JP2000291603A - 掘削機の油圧モータのドレン排出装置 - Google Patents

掘削機の油圧モータのドレン排出装置

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JP2000291603A
JP2000291603A JP11095175A JP9517599A JP2000291603A JP 2000291603 A JP2000291603 A JP 2000291603A JP 11095175 A JP11095175 A JP 11095175A JP 9517599 A JP9517599 A JP 9517599A JP 2000291603 A JP2000291603 A JP 2000291603A
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hydraulic
hydraulic motor
pressure
drain discharge
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Takashi Moro
茂呂  隆
Hideki Moriya
秀樹 森谷
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧モータのケーシング内の圧力低下による
外気の浸入でドレンの潤滑機能が損なわれるのを防ぐ掘
削機の油圧モータのドレン排出装置を提供する。 【解決手段】 カッタ駆動用の油圧モータ1と油圧モー
タ1のケーシング内に漏出するドレンを作動油タンクに
排出するためのドレン排出路Dとドレン排出路Dのドレ
ンを強制的に排出させるためのドレン排出用の油圧ポン
プ3とを有する掘削機の油圧モータのドレン排出装置に
おいて、油圧ポンプ1の上流側と下流側とを接続するバ
イパス路bを設け、バイパス路bに、出口側の圧力が設
定圧力以下になったときに開放して油圧ポンプ3の下流
側の圧油を上流側へ導き得る減圧弁4を設け、減圧弁4
により、ケーシング内の圧力が負圧になるのを防ぐよう
に、その下流側の圧油を上流側へ還流させるようにする
とともに、油圧ポンプ3と減圧弁4を油圧モータ1と一
体化してユニットをなすように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削機の先端掘削
部に設置するための油圧モータと油圧モータのケーシン
グ内に漏出するドレンを作動油タンクに排出するための
ドレン排出路とドレン排出路内のドレンを作動油タンク
に強制的に排出させるためのドレン排出用の油圧ポンプ
とを有する掘削機の油圧モータのドレン排出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】油圧機械において油圧モータを駆動する
場合、油圧モータの摺動部分を潤滑してその摩耗や焼き
付きを防止するため、油圧モータのケーシング内に漏れ
油としてのドレンを漏出させて充満させる。一般の油圧
機械では、このケーシング内に漏出するドレンを、通
常、ドレン排出路を通じて作動油タンクに自然排出させ
るようにしている。すなわち、油圧モータのケーシング
にドレン排出孔を設けてこのドレン排出孔と作動油タン
クとの間にドレン排出路としての油圧配管を設け、ケー
シング内のドレン圧力と作動油タンク内の圧力との圧力
差により、ドレンを強制的に排出することなく自然に作
動油タンク内に戻せるように、油圧モータのドレン排出
回路を構成している。図3及び図4は、それぞれ、油圧
モータが一方向回転型の場合及び正逆両方向回転型の場
合の油圧モータのドレン排出回路のシンプルな例を示し
たものである。図中、Pは一方向回転型油圧モータの圧
油供給管路、Tは同圧油排出管路、A,Bは正逆両方向
回転型油圧モータの圧油供給兼排出管路、Drはドレン
排出路である。一般の油圧機械では、油圧モータのドレ
ン排出回路をこのように構成しても、油圧モータと作動
油タンク間の距離が比較的短くドレン排出路の管路抵抗
が小さいため、油圧モータのケーシング内のドレンを作
動油タンクに支障なく自然排出させることができる。
【0003】ところで、油圧モータを使用する油圧機械
の中には、地中を掘進して横穴や縦穴を掘削する掘削機
のように油圧モータと作動油タンクとが著しく離れた個
所に設置されていて、ドレン排出路の長さが一般の油圧
機械と比べて極端に長いものがある。例えば、人が入れ
ない比較的小口径の管を地中に埋設する小口径管推進機
や人が入れる比較的大口径の管を地中に埋設するセミシ
ールド機等の横穴掘削機では、油圧モータを掘削機の先
端掘削部に設置し、作動油タンクや油圧ポンプを、先端
掘削部内のスペースの制約のため、通常、掘削始点付近
の地上に設置することから、ドレン排出路は、著しく長
いものとなり、標準のものでも数十mから数百mに達す
る。これらの掘削機の掘進距離は、年々増加する傾向に
あって、ドレン排出路の長さは、その掘進距離の増加に
応じて長くなり、例えば、掘進距離が小口径管推進機で
は200m、セミシールド機では500mを超えるもの
も出現している。
【0004】このように掘進距離が増加してドレン排出
路が長くなると、ドレン排出路となるホースの径を相当
程度太くしても、ドレン排出路の管路抵抗による圧力損
失が著しく増加する。この圧力損失の増加に、地中と地
上間のホース配管のヘッド差が加わって、油圧モータの
ケーシング内のドレンの圧力が著しく高まってケーシン
グの耐圧強度(3〜5kgf/cm2 )を超えてしま
い、ケーシングの破損を招くこととなる。こうした破損
を防ぐためにホースの径を増加するにしても、この種の
横穴掘削機では、掘進に伴ってホースを延長する作業を
要することから、作業効率上一定の制約を受けるだけで
なく、ホースは、作業効率上可能な限り細くするように
改善することを指向していて、ホースの径を増加するこ
と自体、望ましいことではない。
【0005】以上、横穴掘削機を中心に述べたが、立坑
や基礎杭等を構築する竪穴掘削機でも、油圧モータを掘
削機の先端掘削部に設置し、作動油タンクや油圧ポンプ
を掘削始点付近の地上に設置して地中を下方に掘進して
いくタイプのものがある。この種の竪穴掘削機も、横穴
掘削機と同様、油圧モータと作動油タンクとが著しく離
れた個所に設置されており、標準のものでもこれらの間
の距離が垂直方向で数十mに達する。竪穴掘削機による
掘削深度は、やはり年々掘削深度が増加する傾向にあっ
て50mを超えることもあり、100mを超える竪穴掘
削機を開発する計画もある。こうした竪穴掘削機では、
掘削深度が増加すると、油圧モータと作動油タンク間の
垂直距離が増加し、油圧モータのケーシング内のドレン
の圧力は、その垂直距離相当分のヘッド差だけでケーシ
ングの耐圧強度を超えてしまいってケーシングの破損を
招く。
【0006】掘削機の油圧モータのドレン排出回路にみ
られるこうした問題に対応して、出願人は、油圧モータ
のケーシング内に漏出するドレンを作動油タンクにドレ
ン排出用の油圧ポンプで強制的に排出させる技術を、最
近、特開平9ー189193号公報(特願平8ー416
9号)で提案している。この公報の図14には、ドレン
排出用の油圧ポンプの駆動軸を油圧モータの出力軸に直
結することにより、油圧モータの回転を油圧ポンプに伝
達して駆動し、ケーシング内のドレンを強制的に排出さ
せるようにした技術が開示されている。この出願人が提
案した従来の技術は、ケーシング内のドレンの圧力が高
くなるのを防止してケーシングの破損を防止するだけで
なく、ドレン排出用の油圧ポンプを駆動するための専用
の油圧モータやこの油圧モータを駆動するための油圧ラ
インを要しないという点できわめて効果的な手段であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、掘削機の油
圧モータには、一般の油圧機械に使用する油圧モータと
同様の構造のものを使用している。こうした油圧モータ
には、ケーシング内のドレンが外部に漏出するのを防ぐ
役割をするシール部材がケーシングに設けられている。
このシール部材は、その役割上、ケーシング内のドレン
圧が上昇してもシール機能が保持できるようにケーシン
グに設けられていて、ケーシングの内側から外側に作用
する圧に対しては優れた密封機能を発揮する。一方、ケ
ーシングの外側の圧すなわち大気圧がケーシング内側の
圧よりも高くなることは、予定していないので、シール
部材は、ケーシングの外側から内側に作用する圧に対し
ては密封機能を十分に発揮できないように設けられてい
る。そのため、ケーシング内の圧が外気よりも低下した
ときには、外気がケーシング内に浸入する。
【0008】こうした油圧モータでは、負荷トルクに応
じて、供給される圧油の0〜6%程度がドレンとしてケ
ーシング内に放出されており、そのケーシング内へのド
レンの放出量は、負荷トルクが高いときには多く、負荷
トルクが低いときには少ないが、ドレン排出用の油圧ポ
ンプは、負荷トルクが最も高いときに想定される最大ド
レン放出量の全量を常に吸入、吐出できるようなもので
なければならない。こうしたことから、特に軽負荷時
に、油圧ポンプによるドレンの吸入量が油圧モータのド
レン放出量よりも大きくなって、油圧モータのケーシン
グ内のドレンの排出が過剰に行われ、その結果、ケーシ
ング内の圧が低下して外気がケーシング内に浸入すると
いう問題が発生することが判明した。そして、このよう
にケーシング内に外気が浸入すると、ドレンによる潤滑
機能が損なわれて油圧モータの摺動部分の摩耗が進み、
多量の空気が浸入すると、油圧モータの摺動部分に焼き
付きが起ることとなる。前記公報に開示されている従来
の技術では、油圧モータのケーシング内の圧力上昇によ
りケーシングが破損するのを防ぐことには配慮している
が、ケーシング内の圧力低下により、外気がケーシング
内に浸入してドレンによる潤滑機能が損なわれるのを防
ぐことについては、配慮していない。
【0009】本発明は、こうした従来の技術の問題を解
消しようとするものであって、その技術課題は、油圧モ
ータのケーシング内の圧力上昇によりケーシングが破損
するのを防ぐだけではなく、油圧モータのケーシング内
の圧力低下によりケーシング内に外気が浸入してドレン
による潤滑機能が損なわれるのを防ぐことができる掘削
機の油圧モータのドレン排出装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のこうした技術課
題は、掘削機の先端掘削部に設置するための油圧モータ
と油圧モータのケーシング内に漏出するドレンを掘削始
点付近に設置される作動油タンクに排出するためのドレ
ン排出路と油圧モータの回転が伝達されて駆動されドレ
ン排出路内のドレンを作動油タンクに強制的に排出させ
るドレン排出用の油圧ポンプとを設けて構成される掘削
機の油圧モータのドレン排出装置において、油圧ポンプ
の上流側と下流側とを接続するバイパス路を設け、この
バイパス路に、出口側の圧力が予め設定した圧力以下に
なったときに開放してドレン排出用の油圧ポンプの下流
側の圧油を上流側へ導き得る還流手段を設け、この還流
手段によりケーシング内の圧力が負圧になるのを防ぐよ
うにドレン排出用の油圧ポンプの下流側の圧油を上流側
へ還流させるようにするとともに、少なくとも、ドレン
排出用の油圧ポンプと還流手段を油圧モータと一体化し
てユニットをなすように構成したことにより解決され
る。
【0011】本発明では、掘削機の油圧モータのドレン
排出装置をこのように構成しているので、油圧モータを
駆動すると、これと同期してドレン排出用の油圧ポンプ
が直ちに駆動され、油圧モータのケーシング内のドレン
を、ケーシングの耐圧を超えないように油圧ポンプで排
出する。その結果、油圧モータのケーシング内の圧力上
昇によりケーシングが破損するのを防ぐことができる。
また、還流手段をバイパス路に設け、その出口側の圧力
が予め設定した圧力以下になったときに還流手段を開放
してドレン排出用の油圧ポンプの下流側の圧油を上流側
へ還流させることにより、油圧モータのケーシング内の
圧力が負圧になるのを積極的に防ぐようにしたので、ケ
ーシング内の圧力低下よりケーシング内に外気が浸入し
てドレンの潤滑機能が損なわれるのを確実に防ぐことが
できる。特に、本発明では、掘削機の油圧モータのドレ
ン排出装置をドレン排出用の油圧ポンプと還流手段を油
圧モータと一体化してユニットをなすように構成してい
るので、取扱いが簡便であって、油圧モータのドレン排
出用の油圧回路を掘削機に敷設するための段取り作業を
能率的に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1及び図2に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、本発明のドレン排出装置についての具
体化例を示す油圧回路図、図2は、本発明のドレン排出
装置についての他の具体化例を示す油圧回路図である。
【0013】まず、図1に示す本発明のドレン排出回路
の具体化例を説明すると、図1において、1は掘削機の
カッタを回転駆動するためのカッタ駆動用の油圧モー
タ、Pはこの油圧モータ1に図示しない油圧ポンプから
の圧油を供給するための圧油供給管路、Tはこの油圧モ
ータ1から排出される圧油を掘削始点付近に設置される
図示しない作動油タンクに排出させるための圧油排出管
路、Dはこの圧油排出管路Tに接続され油圧モータ1の
ケーシング内に漏出するドレンを作動油タンクに排出す
るためのドレン排出路、2はドレン排出用の油圧ポンプ
3の油圧ポンプ駆動軸、3はドレン排出路D内のドレン
を圧油排出管路Tを通じて図示しない作動油タンクに強
制的に排出させるためのドレン排出用の油圧ポンプ、b
はこの油圧ポンプ3の上流側と下流側とを接続するバイ
パス路、4はこのバイパス路bに設けた減圧弁である。
なお、cはドレン排出用の油圧ポンプ1のケーシング内
のドレンをドレン排出路Dに排出するための排出路であ
る。
【0014】前述したように、油圧モータ1は、ケーシ
ングを有し、ケーシング内には、油圧モータ1の摺動部
分を潤滑してその摩耗や焼き付きを防止するため、ドレ
ンを漏出させる。このケーシングは、ドレンが外部に漏
出しないようにするためのシール部材を隙間に取り付け
ている。また、このケーシングには、ドレン排出路Dを
接続しており、ドレン排出路Dは、油圧排出管路Tを介
して図示しない作動油タンクに接続しているが、ドレン
排出路Dは、油圧排出管路Tを介さないで、直接作動油
タンクに接続するようにしてもよい。油圧モータ1は、
管推進機の先導体、シールド掘進機や竪穴掘削機の掘削
機本体等の地山を掘削する掘削機の本体部分である掘削
機の先端掘削部に設置する。
【0015】油圧ポンプ駆動軸2は、油圧モータ1の出
力軸に直結しており、このことにより、油圧モータ1の
回転をドレン排出用の油圧ポンプ3に伝達するようにし
ている。このように、ドレン排出用の油圧ポンプ3を、
油圧モータ1の回転を伝達して駆動するようにしている
ため、ドレン排出用の油圧ポンプ3を駆動するための専
用の油圧モータ、さらにはこの油圧モータを駆動するた
めの圧油供給管路や圧油排出管路等の油圧ラインを設け
る必要がないため、掘削機の掘削の進展に伴って油圧ラ
インを延長する作業をする場合に作業効率を向上させる
ことができるとともに、部品点数を少なくすることがで
きる。このドレン排出用の油圧ポンプ3は、常時又は少
なくとも油圧モータ1の駆動中は継続的に運転するよう
にしていて、油圧モータ1のケーシング内のドレンを、
ケーシングの耐圧を超えないようにドレン排出用の油圧
ポンプ3で排出し続ける。
【0016】減圧弁4は、出口側の圧力が予め設定した
設定圧力値以下になったときに開放してドレン排出用の
油圧ポンプ3の下流側の圧油をバイパス路bを通じて上
流側へ導き、油圧ポンプ3の上流側のドレン圧を常に設
定圧力値より高く保持するするようにする働きをする。
ここでは、減圧弁4として、特に、開放時に下流側の圧
力を一定に保つように開度を調整する機能を有する減圧
弁を用いているので、結果的には、ドレン排出用の油圧
ポンプ3の吐出量と作動油タンクへのドレンの排出量と
の差分がバイパス路bを通じて減圧弁4により常時還流
されることとなる。図1及び後述する図2に示すドレン
排出回路では、こうした減圧弁4をバイパス路bに設け
て、減圧弁4により、油圧モータ1のケーシング内の圧
力が負圧になるのを防ぐように、油圧ポンプ3の下流側
の圧油を上流側へ還流させるようにしている。
【0017】このように、図1に示す例では、特に減圧
弁4を用いてケーシング内の圧力が負圧になるのを防ぐ
ように油圧ポンプ3の下流側の圧油を上流側へ還流させ
るようにしているが、こうした還流機能を果たす還流手
段であれば、減圧弁4に代えて他の手段を用いることも
できる。また、後述する図2に示す例についても同様で
ある。以上述べたドレン排出用の油圧ポンプ3と減圧弁
4は、その周辺のドレン排出路Dやバイパス路bととも
に油圧モータ1と同じケース内に納めるか、又は油圧モ
ータ1に付設するかしてユニットをなすようにすること
により、油圧モータのドレン排出装置を構成するが、要
は、取扱いが簡便になるように、少なくとも、ドレン排
出用の油圧ポンプ3と減圧弁4を油圧モータ1と一体化
してユニットをなすように構成すればよい。
【0018】この具体化例に関する掘削機の油圧モータ
のドレン排出装置は、このように構成しているので、油
圧モータ1を駆動すると、これに同期してドレン排出用
の油圧ポンプ3が駆動され、油圧モータ3のケーシング
内のドレンを、ケーシングの耐圧を超えないように油圧
ポンプ3で排出する。その結果、油圧モータ1のケーシ
ング内の圧力上昇によりケーシングが破損するのを防ぐ
ことができる。また、還流手段としての減圧弁4をバイ
パス路に設け、その出口側の圧力が予め設定した圧力以
下になったときに減圧弁4を開放してドレン排出用の油
圧ポンプ3の下流側の圧油を上流側へ還流させることに
より、油圧モータ1のケーシング内の圧力が負圧になる
のを積極的に防ぐようにしたので、ケーシング内の圧力
低下よりケーシング内に外気が浸入してドレンの潤滑機
能が損なわれるのを確実に防ぐことができる。さらにま
た、特に、掘削機の油圧モータのドレン排出装置をドレ
ン排出用の油圧ポンプ3と減圧弁4を油圧モータ1と一
体化してユニットをなすように構成しているので、取扱
いが簡便であって、油圧モータのドレン排出用の油圧回
路を掘削機に敷設するための掘削作業開始前に行う段取
り作業を能率的に行うことができる。ここに示す例で
は、減圧弁4の下流側の圧力を一定に保つように圧力調
整できるので、油圧モータ1のケーシング内の圧力を最
適な状態に保つことができる。
【0019】次に、図2に示す本発明のドレン排出装置
の他の具体化例を説明する。図2において図1と同一の
符号をつけた部分は、図1と同等の部分を表す。図2に
おいて、1’は正逆両方向に回転可能な両方向回転型の
カッタ駆動用の油圧モータ、3’は正逆両方向に回転可
能な両方向回転型でポンプ・モータ兼用型のドレン排出
用の油圧ポンプ、5−1〜5−6は入り口側の圧力が出
口側の圧力よりも高い場合に限り入り口側から出口側に
向かって一方向に圧油を流す逆止弁である。なお、A,
Bはそれぞれ第1の油圧供給兼排出管路、第2の油圧供
給兼排出管路であり、4ポート3位置の方向切換弁を中
立位置から左位置及び右位置に切り換えることにより、
油圧モータ1’を正転や逆転させるように圧油の流れの
方向が切り換えられる。
【0020】図2の油圧回路には、油圧モータ1’の正
転時にドレンをドレン排出用の油圧ポンプ3’に吸入さ
せて同ポンプ3’から吐出させることができる油圧ポン
プ用のドレン吸入吐出回路が形成されている。すなわ
ち、逆止弁5−1を設けたドレン吸入路d1 と逆止弁5
−3を設けたドレン吸入路d2 とからなる回路が形成さ
れてドレン排出路D中に設けられている。また、油圧モ
ータ1’の逆転時にドレンをドレン排出用の油圧ポンプ
3’に吸入させて同ポンプ3’から吐出させることがで
きる油圧ポンプ用のドレン吸入吐出回路が形成されてい
る。すなわち、逆止弁5−4を設けたドレン吸入路d’
1 と逆止弁5−2を設けたドレン吸入路d’2 とからな
る回路が形成されてドレン排出路D中に設けられてい
る。こうして形成されたドレン吸入吐出回路には、ドレ
ン排出用の油圧ポンプ1’が正逆何れの方向に回転して
いるときでも同油圧ポンプ1’の下流側の圧油を上流側
へ還流させることができるように、バイパス路bを図2
のように接続している。ドレン吸入吐出回路を通過して
下流側のドレン排出路Dから排出されるドレンは、逆止
弁5−5,5−6で選択されて圧力の低い方の油圧供給
兼排出管路A,Bに排出され、図示しない作動油タンク
に戻される。
【0021】図2に示す例によれば、カッタ駆動用の油
圧モータを特に正逆両方向回転型のものにした場合で
も、図1の具体化例と同様の効果を支障なく奏すること
ができる。この図2の例でも、取扱いが簡便になるよう
に、ドレン排出用の油圧ポンプ3と減圧弁4を油圧モー
タ1と一体化してユニットをなすように構成するが、油
圧ポンプ用のドレン吸入吐出回路やバイパス路bも、油
圧モータと共にケース内に納めるのが望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、「課題を解決するための手段」の項で示した手段を
採用しているので、本発明によれば、「油圧モータのケ
ーシング内の圧力上昇によりケーシングが破損するのを
防ぐだけではなく、油圧モータのケーシング内の圧力低
下によりケーシング内に外気が浸入してドレンによる潤
滑機能が損なわれるのを防ぐことができる掘削機の油圧
モータのドレン排出装置」が得られる。本発明では、特
に、掘削機の油圧モータのドレン排出装置をドレン排出
用の油圧ポンプと還流手段を油圧モータと一体化してユ
ニットをなすように構成しているので、取扱いが簡便で
あって、油圧モータのドレン排出用の油圧回路を掘削機
に敷設するための段取り作業を能率的に行うことができ
る。本発明を具体化する場合に、特に、特許請求の範囲
の請求項2に記載のように具体化すれば、カッタ駆動用
の油圧モータを特に正逆両方向回転型のものにした場合
でも、以上の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドレン排出装置についての具体化例を
示す油圧回路図である。
【図2】本発明のドレン排出装置についての他の具体化
例を示す油圧回路図である。
【図3】油圧モータが一方向回転型の場合において通常
の油圧モータで採用されているドレン排出回路の油圧回
路図である。
【図4】油圧モータが正逆両方向回転型の場合において
通常の油圧モータで採用されているドレン排出回路の油
圧回路図である。
【符号の説明】
1 カッタ駆動用の油圧モータ(一方向回転型) 1’ カッタ駆動用の油圧モータ(正逆両方向回転型) 2 油圧ポンプ駆動軸 3 ドレン排出用の油圧ポンプ(一方向回転型) 3’ ドレン排出用の油圧ポンプ(正逆両方向回転型) 4 減圧弁 5−1〜5−6 逆止弁 P 油圧供給管路 T 油圧排出管路 D ドレン排出路 b バイパス路 A,B 油圧供給兼排出管路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削機の先端掘削部に設置するための油
    圧モータと油圧モータのケーシング内に漏出するドレン
    を掘削始点付近に設置される作動油タンクに排出するた
    めのドレン排出路と油圧モータの回転が伝達されて駆動
    されドレン排出路内のドレンを作動油タンクに強制的に
    排出させるドレン排出用の油圧ポンプとを設けて構成さ
    れる掘削機の油圧モータのドレン排出装置において、油
    圧ポンプの上流側と下流側とを接続するバイパス路を設
    け、このバイパス路に、出口側の圧力が予め設定した圧
    力以下になったときに開放してドレン排出用の油圧ポン
    プの下流側の圧油を上流側へ導き得る還流手段を設け、
    この還流手段によりケーシング内の圧力が負圧になるの
    を防ぐようにドレン排出用の油圧ポンプの下流側の圧油
    を上流側へ還流させるようにするとともに、少なくと
    も、ドレン排出用の油圧ポンプと還流手段を油圧モータ
    と一体化してユニットをなすように構成したことを特徴
    とする掘削機の油圧モータのドレン排出装置。
  2. 【請求項2】 油圧モータ及びドレン排出用の油圧ポン
    プを正逆両方向に回転可能なものにし、油圧モータの正
    転時及び逆転時にそれぞれドレンをドレン排出用の油圧
    ポンプに吸入させて同ポンプから吐出させることができ
    る油圧ポンプ用のドレン吸入吐出回路をドレン排出路に
    形成するとともに、ドレン排出用の油圧ポンプが正逆何
    れの方向に回転しているときでも同油圧ポンプの下流側
    の圧油を上流側へ還流させることができるようにバイパ
    ス路を油圧ポンプ用のドレン吸入吐出回路に接続したこ
    とを特徴とする請求項1記載の掘削機の油圧モータのド
    レン排出装置。
JP11095175A 1999-04-01 1999-04-01 掘削機の油圧モータのドレン排出装置 Pending JP2000291603A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007303092A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 建設機械の油圧装置

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