JP2000293034A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JP2000293034A JP11103608A JP10360899A JP2000293034A JP 2000293034 A JP2000293034 A JP 2000293034A JP 11103608 A JP11103608 A JP 11103608A JP 10360899 A JP10360899 A JP 10360899A JP 2000293034 A JP2000293034 A JP 2000293034A
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英二 黒沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムを有する第一のパーツとマグネ
ットローラを有する第二のパーツで構成され、感光体ド
ラムとマグネットローラの間隔を容易に一定の距離に組
み立て得るトナーカートリッジを提供する。 【解決手段】 第一のパーツ2に、感光体ドラムを保持
し且つ感光体ドラムの軸線を中心として回動可能な保持
手段15を取り付け、その保持手段15にはマグネット
ローラの軸を保持可能な溝状の第二保持部15fを形成
しておき、第一のパーツ2に第二のパーツ3をピン12
によって回動可能に連結し、次いで保持手段15を回動
させて第二保持部15fをマグネットローラの軸9aに
嵌合させ、感光体ドラムとマグネットローラ9を一定距
離に保持する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、プ
リンタ、複写機等の電子写真方式の記録装置に用いるト
ナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置には、感光体ド
ラムと、その感光体ドラム表面を一様に帯電させる帯電
器と、トナーを収容したトナーホッパーと、トナーを感
光体ドラム表面に付与するマグネットローラと、感光体
ドラム表面の残トナーを除去して収容する廃トナーユニ
ット等を備えたトナーカートリッジが使用されている。
最近、トナーカートリッジは、リフィール用に分解しや
すい構造に作られるようになってきており、一般的に
は、トナーカートリッジを二つのパーツに分け、トナー
ホッパーを含むパーツと、廃トナーユニットを含むパー
ツとに分離可能としている。感光体ドラムやマグネット
ローラは、トナーホッパー側のパーツか、廃トナーユニ
ット側のパーツか、いずれかのパーツに配置される。こ
こで、感光体ドラムとマグネットローラとが同一のパー
ツに属する場合には問題はないが、感光体ドラムとマグ
ネットローラとが別のパーツに属する場合、構造的に両
者が離れやすくなり、感光体ドラムとマグネットローラ
とは一定の距離を維持しなければならないので、記録性
能が低下するという問題が生ずる。
【0003】かかる問題を解決するため、従来は、ギア
の回転により負荷を与えて感光体ドラムとマグネットロ
ーラとを接近させるように、ギアの構成で対応してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来技
術の構成では、感光体ドラムやマグネットローラの移動
方向を考慮してギア配列をしなければならず、ギアの配
列が複雑なものとなり、装置が大型化するという問題が
あった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、トナーカートリッジを二つのパーツに分け、一方
のパーツに感光体ドラムとトナーユニットを、他方のパ
ーツにマグネットローラとトナーホッパーを配した構成
としながら、ギア配列を考慮することなく感光体ドラム
とマグネットローラの間隔を一定の距離に保持可能な構
成のトナーカートリッジを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の問題点を解決するため、感光体ドラムの軸を保持する
第一保持部と前記マグネットローラの軸を保持する第二
保持部を有する保持手段を用意し、この保持手段を、前
記第一保持部で第一のパーツに設けた感光体ドラムの軸
を保持し、第二保持部で第二のパーツに設けたマグネッ
トローラの軸を保持するように取り付け、前記感光体ド
ラムの軸とマグネットローラの軸を所定間隔に保持する
構成としたものである。このように保持手段で感光体ド
ラムの軸とマグネットローラの軸を所定間隔に保持する
ことができるので、記録動作中に感光体ドラムとマグネ
ットローラの間隔が変動することはなく、常に良好な記
録を行うことができ、また、ギアの負荷により両者を接
近させる配慮をする必要がなくなるので、記録装置のギ
ア構成を単純化でき、記録装置の小型化を実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態は、現
像すべき静電潜像を表面に保持する感光体ドラムを有す
る第一のパーツと、トナーホッパー内のトナーを前記感
光体ドラムへ供給し静電潜像を現像するマグネットロー
ラを有する第二のパーツとを備えたトナーカートリッジ
において、更に、前記感光体ドラムの軸を保持する第一
保持部と前記マグネットローラの軸を保持する第二保持
部を有する保持手段を設け、前記第一保持部で感光体ド
ラムの軸を保持し、前記第二保持部でマグネットローラ
の軸を保持するように取り付け、前記感光体ドラムの軸
とマグネットローラの軸を所定間隔に保持する構成とし
たものである。このように保持手段で感光体ドラムの軸
とマグネットローラの軸を所定間隔に保持することがで
きるので、感光体ドラムとマグネットローラをそれぞれ
別のパーツに配置しても、感光体ドラムとマグネットロ
ーラを常に一定の距離に保持することができ、記録性能
の低下を防止することができる。
【0008】本発明の他の実施の形態は、上記した感光
体ドラムを有する第一のパーツと、マグネットローラを
有する第二のパーツとを、前記感光体ドラム及びマグネ
ットローラの軸線から離れた位置にある支点を中心とし
て回動可能に連結し、且つ前記保持手段で前記感光体ド
ラムとマグネットローラを所定間隔に保持する構成とし
たものである。このように第一のパーツと第二のパーツ
を回動可能に連結しておくと、第一のパーツと第二のパ
ーツを回動させることで感光体ドラムとマグネットロー
ラを一定の距離に近づけることができ、その状態で保持
手段で感光体ドラムの軸とマグネットローラの軸を連結
することで、第一のパーツと第二のパーツを連結でき、
トナーカートリッジの組立作業を容易に行うことができ
る。
【0009】本発明の更に他の実施の形態は、保持手段
の第一保持部を、第一のパーツの側板部分に形成された
貫通穴に回転可能に保持される構成とし、第二保持部
を、前記保持手段を、前記第一保持部を前記貫通穴に挿
入、保持させた状態で回動させることでマグネットロー
ラの軸に嵌合させうる構成としたものである。この構成
とすると、第一保持部を第一のパーツの側板部分の貫通
穴に挿入させることで保持手段を側板部分に取り付け、
且つその第一保持部に感光体ドラムを保持させた後、マ
グネットローラを感光体ドラムに対して所定の距離に接
近させ、次いで、保持手段を回動させることで第二保持
部をマグネットローラの軸に嵌合、保持させることがで
き、二つに分かれたパーツを連結する組立動作を容易に
行うことができる。
【0010】本発明の更に他の実施の形態は、保持手段
の第一保持部を、第一のパーツの側板部分に形成された
貫通穴に、所定の回転角度位置の時にその側板部分の外
面側から挿入可能で且つその位置より回転した位置とす
ることで抜け止めを図ることができる構成とし、第二保
持部を、前記保持手段を、第一保持部を前記貫通穴に挿
入した状態で回転させることで、マグネットローラの軸
に嵌合可能な構成とし、更に、前記第一のパーツと保持
手段に、前記保持手段を前記マグネットローラに嵌合さ
せる方向に回転させる途中において一時的に回転を阻止
する仮止め手段を設けるという構成としたものである。
この構成により、トナーカートリッジの組立にあたって
は先ず保持手段を、その第一保持部を第一のパーツの側
板部分の貫通穴に挿入して取り付け、且つその第一保持
部に感光体ドラムを保持させ、次いで、この保持手段を
仮止め手段で規制される位置まで回動させて第一保持部
が側板部分から抜けないようにすることができ、これに
よって、保持手段やそれに保持した感光体ドラムが第一
のパーツから外れないようにでき、第一のパーツを取り
扱いやすくすることができる。次に、所定の部品を組み
込んだ第二のパーツを第一のパーツに組み込み、そのマ
グネットローラを感光体ドラムに対して所定の距離に接
近させた後、保持手段を前記仮止め手段による規制位置
より更に回動させることで、第二保持部をマグネットロ
ーラの軸に嵌合させることができ、二つに分かれたパー
ツを連結する組立動作を容易に行うことができる。
【0011】本発明の更に他の実施の形態は、上記構成
の第一のパーツと保持手段に更に、その保持手段を、第
二保持部がマグネットローラの軸に嵌合する位置まで回
動させた後、その保持手段が逆方向に回動するのを阻止
するストッパ手段を設けるという構成としたものであ
る。この構成により、感光体ドラムとマグネットローラ
を連結している保持手段が不用意に回動してマグネット
ローラから外れるということが防止され、常に安定して
使用できる。
【0012】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例によるトナーカート
リッジの概略断面図、図2はそのトナーカートリッジを
構成する第一のパーツを示す概略斜視図、図3はそのト
ナーカートリッジを構成する第二のパーツを示す概略斜
視図である。図1〜図3において、1はトナーカートリ
ッジ、2は第一のパーツ、3は第二のパーツである。第
一のパーツ2は、現像すべき静電潜像を表面に保持する
感光体ドラム5と、その感光体ドラム5の表面から残ト
ナーを除去して収容する廃トナーユニット6等を有して
いる。一方、第二のパーツ3は、トナーを収容したトナ
ーホッパー8と、そのトナーホッパー8内のトナーを感
光体ドラム5へ供給し静電潜像を現像するマグネットロ
ーラ9と、感光体ドラム5の表面を一様に帯電させる帯
電ローラ10等を有している。第一のパーツ2と第二の
パーツ3は図1に示す状態で且つ感光体ドラム5とマグ
ネットローラ9の距離を一定に保持した状態に組み立て
られて使用される。
【0013】第一のパーツ2と第二のパーツ3を所定の
位置関係となるように組み立てるため、第二のパーツ3
の側面にはピン12が設けられ、第一のパーツ2の対応
する部部にはピン12を挿入させるピン穴13が形成さ
れている。このピン12及びピン穴13は、感光体ドラ
ム5及びマグネットローラ9の軸線から離れた位置に配
置されており、従って、ピン12とピン穴13を嵌合さ
せることで、第一のパーツ2と第二のパーツ3をピン1
2を支点として回動可能に連結でき、その状態では感光
体ドラム5とマグネットローラ9の距離が自在に変化さ
せることができる。この感光体ドラム5とマグネットロ
ーラ9の距離を所定値に保つために保持手段15が設け
られている。
【0014】次に、保持手段15による感光体ドラム5
とマグネットローラ9の連結構造を説明する。図4は保
持手段15を示す図、図5は第一のパーツ2の概略側面
図、図6(a)、(b)、(c)は第一のパーツ2に保
持手段15を取り付けて回動させた状態を示す概略側面
図、図7は第一のパーツ2の概略正面図である。本実施
例の保持手段15は樹脂等によって一体構造に形成され
たものであり、第一平板部15aと、それに段差を付け
て接続された第二平板部15bを有しており、第一平板
部15aに感光体ドラムの軸を保持する第一保持部15
cが設けられている。この第一保持部15cは軸状に形
成されており、先端外周面に抜け止め用突起15dを有
し且つ中心に、感光体ドラム5の軸5aを挿入させて保
持するための軸保持穴15eを備えている。一方、第二
平板部15bには、溝形状の第二保持部15fが形成さ
れ、マグネットローラ9の軸9a(図8参照)に嵌合、
保持するようになっている。第一保持部15cと第二保
持部15fの間隔は、それぞれに保持した感光体ドラム
5とマグネットローラ9を、良好な現像を行うための所
定の距離に保持するように定められている。更に、第一
平板部15aの端部には円弧状のガイド面15gと、そ
れから少し突出した円弧状の仮止め用突起15hが形成
されている。
【0015】図5、図7から良く分かるように、第一の
パーツ2の一方の側面には、第一の側板部分17と、そ
れよりも外側にずれた位置の第二の側板部分18が設け
られており、側板部分17には保持手段15を取り付け
るための貫通穴19が形成されている。この貫通穴19
は、保持手段15の第一保持部15cの円筒部を通過さ
せる円形部19aと抜け止め用突起15dを通過させる
溝部19bを備えている。従って、保持手段15を貫通
穴19に対して抜け止め用突起15dが溝部19bに一
致する回転角度位置とした時には、側板部分17の外面
から第一保持部15cを挿入させることができ、挿入
後、保持手段15を回転させると抜け止め用突起15d
が側板部分17の裏面に引っ掛かり抜け止めを図ること
ができる構成となっている。また、図7から良く分かる
ように、保持手段15の第一保持部15cを側板部分1
7の貫通穴19に挿入して取り付けた状態では、保持手
段15の第二平板部15bが第一のパーツ2の第二の側
板部分18よりも感光体ドラム5の軸線方向の内側に位
置するようになっている。そして、図5において、第二
の側板部分18の右端の上端には爪18aが形成されて
おり、図6に示すように保持手段15のガイド面15g
に対して摺動し、また、仮止め用突起15hに突き当た
って仮止め用突起15hを止めることができるようにな
っている。なお、仮止め用突起15hの高さは、保持手
段15を強く押した時には爪18aを通り過ぎることが
できるように選定している。
【0016】ここで、側板部分17に形成している貫通
穴19の方向は、図6(a)に示すように、保持手段1
5が爪18aよりも少し上に位置するような回転角度位
置(以下取付位置という)とした時に、保持手段15の
第一保持部15cを挿入させることができるように定め
られており、また、保持手段15に形成している溝状の
第二保持部15fは、その保持手段15を取付位置から
下方に回動させた時に所定位置に待機しているマグネッ
トローラ9の軸9a(図8参照)に嵌合可能なように、
溝の開口方向が定められている。更に、保持手段15の
ガイド面15g、仮止め用突起15h及び第二の側板部
分18の爪18aは、保持手段15を取付位置から下方
に回動させた時に爪18aがガイド面15gを摺動し、
図6(b)に示すように、第二平板部15bの一部が側
板部分18の裏側に入るが第二保持部15fがマグネッ
トローラの軸には嵌合しない時点で爪18aが仮止め用
突起15hの一端に突き当たって一時的に回動が阻止さ
れ、更に保持手段15を強引に回動させると仮止め用突
起15fが爪18aを通り過ぎることができ、図6
(c)に示すように、保持手段15をマグネットローラ
の軸に嵌合する位置まで回動させた時には爪18aが仮
止め用突起15fの後端に係合し、保持手段15が元の
方向に回動することを阻止するように定められている。
かくして、仮止め用突起15fと爪18aとは、保持手
段をマグネットローラに嵌合させる方向に回転させる途
中において一時的に回転を阻止する仮止め手段を構成し
ており、且つ、保持手段を、第二保持部がマグネットロ
ーラの軸に嵌合する位置まで回動させた後、その保持手
段が逆方向に回動するのを阻止するストッパ手段として
も作用している。ここで、図6(b)に示すように保持
手段15が爪18aと仮止め用突起15hの係合によっ
て一時的に回転を阻止された状態では、保持手段15の
抜け止め用突起15dが側板部分17を裏側に引っかか
って抜け止めが図られており、しかも、第二平板部15
bが側板部分18の内側に入って外側への動きを拘束さ
れるので、保持手段15は確実に側板部材17に保持さ
れ、外れることはない。なお、保持手段15を図6
(b)に示す仮止め位置に停止させた時、その位置から
保持手段15が逆方向に回転しないように、第二平板部
15bを側板部分18に弾性的に押し付けるようにする
とか、爪18aが保持手段15のガイド面15gに押し
付けられる構成としておくことが好ましい。
【0017】図7において、第一のパーツ2の保持手段
15を取り付けた側とは反対側には、側板部分23、2
4が設けられ、側板部分23に取付部材25が取り付け
られて感光体ドラム5の軸5aを保持している。以下、
この取付部材25による感光体ドラム5の保持構造を説
明する。図9はこの取付部材25を示す図、図10は第
一のパーツ2の側板部分23、24側を示す概略側面
図、図11(a)、(b)は第一のパーツ2に取付部材
25を取り付けて回動させた状態を示す概略側面図であ
る。取付部材25は樹脂等によって一体構造に形成され
たものであり、平板部25aと、それに直角に設けられ
た軸保持部25b等を有している。この軸保持部25b
は軸状に形成されており、先端外周面に抜け止め用突起
25dを有し、且つ中心に、感光体ドラム5の軸5aを
挿入させて保持するための軸保持穴25eを備えてい
る。また、平板部25aには回転止め用の穴25fも形
成されている。一方、側板部分23には取付部材25を
取り付けるための貫通穴27が形成されている。この貫
通穴27は、取付部材25の軸保持部25bの円筒部を
通過させる円形部27aと抜け止め用突起25dを通過
させる溝部27bを備えている。また、側板部分23の
貫通穴27の下方には、取付部材25の穴25fに嵌合
可能なピン28も設けられている。従って、図11
(a)に示すように、取付部材25を貫通穴27に対し
て抜け止め用突起25dが溝部27bに一致する回転角
度位置とした状態で、側板部分23の外面から軸保持部
25bを挿入させることができ、挿入後、取付部材25
を図11(b)に示す位置に回動させると抜け止め用突
起25dが側板部分23の裏面に引っ掛かって抜け止め
を図ることができ、また、ピン28が穴25fに嵌合し
て取付部材25を回転しないように拘束することができ
る。
【0018】図2、図3及び図7において、第一のパー
ツ2に連結される第二のパーツ3は、第二のパーツ2の
両側の側板部分18、24の間に入り込むサイズに作ら
れており、且つ第二のパーツ3に取り付けているマグネ
ットローラ9の軸9aの端部は、第一のパーツ2に取り
付けた保持手段15の第二平板部15bに形成している
第二保持部15f(図4参照)で保持されうる位置とな
るように長さが定められている。
【0019】次に、上記構成のトナーカートリッジ1の
組立動作を説明する。第一のパーツ2に感光体ドラム5
を組み込む際には、両側の側板部分17、23の間に感
光体ドラム5を配置し、各側板部分17、23に形成し
ている貫通穴19、27から保持手段15の第一保持部
15c、取付部材25の軸保持部25bを挿入し、感光
体ドラム5の軸5aを保持させる。次いで、取付部材2
5を図11(b)に示す位置に回動させて抜けないよう
に固定する。また、保持手段15は図6(b)に示す位
置に回動させ、爪18aと仮止め用突起15hとが突き
当たる位置で一時的に回転を止めておく。これにより、
保持手段15も側板部分17から抜け落ちることはな
く、従って、感光体ドラム5は第一のパーツ2に確実に
保持されることとなり、この状態で第一のパーツ2を組
立等のために支障なく取り扱うことができる。
【0020】一方、第二のパーツ3には、第一のパーツ
2とは離した状態で必要な部品を組み込んで行く。そし
て、組み込みが終わると、図8(a)に示すように、第
一のパーツ2の両側の側板部分18、24(図7参照)
の間に第二のパーツ3をはめ込み、図8(b)に示すよ
うに両者をピン12によって回動可能に連結する。次い
で、第二のパーツ3を回動させて、マグネットローラ9
が感光体ドラム5に対して所定の距離となる位置に移動
させ、その状態で保持手段15をマグネットローラ9の
軸9aに向かって押し込んでゆく。これにより、図8
(c)に示すように、仮止め用突起15hが爪18aを
越えて進入し、保持手段15の第二保持部15fがマグ
ネットローラ9の軸9aに嵌合し、その軸9aを保持す
る。これにより、第一のパーツ2と第二のパーツ3が回
動しないように固定され、且つ感光体ドラム5とマグネ
ットローラ9は所定距離に保持される。また、保持手段
15の仮止め用突起15hの後端が爪18aに引っかか
ることで保持手段15が回動しないように固定される。
以上により、トナーカートリッジ1の組立動作が終了す
る。このトナーカートリッジ1はその後、記録装置に組
み込まれて使用されるが、その組み込み動作中も、記録
動作中も、感光体ドラム5とマグネットローラ9とは保
持手段15によって常に一定の距離に保持されており、
良好な記録を行うことができる。
【0021】なお、上記実施例では、保持手段15をト
ナーカートリッジ1のギア側に配置しているが、本発明
はこの構成に限らず、保持手段15と取付部材25を入
れ換えるように構成してもよいし、更にはトナーカート
リッジ1の両側に保持手段15を配置してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、感光
体ドラムの軸を保持する第一保持部と前記マグネットロ
ーラの軸を保持する第二保持部を有する保持手段を用意
し、この保持手段を、第一保持部で第一のパーツに設け
た感光体ドラムの軸を保持し、第二保持部で第二のパー
ツに設けたマグネットローラの軸を保持するように取り
付け、前記感光体ドラムの軸とマグネットローラの軸を
所定間隔に保持する構成としたことにより、記録動作
中、常に感光体ドラムとマグネットローラの間隔を一定
に保持して良好な記録を行うことができ、また、ギアの
負荷により両者を接近させる配慮をする必要がなくなる
ので、記録装置のギア構成を単純化でき、記録装置の小
型化を実現できるという効果を有している。
【0023】ここで、上記した感光体ドラムを有する第
一のパーツと、マグネットローラを有する第二のパーツ
とを、前記感光体ドラム及びマグネットローラの軸線か
ら離れた位置にある支点を中心として回動可能に連結す
る構成とすると、第一のパーツと第二のパーツを回動さ
せることで感光体ドラムとマグネットローラを一定の距
離に近づけることができ、その状態で保持手段で感光体
ドラムの軸とマグネットローラの軸を連結することで、
第一のパーツと第二のパーツを連結でき、トナーカート
リッジの二つのパーツの連結作業を容易に行うことがで
きるという効果が得られる。
【0024】また、保持手段の第一保持部を、第一のパ
ーツの側板部分に形成された貫通穴に回転可能に保持さ
れる構成とし、第二保持部を、前記保持手段を、前記第
一保持部を前記貫通穴に挿入、保持させた状態で回動さ
せることでマグネットローラの軸に嵌合させうる構成と
すると、第一保持部を第一のパーツの側板部分の貫通穴
に挿入させることで保持手段を側板部分に取り付け、且
つその第一保持部に感光体ドラムを保持させた後、マグ
ネットローラを感光体ドラムに対して所定の距離に接近
させ、次いで、保持手段を回動させることで第二保持部
をマグネットローラの軸に嵌合、保持させることがで
き、二つに分かれたパーツを連結する組立動作を一層容
易に行うことができるという効果が得られる。
【0025】更に、保持手段の第一保持部を、第一のパ
ーツの側板部分に形成された貫通穴に、所定の回転角度
位置の時にその側板部分の外面側から挿入可能で且つそ
の位置より回転した位置とすることで抜け止めを図るこ
とができる構成とし、第二保持部を、前記保持手段を、
第一保持部を前記貫通穴に挿入した状態で回転させるこ
とで、マグネットローラの軸に嵌合可能な構成とし、更
に、前記第一のパーツと保持手段に、前記保持手段を前
記マグネットローラに嵌合させる方向に回転させる途中
において一時的に回転を阻止する仮止め手段を設けると
いう構成とすると、トナーカートリッジの組立にあたっ
て、保持手段を、その第一保持部を第一のパーツの側板
部分の貫通穴に挿入して取り付け、且つその第一保持部
に感光体ドラムを保持させ、次いで、この保持手段を仮
止め手段で規制される位置まで回動させることで、第一
保持部が側板部分から抜けないようにすることができ、
これによって、保持手段やそれに保持した感光体ドラム
が第一のパーツから外れないようにでき、第一のパーツ
を取り扱いやすくでき、その後、第二のパーツを第一の
パーツに組み込み、そのマグネットローラを感光体ドラ
ムに対して所定の距離に接近させた後、保持手段を前記
仮止め手段による規制位置より更に回動させることで、
第二保持部をマグネットローラの軸に嵌合させることが
でき、二つに分かれたパーツを連結する組立動作を容易
に行うことができるという効果が得られる。
【0026】更に、上記構成の第一のパーツと保持手段
に更に、その保持手段を、第二保持部がマグネットロー
ラの軸に嵌合する位置まで回動させた後、その保持手段
が逆方向に回動するのを阻止するストッパ手段を設ける
ことにより、感光体ドラムとマグネットローラを連結し
ている保持手段が不用意に回動してマグネットローラか
ら外れるということを防止でき、常に安定して使用でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるトナーカートリッジの
概略断面図
【図2】図1のトナーカートリッジを構成する第一のパ
ーツを示す概略斜視図
【図3】図1のトナーカートリッジを構成する第二のパ
ーツを示す概略斜視図
【図4】図1のトナーカートリッジに用いる保持手段を
示すもので、(a)は平面図 (b)は端面図 (c)は側面図 (d)は(a)とは反対側の平面図 (e)は(c)とは反対側の側面図
【図5】図1のトナーカートリッジの第一のパーツの、
保持手段取付側の概略側面図
【図6】(a)は側板部分に保持手段を取り付けた状態
を示す概略側面図 (b)はその保持手段を仮止め位置まで回動させた状態
を示す概略側面図 (c)はその保持手段を最終位置まで回動させた状態を
示す概略側面図
【図7】第一のパーツに感光体ドラムを組み込んだ状態
を示す概略正面図
【図8】(a)は第一のパーツと第二のパーツを組み込
む前の状態で示す概略側面図 (b)は第一のパーツに第二のパーツを組み込んだ状態
を示す概略側面図 (c)は一のパーツに第二のパーツを組み込み、保持手
段で両者を連結した状態を示す概略側面図
【図9】図1のトナーカートリッジに用いる取付部材を
示すもので、 (a)は平面図 (b)は端面図 (c)は側面図 (d)は(a)とは反対側の平面図 (e)は(c)とは反対側の平面図
【図10】図1のトナーカートリッジの第一のパーツ
の、図5に示す側面とは反対側の概略側面図
【図11】(a)は側板部分に取付部材を取り付けた状
態を示す概略側面図 (b)はその取付部材を最終位置まで回動させた状態を
示す概略側面図
【符号の説明】
1 トナーカートリッジ 2 第一のパーツ 3 第二のパーツ 5 感光体ドラム 5a 感光体ドラムの軸 6 廃トナーユニット 8 トナーホッパー 9 マグネットローラ 9a マグネットローラの軸 12 ピン 13 ピン穴 15 保持手段 15c 第一保持部 15e 軸保持穴 15f 第二保持部 15h 仮止め用突起 17、18 側板部分 18a 爪 19 貫通穴 23、24 側板部分 25 取付部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月26日(2000.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八幡 克己 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA05 BA13 BA16 BA27 BA29 DA08 2H077 AA02 AA35 AD06 BA07 BA08 BA09 GA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像すべき静電潜像を表面に保持する感
    光体ドラムを有する第一のパーツと、トナーホッパー内
    のトナーを前記感光体ドラムへ供給し静電潜像を現像す
    るマグネットローラを有する第二のパーツと、前記感光
    体ドラムの軸を保持する第一保持部と前記マグネットロ
    ーラの軸を保持する第二保持部を有し、前記感光体ドラ
    ムとマグネットローラを所定間隔に保持する保持手段と
    を備えたトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 現像すべき静電潜像を表面に保持する感
    光体ドラムを有する第一のパーツと、トナーホッパー内
    のトナーを前記感光体ドラムへ供給し静電潜像を現像す
    るマグネットローラを有する第二のパーツであって、前
    記第一のパーツに対して前記感光体ドラム及びマグネッ
    トローラの軸線から離れた位置にある支点を中心として
    回動可能に連結される第二のパーツと、前記感光体ドラ
    ムの軸を保持する第一保持部と前記マグネットローラの
    軸を保持する第二保持部を有し、前記感光体ドラムとマ
    グネットローラを所定間隔に保持する保持手段とを備え
    たトナーカートリッジ。
  3. 【請求項3】 保持手段の第一保持部が、第一のパーツ
    の側板部分に形成された貫通穴に回転可能に保持される
    構成であり、第二保持部が、前記保持手段を、前記第一
    保持部を前記貫通穴に挿入、保持させた状態で回動させ
    ることでマグネットローラの軸に嵌合可能な構成である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のトナーカートリ
    ッジ。
  4. 【請求項4】 保持手段の第一保持部が、第一のパーツ
    の側板部分に形成された貫通穴に、所定の回転角度位置
    の時に前記側板部分の外面側から挿入可能で且つその位
    置より回転した位置とすることで抜け止めを図ることが
    できる構成であり、第二保持部が、前記保持手段を、第
    一保持部を前記貫通穴に挿入、保持させた状態で前記所
    定の回転角度位置から回動させることでマグネットロー
    ラの軸に嵌合可能な構成であり、更に、前記第一のパー
    ツと保持手段には、前記保持手段を前記マグネットロー
    ラに嵌合させる方向に回動させる途中において一時的に
    回動を阻止する仮止め手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2記載のトナーカートリッジ。
  5. 【請求項5】 第一のパーツと保持手段には、その保持
    手段を、第二保持部がマグネットローラの軸に嵌合する
    位置まで回動させた後、その保持手段が逆方向に回動す
    るのを阻止するストッパ手段が設けられていることを特
    徴とする請求項3又は4記載のトナーカートリッジ。
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