JP2000291544A - 空気圧縮機 - Google Patents

空気圧縮機

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JP2000291544A
JP2000291544A JP9620399A JP9620399A JP2000291544A JP 2000291544 A JP2000291544 A JP 2000291544A JP 9620399 A JP9620399 A JP 9620399A JP 9620399 A JP9620399 A JP 9620399A JP 2000291544 A JP2000291544 A JP 2000291544A
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JP
Japan
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piston
crankshaft
air
connecting rod
dead center
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Pending
Application number
JP9620399A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sugimoto
正則 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はピストン内部の軸受を効果的に冷却
することを課題とする。 【解決手段】 空気圧縮機10は、オイルレス方式(無
給油式)の往復動圧縮機であり、ピストン11と、シリ
ンダ12とを有する。クランク軸16は、クランク室1
5aにピストン11の内側を冷却する空気流を発生させ
る羽根板25が取り付けられている。この羽根板25
は、クランク軸16の外周に半径方向と平行な方向に延
在するように取り付けられており、先端25aがピスト
ン11の往復動に対し180°の位相差で回転する。ピ
ストン11が下死点に移動すると、クランク軸16の外
周に取り付けられた羽根板25は、クランク軸16の回
転と共に回転しながらクランク室15a内の空気を回転
方向に押して空気流を発生させる。従って、ピストン1
1が下死点に降下したとき、ピストン11の内部に冷却
風が供給されることになり、冷却効率がより高められて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気圧縮機に係り、
特にピストンに連結された連接棒を介してクランク軸の
回転運動をピストンの往復動に変換するよう構成した空
気圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気圧縮機としては、ピストンの往復運
動により空気の吸い込み、圧縮、吐出を行う往復動圧縮
機がある。この種の往復動圧縮機は、ピストンが往復動
するシリンダと、吸込通路及び吐出通路を有するシリン
ダヘッドと、シリンダとシリンダヘッドとの間に介在す
る弁座部材とを有する。また、弁座部材は、平板状に形
成されており、吸込通路に連通される吸込ポート、及び
吐出通路に連通される吐出ポートが設けられている。弁
座部材の下面側には、吸込ポートを開閉するための吸込
弁座と、ピストンの往復動作に応じて吸込弁座に離着座
する吸込弁板が取り付けられている。また、弁座部材の
上面側には、吐出ポートを開閉するための吐出弁座と、
ピストンの往復動作に応じて吐出弁座に離着座する吐出
弁板が取り付けられている。
【0003】また、ピストンには、連接棒の小端部が連
結されており、連接棒の大端部はクランク軸の偏心軸に
連結されている。そのため、クランク軸がモータにより
回転駆動されると、連接棒が揺動しながらピストンが往
復運動する。そして、ピストンの動作方向に応じて吸込
弁板、吐出弁板が開閉動作するため、ピストンがシリン
ダ内を往復動する度に圧縮空気が吐出ポートから吐出通
路へ吐出されて空気タンクの圧力が上昇する。
【0004】また、空気圧縮機には、オイルレス方式
(無給油式)のものと、オイル潤滑方式の2種類があ
る。オイルレス方式の場合、潤滑油が供給されないの
で、各動作部分での摩擦熱を外部に放熱させる必要があ
る。そのため、オイルレス方式の空気圧縮機では、シリ
ンダを外部から冷却し、それによりシリンダ内部で往復
動するピストンを間接的に冷却しており、さらにピスト
ンの往復動に伴う熱が連接棒の小端部が連結される軸受
に伝わらないようにシリンダを介して放熱する構成が採
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の空気
圧縮機において、シリンダを外部から冷却して上記のよ
うにピストン及び連接棒の小端部が連結される軸受の温
度を間接的に冷却する方法だけでは、ピストン内部の軸
受の冷却やピストンピンが嵌合する軸受の断熱に構造上
の限度があり、市場から要求される耐久性や高信頼性、
高圧化等の向上に伴う軸受温度上昇に対応することが困
難な状況となっている。
【0006】また、ピストンの往復動の伴う熱をピスト
ンピンの軸受に伝えないようにするため、ピストンピン
に断熱材を設けて軸受のへの熱伝導を低減し、軸受の温
度上昇を抑える構成が採られているが、ピストンピンに
は空気圧縮時の圧縮荷重が周期的に作用するため、断熱
材のヘタリが寿命に影響し、耐久性及び降圧化の向上の
障害となっていた。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決した空気
圧縮機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、ピストンに連結された連接棒がクランク
軸の回転によりピストンを往復動させるよう構成された
空気圧縮機において、前記ピストンが下死点に至ると
き、前記ピストンの下端部に接近する位置に移動するよ
うに前記クランク軸に設けられ、前記ピストンに横架さ
れるピストンピンの軸受を冷却するための空気流を発生
させる空気流発生部材を備えてなることを特徴とするも
のである。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、ピ
ストンが下死点に至るとき、ピストンの下端部に接近す
る位置に移動するようにクランク軸に設けられた空気流
発生部材が、ピストンに横架されるピストンピンの軸受
を冷却するための空気流を発生させるため、下死点に至
るピストンの内部に空気流を供給してピストンの内部で
ピストンピンを軸承する連接棒の小端部の軸受を効果的
に冷却することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、前記請求項1記
載の空気圧縮機であって、前記空気流発生部材により発
生された空気流を前記ピストン内部に導くガイド部を前
記連接棒に設けたことを特徴とするものである。従っ
て、請求項2記載の発明によれば、空気流発生部材によ
り発生された空気流を前記ピストン内部に導くガイド部
を前記連接棒に設けたため、ガイド部に沿って空気流が
ピストンの内部に導かれて効率良くピストンの内部を冷
却することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる空気圧縮機
の一実施例の縦断面図である。また、図2は図1中A−
A線に沿う縦断面図である。図1及び図2に示されるよ
うに、空気圧縮機10は、オイルレス方式(無給油式)
の往復動圧縮機であり、ピストン11が往復動するシリ
ンダ12と、吸込通路及び吐出通路が設けられたシリン
ダヘッド13と、吸込弁及び吐出弁が設けられシリンダ
12とシリンダヘッド13との間に介在する弁座部材1
4とを有する。また、シリンダ12は、クランクケース
15の上部に取り付けられており、クランクケース15
の内部にはクランク軸16が挿通された状態で回転可能
に軸承されている。
【0012】クランク軸16は、両端がクランクケース
15の壁部に保持されたベアリング17,18により軸
承され、クランクアーム19と、ベアリング17,18
に対し半径方向に偏心された偏心軸20とを有する。ま
た、クランク軸16の後端部21は、クランクケース1
5の外部に突出し、駆動用プーリ22が嵌合固定されて
いる。この駆動用プーリ22は、駆動用モータ(図示せ
ず)からの回転駆動力を伝達するためのベルト(図示せ
ず)が巻き掛けされている。
【0013】クランク軸16の偏心軸20とピストン1
1との間は、連接棒23を介して連結されている。連接
棒23は、上方の小端部23aがピストン11の内側に
横架されたピストンピン24に嵌合され、下方の大端部
23bがクランク軸16の偏心軸20に嵌合されてい
る。そのため、クランク軸16が駆動用モータにより回
転駆動されると、連接棒23は揺動しながらピストン1
1を往復運動させる。
【0014】このように、ピストン11が往復運動する
ことにより、弁座部材14に設けられた吸込弁及び吐出
弁が開弁動作又は閉弁動作して外気の吸い込み工程、空
気圧縮工程、空気吐出工程が順次行われる。また、クラ
ンク軸16は、クランクケース15内に形成されたクラ
ンク室15aにピストン11の内側を冷却する空気流を
発生させる空気流発生部材としての羽根板25が取り付
けられている。この羽根板25は、クランク軸16の外
周に半径方向と平行な方向に延在するように取り付けら
れており、先端25aがピストン11の往復動に対し1
80°の位相差で回転する。
【0015】図3はピストン11が下死点に移動した動
作状態を示す縦断面図である。また、図4は図3中B−
B線に沿う縦断面図である。図3及び図4に示されるよ
うに、ピストン11が下死点に移動すると、クランク軸
16の外周に取り付けられた羽根板25は、クランク軸
16の回転と共に回転しながらクランク室15a内の空
気を回転方向に押して空気流を発生させる。従って、ピ
ストン11が往復動しているとき、羽根板25の回転に
よりクランク室15a内の空気は、常に羽根板25の回
転方向に対流している。
【0016】そして、羽根板25は、図1及び図2に示
されるようにピストン11が上死点にあるとき先端25
aがクランク室15aの下方に向いており、図3及び図
4に示されるようにピストン11が下死点にあるとき先
端25aがクランク室15aの上方に向いている。その
ため、ピストン11が下死点に至ると、羽根板25の先
端25aがピストン11に最も接近することになり、ク
ランク室15aの空気流がピストン11の内側に強制的
に供給される。これにより、ピストン11の内部に設け
られたピストンピン24が嵌合する軸受23cが効果的
に冷却される。
【0017】図5(A)は連接棒23の構成を示す正面
図である。また、図5(B)は連接棒23の構成を示す
左側面図である。図5(A)(B)に示されるように、
連接棒23の左側面23dには、羽根板25の回転によ
り生じた空気流をピストン11の内部に設けられた軸受
23cに導くガイド板26が取り付けられている。この
ガイド板26は、平板状の金属板からなり、連接棒23
の長手方向に延在する向きに取付ボルト27により連接
棒23の左側面23dに固定されている。本実施の形態
では、図1及び図3において、クランク軸16が時計方
向に回転する。
【0018】ガイド板26は、この回転方向に対し、反
対側となる連接棒23の左側面23dに取り付けられて
いる。そのため、羽根板25の回転により発生したクラ
ンク室15a内の空気流は、図3中矢印で示されるよう
にガイド板26に沿う上方への流れとなる。その結果、
ピストン11が下死点に降下したとき、ピストン11の
内部に冷却風が供給されることになり、冷却効率がより
高められている。
【0019】そのため、空気圧縮機10の寿命を延ばす
ことが可能となり、耐久性の向上を図ることができる。
よって、市場から要求される耐久性や高信頼性、高圧化
等の向上に伴う軸受温度上昇を抑えることができ、オイ
ルレス方式(無給油式)の空気圧縮機10の性能を高め
ることができる。尚、ピストン11が下死点に移動した
とき羽根板25は、連接棒23の左側面23dに取り付
けられたガイド板26に最も接近することになるが、図
4に示されるように、互いにクランク軸16の軸方向に
ずらして設けられているので、干渉することはない。
【0020】図6はクランク軸16の構成を示す正面図
である。また、図7は羽根板25の取付部を拡大して示
す正面図である。図6及び図7に示されるように、羽根
板25は、先端25aがクランク軸16の回転中心とな
る両端の軸16a,16bを結ぶ直線Cに対し、偏心軸
20と180°の方向に延在するように取り付けられて
いる。これにより、羽根板25はの先端25aは、ピス
トン11が下死点に降下したとき上方に移動して連接棒
23のガイド板26に最接近することができる。
【0021】また、羽根板25は、一対の取付ボルト2
8によりクランク軸16の外周に固定されている。図8
は羽根板25の取付構造を説明するための縦断面図であ
る。図8に示されるように、クランク軸16の外周に
は、羽根板25を固定するための取付面29が設けられ
ている。また、取付面29からクランク軸16を水平方
向に貫通するボルト挿通孔30,31が設けられてい
る。そして、ボルト挿通孔30,31の他端は、クラン
ク軸16の外周の反対側に形成された平面32に開口し
ている。
【0022】取付ボルト28は、羽根板25の基端25
b側に設けられた孔25cに挿通された後、ボルト挿通
孔30,31に挿通される。そして、平面32側に突出
した取付ボルト28の先端にワッシャ33、ナット34
を挿通させてナット34を締め付ける。これにより、取
付ボルト28は、ナット34によりクランク軸16に締
結され、羽根板25を取付面29に固定する。
【0023】このように、羽根板25は、取付面29に
当接することによる取付方向が位置決めされると共に、
一対の取付ボルト28により安定した状態に保持され
る。図9は羽根板25の取付構造の変形例を説明するた
めの縦断面図である。また、図10は図9に示す取付構
造の変形例の右側面図である。図9及び図10に示され
るように、クランク軸16の外周には、羽根板25を係
止するための取付部36が右側方に突出している。この
取付部36は、右側方からみると、正方形状に形成され
ており、左右側面にはボルト挿通孔36a(図10中、
破線で示す)が貫通している。
【0024】一方、羽根板25は、基端25bの左側に
取付部36の左側面に当接するブラケット37と、基端
25bの右側に取付部36の右側面に当接するブラケッ
ト38とが設けられている。そして、取付ボルト39
は、ブラケット37,38及び取付部36のボルト挿通
孔36aに挿通され、ブラケット37側でナット40が
螺合される。そのため、ナット40が締め付けられるこ
とにより取付ボルト39及びナット40がブラケット3
7,38を両方から挟持し、取付部36の左右側面に押
圧する。
【0025】これにより、羽根板25は、基端25bが
クランク軸16の取付部36に固定されると共に、先端
25aの延在方向が偏心軸20と180°の方向に延在
するように位置決めされる。尚、上記実施例では、連接
棒23にガイド板26を取り付けたが、このガイド板2
6が無い構成として羽根板25の回転によりピストン1
1の内部を冷却することができる。
【0026】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ピストンが下死点に至るとき、ピストンの下端部に
接近する位置に移動するようにクランク軸に設けられた
空気流発生部材が、ピストンに横架されるピストンピン
の軸受を冷却するための空気流を発生させるため、下死
点に至るピストンの内部に空気流を供給してピストンの
内部でピストンピンを軸承する連接棒の小端部の軸受を
効果的に冷却することができる。そのため、空気圧縮機
の寿命を延ばすことが可能となり、耐久性の向上を図る
ことができる。よって、市場から要求される耐久性や高
信頼性、高圧化等の向上に伴う軸受温度上昇を抑えるこ
とができ、オイルレス方式(無給油式)の空気圧縮機の
性能を高めることができる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、空気
流発生部材により発生された空気流を前記ピストン内部
に導くガイド部を前記連接棒に設けたため、ガイド部に
沿って空気流がピストンの内部に導かれて効率良くピス
トンの内部を冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる空気圧縮機の一実施例の縦断面図
である。
【図2】図1中A−A線に沿う縦断面図である。
【図3】ピストン11が下死点に移動した動作状態を示
す縦断面図である。
【図4】図3中B−B線に沿う縦断面図である。
【図5】連接棒23の構成を示す図である。
【図6】クランク軸16の構成を示す正面図である。
【図7】羽根板25の取付部を拡大して示す正面図であ
る。
【図8】羽根板25の取付構造を説明するための縦断面
図である。
【図9】羽根板25の取付構造の変形例を説明するため
の縦断面図である。
【図10】図9に示す取付構造の変形例の右側面図であ
る。
【符号の説明】
10 空気圧縮機 11 ピストン 12 シリンダ 13 シリンダヘッド 14 弁座部材 15 クランクケース 15a クランク室 16 クランク軸 19 クランクアーム 20 偏心軸 22 駆動用プーリ 23 連接棒 23a 小端部 23b 大端部 24 ピストンピン 23c,23d 軸受部 25 羽根板 26 ガイド板 27,28,39 取付ボルト 29 取付面 30,31 ボルト挿通孔 36 取付部 37,38 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンに連結された連接棒がクランク
    軸の回転によりピストンを往復動させるよう構成された
    空気圧縮機において、 前記ピストンが下死点に至るとき、前記ピストンの下端
    部に接近する位置に移動するように前記クランク軸に設
    けられ、前記ピストンに横架されるピストンピンの軸受
    を冷却するための空気流を発生させる空気流発生部材を
    備えてなることを特徴とする空気圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の空気圧縮機であっ
    て、 前記空気流発生部材により発生された空気流を前記ピス
    トン内部に導くガイド部を前記連接棒に設けたことを特
    徴とする空気圧縮機。
JP9620399A 1999-04-02 1999-04-02 空気圧縮機 Pending JP2000291544A (ja)

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