JP2000292649A - 光コネクタ用フェルール及びその端部加工方法 - Google Patents
光コネクタ用フェルール及びその端部加工方法Info
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- JP2000292649A JP2000292649A JP11098609A JP9860999A JP2000292649A JP 2000292649 A JP2000292649 A JP 2000292649A JP 11098609 A JP11098609 A JP 11098609A JP 9860999 A JP9860999 A JP 9860999A JP 2000292649 A JP2000292649 A JP 2000292649A
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- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3863—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using polishing techniques
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- Optics & Photonics (AREA)
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャピラリー部先端面のPC研磨面積を少な
くすることにより、研磨性及び加工精度を高めた光コネ
クタ用フェルールの端部加工方法を提供し、もって低い
研磨コストで高品質の光コネクタ用フェルールを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバを装着する細孔3,5が形成
された光コネクタ用フェルール1のキャピラリー部2の
接続側端面を球面状(又は平面状)に研削して凸球面部
7(又は平面部)を形成し、次いで細孔周囲所定面積を
残してその外周部をテーパ状に研削して傾斜部8を形成
し、その後、上記細孔に光ファイバを装着した状態で上
記凸球面部(又は平面部)を仕上げ研磨する。これによ
って、キャピラリー部の接続側端面に、上記細孔を中心
部とした凸球面部が形成されていると共に、該凸球面部
の周囲にテーパ状の傾斜部が形成され、上記凸球面部の
細孔周囲の径が0.15〜0.80mmの光コネクタ用
フェルールが得られる。
くすることにより、研磨性及び加工精度を高めた光コネ
クタ用フェルールの端部加工方法を提供し、もって低い
研磨コストで高品質の光コネクタ用フェルールを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバを装着する細孔3,5が形成
された光コネクタ用フェルール1のキャピラリー部2の
接続側端面を球面状(又は平面状)に研削して凸球面部
7(又は平面部)を形成し、次いで細孔周囲所定面積を
残してその外周部をテーパ状に研削して傾斜部8を形成
し、その後、上記細孔に光ファイバを装着した状態で上
記凸球面部(又は平面部)を仕上げ研磨する。これによ
って、キャピラリー部の接続側端面に、上記細孔を中心
部とした凸球面部が形成されていると共に、該凸球面部
の周囲にテーパ状の傾斜部が形成され、上記凸球面部の
細孔周囲の径が0.15〜0.80mmの光コネクタ用
フェルールが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野で用い
られる、光ファイバ同士又は光ファイバと光回路部品と
を接続するために用いられる光コネクタ用フェルール及
びその端部加工方法に関する。
られる、光ファイバ同士又は光ファイバと光回路部品と
を接続するために用いられる光コネクタ用フェルール及
びその端部加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシングルモード光コネクタにおけ
るフェルール同士の突き合わせ状態は、図8に示すとお
りである。フェルール1は、光ファイバ10(もしくは
光ファイバ素線)を挿入するための小径の細孔3が中心
軸線に沿って形成されたキャピラリー部2と、中心軸線
に沿って光ファイバ心線11(光ファイバの外周に外被
が被着されたもの)挿通用の大径の細孔5が形成された
フランジ部4とからなり、小径の細孔3と大径の細孔5
はテーパ径部6を介して接続されている。光ファイバ1
0及び光ファイバ心線11の先端部は、接着剤によりフ
ェルール1の細孔3,5内に固着される。
るフェルール同士の突き合わせ状態は、図8に示すとお
りである。フェルール1は、光ファイバ10(もしくは
光ファイバ素線)を挿入するための小径の細孔3が中心
軸線に沿って形成されたキャピラリー部2と、中心軸線
に沿って光ファイバ心線11(光ファイバの外周に外被
が被着されたもの)挿通用の大径の細孔5が形成された
フランジ部4とからなり、小径の細孔3と大径の細孔5
はテーパ径部6を介して接続されている。光ファイバ1
0及び光ファイバ心線11の先端部は、接着剤によりフ
ェルール1の細孔3,5内に固着される。
【0003】一対の光ファイバ10,10の接続は、そ
れらが挿入・接合された各フェルール1,1をスリーブ
9の両端から挿入し、フェルール1,1同士の端部を突
き合わせることにより行なわれ、これによって光ファイ
バ10,10の軸線が整列した状態で先端面が突き合わ
せ接続される。フェルール1としては、図8に示すよう
なキャピラリー部2とフランジ部4が別体型のものの他
に、一体型のものもある。なお、キャピラリー部2の先
端部は、突き合わされる光ファイバ間の間隙を零にして
接続損失を小さくするために、一般に図8に示すような
ドーム状、すなわち凸球面状に研磨加工されている。ま
た、反射損失を低減するために、キャピラリー部の先端
面が光ファイバの軸心に対して所定角度で傾斜した傾斜
面型フェルールのキャピラリー先端部を球面状に研磨加
工することも知られている(特開平7−124855
号)。
れらが挿入・接合された各フェルール1,1をスリーブ
9の両端から挿入し、フェルール1,1同士の端部を突
き合わせることにより行なわれ、これによって光ファイ
バ10,10の軸線が整列した状態で先端面が突き合わ
せ接続される。フェルール1としては、図8に示すよう
なキャピラリー部2とフランジ部4が別体型のものの他
に、一体型のものもある。なお、キャピラリー部2の先
端部は、突き合わされる光ファイバ間の間隙を零にして
接続損失を小さくするために、一般に図8に示すような
ドーム状、すなわち凸球面状に研磨加工されている。ま
た、反射損失を低減するために、キャピラリー部の先端
面が光ファイバの軸心に対して所定角度で傾斜した傾斜
面型フェルールのキャピラリー先端部を球面状に研磨加
工することも知られている(特開平7−124855
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】凸球面加工前のフェル
ールは、フラットタイプ、予め凸球面状に研削したプリ
ドームタイプの2種類があるが、いずれの場合も、PC
コンタクト面(ファイバ近傍φ0.25mm)よりもか
なり広い面積を研磨していた。そのため、研磨コストが
高くなるという問題がある。また、フラット面を凸球面
加工する場合、形状が異なるため研磨後の加工精度に問
題があり(頂点ずれ等)、再研磨を行なう必要がある。
そこで、プリドームタイプのフェルールが用いられてい
るが、前記のように仕上げ研磨面が広いため、研磨時間
が長く、研磨コストが高くなるという問題がある。
ールは、フラットタイプ、予め凸球面状に研削したプリ
ドームタイプの2種類があるが、いずれの場合も、PC
コンタクト面(ファイバ近傍φ0.25mm)よりもか
なり広い面積を研磨していた。そのため、研磨コストが
高くなるという問題がある。また、フラット面を凸球面
加工する場合、形状が異なるため研磨後の加工精度に問
題があり(頂点ずれ等)、再研磨を行なう必要がある。
そこで、プリドームタイプのフェルールが用いられてい
るが、前記のように仕上げ研磨面が広いため、研磨時間
が長く、研磨コストが高くなるという問題がある。
【0005】さらに、ジルコニア等のセラミックス製の
光コネクタ用フェルールには、φ2.5mmやφ1.5
mm、φ2.0mm等のサイズのものが使用されている
が、凸球面研磨する面積が異なるため、研磨条件も数通
り準備し、また研磨機も兼用することができないため数
種必要となり、コストアップの要因となっている。
光コネクタ用フェルールには、φ2.5mmやφ1.5
mm、φ2.0mm等のサイズのものが使用されている
が、凸球面研磨する面積が異なるため、研磨条件も数通
り準備し、また研磨機も兼用することができないため数
種必要となり、コストアップの要因となっている。
【0006】一方、特開平7−124855号には、傾
斜面型フェルールの加工方法が記載されており、この方
法は、まず先端部をテーパ加工した後、先端に所定の傾
斜角の傾斜面を形成し、次いでこの傾斜面を球面状に研
磨するものである。この方法によれば、研磨の面積は少
なくなるが、平坦面から球面への仕上げ研磨となるた
め、研磨量が大きいと共に、球面頂部と光ファイバ中心
とを一致させることが難しいという問題がある。
斜面型フェルールの加工方法が記載されており、この方
法は、まず先端部をテーパ加工した後、先端に所定の傾
斜角の傾斜面を形成し、次いでこの傾斜面を球面状に研
磨するものである。この方法によれば、研磨の面積は少
なくなるが、平坦面から球面への仕上げ研磨となるた
め、研磨量が大きいと共に、球面頂部と光ファイバ中心
とを一致させることが難しいという問題がある。
【0007】本発明は、前記したような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的は、キャピラリー部先端面
のPC研磨面積を少なくすることにより、研磨性及び加
工精度を高めた光コネクタ用フェルールの端部加工方法
を提供し、もって低い研磨コストで高品質の光コネクタ
用フェルールを提供することにある。さらに本発明の目
的は、種々のフェルールに使用できるように研磨面の統
一化を図ることができ、従って、種々のフェルールに対
して研磨条件の統一化や研磨機の兼用もしくは互換性を
達成でき、低コストでかつ高い加工精度で凸球面研磨を
行なうことができる光コネクタ用フェルールの端部加工
方法を提供することにある。
されたものであり、その目的は、キャピラリー部先端面
のPC研磨面積を少なくすることにより、研磨性及び加
工精度を高めた光コネクタ用フェルールの端部加工方法
を提供し、もって低い研磨コストで高品質の光コネクタ
用フェルールを提供することにある。さらに本発明の目
的は、種々のフェルールに使用できるように研磨面の統
一化を図ることができ、従って、種々のフェルールに対
して研磨条件の統一化や研磨機の兼用もしくは互換性を
達成でき、低コストでかつ高い加工精度で凸球面研磨を
行なうことができる光コネクタ用フェルールの端部加工
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の側面によれば、光ファイバを装着す
る細孔が形成された光コネクタ用フェルールのキャピラ
リー部の接続側端面に、上記細孔を中心部とした凸球面
部又は平面部が形成されていると共に、該凸球面部又は
平面部の周囲にテーパ状の傾斜部が形成され、上記凸球
面部又は平面部の細孔周囲の径が0.15〜0.80m
mであることを特徴とする光コネクタ用フェルールが提
供される。
に、本発明の第1の側面によれば、光ファイバを装着す
る細孔が形成された光コネクタ用フェルールのキャピラ
リー部の接続側端面に、上記細孔を中心部とした凸球面
部又は平面部が形成されていると共に、該凸球面部又は
平面部の周囲にテーパ状の傾斜部が形成され、上記凸球
面部又は平面部の細孔周囲の径が0.15〜0.80m
mであることを特徴とする光コネクタ用フェルールが提
供される。
【0009】本発明の第2の側面によれば、光ファイバ
を装着する細孔が形成された光コネクタ用フェルールの
キャピラリー部の接続側端面を球面状又は平面状に研削
して凸球面部又は平面部を形成し、次いで上記凸球面部
又は平面部の細孔周囲所定面積を残してその外周部をテ
ーパ状に研削して傾斜部を形成し、その後、上記細孔に
光ファイバを装着した状態で上記凸球面部又は平面部を
仕上げ研磨することを特徴とする光コネクタ用フェルー
ルの端部加工方法が提供される。
を装着する細孔が形成された光コネクタ用フェルールの
キャピラリー部の接続側端面を球面状又は平面状に研削
して凸球面部又は平面部を形成し、次いで上記凸球面部
又は平面部の細孔周囲所定面積を残してその外周部をテ
ーパ状に研削して傾斜部を形成し、その後、上記細孔に
光ファイバを装着した状態で上記凸球面部又は平面部を
仕上げ研磨することを特徴とする光コネクタ用フェルー
ルの端部加工方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】前記のように、本発明の光コネク
タ用フェルールの端部加工方法は、キャピラリー部の接
続側端面を球面状又は平面状に研削して凸球面部又は平
面部を形成し、次いで上記凸球面部又は平面部の細孔周
囲所定面積を残してその外周部をテーパ状に研削して傾
斜部を形成し、その後、上記細孔に光ファイバを装着し
た状態で上記凸球面部又は平面部を仕上げ研磨するもの
である。従って、仕上げ研磨を行なう面は、予め研削加
工によつて成形された凸球面部又は平面部であり、しか
もテーパ状に研削して形成した傾斜部以外の細孔周囲所
定面積のみ、すなわち細孔周囲の径0.15〜0.80
mmの僅かな面積のみであるため、研磨量が少なく、研
磨時間を短縮し、かつ研磨コストを低減でき、また、加
工精度が向上し、光ファイバ軸心と凸球面部の頂点又は
平面部の中心が殆どずれることはない。さらに、凸球面
部の場合には研削による凸球面部の曲率半径を一定とす
ることにより、研磨面を統一化できるので、種々のサイ
ズのフェルールの仕上げ研磨に単一の研磨機を兼用でき
るという利点が得られる。
タ用フェルールの端部加工方法は、キャピラリー部の接
続側端面を球面状又は平面状に研削して凸球面部又は平
面部を形成し、次いで上記凸球面部又は平面部の細孔周
囲所定面積を残してその外周部をテーパ状に研削して傾
斜部を形成し、その後、上記細孔に光ファイバを装着し
た状態で上記凸球面部又は平面部を仕上げ研磨するもの
である。従って、仕上げ研磨を行なう面は、予め研削加
工によつて成形された凸球面部又は平面部であり、しか
もテーパ状に研削して形成した傾斜部以外の細孔周囲所
定面積のみ、すなわち細孔周囲の径0.15〜0.80
mmの僅かな面積のみであるため、研磨量が少なく、研
磨時間を短縮し、かつ研磨コストを低減でき、また、加
工精度が向上し、光ファイバ軸心と凸球面部の頂点又は
平面部の中心が殆どずれることはない。さらに、凸球面
部の場合には研削による凸球面部の曲率半径を一定とす
ることにより、研磨面を統一化できるので、種々のサイ
ズのフェルールの仕上げ研磨に単一の研磨機を兼用でき
るという利点が得られる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ、
本発明についてさらに詳細に説明する。図1は、本発明
に係る光コネクタ用フェルールの一実施例を示してい
る。フェルール1は、光ファイバを挿入するための小径
の細孔3が中心軸線に沿って形成されたキャピラリー部
2と、中心軸線に沿って光ファイバ心線挿通用の大径の
細孔5が形成されたフランジ部4とからなり、小径の細
孔3と大径の細孔5はテーパ径部6を介して接続されて
いる。キャピラリー部2の先端面(接続側端面)には、
図2に拡大して示すように、細孔3を中心部とした凸球
面部7が形成されていると共に、該凸球面部7の周囲に
テーパ状の傾斜部8が形成されている。上記凸球面部7
の細孔3周囲の径Dは、0.15〜0.80mmの範囲
内に設定される。この径Dが0.15mm未満の場合、
仕上げ研磨の際に光ファイバの充分な支持が行なえなく
なり、またキャピラリー部2同士を突き合わせた時に平
坦に変形し難くなる。一方、径Dが0.80mmを超え
る場合、仕上げ研磨の量が多くかつ時間が長くなり、仕
上げ研磨が円滑に行なえなくなり、またファイバ軸心と
凸球面部の頂点とが一致し難くなる。
本発明についてさらに詳細に説明する。図1は、本発明
に係る光コネクタ用フェルールの一実施例を示してい
る。フェルール1は、光ファイバを挿入するための小径
の細孔3が中心軸線に沿って形成されたキャピラリー部
2と、中心軸線に沿って光ファイバ心線挿通用の大径の
細孔5が形成されたフランジ部4とからなり、小径の細
孔3と大径の細孔5はテーパ径部6を介して接続されて
いる。キャピラリー部2の先端面(接続側端面)には、
図2に拡大して示すように、細孔3を中心部とした凸球
面部7が形成されていると共に、該凸球面部7の周囲に
テーパ状の傾斜部8が形成されている。上記凸球面部7
の細孔3周囲の径Dは、0.15〜0.80mmの範囲
内に設定される。この径Dが0.15mm未満の場合、
仕上げ研磨の際に光ファイバの充分な支持が行なえなく
なり、またキャピラリー部2同士を突き合わせた時に平
坦に変形し難くなる。一方、径Dが0.80mmを超え
る場合、仕上げ研磨の量が多くかつ時間が長くなり、仕
上げ研磨が円滑に行なえなくなり、またファイバ軸心と
凸球面部の頂点とが一致し難くなる。
【0012】なお、図1に示すフェルール1は、キャピ
ラリー部2とフランジ部4が別体のものを嵌合、接着等
により一体的に接合したものであるが、キャピラリー部
2とフランジ部4を一体成形したものでもよく、一体成
形型のフェルールのキャピラリー部先端面に本発明の加
工方法を適用できることは言うまでもない。
ラリー部2とフランジ部4が別体のものを嵌合、接着等
により一体的に接合したものであるが、キャピラリー部
2とフランジ部4を一体成形したものでもよく、一体成
形型のフェルールのキャピラリー部先端面に本発明の加
工方法を適用できることは言うまでもない。
【0013】図3は、前記のようなキャピラリー部2先
端面の加工工程を示している。まず、図3(A)に示す
ような先端面が(a)平坦面又は(a')平坦面の縁部
が面取りされたような状態の射出成形後のキャピラリー
部2の先端面に、図3(B)に示すように球面研削を行
なって凸球面部7を形成する。その後、該凸球面部7の
外周部を研削してテーパ状の傾斜部8を形成した後、細
孔3に光ファイバ10を装着した状態で上記凸球面部7
を仕上げ研磨する。仕上げ研磨は従来と同様であり、例
えば酸化ケイ素(SiO2)、酸化セリウム(Ce
O2)、ダイヤモンド等の微粒子研磨材を含む研磨加工
液を用いて行なう。
端面の加工工程を示している。まず、図3(A)に示す
ような先端面が(a)平坦面又は(a')平坦面の縁部
が面取りされたような状態の射出成形後のキャピラリー
部2の先端面に、図3(B)に示すように球面研削を行
なって凸球面部7を形成する。その後、該凸球面部7の
外周部を研削してテーパ状の傾斜部8を形成した後、細
孔3に光ファイバ10を装着した状態で上記凸球面部7
を仕上げ研磨する。仕上げ研磨は従来と同様であり、例
えば酸化ケイ素(SiO2)、酸化セリウム(Ce
O2)、ダイヤモンド等の微粒子研磨材を含む研磨加工
液を用いて行なう。
【0014】前記図3(B)に示すような凸球面部7を
形成するための球面研削加工は、例えば図4に示すよう
に、カップ状の研削具20を用い、これを回転している
キャピラリー部2の先端面に押し当てながら行なうこと
により、効率的に研削加工できる。また、前記図3
(C)に示すような傾斜部8を形成するための外周部研
削加工は、例えば図5に示すように、ダイヤモンド砥石
等の研削具(グラインダー)21を用い、これを回転し
ているキャピラリー部2先端面の凸球面部7に押し当て
ながら行なうことにより、効率的に研削加工できる。
形成するための球面研削加工は、例えば図4に示すよう
に、カップ状の研削具20を用い、これを回転している
キャピラリー部2の先端面に押し当てながら行なうこと
により、効率的に研削加工できる。また、前記図3
(C)に示すような傾斜部8を形成するための外周部研
削加工は、例えば図5に示すように、ダイヤモンド砥石
等の研削具(グラインダー)21を用い、これを回転し
ているキャピラリー部2先端面の凸球面部7に押し当て
ながら行なうことにより、効率的に研削加工できる。
【0015】図6は、球面仕上げ研磨装置の一例を示し
ている。研磨装置22は、中空回転ドラム状の取付具2
3と、円盤状硬質プラスチックフィルムからなるポリシ
ャ24とからなり、該ポリシャ24はその外周部が押さ
えリング部材25により押さえられ、張った状態に取付
具23に取り付けられている。球面仕上げ研磨に際して
は、光ファイバ10が装着されたキャピラリー部2をホ
ルダ(図示せず)により保持し、図示しない駆動装置に
より回転角度180度で矢印で示すように往復回転させ
ながら、高速で回転している取付具23上部のポリシャ
24に所定の研磨荷重で押し付けて行なう。キャピラリ
ー部2先端面の凸球面部7がポリシャ24に押し付けら
れると、その接触点部分のポリシャ24は局所的に断面
円弧状に撓み変形する。この状態で研磨加工液をポリシ
ャ24上面に滴下しながらキャピラリー部2を往復回転
させることにより、ポリシャ24に当接しているキャピ
ラリー部2先端面の凸球面部が仕上げ研磨される。
ている。研磨装置22は、中空回転ドラム状の取付具2
3と、円盤状硬質プラスチックフィルムからなるポリシ
ャ24とからなり、該ポリシャ24はその外周部が押さ
えリング部材25により押さえられ、張った状態に取付
具23に取り付けられている。球面仕上げ研磨に際して
は、光ファイバ10が装着されたキャピラリー部2をホ
ルダ(図示せず)により保持し、図示しない駆動装置に
より回転角度180度で矢印で示すように往復回転させ
ながら、高速で回転している取付具23上部のポリシャ
24に所定の研磨荷重で押し付けて行なう。キャピラリ
ー部2先端面の凸球面部7がポリシャ24に押し付けら
れると、その接触点部分のポリシャ24は局所的に断面
円弧状に撓み変形する。この状態で研磨加工液をポリシ
ャ24上面に滴下しながらキャピラリー部2を往復回転
させることにより、ポリシャ24に当接しているキャピ
ラリー部2先端面の凸球面部が仕上げ研磨される。
【0016】図7は、本発明を傾斜面型フェルールの加
工に適用した例を示している。この場合、まず図7
(A)に示すように先端に所定の傾斜角で傾斜面を形成
したキャピラリー部2の先端面に、図7(B)に示すよ
うに球面研削を行なって傾斜した凸球面部7aを形成す
る。その後、該凸球面部7aの外周部を研削してテーパ
状の傾斜部8aを形成した後、細孔3に光ファイバ10
を装着した状態で上記凸球面部7aを仕上げ研磨する。
工に適用した例を示している。この場合、まず図7
(A)に示すように先端に所定の傾斜角で傾斜面を形成
したキャピラリー部2の先端面に、図7(B)に示すよ
うに球面研削を行なって傾斜した凸球面部7aを形成す
る。その後、該凸球面部7aの外周部を研削してテーパ
状の傾斜部8aを形成した後、細孔3に光ファイバ10
を装着した状態で上記凸球面部7aを仕上げ研磨する。
【0017】以上、光コネクタ用フェルールのキャピラ
リー部の接続側端面に細孔を中心として凸球面部を形成
した例を中心に説明したが、キャピラリー部の接続側端
面を平面状に研削し、細孔を中心として所定面積の平面
部を形成する場合にも、同様に作製することが可能であ
る。この場合、例えば図3又は図7に示す工程におい
て、図3(A)又は図7(A)の状態から直ちに図3
(C)又は図7(C)のように傾斜部を形成するための
外周部研削加工を行なうことができる。
リー部の接続側端面に細孔を中心として凸球面部を形成
した例を中心に説明したが、キャピラリー部の接続側端
面を平面状に研削し、細孔を中心として所定面積の平面
部を形成する場合にも、同様に作製することが可能であ
る。この場合、例えば図3又は図7に示す工程におい
て、図3(A)又は図7(A)の状態から直ちに図3
(C)又は図7(C)のように傾斜部を形成するための
外周部研削加工を行なうことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の光コネクタ用フ
ェルールの端部加工方法によれば、仕上げ研磨を行なう
面は、予め研削加工によつて成形された凸球面部又は平
面部であり、しかもテーパ状に研削して形成した傾斜部
以外の細孔周囲所定面積のみ、すなわち細孔周囲の径
0.15〜0.80mmの僅かな面積のみであるため、
研磨量が少なく、研磨時間を短縮し、かつ研磨コストを
低減でき、また、光ファイバ軸心と凸球面部の頂点又は
平面部の中心が殆どずれることはない。従って、加工精
度の高い高品質の光コネクタ用フェルールを低コストで
提供することができる。さらに、凸球面部の場合には研
削による凸球面部の曲率半径を一定とすることにより、
研磨面を統一化できるので、種々のサイズのフェルール
の仕上げ研磨に単一の研磨機を兼用できるという利点が
得られる。
ェルールの端部加工方法によれば、仕上げ研磨を行なう
面は、予め研削加工によつて成形された凸球面部又は平
面部であり、しかもテーパ状に研削して形成した傾斜部
以外の細孔周囲所定面積のみ、すなわち細孔周囲の径
0.15〜0.80mmの僅かな面積のみであるため、
研磨量が少なく、研磨時間を短縮し、かつ研磨コストを
低減でき、また、光ファイバ軸心と凸球面部の頂点又は
平面部の中心が殆どずれることはない。従って、加工精
度の高い高品質の光コネクタ用フェルールを低コストで
提供することができる。さらに、凸球面部の場合には研
削による凸球面部の曲率半径を一定とすることにより、
研磨面を統一化できるので、種々のサイズのフェルール
の仕上げ研磨に単一の研磨機を兼用できるという利点が
得られる。
【図1】本発明に係る光コネクタ用フェルールの一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図2】図1に示すキャピラリー部先端部の拡大断面図
である。
である。
【図3】本発明に係る光コネクタ用フェルールの端部加
工方法の一実施例の工程を示す説明図である。
工方法の一実施例の工程を示す説明図である。
【図4】本発明による球面研削工程を示す部分断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明による外周部研削工程を示す部分断面図
である。
である。
【図6】本発明による球面仕上げ研磨工程を示す部分断
面図である。
面図である。
【図7】本発明に係る光コネクタ用フェルールの端部加
工方法の他の実施例の工程を示す説明図である。
工方法の他の実施例の工程を示す説明図である。
【図8】従来の光コネクタ用フェルール同士の接続状態
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
1 フェルール 2,2a キャピラリー部 3,5 細孔 4 フランジ部 6 テーパ径部 7,7a 凸球面部 8,8a 傾斜部 9 スリーブ 10 光ファイバ 20,21 研削具 22 研磨装置 23 取付具 24 ポリシャ
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバを装着する細孔が形成された
光コネクタ用フェルールのキャピラリー部の接続側端面
に、上記細孔を中心部とした凸球面部又は平面部が形成
されていると共に、該凸球面部又は平面部の周囲にテー
パ状の傾斜部が形成され、上記凸球面部又は平面部の細
孔周囲の径が0.15〜0.80mmであることを特徴
とする光コネクタ用フェルール。 - 【請求項2】 光ファイバを装着する細孔が形成された
光コネクタ用フェルールのキャピラリー部の接続側端面
を球面状又は平面状に研削して凸球面部又は平面部を形
成し、次いで上記凸球面部又は平面部の細孔周囲所定面
積を残してその外周部をテーパ状に研削して傾斜部を形
成し、その後、上記細孔に光ファイバを装着した状態で
上記凸球面部又は平面部を仕上げ研磨することを特徴と
する光コネクタ用フェルールの端部加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098609A JP2000292649A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 光コネクタ用フェルール及びその端部加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098609A JP2000292649A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 光コネクタ用フェルール及びその端部加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000292649A true JP2000292649A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14224347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11098609A Pending JP2000292649A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 光コネクタ用フェルール及びその端部加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000292649A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002350681A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光コネクタ用フェルール及び光コネクタ |
| KR101389338B1 (ko) * | 2013-02-22 | 2014-04-25 | (주)멕타스 | 캐필러리 가공 장치 |
| JP2019101233A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ付きフェルール及び光ファイバ付きフェルールの製造方法 |
| JP6997997B1 (ja) | 2021-01-26 | 2022-01-18 | 株式会社飯塚製作所 | キャピラリ研磨装置 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP11098609A patent/JP2000292649A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101389338B1 (ko) * | 2013-02-22 | 2014-04-25 | (주)멕타스 | 캐필러리 가공 장치 |
| JP2019101233A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ付きフェルール及び光ファイバ付きフェルールの製造方法 |
| JP6997997B1 (ja) | 2021-01-26 | 2022-01-18 | 株式会社飯塚製作所 | キャピラリ研磨装置 |
| JP2022114202A (ja) * | 2021-01-26 | 2022-08-05 | 株式会社飯塚製作所 | キャピラリ研磨装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040823 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040831 |
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