JP2000291665A - 転がり軸受 - Google Patents
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- JP2000291665A JP2000291665A JP11099145A JP9914599A JP2000291665A JP 2000291665 A JP2000291665 A JP 2000291665A JP 11099145 A JP11099145 A JP 11099145A JP 9914599 A JP9914599 A JP 9914599A JP 2000291665 A JP2000291665 A JP 2000291665A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/583—Details of specific parts of races
- F16C33/585—Details of specific parts of races of raceways, e.g. ribs to guide the rollers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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- F16C2240/00—Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
- F16C2240/40—Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
- F16C2240/70—Diameters; Radii
- F16C2240/76—Osculation, i.e. relation between radii of balls and raceway groove
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C2360/46—Fans, e.g. ventilators
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6629—Details of distribution or circulation inside the bearing, e.g. grooves on the cage or passages in the rolling elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温下における軸線傾斜を抑制できるととも
に、低温下における潤滑不足が生じ難い転がり軸受を提
供する。 【解決手段】 転がり軸受10の内輪軌道面12Aは、第1
円弧14と、第1円弧14を挟むとともに凹凸が生じないよ
うに連続する一対の第2円弧15,15とを有する。第1円
弧14の曲率半径R1を転動体13における転動面の曲率半
径D/2よりも大きく設定する。各第2円弧15の曲率半
径R2を第1円弧14の曲率半径R1よりも小さく設定す
る。
に、低温下における潤滑不足が生じ難い転がり軸受を提
供する。 【解決手段】 転がり軸受10の内輪軌道面12Aは、第1
円弧14と、第1円弧14を挟むとともに凹凸が生じないよ
うに連続する一対の第2円弧15,15とを有する。第1円
弧14の曲率半径R1を転動体13における転動面の曲率半
径D/2よりも大きく設定する。各第2円弧15の曲率半
径R2を第1円弧14の曲率半径R1よりも小さく設定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転がり軸受に係り、
例えば流体継ぎ手(冷却装置のフアンカップリング装
置)等に用いられる転がり軸受に関する。
例えば流体継ぎ手(冷却装置のフアンカップリング装
置)等に用いられる転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、一般的な冷却装置を
構成するファンカップリング装置40は、モータ41の回転
軸42に直結された軟鋼製軸43と、アルミ製のハウジング
45とが転がり軸受50を介して連結され、軟鋼製軸43の先
端に固定されたアルミ製のロータ44と、ハウジング45と
の相互対向面にそれぞれ同心円状に設けられた多数の溝
を組み合わせることによりラビリンス46が形成されてい
る。そして、ファンカップリング装置40は、モータ41の
軌道に伴ってロータ44が回転すると、ラビリンス46に封
入されたシリコーンオイル47の粘性抵抗によりハウジン
グ45が連れ回り、これによりハウジング45に装着された
冷却ファン48を回転させる。
構成するファンカップリング装置40は、モータ41の回転
軸42に直結された軟鋼製軸43と、アルミ製のハウジング
45とが転がり軸受50を介して連結され、軟鋼製軸43の先
端に固定されたアルミ製のロータ44と、ハウジング45と
の相互対向面にそれぞれ同心円状に設けられた多数の溝
を組み合わせることによりラビリンス46が形成されてい
る。そして、ファンカップリング装置40は、モータ41の
軌道に伴ってロータ44が回転すると、ラビリンス46に封
入されたシリコーンオイル47の粘性抵抗によりハウジン
グ45が連れ回り、これによりハウジング45に装着された
冷却ファン48を回転させる。
【0003】図5に示すように、転がり軸受50は、外輪
51の外輪軌道面51Aと、内輪52の内輪軌道面52Aとの間
に配置された球状の転動体53を有し、内輪軌道面52Aの
断面形状および外輪軌道面51Aの断面形状が一定曲率半
径を有する円弧面とされている。このような転がり軸受
50は、外輪軌道面51Aの断面曲率半径が内輪軌道面52A
の断面曲率半径よりも大きく設定されていることが多
い。
51の外輪軌道面51Aと、内輪52の内輪軌道面52Aとの間
に配置された球状の転動体53を有し、内輪軌道面52Aの
断面形状および外輪軌道面51Aの断面形状が一定曲率半
径を有する円弧面とされている。このような転がり軸受
50は、外輪軌道面51Aの断面曲率半径が内輪軌道面52A
の断面曲率半径よりも大きく設定されていることが多
い。
【0004】また、フアンカップリング装置40に用いら
れる転がり軸受50の耐用期間は、当該転がり軸受50に作
用する荷重が小さいため、外輪51,内輪52,転動体53等
に生じる金属疲労の影響よりも、当該転がり軸受30に封
入されるグリースの劣化に大きく左右される。このた
め、フアンカップリング装置40に用いられる転がり軸受
50は、高温時においても良好な潤滑が得られるように、
あらかじめシリコーン系あるいはフッ素系等の流動性が
低い耐熱グリースが封入されている。
れる転がり軸受50の耐用期間は、当該転がり軸受50に作
用する荷重が小さいため、外輪51,内輪52,転動体53等
に生じる金属疲労の影響よりも、当該転がり軸受30に封
入されるグリースの劣化に大きく左右される。このた
め、フアンカップリング装置40に用いられる転がり軸受
50は、高温時においても良好な潤滑が得られるように、
あらかじめシリコーン系あるいはフッ素系等の流動性が
低い耐熱グリースが封入されている。
【0005】ところで、フアンカップリング装置40を高
温下で運転すると、ハウジング45を介して転がり軸受50
が加熱されるため、転がり軸受50の外輪51が膨張し、外
輪軌道面51Aと転動体53との間のラジアルすきまが大き
くなる。前述したように、転がり軸受50は、外輪軌道面
51Aの断面曲率半径が内輪軌道面52Aの断面曲率半径よ
りも大きいため、ラジアルすきまが大きくなると、内輪
52の軸線に対して外輪51の軸線が傾斜可能な状態とな
る。
温下で運転すると、ハウジング45を介して転がり軸受50
が加熱されるため、転がり軸受50の外輪51が膨張し、外
輪軌道面51Aと転動体53との間のラジアルすきまが大き
くなる。前述したように、転がり軸受50は、外輪軌道面
51Aの断面曲率半径が内輪軌道面52Aの断面曲率半径よ
りも大きいため、ラジアルすきまが大きくなると、内輪
52の軸線に対して外輪51の軸線が傾斜可能な状態とな
る。
【0006】この場合、フアンカップリング装置40は、
ロータ44およびハウジング45の相対位置や相対角度が変
化して、ラビリンス46のラビリンス隙間が増減したり、
あるいはロータ44およびハウジング45が互いに接触する
というラビリンス干渉が生じる虞れがある。このため、
フアンカップリング装置40に用いられる転がり軸受50
は、高温下においてラビリンス干渉が生じないように、
外輪51が膨張することを考慮して、あらかじめラジアル
すきまをマイナスすきま(負すきま)としている。
ロータ44およびハウジング45の相対位置や相対角度が変
化して、ラビリンス46のラビリンス隙間が増減したり、
あるいはロータ44およびハウジング45が互いに接触する
というラビリンス干渉が生じる虞れがある。このため、
フアンカップリング装置40に用いられる転がり軸受50
は、高温下においてラビリンス干渉が生じないように、
外輪51が膨張することを考慮して、あらかじめラジアル
すきまをマイナスすきま(負すきま)としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、フアンカップリ
ング装置40を低温下において運転した場合、冷却された
外輪51が縮径するため、転がり軸受50のラジアルすきま
が小さくなる。この場合、転がり軸受50は、転動体53と
外輪軌道面51A,内輪軌道面52Aとの間にグリースを引
き込み難くなるため潤滑不良が生じやすく、これにより
異音や焼付が生ずる虞れがある。特に、低温下において
は、耐熱グリースの流動性が一層低くなるため、転がり
軸受50に潤滑不良が一層生じ易くなるという問題があっ
た。
ング装置40を低温下において運転した場合、冷却された
外輪51が縮径するため、転がり軸受50のラジアルすきま
が小さくなる。この場合、転がり軸受50は、転動体53と
外輪軌道面51A,内輪軌道面52Aとの間にグリースを引
き込み難くなるため潤滑不良が生じやすく、これにより
異音や焼付が生ずる虞れがある。特に、低温下において
は、耐熱グリースの流動性が一層低くなるため、転がり
軸受50に潤滑不良が一層生じ易くなるという問題があっ
た。
【0008】この問題に対して、あらかじめ外輪軌道面
51A,内輪軌道面52Aの断面曲率半径を転動体53におけ
る転動面の曲率半径よりも大きく設定しておくことが考
えられる。しかしながら、この場合、常温下においても
内輪52の軸線に対して外輪51の軸線が傾斜可能な状態と
なることを回避するために、外輪軌道面51A,内輪軌道
面52Aの断面曲率半径に上限があり、有効な解決策とは
ならない。
51A,内輪軌道面52Aの断面曲率半径を転動体53におけ
る転動面の曲率半径よりも大きく設定しておくことが考
えられる。しかしながら、この場合、常温下においても
内輪52の軸線に対して外輪51の軸線が傾斜可能な状態と
なることを回避するために、外輪軌道面51A,内輪軌道
面52Aの断面曲率半径に上限があり、有効な解決策とは
ならない。
【0009】本発明は、前述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は高温下における軸線傾斜を抑
制できるとともに、低温下における潤滑不足が生じ難い
転がり軸受を提供することにある。
たものであり、その目的は高温下における軸線傾斜を抑
制できるとともに、低温下における潤滑不足が生じ難い
転がり軸受を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、外輪軌道面および内輪軌道面間に転
動体が配置された転がり軸受であって、前記外輪軌道面
および内輪軌道面のうちの一方の断面形状が第1円弧
と、前記第1円弧を挟むとともに凹凸が生じないように
連続する一対の第2円弧とを有し、前記第1円弧の曲率
半径が前記転動体における転動面の曲率半径よりも大き
く設定されているとともに、前記第2円弧の曲率半径が
前記第1円弧の曲率半径よりも小さく設定されているこ
とを特徴としている。
ために、本発明は、外輪軌道面および内輪軌道面間に転
動体が配置された転がり軸受であって、前記外輪軌道面
および内輪軌道面のうちの一方の断面形状が第1円弧
と、前記第1円弧を挟むとともに凹凸が生じないように
連続する一対の第2円弧とを有し、前記第1円弧の曲率
半径が前記転動体における転動面の曲率半径よりも大き
く設定されているとともに、前記第2円弧の曲率半径が
前記第1円弧の曲率半径よりも小さく設定されているこ
とを特徴としている。
【0011】ここで、本発明は、球状の転動体を採用し
た転がり軸受に限定せず、円筒形状,円錐形状,樽形状
等の転動体を採用した転がり軸受にも適用可能であり、
冷却装置のフアンカップリング装置以外の各種装置にも
適用可能である。また、第2円弧は、第1円弧より小さ
ければよく、転動面の曲率半径よりも大きくても小さく
てもよい。そして、第1円弧および第2円弧の境界部分
が峰あるいは谷とならないように、第1円弧の円弧端部
と円弧中心とを結ぶ線状に、第2円弧の円弧中心を設定
すればよい。このような断面形状を有する軌道面は、外
輪および内輪のうちの一方のみ、あるいは双方に適用し
てもよい。
た転がり軸受に限定せず、円筒形状,円錐形状,樽形状
等の転動体を採用した転がり軸受にも適用可能であり、
冷却装置のフアンカップリング装置以外の各種装置にも
適用可能である。また、第2円弧は、第1円弧より小さ
ければよく、転動面の曲率半径よりも大きくても小さく
てもよい。そして、第1円弧および第2円弧の境界部分
が峰あるいは谷とならないように、第1円弧の円弧端部
と円弧中心とを結ぶ線状に、第2円弧の円弧中心を設定
すればよい。このような断面形状を有する軌道面は、外
輪および内輪のうちの一方のみ、あるいは双方に適用し
てもよい。
【0012】このような転がり軸受においては、外輪軌
道面あるいは内輪軌道面を構成する第1円弧の曲率半径
が転動体における転動面の曲率半径よりも大きく設定さ
れているため、低温下においても転動体および軌道面間
にグリースを確実に引き込み可能となり、これにより潤
滑不良が生じないことになる。また、この転がり軸受に
おいては、第2円弧の曲率半径が第1円弧の曲率半径よ
りも小さく設定されているため、軌道面の断面形状が一
定曲率半径を有する円弧面である場合に比較して、軌道
面の断面開口が若干閉じ気味の略U字状となる。すなわ
ち、この転がり軸受においては、高温下においてラジア
ル隙間が増大しても、各第2円弧の断面端部が転動体の
転動面に接触することにより、内輪に対する外輪の傾斜
角度を一定以下に規制できることになる。従って、この
ような転がり軸受においては、従来に比較して、高温下
における軸線傾斜を抑制できるとともに、低温下におけ
る潤滑不足を解消でき、これにより前述した目的を達成
できる。
道面あるいは内輪軌道面を構成する第1円弧の曲率半径
が転動体における転動面の曲率半径よりも大きく設定さ
れているため、低温下においても転動体および軌道面間
にグリースを確実に引き込み可能となり、これにより潤
滑不良が生じないことになる。また、この転がり軸受に
おいては、第2円弧の曲率半径が第1円弧の曲率半径よ
りも小さく設定されているため、軌道面の断面形状が一
定曲率半径を有する円弧面である場合に比較して、軌道
面の断面開口が若干閉じ気味の略U字状となる。すなわ
ち、この転がり軸受においては、高温下においてラジア
ル隙間が増大しても、各第2円弧の断面端部が転動体の
転動面に接触することにより、内輪に対する外輪の傾斜
角度を一定以下に規制できることになる。従って、この
ような転がり軸受においては、従来に比較して、高温下
における軸線傾斜を抑制できるとともに、低温下におけ
る潤滑不足を解消でき、これにより前述した目的を達成
できる。
【0013】なお、本発明は、各第2円弧面に対して凹
凸が生じないように連続する第3円弧を有していてもよ
い。このような転がり軸受においては、第3円弧の曲率
半径が転動体における転動面の曲率半径に等しければ、
高温下においてラジアル隙間が増大して外輪の軸線およ
び内輪の軸線が傾斜した状態でも潤滑不足が生じないこ
とになる。
凸が生じないように連続する第3円弧を有していてもよ
い。このような転がり軸受においては、第3円弧の曲率
半径が転動体における転動面の曲率半径に等しければ、
高温下においてラジアル隙間が増大して外輪の軸線およ
び内輪の軸線が傾斜した状態でも潤滑不足が生じないこ
とになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を、
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する
各実施形態において、既に図4および図5において説明
した部材等については、図中相当符号を付すことによ
り、説明を簡単化あるいは省略する。
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する
各実施形態において、既に図4および図5において説明
した部材等については、図中相当符号を付すことによ
り、説明を簡単化あるいは省略する。
【0015】図1(A)に示すように、本発明に係る第
1実施形態の転がり軸受10は、外輪11の外輪軌道面11A
と、内輪12の内輪軌道面12Aとの間に球状の転動体13が
配置されている。そして、図1(B)に示すように、内
輪軌道面12Aの断面形状は、中心部の第1円弧14と、第
1円弧14を挟んで凹凸が生じないように滑らかに連続す
る一対の第2円弧15,15と、各第2円弧15,15に対して
凹凸が生じないように滑らかに連続する一対の第3円弧
15,15とを有している。
1実施形態の転がり軸受10は、外輪11の外輪軌道面11A
と、内輪12の内輪軌道面12Aとの間に球状の転動体13が
配置されている。そして、図1(B)に示すように、内
輪軌道面12Aの断面形状は、中心部の第1円弧14と、第
1円弧14を挟んで凹凸が生じないように滑らかに連続す
る一対の第2円弧15,15と、各第2円弧15,15に対して
凹凸が生じないように滑らかに連続する一対の第3円弧
15,15とを有している。
【0016】第1円弧14の曲率半径R1は、転動体13に
おける曲率半径D/2以上に大きく設定されている。ま
た、各第2円弧15の曲率半径R2は、曲率半径R1より
も小さく設定されている。そして、各第3円弧15の曲率
半径R3は、曲率半径R1に等しく設定されている。
おける曲率半径D/2以上に大きく設定されている。ま
た、各第2円弧15の曲率半径R2は、曲率半径R1より
も小さく設定されている。そして、各第3円弧15の曲率
半径R3は、曲率半径R1に等しく設定されている。
【0017】すなわち、内輪軌道面12Aの断面形状は、 R1=R3>R2≧D/2 とされている。従って、内輪軌道面12Aの断面形状は、
一定の曲率半径を有する円弧である場合に比較して、断
面端部が転動体13に接近するように断面開口が若干閉じ
た断面略U字状とされている。
一定の曲率半径を有する円弧である場合に比較して、断
面端部が転動体13に接近するように断面開口が若干閉じ
た断面略U字状とされている。
【0018】このような第1実施形態によれば、内輪軌
道面12Aを構成する第1円弧14の曲率半径R1が転動体
13における転動面の曲率半径D/2よりも大きく設定さ
れているため、低温下においても内輪軌道面12Aおよび
転動体13にグリースを確実に引き込み可能となり、これ
により潤滑不良が生じない。また、この第1実施形態に
よれば、各第2円弧15により内輪軌道面12Aの断面開口
が若干閉じ気味の略U字状であるため、高温下において
ラジアル隙間が増大しても、内輪12に対する内輪11の傾
斜角度を一定以下に規制できる。すなわち、第1実施形
態の転がり軸受10によれば、内輪軌道面12Aの断面形状
が一定の曲率半径を有する円弧である場合に比較して、
高温下における軸線傾斜を抑制できるとともに、低温下
における潤滑不足を解消できる。
道面12Aを構成する第1円弧14の曲率半径R1が転動体
13における転動面の曲率半径D/2よりも大きく設定さ
れているため、低温下においても内輪軌道面12Aおよび
転動体13にグリースを確実に引き込み可能となり、これ
により潤滑不良が生じない。また、この第1実施形態に
よれば、各第2円弧15により内輪軌道面12Aの断面開口
が若干閉じ気味の略U字状であるため、高温下において
ラジアル隙間が増大しても、内輪12に対する内輪11の傾
斜角度を一定以下に規制できる。すなわち、第1実施形
態の転がり軸受10によれば、内輪軌道面12Aの断面形状
が一定の曲率半径を有する円弧である場合に比較して、
高温下における軸線傾斜を抑制できるとともに、低温下
における潤滑不足を解消できる。
【0019】また、第1実施形態の転がり軸受10は、内
輪軌道面12Aが第3円弧16を有し、これらの第3円弧16
の曲率半径R3が第1円弧14の曲率半径R1に等しく、
換言すれば各第3円弧16の曲率半径R3が転動面の曲率
半径D/2よりも大きく設定されているため、内輪12に
対して外輪11が傾斜した状態でも内輪軌道面12Aと転動
体13との間にグリースを確実に引き込み可能となる。す
なわち、第1実施形態の転がり軸受10によれば、内輪12
に対して外輪11が傾斜した状態でも潤滑不良が生じず、
常に安定した性能を発揮できる。
輪軌道面12Aが第3円弧16を有し、これらの第3円弧16
の曲率半径R3が第1円弧14の曲率半径R1に等しく、
換言すれば各第3円弧16の曲率半径R3が転動面の曲率
半径D/2よりも大きく設定されているため、内輪12に
対して外輪11が傾斜した状態でも内輪軌道面12Aと転動
体13との間にグリースを確実に引き込み可能となる。す
なわち、第1実施形態の転がり軸受10によれば、内輪12
に対して外輪11が傾斜した状態でも潤滑不良が生じず、
常に安定した性能を発揮できる。
【0020】次に、図2(A)に示す第2実施形態の転
がり軸受20は、前述した第1実施形態と同様に、内輪軌
道面22Aの断面形状が中心部の第1円弧24と、第1円弧
24を挟んで凹凸が生じないように滑らかに連続する一対
の第2円弧25,25と、各第2円弧25に滑らかに連続する
第3円弧26,26とを有している。
がり軸受20は、前述した第1実施形態と同様に、内輪軌
道面22Aの断面形状が中心部の第1円弧24と、第1円弧
24を挟んで凹凸が生じないように滑らかに連続する一対
の第2円弧25,25と、各第2円弧25に滑らかに連続する
第3円弧26,26とを有している。
【0021】この転がり軸受20において、転動体23の曲
率半径D/2に対する第1円弧24の曲率半径R1,各第
2円弧25の曲率半径R2および各第3円弧26の曲率半径
R3は、 R1>R3>R2≧D/2 とされている。すなわち、この転がり軸受20において、
内輪軌道面22Aの断面形状は、前述した第1実施形態に
比較して、さらに断面形状が閉じた断面略U字状となっ
ている。
率半径D/2に対する第1円弧24の曲率半径R1,各第
2円弧25の曲率半径R2および各第3円弧26の曲率半径
R3は、 R1>R3>R2≧D/2 とされている。すなわち、この転がり軸受20において、
内輪軌道面22Aの断面形状は、前述した第1実施形態に
比較して、さらに断面形状が閉じた断面略U字状となっ
ている。
【0022】このような第2実施形態によれば、基本的
に前述した第1実施形態と同様に構成されているため、
高温下における軸線傾斜を抑制できるとともに、低温下
における潤滑不足を解消できる。そして、この第2実施
形態によれば、内輪軌道面22Aの断面形状が、前述した
第1実施形態に比較して、さらに閉じた断面略U字状と
なっているため、内輪22に対する外輪21の許容傾斜角度
を小さくできる。
に前述した第1実施形態と同様に構成されているため、
高温下における軸線傾斜を抑制できるとともに、低温下
における潤滑不足を解消できる。そして、この第2実施
形態によれば、内輪軌道面22Aの断面形状が、前述した
第1実施形態に比較して、さらに閉じた断面略U字状と
なっているため、内輪22に対する外輪21の許容傾斜角度
を小さくできる。
【0023】なお、本発明において第3円弧は必須では
なく、図3に示す転がり軸受30も本発明に含まれるもの
である。すなわち、図3に示す転がり軸受30は、内輪軌
道面32Aの断面形状が中心部の第1円弧34と、第1円弧
34を挟む一対の第2円弧35,35とにより構成されてい
る。このような転がり軸受30においても、内輪軌道面の
断面形状が一定の曲率半径を有する円弧である場合(図
3中一点鎖線参照)に比較して、内輪軌道面32Aの断面
端部が転動体33に接近するように断面開口が若干閉じた
断面略U字状とされているため、高温下における軸線傾
斜を抑制できるとともに、低温下における潤滑不足を解
消できる。
なく、図3に示す転がり軸受30も本発明に含まれるもの
である。すなわち、図3に示す転がり軸受30は、内輪軌
道面32Aの断面形状が中心部の第1円弧34と、第1円弧
34を挟む一対の第2円弧35,35とにより構成されてい
る。このような転がり軸受30においても、内輪軌道面の
断面形状が一定の曲率半径を有する円弧である場合(図
3中一点鎖線参照)に比較して、内輪軌道面32Aの断面
端部が転動体33に接近するように断面開口が若干閉じた
断面略U字状とされているため、高温下における軸線傾
斜を抑制できるとともに、低温下における潤滑不足を解
消できる。
【0024】その他、本発明は、前述した各実施形態に
限定されるものではなく、例えば各実施形態において例
示した外輪軌道面,内輪軌道面,転動体等の材質,形
状,形態,数,配置等は、本発明を達成できるものであ
れば任意であり、限定されない。また、本発明の転がり
軸受は、例えば自動車等の冷却装置のフアンカップリン
グ装置用に限定されず、その他の流体継ぎ手等で使用す
る転がり軸受にも適用可能である。
限定されるものではなく、例えば各実施形態において例
示した外輪軌道面,内輪軌道面,転動体等の材質,形
状,形態,数,配置等は、本発明を達成できるものであ
れば任意であり、限定されない。また、本発明の転がり
軸受は、例えば自動車等の冷却装置のフアンカップリン
グ装置用に限定されず、その他の流体継ぎ手等で使用す
る転がり軸受にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、軌道面を構成する第1円弧の曲率半径が転動体にお
ける転動面の曲率半径よりも大きく設定されているた
め、低温下においても転動体および軌道面間にグリース
を確実に引き込み可能となり、これにより潤滑不良が生
じず、軌道面を構成する第2円弧の曲率半径が第1円弧
の曲率半径よりも小さく設定されているため、軌道面の
断面開口が若干閉じ気味の略U字状となり、内輪に対す
る外輪の傾斜角度を一定以下に規制できる。
ば、軌道面を構成する第1円弧の曲率半径が転動体にお
ける転動面の曲率半径よりも大きく設定されているた
め、低温下においても転動体および軌道面間にグリース
を確実に引き込み可能となり、これにより潤滑不良が生
じず、軌道面を構成する第2円弧の曲率半径が第1円弧
の曲率半径よりも小さく設定されているため、軌道面の
断面開口が若干閉じ気味の略U字状となり、内輪に対す
る外輪の傾斜角度を一定以下に規制できる。
【図1】本発明に係る第1実施形態を示す要部断面図お
よび模式図である。
よび模式図である。
【図2】本発明に係る第2実施形態を示す要部断面図お
よび模式図である。
よび模式図である。
【図3】本発明の変形例を示す要部断面図である。
【図4】フアンカップリング装置の断面図である。
【図5】従来の転がり軸受の断面図である。
10,20,30 転がり軸受 11, 21,31 外輪 12,22,32 内輪 13,23,33 転動体 14,24,34 第1円弧 15,25,35 第2円弧
Claims (1)
- 【請求項1】 外輪軌道面および内輪軌道面間に転動体
が配置された転がり軸受であって、 前記外輪軌道面および内輪軌道面のうちの一方の断面形
状が第1円弧と、前記第1円弧を挟むとともに凹凸が生
じないように連続する一対の第2円弧とを有し、 前記第1円弧の曲率半径が前記転動体における転動面の
曲率半径よりも大きく設定されているとともに、前記第
2円弧の曲率半径が前記第1円弧の曲率半径よりも小さ
く設定されていることを特徴とする転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11099145A JP2000291665A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11099145A JP2000291665A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291665A true JP2000291665A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14239542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11099145A Pending JP2000291665A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000291665A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004051101A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | ウォーム支持装置およびこれを備えるパワーアシストユニット |
| JP2012202524A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
| JP2014059030A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Jtekt Corp | 転がり軸受 |
| WO2015175603A1 (en) * | 2014-05-15 | 2015-11-19 | The Timken Company | Bearing and method of forming a bearing |
| CN106640947A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-10 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 一种角接触球轴承及其设计方法 |
| EP3165781A4 (en) * | 2014-07-03 | 2017-08-02 | NSK Ltd. | Linear motion guide device |
| CN108397477A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-08-14 | 瓦房店爱国轴承研究院有限公司 | 三弧面滚道深沟球轴承 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP11099145A patent/JP2000291665A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004051101A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | ウォーム支持装置およびこれを備えるパワーアシストユニット |
| US7568550B2 (en) | 2002-12-05 | 2009-08-04 | Jtekt Corporation | Worm support device and power assist unit having the same |
| JP2012202524A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
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| JP2017519958A (ja) * | 2014-05-15 | 2017-07-20 | ザ・ティムケン・カンパニーThe Timken Company | 軸受および軸受を形成する方法 |
| US10060479B2 (en) | 2014-05-15 | 2018-08-28 | The Timken Company | Bearing and method of forming a bearing |
| EP3165781A4 (en) * | 2014-07-03 | 2017-08-02 | NSK Ltd. | Linear motion guide device |
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| CN108397477B (zh) * | 2018-04-24 | 2023-11-14 | 瓦房店爱国轴承研究院有限公司 | 三弧面滚道深沟球轴承 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |