JP2000291843A - 可撓性ホースおよびその製造方法 - Google Patents

可撓性ホースおよびその製造方法

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JP2000291843A
JP2000291843A JP11140549A JP14054999A JP2000291843A JP 2000291843 A JP2000291843 A JP 2000291843A JP 11140549 A JP11140549 A JP 11140549A JP 14054999 A JP14054999 A JP 14054999A JP 2000291843 A JP2000291843 A JP 2000291843A
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inner tube
reinforcing member
flexible hose
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resin material
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JP11140549A
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English (en)
Inventor
Yosuke Sato
陽介 佐藤
Yasushi Sagiya
康 鷺谷
Katsuya Ikeda
克哉 池田
Akihiko Takagi
明彦 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Junkosha Co Ltd
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Junkosha Co Ltd
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない構成部材で形成することができると共
に、製造プロセスが容易で、しかも、充分な耐圧、機械
強度を有して、キンクすることなく、良好な可撓性を有
する可撓性ホースおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】媒体を流通させる流路が形成された樹脂材
料からなるインナーチューブを有し、このインナーチュ
ーブの管壁層内に空隙部がインナーチューブの長手方向
に螺旋状に形成され、この空隙部には、補強部材が遊嵌
状に配設されてなる可撓性ホースであり、インナーチュ
ーブの内側部を形成する工程と、この内側部が溶融状態
の間に、その外周面上にコイル状の補強部材を巻装する
工程と、前記インナーチューブの内側部内に気体を送出
してを膨出させ補強部材と接触させる工程と、補強部材
の外側にさらに樹脂材料を押し出してインナーチューブ
の外側部を形成すると共に、その際、補強部材の周囲に
空隙部が形成されるように樹脂材料を押出、形成する工
程とを備える可撓性ホースの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種装置の配管材
として利用されるホースに係わり、特に、優れた可撓性
を有する可撓性ホースおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、稼働中のコンピュータか
ら発生する熱を除去して、コンピュータを冷却するため
に用いられるような冷却用ホースには、耐熱性および機
械的強度等を考慮して、図5に示すように、耐熱性樹脂
からなるインナーチューブ2の管壁層内に螺旋状にステ
ンレス線のような金属線からなる補強部材3を埋設し、
この補強部材3を埋設したインナーチューブ2の外周に
ブレード5を被覆し、さらにこのブレード5の外周に外
被6を設けた冷却用ホース1が使用されている。このよ
うな冷却用ホース1を用いて、例えば、コンピュータが
配置されている狭い空間内において、配管作業を行うた
めに冷却用ホース1を曲げる場合、冷却用ホースの形状
はある程度まで維持されるものの、補強部材が管壁層内
に埋設されたこのような冷却用ホースは、充分な可撓性
を有しているものではなく、曲げ半径がさらに小さくな
るとキンクが発生し、冷却用ホース1の耐久性に問題が
生じると共に、ホース内を流通する流体流量の確保に支
障をきたす場合があるという問題を生じる。
【0003】また、可撓性を有するホースとして、実開
平3−93673号に開示された可撓性ホースが提案さ
れている。しかし、この可撓性ホースは、インナーチュ
ーブ本体の外周に線状の補強部材を螺旋状に融着一体化
し、さらにこの補強部材の外側にアウターチューブを融
着一体化し、これらインナーチューブ本体、アウターチ
ューブおよび補強部材によって形成される螺旋状の空間
部に延伸モノフィラメントを螺旋状に収容した構成のも
のであるために、構成部材が多くなり、それに伴って、
融着一体化しているものの、インナーチューブ本体、ア
ウターチューブおよび補強部材との間で剥離が発生する
おそれがあると共に、製造プロセスが多くなるという問
題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記の問題を解決するためになされたもので、その目的
は、少ない構成部材で形成することができると共に、製
造プロセスが容易で、しかも、充分な耐圧、機械強度を
有して、キンクすることなく、良好な可撓性を有する可
撓性ホースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、本
発明に係わる可撓性ホースおよびその製造方法によって
達成される。すなわち、要約すれば、本発明は、媒体を
流通させる流路が形成された樹脂材料からなるインナー
チューブを有し、このインナーチューブの管壁層内に空
隙部がインナーチューブの長手方向に螺旋状に形成さ
れ、この空隙部には、補強部材が遊嵌状に配設されてな
る可撓性ホースであり、また本発明は、樹脂材料をチュ
ーブ状に押し出してインナーチューブの内側部を形成す
る工程と、このインナーチューブの内側部が溶融状態の
間に、その外周面上にコイル状の補強部材を巻装する工
程と、前記インナーチューブの内側部内に気体を送出し
て前記インナーチューブを膨出させ前記補強部材と接触
させる工程と、前記溶融状態のインナーチューブの内側
部とその外周面に接触して巻装された補強部材の外側
に、さらに樹脂材料を押し出してインナーチューブの外
側部を形成すると共に、その際、補強部材の周囲に空隙
部が形成されるように樹脂材料を押出、形成する工程と
を備える可撓性ホースの製造方法である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を、その一実施例について添付
図面を参照しつつ説明する。図1には、本発明による可
撓性ホース10の一実施例が示されている。この可撓性
ホース10は、液体、気体のような流体あるいは粉体等
の媒体を流通させる流路が形成された合成樹脂製のイン
ナーチューブ20を有し、インナーチューブ20の管壁
層内22には、断面ほぼ卵型形状をした空隙部24がイ
ンナーチューブ20の長手方向に螺旋状に形成されてい
る。この空隙部24内には、例えば硬質ポリ塩化ビニル
線、ステンレス線あるいは鋼線等の補強部材30が遊嵌
状に配置されており、したがって補強部材30は、イン
ナーチューブ20の長手方向において、その空隙部24
内に螺旋状に、遊嵌状に配設されている。
【0007】このインナーチューブ20の外周には、例
えばポリエステル繊維、アラミド繊維あるいはステンレ
ス線等からなるブレード25が被覆され、さらにこのブ
レード25の外周には、例えばポリウレタン、ポリ塩化
ビニル、ポリオレフィンあるいは熱可塑性エラストマー
等からなる外被26が設けられている。なお、インナー
チューブ20の管壁層内22に形成される空隙部24の
大きさ、そのピッチ間隔ならびにその内部に配置される
補強部材30の線径は、可撓性ホース10の所望する耐
圧、機械強度および可撓性に応じて適宜設定することが
できる。
【0008】なお、上記した合成樹脂製のインナーチュ
ーブ20の材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル系、
ポリオレフィン系、ポリスチレン系、ポリウレタン系、
ポリアミド系、ポリフルオロカーボン系等の熱可塑性エ
ラストマーを用いることができる。さらに、ポリオレフ
ィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、フッ
素樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
【0009】このようになる上記可撓性ホースの作用に
ついて、以下に述べると、例えば、このような可撓性ホ
ース10を、コンピユータが配置されている狭い空間内
において配管作業を行うために曲げると、そのホース1
0の曲げに応じて、インナーチューブ20に形成された
空隙部24が、空隙ゆえに容易に変形すると共に、補強
部材30が空隙部24内で、できるだけ曲げの力を受け
るのを避けるように移動し、しかもその移動位置にてホ
ースの形状を維持するように作用する。
【0010】その結果、本発明による可撓性ホースで
は、空隙部24の変形と共に補強部材30の空隙部24
内での移動により、キンクを生じることなく、補強部材
30の曲げの力に抗する抵抗力を緩和することができ、
従来のインナーチューブにおける充実の管壁層に補強部
材を埋設した場合に比較して、インナーチューブ20の
有する可撓性を、充分に発揮させることができ、しかも
補強部材30が移動位置にて可撓性ホース10の耐圧、
機械強度を維持する機能も発揮させることができる。
【0011】さらに、本発明による可撓性ホース10で
は、インナーチューブ20の管壁層22内に空隙部24
を設けているので、従来のようにインナーチューブ本
体、アウターチューブおよび補強部材とで空隙部を形成
している場合に比べて、インナーチューブ本体、アウタ
ーチューブおよび補強部材との間で発生する剥離の問題
も招くことがない。
【0012】次ぎに、上記した可撓性ホースの製造方法
の一実施例を、図2乃至図4を参照しつつ述べる。ま
ず、図2を参照すると、本発明による可撓性ホースを製
造する装置の要部が示されており、この装置の要部構成
を参照して本発明の可撓性ホースの製造方法を述べる
と、第1の押出機40から第1の樹脂材料(例えば、ス
チレン系エラストマーのラバロン:シェル社製)をチュ
ーブ状に押し出してインナーチューブ20の内側部20
aを形成する。次いで、この内側部20aは、溶融状態
で、コイル巻き機42を通過する。このコイル巻き機4
2を内側部20aが通過する際に、コイル巻き機42は
内側部20aの外周面上にコイル状の補強部材30を巻
装する。その際、インナーチューブ20の内側部20a
内には押出機40に接続されたブロワー43から空気の
如き気体が送出されて、内側部20aは膨出し、このイ
ンナーチューブ20の内側部20aとその外周面に巻装
された補強部材30とがゆるく接する(図3参照)。
【0013】まだ溶融状態のインナーチューブ20の内
側部20aとその外周面にゆるく接して巻装された補強
部材30の外側に、さらに第2の押出機44から第2の
樹脂材料(例えば、第1の樹脂材料と同一材料であるラ
バロン)を押し出して、インナーチューブ20の外側部
20bを押出被覆して形成するが、その際、補強部材3
0の周囲に、空隙部が形成されるように樹脂材料を押出
被覆する。この空隙部の形成は、加圧型被覆用ダイ内の
圧力の下で行われる。すなわち、所定の圧力の下で押出
機44からの外側部20bの樹脂材料を押出すときに、
ダイランドあるいはダイの内側とマンドレルの先端との
間隔を、補強部材をインナーチューブに埋設し充実の管
壁層とする従来の場合におけるダイランドの設定値ある
いはダイの内側とマンドレルの先端との間隔の設定値よ
りも短くする。その結果、マンドレル先端から出てくる
補強部材30が外周面にゆるく接して巻装されているイ
ンナーチューブ内側部20aへの、外側部20bの圧力
が低下する。従って、このような圧力の低下により、外
側部20bの溶融樹脂は補強部材30の外周面を取り囲
み埋設させるまでには流動せず、補強部材30の巻装間
において、外側部20bと溶融状態の内側部20aが融
着し、空隙部24を形成する(図4参照)。
【0014】このように上述した空隙部24を形成する
ようにして、まだ溶融状態の内側部20aとその外周面
にゆるく接して巻装された補強部材30の外側に押出機
44から樹脂材料を押し出して外側部20bを被覆、形
成する際、インナーチューブ20の内側部20aと外側
部20bとは融着一体化し、上述のインナーチューブ2
0が得られる。このインナーチューブ20は、冷却槽4
5に送出されて冷却され、その結果、インナーチューブ
20の内側部20aと外側部20bとの間の、空隙部2
4が形成、固化され、その空隙部24内に補強部材30
が遊嵌状に配設されたインナーチューブ20が形成され
る。
【0015】このインナーチューブ20は、次いで、ブ
レーダ47に送出されて、その外周にブレード25が被
覆、形成され、さらに外被用押出機48にて、その外側
に外被26が形成され、可撓性ホース10が得られる。
【0016】このようになる上記の本発明の可撓性ホー
スの製造方法によれば、可撓性ホース10を、簡単かつ
容易な製造プロセスで、しかも少ない構成部材で形成す
ることができる。さらにこのようにしてなる可撓性ホー
ス10は、キンクを生じることなく、そのインナーチュ
ーブ20が有する可撓性を、充分に発揮させることがで
き、しかも良好な耐圧、機械強度も維持することができ
る。さらに、本発明による可撓性ホース10では、イン
ナーチューブ20の管壁層22内に空隙部24を設けて
いるので、従来のようにインナーチューブ本体、アウタ
ーチューブおよび補強部材とで空隙部を形成している場
合に比べて、インナーチューブ本体、アウターチューブ
および補強部材との間で発生する剥離の問題も招くこと
がない。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の可撓
性ホースによれば、インナーチューブの管壁層内に、断
面ほぼ卵型形状をした空隙部をインナーチューブの長手
方向に螺旋状に形成し、この空隙部内に補強部材を遊嵌
状に配設しているので、インナーチューブの有する可撓
性を、キンクを生じることなく、充分に発揮させること
ができ、しかも補強部材が可撓性ホースの耐圧、機械強
度を維持する機能も発揮させることができる。さらに、
本発明による可撓性ホースでは、インナーチューブの管
壁層内に空隙部を設けているので、従来のように層間の
剥離を招くことがないという効果を奏する。また、本発
明の可撓性ホースの製造方法によれば、簡単かつ容易な
製造プロセスで、しかも少ない構成部材で可撓性ホース
を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可撓性ホースの一実施例の破断断
面図である。
【図2】本発明による可撓性ホースを製造する装置の要
部を示す概略説明図である。
【図3】本発明による可撓性ホースのインナーチューブ
を製造する際の一部を示す部分断面図である。
【図4】本発明による可撓性ホースのインナーチューブ
を製造する際の一部を示す部分断面図である。
【図5】従来の可撓性ホースの破断断面図である。
【符号の説明】
10・・・可撓性ホース 20・・・イ
ンナーチューブ 22・・・管壁層 24・・・空
隙部 30・・・補強部材 20a・・・
内側部 20b・・・外側部 43・・・ブ
ロワー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 克哉 東京都世田谷区宮坂2丁目25番25号 株式 会社潤工社内 (72)発明者 高木 明彦 静岡県沼津市小諏訪630番地 ニッポンケ ミカル株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 CB04 CC02 CC07 CC22 DA20 DB01 DB09 DB19 EA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体を流通させる流路が形成された樹脂材
    料からなるインナーチューブを有し、このインナーチュ
    ーブの管壁層内に空隙部がインナーチューブの長手方向
    に螺旋状に形成され、この空隙部には、補強部材が遊嵌
    状に配設されてなる可撓性ホース。
  2. 【請求項2】樹脂材料をチューブ状に押し出してインナ
    ーチューブの内側部を形成する工程と、このインナーチ
    ューブの内側部が溶融状態の間に、その外周面上にコイ
    ル状の補強部材を巻装する工程と、前記インナーチュー
    ブの内側部内に気体を送出して前記インナーチューブを
    膨出させ前記補強部材と接触させる工程と、前記溶融状
    態のインナーチューブの内側部とその外周面に接触して
    巻装された補強部材の外側に、さらに樹脂材料を押し出
    してインナーチューブの外側部を形成すると共に、その
    際、補強部材の周囲に空隙部が形成されるように樹脂材
    料を押出、形成する工程とを備える可撓性ホースの製造
    方法。
JP11140549A 1999-04-12 1999-04-12 可撓性ホースおよびその製造方法 Pending JP2000291843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124726A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Bridgestone Corp 樹脂ホース、およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013124726A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Bridgestone Corp 樹脂ホース、およびその製造方法

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