JP2000292830A - バリア開閉装置、レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents

バリア開閉装置、レンズ鏡筒およびカメラ

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JP2000292830A
JP2000292830A JP11102996A JP10299699A JP2000292830A JP 2000292830 A JP2000292830 A JP 2000292830A JP 11102996 A JP11102996 A JP 11102996A JP 10299699 A JP10299699 A JP 10299699A JP 2000292830 A JP2000292830 A JP 2000292830A
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barrier
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lens barrel
barrier member
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Takayuki Tsuboi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な構造を必要とせず、少ない部品点数
で、小型化することができ、フード効果を十分に発揮す
ることができるズカメラを提供する。 【解決手段】 カメラのレンズ鏡筒先端に配置され、撮
影レンズ光軸と直交する面に対してレンズ鏡筒前方へ向
けて開閉可能なバリア部材401・411によって、撮
影時はレンズ面を露出し、非撮影時はレンズ面を覆うバ
リア開閉装置の構成を、レンズ面を覆う閉じ位置とレン
ズの光軸に略沿った開き位置との間でバリア部材を移動
可能に支持し、バネ部材402の弾性復元力で前記バリ
ア部材を前記開き位置に移動させ、作用部材405によ
りバネ部材402に作用して弾性変形させ、前記弾性変
形に伴う前記バネ部材402の変位で前記バリア部材を
前記閉じ位置に移動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてズームレ
ンズカメラに係り、バリア開閉装置、およびこのバリア
開閉装置を備えたレンズ鏡筒およびカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの鏡筒内のレンズ先端部に
設けられた一対もしくは複数のバリア部材を鏡筒等の繰
り込み位置と繰り出し位置との移動動作を利用して、光
軸に垂直な面内で開閉駆動するものが、特開平7−19
1380号公報に開示されている。
【0003】また、手動で、レンズ先端の扉状のバリア
部分が被写体側に向かって開閉するものが、実開平04
−091341号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例の特開平7−191380号公報に開示のバリア
部材を有するカメラにおいては、前記鏡筒内に前記バリ
ア部材を駆動するための複雑な機構を要し、前記バリア
部材が開く際、前記鏡筒内に退避用の大きなスペースが
必要となる。
【0005】また、実開平04−091341号公報に
開示のバリア機構は、開いたバリア部材の先端が尖って
いる為、バリア部材自体にフード効果が無く、フード部
材とバリア部材の別々の部品が必要である為、部品点数
が多くなる。
【0006】本出願に係る発明の目的は、複雑な構造を
必要とせず、少ない部品点数で、小型化することがで
き、フード効果を十分に発揮することができるバリア開
閉装置、レンズ鏡筒及びカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的を実現す
るバリア開閉装置の第1の構成は、光学素子前面を覆う
閉じ位置と前記光学素子の光軸に略沿った開き位置との
間でバリア部材を移動可能に支持するバリア支持手段
と、弾性復元力で前記バリア部材を前記開き位置に移動
させる付勢手段と、前記付勢手段に作用して弾性変形さ
せ、前記弾性変形に伴う前記付勢手段の変位で前記バリ
ア部材を前記閉じ位置に移動させる作用部材とを有する
ものである。
【0008】このバリア開閉装置の第1の構成では、バ
リア部材がレンズ等の光学素子前方に開く為、カメラし
使用した場合、撮影時バリア部材自体がフード効果を発
揮し、より高画質な写真を撮影することが可能となり、
しかもバリア開閉装置自体を小型化することができる。
【0009】また、バリア部材が光学素子前方に開く
為、レンズ鏡筒に設けた場合、鏡筒内部にバリア部材の
収納スペースが不要となり、大きい開口でも鏡筒外径を
小さくすることが可能である。
【0010】さらに、専用のカムやネジを使用せずに、
少ない部品点数で、簡単な機構でバリア部材の開閉を行
うことが可能である。
【0011】本願発明の目的を実現するバリア開閉装置
の第2の構成は、上記第1の構成において、前記付勢手
段は、一端部が固定され、他端部を自由端部とするバネ
部材で構成され、前記作用部材で前記バネ部材を前方に
向けて弾性変形させると、前記バネ部材の先端が変位し
て前記バリア部材を閉じ方向に移動させるようにしたも
のである。
【0012】本願発明の目的を実現するバリア開閉装置
の第3の構成は、上記第1の構成において、前記付勢手
段は、前記光学素子前面に配された楕円リング形状に形
成されたバネ部材で構成され、前記作用部材により前記
バネ部材の長軸方向の両端部が光軸中心側に押圧される
と、前記バネ部材の短軸方向の変位により前記バリア部
材を閉じ方向に移動させるようにしたものである。
【0013】このバリア開閉装置の第2、第3の構成で
は、一つの弾性部材をバリア開閉の両方向で用いること
ができ、部品点数を減らす事ができる。
【0014】本願発明の目的を実現するバリア開閉装置
の第4の構成は、上記いずれかの構成において、前記バ
リア部材は、光軸を中心として対称に一対設けられ、周
囲に配置される外装部材と略一体の凸球面を該バリア部
材の閉じ状態で形成されていて、前記一対のバリア部材
が閉じ状態で対向する合わせ辺の一方が凸状に湾曲し、
他方が凹状に湾曲したものである。
【0015】このバリア開閉装置の第4の構成では、バ
リア部材を開いた際のバリア部材先端が円弧型となり、
入射する不要光線を効果的にカットすることが可能で、
より高いフード効果が得られる。しかも、バリア部材が
開いた際と閉まった際の両状態において、バリア部材と
外装部材の隙間を小さくでき、その隙間から鏡筒内に入
る迷光が少なくなり、ゴーストフレアの少ない・より高
いフード効果が可能となる。
【0016】本願発明の目的を実現するレンズ鏡筒の第
1の構成は、上記いずれかの構成のバリア開閉装置を前
端に有するものである。
【0017】本願発明の目的を実現するレンズ鏡筒の第
2の構成は、上記第1のレンズ鏡筒の構成において、前
記前群レンズを保持する前群レンズ保持枠を前記前群レ
ンズの光学設計位置より像面側に繰り出し不足に繰り出
すズーム手段と、前記前群レンズ保持枠を他のレンズ群
に対して個別に移動可能な前群レンズ移動手段を有する
ものである。
【0018】このレンズ鏡筒の第2の構成では、前群レ
ンズとフードとして機能するバリア部材の先端の距離を
変えて、有効フード長さを変える事が可能となり、各焦
点距離(=各ズーム状態)で最適なフード効果を得る事
が可能となる。
【0019】本願発明の目的を実現するレンズ鏡筒の第
3の構成は、上記第2のレンズ鏡筒の構成において、前
記ズーム手段は、繰り出し不足に繰り出す繰り出し領域
が、短焦点距離端の近傍とするものである。
【0020】このレンズ鏡筒の第3の構成では、ワイド
端近傍での有効フード長を短くし、ワイド端近傍での画
像を形成するのに必要な光線のケラレを防止でき、テレ
端近傍での有効フード長を長くすることができ、テレ端
近傍での不要な光線をより効果的にカットすることがで
きる。
【0021】本願発明の目的を実現するカメラの第1の
構成は、上記第2または第3の構成のレンズ鏡筒を有
し、焦点距離を検出する焦点距離検知手段と、前記前群
レンズの光学設計位置と前記焦点距離検出手段で検知し
た前記前群レンズの位置との差情報を記憶した記憶手段
と、前記前群レンズ移動手段により移動する前記前群レ
ンズの繰り出し位置を検出する前群レンズ位置検出手段
と、前記前群レンズ位置検出手段からの前群レンズ位置
情報と前記焦点距離検知手段からの焦点距離情報と前記
記憶手段からの差情報に基づいて、前記前群レンズの繰
り出し量を算出し、前記前群レンズの駆動手段を駆動制
御する制御手段とを有するものである。
【0022】このカメラの第1の構成では、ズーム手段
によって光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前
群レンズを、光学設計的位置に移動補正が可能となる。
【0023】本願発明の目的を実現するカメラの第2の
構成は、上記第1の構成のカメラにおいて、前記制御手
段により前記前群レンズを駆動するタイミングがズーミ
ング動作中とするものである。
【0024】このカメラの第2の構成では、ピント移動
の無いズーム動作が可能となる。
【0025】本願発明の目的を実現するカメラの第3の
構成は、上記第1の構成のカメラにおいて、前記制御手
段により前記前群レンズを駆動するタイミングがズーミ
ング動作完了後とするものである。
【0026】このカメラの第3の構成では、ズーム手段
のアクチュエータと前群レンズ移動手段のアクチュエー
タを異なる時間に駆動できるので、少い電力の電源でカ
メラを駆動させることが可能となる。
【0027】本願発明の目的を実現するカメラの第4の
構成は、上記第1の構成のカメラにおいて、前記制御手
段により前記前群レンズを駆動するタイミングがフォー
カシング動作中とするものである。
【0028】このカメラの第4の構成では、ズーム手段
によって光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前
群レンズを光学設計的位置へ補正する移動補正量を、一
回のフォーカシング移動量に含める事ができる為、カメ
ラの駆動制御手順が簡素になる。
【0029】本願発明の目的を実現するカメラの第5の
構成は、上記いずれかの構成のカメラにおいて、前記バ
リア開閉装置は、前記バリア部材を光軸と略平行となる
ように全開に開放する全開手段と、閉じ位置と開き位置
との間に前記バリア部材を光軸側に傾むかせて半開状態
で保持する半開手段を有し、短焦点距離側から中間焦点
距離の間では、前記全開手段を動作させ、長焦点距離側
では、前記半開手段を動作させるようにしたものであ
る。
【0030】このカメラの第5の構成では、同じフード
長さでも、ワイド端近傍での画像を形成するのに必要な
光線のケラレを防止でき、テレ端近傍での不要な光線を
より効率的にカットすることができる。
【0031】本願発明の目的を実現するカメラの第6の
構成は、上記第5の構成のカメラにおいて、前記全開手
段は、前記レンズ鏡筒の先端に対して相対的に光軸に沿
って移動する直進筒と、鏡筒先端の内部で前記付勢手段
と前記直進筒の中間に位置するリング部材とから成り、
前記レンズ鏡筒が非撮影の沈胴状態から撮影可能な短焦
点距離状態になる際、前記直進筒が前記リング部材から
退避することで前記バリア部材を全開動作させ、前記半
開手段は、前記レンズ鏡筒に対して相対的に光軸に沿っ
て移動するレンズ枠と、前記リング部材とから成り、前
記レンズ鏡筒が長焦点距離状態にズーミングする際に、
前記レンズ枠が前記リング部材を押圧動作して前記バリ
ア部材を半開動作させるようにしたものである。
【0032】このカメラの第6の構成では、一つのリン
グ部材をバリア全開と半開きの両手段に用い、レンズを
支えるレンズ枠を半開き手段に、ズーム部材である直進
筒を全開手段に共用することができ、部品点数を減ら
し、小型化できる。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)まず、本実
施の形態のバリア開閉装置を組み込んだカメラの外観に
ついて説明する。
【0034】図1(a)〜図1(c)は、本実施の形態
のバリア開閉装置を組み込んだカメラがワイド状態の外
観図である。鏡筒先端に配置されたバリア部材401・
411が開き、レンズ面が露出して撮影可能となる。
【0035】図2(a)は、沈胴状態で、鏡筒先端のバ
リア部材401・411が閉まっている。カメラを使用
しない沈胴状態では、図2に示すようにバリア部材40
1・411は閉まりレンズ面を覆っている。バリア部材
401・411の周りには外装部材である飾り部材とし
ての前面化粧板406が配置されている。このバリア部
材401・411の外面と、前面化粧板406は同一曲
率の円筒形状面を有している。
【0036】バリア部材401・411が閉まった状態
で、バリア部材401と前面化粧板406の上側の境界
線がバリア部材の外面曲率とほぼ同一の為、図3(b)
・(d)のバリア部材401・411が開いた状態にお
いても、バリア部材401と前面化粧板406との境界
に大きな隙間が生じない。
【0037】次に、本実施の形態のバリア開閉装置につ
いて説明する。図4は本実施の形態の特徴をよく表す図
面である。図4(a)はバリア部材が閉まった状態の斜
視図である。
【0038】バリア部材401は円筒の曲率を有する曲
面から成り、その両端にバリア部材401をレンズ鏡筒
前方において開閉させるための回転中心である回転軸部
401aと、その付近に後述するバネ402が嵌入する
穴部401aを有している。また、その内面には反射防
止の塗料が塗られている。
【0039】バネ402は、バリア部材401の穴部4
01bに嵌入する先端部402bと、後述する直進筒に
接触する凸部402bと、後述するネジ403で固定さ
れる固定部402cとを有している。
【0040】先端鏡筒404は、レンズ鏡筒の先端に位
置し、バリア部材401の回転軸部401aを回転可能
に固定する軸受け部404aと、バネ402を固定する
バネ受け部404cと、バネの凸部を逃がしている穴部
404bと、前記した前面化粧板406を接着固定する
接着面404dを有する。ネジ403は、先端鏡筒のバ
ネ受け部404cにバネ402をネジ止めしている。
【0041】前面化粧板406(図4(a、b)では左
下のみ図示)は、バリア部材401の回転軸部401a
を回転可能に固定する軸受け部406a(図5(b)参
照)と、画像形成に必要な光束を通過させる樽型の開口
部406bと、バリア部材401を逃がしている穴部4
06cと、先端鏡筒404と接着固定される接着面40
6dとを有する。またその表面は、前述したように、円
筒面形状を成している。
【0042】直進筒405は、先端鏡筒404の内面に
配置され、沈胴状態ではバネの凸部を被写体側に押し出
す凸部405bを有している。
【0043】鏡筒がワイド〜テレ間の撮影状態では、図
4(b)に示す様に、バネ402両端の先端部402a
は像面であるフィルム側に撓もうとし、バネの嵌入穴部
401bが回転軸部401aの外周に在る為、バリア部
材401が開き方向に回転するように付勢されている
(図6b参照)。このバネの弾性力によって、バリア部
材401は常に上下に開いている。
【0044】次に、カメラのスイッチをオフにすると、
鏡筒が沈胴状態に変化する。その時、先端鏡筒404に
対して直進筒405が近づき、直進筒405の凸部40
5bがバネ402の凸部405bを先端鏡筒404前方
に押し出そうとする。その事により、バネ402の先端
部402aも先端鏡筒404前方に押し出される。
【0045】バネ402の嵌入穴部401bが回転軸部
401aの外周に存在するため、バリア部材401は閉
まる方向に回転し、バリア部材401は閉まる(図5
(b)参照)。ここでのバリア部材401・411は硬
質ゴム等の弾性部材であっても良い。
【0046】本実施の形態によれば以下の効果が得られ
る。
【0047】付勢手段に細い線バネを用いているため、
使用するスペースが小さく、小型化と部品コストも低く
できる。
【0048】バリア部材の内面に反射防止の塗料を塗布
している為、内面の反射を低減でき、より高画質の写真
を撮影できる。
【0049】曲率を持つバリア部材の為、上下の対角に
近い部分でのフード効果が、平面のバリア部材よりも高
い。
【0050】前面化粧板とバリア部材のうち、バリア部
材の回転軸に平行で近い方の境界線がバリア部材の外面
曲率とほぼ同一の為、バリア部材が開いた状態でも閉ま
った状態でも、その境界の隙間が小さく、その隙間から
鏡筒内に入射する迷光を少なくできる。その事で、非撮
影時のフィルム面への光漏れや、撮影時のゴーストフレ
アを少なくできる。バリア部材が上下に開くため、上側
バリア部材は、上方からの太陽光線が先端のレンズ面に
入射することを防ぎ、フレア・ゴーストを防止できる。
【0051】また、上側のバリア部材は、雨・雪がレン
ズ面に付着するのを防ぎ、写真の画質が低下しない。下
側のバリア部材は、水面での太陽の反射光等、下からの
不要な光線が先端のレンズ面に入射することを防ぎ、フ
レア・ゴーストを防止できる。バリア部材が硬質ゴム等
の弾性部材である場合、カメラが落下し、鏡筒が地面等
に先に接触した際、まずバリア部材が地面に接触し、バ
リアが閉まる差異の付勢手段とバリア部材自身の変形に
より、衝撃を吸収するため、鏡筒やボディの破損が軽減
される。
【0052】(第2の実施の形態)図7および図8は本
発明の第2の実施の形態を示す。
【0053】図7を用いて本実施の形態のバリア開閉装
置について説明する。
【0054】バリア部材711は、平面のバリア面部を
有し、その付け根中央に設けた回転中心である回転軸部
701aを介してレンズ鏡筒前方において開閉可能とな
るように上下一対に配されている。
【0055】また、回転軸部701aの外周に後述する
バネのラック部702aに噛み合うギヤ部711bを有
している。また、内面は反射防止のための遮光線711
cが刻まれている。
【0056】バネ702は、全体が弾性部材で正面から
見て略楕円リング状に形成されていて、バリア部材71
1のギヤ部711bと噛み合いバリア部材711を開閉
するラック部702aを楕円短軸に沿って上下一対に有
し、後述するリンクの球部714c・715cが嵌入す
る穴部702c・702dを楕円長軸に沿って左右一対
に有している。
【0057】先端鏡筒704は、レンズ鏡筒の先端に位
置し、バリア部材711の回転軸部711aを回転可能
に固定する軸受け部704a・704b、後述するリン
クを回転可能に保持する保持部704c・704dを有
している。
【0058】リンク714は先端鏡筒704の保持部7
04c・704dに回転可能に保持される回転中心71
4a、バネ702の穴部702cに嵌入している球部7
11c、後述する直進筒の先端705aに押される接触
部714bを有している。尚、リンク715もリンク7
14と同様な機構である。
【0059】直進筒705は、リンク714・715の
接触部714b・715bと接触する先端705を有し
ている。
【0060】次に、図7及び図8を用いてバリア部材7
11が開いた状態から閉まる動作について説明する。
【0061】カメラのスイッチをオフにすると、鏡筒の
直進筒705は、図8(c)に示す様に、先端鏡筒70
4に対して近づいてくる。この時、直進筒の先端705
aは、リンク714・715の接触部714b・715
bを押圧する。
【0062】押圧されたリンク714・715は、その
回転中心714a・715a周りに回転し、球部714
c・715cは光軸Oに近づく。リンク714・715
の球部714c・715cが嵌合しているバネ702の
穴702c・702dは、光軸に近づく為、バネ702
は楕円長軸方向に沿って左右が圧縮されるのに伴い楕円
短軸方向に沿って上下が広がる。
【0063】バネ702の上下に配置されたラック部7
02aは、下方に移動するため、そのラック部702a
に嵌合したバリア部材711のギヤ部711bが回転
し、バリア部材711が閉まる。バリア部材701も同
様の動作で閉まる。
【0064】カメラのスイッチをオンにすれば、直進筒
705は、図7(c)に示す様に、先端鏡筒704の対
して離れてくる。この時、直進筒の先端705aで押さ
れていたリンク714・715の接触部714b・71
5bは自由になる。
【0065】この時バネ702は、図7(a)に示す様
な自由形状に戻ろうとし、バネ702の穴部702c・
702dは左右に広がり、リンク714・715は図7
(c)の位置に戻る。
【0066】バネ702のラック部702aは上下に狭
まる為、ラック部702aは上方に移動し、そのラック
部702aと嵌合しているバリア部材711のギヤ部7
11bが回転し、バリア部材711が開く。破線で示さ
れているバリア部材701も同様の動作で開く。
【0067】上記した本実施の形態によれば以下の効果
が得られる。
【0068】上下のバリア部材を、一つのバネでバリア
を開く方向に付勢している為、より多くの部品点数を削
減できる。
【0069】バネが弾性部材の為、開いたバリアに閉ま
る方向へ外力が加わっても、その外力を吸収でき、バリ
ア開閉装置の破損を防止できる。
【0070】バリア部材の内面に遮光線を設けている
為、内面の反射を低減でき、より高画質の写真を撮影す
ることができる。
【0071】(第3の実施の形態)図9〜図11、及び
図15は本発明の第3の実施の形態を示す。
【0072】図11により本実施の形態のカメラの構造
を説明する。本実施の形態のカメラに設けられたレンズ
鏡筒は、2群ズームレンズで、ズームモータによって繰
り出される三段鏡筒である。また、フォーカスは、先端
鏡筒内に配置されたフォーカスモータ(不図示)によっ
て、1群が繰り出される。
【0073】また、先端鏡筒904は、カムとカムピン
で繰り出される三段鏡筒の先端に位置する。
【0074】固定筒929はボディ930に固定されて
いて、前記固定筒929の内面にズーム用モータで回転
繰り出しされる第三鏡筒927と、その第三鏡筒の内面
に嵌合し、第三鏡筒と共に非回転で繰り出される第三直
進筒928がある。
【0075】第三鏡筒の前側には、第三鏡筒に対して回
転繰り出しされる第二鏡筒925と、その内面に配置さ
れ第二鏡筒と共に非回転で繰り出される直進筒がある。
【0076】第二鏡筒の先端には先端鏡筒904が非回
転で繰り出されるように設けられており、先端鏡筒の前
には、第1の実施の形態で述べたバリア開閉装置が配置
されている。
【0077】次に、前記構成からなる本実施の形態の動
作を図15に示すブロック図を参照しながら以下に説明
する。
【0078】カメラがスイッチオフの図9の沈胴時に
は、バリア開閉装置は、直進筒926の押圧によって閉
まっている。今、カメラのスイッチをオンにすると、ズ
ームモータ931の回転によって、図9から図10のワ
イド状態に変化し、直進筒が先端鏡筒904から相対的
に離れ、上側バネ902・下側バネ912の復元によっ
てバリア開閉装置は開く。
【0079】同様に、ズームモータ931の回転によっ
て、二群枠922はワイド端の光学的設計位置にズーミ
ングされ、一群枠921は、光学的設計位置よりフィル
ム面側の繰り出し不足位置にズーミングされる。
【0080】この時、焦点距離検知手段1101はワイ
ド端である事を検知し、記憶手段1102からワイド端
時での一群枠の繰り出し不足量を一群レンズ制御手段1
105に伝える。
【0081】ここで、写真を撮影する為にレリーズをす
ると、測距手段1104によって測定された被写体距離
情報を一群レンズ制御手段1105に伝える。
【0082】一群レンズ位置検出手段1103では、先
端鏡筒904内での現在の一群枠の位置を検出し、一群
レンズ制御手段1105に伝える。
【0083】一群レンズ制御手段1105では現在の一
群レンズの位置と一群枠921の繰り出し不足量と被写
体距離情報から、フォーカシング用の一群枠921の繰
り出し量を算出する。
【0084】その一群枠繰り出し量を一群レンズ駆動手
段1106に伝え、一群レンズ駆動手段1106が一群
枠921を繰り出す。
【0085】そして、フィルム面に露光、フィルム巻き
上げ、一群レンズ駆動手段1106によって一群枠92
1を初期位置戻す。
【0086】図11はワイド端の無限撮影状態であり、
バリア開閉装置に対して一群枠が被写体側に繰り出して
いるため、画像を形成する入射光線端SWがバリア部材
901・911の先端でケラレる事なく間近を通過して
いる。
【0087】次に、テレ端にズーミングすると、ズーム
モータ931の回転によって、図10から図11のテレ
端状態に変化し、一群枠921と二群枠922はテレ端
の光学的設計位置にズーミングされる。
【0088】バリア開閉装置に対しての一群枠の位置
は、ワイド時よりフィルム面側に繰り込まれている為、
画像を形成する入射光線端STがバリア部材901・9
11の先端間近を通過している。
【0089】上記した本実施の形態によれば以下の効果
が得られる。
【0090】フード装置に対して、ワイド時は一群を被
写体側に繰り出し、テレ時はフィルム面側に繰り込んた
位置を無限位置とし、またワイド時にはフード先端から
レンズ第一面までの有効なフード長を短くする事で、画
像を形成する有効光線がフードでケラレる事を防止し、
テレ時は有効なフード長を長くすることで有害光線をよ
り多くカットでき、高画質の写真を撮影することが可能
となる。
【0091】また、バリア部材は、開く状態と閉まる状
態の2状態のみの駆動の為、バリア開閉装置の開閉機構
を簡略化・小型化できる。
【0092】(第4の実施の形態)図12〜図14は本
発明の第4の実施の形態を示す。
【0093】図12に基づき本実施の形態のカメラの構
造を説明する。本実施の形態のカメラに設けられた鏡筒
は、2群ズームレンズで、一つのモータによってズーミ
ングとフォーカシングを交互に行う三段鏡筒である。
【0094】バリア開閉装置は、第1の実施の形態とほ
ぼ同じ構成であり、異なる点を述べる。
【0095】リング部材1031は、先端鏡筒1004
の内側前方に光軸方向へスライド嵌合し、直進筒102
6と二群枠の凸部1022aによって前方に押圧され
る。
【0096】二群枠1022は、外周上に、前記リング
部材1031を押圧する凸部1022aを有している。
【0097】次に、沈胴からワイド、テレへのズーミン
グ時のカメラの動作について述べる。
【0098】カメラがスイッチオフの図12の沈胴時に
は、バリア開閉装置は、直進筒1026がリング部材1
031を被写体側に押圧し、そのリング部材1031は
バネの凸部1012bを被写体側に押し出す事で、バリ
ア部材1011が閉まっている。このとき、バリア部材
1001も同様な動作で閉まっている。
【0099】今、カメラのスイッチをオンにすると、図
13の様にワイド状態になり、直進筒1026は、先端
鏡筒1004に対して相対的に後方に移動し、変形して
いたバネ1012が元の状態に戻り、バネ1012の凸
部1012bによって、リング部材1031は、フィル
ム面側に押された後、他から力を受けない位置に停止す
る。
【0100】バネ1012が元の形状に戻ることで、バ
リア部材1011・1001は開く。
【0101】バリア部材1011・1001は全開状態
で有るため、画像を形成する入射光線端SWがバリア部
材1011・1001の先端でケラレる事なく間近を通
過している。
【0102】次に、ズーミングによって図14のテレ端
状態にすると、二群枠1022が一群枠1021に最接
近し、二群枠の凸部1022aがリング部材1031を
被写体側に押圧する。
【0103】リング部材1031の押圧によって、バネ
1012の凸部1012bが被写体側に押し出される
が、この時の押圧移動量は、直進筒による押圧移動量よ
り少ない為、バリア部材1011・1001は、半開き
の位置で停止する。
【0104】バリア部材1011・1001が半開きの
為、画像を形成する入射光線端STがバリア部材101
1・1001の先端間近を通過している。
【0105】その後、逆にテレ端からワイド側へズーミ
ングすれば、二群枠の凸部1022aは、フィルム面側
に相対移動し、押圧する物が無くなったリング部材10
31はバネの復元力によって、バネ1012の凸部10
12bでフィルム面側に押され移動する。バネの復元力
によって、バリア部材1011・1001は全開し、画
像を形成する入射光線をケル事は無い。
【0106】上記した本実施の形態によれば以下の効果
が得られる。
【0107】バリア開閉装置のバリア部材を、ワイド端
から中間焦点距離では、開き角を全開にする事で、画像
を形成する有効光線がフードでケラレる事を防止し、テ
レ端近傍では、バリア部材の開き角を半開きにする事
で、有害光線をより多くカットでき、高画質の写真を撮
影することが可能となる。
【0108】また、鏡筒内で機械的にフード部材の開き
角を制御している為、カメラ内部の電気的制御回路に負
担をかける事無く、電気的制御内容を簡略化できる。
【0109】
【発明の効果】請求項1、5に係る発明によれば、バリ
ア部材が前方に開く為、レンズ鏡筒に設けカメラに用い
れば、撮影時バリア部材自体がフード効果を発揮し、よ
り高画質な写真を撮影することが可能となり、しかもバ
リア開閉装置自体を小型化することができる。
【0110】また、バリア部材が鏡筒前方に開く為、鏡
筒内部にバリア部材の収納スペースが不要となり、大き
い開口でも鏡筒外径を小さくすることが可能である。さ
らに、専用のカムやネジを使用せずに、少ない部品点数
で、簡単な機構でバリア開閉を行うことが可能である。
付勢手段によって、常時バリアを開く方向に付勢してい
るため、指等で押した際、バリア部材が閉まり、レンズ
面への指紋の付着を防止し、写真の画質が低下しない。
また、落下等の衝撃を受けた際、バリア部材が閉まり、
付勢手段が衝撃力を一部吸収するため、バリア部材の破
損が少ない。
【0111】請求項2、3に係る発明によれば、一つの
弾性部材をバリア開閉の両方向で用いることができ、部
品点数を減らす事ができる。
【0112】請求項4に係る発明によれば、バリア部材
を開いた際のバリア部材先端が円弧型となり、入射する
不要光線を効果的にカットすることが可能で、より高い
フード効果が得られる。
【0113】請求項6に係る発明によれば、前群レンズ
とフード先端の距離を変えて、有効フード長さを変える
事が可能となり、各焦点距離(=各ズーム状態)で最適
なフード効果を得る事が可能となる。
【0114】請求項7に係る発明によれば、ワイド端近
傍での有効フード長を短くし、ワイド端近傍での画像を
形成するのに必要な光線のケラレを防止でき、テレ端近
傍での有効フード長を長くすることができ、テレ端近傍
での不要な光線をより効果的にカットすることができ
る。
【0115】請求項8に係る発明によれば、ズーム手段
によって光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた前
群レンズを、光学設計的位置に移動補正が可能となる。
【0116】請求項9に係る発明によれば、ピント移動
の無いズーム動作が可能となる。
【0117】請求項10に係る発明によれば、ズーム手
段のアクチュエータと前群レンズ移動手段のアクチュエ
ータを異なる時間に駆動できるので、少い電力の電源で
カメラを駆動させることが可能となる。
【0118】請求項11に係る発明によれば、ズーム手
段によって光学設計位置よりフィルム側に繰り込まれた
前群レンズを光学設計的位置へ補正する移動補正量を、
一回のフォーカシング移動量に含める事ができる為、カ
メラの駆動制御手順が簡素になる。
【0119】請求項12に係る発明によれば、同じフー
ド長さでも、ワイド端近傍での画像を形成するのに必要
な光線のケラレを防止でき、テレ端近傍での不要な光線
をより効率的にカットすることができる。
【0120】請求項13に係る発明によれば、一つのリ
ング部材をバリア全開と半開きの両手段に用い、レンズ
を支えるレンズ枠を半開き手段に、ズーム部材である直
進筒を全開手段に共用することができ、部品点数を減ら
し、小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のバリア開閉装
置を組み込んだカメラの外観を示し、(a)はワイド状
態の上面図、(b)はワイド端状態の正面図、(c)は
ワイド端状態の側面図、(d)はテレ端状態の側面図
【図2】本発明に係る第1の実施の形態のバリア開閉装
置を組み込んだカメラの外観を示し、(a)は沈胴状態
の上面図、(b)は沈胴状態の正面図、(c)は沈胴状
態の側面図
【図3】本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先
端の拡大図を示し、(a)はバリアが閉まった状態の斜
視図、(b)はバリアが開いた状態の斜視図、(c)は
バリアが閉まった状態の正面図、(d)はバリアが開い
た状態の正面図
【図4】本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先
端の一部部品を破断している拡大斜視図であり、(a)
はバリアが閉まった状態を示し、(b)はバリアが開い
た状態を示す
【図5】本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先
端の一部部品を破断している拡大図であり、(a)はバ
リアが閉まった状態の正面図、(b)はバリアが閉まっ
た状態の側面図
【図6】本発明に係る第1の実施の形態のレンズ鏡筒先
端の一部部品を破断している拡大図であり、(a)はバ
リアが開いた状態の正面図、(b)はバリアが開いた状
態の側面図
【図7】本発明に係る第2の実施の形態のレンズ鏡筒先
端の拡大図であり、(a)はバリアが開いた状態である
正面図、(b)はバリアが開いた状態である側面図、
(c)はバリアが開いた状態である上面図
【図8】本発明に係る第2の実施の形態のレンズ鏡筒先
端の拡大図であり、(a)はバリアが閉まった状態であ
る正面図、(b)はバリアが閉まった状態である側面
図、(c)はバリアが閉まった状態である上面図
【図9】本発明に係る第3の実施の形態のカメラの沈胴
状態を示す側断面図
【図10】本発明に係る第3の実施の形態のカメラのワ
イド端状態を示す側断面図
【図11】本発明に係る第3の実施の形態のカメラのテ
レ端状態を示す側断面図
【図12】本発明に係る第4の実施の形態のカメラの沈
胴状態側を示す断面図
【図13】本発明に係る第4の実施の形態のカメラのワ
イド端状態を示す断面図
【図14】本発明に係る第4の実施の形態のカメラのテ
レ端状態を示す断面図
【図15】本発明に係る第3の実施の形態のカメラのズ
ーミングとフォーカシングの制御に係るフローチャート
【符号の説明】
401…上側バリア部材、 411…下側バリア部材、 402…上側バネ 402a…先端部 402b…凸部 402c…固定部 412…下側バネ 403…ネジ 413…ネジ 404…先端鏡筒 405…直進筒 406…前面化粧板 701…バリア部材 702…バネ 702a…ラック部 702b…ラック部 702c…穴部 704…先端鏡筒 704a…軸受け部 704b…軸受け部 704c…保持部 704d…保持部 705…直進筒 705a…先端部 706…前面化粧板 711…バリア部材 711a…回転軸 711b…ギヤ部 711c…遮光線部 714…リンク 714a…回転中心 714b…接触部 714c…球部 715…リンク 715a…回転中心 715b…接触部 715c…球部 901…上側バリア部材 902…上側バネ 904…先端鏡筒 906…前面化粧板 911…下側バリア部材 912…下側バネ 921…一群枠 921a…ナット部 922…二群枠 923…送りネジ 926…直進筒924…スプリング 925…第二鏡筒 927…第三鏡筒 928…第三直進筒 929…固定筒 930…ボディ 931…ズームモータ SW…ワイド端の画像を形成する入射光線端 ST…テレ端の画像を形成する入射光線端 1001…上側バリア部材 1002…上側バネ 1004…先端鏡筒 1011…下側バリア部材 1012…下側バネ 1012b…凸部 1021…一群枠 1022…二群枠 1022a…凸部 1026…直進筒 1031…リング部材 1101…焦点距離検知手段 1102…記憶手段 1103…一群レンズ位置検出手段 1104…測距手段 1105…一群レンズ制御手段 1106…一群レンズ駆動手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子前面を覆う閉じ位置と前記光学
    素子の光軸に略沿った開き位置との間でバリア部材を移
    動可能に支持するバリア支持手段と、弾性復元力で前記
    バリア部材を前記開き位置に移動させる付勢手段と、前
    記付勢手段に作用して弾性変形させ、前記弾性変形に伴
    う前記付勢手段の変位で前記バリア部材を前記閉じ位置
    に移動させる作用部材とを有する事を特徴とするバリア
    開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段は、一端部が固定され、他
    端部を自由端部とするバネ部材で構成され、前記作用部
    材で前記バネ部材を前方に向けて弾性変形させると、前
    記バネ部材の先端が変位して前記バリア部材を閉じ方向
    に移動させることを特徴とする請求項1に記載のバリア
    開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、前記光学素子前面に配
    された楕円リング形状に形成されたバネ部材で構成さ
    れ、前記作用部材により前記バネ部材の長軸方向の両端
    部が光軸中心側に押圧されると、前記バネ部材の短軸方
    向の変位により前記バリア部材を閉じ方向に移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のバリア開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記バリア部材は、光軸を中心として対
    称に一対設けられ、周囲に配置される外装部材と略一体
    の凸球面を該バリア部材の閉じ状態で形成されていて、
    前記一対のバリア部材が閉じ状態で対向する合わせ辺の
    一方が凸状に湾曲し、他方が凹状に湾曲したことを特徴
    とする請求項1、2または3に記載のバリア開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載のバリ
    ア開閉装置を前端に有することを特徴とするレンズ鏡
    筒。
  6. 【請求項6】 前記前群レンズを保持する前群レンズ保
    持枠を前記前群レンズの光学設計位置より像面側に繰り
    出し不足に繰り出すズーム手段と、前記前群レンズ保持
    枠を他のレンズ群に対して個別に移動可能な前群レンズ
    移動手段を有する事を特徴とする請求項5に記載のレン
    ズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 前記ズーム手段は、繰り出し不足に繰り
    出す繰り出し領域が、短焦点距離端の近傍であることを
    特徴とする請求項6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載のレンズ鏡筒を
    有し、焦点距離を検出する焦点距離検知手段と、前記前
    群レンズの光学設計位置と前記焦点距離検出手段で検知
    した前記前群レンズの位置との差情報を記憶した記憶手
    段と、前記前群レンズ移動手段により移動する前記前群
    レンズの繰り出し位置を検出する前群レンズ位置検出手
    段と、前記前群レンズ位置検出手段からの前群レンズ位
    置情報と前記焦点距離検知手段からの焦点距離情報と前
    記記憶手段からの差情報に基づいて、前記前群レンズの
    繰り出し量を算出し、前記前群レンズの駆動手段を駆動
    制御する制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 前記制御手段により前記前群レンズを駆
    動するタイミングがズーミング動作中であることを特徴
    とする請求項8記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記制御手段により前記前群レンズを
    駆動するタイミングがズーミング動作完了後であること
    を特徴とする請求項8記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記制御手段により前記前群レンズを
    駆動するタイミングがフォーカシング動作中であること
    を特徴とする請求項8記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記バリア開閉装置は、前記バリア部
    材を光軸と略平行となるように全開に開放する全開手段
    と、閉じ位置と開き位置との間に前記バリア部材を光軸
    側に傾むかせて半開状態で保持する半開手段を有し、短
    焦点距離側から中間焦点距離の間では、前記全開手段を
    動作させ、長焦点距離側では、前記半開手段を動作させ
    ることを特徴とする請求項8、9、10または11に記
    載のカメラ。
  13. 【請求項13】 前記全開手段は、前記レンズ鏡筒の先
    端に対して相対的に光軸に沿って移動する直進筒と、鏡
    筒先端の内部で前記付勢手段と前記直進筒の中間に位置
    するリング部材とから成り、前記レンズ鏡筒が非撮影の
    沈胴状態から撮影可能な短焦点距離状態になる際、前記
    直進筒が前記リング部材から退避することで前記バリア
    部材を全開動作させ、前記半開手段は、前記レンズ鏡筒
    に対して相対的に光軸に沿って移動するレンズ枠と、前
    記リング部材とから成り、前記レンズ鏡筒が長焦点距離
    状態にズーミングする際に、前記レンズ枠が前記リング
    部材を押圧動作して前記バリア部材を半開動作させるこ
    とを特徴とする請求項12に記載のカメラ。
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