JP2000291558A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
密閉型圧縮機Info
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 14
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 26
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 密閉型圧縮機の吸入バルブに関して、騒音及
び振動の低減を図る。 【解決手段】 ピストン7と、シリンダー6と、シリン
ダーヘッド4と、吸入孔9を備えたバルブプレート24
と、バルブプレート24のシリンダー6側の吸入孔9周
辺に構成された弁座溝22と、バルブプレート24とシ
リンダー6の間に設置された吸入バルブ23とからな
り、吸入バルブの先端がシリンダー6側に凸となる湾曲
部を有する特徴を持つ構成であり、冷却性能を維持した
まま吸入バルブ23が開く際のピストン7との接触をな
くして、低騒音と高信頼性を可能にした。
び振動の低減を図る。 【解決手段】 ピストン7と、シリンダー6と、シリン
ダーヘッド4と、吸入孔9を備えたバルブプレート24
と、バルブプレート24のシリンダー6側の吸入孔9周
辺に構成された弁座溝22と、バルブプレート24とシ
リンダー6の間に設置された吸入バルブ23とからな
り、吸入バルブの先端がシリンダー6側に凸となる湾曲
部を有する特徴を持つ構成であり、冷却性能を維持した
まま吸入バルブ23が開く際のピストン7との接触をな
くして、低騒音と高信頼性を可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に
使用される密閉型圧縮機に関するものである。
使用される密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型圧縮機(以下圧縮機とい
う)はエネルギー効率の高いものが求められ、そのため
吸入バルブや吐出バルブなどのバルブ装置の改良がなさ
れている。この従来技術としては、例えば特開平7−1
45781号公報に示される。
う)はエネルギー効率の高いものが求められ、そのため
吸入バルブや吐出バルブなどのバルブ装置の改良がなさ
れている。この従来技術としては、例えば特開平7−1
45781号公報に示される。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
バルブ装置の一例について説明する。
バルブ装置の一例について説明する。
【0004】図12は従来の圧縮機の縦断面図であり、
図13は従来の圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図で
あり、図14は従来の圧縮機の吸入バルブ及びバルブプ
レートの要部断面図であり、図15は従来の圧縮機の吸
入バルブをシリンダーヘッド側からみた正面図であり、
図16は従来の圧縮機のバルブプレートをシリンダーヘ
ッド側からみた正面図である。1は密閉容器、2は密閉
容器1内に弾性支持された機械部、3は機械部2の上部
に配設されたモーター部、4は機械部2を構成するシリ
ンダーヘッドである。5はマフラーでシリンダーヘッド
4に挿入されている。6はシリンダー、7はピストンで
ある。8はバルブプレートで吸入孔9と吐出孔10が設
けられている。11は吸入バルブでバルブプレート8の
シリンダー6側から設置されている。12は吸入バルブ
11とシリンダー6の間に設けられたプレートガスケッ
トである。13はシリンダーヘッド4とプレートガスケ
ット12の間に設けられたヘッドガスケットである。1
4は吐出バルブで吐出リード15、スプリングリード1
6及び2つのリベット17よりバルブプレート8に固定
されたリードストッパー18により形成されている。更
に、シリンダーヘッド4とバルブプレート8により、吐
出室19及び、吸入室20が形成されている。また、2
1はバルブプレート8のシリンダー6側で吸入孔9の周
りに設けられた弁座であり、22は弁座21の周りに設
けられた弁座溝である。
図13は従来の圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図で
あり、図14は従来の圧縮機の吸入バルブ及びバルブプ
レートの要部断面図であり、図15は従来の圧縮機の吸
入バルブをシリンダーヘッド側からみた正面図であり、
図16は従来の圧縮機のバルブプレートをシリンダーヘ
ッド側からみた正面図である。1は密閉容器、2は密閉
容器1内に弾性支持された機械部、3は機械部2の上部
に配設されたモーター部、4は機械部2を構成するシリ
ンダーヘッドである。5はマフラーでシリンダーヘッド
4に挿入されている。6はシリンダー、7はピストンで
ある。8はバルブプレートで吸入孔9と吐出孔10が設
けられている。11は吸入バルブでバルブプレート8の
シリンダー6側から設置されている。12は吸入バルブ
11とシリンダー6の間に設けられたプレートガスケッ
トである。13はシリンダーヘッド4とプレートガスケ
ット12の間に設けられたヘッドガスケットである。1
4は吐出バルブで吐出リード15、スプリングリード1
6及び2つのリベット17よりバルブプレート8に固定
されたリードストッパー18により形成されている。更
に、シリンダーヘッド4とバルブプレート8により、吐
出室19及び、吸入室20が形成されている。また、2
1はバルブプレート8のシリンダー6側で吸入孔9の周
りに設けられた弁座であり、22は弁座21の周りに設
けられた弁座溝である。
【0005】以上のように構成された圧縮機について、
以下その動作を説明する。
以下その動作を説明する。
【0006】モーター部3によって機械部2のピストン
7等が駆動され、吸入行程において冷媒は吸入経路(図
示せず)からマフラー5内へ吸い込まれ、シリンダーヘ
ッド4内の吸入室20を介して、シリンダー6内に間欠
的に吸入される。さらに吐出行程においては、反対にシ
リンダー6からシリンダーヘッド4内の吐出室19を介
して吐出される。
7等が駆動され、吸入行程において冷媒は吸入経路(図
示せず)からマフラー5内へ吸い込まれ、シリンダーヘ
ッド4内の吸入室20を介して、シリンダー6内に間欠
的に吸入される。さらに吐出行程においては、反対にシ
リンダー6からシリンダーヘッド4内の吐出室19を介
して吐出される。
【0007】ここでシリンダー6部における吸入から吐
出行程までの一連の冷媒流れを詳細に説明すると、ピス
トン7が下死点側へ移動する時にシリンダー6内の圧力
は低下してシリンダーヘッド4内の圧力との差が大きく
なるため、吐出リード15は閉じて、吸入バルブ11は
開くため、冷媒はシリンダーヘッド4の吸入室20から
吸入孔9を通りシリンダー6内に吸入される。さらにピ
ストン7が下死点に到達し、吸入行程が完了すると今度
はピストン7が上死点側へ移動し始め、シリンダー6内
の圧力は上昇し始め、シリンダーヘッド4の吐出室19
の圧力よりシリンダー6内の圧力が大きくなるために吸
入バルブ11は閉じて、吐出リード15が開き、シリン
ダー6内の圧縮された冷媒ガスはバルブプレート8の吐
出孔10と通過して吐出室19に吐出される。以上の吸
入バルブ11及び吐出バルブ14はそれら前後の冷媒流
路内の圧力差が少しでも発生するとすばやく開閉する構
造となっているため、吸入行程時の冷媒ガスの吸入効率
が良好であり、また吐出行程時に吸入孔9からの冷媒ガ
スの漏れが比較的少ないことから安定した冷媒循環量が
得られ、冷凍能力は比較的高く維持される。ところで、
この吸入バルブの開閉運動は、吸入バルブの板厚さや形
状から定まる固有振動数やばね定数といった物性値によ
り決定される。
出行程までの一連の冷媒流れを詳細に説明すると、ピス
トン7が下死点側へ移動する時にシリンダー6内の圧力
は低下してシリンダーヘッド4内の圧力との差が大きく
なるため、吐出リード15は閉じて、吸入バルブ11は
開くため、冷媒はシリンダーヘッド4の吸入室20から
吸入孔9を通りシリンダー6内に吸入される。さらにピ
ストン7が下死点に到達し、吸入行程が完了すると今度
はピストン7が上死点側へ移動し始め、シリンダー6内
の圧力は上昇し始め、シリンダーヘッド4の吐出室19
の圧力よりシリンダー6内の圧力が大きくなるために吸
入バルブ11は閉じて、吐出リード15が開き、シリン
ダー6内の圧縮された冷媒ガスはバルブプレート8の吐
出孔10と通過して吐出室19に吐出される。以上の吸
入バルブ11及び吐出バルブ14はそれら前後の冷媒流
路内の圧力差が少しでも発生するとすばやく開閉する構
造となっているため、吸入行程時の冷媒ガスの吸入効率
が良好であり、また吐出行程時に吸入孔9からの冷媒ガ
スの漏れが比較的少ないことから安定した冷媒循環量が
得られ、冷凍能力は比較的高く維持される。ところで、
この吸入バルブの開閉運動は、吸入バルブの板厚さや形
状から定まる固有振動数やばね定数といった物性値によ
り決定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、起動前の高低圧がバランスする時等の低圧
圧力が比較的高い条件のもとで起動させた場合、吸入行
程初期段階のピストンが上死点付近に位置する段階にお
いて、ピストン7の行進速度より吸入バルブ11の開閉
速度の方が速いため、最大の変位量となる吸入バルブ1
1先端部分がピストン7の上端面に局部的な金属接触を
起こし、過大な騒音及び振動を発生する可能性があっ
た。また、金属接触する吸入バルブ11に過大な衝撃力
が発生して疲労破壊を引き起こす可能性があるという欠
点があった。
の構成では、起動前の高低圧がバランスする時等の低圧
圧力が比較的高い条件のもとで起動させた場合、吸入行
程初期段階のピストンが上死点付近に位置する段階にお
いて、ピストン7の行進速度より吸入バルブ11の開閉
速度の方が速いため、最大の変位量となる吸入バルブ1
1先端部分がピストン7の上端面に局部的な金属接触を
起こし、過大な騒音及び振動を発生する可能性があっ
た。また、金属接触する吸入バルブ11に過大な衝撃力
が発生して疲労破壊を引き起こす可能性があるという欠
点があった。
【0009】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
却性能を維持したまま吸入バルブ11が開く際のピスト
ン7との接触をなくして、低騒音と高信頼性を可能にし
た密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
却性能を維持したまま吸入バルブ11が開く際のピスト
ン7との接触をなくして、低騒音と高信頼性を可能にし
た密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、冷却性能を維持しな
がら、吸入行程時において吸入バルブ11が開く際の吸
入バルブ11とピストン7の接触による衝撃力を低減し
て、騒音及び振動を低減させると同時に、吸入バルブ1
1の疲労破壊防止を可能にした密閉型圧縮機を提供する
ことを目的とする。
がら、吸入行程時において吸入バルブ11が開く際の吸
入バルブ11とピストン7の接触による衝撃力を低減し
て、騒音及び振動を低減させると同時に、吸入バルブ1
1の疲労破壊防止を可能にした密閉型圧縮機を提供する
ことを目的とする。
【0011】また、上記従来の構成では、吸入行程で吸
入バルブ11が数回振動することにより、シリンダー6
内に吸入される冷媒ガス量が少なくなったり、圧縮行程
での吸入バルブ11の閉じ遅れにより、シリンダー6内
から吸入孔9側に冷媒が逆流する量が増加して体積効率
及び効率が低下する可能性があるという欠点があった。
入バルブ11が数回振動することにより、シリンダー6
内に吸入される冷媒ガス量が少なくなったり、圧縮行程
での吸入バルブ11の閉じ遅れにより、シリンダー6内
から吸入孔9側に冷媒が逆流する量が増加して体積効率
及び効率が低下する可能性があるという欠点があった。
【0012】本発明の他の目的は、吸入バルブ11の開
閉挙動を制御することにより、冷媒ガスの吸入量を増加
させるとともに、シリンダー6内から吸入孔9側への逆
流量を最小限に抑制して冷凍能力及び効率向上効果が得
られる密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
閉挙動を制御することにより、冷媒ガスの吸入量を増加
させるとともに、シリンダー6内から吸入孔9側への逆
流量を最小限に抑制して冷凍能力及び効率向上効果が得
られる密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
【0013】また、上記従来の構成では、吸入バルブ1
1はある特定の運転周波数にだけ冷却性能が高く、イン
バーター運転など複数の運転周波数を使用する場合、他
の周波数域において極端に冷却性能が低下する可能性が
あるという欠点があった。
1はある特定の運転周波数にだけ冷却性能が高く、イン
バーター運転など複数の運転周波数を使用する場合、他
の周波数域において極端に冷却性能が低下する可能性が
あるという欠点があった。
【0014】本発明の他の目的は、吸入バルブ11の可
動部を複数配置させてインバーター運転など複数の運転
周波数に対応した吸入バルブ11を使用できるように制
御することにより、複数の運転周波数で冷凍能力及び効
率向上効果が得られる密閉型圧縮機を提供することを目
的とする。
動部を複数配置させてインバーター運転など複数の運転
周波数に対応した吸入バルブ11を使用できるように制
御することにより、複数の運転周波数で冷凍能力及び効
率向上効果が得られる密閉型圧縮機を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ピストンと、シリンダーと、シリンダーヘ
ッドと、吸入孔を備えたバルブプレートと、バルブプレ
ートのシリンダー側の吸入孔周辺に構成された弁座溝
と、バルブプレートとシリンダーの間に設置された吸入
バルブとからなり、吸入バルブの先端がシリンダー側に
凸となる湾曲部を有する特徴を持つ構成としたのであ
る。
に本発明は、ピストンと、シリンダーと、シリンダーヘ
ッドと、吸入孔を備えたバルブプレートと、バルブプレ
ートのシリンダー側の吸入孔周辺に構成された弁座溝
と、バルブプレートとシリンダーの間に設置された吸入
バルブとからなり、吸入バルブの先端がシリンダー側に
凸となる湾曲部を有する特徴を持つ構成としたのであ
る。
【0016】これにより、冷却性能を維持したまま吸入
バルブが開く際のピストンとの接触をなくして、低騒音
と高信頼性を可能にする。
バルブが開く際のピストンとの接触をなくして、低騒音
と高信頼性を可能にする。
【0017】また、本発明は、ピストンと、シリンダー
と、ピストンの端面に備えられた緩衝材と、シリンダー
ヘッドと、バルブプレートと、バルブプレートとシリン
ダーの間に設置された吸入バルブを備えた構成としたの
である。
と、ピストンの端面に備えられた緩衝材と、シリンダー
ヘッドと、バルブプレートと、バルブプレートとシリン
ダーの間に設置された吸入バルブを備えた構成としたの
である。
【0018】これにより、冷却性能を維持しながら、吸
入行程時において吸入バルブが開く際に吸入バルブとピ
ストンの接触による衝撃力を低減して、騒音及び振動を
低減させると同時に、吸入バルブの疲労破壊を防止し、
高い信頼性が得られる。
入行程時において吸入バルブが開く際に吸入バルブとピ
ストンの接触による衝撃力を低減して、騒音及び振動を
低減させると同時に、吸入バルブの疲労破壊を防止し、
高い信頼性が得られる。
【0019】また、本発明は、ピストンと、シリンダー
と、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、バルブプ
レートとシリンダーの間に設置された吸入バルブと、シ
リンダーの上死点付近に備え付けられた電磁石と、ピス
トンの挙動を検知して電磁石に通電する通電制御装置と
を備えた構成としたのである。
と、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、バルブプ
レートとシリンダーの間に設置された吸入バルブと、シ
リンダーの上死点付近に備え付けられた電磁石と、ピス
トンの挙動を検知して電磁石に通電する通電制御装置と
を備えた構成としたのである。
【0020】これにより、吸入バルブの開閉挙動を制御
することにより、冷媒ガスの吸入量を増加させるととも
に、シリンダー内から吸入孔側への逆流量を最小限に抑
制して冷凍能力及び効率向上効果が得られる。
することにより、冷媒ガスの吸入量を増加させるととも
に、シリンダー内から吸入孔側への逆流量を最小限に抑
制して冷凍能力及び効率向上効果が得られる。
【0021】また、本発明は、ピストンと、シリンダー
と、シリンダーヘッドと、複数の吸入孔を備えたバルブ
プレートと、複数の吸入孔の切り替えを行う切り替えバ
ルブと、切り替えバルブを駆動する電磁石と、バルブプ
レートとシリンダーの間に設置された複数の可動部をも
つ吸入バルブと、運転周波数を検知して電磁石に通電す
るバルブ開閉制御装置を備えた構成としたのである。
と、シリンダーヘッドと、複数の吸入孔を備えたバルブ
プレートと、複数の吸入孔の切り替えを行う切り替えバ
ルブと、切り替えバルブを駆動する電磁石と、バルブプ
レートとシリンダーの間に設置された複数の可動部をも
つ吸入バルブと、運転周波数を検知して電磁石に通電す
るバルブ開閉制御装置を備えた構成としたのである。
【0022】これにより、吸入バルブの可動部を複数配
置させてインバーター運転など複数の運転周波数に対応
した吸入バルブ11を使用できるように制御することに
より、複数の運転周波数で冷凍能力及び効率向上効果が
得られる。
置させてインバーター運転など複数の運転周波数に対応
した吸入バルブ11を使用できるように制御することに
より、複数の運転周波数で冷凍能力及び効率向上効果が
得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ピストンと、シリンダーと、シリンダーヘッドと、
吸入孔を備えたバルブプレートと、前記バルブプレート
の前記シリンダー側の前記吸入孔周辺に構成された弁座
溝と、前記バルブプレートと前記シリンダーの間に設置
された吸入バルブとからなり、前記吸入バルブの先端が
前記シリンダー側に凸となる湾曲部を有する特徴をもつ
ものであり、吸入バルブが開き始める時、起動初期等の
ように低圧圧力が高いと吸入バルブの開き量が大きくな
るが、吸入バルブの先端が湾曲しているためピストンに
接触しない。これにより吸入バルブの信頼性を向上で
き、また騒音を低減できる。また、吸入バルブの形状は
先端部を湾曲させただけで従来と同一であることから、
吸入バルブの物性値を従来と同程度に維持することで冷
却性能を維持できる作用を有する。
は、ピストンと、シリンダーと、シリンダーヘッドと、
吸入孔を備えたバルブプレートと、前記バルブプレート
の前記シリンダー側の前記吸入孔周辺に構成された弁座
溝と、前記バルブプレートと前記シリンダーの間に設置
された吸入バルブとからなり、前記吸入バルブの先端が
前記シリンダー側に凸となる湾曲部を有する特徴をもつ
ものであり、吸入バルブが開き始める時、起動初期等の
ように低圧圧力が高いと吸入バルブの開き量が大きくな
るが、吸入バルブの先端が湾曲しているためピストンに
接触しない。これにより吸入バルブの信頼性を向上で
き、また騒音を低減できる。また、吸入バルブの形状は
先端部を湾曲させただけで従来と同一であることから、
吸入バルブの物性値を従来と同程度に維持することで冷
却性能を維持できる作用を有する。
【0024】請求項2に記載の発明は、ピストンと、シ
リンダーと、前記ピストンの端面に備えられた緩衝材
と、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、前記バル
ブプレートと前記シリンダーの間に設置された吸入バル
ブからなり、吸入バルブが開き始める時、起動初期等の
ように低圧圧力が高いと吸入バルブの開き量が大きくな
り、ピストンの上死点に接触する。この接触の際に吸入
バルブはピストンの緩衝材に接触するため、接触による
バルブの衝撃力を低減して、バルブ疲労を低減でき信頼
性を向上できる。さらに騒音及び振動を防止することが
できる。
リンダーと、前記ピストンの端面に備えられた緩衝材
と、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、前記バル
ブプレートと前記シリンダーの間に設置された吸入バル
ブからなり、吸入バルブが開き始める時、起動初期等の
ように低圧圧力が高いと吸入バルブの開き量が大きくな
り、ピストンの上死点に接触する。この接触の際に吸入
バルブはピストンの緩衝材に接触するため、接触による
バルブの衝撃力を低減して、バルブ疲労を低減でき信頼
性を向上できる。さらに騒音及び振動を防止することが
できる。
【0025】また、吸入バルブの形状は従来と同一であ
ることから、吸入バルブの物性値を従来と同程度に維持
することで冷却性能を維持できる作用を有する。
ることから、吸入バルブの物性値を従来と同程度に維持
することで冷却性能を維持できる作用を有する。
【0026】請求項3に記載の発明は、ピストンと、シ
リンダーと、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、
前記バルブプレートと前記シリンダーの間に設置された
吸入バルブと、前記シリンダーの上死点付近に備え付け
られた電磁石と、前記ピストンの挙動を検知して前記電
磁石に通電する通電制御装置とからなり、吸入バルブが
開いてから閉じるまでの振動回数を最小限に抑え、かつ
バルブの最大変位量を大きくすることで理想的な吸入バ
ルブ挙動が得られ、冷媒ガスの吸入量を最大にするとと
もに、圧縮行程での吸入バルブの閉じ遅れによるシリン
ダー内から吸入孔側への冷媒ガスの逆流量を最小限に抑
制することができるため、冷凍能力及び効率の向上効果
が得られる作用を有する。
リンダーと、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、
前記バルブプレートと前記シリンダーの間に設置された
吸入バルブと、前記シリンダーの上死点付近に備え付け
られた電磁石と、前記ピストンの挙動を検知して前記電
磁石に通電する通電制御装置とからなり、吸入バルブが
開いてから閉じるまでの振動回数を最小限に抑え、かつ
バルブの最大変位量を大きくすることで理想的な吸入バ
ルブ挙動が得られ、冷媒ガスの吸入量を最大にするとと
もに、圧縮行程での吸入バルブの閉じ遅れによるシリン
ダー内から吸入孔側への冷媒ガスの逆流量を最小限に抑
制することができるため、冷凍能力及び効率の向上効果
が得られる作用を有する。
【0027】請求項4に記載の発明は、ピストンと、シ
リンダーと、シリンダーヘッドと、複数の吸入孔を備え
たバルブプレートと、前記複数の吸入孔の切り替えを行
う切り替えバルブと、前記切り替えバルブを駆動する電
磁石と、前記バルブプレートと前記シリンダーの間に設
置された複数の可動部をもつ吸入バルブと、運転周波数
を検知して前記電磁石に通電するバルブ開閉制御装置と
からなり、吸入バルブ可動部を複数配置させておき、イ
ンバーター運動などの複数の特定運転周波数に対応して
吸入バルブを選択できるように、バルブプレートに備え
付けられたバルブ開閉制御機構を用いることにより、広
域にわたる運転周波数に対応した冷凍能力及び効率の向
上効果が得られる作用を有する。
リンダーと、シリンダーヘッドと、複数の吸入孔を備え
たバルブプレートと、前記複数の吸入孔の切り替えを行
う切り替えバルブと、前記切り替えバルブを駆動する電
磁石と、前記バルブプレートと前記シリンダーの間に設
置された複数の可動部をもつ吸入バルブと、運転周波数
を検知して前記電磁石に通電するバルブ開閉制御装置と
からなり、吸入バルブ可動部を複数配置させておき、イ
ンバーター運動などの複数の特定運転周波数に対応して
吸入バルブを選択できるように、バルブプレートに備え
付けられたバルブ開閉制御機構を用いることにより、広
域にわたる運転周波数に対応した冷凍能力及び効率の向
上効果が得られる作用を有する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の密閉型圧縮機の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
て、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る密閉型圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図である。
図2は、同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブの開閉時
の吸入バルブとバルブプレートの要部断面図である。
る密閉型圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図である。
図2は、同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブの開閉時
の吸入バルブとバルブプレートの要部断面図である。
【0030】図1,2において、23はバルブプレート
とシリンダーの間に設置された吸入バルブである。23
aは吸入バルブの先端がシリンダーに凸となる湾曲部で
ある。24は吸入孔9を有し、吸入孔9周辺に構成され
た弁座溝を有するバルブプレートである。
とシリンダーの間に設置された吸入バルブである。23
aは吸入バルブの先端がシリンダーに凸となる湾曲部で
ある。24は吸入孔9を有し、吸入孔9周辺に構成され
た弁座溝を有するバルブプレートである。
【0031】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0032】吸入バルブ23が閉じた状態では、吸入バ
ルブ23の湾曲部23aが弁座溝22にはまり込む状態
になっていて、吸入行程が開始されると、ピストン7が
上死点から下死点に移動して、シリンダー6内に圧力の
低下が始まる。そしてシリンダー6内の冷媒圧力とシリ
ンダーヘッド4内の冷媒圧力の間に一定の圧力差がつく
と同時に、吸入バルブ23が開き始める。この時起動初
期等のように低圧圧力が高いと吸入バルブ23の開き量
が大きくなるが、吸入バルブ23の先端が湾曲している
ためピストン7に接触しない。これにより吸入バルブ2
3の信頼性を向上でき、また騒音を低減できる。また、
吸入バルブ23の形状は先端部を湾曲させただけで従来
と同一であることから、吸入バルブ23の物性値を従来
と同程度に維持することで冷却性能を維持できる。
ルブ23の湾曲部23aが弁座溝22にはまり込む状態
になっていて、吸入行程が開始されると、ピストン7が
上死点から下死点に移動して、シリンダー6内に圧力の
低下が始まる。そしてシリンダー6内の冷媒圧力とシリ
ンダーヘッド4内の冷媒圧力の間に一定の圧力差がつく
と同時に、吸入バルブ23が開き始める。この時起動初
期等のように低圧圧力が高いと吸入バルブ23の開き量
が大きくなるが、吸入バルブ23の先端が湾曲している
ためピストン7に接触しない。これにより吸入バルブ2
3の信頼性を向上でき、また騒音を低減できる。また、
吸入バルブ23の形状は先端部を湾曲させただけで従来
と同一であることから、吸入バルブ23の物性値を従来
と同程度に維持することで冷却性能を維持できる。
【0033】以上のように、本実施例の密閉型圧縮機
は、ピストン7と、シリンダー6と、シリンダーヘッド
4と、吸入孔9を備えたバルブプレート24と、バルブ
プレート24のシリンダー6側の吸入孔9周辺に構成さ
れた弁座溝22と、バルブプレート24とシリンダー6
の間に設置された吸入バルブ23とからなり、吸入バル
ブ23の先端がシリンダー6側に凸となる湾曲部23a
を有する構成となることから、冷却性能を維持したまま
吸入バルブ23が開く際のピストン7との接触をなくし
て、低騒音と高信頼性を可能にした。
は、ピストン7と、シリンダー6と、シリンダーヘッド
4と、吸入孔9を備えたバルブプレート24と、バルブ
プレート24のシリンダー6側の吸入孔9周辺に構成さ
れた弁座溝22と、バルブプレート24とシリンダー6
の間に設置された吸入バルブ23とからなり、吸入バル
ブ23の先端がシリンダー6側に凸となる湾曲部23a
を有する構成となることから、冷却性能を維持したまま
吸入バルブ23が開く際のピストン7との接触をなくし
て、低騒音と高信頼性を可能にした。
【0034】(実施例2)図3は本発明の実施例2によ
る密閉型圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図である。
図4は、同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブが開いた
時の吸入バルブとバルブプレート及びピストンの要部断
面図である。
る密閉型圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図である。
図4は、同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブが開いた
時の吸入バルブとバルブプレート及びピストンの要部断
面図である。
【0035】図3,図4において、25はピストンであ
る。26はピストン25の端面に備えられた緩衝材であ
る。27はシリンダーとバルブプレートの間に設置され
た吸入バルブである。
る。26はピストン25の端面に備えられた緩衝材であ
る。27はシリンダーとバルブプレートの間に設置され
た吸入バルブである。
【0036】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0037】ピストン25が上死点から下死点に移動し
て、シリンダー6内の圧力の低下が始まる。そしてシリ
ンダー6内とシリンダーヘッド4内の冷媒ガスの圧力差
がつくと同時に吸入バルブ27が開き始める。この時、
起動初期等のように低圧圧力が高いと吸入バルブ27の
開き量が大きくなり、ピストン25の上死点に接触す
る。この接触の際に吸入バルブ27はピストン25の緩
衝材26に接触するため、接触によるバルブの衝撃力を
低減して、パルブ疲労を低減でき信頼性を向上できる。
さらに騒音及び振動を防止することができる。
て、シリンダー6内の圧力の低下が始まる。そしてシリ
ンダー6内とシリンダーヘッド4内の冷媒ガスの圧力差
がつくと同時に吸入バルブ27が開き始める。この時、
起動初期等のように低圧圧力が高いと吸入バルブ27の
開き量が大きくなり、ピストン25の上死点に接触す
る。この接触の際に吸入バルブ27はピストン25の緩
衝材26に接触するため、接触によるバルブの衝撃力を
低減して、パルブ疲労を低減でき信頼性を向上できる。
さらに騒音及び振動を防止することができる。
【0038】また、吸入バルブ27の形状は従来と同一
であることから、吸入バルブ27の物性値を従来と同程
度に維持することで冷却性能を維持できる。
であることから、吸入バルブ27の物性値を従来と同程
度に維持することで冷却性能を維持できる。
【0039】なお、吸入バルブ27とピストン25が接
触するための条件として、起動運転中の突発的な液戻り
があるが、この場合も同様の効果が得られる。
触するための条件として、起動運転中の突発的な液戻り
があるが、この場合も同様の効果が得られる。
【0040】以上のように、本実施例の密閉型圧縮機
は、ピストン25と、シリンダー6と、ピストン25の
端面に備えられた緩衝材26と、シリンダーヘッド4
と、バルブプレート8と、バルブプレート8とシリンダ
ー6の間に設置された吸入バルブ27から構成され、従
来と同様の高い冷却性能を維持しながら、吸入行程時に
おいて、シリンダー6とシリンダーヘッド4内の冷媒ガ
スの圧力差がついて吸入バルブ27が開く際、吸入バル
ブ27がピストン25に接触する衝撃力をピストン25
の緩衝材26により低減して、騒音及び振動を低減させ
ると同時に、吸入バルブ27の金属接触による疲労破壊
を防止し、高い信頼性が得られる。
は、ピストン25と、シリンダー6と、ピストン25の
端面に備えられた緩衝材26と、シリンダーヘッド4
と、バルブプレート8と、バルブプレート8とシリンダ
ー6の間に設置された吸入バルブ27から構成され、従
来と同様の高い冷却性能を維持しながら、吸入行程時に
おいて、シリンダー6とシリンダーヘッド4内の冷媒ガ
スの圧力差がついて吸入バルブ27が開く際、吸入バル
ブ27がピストン25に接触する衝撃力をピストン25
の緩衝材26により低減して、騒音及び振動を低減させ
ると同時に、吸入バルブ27の金属接触による疲労破壊
を防止し、高い信頼性が得られる。
【0041】(実施例3)図5は本発明の実施例3によ
る密閉型圧縮機の吸入バルブが閉じている時の圧縮ユニ
ット部の要部断面図であり、図6は同実施例の密閉型圧
縮機の吸入バルブが開いているときの圧縮ユニット部の
要部断面図である。図7は、同実施例の密閉型圧縮機の
クランク角度に対する吸入バルブとピストンの変位量特
性図である。
る密閉型圧縮機の吸入バルブが閉じている時の圧縮ユニ
ット部の要部断面図であり、図6は同実施例の密閉型圧
縮機の吸入バルブが開いているときの圧縮ユニット部の
要部断面図である。図7は、同実施例の密閉型圧縮機の
クランク角度に対する吸入バルブとピストンの変位量特
性図である。
【0042】図5,図6,図7において、28はバルブ
プレートとシリンダーの間に設置された吸入バルブであ
り、29はシリンダーの上死点付近に設え付けられた電
磁石であり、30はピストンの挙動を検知して電磁石に
通電する通電制御装置である。
プレートとシリンダーの間に設置された吸入バルブであ
り、29はシリンダーの上死点付近に設え付けられた電
磁石であり、30はピストンの挙動を検知して電磁石に
通電する通電制御装置である。
【0043】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0044】図7で示すように、従来の吸入バルブは吸
入行程に入り吸入バルブ28が開き、3回のバルブ振動
を繰り返して約220°で閉じている。ここで、当社の
検討において吸入バルブがクランク角度200°前後に
おいて閉じる時、シリンダー6内から吸入孔9側に漏れ
る冷媒ガス量が極小であり、かつ冷凍能力や効率が高い
ことがわかっている。この吸入バルブ28を通電制御装
置30により制御することにより、図5に吸入バルブ2
8が閉じた状態からピストン7が下死点側へ移動して吸
入バルブ28の開き運動が始まると同時に、クランク角
度を検知した通電制御装置30から電磁石29に通電が
始まり、図6の吸入バルブ28の最大変位量が得られ
る。次に吸入バルブ28が閉じ始め、クランク角度が2
00°で閉じるような制御を行い、かつバルブ開閉数が
一回のみでバルブ変位量が振動することによる冷媒循環
量の低下を防ぐことから、理想的な吸入バルブ挙動が得
られるため、冷媒循環量は向上しかつ吐出行程時の漏れ
損失も最小になることから冷凍能力および効率は増加す
る。
入行程に入り吸入バルブ28が開き、3回のバルブ振動
を繰り返して約220°で閉じている。ここで、当社の
検討において吸入バルブがクランク角度200°前後に
おいて閉じる時、シリンダー6内から吸入孔9側に漏れ
る冷媒ガス量が極小であり、かつ冷凍能力や効率が高い
ことがわかっている。この吸入バルブ28を通電制御装
置30により制御することにより、図5に吸入バルブ2
8が閉じた状態からピストン7が下死点側へ移動して吸
入バルブ28の開き運動が始まると同時に、クランク角
度を検知した通電制御装置30から電磁石29に通電が
始まり、図6の吸入バルブ28の最大変位量が得られ
る。次に吸入バルブ28が閉じ始め、クランク角度が2
00°で閉じるような制御を行い、かつバルブ開閉数が
一回のみでバルブ変位量が振動することによる冷媒循環
量の低下を防ぐことから、理想的な吸入バルブ挙動が得
られるため、冷媒循環量は向上しかつ吐出行程時の漏れ
損失も最小になることから冷凍能力および効率は増加す
る。
【0045】以上のように、本実施例の密閉型圧縮機
は、ピストン7と、シリンダー6と、シリンダーヘッド
4と、バルブプレート8と、バルブプレート8とシリン
ダー6の間に設置された吸入バルブ28と、シリンダー
6の上死点付近に備え付けられた電磁石29と、ピスト
ン7の挙動を検知して電磁石29に通電する通電制御装
置30とから構成され、吸入バルブ28が開いてから閉
じるまでの振動回数を最小限に抑え、かつ吸入バルブ2
8の最大変位量を大きくすることで、冷媒ガスの吸入量
を最大にする。さらに、圧縮行程でのシリンダー6から
吸入孔9側への冷媒ガスの逆流量を最小限に抑制するこ
とができるため冷凍能力及び効率の向上効果が得られ
る。
は、ピストン7と、シリンダー6と、シリンダーヘッド
4と、バルブプレート8と、バルブプレート8とシリン
ダー6の間に設置された吸入バルブ28と、シリンダー
6の上死点付近に備え付けられた電磁石29と、ピスト
ン7の挙動を検知して電磁石29に通電する通電制御装
置30とから構成され、吸入バルブ28が開いてから閉
じるまでの振動回数を最小限に抑え、かつ吸入バルブ2
8の最大変位量を大きくすることで、冷媒ガスの吸入量
を最大にする。さらに、圧縮行程でのシリンダー6から
吸入孔9側への冷媒ガスの逆流量を最小限に抑制するこ
とができるため冷凍能力及び効率の向上効果が得られ
る。
【0046】(実施例4)図8は本発明の実施例4によ
る密閉型圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面部である。
図9は同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブの正面図で
ある。図10は、同実施例の密閉型圧縮機のバルブプレ
ートの正面図である。図11は、同実施例の密閉型圧縮
機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
る密閉型圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面部である。
図9は同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブの正面図で
ある。図10は、同実施例の密閉型圧縮機のバルブプレ
ートの正面図である。図11は、同実施例の密閉型圧縮
機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
【0047】図8,図9,図10,図11において、3
1はバルブプレートである。32はバルブプレートとシ
リンダーの間に設置された吸入バルブである。32aは
吸入バルブの可動部である。33はバルブプレート31
に構成された複数の吸入孔である。34は複数の吸入孔
の切り替えを行う切り替えバルブである。35は切り替
えバルブ34を駆動する電磁石である。
1はバルブプレートである。32はバルブプレートとシ
リンダーの間に設置された吸入バルブである。32aは
吸入バルブの可動部である。33はバルブプレート31
に構成された複数の吸入孔である。34は複数の吸入孔
の切り替えを行う切り替えバルブである。35は切り替
えバルブ34を駆動する電磁石である。
【0048】36は運転周波数を検知して電磁石に通電
するバルブ開閉制御装置である。
するバルブ開閉制御装置である。
【0049】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0050】例えば、50/60Hz兼用運転時におい
て、図9のような50/60Hzそれぞれに最適な物性
値を持つ二つの吸入バルブ32の可動部32aをもちい
て、図10,11の吸入バルブ開閉制御装置36によ
り、50Hz運転時においては、運転周波数を感知して
電磁石35の一方に電磁して切り替えバルブ34を引き
寄せて、もう一方の電磁石35には消滋させることで、
吸入孔33の一方が閉じ、もう一方が開くことにより5
0Hz専用の吸入バルブ32の可動部32aを使用する
ことができるため、冷凍能力及び効率が向上する。ま
た、60Hz運転時においては同様にして他方の吸入バ
ルブ32を使用して冷凍能力及び効率が向上する。
て、図9のような50/60Hzそれぞれに最適な物性
値を持つ二つの吸入バルブ32の可動部32aをもちい
て、図10,11の吸入バルブ開閉制御装置36によ
り、50Hz運転時においては、運転周波数を感知して
電磁石35の一方に電磁して切り替えバルブ34を引き
寄せて、もう一方の電磁石35には消滋させることで、
吸入孔33の一方が閉じ、もう一方が開くことにより5
0Hz専用の吸入バルブ32の可動部32aを使用する
ことができるため、冷凍能力及び効率が向上する。ま
た、60Hz運転時においては同様にして他方の吸入バ
ルブ32を使用して冷凍能力及び効率が向上する。
【0051】なお、吸入バルブ32の可動部32aを今
回は二つにしたが、複数の運転周波数に応じて複数の吸
入バルブ32の可動部32a、吸入孔33,電磁石35
及び切り替えバルブ34を備えることで同様の効果が得
られる。
回は二つにしたが、複数の運転周波数に応じて複数の吸
入バルブ32の可動部32a、吸入孔33,電磁石35
及び切り替えバルブ34を備えることで同様の効果が得
られる。
【0052】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
ピストン7と、シリンダー6と、シリンダーヘッド4
と、複数の吸入孔33を備えたバルブプレート31と、
複数の吸入孔33の切り替えを行う切り替えバルブ34
と、切り替えバルブ34を駆動する電磁石35と、バル
ブプレート31とシリンダー6の間に設置された複数の
可動部32aをもつ吸入バルブ32と、運転周波数を検
知して電磁石35に通電するバルブ開閉制御装置36と
から構成され、吸入バルブ32を複数構成させておき、
インバーター運転などの複数の特定運転周波数に対応し
て吸入バルブ32を選択できるように、バルブプレート
31に備え付けられたバルブ開閉制御機構36を用いる
ことにより、複数の運転周波数に対応した冷凍能力及び
効率の向上効果が得られる。
ピストン7と、シリンダー6と、シリンダーヘッド4
と、複数の吸入孔33を備えたバルブプレート31と、
複数の吸入孔33の切り替えを行う切り替えバルブ34
と、切り替えバルブ34を駆動する電磁石35と、バル
ブプレート31とシリンダー6の間に設置された複数の
可動部32aをもつ吸入バルブ32と、運転周波数を検
知して電磁石35に通電するバルブ開閉制御装置36と
から構成され、吸入バルブ32を複数構成させておき、
インバーター運転などの複数の特定運転周波数に対応し
て吸入バルブ32を選択できるように、バルブプレート
31に備え付けられたバルブ開閉制御機構36を用いる
ことにより、複数の運転周波数に対応した冷凍能力及び
効率の向上効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、ピストンと、シリンダーと、シリンダーヘッド
と、吸入孔を備えたバルブプレートと、バルブプレート
のシリンダー側の吸入孔周辺に構成された弁座溝と、バ
ルブプレートとシリンダーの間に設置された吸入バルブ
とからなり、吸入バルブの先端がシリンダー側に凸とな
る湾曲部を有する構成となることから、冷却性能を維持
したまま吸入バルブが開く際のピストンとの接触をなく
して、低騒音と高信頼性を可能にした。
明は、ピストンと、シリンダーと、シリンダーヘッド
と、吸入孔を備えたバルブプレートと、バルブプレート
のシリンダー側の吸入孔周辺に構成された弁座溝と、バ
ルブプレートとシリンダーの間に設置された吸入バルブ
とからなり、吸入バルブの先端がシリンダー側に凸とな
る湾曲部を有する構成となることから、冷却性能を維持
したまま吸入バルブが開く際のピストンとの接触をなく
して、低騒音と高信頼性を可能にした。
【0054】また、請求項2に記載の発明は、ピストン
と、シリンダーと、ピストンの端面に備えられた緩衝材
と、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、バルブプ
レートとシリンダーの間に設置された吸入バルブから構
成され、従来と同様の高い冷却性能を維持しながら、吸
入行程時において、シリンダーとシリンダーヘッド内の
冷媒バスの圧力差がついて吸入バルブが開く際、吸入バ
ルブがピストンに接触する衝撃力をピストンの緩衝材に
より低減して、騒音及び振動を低減させると同時に、吸
入バルブの金属接触による疲労破壊を防止し、高い信頼
性が得られる。
と、シリンダーと、ピストンの端面に備えられた緩衝材
と、シリンダーヘッドと、バルブプレートと、バルブプ
レートとシリンダーの間に設置された吸入バルブから構
成され、従来と同様の高い冷却性能を維持しながら、吸
入行程時において、シリンダーとシリンダーヘッド内の
冷媒バスの圧力差がついて吸入バルブが開く際、吸入バ
ルブがピストンに接触する衝撃力をピストンの緩衝材に
より低減して、騒音及び振動を低減させると同時に、吸
入バルブの金属接触による疲労破壊を防止し、高い信頼
性が得られる。
【0055】また、請求項3に記載の発明は、ピストン
と、シリンダーと、シリンダーヘッドと、バルブプレー
トと、バルブプレートとシリンダーの間に設置された吸
入バルブと、シリンダーの上死点付近に備え付けられた
電磁石と、ピストンの挙動を検知して電磁石に通電する
通電制御装置とから構成され、吸入バルブが開いてから
閉じるまでの振動回数を最小限に抑え、かつ吸入バルブ
の最大変位量を大きくすることで、冷媒ガスの吸入量を
最大にする。さらに、圧縮行程でのシリンダーから吸入
孔側への冷媒ガスの逆流量を最小限に抑制することがで
きるため冷凍能力及び効率の向上効果が得られる。
と、シリンダーと、シリンダーヘッドと、バルブプレー
トと、バルブプレートとシリンダーの間に設置された吸
入バルブと、シリンダーの上死点付近に備え付けられた
電磁石と、ピストンの挙動を検知して電磁石に通電する
通電制御装置とから構成され、吸入バルブが開いてから
閉じるまでの振動回数を最小限に抑え、かつ吸入バルブ
の最大変位量を大きくすることで、冷媒ガスの吸入量を
最大にする。さらに、圧縮行程でのシリンダーから吸入
孔側への冷媒ガスの逆流量を最小限に抑制することがで
きるため冷凍能力及び効率の向上効果が得られる。
【0056】また、請求項4に記載の発明は、ピストン
と、シリンダーと、シリンダーヘッドと、複数の吸入孔
を備えたバルブプレートと、複数の吸入孔の切り替えを
行う切り替えバルブと、切り替えバルブを駆動する電磁
石と、バルブプレートとシリンダーの間に設置された複
数の可動部をもつ吸入バルブと、運転周波数を検知して
電磁石に通電するバルブ開閉制御装置とから構成され、
吸入バルブを複数構成させておき、インバーター運転な
どの複数の特定運転周波数に対応して吸入バルブを選択
できるように、バルブプレートに備え付けられたバルブ
開閉制御機構を用いることにより、複数の運転周波数に
対応した冷凍能力及び効率の向上効果が得られる。
と、シリンダーと、シリンダーヘッドと、複数の吸入孔
を備えたバルブプレートと、複数の吸入孔の切り替えを
行う切り替えバルブと、切り替えバルブを駆動する電磁
石と、バルブプレートとシリンダーの間に設置された複
数の可動部をもつ吸入バルブと、運転周波数を検知して
電磁石に通電するバルブ開閉制御装置とから構成され、
吸入バルブを複数構成させておき、インバーター運転な
どの複数の特定運転周波数に対応して吸入バルブを選択
できるように、バルブプレートに備え付けられたバルブ
開閉制御機構を用いることにより、複数の運転周波数に
対応した冷凍能力及び効率の向上効果が得られる。
【図1】本発明による密閉型圧縮機の実施例1の圧縮ユ
ニット部の要部断面図
ニット部の要部断面図
【図2】同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブの開閉時
の吸入バルブとバルブプレートの要部断面図
の吸入バルブとバルブプレートの要部断面図
【図3】本発明による開閉型圧縮機の実施例2の圧縮ユ
ニット部の要部断面図
ニット部の要部断面図
【図4】同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブが開いた
ときの吸入バルブとバルブプレートとピストンの要部断
面図
ときの吸入バルブとバルブプレートとピストンの要部断
面図
【図5】本発明による密閉型圧縮機の実施例3の吸入バ
ルブが閉じている時の圧縮ユニット部の要部断面図
ルブが閉じている時の圧縮ユニット部の要部断面図
【図6】同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブが開いて
いるときの圧縮ユニット部の要部断面図
いるときの圧縮ユニット部の要部断面図
【図7】同実施例の密閉型圧縮機のクランク角度に対す
る吸入バルブとピストンの変位量特性図
る吸入バルブとピストンの変位量特性図
【図8】本発明の実施例4による密閉型圧縮機の圧縮ユ
ニット部の要部断面図
ニット部の要部断面図
【図9】同実施例の密閉型圧縮機の吸入バルブの正面図
【図10】同実施例の密閉型圧縮機のバルブプレートの
正面図
正面図
【図11】同実施例の密閉型圧縮機の制御装置の動作を
示すフローチャート
示すフローチャート
【図12】従来の圧縮機の縦断面図
【図13】従来の圧縮機の圧縮ユニット部の要部断面図
【図14】従来の圧縮機の吸入バルブ及びバルブプレー
トの要部断面図
トの要部断面図
【図15】従来の圧縮機の吸入バルブをシリンダーヘッ
ド側から見た正面図
ド側から見た正面図
【図16】従来の圧縮機のバルブプレートをシリンダー
ヘッド側から見た正面図
ヘッド側から見た正面図
4 シリンダーヘッド 6 シリンダー 7,25 ピストン 9,33 吸入孔 22 弁座溝 23,27,28,32 吸入バルブ 23a 湾曲部 24,31 バルブプレート 26 緩衝材 29,35 電磁石 30 電通制御装置 32a 可動部 34 切り替えバルブ 36 バルブ開閉制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 章夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AB04 AC03 CC04 CC11
Claims (4)
- 【請求項1】 ピストンと、シリンダーと、シリンダー
ヘッドと、吸入孔を備えたバルブプレートと、前記バル
ブプレートの前記シリンダー側の前記吸入孔周辺に構成
された弁座溝と、前記バルブプレートと前記シリンダー
の間に設置された吸入バルブとからなり、前記吸入バル
ブの先端が前記シリンダー側に凸となる湾曲部を有する
密閉型圧縮機。 - 【請求項2】 ピストンと、シリンダーと、前記ピスト
ンの端面に備えられた緩衝材と、シリンダーヘッドと、
バルブプレートと、前記バルブプレートと前記シリンダ
ーの間に設置された吸入バルブを備えた密閉型圧縮機。 - 【請求項3】 ピストンと、シリンダーと、シリンダー
ヘッドと、バルブプレートと、前記バルブプレートと前
記シリンダーの間に設置された吸入バルブと、前記シリ
ンダーの上死点付近に備え付けられた電磁石と、前記ピ
ストンの挙動を検知して前記電磁石に通電する通電制御
装置とを備えた密閉型圧縮機。 - 【請求項4】 ピストンと、シリンダーと、シリンダー
ヘッドと、複数の吸入孔を備えたバルブプレートと、前
記複数の吸入孔の切り替えを行う切り替えバルブと、前
記切り替えバルブを駆動する電磁石と、前記バルブプレ
ートと前記シリンダーの間に設置された複数の可動部を
もつ吸入バルブと、運転周波数を検知して前記電磁石に
通電するバルブ開閉制御装置を備えた密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098582A JP2000291558A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098582A JP2000291558A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 密閉型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291558A true JP2000291558A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14223660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11098582A Pending JP2000291558A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000291558A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171897A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Toshiba Kyaria Kk | 冷凍サイクル装置 |
| CN100383385C (zh) * | 2003-10-30 | 2008-04-23 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 往复式压缩机的阀门冲击缓冲装置 |
| JP2013130194A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Nuovo Pignone Spa | 往復圧縮機設備において圧力脈動を積極的に使用するための方法及び装置 |
| KR101336375B1 (ko) * | 2007-09-05 | 2013-12-04 | 한라비스테온공조 주식회사 | 압축기 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP11098582A patent/JP2000291558A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100383385C (zh) * | 2003-10-30 | 2008-04-23 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 往复式压缩机的阀门冲击缓冲装置 |
| JP2005171897A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Toshiba Kyaria Kk | 冷凍サイクル装置 |
| KR101336375B1 (ko) * | 2007-09-05 | 2013-12-04 | 한라비스테온공조 주식회사 | 압축기 |
| JP2013130194A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Nuovo Pignone Spa | 往復圧縮機設備において圧力脈動を積極的に使用するための方法及び装置 |
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