JP2000291359A - 大口径削孔工法および削孔装置 - Google Patents

大口径削孔工法および削孔装置

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JP2000291359A
JP2000291359A JP11104430A JP10443099A JP2000291359A JP 2000291359 A JP2000291359 A JP 2000291359A JP 11104430 A JP11104430 A JP 11104430A JP 10443099 A JP10443099 A JP 10443099A JP 2000291359 A JP2000291359 A JP 2000291359A
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知平 登坂
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雅友 中島
Toyomi Matsumoto
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KAMEYAMA BIT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径削孔において、掘削スライムの排出を
円滑に行うこと 【解決手段】 鋼管製の外管24を埋設して地山を補強
する際には、推力と回転および打撃とが、シヤンクロッ
ド38を介して内管ロッド22および削孔ビット20に
伝達され、これにより地山が掘削されて削孔が形成され
る。このとき、供給口34を介して冷却媒体Aが媒体供
給通路28に供給され、媒体Aは、削孔ビット20から
地山に向けて噴射される。削孔されたくり粉は、冷却媒
体Aとともに混合されて、掘削スライムBとなり、排出
通路30を介して、排出口36から外部に排出される。
掘削スライムBの排出過程において、回転力が排土スリ
ーブ58に伝達され、排土スリーブ58は、内管ロッド
22と同じ方向に回転駆動される。スリーブ58が回転
駆動されると、掘削スライムBは、スクリュー羽根56
の回転に伴って、排出通路30をスイベル32側に向け
て移動させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大口径削孔工法
に関し、特に、大口径削孔を掘削する際の、掘削スライ
ムの排出技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】亀裂,すべり面の多い地山や、土砂地
山、強度の小さい軟岩、膨張性地山などでのトンネル掘
削工事には、掘削に先立って、地山の安定性を図る必要
がある。このような性状の地山の安定性を図る工法の一
種として、長尺鋼管先受け工法が知られている。
【0003】図5には、長尺鋼管先受け工法における地
山削孔方法の代表的な施工状態を示している。同図に示
した削孔方法では、先端部に削孔ビット1が装着された
内管ロッド2と、この内管ロッド2を内部に収納する外
管3と、削孔ビット1に推力と回転力および打撃力とを
加えるドリフタ4とが用いられる。
【0004】内管ロッド2は、両端にねじが刻設された
棒体であって、掘削の進行に伴って順次カップリングを
介して継ぎ足し連結され、その軸心には、削孔ビット1
に冷却媒体aを供給するための媒体供給通路5が貫通形
成されている。
【0005】外管3は、両端にねじが刻設された中空円
筒状の鋼管であって、内管ロッド2と同様に、掘削の進
行に伴って、端部同士を相互に螺着することにより継ぎ
足し連結され、内部に挿通された内管ロッド2の外周面
との間が、掘削に伴って発生する掘削スライムbの排出
通路6となっている。
【0006】外管3の後端側には、スイベル7が装着さ
れ、このスイベル7には、内管ロッド2の媒体供給通路
5と連通する冷却媒体aの供給口8と、排出通路6に連
通する掘削スライムbの排出口9とが設けられている。
【0007】ドリフタ4は、シャンクロッド10を介し
て、内管ロッド2に連結されている。また、ドリフタ4
は、下端に設けられたガイドシュー11を介して、ガイ
ドセル12に前後移動自在に支持されている。
【0008】ガイドセル12の先端側には、外管3を位
置決め支持するセントライザー13が設けられている。
鋼管を埋設して地山cを補強する際には、ドリフタ4を
駆動することにより、推力と回転力および打撃力とが、
シヤンクロッド10を介して内管ロッド2および削孔ビ
ット1に伝達され、これにより地山cが掘削されて削孔d
が形成される。
【0009】このとき、供給口8を介して、削孔水また
はエアから選択される冷却媒体aが、媒体供給通路5に
供給され、この冷却媒体aは、削孔ビット1から地山cに
向けて噴射される。
【0010】削孔ビット1により削孔されたくり粉は、
冷却媒体aとともに混合されて、掘削スライムbとなり、
掘削スライムbは、排出通路6を介して、排出口9から
外部に排出される。
【0011】削孔ビット1により掘削された削孔d内に
は、ドリフタ4の推力と打撃とが外管3にその後端側か
ら加えられているので、後押し方式により、外管3が削
孔d内に挿入される。
【0012】ところが、このような従来の削孔方法に
は、特に、削孔の直径が大きくなり、例えば、直径が6
5mm以上の大口径の削孔を形成する際に、以下に説明
する技術的な課題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、直径が65
mm以上の大口径の削孔を形成する場合には、削孔ビッ
ト1により掘削するくり粉の量が非常に多くなり、この
ため、排出すべき掘削スライムbの量も当然多くなる。
【0014】ところが、大量の掘削スライムbを削孔水
やエアにより排出しようとすると、大量の削孔水やエア
が必要になり、大量の削孔水を用いると、発生する濁水
により、作業環境が悪化し、また、大量のエアを用いる
と、大量の粉塵が発生して、同様に作業環境が悪化す
る。一方、図5に示したような内管ロッド2および外管
3を用いる二重管方式の削孔方法は、掘削対象地山cが
比較的軟弱な場合に採用される方法であり、このような
削孔方法では、外管3を所定長さだけ地山c中に埋設す
ると、内管ロッド2を引き抜くことになるが、このと
き、排出通路6内に掘削スライムb中に含まれているく
り粉が残っていると、内管ロッド2の引き抜きが非常に
難しくなる。
【0015】このようなくり粉の残留に伴う問題は、例
えば、削孔水やエアの供給圧力を大きくすることにより
回避することが可能ではあるが、供給圧力を上げると、
地山cに亀裂,すべり面に緩みが発生し、地山cを傷める
という別の問題が発生する。
【0016】このような問題に対する解決策として、例
えば、特許第2666600号で、本件出願人が既に提
案しているように、冷却媒体aに圧縮空気に帯同された
気泡を用いる削孔方法がある。
【0017】この特許にかかる削孔方法では、起泡剤溶
液と圧縮空気とを気液ニ相流体として削孔ビット1の先
端側に圧送し、削孔ビット1の先端の噴射口近傍で乱流
を起こすことにより気液ニ相流体を発泡させて気泡を生
成し、この気泡を削孔ビット1で掘削したくり粉と混合
させて、掘削スライムとして外部に排出する。
【0018】冷却媒体aとして削孔ビット1から噴射され
る気泡は、粘性が高いので、亀裂などに浸透することが
非常に少なく、地山を傷める事がなく、また、気泡を混
合した掘削スライムは、流動性が大きくなり、削孔d内
からくり粉を容易に排出することが可能になる。ところ
が、この特許にかかる削孔方法においても、大口径削孔
を掘削する際に、気泡の供給量が不足すると、排出通路
6内に掘削スライムb中に含まれているくり粉が残留し
て、内管ロッド2の引き抜きが非常に難しくなるという
問題があった。
【0019】また、削孔する地山cが特殊な条件下にあ
って、例えば、水や気泡を与えると崩壊するシラス台地
や、モンモリナイト鉱物を含有する蛇紋岩質地山で、水
によりスレーキングを起こす場合などでは、水や気泡の
使用量を極度に制限しなければならず、このような地山
の削孔では、上記と同様に、排出通路6内に掘削スライ
ムb中に含まれているくり粉が残留して、内管ロッド2
の引き抜きが非常に難しくなるという問題があった。
【0020】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、気
泡の供給量が不足した場合や、供給制限をする必要があ
る場合でも、掘削スライム中のくり粉が排出通路中に残
留することがない大口径削孔工法を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、直径が65mm以上の大口径削孔を掘削
する削孔ビットが装着された内管ロッドと、この内管ロ
ッドを内部に収容する外管とを用い、前記削孔ビットに
推力と回転力および打撃力とを加えながら削孔を掘削
し、この削孔を掘削する際に、前記内管ロッドの内部に
設けた媒体供給通路から前記削孔ビットに冷却媒体を供
給するとともに、前記内管ロッドと外管との間に設けた
スライム排出通路を介して、掘削に伴う掘削スライムを
外部に排出し、掘削された前記削孔内に前記外管を挿入
する削孔工法において、前記内管ロッドの外周に、外周
側にスクリュー羽根が設けられた排土スリーブを嵌着
し、前記排土スリーブを前記内管ロッドとともに回転駆
動することにより、前記掘削スライムを後方に移動させ
るようにした。このように構成した大口径削孔工法にお
いては、内管ロッドの外周に、外周側にスクリュー羽根
が設けられた排土スリーブを嵌着し、排土スリーブを内
管ロッドとともに回転駆動することにより、掘削スライ
ムを後方に移動させるので、気泡の供給量が不足した場
合や、供給制限をする必要がある場合に、掘削スライム
の流動性が低下したとしても、掘削スライム中のくり粉
が排出通路中に残留することがなくなる。前記排土スリ
ーブは、内管ロッドと独立していて、削孔様態に応じて
着脱することができる。この構成によれば、掘削スライ
ムに気泡などの冷却媒体を十分に供給する場合ないしは
供給できる場合には、排土スリーブを脱着すればよく、
地山の性状に応じて、いずれかを選択することができる
ので、施工の自由度が増す。前記排土スリーブと前記内
管ロッドとの間に、相互に軸方向移動が許容される状態
で嵌合される多角形構造の回転力伝達部を設けることが
できる。この構成によれば、衝撃に弱いスクリュー羽根
を効果的に保護することができる。前記排土スリーブと
前記内管ロッドとの間には、衝撃力緩和用の緩衝スリー
ブを介装することができる。この構成によれば、衝撃に
弱いスクリュー羽根をさらに効果的に保護することがで
きる。また、本発明は、大口径削孔を掘削する削孔ビッ
トが装着された内管ロッドと、この内管ロッドを内部に
収容する外管とを備え、前記削孔ビットに推力と回転力
および打撃力とを加えながら削孔を掘削し、この削孔を
掘削する際に、前記内管ロッドの内部に設けた媒体供給
通路から前記削孔ビットに冷却媒体を供給するととも
に、前記内管ロッドと外管との間に設けたスライム排出
通路を介して、掘削に伴う掘削スライムを外部に排出
し、掘削された前記削孔内に前記外管を挿入する削孔装
置において、外周側にスクリュー羽根が設けられ、前記
内管ロッドの外周に着脱可能に嵌着される排土スリーブ
を設け、前記排土スリーブを前記内管ロッドとともに回
転駆動するようにした。このように構成した削孔装置に
よれば、排土スリーブを内管ロッドとともに回転駆動す
ることにより、掘削スライムを後方に移動させるので、
気泡の供給量が不足した場合や、供給制限をする必要が
ある場合に、掘削スライムの流動性が低下したとして
も、掘削スライム中のくり粉が排出通路中に残留するこ
とがなくなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図5は、本発明にかかる大口径削孔工法および同工法
に用いる削孔装置の一実施例を示している。
【0023】同図に示した削孔工法では、先端部に削孔
ビット20が装着された内管ロッド22と、この内管ロ
ッド22を内部に収納する外管24と、削孔ビット20
に推力と回転力および打撃力とを加えるドリフタ26と
が用いられる。
【0024】内管ロッド22は、両端にねじが刻設され
た棒体であって、掘削の進行に伴って順次カップリング
23を介して継ぎ足し連結され、その軸心には、削孔ビ
ット20に冷却媒体Aを供給するための媒体供給通路2
8が貫通形成されている。
【0025】外管24は、両端にねじが刻設された中空
円筒状の鋼管であって、内管ロッド22と同様に、掘削
の進行に伴って、端部同士を相互に螺着することにより
継ぎ足し連結され、内部に挿通された内管ロッド22の
外周面との間が、掘削に伴って発生する掘削スライムB
の排出通路30となっている。
【0026】内管ロッド22と外管24の後端側には、
スイベル32が装着され、このスイベル32には、内管
ロッド22の媒体供給通路28と連通する冷却媒体Aの
供給口34と、排出通路30に連通する掘削スライムB
の排出口36とが設けられている。
【0027】ドリフタ26は、シャンクロッド38と連
結ロッド39とを介して、内管ロッド22および外管2
4に連結されている。なお、本実施例の場合には、後述
するように、外管24を前引き方式により削孔D内に挿
入するので、外管24をドリフタ26に連結する必要は
ない。
【0028】また、ドリフタ26は、下端に設けられた
ガイドシュー40を介して、ガイドセル42に前後移動
自在に支持されている。
【0029】ガイドセル42の先端側と中間位置には、
外管24を位置決め支持する一対のセントライザー46
が設けられている。図3は、図1および図2に示した削
孔ビット20の近傍を拡大して示したものであって、本
実施例の削孔ビット20は、リングロストビット20a
と、インナービット20bとから構成されていて、リン
グロストビット20aに嵌合されたインナービット20
bが、ケーシングシュー46の内部に挿入されている。
【0030】インナービット20bの後端側には、内管
ロッド22の先端側が螺着されているとともに、その外
周面には、周方向に沿って分断された状態の凹溝20c
が、インナービット20bの軸方向に沿って設けられて
いる。
【0031】ケーシングシュー46は、両端が開口した
中空円筒体であって、その後端側に、外管24の先端側
が嵌合連結されているとともに、先端側には、リングロ
ストビット20aの後端外周部が嵌合されている。
【0032】内管ロッド22の内部に設けられた媒体供
給通路28は、インナービット20bの軸方向に沿って
貫通延設され、インナービット20bの先端に開口して
いる。
【0033】インナービット20bの外周に設けられた
凹溝20cの先端側は、インナービット20bの先端外
周縁に開口し、凹溝20cの後端側は、内管ロッド22
の外周面と、外管24の内周面との間に設けられた掘削
スライムBの排出通路30に連通している。
【0034】そして、インナービット20bとケーシン
グシュー46との間には、ドリフタ26から加えられる
推力および打撃力の動力伝達部48が設けられている。
本実施例の動力伝達部48は、ケーシングシュー46に
設けられた段部50と、インナービット20bに設けら
れた凸部52とから構成されている。
【0035】段部50は、ケーシングシュー46の軸方
向のほぼ中央にあって、その内周面に設けられている。
凸部52は、インナービット20bの後端側外周に突出
形成されていて、凹溝20cにより分断され、段部50
と凸部52とは、相互に当接するようになっている。
【0036】段部50と凸部52とが相互に当接した状
態で、ドリフタ26から推力および打撃力を加えると、
これらの当接部分を介して、この推力および打撃力は、
ケーシングシュー46を介して、外管24にも伝達さ
れ、これにより外管24を前引き方式により削孔D内に
挿入することができる。
【0037】一方、掘削スライムBの排出通路30内に
は、スライムBの排土部54が設けられている。この排
土部54は、外周面に周回形成されたスクリュー羽根5
6を有し、両端が開口した中空円筒状の排土スリーブ5
8と、硬質ゴムなどで構成された中空円筒状の緩衝スリ
ーブ60とを有している。
【0038】排土スリーブ58は、内管ロッド22とほ
ぼ同じ長さを有し、その外周に軸方向への移動が許容さ
れる状態で嵌着され、その両端開口部分には、内管ロッ
ド22の連結用カップリング23の挿通が可能な拡径部
62が設けられている。
【0039】内管ロッド22の先端側に設けられたカッ
プリング23の外周には、所定の厚みを有するスラスト
リング64が突設形成されていて、このスラストリング
64と先端側に配置される排土スリーブ58の拡径部6
2との間には、緩衝スリーブ62が介装されている。
【0040】排土スリーブ58の中間部分は、内管ロッ
ド22の連結用カップリング23の外周に、緩衝スリー
ブ62を挿入した状態で、カップリング23の両側から
拡径部62を挿入するようにして嵌着されている。
【0041】この場合、カップリング23の外形を多角
形とし、拡径部62の内周面をこの多角形が嵌合可能な
形状とすることにより、軸方向への移動が可能な状態
で、回転力のみを内管ロッド22から排土スリーブ58
に伝達する回転力伝達部66が設けられている。
【0042】このような多角形の嵌合構造による回転力
伝達部66は、排土スリーブ58の後端側にも設けられ
ている。この後端側の回転力伝達部66は、内管ロッド
22の外周に、拡径部62に嵌合可能な多角形のナット
67を装着することにより構成している。
【0043】また、排土スリーブ58の後端側には、内
管ロッド22と連結される連結ロッド39の先端側外周
にスラストリング68を嵌合固着し、拡径部62との間
に緩衝スリーブ60を介装している。
【0044】鋼管製の外管24を埋設して地山Cを補強
する際には、ドリフタ26を駆動することにより、推力
と回転力および打撃力とが、シヤンクロッド38を介し
て内管ロッド22および削孔ビット20に伝達され、こ
れにより地山Cが掘削されて削孔Dが形成される。
【0045】このとき、供給口34を介して、圧縮空気
に帯同させた気泡,削孔水,エアから選択される冷却媒体
Aが、媒体供給通路28に供給され、この冷却媒体A
は、削孔ビット20から地山Cに向けて噴射される。
【0046】削孔ビット20により削孔されたくり粉
は、冷却媒体Aとともに混合されて、掘削スライムBと
なり、掘削スライムBは、排出通路30を介して、排出
口36から外部に排出される。
【0047】この掘削スライムBの排出過程において、
本実施例の場合には、ドリフタ26の回転力が、回転力
伝達部66を介して、各排土スリーブ58に伝達される
ので、排土スリーブ58は、内管ロッド22と同じ方向
に回転駆動される。
【0048】排土スリーブ58が回転駆動されると、そ
の外周にスクリュー羽根56が設けられているので、掘
削スライムBは、スクリュー羽根56の回転に伴って、
排出通路30をスイベル32側、すなわち、後方側に向
けて移動させられる。
【0049】一方、削孔ビット20により掘削された削
孔D内には、ドリフタ26の推力と打撃とが外管24に
その前端側から加えられているので、前引き方式によ
り、外管24が削孔D内に挿入される。
【0050】このような操作を継続することにより、外
管24が所定長さ地山Cに埋設されると、操作を停止し
て、内管ロッド22をインナービット20bとともに回
収して、削孔工程を終了する。
【0051】さて、以上のようにして行われる削孔工法
および削孔装置によれば、排土スリーブ58を内管ロッ
ド22とともに回転駆動することにより、掘削スライム
Bをスイベル32側に移動させるので、気泡の供給量が
不足した場合や、供給制限をする必要がある場合に、掘
削スライムBの流動性が低下したとしても、掘削スライ
ムB中のくり粉が排出通路30中に残留することがなく
なる。
【0052】また、本実施例の場合には、排土スリーブ
58は、内管ロッド22と独立していて、削孔様態に応
じて着脱することができるので、掘削スライムBに気泡
などの冷却媒体Aを十分に供給することができる場合、
または、冷却Aを十分に供給可能である場合には、排土
スリーブ58を脱着すればよく、地山の性状に応じて、
いずれかを選択することができるので、施工の自由度が
増す。
【0053】また、本実施例の場合には、排土スリーブ
58と内管ロッド22との間に、相互に軸方向移動が許
容される状態で嵌合される多角形構造の回転力伝達部6
6を設けているので、衝撃に弱いスクリュー羽根56を
効果的に保護することができる。
【0054】さらにまた、本実施例の場合には、排土ス
リーブ58と内管ロッド22との間には、衝撃力緩和用
の緩衝スリーブ60を介装しているので、衝撃に弱いス
クリュー羽根56をさらに効果的に保護することが可能
になる。
【0055】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる大口径削孔工法および削孔装置によれ
ば、気泡などの冷却媒体の供給不足が発生した場合や、
供給制限をした場合でも掘削スライムの排出を円滑に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる大口径削孔工法の一実施例を示
す施工状態の説明図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】従来の削孔方法の一例を示す施工状態の説明図
である。
【符号の説明】
20 削孔ビット 22 内管ロッド 24 外管 26 ドリフタ 28 媒体供給通路 30 排出通路 32 スイベル 54 排土部 56 スクリュー羽根 58 排土スリーブ 60 緩衝スリーブ A 冷却媒体 B 掘削スライム C 地山 D 削孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 雅友 東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社 大林組東京本社内 (72)発明者 松本 豊美 神奈川県相模原市上鶴間486 Fターム(参考) 2D029 DA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大口径削孔を掘削する削孔ビットが装着
    された内管ロッドと、この内管ロッドを内部に収容する
    外管とを用い、 前記削孔ビットに推力と回転力および打撃力とを加えな
    がら削孔を掘削し、この削孔を掘削する際に、前記内管
    ロッドの内部に設けた媒体供給通路から前記削孔ビット
    に冷却媒体を供給するとともに、 前記内管ロッドと外管との間に設けたスライム排出通路
    を介して、掘削に伴う掘削スライムを外部に排出し、掘
    削された前記削孔内に前記外管を挿入する削孔工法にお
    いて、 前記内管ロッドの外周に、外周側にスクリュー羽根が設
    けられた排土スリーブを嵌着し、前記排土スリーブを前
    記内管ロッドとともに回転駆動することにより、前記掘
    削スライムを後方に移動させることを特徴とする大口径
    削孔工法。
  2. 【請求項2】 前記排土スリーブは、内管ロッドと独立
    していて、削孔様態に応じて着脱することを特徴とする
    請求項1記載の大口径削孔工法。
  3. 【請求項3】 前記排土スリーブと前記内管ロッドとの
    間に、相互に軸方向移動が許容される状態で嵌合される
    多角形構造の回転力伝達部を設けたことを特徴とする請
    求項1または2記載の大口径削孔工法。
  4. 【請求項4】 前記排土スリーブと前記内管ロッドとの
    間に、衝撃力緩和用の緩衝スリーブを介装したことを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の大口径削
    孔工法。
  5. 【請求項5】 大口径削孔を掘削する削孔ビットが装着
    された内管ロッドと、この内管ロッドを内部に収容する
    外管とを備え、 前記削孔ビットに推力と回転力および打撃力とを加えな
    がら削孔を掘削し、この削孔を掘削する際に、前記内管
    ロッドの内部に設けた媒体供給通路から前記削孔ビット
    に冷却媒体を供給するとともに、 前記内管ロッドと外管との間に設けたスライム排出通路
    を介して、掘削に伴う掘削スライムを外部に排出し、掘
    削された前記削孔内に前記外管を挿入する削孔装置にお
    いて、 外周側にスクリュー羽根が設けられ、前記内管ロッドの
    外周に着脱可能に嵌着される排土スリーブを設け、前記
    排土スリーブを前記内管ロッドとともに回転駆動するこ
    とを特徴とする削孔装置。
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