JP2000293528A - 画像読影装置、画像読影方法及び画像読影プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像読影装置、画像読影方法及び画像読影プログラムを記録した記録媒体

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JP2000293528A
JP2000293528A JP9570099A JP9570099A JP2000293528A JP 2000293528 A JP2000293528 A JP 2000293528A JP 9570099 A JP9570099 A JP 9570099A JP 9570099 A JP9570099 A JP 9570099A JP 2000293528 A JP2000293528 A JP 2000293528A
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JP9570099A
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Toshikazu Sakano
寿和 坂野
Takahiro Yamaguchi
高弘 山口
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像をフレームメモリに一括してプリ
フェッチしておくことで順次画像表示するのでは、プリ
フェッチまでの時間待ちが必要となるし、フレームメモ
リの容量が大きくなる。 【解決手段】 読影に必要な複数枚の医療画像とその表
示順序を画像グループとして設定しておき、画像蓄積部
から該当するグループを選択し(S21)、グループの
最初の医療画像データを検索・読み出し・階調変換して
フレームメモリに格納し(S22〜S25)、フレーム
メモリに格納された医療画像データを画像表示し(S2
6)、この画像表示に並行して、次に表示する医療画像
データがある場合(S27)には次の医療画像データを
検索・読み出し・階調変換・フレームメモリへの格納を
しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読影装置及び
方法に係り、特に医療分野で胸部X線写真や胃部X線写
真などの医療画像を効率的に読影するための医療画像読
影装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医療現場では、様々な医療画像が診断に
利用されている。たとえば、胸部X線画像、胃部X線画
像、超音波画像、内視鏡画像、CT画像、MRI画像な
どである。これら医療画像の中で最も一般的に利用され
るのが各種X線画像である。X線画像は通常、X線フィ
ルムをシャーカステンと呼ばれるライトボックス上にか
ざすことによって観察する。
【0003】このように、従来フィルムベースで行われ
てきた医療画像の表示、保存管理などを電子的に行う医
療画像の電子化が、最近注目されはじめている。これ
は、フィルム上に記録された医療画像をディジタルデー
タ化し、ディジタルデータとして各種保存媒体(半導体
メモリ、光磁気メモリなど)に保存・管理し、必要に応
じて読み出してCRTモニタ上に表示して観察しようと
いうものである。画像を電子化して保存・管理すること
によって、画像保存・管理、移動などを従来に比べて大
幅に効率化することができる。
【0004】医療画像をディジタル化し、CRTモニタ
に表示する際には、診断精度を低下させないために細心
の注意を払う必要がある。単純胸部X線フィルムと同等
のディジタル画像を得るためには、画素数が4000×
4000以上、階調12ビット以上が必要であるといわ
れている。少なくとも診断に耐える程度の画像品質を実
現するためには画素数が2000×2000は必要とさ
れている。このように、ディジタルデータ化された医療
画像はそのデータ量が膨大になるのが特徴である。
【0005】図5には医療画像読影装置の一般的な構成
を示している。同図において、1は画像蓄積部、2は画
像処理部、3はフレームメモリ、4は制御部、5は画像
表示部、6はディジタル・アナログ変換回路、7はCR
Tモニタをそれぞれ表している。
【0006】画像蓄積部1は複数のディジタル医療画像
が蓄積されているデータベースである。画像蓄積部1か
ら読み出された画像データは画像処理部2において階調
変換が施された後、フレームメモリ3に一旦格納され
る。フレームメモリに格納された画像データは順次読み
出され、画像表示部5のディジタル・アナログ変換回路
6でアナログ信号に変換された後、CRTモニタ7に導
かれて画像が表示される。制御部4は、画像を診断する
医師からの要求を受け付けるとともに、装置全体のデー
タの流れを制御している。
【0007】図6には、医療画像読影装置の従来動作例
のフローを示している。まず、医師が医療画像表示の要
求を装置に対して行うと(S1)、装置の画像蓄積部
(データベース)1において対象となる画像データを検
索し(S2)、対象画像を読み出す(S3)。読み出さ
れた画像データは画像処理部2で画像表示に適した形に
階調変換がなされ(S4)、フレームメモリに書き込ま
れる(S5)。フレームメモリに格納された画像データ
は順次読み出され、ディジタル・アナログ変換をへてC
RTモニタ上に表示される(S6)。医師は、CRTモ
ニタ7に表示された医療画像を見て診断を行う。表示さ
れた画像について診断が終わると、医師は次の画像の表
示要求を装置に入力する(S7)。
【0008】従来の医療画像読影装置は、医療画像のデ
ータ量が膨大であるために、画像表示要求を出してから
実際に画像がCRTモニタ上に表示されるまでには時間
がかかるという問題があった。画像蓄積部に保存される
医療画像数が多くなると、画像検索にかかる時間が増大
する。
【0009】次に、画像処理部における処理時間は、画
像データ量に比例して増大する。画像データ量が多くな
ると、フレームメモリヘのデータ書き込みにも時間を要
することになる。
【0010】このように従来の医療画像読影装置では、
扱う画像データのデータ量が膨大となるために、画像表
示までに要する時間が長くなるという問題があった。
【0011】このような画像表示時間に関わる問題を緩
和するために、画像をあらかじめ読み出しておくプリフ
エッチ機能の実装が提案されている。
【0012】図7にはプリフエッチ機能を用いた場合の
装置の動作フローを示している。医師が医療画像を読影
する際には、表示画像、表示順序などがあらかじめわか
っている場合が多い。これを利用して医師が表示したい
画像グループの表示要求を出すと(S11)、画像蓄積
部1において対象となる複数の画像を表示順に検索し
(S12)、対象画像グループを一括読み出しする(S
13)。読み出された画像データは順次階調変換が施さ
れ(S14)、フレームメモリヘ格納される(S1
5)。この時点で、医師が表示したい医療画像はすべて
フレームメモリ内へ格納されていることになる。次に、
表示したい画像データはフレームメモリにすでに格納さ
れているため、医師が画像表示要求を出すと、フレーム
メモリに格納されている各画像の読み出しと表示を行う
(S16,S17)。さらに、次の画像グループがある
場合にはそのグループの選択に戻る(S18)。
【0013】これにより、グループ単位の画像は、画像
検索、階調変換処理を経ることなく高速に画像を表示す
ることが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】プリフエッチ機能を有
する従来の医療画像読影装置では、医療画像を高速に表
示することが可能となる。しかしながら、医師が画像を
見たいと要求を出してから、複数の医療画像をフレーム
メモリに読み込んでくるまでに時間を要するという問題
がある。一度フレームメモリに画像が格納されればそれ
以降の画像表示は高速にできるものの、医師はプリフエ
ッチが終了するまで画像表示を待たなくてはならないと
いう問題があった。また、医師が一度に見たい画像数が
多くなると、それにともなってフレームメモリのメモリ
容量を大きくしなくてはならないという問題もあった。
【0015】このような問題は、複数枚の画像を検索・
階調変換・フレームメモリへの格納し、それを切り替え
てモニタに表示する他の画像読影装置にもあることが予
想される。
【0016】本発明の目的は、医療画像など、複数枚の
画像を高速表示できる画像読影装置、画像読影方法およ
び画像読影プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、画像をグループ化しておき、グループの
画像を検索してその最初の画像を読み出し・階調変換・
フレームメモリへの格納で画像表示している間に次の画
像データを検索・読み出し・階調変換・フレームメモリ
への格納をしておくようにしたもので、以下の構成、方
法及び記録媒体を特徴とする。
【0018】(装置の発明)多数枚のディジタル画像デ
ータを蓄積する画像蓄積部と、該画像蓄積部に蓄積され
た画像データを読み出して階調変換を施す画像処理部
と、該画像処理部から出力された画像データを蓄積する
フレームメモリと、該フレームメモリに蓄積された画像
データを表示する画像表示部と、装置全体を制御するた
めの装置制御部から構成される画像読影装置において、
前記フレームメモリはグループ化した複数枚の画像デー
タを蓄積できる構成とし、前記装置制御部は、前記画像
蓄積部に蓄積されている複数枚の画像データの表示順序
を設定し、該表示順序に従って前記画像蓄積部から画像
データを読み出して前記画像処理部へ送出し、該画像処
理部から出力された画像データを前記フレームメモリに
蓄積する手段と、画像表示要求された画像データが前記
フレームメモリに蓄積されている場合には、該フレーム
メモリから画像データを読み出して画像表示制御を行う
と共に、次に表示される画像データを前記画像蓄積部か
ら検索・読み出して前記画像処理部を経て前記フレーム
メモリに格納し、該当する画像データが前記フレームメ
モリに蓄積されていない場合には、画像データを前記画
像蓄積部から読み出して前記画像処理部および前記フレ
ームメモリを経て画像表示制御を行う手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】また、前記画像蓄積部はネットワークを介
して接続され、該ネットワークを介して転送されてきた
画像データを一時格納するためのキャッシュメモリを備
えたことを特徴とする。
【0020】また、前記フレームメモリは、蓄積できる
画像データの枚数を10枚以上にしたことを特徴とす
る。
【0021】また、前記画像処理部は、フィルム画像の
輝度と前記画像表示部で表示された画像の輝度との比が
一定となる階調変換をすることを特徴とする。
【0022】(方法の発明)多数枚のディジタル画像デ
ータを画像蓄積部に蓄積しておき、この蓄積された画像
データを階調変換してフレームメモリに蓄積し、このフ
レームメモリの画像データを画像表示部に画像表示する
画像読影方法であって、読影に必要な複数枚の画像とそ
の表示順序を画像グループとして設定しておき、画像表
示要求で前記画像蓄積部から該当するグループを選択
し、前記グループの最初の画像データを検索・読み出し
・階調変換して前記フレームメモリに格納し、前記フレ
ームメモリに格納された画像データを前記画像表示部に
画像表示し、前記画像表示に並行して、次に表示する画
像データがある場合には前記画像蓄積部から次の画像を
検索して読み出し、前記階調変換・フレームメモリへの
格納をしておくことを特徴とする。
【0023】また、多数枚のディジタル画像データをネ
ットワークを介した画像蓄積部に蓄積しておき、この蓄
積された画像データを該ネットワークを介して取り込
み、この取り込んだ画像データを階調変換してフレーム
メモリに蓄積し、このフレームメモリの画像データを画
像表示部に画像表示する画像読影方法であって、読影に
必要な複数枚の画像とその表示順序を画像グループとし
て設定しておき、前記ネットワークを介した画像表示要
求で前記画像蓄積部から該当するグループを選択し、前
記画像蓄積部から検索・読み出した前記グループの画像
データを前記ネットワークを介してキャッシュメモリに
格納しておき、前記キャッシュメモリに格納した画像デ
ータを検索・読み出し・階調変換して前記フレームメモ
リに格納し、前記フレームメモリに格納された画像デー
タを前記画像表示部に画像表示し、前記画像表示に並行
して、次に表示する画像データがある場合には前記キャ
ッシュメモリから次の画像を検索して読み出し、前記階
調変換・フレームメモリへの格納をしておくことを特徴
とする。
【0024】(記録媒体の発明)前記方法又は装置の一
部又は全部をコンピュータプログラムで記載してそれを
実行できるようにし、それをコンピュータが読み取り可
能な記録媒体に記録したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の実施形態を示す医療画像読影装置の処理フローであ
る。本実施形態における装置構成は図5のものと同等で
あるが、制御部4におけるデータ制御方法が従来のもの
とは異なる。
【0026】医療画像読影を行う医師はあらかじめ読影
に必要な画像、観察する順序が決まっている場合が多
い。一般的な患者の診断に必要となる画像は、単純胸部
X線画像の正面、側面から撮影した画像、CT画像など
数枚であり、前記の順序で画像を表示して読影する。ま
た、胃部画像は一人の患者あたり10枚程度の放射線画
像を撮影順に従って表示するのが普通である。このよう
に医師が医療画像を読影する際には複数の画像を決まっ
た順序で表示して観察するのが一般的である。
【0027】そこで、本実施形態では、まず読影に必要
な複数の画像とその表示順序をあらかじめ把握してお
く。医師が医療画像表示要求を装置に対して行うと、装
置は当該医療画像グループを選択し(S21)、読影に
必要な複数画像の内、画像蓄積部1にて最初の画像を検
索し(S22)、最初の画像を画像蓄積部から読み出し
(S23)、階調変換(S24)を経てフレームメモリ
に格納する(S25)。フレームメモリに格納された医
療画像データは画像表示部で表示される(S26)。医
師は表示された画像を見ながら読影を実施する。
【0028】この読影中に、装置は次に表示する画像が
あれば(S27)、その画像読み出し・表示(S26)
と並行して、画像蓄積部にて次画像を検索しておき(S
22)、次画像の読み出し・階調変換・フレームメモリ
への格納をしておく(S23〜S25)。さらに、装置
は次に表示する画像グループがあれば(S28)、次の
医療画像グループを選択する(S21)。
【0029】したがって、本実施形態では、医師が読影
している間に次に表示すべき画像データを画像蓄積部か
ら読み出し、階調変換を経てフレームメモリに格納して
おく。医師が1枚目の画像に基づいて読影を実施し、次
の画像表示要求を出したときには、その画像データはフ
レームメモリに既に格納されているので、瞬時に表示す
ることができる。医師はその画像を見ながら再び読影を
実施する。
【0030】このように、医師が読影している間に次に
表示する画像データを画像蓄積部から読み出してフレー
ムメモリに格納しておくというのが本実施形態である。
【0031】図2には、従来例と本実施形態での装置の
稼動状況、および医師の稼動状況を時系列上で比較して
示している。同図の(a)の部分は、従来例における装
置稼動、医師稼動をそれぞれ示している。まず、医師が
画像表示要求を出すと、装置は画像蓄積、部で画像検索
を実施し、次に階調変換、そしてフレームメモリ格納・
読み出しを経てCRTモニタ上に画像表示を行う。画像
が表示されると医師が画像を見ながら読影を行う。読影
が終了し、次の画像表示要求を装置に対して行うと、装
置は再び画像検索、階調変換、フレームメモリ格納、画
像表示を実施する。
【0032】この従来例では、医師は画像表示要求を出
してから画像表示が実施されるまでは待ち時間となり、
画像表示がなされて初めて次の画像の読形作業を行う。
【0033】このように従来の方法では装置が稼動して
いる間、医師は待ち時間となり、医師が読形作業をして
いる間は装置が休止状態となっていることがわかる。
【0034】次に、(b)の部分は、プリフエッチ機能
を持つ従来例の場合を示している。医師が画像表示要求
を出すと、装置は読影に必要なすべての医療画像を検索
し、階調変換処理を経てフレームメモリに書き込む。そ
の後画像表示を行い、医師が表示画像の読影を行う。医
師が次の画像表示要求を装置に対して出すと、既にフレ
ームメモリに蓄積されているので高速に表示することが
可能である。
【0035】このようにプリフエッチ機能を持つ従来例
では、画像表示は高速にできるものの、プリフエッチに
は時間がかかり、この間、医師は待っていなくてはなら
ない。
【0036】(c)の部分は、本実施形態の場合を示し
ている。本実施形態では、医師が画像表示要求を出す
と、一枚分だけ画像蓄積部から読み出し、階調変換処
理、フレームメモリ格納を経て画像表示を実施する。医
師は表示された画像に基づいて読影を行うが、装置はそ
の間に次の画像を画像蓄積部から読み出して階調変換処
理を経てフレームメモリに格納しておく。医師が1枚目
の画像読影を終了して次の画像表示要求を出すと、その
時点でフレームメモリに次の画像が格納されているの
で、高速に表示がなされ、医師は待ち時間なく次の画像
の読影を実施できる。あとはその繰り返しである。医師
が読影している間に装置は次の画像表示の準備をしてい
るので、医師にしてみれば待ち時間なく順次画像表示を
行って読影をすることが可能となる。
【0037】このように、本実施形態によれば、医師が
読影している間に装置が次の画像表示の準備をすること
により、高速に画像表示することができる。さらに、次
の画像のみをプリフエッチする構成となっているので、
フレームメモリの容量が膨大になることもない。また、
従来のプリフエッチ機能のように、医師が読影を始める
前にプリフエッチのために長時間待つ必要もないという
利点がある。
【0038】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態を示す装置構成図である。同図において、8
は遠隔地に設置された画像蓄積部(データベース)、9
は画像蓄積部側のネットワークインターフェース、10
は画像読影装置側のネットワークインターフェース、1
1はネットワークを介して転送された画像データを一時
格納するためのキャッシュメモリをそれぞれ表してい
る。
【0039】本実施形態は、画像蓄積部(データベー
ス)8が遠隔地にあり、ネットワークを介して画像読影
装置と接続されている場合の実施形態である。これは、
病院内にデータベースがあって、画像読影装置とLAN
によって接続されている場合や、病院外の遠隔地にデー
タベースがあって、画像読影装置とは病院間ネットワー
クなどを介して接続されている場合に相当している。
【0040】図4には、本実施形態の処理フローを示
す。まず、医師が画像表示要求を出すと、遠隔地の画像
蓄積部(データベース)8において、対象画像グループ
の選択とその検索読み出しが行われ(S31,S3
2)、ネットワークを介して画像読影装置のキャッシュ
メモリ11に順次転送・格納される(S33,S3
4)。
【0041】画像読影装置の制御部4は、対象画像のう
ち、最初に表示される画像をキャッシュメモリ内で検索
し(S35)、画像があれば読み出し(S36)、階調
変換処理(S37)とフレームメモリへの格納(S3
8)を経て画像読み出し・表示を行う(S39)。医師
は表示された画像の読影を行う。その間、次に表示する
画像があれば(S40)、医療画像読影装置は、次の画
像をキャッシュ内で検索し(S35)、検索された画像
があれば階調変換処理を行ってフレームメモリに格納す
る。他の処理は前記の第1の実施形態の場合と同様の処
理を行う(S41)。
【0042】医療画像読影装置とデータベース8がネッ
トワーク接続されている場合には、ネットワークを介し
て医療画像を転送する時間が最も長くなる。そのため、
本実施形態では、ネットワークを介した画像転送を医師
の画像表示要求発生時と同時に継続的に行うことで、キ
ャッシュを画像蓄積部に見立ててローカルに行う構成と
している。このような構成とすることにより、ネットワ
ークを介した画像読影時であっても、画像転送時間を意
識することなく、高速な画像切り替え表示が可能とな
る。
【0043】(第3の実施形態)前記の第2の実施形態
における医療画像読影装置は、画像蓄積部がネットワー
クを介して読影装置と接続される場合である。この場
合、医師が医療画像を表示して読影を行うには、通常は
1画像あたり10〜15秒の読影時間を要する。また、
通常転送される医療画像のデータ量は、画像1枚あたり
6〜8メガバイトである。医師が読影している間に画像
をネットワークを介して転送するためには、6〜8メガ
バイトのデータを10秒程度以内に転送する必要があ
り、そのためには、ネットワーク速度が毎秒6メガビッ
ト以上である必要がある。
【0044】そこで、本実施形態ではネットワーク速度
を毎秒6メガビット以上のものが好ましい。ネットワー
ク速度を毎秒6メガビット以上とすることにより、医療
画像を10秒以内に転送することが可能となり、ネット
ワーク転送時間によって医師の待ち時間が発生すること
を回避することができる。
【0045】(第4の実施形態)医師が一度に読影する
医療画像の枚数は多くて10枚程度である。したがっ
て、本実施形態では、フレームメモリが10枚以上の医
療画像データを格納する容量を有し、容量を超えて画像
データを格納したい場合には、フレームメモリに格納さ
れている画像データのうち最も古いデータに上書きする
構成とする。
【0046】本実施形態によれば、医師が医療画像を一
通り見て、その後何枚かの画像を見直すような場合に、
フレームメモリ内に画像データが残っている確率が高く
なり、画像蓄積部の検索や階調変換処理を行うことなく
フレームメモリに格納されている画像を直接表示すれば
良いので、高速な画像表示が実現されることになる。フ
レームメモリの容量を医療画像10枚以上にしておけ
ば、医師が複数医療画像を読影するほとんどの場合に対
応することができる。
【0047】(第5の実施形態)医師が読影に使う医療
画像は従来のフィルムベースの医療画像と比較して遜色
のないものでなくてはならない。これを満たすために
は、表示画像の画素数として2000×2000画素以
上、各画素の階調が8ビット以上である必要がある。
【0048】そこで、本実施形態では、医療画像読影装
置の画像表示性能を、2000×2000画素以上(4
00万画素以上)、各画素の階調を8ビット以上として
いる。これによって、従来のフイルム画像による読影と
遜色のない画像診断が可能となる。
【0049】(第6の実施形態)放射線画像の読影は過
去100年にわたって、フイルムをライトボックス上に
照らして表示する方法が用いられてきた。そのため、フ
ィルム画像の読影技術には膨大な診断ノウハウの蓄積が
ある。CRT上に医療画像を表示して診断を行う画像診
断においては、フィルム画像と同等の画像表示がなされ
ることが望ましい。これによって、フイルム画像による
読影技術をそのままCRT画像読影に適用することが可
能となる。フィルム画像とCRT画像とを同等に見える
ようにするためには、フィルム画像の輝度と該画像表示
部で表示された画像の輝度との比を一定にしてやれば良
い。
【0050】本実施形態では、フィルム画像の輝度と該
画像表示部で表示された画像の輝度との比を一定にする
階調変換法を適用することを特徴としている。これによ
って、CRT画像をフィルム画像と同等の見え方にする
ことができる。
【0051】なお、以上までの実施形態において、図1
及び図4に示した方法又は図3及び図5に示した装置の
一部又は全部をコンピュータプログラムで記載してそれ
を実行できるようにし、それをコンピュータが読み取り
可能な記録媒体、例えば、FD(フロッピーディスク)
や、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リム
ーバブルディスクなどに記録して提供し、配布すること
が可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、医療画
像を表示する医療読影装置及び方法において、医師が読
影している間に次の画像をフレームメモリに読み込んで
おくことによって、次の画像表示を高速に行なうことが
できる。これによって、読影する医師から見れば高速な
画像表示が可能となる。
【0053】なお、本発明は、複数の画像データの表示
順序があらかじめ決まっており、かつ各画像データが膨
大で処理に時間を要するような場合であれば、他の画像
読影装置やシステムにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す処理フロー。
【図2】従来例と実施形態における画像読影の装置稼働
と医師稼働の過程を示す図。
【図3】本発明の他の実施形態を示す構成図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す処理フロー。
【図5】医療画像読影装置の構成図。
【図6】従来の医療画像読影処理フロー。
【図7】従来の他の医療画像読影処理フロー。
【符号の説明】 1…画像蓄積部 2…画像処理部 3…フレームメモリ 4…制御部 5…画像表示部 6…ディジタル・アナログ変換回路 7…CRTモニタ 8…遠隔地に設置された画像蓄積部 9…画像蓄積部側のネットワークインターフェース 10…画像読影装置側のネットワークインターフェース 11…キャッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 380A 15/42 J X Fターム(参考) 5B075 KK03 ND06 PQ02 UU29 5C082 AA04 BA20 BA35 BB01 BB15 BB26 BB29 CA11 CB01 DA87 MM02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のディジタル画像データを蓄積す
    る画像蓄積部と、該画像蓄積部に蓄積された画像データ
    を読み出して階調変換を施す画像処理部と、該画像処理
    部から出力された画像データを蓄積するフレームメモリ
    と、該フレームメモリに蓄積された画像データを表示す
    る画像表示部と、装置全体を制御するための装置制御部
    から構成される画像読影装置において、 前記フレームメモリはグループ化した複数枚の画像デー
    タを蓄積できる構成とし、 前記装置制御部は、 前記画像蓄積部に蓄積されている複数枚の画像データの
    表示順序を設定し、該表示順序に従って前記画像蓄積部
    から画像データを読み出して前記画像処理部へ送出し、
    該画像処理部から出力された画像データを前記フレーム
    メモリに蓄積する手段と、 画像表示要求された画像データが前記フレームメモリに
    蓄積されている場合には、該フレームメモリから画像デ
    ータを読み出して画像表示制御を行うと共に、次に表示
    される画像データを前記画像蓄積部から検索・読み出し
    て前記画像処理部を経て前記フレームメモリに格納し、
    該当する画像データが前記フレームメモリに蓄積されて
    いない場合には、画像データを前記画像蓄積部から読み
    出して前記画像処理部および前記フレームメモリを経て
    画像表示制御を行う手段と、を備えたことを特徴とする
    画像読影装置。
  2. 【請求項2】 前記画像蓄積部はネットワークを介して
    接続され、該ネットワークを介して転送されてきた画像
    データを一時格納するためのキャッシュメモリを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読影装置。
  3. 【請求項3】 前記フレームメモリは、蓄積できる画像
    データの枚数を10枚以上にしたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の画像読影装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理部は、フィルム画像の輝度
    と前記画像表示部で表示された画像の輝度との比が一定
    となる階調変換をすることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の画像読影装置。
  5. 【請求項5】 多数枚のディジタル画像データを画像蓄
    積部に蓄積しておき、この蓄積された画像データを階調
    変換してフレームメモリに蓄積し、このフレームメモリ
    の画像データを画像表示部に画像表示する画像読影方法
    であって、 読影に必要な複数枚の画像とその表示順序を画像グルー
    プとして設定しておき、 画像表示要求で前記画像蓄積部から該当するグループを
    選択し、 前記グループの最初の画像データを検索・読み出し・階
    調変換して前記フレームメモリに格納し、 前記フレームメモリに格納された画像データを前記画像
    表示部に画像表示し、 前記画像表示に並行して、次に表示する画像データがあ
    る場合には前記画像蓄積部から次の画像データを検索し
    て読み出し、前記階調変換・フレームメモリへの格納を
    しておくことを特徴とする画像読影方法。
  6. 【請求項6】 多数枚のディジタル画像データをネット
    ワークを介した画像蓄積部に蓄積しておき、この蓄積さ
    れた画像データを該ネットワークを介して取り込み、こ
    の取り込んだ画像データを階調変換してフレームメモリ
    に蓄積し、このフレームメモリの画像データを画像表示
    部に画像表示する画像読影方法であって、 読影に必要な複数枚の画像とその表示順序を画像グルー
    プとして設定しておき、 前記ネットワークを介した画像表示要求で前記画像蓄積
    部から該当するグループを選択し、 前記画像蓄積部から検索・読み出した前記グループの画
    像データを前記ネットワークを介してキャッシュメモリ
    に格納しておき、 前記キャッシュメモリに格納した画像データを検索・読
    み出し・階調変換して前記フレームメモリに格納し、 前記フレームメモリに格納された画像データを前記画像
    表示部に画像表示し、 前記画像表示に並行して、次に表示する画像データがあ
    る場合には前記キャッシュメモリから次の画像を検索し
    て読み出し、前記階調変換・フレームメモリへの格納を
    しておくことを特徴とする画像読影方法。
  7. 【請求項7】 前記方法又は装置の一部又は全部をコン
    ピュータプログラムで記載してそれを実行できるように
    し、それをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記
    録したことを特徴とする画像読影プログラムを記録した
    記録媒体。
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