JP2000293040A - 湿式画像形成装置 - Google Patents
湿式画像形成装置Info
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Abstract
イルを用いる湿式画像形成装置において、シリコーンオ
イルのクリープ特性による装置内部の汚染を防止するこ
とのできる湿式画像形成装置を提供する。 【解決手段】 キャリア液がシリコーンオイルである現
像液18を収容する容器19において、現像液18の液
面より上方の容器内壁に撥油剤を塗布する。これによ
り、シリコーンオイルは撥油剤の塗布された箇所にはじ
かれて移動し難くなるので、シリコーンオイルのクリー
プ特性による移動を防止し、容器19内から這いずり出
て装置内部を汚染することを防止する。
Description
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、像
担持体上に形成される静電潜像を高粘度で高濃度の液体
現像剤を用いて顕像化する湿式画像形成装置に関するも
のである。
特開平7−209922号公報、特開平7−21935
5号公報等に、高粘度で高濃度の液体現像剤を使って静
電潜像を顕像化するい画像形成装置が開示されている。
これらの画像形成装置は、感光体等の像担持体表面を帯
電手段で均一に帯電し、該像担持体表面を画像データに
したがって書込手段により露光して静電潜像を形成す
る。そして、この静電潜像は液体現像装置により顕像化
される。この画像形成装置における液体現像剤は、絶縁
性液体からなるキャリア液中にトナーを高濃度に分散
し、10〜1500mPa・sの高粘度に調整されてい
る。この液体現像剤は、上記液体現像装置の現像剤収容
器としての現像剤タンク内に収容されている。
としては、脂肪族系炭化水素が広く用いられている。ま
た、より物性の安定した溶媒として、ジメチルシリコー
ンやメチルフェニルシリコーン等のシリコーンオイルを
用いることが検討されている。
ルを使用した場合、長時間放置しておくと、シリコーン
オイルが上記現像剤タンクの内壁を伝わって現像剤タン
クから這いずり出てしまうことがある。これは、いわゆ
るクリープ現象(這いずり現象)と呼ばれる現象であ
り、シリコーンオイルの特性の1つによるものである。
具体的には、シリコーンオイルは、ある媒体に付着する
とその媒体を伝わって移動するというクリープ特性があ
り、例えばビーカーにシリコーンオイルを入れて机に放
置しておくと、シリコーンオイルが這い上がってきて机
に広がってしまうことがある。
してシリコーンオイルを使用した場合においては、時間
の経過とともに、画像形成装置内がシリコーンオイルで
汚染されるおそれがある。シリコーンオイルが光学系に
付着した場合には、汚染による異常画像を発生させてし
まう。また、装置内に広がったシリコーンオイルに紙粉
や塵などの異物が付着・堆積し、この異物に空気中の水
分が付着すると、近傍にある電気基盤等の電気部品に対
してリークなどの電気的問題を引き起こしてしまう等の
問題もある。
クである場合にのみ発生するものではなく、溶媒として
シリコーンオイルを使用した液体現像剤を収容する現像
剤収容器であり、かつ、内部の現像剤が移動した場合に
装置内を汚染する可能性のある現像剤収容器においては
同様に発生する問題である。
あり、その目的とするところは、液体現像剤のキャリア
液としてシリコーンオイルを用いる湿式画像形成装置に
おいて、シリコーンオイルのクリープ特性による装置内
部の汚染を防止することのできる湿式画像形成装置を提
供することである。
に、請求項1の発明は、絶縁性液体中にトナーを分散し
た高濃度、高粘度の液体現像剤を収容する現像剤収容器
を備え、該液体現像剤を用いて像担持体上に形成された
静電潜像を顕像化する湿式画像形成装置において、該絶
縁性液体がシリコーンオイルであり、少なくとも該現像
剤収容器内においてシリコーンオイルのクリープ特性に
よる移動を許容する箇所を、撥油処理したことを特徴と
するものである。
少なくとも上記現像剤収容器内においてシリコーンオイ
ルのクリープ特性による移動を許容する箇所を撥油処理
しているので、シリコーンオイルは該箇所にはじかれて
移動し難くなる。これにより、シリコーンオイルのクリ
ープ特性による移動を防止し、現像剤収容器内から這い
ずり出ることを防止する。
ては、低すぎると蒸発しやすく、高すぎると流動性が顕
著に劣るため、粘度としては、好ましくは10〜150
0mPa・s程度のものであり、さらに好ましくは30
〜1000mPa・s程度の高粘度のものである。ま
た、濃度としては、トナー固形分率5〜30%程度のも
のが好ましい。
成装置において、上記撥油処理箇所のシリコーンオイル
又はシリコーンオイルにトナーを分散した液体現像剤に
対する接触角が30°以上であることを特徴とするもの
である。
上記撥油処理箇所のシリコーンオイル又はシリコーンオ
イルにトナーを分散した液体現像剤に対する接触角が3
0°以上と十分に付着し難いように撥油処理している。
これにより、さらにシリコーンオイルを移動し難くし、
現像剤収容器内から這いずり出ることを確実に防止す
る。
画像形成装置において、上記撥油処理に使用する材料
が、シリコーンオイルと化学的に反応しないものである
ことを特徴とするものである。
上記撥油処理に使用する材料が、シリコーンオイルと化
学的に反応しないので、撥油処理箇所が化学反応によっ
て変化するおそれがない。これにより、撥油処理の効果
を長期にわたって維持できる。
面に開口部を有する筺体である請求項1、2又は3の湿
式画像形成装置において、該筺体内側の上面に付着した
シリコーンオイルが自由落下できるように、該上面を傾
斜面に形成したことを特徴とするものである。
現像剤収容器としての筺体内側の上面に付着したシリコ
ーンオイルが自由落下できるように、該上面が傾斜面に
形成されているので、液はね等でシリコーンオイルが該
上面に付着しても、シリコーンオイルがその自重により
落下する。これにより、シリコーンオイルが筺体上面の
開口部から外部に這いずり出ることを防止する。
る電子写真複写機(以下、複写機という)の液体現像装
置に適用した一実施形態について説明する。図1は本実
施形態に係る複写機の概略構成図である。潜像担持体と
しての感光体1の周辺には、帯電装置としての帯電ロー
ラ2と、露光装置3と、液体現像装置4と、転写装置と
しての転写ローラ5と、クリーニングブレードを有する
クリーニング装置6とが配設されている。また、記録体
としての転写紙Pを給紙するための給紙装置7と、転写
紙上に転写されたトナーを定着するための定着装置8を
備えている。
である。液体現像装置4は、液体現像剤(以下、現像液
という)18を貯留する現像液貯留タンク15と、現像
剤担持体として可撓性を有する無端状の現像ベルト10
と、現像ベルト10に現像液18を塗布する塗布ローラ
13と、現像ベルト10上の現像液をクリーニングする
クリーニングブレードおよびその支持部等からなる現像
ベルトクリーニング部材12と、現像液18を循環させ
るためのポンプ手段であるギャポンプ16と、現像液1
8を撹拌する螺旋状の羽を有する撹拌ローラ17とを備
えている。上記現像ベルト10の内側には、現像ベルト
10を駆動するための駆動ローラ11を備えている。ま
た、塗布ローラ13表面に当接し、塗布ローラ13上の
現像液18の量を規制するメータリングブレード、およ
び、その支持部等からなる塗布量規制部材14を備えて
いる。上記ギャポンプ16は、現像液貯留タンク15を
入口側と出口側の二つに室に分けている。塗布ローラ1
3は、下部をギャポンプ16の出口側室の現像液18に
浸漬するよう配置されている。また、撹拌ローラ17
は、ギャポンプ16の入口側室の現像液18循環経路内
に配置されている。これらは、現像ベルト10が感光体
1と接触する領域を露呈させるために上部に開口部を有
する筺体である容器19内に収容されている。
明する。図1において、感光体1は矢印a方向に回転駆
動しながら帯電ローラ2からの電荷により一様に帯電し
た後、露光装置3からの光照射され、静電潜像を形成す
る。この静電潜像は、液体現像装置4により現像され、
顕像としてのトナー像が形成される。液体現像装置4に
より現像されたトナー像は、給紙手段7により感光体1
表面に搬送された転写紙Pに、転写ローラ5によって転
写される。トナー像が転写された転写紙Pは、感光体1
から分離され、定着装置8で定着処理がなされた後に機
外に排紙される。一方、転写後の感光体1は、クリーニ
ング装置6よって残留現像液が回収除去される。なお、
回収除去された現像液は、クリーニング装置6の回収液
貯留容器6aに貯留される。
作について説明する。図2において、ギャポンプ16は
圧力により、現像液貯留タンク15内の入口側室の現像
液18を出口側室の上部の塗布ローラ13の位置まで押
し上げる。塗布ローラ13は矢印d方向の回転により、
現像液18を汲み上げ、塗布量規制部材14で表面の現
像液量を規制された後、現像ベルト10表面へ現像液1
8を塗布する。この過程で、現像液18は薄い膜状にな
り、現像ベルト10上に一定の厚みを有した現像液18
の薄層が形成される。一方、塗布量規制部材14で規制
された現像液は、重力によりギャポンプ16の出口側室
に戻る。また、ギャポンプ16より押し上げられなかっ
た現像液18は、重力によりギャポンプ16の入口側室
に戻る。
上の現像液の薄層は、現像ベルト10の矢印b方向の回
転により、感光体1と現像ベルト10とが接触する現像
領域まで搬送される。そして、現像領域において、図示
しない現像バイアスを印加され、薄層の状態で現像ベル
ト10から剥離し、感光体1上の潜像の形成されている
部分に移行する。一方、現像に使用されなかった現像液
の薄層は、現像ベルトクリーニング部材12によって回
収され、重力により現像液貯留タンク15のギャポンプ
16入口側室に落下する。
であるシリコーンオイルをキャリア液とし、このキャリ
ア液にトナーを分散させたものである。なお、低分子量
シリコーンオイルは蒸発しやすいため、分子量1000
以上のシリコーンオイルが好ましい。本実施形態におい
ては、キャリア液としてジメチルシリコーン(信越化学
のKF−96)を用い、トナー固形分率5〜30%、粘
度100〜10000mPa・sである現像液18を使
用した。
リコーンオイルは、長時間の放置により、上記容器19
の内壁を伝わって移動し、容器19から這いずり出てし
まうおそれがある。これは、シリコーンオイルの持つク
リープ特性によるもである。このようなクリープ特性を
持つシリコーンオイルの具体例としては、ジメチルシリ
コーンの他にメチルフェニルシリコーンなどが挙げられ
る。
よる移動を防止するために、本実施形態においては、現
像液18の液面より上方の容器19の内壁に撥油剤を塗
布している。撥油剤としては、ジメチルシリコーンと化
学的に反応しないものが望ましく、具体的には、4フッ
化エチレン、3フッ化エチレン、フッ化ビニリデン、4
フッ化エチレン−6フッ化プロピリン共重合体、IH−
ペンタデカフルオクチルメタアクリレート、過弗素ヒド
ロキシ不飽和エステル等を挙げることができる。本実施
形態おいては、IH−ペンタデカフルオクチルメタアク
リレートを、スプレーまたはディピング法で風乾するこ
とで3〜5μmの塗布膜を形成する。
容器19の内壁に撥油剤を塗布することで、ジメチルシ
リコーンは塗布面にはじかれて移動し難くなる。このた
め、ジメチルシリコーンのクリープ特性による移動を防
止できるので、容器19内から這いずり出ることを防止
でき、装置内部の汚染を防止することができる。このと
き、撥油剤の塗布膜表面は純水における接触角が100
°以上であり、ジメチルシリコーン及びジメチルシリコ
ーンにトナーを分散した現像液の接触角が50°以上あ
れば、塗布膜表面へのジメチルシリコーンの移動はな
く、十分な効果が得られた。
ては、撥油剤としてジメチルシリコーンと化学的に反応
しないものを使用しているので、塗布膜表面が化学反応
によって変化するおそれがなく、撥油処理の効果を長期
にわたって維持することができる。
は傾斜面に形成されているので、液はね等で傾斜面に現
像液18が付着しても、現像液18が自然に落下しやす
くなり、現像液中のシリコーンオイルが容器19の開口
部から外部に這いずり出ることを防止できる。
の液面より上方の容器19の内壁に撥油剤を塗布した
が、容器19全体に塗布してもよい。また、容器19の
みに限らず、例えば、図1で示したクリーニング装置6
の回収液貯留容器6aなど、ジメチルシリコーン又はジ
メチルシリコーンを使用した液体現像剤を収容する現像
剤収容器であり、かつ、内部の現像剤が這いずり出るこ
とによって、装置内を汚染する可能性のある容器につい
ては、ジメチルシリコーンのクリープ特性による移動を
許容する箇所に撥油剤を塗布することで、本実施形態と
同様に容器19内から這いずり出ることを防止できる。
液体現像剤のキャリア液としてシリコーンオイルを用い
る湿式画像形成装置において、シリコーンオイルのクリ
ープ特性によって現像剤収容器内から這いずり出ること
を防止し、装置内部の汚染を防止することができるとい
う優れた効果がある。
ンオイルがより移動し難くなるので、現像剤収容器内か
ら這いずり出ることを確実に防止し、装置内部の汚染を
防止することができるという優れた効果がある。
の効果を長期にわたって維持することができるという優
れた効果がある。
でシリコーンオイルが筺体上面に付着したときでも、シ
リコーンオイルがその自重により落下するので、筺体上
面の開口部からシリコーンオイルが這いずり出ることを
防止できるという優れた効果がある。
す正面図。
置の概略構成図。
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁性液体中にトナーを分散した高濃度、
高粘度の液体現像剤を収容する現像剤収容器を備え、該
液体現像剤を用いて像担持体上に形成された静電潜像を
顕像化する湿式画像形成装置において、 上記絶縁性液体がシリコーンオイルであり、少なくとも
上記現像剤収容器内においてシリコーンオイルのクリー
プ特性による移動を許容する箇所を、撥油処理したこと
を特徴とする湿式画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記撥油処理箇所のシリコーンオイル又はシリコーンオ
イルにトナーを分散した液体現像剤に対する接触角が3
0°以上であることを特徴とする湿式画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1又は2の湿式画像形成装置におい
て、 上記撥油処理に使用する材料が、シリコーンオイルと化
学的に反応しないものであることを特徴とする湿式画像
形成装置。 - 【請求項4】上記現像剤収容器が上面に開口部を有する
筺体である請求項1、2又は3の湿式画像形成装置にお
いて、 上記筺体内側の上面に付着したシリコーンオイルが自由
落下できるように、該上面を傾斜面に形成したことを特
徴とする湿式画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094999A JP3975025B2 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 湿式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094999A JP3975025B2 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 湿式画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293040A true JP2000293040A (ja) | 2000-10-20 |
| JP3975025B2 JP3975025B2 (ja) | 2007-09-12 |
Family
ID=14287613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10094999A Expired - Fee Related JP3975025B2 (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 湿式画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3975025B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003021972A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Ricoh Co Ltd | 湿式画像形成装置 |
| JP2010085665A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Brother Ind Ltd | ベルトユニット及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-04-08 JP JP10094999A patent/JP3975025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003021972A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Ricoh Co Ltd | 湿式画像形成装置 |
| JP2010085665A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Brother Ind Ltd | ベルトユニット及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3975025B2 (ja) | 2007-09-12 |
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