JP2000290959A - 人工浮島 - Google Patents

人工浮島

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JP2000290959A
JP2000290959A JP11097028A JP9702899A JP2000290959A JP 2000290959 A JP2000290959 A JP 2000290959A JP 11097028 A JP11097028 A JP 11097028A JP 9702899 A JP9702899 A JP 9702899A JP 2000290959 A JP2000290959 A JP 2000290959A
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JP
Japan
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floating
unit
floating island
artificial
land
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JP11097028A
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English (en)
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Norio Hatano
紀夫 波多野
Tsutomu Ise
力 伊勢
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Marsima Aqua System Corp
Original Assignee
Marsima Aqua System Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 岩石やテトラポット等、水面上に突出する既
設物が存在する場合でも、既設物への乗り上げを防止し
て適切に設置することができる人工浮島を提供する。 【解決手段】 発泡ポリエチレン等、十分な浮力を有す
る樹脂材料からなる柱状の芯体に、ヤシ等の天然繊維や
合成繊維からなる植生基盤を巻着することにより単位浮
島12を構成した。そして、大小複数の単位浮島12を
梯子状に連結することにより人工浮島10を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工浮島におい
て、特に、複数の単位浮島を連結一体化した構成の人工
浮島に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、湖沼や河川等に人工浮島を設
置し、これにヨシ等の水生植物を植生させて湖沼等の水
質浄化を図ったり、あるいは景観を保つようにすること
は一般に行われている。
【0003】この種の人工浮島は、発泡ポリエチレン等
の浮力を有するフロートの表面に、ヤシ等の天然繊維や
合成繊維からなる植生基盤を取着して構成されており、
全体形状はある程度面積を有した板状に形成されるのが
一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、湖沼や河川
等には、岩石やテトラポット等、水面上に不規則に突出
する既設物が存在することがよくあり、このような既設
物のある場所に上記のような従来の人工浮島を配置しよ
うとすると、人工浮島が既設物に乗り上げてしまうとい
う不都合が生じる場合がある。すなわち、浮島が既設物
に乗り上げると、植生基盤が水面から離れて乾燥し、こ
れにより植物が枯れてしまったり、あるいは、浮島が傾
いて違和感を与えたり、上記のように植物が枯れること
により景観を却って損なう等の問題が生じる。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、岩石やテトラポット等、水面上に突出
する既設物が存在する場合でも、既設物への乗り上げを
防止して適切に設置することができる人工浮島を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の単位浮島を連結してなる人工浮島
であって、上記複数の単位浮島を、平面視において少な
くとも1つ以上の開口部が形成されるように連結するこ
とにより構成したものである(請求項1)。
【0007】この人工浮島によれば、岩石やテトラポッ
ト等、水面上に不規則に突出する既設物を開口部に介在
させた状態で浮島を設置することができる。
【0008】特に、相互に変位自在となるように上記複
数の単位浮島を連結するようにすれば(請求項2)、上
記開口部の大きさや位置を変化させることができる。
【0009】また、各単位浮島を格子状に連結するよう
にすれば(請求項3)、構成がシンプルになり製造や河
川等への設置が容易になる。なお、請求項2の記載にお
いて「格子状」には、いわゆる「梯子状」に連結するも
のも含まれる。
【0010】さらに、各単位浮島を柱状に形成すれば
(請求項4)、単位浮島が岩石やテトラポット等の既設
物に乗り上げにくくなる。
【0011】なお、索状体からなる連結部材を設け、各
単位浮島をこの連結部材に取付けることにより互いに連
結するようにしてもよい(請求項5)。このようにする
と、人工浮島全体の形状を保ったまま一部の単位浮島を
取り外すことができる。なお、請求項の記載において、
「索条体」とは、いわゆるワイヤロープ、繊維ロープ以
外にチェーン等も含む趣旨である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明に係る人工浮島を示す平面
模式図であり、河川の堤防付近に設置した状態を示して
いる。この図に示すように、人口浮島10(以下、浮島
10と略す)は、大小複数の単位浮島12を有し、これ
ら単位浮島12が梯子状に連結された構成となってい
る。そして、浮島10の角部がワイヤーロープ16を介
して湖底に沈められたアンカー17及び堤防に設けられ
た係留フック18に繋ぎ止められることにより係留され
ている。なお、浮島10の係留は、必要に応じ、例えば
ワイヤーロープに代えてチェーンを用いて行われること
もある。
【0014】上記単位浮島12は、図2及び図3に示す
ように、発泡ポリエチレン等、十分な浮力を有する樹脂
材料からなる柱状の芯体20に、ヤシ等の天然繊維や合
成繊維からなる植生基盤22が巻着されることにより構
成されており、全体として円柱状の形状を有している。
そして、その周面上の特定箇所、具体的には後述する水
面への露出部分にはヨシ等の水生植物13が植えつけら
れている。
【0015】単位浮島12の長手方向両端部位には、単
位浮島12を後述する連結用ネット14に取付けるため
の取付金具24が装着されている。取付金具24は、両
端に締結用のフランジ26a,26bを有した円環状の
部材で、同図に示すように植生基盤22の周面上に巻着
され、両フランジ26a,26bが突き合わされた状態
でボルトナット28により互いに締結されることにより
単位浮島12に装着されている。なお、各取付金具24
は、フランジ部分26a,26bが単位浮島12の周方
向における同一箇所に位置するようにそれぞれ装着され
ている。
【0016】上記のように構成された単位浮島12は、
河川Rに設置されると、上記芯体20の浮力と植生基盤
22や取付金具24の重みとが釣合って、同図に示すよ
うに植生基盤22の一部を水面上に露出させた状態で水
面に浮くようになっており、特に、取付金具24の両フ
ランジ26a,26b及びこれらを締結するボルトナッ
ト28の重みにより、植生基盤22のうちフランジ部分
26a,26bとは反対側の部分が常に水面上に露出す
るようになっている。そのため、上記水生植物13は、
植生基盤22のうち水面上に露出する部分に植え付けら
れており、単位浮島12が河川Rに設置された状態で
は、水生植物13の育成に必要な水が植生基盤22を介
して河川Rから供給されるようになっている。
【0017】単位浮島12の連結は、連結用ネット14
(連結部材)を介して行われている。すなわち、連結用
ネット14にそれぞれ単位浮島12が取付けられること
により、このネット14を介して各単位浮島12が互い
に連結されている。
【0018】この連結用ネット14は、河川Rに沿って
(図1では左右方向)延びる一対の横ロープ14a(索
条体)を、これと直交する方向(図1では上下方向)に
延びる複数の縦ロープ14b(索条体)により連結した
もので、図1に示すように、縦ロープ14bが河川Rの
方向に一定の間隔で配されることにより全体として梯子
状に構成されている。なお、ロープ14a,14bに代
えてチェーンで連結用ネット14を構成するようにして
もよい。
【0019】連結用ネット14への単位浮島12の取付
けは、図2及び図3に示すように、単位浮島12に取付
けられた取付金具24のフランジ26a,26bの間に
ロープ14a又は14bを配し、フランジ26a,26
bをボルトナット28で締結してロープ14a,14b
を挾持することにより行われている。なお、フランジ2
6a,26bは上下(同図で上下)2つのボルトナット
28により締結されるようになっており、ロープ14
a,14bは、これら上下のボルトナット28の間に配
された状態でフランジ26a,26bにより挾持されて
いる。
【0020】そして、図1に示すように、連結用ネット
14の各横ロープ14aに対しては、各縦ロープ14b
の連結箇所の間にそれぞれ単位浮島12が1つ取付けら
れ、各縦ロープ14bに対しては、単位浮島12がそれ
ぞれ2つ又は3つ並べて取付けられている。これにより
単位浮島12が梯子状に連結されて上記浮島10が構成
されている。
【0021】以上のように構成された浮島10よれば、
単位浮島12が梯子状に連結されていることにより浮島
10に多数の開口部15が形成されているので、堤防付
近に侵食止め用のテトラポットSが設置されているよう
な場合には、図1に示すように、テトラポットSの水面
上への突出部分を上記開口部15に介在させることによ
り、テトラポットSを避けながら浮島10を設置するこ
とができる。そのため、テトラポットSが在る場所に浮
島10を設置する場合でも、従来の板状の浮島のように
テトラポットに浮島が乗り上げるようなことがない。
【0022】特に、浮島10は、単位浮島12が連結用
ネット14を介して連結されることにより変形自在な構
成であるため、テトラポットSが不規則に水面上に突出
している場合でも、開口部15の形状を適宜変形させる
ことによりテトラポットSを開口部15内に良好に介在
させた状態で浮島10を設置することができる。
【0023】また、上記浮島10では、上述のように共
通の連結用ネット14に単位浮島12を取付けることに
より、この連結用ネット14を介して各単位浮島12を
連結するようにしているので、例えば、損傷した単位浮
島12を交換、あるいは修理する場合でも、浮島10を
設置したまま全体形状を損なうことなく、該当する単位
浮島12のみを取外すことができる。そのためメンテナ
ンス性が良いとう利点がある。また、テトラポットS等
の既設物の間隔が極めて狭く、既設物の間に単位浮島1
2を介設することができないような場合には、該当箇所
の単位浮島12を取り外すことにより無理なく浮島10
を設置することができる。そのため、浮島10の設置場
所の自由度が高いという利点もある。
【0024】ところで、以上の浮島10は、本発明に係
る人工浮島の一の実施の形態であって、その具体的な構
成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0025】例えば、上記の浮島10では、単位浮島1
2を梯子状に連結しているが、これは単位浮島12を格
子状に連結する構成の最も簡素な例であって、開口部1
5が縦横に多数並設されるような格子状に単位浮島12
を連結するように構成してもよい。また、格子状に単位
浮島12を連結する以外に、例えば、図4に示すよう
に、平面視で3角形の開口部15が形成されるように単
位浮島12を連結するようにしてもよい。要は、テトラ
ポットSのような既設物を介在させる開口部15が多数
形成されるように単位浮島12を網状に連結するように
すればよい。
【0026】また、上記の浮島10では、予め梯子状に
構成した連結用ネット14を設け、単位浮島12をこの
連結用ネット14に取付けることにより、各単位浮島1
2を梯子状に連結するようにしているが、単位浮島12
同士を直接ワイヤーロープ、チェーンあるいはシャック
ル等を用いて梯子状に連結するようにしてもよい。この
場合、単位浮島12同士を相互に変位自在に、すなわち
単位浮島12同士が任意の方向に移動できるように連結
すればよい。
【0027】さらに、上記実施の形態では、単位浮島1
2が円柱状に形成されているが、例えば角柱状等、これ
以外の形状を採用してもよい。要は、浮島10の設置場
所等を考慮して最も適した形状を採用するようにすれば
よい。但し、上記実施の形態の円柱状の単位浮島12で
あれば、表面が曲面であるため、角柱状のものに比べる
とテトラポット等の既設物に乗り上げにくく、また、既
設物同士のすき間に収まり易いという利点がある。
【0028】なお、上記実施の形態では、テトラポット
Sが在る場所に浮島10を設置した場合について説明し
たが、勿論、テトラポットS等の既設物がない場所に浮
島10を設置しても差し支えない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
単位浮島を連結してなる人工浮島であって、上記複数の
単位浮島を、平面視において少なくとも1つ以上の開口
部が形成されるように連結することにより構成し、岩石
やテトラポット等、水面上に不規則に突出する既設物を
開口部に介在させた状態で浮島を設置することができる
ようにしたので、これらの既設物が在る場所であって
も、既設物への乗り上げを防止して人工浮島を適切に設
置することができる。
【0030】特に、相互に変位自在となるように上記複
数の単位浮島を連結するようにすれば、上記開口部の大
きさや位置を変化させることができ、人工浮島の設置場
所の自由度が高まる。
【0031】また、各単位浮島を格子状に連結するよう
にすれば、構成がシンプルになり製造や、河川等への設
置が容易になる。
【0032】さらに、各単位浮島を柱状に形成すれば、
単位浮島が岩石やテトラポット等の既設物に乗り上げに
くくなる。
【0033】また、各単位浮島を共通の索条体に取付け
ることにより、この索条体を介して互いに連結するよう
にすれば、人工浮島全体の形状を保ったまま一部の単位
浮島を取り外すことができ、これによりメンテナンス性
が向上するとともに、人工浮島の設置場所の自由度がさ
らに高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人工浮島の構成を示す平面模式図
である。
【図2】人工浮島を構成する単位浮島の側面図である。
【図3】人工浮島を構成する単位浮島の正面図(一部断
面図)である。
【図4】人工浮島の他の構成を示す平面模式図である。
【符号の説明】
10 人工浮島 12 単位浮島 14 連結用ネット 14a 横ロープ 14b 縦ロープ 15 開口部分 16 ワイヤーロープ 17 アンカー 18 係留フック S テトラポット R 河川

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位浮島を連結してなる人工浮島
    であって、上記複数の単位浮島が、平面視において少な
    くとも1つ以上の開口部が形成されるように連結されて
    なることを特徴とする人工浮島。
  2. 【請求項2】 上記複数の単位浮島は、相互に変位自在
    となっていることを特徴とする請求項1記載の人工浮
    島。
  3. 【請求項3】 各単位浮島が格子状に連結されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の人工浮島。
  4. 【請求項4】 上記各単位浮島が柱状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の人
    工浮島。
  5. 【請求項5】 索状体からなる連結部材を有し、各単位
    浮島がこの連結部材に取付けられることにより互いに連
    結されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の人工浮島。
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Effective date: 20060606