交換
法)させて得られるポリカーボネート樹脂である。
ーボネート樹脂は、その製法は問わないが、一例として
挙げると有機溶媒およびアルカリ水溶液の存在下に、ビ
スフェノール化合物とホスゲンとを反応させて得られる
ポリカーボネート樹脂(界面重合法)、ビスフェノール
化合物とホスゲンをピリジンもしくは3級アミン存在下
重合して得られるポリカーボネート樹脂(溶液法)、ビ
スフェノール化合物とジフェニルカーボネートとをエス
テル交換触媒存在下、エステル交換反応(エステル交換
法)させて得られるポリカーボネート樹脂である。
【0028】またここでいうポリカーボネート樹脂は、
通常のビスフェノール化合物を使用してなる芳香族のホ
モ或いはコーポリカーボネート樹脂、更にあらかじめあ
る程度分岐されたもの、末端に長鎖アルキル基を導入し
たものなどの粘度平均分子量15,000〜50,00
0のものである。これらのポリカーボネート樹脂の製法
において、末端停止剤やコモノマーとして炭素−炭素不
飽和二重結合その他のグラフト可能点を持つポリカーボ
ネート樹脂を製造し、これにポリスチレンなどをグラフ
トしたもの、又はポリスチレン等にフェノール系水酸
基、その他のポリカーボネート樹脂のグラフト重合開始
点を持つ化合物を共重合したものを用い、これにポリカ
ーボネート樹脂をグラフト重合したものでもよく、本発
明はこれらいずれでも使用可能である。
通常のビスフェノール化合物を使用してなる芳香族のホ
モ或いはコーポリカーボネート樹脂、更にあらかじめあ
る程度分岐されたもの、末端に長鎖アルキル基を導入し
たものなどの粘度平均分子量15,000〜50,00
0のものである。これらのポリカーボネート樹脂の製法
において、末端停止剤やコモノマーとして炭素−炭素不
飽和二重結合その他のグラフト可能点を持つポリカーボ
ネート樹脂を製造し、これにポリスチレンなどをグラフ
トしたもの、又はポリスチレン等にフェノール系水酸
基、その他のポリカーボネート樹脂のグラフト重合開始
点を持つ化合物を共重合したものを用い、これにポリカ
ーボネート樹脂をグラフト重合したものでもよく、本発
明はこれらいずれでも使用可能である。
【0029】本発明の直線状のポリカーボネート樹脂原
料として使用するビスフェノール化合物としては、具体
的にはビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
(3,5−ジブロ−4−ヒドロキシフェニル)メタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)エタン、1,1−ビス(2−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)エタン、1−フ
ェニル−1,1−ビス(3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−3−メチルフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン(以下、ビスフェノ−ルA
と略記する。)、2,2−ビス(3,5−ジブロム−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、TBAと略記
する。)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブ
タン、2,2−ビス(2−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジフルオロフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチル
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3−フルオロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−1−メチルフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−ブ
ロモ−4−ヒドロキシ−5−クロロフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、1,1−ビス(2−ブチル−4−ヒドロキ
シ−5−メチルフェニルブタン、1,1−ビス(2−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ブタ
ン、1,1−ビス(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)イソブタン、1,1−ビス(2−
t−アミル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ブ
タン、1,1−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)ブタン、1,1−ビス(3,5−ジブロモ
−4−ヒドロキシフェニル)ブタン、4,4−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、1,1−ビス(2−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ヘ
プタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オク
タン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン
などのビス(ヒドロキシアリール)アルカン類;1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン(以下、ビスフェノールZと略記する。)、1,1−
ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、1,1−ビス(3−シクロヘキシル−4−ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(3−
フェニル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,5,5
−トリメチルシクロヘキサンなどのビス(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロアルカン類;4,4’−ジヒドロキ
シビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ−2,2’−ジ
メチルビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’
−ジメチルビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ−3,
3’−ジシクロヘキシルビフェニルなどのジヒドキシビ
フェニル類;ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテ
ル、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エー
テルなどのビス(ヒドロキシアリール)エーテル類;ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)スルホンなどのビス
(ヒドロキシアリール)スルホン類;ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルホキシド、ビス(3−メチル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(3−フェニ
ル−4−ヒドロキシフェニル)スルホキシドなどのビス
(ヒドロキシアリール)スルホキシド類;ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルファイド、ビス(3−メチル4
−ヒドロキシフェニル)スルファイドなどのビス(ヒド
ロキシアリール)スルファイド類;ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ケトン、その他、両末端フェノール変成シ
ロキサン類、両末端フェノール変成シラン類、などが例
示される。これらは、2種類以上併用して用いてもよ
い。中でもビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルZ、TB
Aから選ばれるものが好適である。
料として使用するビスフェノール化合物としては、具体
的にはビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
(3,5−ジブロ−4−ヒドロキシフェニル)メタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)エタン、1,1−ビス(2−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)エタン、1−フ
ェニル−1,1−ビス(3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−3−メチルフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン(以下、ビスフェノ−ルA
と略記する。)、2,2−ビス(3,5−ジブロム−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、TBAと略記
する。)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブ
タン、2,2−ビス(2−メチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジフルオロフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチル
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3−フルオロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−1−メチルフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−ブ
ロモ−4−ヒドロキシ−5−クロロフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン、1,1−ビス(2−ブチル−4−ヒドロキ
シ−5−メチルフェニルブタン、1,1−ビス(2−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ブタ
ン、1,1−ビス(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)イソブタン、1,1−ビス(2−
t−アミル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ブ
タン、1,1−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)ブタン、1,1−ビス(3,5−ジブロモ
−4−ヒドロキシフェニル)ブタン、4,4−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、1,1−ビス(2−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ヘ
プタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オク
タン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン
などのビス(ヒドロキシアリール)アルカン類;1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン(以下、ビスフェノールZと略記する。)、1,1−
ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、1,1−ビス(3−シクロヘキシル−4−ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(3−
フェニル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,5,5
−トリメチルシクロヘキサンなどのビス(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロアルカン類;4,4’−ジヒドロキ
シビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ−2,2’−ジ
メチルビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’
−ジメチルビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ−3,
3’−ジシクロヘキシルビフェニルなどのジヒドキシビ
フェニル類;ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテ
ル、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エー
テルなどのビス(ヒドロキシアリール)エーテル類;ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)スルホンなどのビス
(ヒドロキシアリール)スルホン類;ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルホキシド、ビス(3−メチル−4−
ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(3−フェニ
ル−4−ヒドロキシフェニル)スルホキシドなどのビス
(ヒドロキシアリール)スルホキシド類;ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルファイド、ビス(3−メチル4
−ヒドロキシフェニル)スルファイドなどのビス(ヒド
ロキシアリール)スルファイド類;ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ケトン、その他、両末端フェノール変成シ
ロキサン類、両末端フェノール変成シラン類、などが例
示される。これらは、2種類以上併用して用いてもよ
い。中でもビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルZ、TB
Aから選ばれるものが好適である。
【0030】界面重合法、溶液法で用いる末端停止剤あ
るいは分子量調節剤としては、一価のフェノール性水酸
基を有する化合物が挙げられ、例えばフェノール、p−
第3ブチルフェノール、p−クミルフェノール、p−フ
ェニルフェノール、2,4−ジ−t−ブチルフェノー
ル、3,5−ジ−t−ブチルフェノール、2,5−ジ−
クミルフェノール、3,5−ジ−クミルフェノールトリ
ブロモフェノール等の他、p−オクチルフェノール、p
−ドデシルフェノールを始めとする長鎖アルキルフェノ
ール類、片末端フェノール変成シロキサン類、片末端フ
ェノール変成シラン類、その他に脂肪族カルボン酸クロ
ライド、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、芳香族
酸クロライド、ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、
アルキルエーテルフェノールなどが挙げられる。
るいは分子量調節剤としては、一価のフェノール性水酸
基を有する化合物が挙げられ、例えばフェノール、p−
第3ブチルフェノール、p−クミルフェノール、p−フ
ェニルフェノール、2,4−ジ−t−ブチルフェノー
ル、3,5−ジ−t−ブチルフェノール、2,5−ジ−
クミルフェノール、3,5−ジ−クミルフェノールトリ
ブロモフェノール等の他、p−オクチルフェノール、p
−ドデシルフェノールを始めとする長鎖アルキルフェノ
ール類、片末端フェノール変成シロキサン類、片末端フ
ェノール変成シラン類、その他に脂肪族カルボン酸クロ
ライド、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、芳香族
酸クロライド、ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、
アルキルエーテルフェノールなどが挙げられる。
【0031】また、反応性二重結合を有する末端停止剤
を用いてもよく、その場合の例として、アクリル酸、ビ
ニル酢酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、5−ヘキ
セン酸、9−ウンデセン酸などの不飽和カルボン酸;ア
クリル酸クロライド、ソルビン酸クロライド、アリルア
ルコ−ルクロロホーメート、イソプロペニルフェノール
クロロホルメートまたはヒドロキシスチレンクロロホー
メート等の酸クロライドまたはクロロホーメート;イソ
プロペニルフェノール、ヒドロキシスチレン、ヒドロキ
シフェニルマレイミド、ヒドロキシ安息香酸アリルエス
テルまたはヒドロキシ安息香酸メチルアリルエステルな
どの不飽和基を有するフェノール類等が挙げられる。こ
れらの化合物は上記の末端停止剤と併用することも可能
である。
を用いてもよく、その場合の例として、アクリル酸、ビ
ニル酢酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、5−ヘキ
セン酸、9−ウンデセン酸などの不飽和カルボン酸;ア
クリル酸クロライド、ソルビン酸クロライド、アリルア
ルコ−ルクロロホーメート、イソプロペニルフェノール
クロロホルメートまたはヒドロキシスチレンクロロホー
メート等の酸クロライドまたはクロロホーメート;イソ
プロペニルフェノール、ヒドロキシスチレン、ヒドロキ
シフェニルマレイミド、ヒドロキシ安息香酸アリルエス
テルまたはヒドロキシ安息香酸メチルアリルエステルな
どの不飽和基を有するフェノール類等が挙げられる。こ
れらの化合物は上記の末端停止剤と併用することも可能
である。
【0032】末端停止剤あるいは分子量調節剤は、上記
した二価フェノール系化合物1モルに対して、通常、1
〜25モル%、好ましくは1.5〜10モル%の範囲で
使用される。
した二価フェノール系化合物1モルに対して、通常、1
〜25モル%、好ましくは1.5〜10モル%の範囲で
使用される。
【0033】界面重合法、溶液法で用いる溶媒として
は、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、クロロホル
ム、トルエン、クロロベンゼン、1,1,1-トリクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素がポリカーボネート樹脂の重
合反応等に使用する良溶媒として例示され、特にジクロ
ロメタンが好適である。
は、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、クロロホル
ム、トルエン、クロロベンゼン、1,1,1-トリクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素がポリカーボネート樹脂の重
合反応等に使用する良溶媒として例示され、特にジクロ
ロメタンが好適である。
【0034】一方、エステル交換法で用いるカーボネー
ト源としては、ジフェニルカーボネート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピルカーボネ
ート、ジブチルカーボネート、メチルフェニルカーボネ
ート、エチルフェニルカーボネート、プロピルフェニル
カーボネート、ブチルフェニルカーボネート等が例示さ
れ、特にジフェニルカーボネートが好適である。
ト源としては、ジフェニルカーボネート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピルカーボネ
ート、ジブチルカーボネート、メチルフェニルカーボネ
ート、エチルフェニルカーボネート、プロピルフェニル
カーボネート、ブチルフェニルカーボネート等が例示さ
れ、特にジフェニルカーボネートが好適である。
【0035】また加工、成形する際の条件は、原材料と
して用いるポリカーボネート製品を可塑化、成形する温
度範囲で実施できるが、分岐化に伴う多少の流動性変化
に併せてシリンダー温度、金型温度の調整するのが望ま
しい。一般的には、分岐化により流動性が多少上がる方
向へ変化するため、加工、成形条件は緩和な方向へ調整
することが必要である。
して用いるポリカーボネート製品を可塑化、成形する温
度範囲で実施できるが、分岐化に伴う多少の流動性変化
に併せてシリンダー温度、金型温度の調整するのが望ま
しい。一般的には、分岐化により流動性が多少上がる方
向へ変化するため、加工、成形条件は緩和な方向へ調整
することが必要である。
【0036】また、本発明では必要に応じて酸化防止
剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、耐候剤、帯電防止剤、可
塑剤、着色剤、隠蔽剤、ガラス繊維、炭素繊維をはじめ
とする充填剤、強化剤、離形剤、難燃剤、熱線遮蔽剤、
染顔料、蛍光剤、ゴム、エラストマー、他樹脂などを加
熱可塑化前に配合してもよく、また加熱可塑化時もしく
は成形時に定量フィーダーや圧入ポンプで配合または混
合してもよい。
剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、耐候剤、帯電防止剤、可
塑剤、着色剤、隠蔽剤、ガラス繊維、炭素繊維をはじめ
とする充填剤、強化剤、離形剤、難燃剤、熱線遮蔽剤、
染顔料、蛍光剤、ゴム、エラストマー、他樹脂などを加
熱可塑化前に配合してもよく、また加熱可塑化時もしく
は成形時に定量フィーダーや圧入ポンプで配合または混
合してもよい。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定される
ものではない。なお実施例において、粘度平均分子量M
vは、ウベローデ型粘度計を用いて、0.5g/dlの
塩化メチレン溶液を20℃において測定した極限粘度η
spから、下記の式を用いて算出した。 ηSP/C=[η](1+0.28ηSP)、C=0.5 [η]=1.23×10-4Mv0.83
明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定される
ものではない。なお実施例において、粘度平均分子量M
vは、ウベローデ型粘度計を用いて、0.5g/dlの
塩化メチレン溶液を20℃において測定した極限粘度η
spから、下記の式を用いて算出した。 ηSP/C=[η](1+0.28ηSP)、C=0.5 [η]=1.23×10-4Mv0.83
【0038】また、成形流動性の目安としてフローテス
ター((株)島津製作所製:CFT-500C型)を用い、28
0℃、160kgf における流れ値(Q値)と、280
℃、160f 、100kgf 、並びに40kgf の流れ値か
ら、構造粘性指数(N値)を下式より算出した。 Q=K×PN
ター((株)島津製作所製:CFT-500C型)を用い、28
0℃、160kgf における流れ値(Q値)と、280
℃、160f 、100kgf 、並びに40kgf の流れ値か
ら、構造粘性指数(N値)を下式より算出した。 Q=K×PN
【0039】フェノール性OHは、ポリカーボネート樹
脂を無水ジクロロメタンに溶解し、四塩化チタンの無水
ジクロロメタン溶液を加え、四塩化チタンとフェノール
性OHが反応して発生する赤褐色発色を、分光光度計
(島津製作所(株)製UV−1200型)で測定するこ
とにより定量した。本発明においてフェノール性OHの
定量は、ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを基
準として作成した検量線によりフェノール基の重量pp
mとして定量する。
脂を無水ジクロロメタンに溶解し、四塩化チタンの無水
ジクロロメタン溶液を加え、四塩化チタンとフェノール
性OHが反応して発生する赤褐色発色を、分光光度計
(島津製作所(株)製UV−1200型)で測定するこ
とにより定量した。本発明においてフェノール性OHの
定量は、ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを基
準として作成した検量線によりフェノール基の重量pp
mとして定量する。
【0040】またドローダウン性は、120℃で8時間
乾燥したペレットを、30mm押出機(ナカタニ(株)
製:VSK−30型、ダイノズル4mmφ)により押出
温度280℃、スクリュー回転数25rpmの条件で押
し出し、垂れ下がるストランドをカットして、その長さ
と重量から図1に示す特性曲線を求め、この曲線に原点
を通る接線を引き、ストランド長L(300mm)に対
する測定曲線から求まる重量W1と、接線との交点W2
から、ドローダウン率Rd(%)を下記式により算出し
た。 ドローダウン率Rd(%)=〔(W2−W1)/W2〕
×100
乾燥したペレットを、30mm押出機(ナカタニ(株)
製:VSK−30型、ダイノズル4mmφ)により押出
温度280℃、スクリュー回転数25rpmの条件で押
し出し、垂れ下がるストランドをカットして、その長さ
と重量から図1に示す特性曲線を求め、この曲線に原点
を通る接線を引き、ストランド長L(300mm)に対
する測定曲線から求まる重量W1と、接線との交点W2
から、ドローダウン率Rd(%)を下記式により算出し
た。 ドローダウン率Rd(%)=〔(W2−W1)/W2〕
×100
【0041】実施例1 ジクロロメタンを溶媒とする界面重合法により得られ
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−2000粉末〔三
菱ガス化学(株)製、粘度平均分子量(以下Mv値と略
す):2.8×104 、構造粘性指数(以下N値と略
す):1.2、フェノール性OH基:132ppm〕2
0kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン0.5モル%、ソジウム ジ(4−t−ブチ
ルフェニル)ホスフェート150ppmを、V型タンブ
ラーにて20分配合した。その混合物を、50mmφ、
L/D=32のベント付き単軸押出機を用い、320℃
で押し出した。得られたストランドについて測定したド
ローダウン性は32.7%、ペレットについて測定した
構造粘性指数N値は1.8であった。
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−2000粉末〔三
菱ガス化学(株)製、粘度平均分子量(以下Mv値と略
す):2.8×104 、構造粘性指数(以下N値と略
す):1.2、フェノール性OH基:132ppm〕2
0kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン0.5モル%、ソジウム ジ(4−t−ブチ
ルフェニル)ホスフェート150ppmを、V型タンブ
ラーにて20分配合した。その混合物を、50mmφ、
L/D=32のベント付き単軸押出機を用い、320℃
で押し出した。得られたストランドについて測定したド
ローダウン性は32.7%、ペレットについて測定した
構造粘性指数N値は1.8であった。
【0042】実施例2 エステル交換法により得られた、ポリカーボネート樹脂
ペレット〔三菱ガス化学(株)製、Mv値:2.4×1
04 、N値:1.2、フェノール性OH基:235pp
m〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%、ソジウム 2,2−メチ
レンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェ
ート200ppmを、V型タンブラーにて20分配合し
た。その混合物を、50mmφ、L/D=32のベント
付き単軸押出機を用い、320℃で押し出した。得られ
たストランドについて測定したドローダウン性は47.
6%、ペレットについて測定した構造粘性指数N値は
1.7であった。
ペレット〔三菱ガス化学(株)製、Mv値:2.4×1
04 、N値:1.2、フェノール性OH基:235pp
m〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%、ソジウム 2,2−メチ
レンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェ
ート200ppmを、V型タンブラーにて20分配合し
た。その混合物を、50mmφ、L/D=32のベント
付き単軸押出機を用い、320℃で押し出した。得られ
たストランドについて測定したドローダウン性は47.
6%、ペレットについて測定した構造粘性指数N値は
1.7であった。
【0043】実施例3 ジクロロメタンを溶媒とする界面重合法により得られ
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−2000〔三菱ガ
ス化学(株)製、Mv値:2.9×104 、N値:1.
2〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%、テトラフェニルホスホニ
ウムテトラフェニルボレート100ppmを、V型タン
ブラーにて20分配合した。その混合物を直接射出成形
機(名機製作所(株)製:M140-SJ 型)を用い、厚さ3
mm×縦100mm×横150mmの板を100枚成形
し、得られた成形品をソーで切り出しN値を測定した結
果、1.8であった。
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−2000〔三菱ガ
ス化学(株)製、Mv値:2.9×104 、N値:1.
2〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%、テトラフェニルホスホニ
ウムテトラフェニルボレート100ppmを、V型タン
ブラーにて20分配合した。その混合物を直接射出成形
機(名機製作所(株)製:M140-SJ 型)を用い、厚さ3
mm×縦100mm×横150mmの板を100枚成形
し、得られた成形品をソーで切り出しN値を測定した結
果、1.8であった。
【0044】実施例4 ジクロロメタンを溶媒とする界面重合法により得られ
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−1000ペレット
〔三菱ガス化学(株)製、Mv値:3.2×104、N
値:1.3〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒド
ロキシフェニル)エタン0.5モル%、テトラフェニル
ホスホニウムテトラフェニルボレート100ppmを、
V型タンブラーにて20分配合した。その混合物を、5
0mmφ、L/D=32のベント付き単軸押出機を用
い、340℃で押し出した。そのペレットをシート成形
機(50mmφ、L/D=32のベント付き単軸押出
機)を用い、320℃で押し出し、幅500mm×厚1mm
のシートを成形した。得られたシートをソーで切り出し
N値を測定した結果、1.8であった。
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−1000ペレット
〔三菱ガス化学(株)製、Mv値:3.2×104、N
値:1.3〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒド
ロキシフェニル)エタン0.5モル%、テトラフェニル
ホスホニウムテトラフェニルボレート100ppmを、
V型タンブラーにて20分配合した。その混合物を、5
0mmφ、L/D=32のベント付き単軸押出機を用
い、340℃で押し出した。そのペレットをシート成形
機(50mmφ、L/D=32のベント付き単軸押出
機)を用い、320℃で押し出し、幅500mm×厚1mm
のシートを成形した。得られたシートをソーで切り出し
N値を測定した結果、1.8であった。
【0045】実施例5 ジクロロメタンを溶媒とする界面重合法により得られ
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−1000〔三菱ガ
ス化学(株)製、Mv値:3.2×104 、N値:1.
2)20kgに、α,α’,α”−トリ(4−ヒドロキ
シフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン
0.5モル%、テトラフェニルホスホニウムテトラフェ
ニルボレート100ppmを、V型タンブラーにて20
分配合した。その混合物をシート成形機(50mmφ、
L/D=32のベント付き単軸押出機)を用い、320
℃で押し出し、幅500mm×厚1mmのシートを成形し
た。得られたシートをソーで切り出しN値を測定した結
果、1.8であった。
た、ポリカーボネート樹脂粉末、E−1000〔三菱ガ
ス化学(株)製、Mv値:3.2×104 、N値:1.
2)20kgに、α,α’,α”−トリ(4−ヒドロキ
シフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン
0.5モル%、テトラフェニルホスホニウムテトラフェ
ニルボレート100ppmを、V型タンブラーにて20
分配合した。その混合物をシート成形機(50mmφ、
L/D=32のベント付き単軸押出機)を用い、320
℃で押し出し、幅500mm×厚1mmのシートを成形し
た。得られたシートをソーで切り出しN値を測定した結
果、1.8であった。
【0046】比較例1 実施例1で使用したのと同じポリカーボネート樹脂20
kgにソジウム ジ(4−t−ブチルフェニル)ホスフ
ェート150ppmを、V型タンブラーにて20分配合
した。その混合物を、50mmφ、L/D=32のベン
ト付き単軸押出機で、320℃で押し出した。得られた
ストランドについて測定したドローダウン性は54.8
%、ペレットについて測定した構造粘性指数N値は1.
1であった。
kgにソジウム ジ(4−t−ブチルフェニル)ホスフ
ェート150ppmを、V型タンブラーにて20分配合
した。その混合物を、50mmφ、L/D=32のベン
ト付き単軸押出機で、320℃で押し出した。得られた
ストランドについて測定したドローダウン性は54.8
%、ペレットについて測定した構造粘性指数N値は1.
1であった。
【0047】比較例2 実施例2で使用したのと同じポリカーボネート樹脂ペレ
ット20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%を、V型タンブラーにて2
0分配合した。その混合物を、50mmφ、L/D=3
2のベント付き単軸押出機で、320℃で押し出した。
得られたストランドについて測定したドローダウン性は
62.1%、ペレットについて測定した構造粘性指数N
値は1.2であった。
ット20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%を、V型タンブラーにて2
0分配合した。その混合物を、50mmφ、L/D=3
2のベント付き単軸押出機で、320℃で押し出した。
得られたストランドについて測定したドローダウン性は
62.1%、ペレットについて測定した構造粘性指数N
値は1.2であった。
【0048】比較例3 実施例3で使用したのと同じポリカーボネート樹脂粉末
20kgに、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニ
ルボレート100ppmを、V型タンブラーにて20分
配合した。その混合物を直接射出成形機(名機製作所
(株)製:M140-SJ 型)を用い、厚さ3mm×縦100
mm×横150mmの板を100枚成形した。得られた
成形品をソーで切り出しN値を測定した結果、1.1で
あった。
20kgに、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニ
ルボレート100ppmを、V型タンブラーにて20分
配合した。その混合物を直接射出成形機(名機製作所
(株)製:M140-SJ 型)を用い、厚さ3mm×縦100
mm×横150mmの板を100枚成形した。得られた
成形品をソーで切り出しN値を測定した結果、1.1で
あった。
【0049】比較例4 実施例4で使用したのと同じポリカーボネート樹脂粉末
20kgに、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニ
ルボレート100ppmを、V型タンブラーにて20分
配合した。その混合物を、50mmφ、L/D=32の
ベント付き単軸押出機で、340℃で押し出した。その
ペレットをシート成形機(50mmφ、L/D=32の
ベント付き単軸押出機)を用い、320℃で押し出し、
幅500mm×厚1mmのシートを成形した。得られたシー
トをソーで切り出しN値を測定した結果、1.2であっ
た。
20kgに、テトラフェニルホスホニウムテトラフェニ
ルボレート100ppmを、V型タンブラーにて20分
配合した。その混合物を、50mmφ、L/D=32の
ベント付き単軸押出機で、340℃で押し出した。その
ペレットをシート成形機(50mmφ、L/D=32の
ベント付き単軸押出機)を用い、320℃で押し出し、
幅500mm×厚1mmのシートを成形した。得られたシー
トをソーで切り出しN値を測定した結果、1.2であっ
た。
【0050】比較例5 実施例5で使用したのと同じポリカーボネート樹脂ペレ
ット20kgに、α,α’,α”−トリ(4−ヒドロキ
シフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン
0.5モル%、を、V型タンブラーにて20分配合し
た。その混合物をシート成形機(50mmφ、L/D=
32のベント付き単軸押出機)を用い、320℃で押し
出し、幅500mm×厚1mmのシートを成形した。得られ
たシートをソーで切り出し、N値を測定した結果、1.
1であった。
ット20kgに、α,α’,α”−トリ(4−ヒドロキ
シフェニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼン
0.5モル%、を、V型タンブラーにて20分配合し
た。その混合物をシート成形機(50mmφ、L/D=
32のベント付き単軸押出機)を用い、320℃で押し
出し、幅500mm×厚1mmのシートを成形した。得られ
たシートをソーで切り出し、N値を測定した結果、1.
1であった。
【0051】比較例6 エステル交換法により得られたポリカーボネート樹脂ペ
レット〔三菱ガス化学(株)製、Mv値:2.4×10
4、N値:1.2、フェノール性OH基3650pp
m〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%、ソジウム 2,2−メチ
レンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェ
ート200ppmを、V型タンブラーにて20分配合し
た。その混合物を、50mmφ、L/D=32のベント
付き単軸押出機で、320℃で押し出した。得られたス
トランドについて測定したドローダウン性は56.4
%、ペレットについて測定した構造粘性指数N値は1.
1であった。
レット〔三菱ガス化学(株)製、Mv値:2.4×10
4、N値:1.2、フェノール性OH基3650pp
m〕20kgに、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン0.5モル%、ソジウム 2,2−メチ
レンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェ
ート200ppmを、V型タンブラーにて20分配合し
た。その混合物を、50mmφ、L/D=32のベント
付き単軸押出機で、320℃で押し出した。得られたス
トランドについて測定したドローダウン性は56.4
%、ペレットについて測定した構造粘性指数N値は1.
1であった。
【0052】
【発明の効果】本発明の製造方法によると、優位な成形
特性を有する光学用ディスク用成形材料をはじめ、難燃
材料や、ブロー成形材料等に好適な分岐化ポリカーボネ
ート樹脂が、通常に製造された直線状のポリカーボネー
ト樹脂製品を原料にして、押出機、射出成形機又はシー
ト成形機を始めとする成形装置を用い容易に製造できる
ため、樹脂製造者及び使用者側の識別管理に伴う経済的
な負担を大幅に軽減することができる。
特性を有する光学用ディスク用成形材料をはじめ、難燃
材料や、ブロー成形材料等に好適な分岐化ポリカーボネ
ート樹脂が、通常に製造された直線状のポリカーボネー
ト樹脂製品を原料にして、押出機、射出成形機又はシー
ト成形機を始めとする成形装置を用い容易に製造できる
ため、樹脂製造者及び使用者側の識別管理に伴う経済的
な負担を大幅に軽減することができる。
【図1】ドローダウン性を測定するための図。
Claims (9)
- 【請求項1】 直線状のポリカーボネート樹脂に、分岐
化剤及びエステル交換触媒を添加してなるポリカーボネ
ート樹脂混合物を加熱溶融・混練することを特徴とする
分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法。 - 【請求項2】 構造粘性指数N値が1.1〜1.4であ
る直線状のポリカーボネート樹脂を用いる請求項1記載
の分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法。 - 【請求項3】 直線状のポリカーボネート樹脂の粘度平
均分子量(Mv)が15,000〜50,000であ
り、該ポリカーボネート樹脂の繰り返し単位を構成する
ビスフェノール化合物に対する分岐化剤のモル%が、
0.1〜2.0である請求項1記載の分岐化ポリカーボ
ネート樹脂の製造方法。 - 【請求項4】 原料ポリカーボネート樹脂に含まれるフ
ェノール性OH基が、2000ppm以下である請求項
1記載の分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法。 - 【請求項5】 加熱溶融・混練する装置として、押出
機、射出成形機、シート成形機、フィルム成形機、ブロ
ー成形機から選ばれる装置を用いる請求項1記載の分岐
化ポリカーボネート樹脂の製造方法。 - 【請求項6】 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン及び2,2−ビス(3,5−ジブロ
ム−4−ヒドロキシフェニル)プロパンから選ばれた少
なくとの1種のモノマーから製造された直線状のポリカ
ーボネート樹脂である請求項1記載の分岐化ポリカーボ
ネート樹脂の製造方法。 - 【請求項7】 分岐化剤として、フロログリシン、2,
6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェ
ニル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,4,6−
トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプテン−2、1,1,1-
トリ(4-ヒドロキシフェニル)エタン、α,α',α"-ト
リ(4-ヒドロキシフェニル)−1,3,5-トリイソプロピル
ベンゼン、3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オ
キシインドール(=イサチンビスフェノール)及びイサ
チンビス(o−クレゾール)から選ばれる少なくとも1
種の化合物を用いる請求項1記載の分岐化ポリカーボネ
ート樹脂の製造方法。 - 【請求項8】 加熱溶融の温度が、270℃〜370℃
の範囲である請求項1記載の分岐化ポリカーボネート樹
脂の製造方法。 - 【請求項9】 直線状のポリカーボネート樹脂に、分岐
化剤及びエステル交換触媒を添加してなるポリカーボネ
ート樹脂混合物を加熱溶融・混練して得た分岐化ポリカ
ーボネート樹脂を成形してなる成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9665099A JP2000290364A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9665099A JP2000290364A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290364A true JP2000290364A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14170717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9665099A Pending JP2000290364A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 分岐化ポリカーボネート樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290364A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096181A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Teijin Ltd | 安定化された芳香族ポリカーボネートの製造方法およびその組成物 |
| WO2012005251A1 (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-12 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 分岐ポリカーボネートの連続製造方法 |
| JP2012092075A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Uha Mikakuto Co Ltd | 4−ビニルフェノール重合化合物又はその薬学的に許容可能な塩の製造方法 |
| WO2014024904A1 (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 分岐化芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法 |
| KR101804288B1 (ko) | 2013-06-20 | 2017-12-08 | 사빅 글로벌 테크놀러지스 비.브이. | 폴리카보네이트 조성물의 제조 방법 |
| CN115850675A (zh) * | 2022-12-06 | 2023-03-28 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种连续两相界面光气法制备支化聚碳酸酯的方法 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP9665099A patent/JP2000290364A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101804288B1 (ko) | 2013-06-20 | 2017-12-08 | 사빅 글로벌 테크놀러지스 비.브이. | 폴리카보네이트 조성물의 제조 방법 |
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| CN115850675B (zh) * | 2022-12-06 | 2024-04-09 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种连续两相界面光气法制备支化聚碳酸酯的方法 |
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