JP2000290686A - 洗車用洗浄剤組成物 - Google Patents

洗車用洗浄剤組成物

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JP2000290686A
JP2000290686A JP11097356A JP9735699A JP2000290686A JP 2000290686 A JP2000290686 A JP 2000290686A JP 11097356 A JP11097356 A JP 11097356A JP 9735699 A JP9735699 A JP 9735699A JP 2000290686 A JP2000290686 A JP 2000290686A
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Mitsuo Sugiyama
三男 杉山
Tomoyuki Machiyama
智幸 町山
Hisami Sasaki
久美 佐々木
Kenichiro Takase
憲一郎 高瀬
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Lion Corp
Tatsuno Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い機械力で洗浄しても、高洗浄力が得ら
れ、かつアルミ合金等の車体構成材料に悪影響のない洗
車用洗浄剤組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)長鎖N−アシルアミノ酸ないしそ
の塩と(B)他の陰イオン界面活性剤を含み、且つ重量
比で(A)/(B)=1/1〜1/50であることを特
徴とする洗車用洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車などの各種
車両を洗浄するために用いる洗浄剤組成物に関するもの
である。
【従来の技術】近年、ガソリンスタンド等において、洗
車サービスのため回転ナイロン性ブラシを備えた洗車機
が普及している。しかしながらブラッシングによる洗浄
は塗装面に微細な引っ掻き傷をつけやすいことから、不
織布製のブラシ、あるいはスポンジ等による手洗い等に
よる、より低機械力による洗浄が注目されている。この
ような低機械力による洗浄において従来の洗車機用洗剤
を用いると、洗浄効果は、必ずしも満足の得られるもの
ではなかった。一方、洗浄力を高めるために、汚れの可
溶化力に優れる強アルカリ性薬剤を配合したものが知ら
れているが、自動車の構成材料である塗膜やアルミ合金
の変色等を起こしたり、夏場等の高温時に洗浄剤が乾燥
して塗装面にシミを生じるという問題があり、全てを満
足するものはなかった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低い機械力
で洗浄しても、高洗浄力が得られ、かつアルミ合金等の
車体構成材料に悪影響がなく、塗装面に洗浄剤によるシ
ミを生じない洗車用洗浄剤組成物を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、長鎖N−アシ
ルアミノ酸ないしその塩(以下、「(塩)」と略称す
る)を含有することにより、上記課題を効率的に解決で
きるとの知見に基づいてなされたものである。すなわ
ち、本発明は、(A)長鎖N−アシルアミノ酸(塩)と
(B)他の陰イオン界面活性剤を含み、且つ重量比で
(A)/(B)=1/1〜1/50であることを特徴と
する洗車用洗浄剤組成物を提供する。
【0003】
【発明の実施の形態】本発明に使用される(A)長鎖N
−アシルアミノ酸(塩)としては、アシル基の炭素数が
8〜22、好ましくは10〜20のアシルザルコシン酸
(塩)、アシルアラニン(塩)、アシルグルタミン酸
(塩)、アシルグリシン(塩)、アシルβ−アラニン
(塩)等が挙げられる。特に好ましくは、アシルザルコ
シン酸(塩)である。これらの(A)長鎖N−アシルア
ミノ酸(塩)における対イオンとしては、ナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属、又はモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のア
ルカノールアミンが用いられる。好ましくは、アルカノ
ールアミンである。さらに好ましくは、トリエタノール
アミンである。 (A)長鎖N−アシルアミノ酸(塩)は単独で配合して
も良いが2種類以上を適宜に組み合わせても良い。これ
らの(A)成分は組成物中に0.2〜20重量%(以下、%
と略称する)含有させるのが好ましく、より好ましくは
0.5〜10%である。
【0004】(B)成分の陰イオン界面活性剤として
は、以下のものが例示できる。 (1)平均炭素数8〜16のアルキル基を有する直鎖ア
ルキルベンゼンスルホン酸(塩) (2)平均炭素数10〜20のアルファオレフィンスル
ホン酸(塩) (3)アルキル基又はアルケニル基の炭素数が4〜10
のジアルキルスルホコハク酸(塩) (4)α−スルホ高級脂肪酸(塩) (5)平均炭素数10〜20のアルキル又はアルケニル
硫酸(塩)もしくはスルホン酸(塩) (6)平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基もしくはアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルの
エチレンオキシドを付加したアルキルエーテル硫酸
(塩) (7)平均炭素数10〜22の飽和又は不飽和脂肪酸
(塩) これらの陰イオン界面活性剤における対イオンとして
は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、又はモノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミンが用いられる。上記
(B)陰イオン界面活性剤のうち、特に(1)及び
(6)が好ましい。これらの界面活性剤は、単独で配合
しても良いが2種類以上を適宜に組み合わせても良い。
これらの(B)成分は組成物中に1〜40%含有させる
のが好ましく、より好ましくは2〜35%である。
【0005】本発明での、上記(A)、(B)成分の配
合割合は、(A)/(B)を重量比で1/1〜1/50
とするのが好ましく、さらに好ましくは、1/1〜1/
40である。(A)、(B)成分の配合割合が1/1〜
1/50であると、洗浄力が高く、アルミ合金を白化、
変色等させることはない。(A)と(B)は合計で1.2
〜40%とするのが好ましく、より好ましくは3〜35
%含有させるのがよい。本発明では(A)と(B)を含
む組成物の粘度(25℃)が5〜200cpであるのが
好ましい。本発明の洗浄剤組成物中には、上記(A)、
(B)成分の他に、防錆剤を配合し、塗装面等に対する
防錆力の向上を図ることもできる。防錆剤としては、長
鎖アミン酸化エチレン付加物、重合りん酸塩、クロム酸
塩、亜硝酸塩、珪酸塩が挙げられる。また、洗浄効果を
より向上させるためにアルカリ剤や、エデト酸ナトリウ
ム、トリポリリン酸ナトリウム等の金属イオン封鎖剤を
配合してもよい。これらの金属イオン封鎖剤は組成物中
に0.1〜20%含有させるのが好ましく、より好まし
くは0.5〜10%である。アルカリ剤としては、例え
ば、苛性ソーダ、リン酸ソーダ、炭酸ソーダ及びその他
の塩類やアンモニア、1級、2級または3級低級アルキ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、モノ−、ジ−もしく
はトリエタノールアミン、モノ−、ジ−もしくはトリプ
ロパノールアミン及びそれらの誘導体のような水溶性ア
ルカノールアミン類、N−低級アルキルモルホリン等な
どが用いられる。これらのアルカリ剤は、単独で配合し
ても良いが2種類以上を適宜に組み合わせても良い。ア
ルカリの使用量としては本発明の組成物のpHを7〜1
1、より好ましくはpH8〜10とするのに要する量を
用いるのが好ましい。
【0006】さらにエチレングリコール、プロピレング
リコール等のグリコール類、エタノール、イソプロパノ
ール等のアルコール類、トルエンスルホン酸(塩)、キ
シレンスルホン酸(塩)等をハイドロトロープ剤として
液安定性を保持するために配合しても良い。これらのハ
イドロトロープ剤は、単独で配合しても良いが、2種以
上を適宣組み合わせても良い。また組成物中に1〜25
%含有させるのが好ましく、より好ましくは2〜20%
である。本発明の洗車用洗浄剤組成物を用いて自動車な
どの車体を洗浄する場合には、(A)と(B)の合計
が、0.01〜20%となるように、好ましくは0.03
〜10%となるように、更に好ましくは0.05〜5%
となるように希釈して用いるのがよい。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、低い機械力で洗浄して
も、高洗浄力が得られ、かつアルミ合金等の車体構成材
料が白化する等の悪影響がなく、洗浄剤が乾燥しても塗
装面にシミを生じない洗車用洗浄剤組成物が提供され
る。従って、本発明の洗車用洗浄剤組成物は、回転ナイ
ロン性ブラシを備えた洗車機、例えば、門型洗車機で使
用できることはもとより、ナイロン性ブラシの代わり
に、不織布製などの柔らかい材料でできたブラシを用い
る、いわゆる低機械力による洗車機において好適に使用
することができる。又、スポンジ等による手洗いにおい
ても優れた洗浄力が得られる。次に実施例により本発明
を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。
【0008】
【実施例】表−1に示す組成の洗車用洗浄剤組成物を調
製し、その性能を以下の方法で評価した。尚、配合量は
重量%で示し、不足分はイオン交換水で調整し、全体を
100%とした。 洗浄力 白色塗装面を有する自動車を、固形ワックスを用いてワ
ックス掛けを行い、2ヶ月間使用したものを試験車とし
て準備した。試験車のボンネット部を24の区画に分割
し、それぞれの区画に表−1に示す洗浄剤0.25%水溶液
を使用して洗浄力を評価した。尚、洗浄試験は、水洗
後、洗浄剤20mlをハンドスプレーで塗布し、次いで
洗車用スポンジで軽く、5往復擦った後、水ですすぎ、
乾燥するという工程で行った。洗浄率はミノルタ (株)
製色彩色差計CR-300を用いて洗浄前後の反射率を測定し
て次式により算出した。洗浄率80%以上が合格である。 洗浄率(%)=100×(洗浄後の反射率−洗浄前の反
射率)/(完全洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)
【0009】アルミ合金に対する安定性 アルミ合金(JIS A 5083 、60×10×0.25mm)を、表−1
に示す洗浄剤の2%水溶液に50℃で5日間浸漬後の外
観を目視判定した。○が合格である。 ○:変化なし △:わずかに白化する ×:完全に白化する
【0010】塗装面に対するシミ残り試験 焼き付き塗装板(JIS G 3141、70×150×0.8、ED、メラミン
(黒))上に、表−1に示す洗浄剤の0.25%水溶液を1
滴落として、50℃で、30分乾燥させてから、洗車用
スポンジを用いて水洗し、ウエスで拭き取ってから、塗
装板表面を目視判定した。○が合格である。 ○:変化なし △:わずかにシミが残る ×:完全にシミが残る
【0011】
【表1】 *a: アルキル基の炭素数は平均12.5であり、エチレ
ンオキシド付加モル数は3モルである。
【0012】ワックス掛け試験 門型洗車機を用いて、試験車に対し、表−1に示す
(1)、(2)の洗浄剤0.25%水溶液を使用して(1)は洗車用
スポンジを使い手で洗浄した。(2)は不織布製ロールに
より洗浄した。洗浄した後、水ですすいで、表−2に示
す下地処理剤の0.3%水溶液を噴霧し、次いで表−3に
示す水性ワックスの0.5%水溶液を噴霧して撥水性を評
価した。尚、ワックス掛けは水洗い→洗車(洗浄)→水
洗い→下地処理剤塗布→水性ワックス塗布→すすぎ→乾
燥という工程で行った。尚、ここで、水性ワックスの塗
布は、門型洗車機のノズルより噴霧し、ブラシによるポ
リッシングは行わなかった。以下の基準によって撥水性
を評価した。○以上が合格である。 ◎:すすぎ工程後の塗面上の水滴がほぼ球形で小さい ○:すすぎ工程後の塗面上の水滴が楕円形でやや大きい △:すすぎ工程後の塗面上の水滴が不定形で大きい ×:すすぎ工程後の塗面上の撥水性がない
【0013】
【表2】
【0014】直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム
におけるアルキル基の炭素数は10〜14である。ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウムにおけ
るアルキル基の炭素数は12〜14であり、エチレンオ
キシドの平均付加モル数は3モルである。
【0015】
【表3】
【0016】
【表4】
【0017】実際の門型洗車機を用いて、ワックス掛け
時の撥水性への影響をみたが表−4に示す通り全く問題
なかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町山 智幸 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 佐々木 久美 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 高瀬 憲一郎 東京都港区芝浦2丁目12番13号 株式会社 タツノ・メカトロニクス内 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB10 AB19 AB31 AB44 BA12 DA03 DA11 EB04 EB14 EB16 EB22 EB36 ED02 ED28 ED29 FA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)長鎖N−アシルアミノ酸ないしそ
    の塩と(B)他の陰イオン界面活性剤を含み、且つ重量
    比で(A)/(B)=1/1〜1/50であることを特
    徴とする洗車用洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】(A)長鎖N−アシルアミノ酸ないしその
    塩がアシルザルコシン酸ないしその塩である、請求項1
    記載の洗車用洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】(B)他の陰イオン界面活性剤が直鎖アル
    キルベンゼンスルホン酸ないしその塩及び/又はアルコ
    ールエトキシサルフェートないしその塩である請求項1
    又は2記載の洗車用洗浄剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002129193A (ja) * 2000-10-31 2002-05-09 Ishihara Chem Co Ltd 発泡洗浄剤
JP2002348597A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Ishihara Chem Co Ltd 洗車剤及びそれを用いた洗車方法
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