JP2000293693A - 障害物検出方法および装置 - Google Patents
障害物検出方法および装置Info
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- JP2000293693A JP2000293693A JP11130451A JP13045199A JP2000293693A JP 2000293693 A JP2000293693 A JP 2000293693A JP 11130451 A JP11130451 A JP 11130451A JP 13045199 A JP13045199 A JP 13045199A JP 2000293693 A JP2000293693 A JP 2000293693A
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】キャリブレーションを行うことなく走行中に振
動や路面自体に傾斜があつても路面上に存在する障害物
を検出する。 【解決手段】複数の線を有する道路平面上の障害物領域
を検出する障害物検出装置1。障害物検出装置1は、道
路平面を撮影する2台のTVカメラ2a、2bと、TV
カメラ2a、2bによりそれぞれ撮影された左画像、右
画像を蓄積する画像蓄積部3と、この画像蓄積部3に蓄
積された左画像、右画像上に表された複数の線を抽出
し、抽出した複数の線に基づいて左画像、右画像間の対
応点を求める特徴抽出部4と、この特徴抽出部4により
求められた対応点に基づいて、道路平面上の任意の点の
左画像、右画像への投影位置の間に成り立つ関係式のパ
ラメータを計算する関係式パラメータ計算部5と、この
関係式パラメータ計算部5により計算されたパラメータ
により定まる関係式に基づいて道路平面に対して異なる
高さを有する領域を障害物領域として検出する検出部6
とを備えている。
動や路面自体に傾斜があつても路面上に存在する障害物
を検出する。 【解決手段】複数の線を有する道路平面上の障害物領域
を検出する障害物検出装置1。障害物検出装置1は、道
路平面を撮影する2台のTVカメラ2a、2bと、TV
カメラ2a、2bによりそれぞれ撮影された左画像、右
画像を蓄積する画像蓄積部3と、この画像蓄積部3に蓄
積された左画像、右画像上に表された複数の線を抽出
し、抽出した複数の線に基づいて左画像、右画像間の対
応点を求める特徴抽出部4と、この特徴抽出部4により
求められた対応点に基づいて、道路平面上の任意の点の
左画像、右画像への投影位置の間に成り立つ関係式のパ
ラメータを計算する関係式パラメータ計算部5と、この
関係式パラメータ計算部5により計算されたパラメータ
により定まる関係式に基づいて道路平面に対して異なる
高さを有する領域を障害物領域として検出する検出部6
とを備えている。
Description
【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】道路等の面上を走行する自動
車等の車両の運転を支援するために、TVカメラによ
り、先行車等の他車両や歩行者等の道路上に存在する自
車両以外の物体(以下、障害物と定義する)を検出する
障害物検出方法および装置に関する。
車等の車両の運転を支援するために、TVカメラによ
り、先行車等の他車両や歩行者等の道路上に存在する自
車両以外の物体(以下、障害物と定義する)を検出する
障害物検出方法および装置に関する。
【従来の技術】道路上の障害物を検出するための技術
は、その障害物検出手段としてレーザや超音波等を利用
するものと、TVカメラを利用するものとに大別され
る。障害物検出手段としてレーザを利用する方式は、レ
ーザ自体が高価であるため、非実用的である。また、障
害物検知手段として超音波を利用する方式は、超音波の
解像度が低いため、障害物の検出精度に問題があり、こ
れも実用性を阻害している。上記2つの方式に対して、
障害物検出手段としてTVカメラを使用する方式は、T
Vカメラ自体が比較的安価であり、その解像度や計測精
度、計測範囲等の面からも障害物検出に適することが分
かっている。道路上の障害物検出手段としてTVカメラ
を用いる場合、1台のTVカメラを使用する方法と複数
台のカメラ(ステレオカメラ)を使用する方法がある。
1台のTVカメラを使用する方法は、そのカメラで撮影
した1枚の画像から、輝度や色、あるいはテクスチャ
(模様)等の情報を手がかりにして道路領域と障害物領
域とを分離する。例えば、画像中で彩度の低い中程度の
輝度領域、つまり灰色の領域を抽出して道路領域を求め
たり、テクスチャの少ない領域を求めて道路領域を抽出
し、それ以外の領域を障害物領域としている。しかしな
がら、道路上には、道路に類似した輝度、色、あるいは
テクスチャを有する障害物も数多く存在するため、この
方法で障害物領域と道路領域とを区別するのは困難であ
る。これに対し、複数台のTVカメラを用いる方法は3
次元情報を手がかりにして道路上の障害物を検出する。
これは一般にステレオ視と呼ばれる検出方式である。ス
テレオ視とは、例えば2つのカメラを左右に配置し、3
次元空間中で同一点である点を左右画像間で対応づけ、
三角測量の要領で、その点の3次元位置を求めるもので
ある。各カメラの道路平面に対する位置や姿勢等をあら
かじめ求めておくと、ステレオ視により、画像中の任意
の点の道路平面からの高さを得ることができ、この高さ
の有無により、障害物領域と道路領域とを分離すること
ができる。このステレオ視を用いた障害物検出方式によ
れば、1台のカメラを用いた場合で区別することが困難
であった道路に類似した輝度、色、あるいはテクスチャ
を有する障害物を道路領域と区別して検出することが可
能である。ところで、通常のステレオ視技術は、画像上
の任意の点のワールド座標系(絶対座標系)に対する3
次元位置を求める技術であり、このためには、あらかじ
め各カメラのワールド座標系に対する関係{位置、姿勢
(撮影方向等)、カメラレンズの焦点距離等}に関する
パラメータ(関係式パラメータ)を求める必要がある。
以下、関係式パラメータを求める作業(処理)をキャリ
ブレーションと呼ぶ。キャリブレーションは、ワールド
座標系に対する位置が既知の多数の点を用意し、それら
の点の画像への投影位置を求め、ワールド座標系に対す
るカメラの位置や姿勢、カメラレンズの焦点距離等に関
する関係式パラメータを算出する作業である。しかしな
がら、上記キャリブレーション作業を行うには、多大な
時間と労力を必要とするという問題がある。そこで、画
像上で道路領域と障害物領域とを分離することのみに着
目して、キャリブレーションを行うことなく、道路平面
からの高さの有無を判別し、高さ有り→道路平面上の障
害物、高さ無し→道路平面として、障害物を検出する方
式が考え出されている。このとき、道路平面からの高さ
の有無は、以下のようにして判別できる。道路平面上の
点の左右画像への投影点を(u,v),(u’,v’)
とすれば、
は、その障害物検出手段としてレーザや超音波等を利用
するものと、TVカメラを利用するものとに大別され
る。障害物検出手段としてレーザを利用する方式は、レ
ーザ自体が高価であるため、非実用的である。また、障
害物検知手段として超音波を利用する方式は、超音波の
解像度が低いため、障害物の検出精度に問題があり、こ
れも実用性を阻害している。上記2つの方式に対して、
障害物検出手段としてTVカメラを使用する方式は、T
Vカメラ自体が比較的安価であり、その解像度や計測精
度、計測範囲等の面からも障害物検出に適することが分
かっている。道路上の障害物検出手段としてTVカメラ
を用いる場合、1台のTVカメラを使用する方法と複数
台のカメラ(ステレオカメラ)を使用する方法がある。
1台のTVカメラを使用する方法は、そのカメラで撮影
した1枚の画像から、輝度や色、あるいはテクスチャ
(模様)等の情報を手がかりにして道路領域と障害物領
域とを分離する。例えば、画像中で彩度の低い中程度の
輝度領域、つまり灰色の領域を抽出して道路領域を求め
たり、テクスチャの少ない領域を求めて道路領域を抽出
し、それ以外の領域を障害物領域としている。しかしな
がら、道路上には、道路に類似した輝度、色、あるいは
テクスチャを有する障害物も数多く存在するため、この
方法で障害物領域と道路領域とを区別するのは困難であ
る。これに対し、複数台のTVカメラを用いる方法は3
次元情報を手がかりにして道路上の障害物を検出する。
これは一般にステレオ視と呼ばれる検出方式である。ス
テレオ視とは、例えば2つのカメラを左右に配置し、3
次元空間中で同一点である点を左右画像間で対応づけ、
三角測量の要領で、その点の3次元位置を求めるもので
ある。各カメラの道路平面に対する位置や姿勢等をあら
かじめ求めておくと、ステレオ視により、画像中の任意
の点の道路平面からの高さを得ることができ、この高さ
の有無により、障害物領域と道路領域とを分離すること
ができる。このステレオ視を用いた障害物検出方式によ
れば、1台のカメラを用いた場合で区別することが困難
であった道路に類似した輝度、色、あるいはテクスチャ
を有する障害物を道路領域と区別して検出することが可
能である。ところで、通常のステレオ視技術は、画像上
の任意の点のワールド座標系(絶対座標系)に対する3
次元位置を求める技術であり、このためには、あらかじ
め各カメラのワールド座標系に対する関係{位置、姿勢
(撮影方向等)、カメラレンズの焦点距離等}に関する
パラメータ(関係式パラメータ)を求める必要がある。
以下、関係式パラメータを求める作業(処理)をキャリ
ブレーションと呼ぶ。キャリブレーションは、ワールド
座標系に対する位置が既知の多数の点を用意し、それら
の点の画像への投影位置を求め、ワールド座標系に対す
るカメラの位置や姿勢、カメラレンズの焦点距離等に関
する関係式パラメータを算出する作業である。しかしな
がら、上記キャリブレーション作業を行うには、多大な
時間と労力を必要とするという問題がある。そこで、画
像上で道路領域と障害物領域とを分離することのみに着
目して、キャリブレーションを行うことなく、道路平面
からの高さの有無を判別し、高さ有り→道路平面上の障
害物、高さ無し→道路平面として、障害物を検出する方
式が考え出されている。このとき、道路平面からの高さ
の有無は、以下のようにして判別できる。道路平面上の
点の左右画像への投影点を(u,v),(u’,v’)
とすれば、
【数1】 ★
【外1】 ★● この関係式を用いて、左画像上の任意の点P(u,v)
が道路平面上に存在すると仮定した場合の右画像上の対
応点P′(u’,v’)を求める。点Pが道路平面上に
存在すれば、点PとP′が正しい対応点の組となるの
で、2点の輝度の差は小さくなる。したがって、点Pと
P’の輝度の違いが大きい場合には、点Pは障害物領域
に属すると判定することができ、キャリブレーションを
行うことなく障害物の判定を行うことが可能である。
が道路平面上に存在すると仮定した場合の右画像上の対
応点P′(u’,v’)を求める。点Pが道路平面上に
存在すれば、点PとP′が正しい対応点の組となるの
で、2点の輝度の差は小さくなる。したがって、点Pと
P’の輝度の違いが大きい場合には、点Pは障害物領域
に属すると判定することができ、キャリブレーションを
行うことなく障害物の判定を行うことが可能である。
【外2】 ★
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
台のTVカメラを用いて道路平面からの高さの有無によ
りキャリブレーションを行うことなく障害物を検出する
障害物検出装置は、超音波やレーザを検出手段として利
用する装置と比べて安価で、かつ検出精度が高く、しか
も、キャリブレーション作業を不用にして障害物検出に
かかる時間および労力を低減するという多くの利点を有
している。
台のTVカメラを用いて道路平面からの高さの有無によ
りキャリブレーションを行うことなく障害物を検出する
障害物検出装置は、超音波やレーザを検出手段として利
用する装置と比べて安価で、かつ検出精度が高く、しか
も、キャリブレーション作業を不用にして障害物検出に
かかる時間および労力を低減するという多くの利点を有
している。
【外3】 ★● 本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、エビポ
ーラ拘束のみが既知な複数のTVカメラを用いて撮影し
た複数枚の画像から、面上の2本以上の線の投影像を抽
出し、抽出した投影像から面と各カメラとの幾何学的な
関係を求めることにより、キャリブレーションが不要
で、走行中に振動や路面自体に傾斜があつても、路面上
に存在する障害物を検出することができる障害物検出方
法および装置を提供することをその目的とする。
ーラ拘束のみが既知な複数のTVカメラを用いて撮影し
た複数枚の画像から、面上の2本以上の線の投影像を抽
出し、抽出した投影像から面と各カメラとの幾何学的な
関係を求めることにより、キャリブレーションが不要
で、走行中に振動や路面自体に傾斜があつても、路面上
に存在する障害物を検出することができる障害物検出方
法および装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための第1の発明によれば、複数の線を有する面上の障
害物領域を検出する障害物検出装置であって、画像を撮
影する複数の撮影デバイスと、この複数の撮影デバイス
によりそれぞれ撮影された複数の画像を記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画像上
に表された前記複数の線を抽出し、抽出した複数の線に
基づいて前記複数の画像間の対応点を求める抽出手段
と、この抽出手段により求められた対応点に基づいて、
前記面上の任意の点の各画像への投影位置の間に成り立
つ関係式のパラメータを計算するパラメータ計算手段
と、このパラメータ計算手段により計算されたパラメー
タにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異なる
高さを有する領域を障害物領域として検出する検出手段
とを備えている。第1の発明において、前記複数の撮影
デバイスの内の1つの基準撮影デバイスにより撮影され
た画像を基準画像とし、残りの撮影デバイスにより撮影
された画像を参照画像としたとき、前記基準画像上の任
意の点に対応する前記参照画像上の対応点は、前記基準
画像上の任意の点と前記基準撮影デバイスの視点とを結
ぶ直線の前記参照画像上への投影直線上に拘束される。
第1の発明において、好適には、前記抽出手段は、前記
基準画像上の複数の線および前記基準画像に対する前記
参照画像上への投影直線に基づいて前記基準画像および
前記参照画像間の対応点の組を求めており、前記パラメ
ータ計算手段は、前記抽出手段により求められた前記基
準画像および前記参照画像間の複数の対応点の組に基づ
いて、前記面上の任意の点の前記基準画像および前記参
照画像に対する投影位置の間に成り立つ関係式のパラメ
ータを求める手段である。第1の発明において、特に、
前記抽出手段は、前記基準画像上の複数の線の内の一本
の線1上の第1の複数の点と前記参照画像上の投影線と
の交点を第1の複数の対応点として求め、前記基準画像
上の複数の線の内の1以外の一本の線上の第2の複数の
点と前記参照画像上の投影線との交点を第2の複数の対
応点として求めることにより、前記第1の複数の点およ
び第1の複数の対応点の組と前記第2の複数の点および
第2の複数の対応点の組とを求めるようにしている。第
1の発明において、好適には、前記検出手段は、前記基
準画像上の任意の点が前記面上に存在すると仮定した場
合に、前記任意の点に対応する前記参照画像上の対応点
を、前記関係式パラメータにより定まる関係式に基づい
て求め、前記基準画像上の任意の点の輝度と求められた
前記参照画像上の対応点の輝度とを比較することによ
り、前記基準画像上の任意の点が前記面に対して異なる
高さを有する障害物領域に属するか否かを判定するよう
にしている。第1の発明において、前記検出手段は、前
記参照画像を、当該参照画像の任意の点が前記面上に存
在すると仮定した場合に、前記基準撮影デバイスで得ら
れる画像に変換する変換手段と、前記基準画像と前記変
換手段により変換された参照画像との差異を計算し、計
算された差異に基づいて、前記参照画像上の任意の点が
前記面に対して異なる高さを有する障害物領域に属する
か否かを判定する差異計算手段とを備えている。第1の
発明において、前記面は実空間で移動する移動体が走行
する路面であり、前記障害物検出装置を前記移動体に搭
載している。上述した目的を達成するための第2の発明
によれば、複数の線を有する面上の障害物領域を検出す
る障害物検出方法であって、複数の画像を撮影するステ
ップと、撮影ステップにより撮影された複数の画像を記
憶するステップと、この記憶ステップにより記憶された
複数の画像上に表された前記複数の線を抽出し、抽出し
た複数の線に基づいて前記複数の画像間の対応点を求め
るステップと、このステップにより求められた対応点に
基づいて、前記面上の任意の点の各画像への投影位置の
間に成り立つ関係式のパラメータを計算するステップ
と、このパラメータ計算ステップにより計算されたパラ
メータにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異
なる高さを有する領域を障害物領域として検出するステ
ップとを備えている。
ための第1の発明によれば、複数の線を有する面上の障
害物領域を検出する障害物検出装置であって、画像を撮
影する複数の撮影デバイスと、この複数の撮影デバイス
によりそれぞれ撮影された複数の画像を記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画像上
に表された前記複数の線を抽出し、抽出した複数の線に
基づいて前記複数の画像間の対応点を求める抽出手段
と、この抽出手段により求められた対応点に基づいて、
前記面上の任意の点の各画像への投影位置の間に成り立
つ関係式のパラメータを計算するパラメータ計算手段
と、このパラメータ計算手段により計算されたパラメー
タにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異なる
高さを有する領域を障害物領域として検出する検出手段
とを備えている。第1の発明において、前記複数の撮影
デバイスの内の1つの基準撮影デバイスにより撮影され
た画像を基準画像とし、残りの撮影デバイスにより撮影
された画像を参照画像としたとき、前記基準画像上の任
意の点に対応する前記参照画像上の対応点は、前記基準
画像上の任意の点と前記基準撮影デバイスの視点とを結
ぶ直線の前記参照画像上への投影直線上に拘束される。
第1の発明において、好適には、前記抽出手段は、前記
基準画像上の複数の線および前記基準画像に対する前記
参照画像上への投影直線に基づいて前記基準画像および
前記参照画像間の対応点の組を求めており、前記パラメ
ータ計算手段は、前記抽出手段により求められた前記基
準画像および前記参照画像間の複数の対応点の組に基づ
いて、前記面上の任意の点の前記基準画像および前記参
照画像に対する投影位置の間に成り立つ関係式のパラメ
ータを求める手段である。第1の発明において、特に、
前記抽出手段は、前記基準画像上の複数の線の内の一本
の線1上の第1の複数の点と前記参照画像上の投影線と
の交点を第1の複数の対応点として求め、前記基準画像
上の複数の線の内の1以外の一本の線上の第2の複数の
点と前記参照画像上の投影線との交点を第2の複数の対
応点として求めることにより、前記第1の複数の点およ
び第1の複数の対応点の組と前記第2の複数の点および
第2の複数の対応点の組とを求めるようにしている。第
1の発明において、好適には、前記検出手段は、前記基
準画像上の任意の点が前記面上に存在すると仮定した場
合に、前記任意の点に対応する前記参照画像上の対応点
を、前記関係式パラメータにより定まる関係式に基づい
て求め、前記基準画像上の任意の点の輝度と求められた
前記参照画像上の対応点の輝度とを比較することによ
り、前記基準画像上の任意の点が前記面に対して異なる
高さを有する障害物領域に属するか否かを判定するよう
にしている。第1の発明において、前記検出手段は、前
記参照画像を、当該参照画像の任意の点が前記面上に存
在すると仮定した場合に、前記基準撮影デバイスで得ら
れる画像に変換する変換手段と、前記基準画像と前記変
換手段により変換された参照画像との差異を計算し、計
算された差異に基づいて、前記参照画像上の任意の点が
前記面に対して異なる高さを有する障害物領域に属する
か否かを判定する差異計算手段とを備えている。第1の
発明において、前記面は実空間で移動する移動体が走行
する路面であり、前記障害物検出装置を前記移動体に搭
載している。上述した目的を達成するための第2の発明
によれば、複数の線を有する面上の障害物領域を検出す
る障害物検出方法であって、複数の画像を撮影するステ
ップと、撮影ステップにより撮影された複数の画像を記
憶するステップと、この記憶ステップにより記憶された
複数の画像上に表された前記複数の線を抽出し、抽出し
た複数の線に基づいて前記複数の画像間の対応点を求め
るステップと、このステップにより求められた対応点に
基づいて、前記面上の任意の点の各画像への投影位置の
間に成り立つ関係式のパラメータを計算するステップ
と、このパラメータ計算ステップにより計算されたパラ
メータにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異
なる高さを有する領域を障害物領域として検出するステ
ップとを備えている。
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して説明する。なお、本実施形態においては、自動
車等の路面(道路平面)上を走行する車両に搭載した左
右2台の画像撮影デバイス(TVカメラ、ステレオカメ
ラ)から、その走行方向前方における歩行者や先行車等
の道路平面上に存在する障害物を検出する状況を想定
し、その想定状況での障害物検出装置による障害物検出
処理について説明する。図1は、本実施の形態に係る障
害物検出装置1の概略構成を示すブロック図である。本
実施形態の障害物検出装置1は、道路平面上を走行する
車両に搭載されており、自車両の走行時の振動や道路平
面の傾斜等により時々刻々変化する道路平面と各TVカ
メラとの幾何学的関係求め、その幾何学的関係を用いて
道路平面上に存在する障害物を検出し、検出した障害物
を表示するようになっている。すなわち、障害物検出装
置1は、自車両に係る3次元空間内の共通の面である例
えば走行方向前方の道路平面上の画像を撮影する左右2
台のTVカメラ(左側TVカメラ2a、右側TVカメラ
2b)を有する画像撮影部2と、TVカメラ2aにより
撮影された画像(左画像)およびTVカメラ2bにより
撮影された画像(右画像)を蓄積(記憶)するための画
像蓄積部3と、左画像および右画像上において特徴とな
る2本以上の線を抽出するための特徴抽出部4と、抽出
された特徴線に基づいて関係式パラメータを計算するパ
ラメータ計算部5と、計算された関係式パラメータに基
づいて道路平面に対して異なる高さを有する点を求め
て、この点を障害物(障害物領域)として検出する検出
部6とを備えている。本実施形態においては、図2に示
すように、上記道路平面上の2本の線を、道路平面両端
の2本の白線(1,1′)とし、直線1,1′方向をY
軸、このY軸に対して道路平面に沿って直交する方向を
X軸とするワールド座標系(絶対座標系)を設定する。
画像撮影部2は、左右2台のTVカメラ2a、2bによ
り道路平面上の2枚の画像(左画像IL、右画像IR)
をそれぞれ撮影するようになっている。各TVカメラ2
a、2bは、例えば所定間隔を空けて、例えばワールド
座標系のX軸方向に沿った左右に並べて取りつけられて
おり、その撮影方向は、走行車両の前方に限らず、後方
やサイド方向であってもよい。また、各TVカメラ2
a、2bの焦点距離を切り換えることにより、道路平面
(路面)の状況に応じて、広角撮影および望遠撮影を行
うことも可能である。そして、本実施形態における2台
のTVカメラ2a、2bは、そのワールド座標系に対す
る位置や姿勢は未知で、エピポーラ拘束のみが既知であ
るとし、走行中に変化しないように構成されている。こ
こで、エピポーラ拘束とは、一般的なステレオカメラに
対して成り立つ拘束であり、一方の画像(本実施形態で
は左画像とし、この画像を基準画像とも呼ぶ)上の任意
の点kに対応する他方の画像(本実施形態では右画像と
し、この画像を参照画像とも呼ぶ)上での点(対応点)
k’は、図3に示すように、その右画像IR上のある直
線上に拘束されることを意味する。この直線のことをエ
ピポーララインELと呼ぶ。このエピポーララインEL
は、左画像IL上の点kと左側TVカメラ2aの視点
(レンズの中心点位置)とを右画像IR上に投影してそ
れらを結ぶことにより定められる。例えば、各TVカメ
ラ2a、2bの光軸を平行に配置した場合には、左画像
IL上の任意の点の右画像IR上での対応点は、その右
画像IR上における同一走査線上に存在するので、エピ
ポーララインと走査線は一致する。エピポーラ拘束は、
ステレオカメラ(左側TVカメラ2a、右側TVカメラ
2b)間の相対的な位置・姿勢の関係と、各カメラ2
a、2bの内部パラメータ、すなわち、各カメラレンズ
の焦点距離、画像原点等に依存するため、エビポーラ拘
束が不変であるということは、ステレオカメラ2a、2
bの相対的な位置関係等が走行中に変化しないことを意
味する。エピポーラ拘束は以下のようにして求めてお
く。今、ステレオ画像(左画像IL、右画像IR)の任
意の対応点の組(ui,vi)、(ui’,vi’)
(i=1,2,…,N)には、
参照して説明する。なお、本実施形態においては、自動
車等の路面(道路平面)上を走行する車両に搭載した左
右2台の画像撮影デバイス(TVカメラ、ステレオカメ
ラ)から、その走行方向前方における歩行者や先行車等
の道路平面上に存在する障害物を検出する状況を想定
し、その想定状況での障害物検出装置による障害物検出
処理について説明する。図1は、本実施の形態に係る障
害物検出装置1の概略構成を示すブロック図である。本
実施形態の障害物検出装置1は、道路平面上を走行する
車両に搭載されており、自車両の走行時の振動や道路平
面の傾斜等により時々刻々変化する道路平面と各TVカ
メラとの幾何学的関係求め、その幾何学的関係を用いて
道路平面上に存在する障害物を検出し、検出した障害物
を表示するようになっている。すなわち、障害物検出装
置1は、自車両に係る3次元空間内の共通の面である例
えば走行方向前方の道路平面上の画像を撮影する左右2
台のTVカメラ(左側TVカメラ2a、右側TVカメラ
2b)を有する画像撮影部2と、TVカメラ2aにより
撮影された画像(左画像)およびTVカメラ2bにより
撮影された画像(右画像)を蓄積(記憶)するための画
像蓄積部3と、左画像および右画像上において特徴とな
る2本以上の線を抽出するための特徴抽出部4と、抽出
された特徴線に基づいて関係式パラメータを計算するパ
ラメータ計算部5と、計算された関係式パラメータに基
づいて道路平面に対して異なる高さを有する点を求め
て、この点を障害物(障害物領域)として検出する検出
部6とを備えている。本実施形態においては、図2に示
すように、上記道路平面上の2本の線を、道路平面両端
の2本の白線(1,1′)とし、直線1,1′方向をY
軸、このY軸に対して道路平面に沿って直交する方向を
X軸とするワールド座標系(絶対座標系)を設定する。
画像撮影部2は、左右2台のTVカメラ2a、2bによ
り道路平面上の2枚の画像(左画像IL、右画像IR)
をそれぞれ撮影するようになっている。各TVカメラ2
a、2bは、例えば所定間隔を空けて、例えばワールド
座標系のX軸方向に沿った左右に並べて取りつけられて
おり、その撮影方向は、走行車両の前方に限らず、後方
やサイド方向であってもよい。また、各TVカメラ2
a、2bの焦点距離を切り換えることにより、道路平面
(路面)の状況に応じて、広角撮影および望遠撮影を行
うことも可能である。そして、本実施形態における2台
のTVカメラ2a、2bは、そのワールド座標系に対す
る位置や姿勢は未知で、エピポーラ拘束のみが既知であ
るとし、走行中に変化しないように構成されている。こ
こで、エピポーラ拘束とは、一般的なステレオカメラに
対して成り立つ拘束であり、一方の画像(本実施形態で
は左画像とし、この画像を基準画像とも呼ぶ)上の任意
の点kに対応する他方の画像(本実施形態では右画像と
し、この画像を参照画像とも呼ぶ)上での点(対応点)
k’は、図3に示すように、その右画像IR上のある直
線上に拘束されることを意味する。この直線のことをエ
ピポーララインELと呼ぶ。このエピポーララインEL
は、左画像IL上の点kと左側TVカメラ2aの視点
(レンズの中心点位置)とを右画像IR上に投影してそ
れらを結ぶことにより定められる。例えば、各TVカメ
ラ2a、2bの光軸を平行に配置した場合には、左画像
IL上の任意の点の右画像IR上での対応点は、その右
画像IR上における同一走査線上に存在するので、エピ
ポーララインと走査線は一致する。エピポーラ拘束は、
ステレオカメラ(左側TVカメラ2a、右側TVカメラ
2b)間の相対的な位置・姿勢の関係と、各カメラ2
a、2bの内部パラメータ、すなわち、各カメラレンズ
の焦点距離、画像原点等に依存するため、エビポーラ拘
束が不変であるということは、ステレオカメラ2a、2
bの相対的な位置関係等が走行中に変化しないことを意
味する。エピポーラ拘束は以下のようにして求めてお
く。今、ステレオ画像(左画像IL、右画像IR)の任
意の対応点の組(ui,vi)、(ui’,vi’)
(i=1,2,…,N)には、
【数2】 ★ (但し、Fは、3×3のマトリクス)という関係式が成
り立つ。8組以上、すなわち、N=8以上の対応点の組
からマトリクスFを求めることができる。すなわち、マ
トリクスFを対応点の組のみを用いて求めることができ
るため、ワールド座標系に対する3次元位置が既知な点
を用意する必要がなく、前述したキャリブレーション処
理(作業)に比べて、非常に簡単な処理によりマトリク
スFを求めることができる。このようにして、マトリク
スFが求まると、左画像IL上のある点(u,v)の対
応点は、右画像IR上の直線
り立つ。8組以上、すなわち、N=8以上の対応点の組
からマトリクスFを求めることができる。すなわち、マ
トリクスFを対応点の組のみを用いて求めることができ
るため、ワールド座標系に対する3次元位置が既知な点
を用意する必要がなく、前述したキャリブレーション処
理(作業)に比べて、非常に簡単な処理によりマトリク
スFを求めることができる。このようにして、マトリク
スFが求まると、左画像IL上のある点(u,v)の対
応点は、右画像IR上の直線
【数3】 ★ 上にあることとなり、これがエビポーララインELとな
る。すなわち、式(2)がエピポーラ拘束を表す。ここ
で、Fij(i,j=1,2,3)はマトリクスFのi
行j列の要素である。画像蓄積部3は、画像メモリを有
しており、画像撮影部2の各TVカメラ2a、2bによ
り撮影された2枚の画像(左画像IL、IR)を画像メ
モリにそれぞれ蓄積するようになっている。特徴抽出部
4は、演算処理プロセッサおよびメモリを有しており、
最初に、画像蓄積部2により蓄積された2枚の画像(左
画像IL、右画像IR)上において、道路両端の2本の
直線(白線)1,1’をそれぞれ抽出する。なお、上記
2本の直線抽出は、Hough変換等を用いて行なう。
直線1と1’は左右画像IL、IR上において、各々交
点(消失点)V、V’を持ち、V’はVのエピポーララ
インLv上にあることを利用すれば、計算量を削減する
ことが可能である。このとき、左画像IL上における直
線1上の任意の2点を各々A、C、直線1’上の任意の
2点を各々B、Dとすると、特徴抽出部4は、これら4
点の右画像IR上の対応点A’,B’,C’,D’を、
エピポーラ拘束を用いることにより求める。すなわち、
点Aの対応点A’は、右画像IR上において、直線1と
点AのエピポーララインLAの交点として求めることが
でき、同様に、点B’,C’,D’も、それぞれ、点
B、C、DのエビポーララインLB、LC、LDの交点
として求めることができる。ここで、得られた点A,
B,C,Dおよび点A’,B’,C’,D’の座標デー
タを、それぞれ(uA、vA),(uB、vB),(u
C、vC),(uD,vD),(u’A,v’A),
(u’B,v’B),(u’C、v’C),(u’D、
v’D)とする。パラメータ計算部5は、演算処理プロ
セッサおよびメモリを有しており、特徴抽出部4により
求められた4組の点の対応関係に基づいて、道路平面上
の任意の点の左画像IL上の投影点(u,v)と右画像
IR上の投影点(u’,v’)の間に成り立つ関係式の
パラメータ(関係式パラメータ)を計算する。今、道路
平面上の任意の点P(X,Y)の左右画像IL,IR上
への投影点をそれぞれ(u,v),(u’,v’)とす
れば、
る。すなわち、式(2)がエピポーラ拘束を表す。ここ
で、Fij(i,j=1,2,3)はマトリクスFのi
行j列の要素である。画像蓄積部3は、画像メモリを有
しており、画像撮影部2の各TVカメラ2a、2bによ
り撮影された2枚の画像(左画像IL、IR)を画像メ
モリにそれぞれ蓄積するようになっている。特徴抽出部
4は、演算処理プロセッサおよびメモリを有しており、
最初に、画像蓄積部2により蓄積された2枚の画像(左
画像IL、右画像IR)上において、道路両端の2本の
直線(白線)1,1’をそれぞれ抽出する。なお、上記
2本の直線抽出は、Hough変換等を用いて行なう。
直線1と1’は左右画像IL、IR上において、各々交
点(消失点)V、V’を持ち、V’はVのエピポーララ
インLv上にあることを利用すれば、計算量を削減する
ことが可能である。このとき、左画像IL上における直
線1上の任意の2点を各々A、C、直線1’上の任意の
2点を各々B、Dとすると、特徴抽出部4は、これら4
点の右画像IR上の対応点A’,B’,C’,D’を、
エピポーラ拘束を用いることにより求める。すなわち、
点Aの対応点A’は、右画像IR上において、直線1と
点AのエピポーララインLAの交点として求めることが
でき、同様に、点B’,C’,D’も、それぞれ、点
B、C、DのエビポーララインLB、LC、LDの交点
として求めることができる。ここで、得られた点A,
B,C,Dおよび点A’,B’,C’,D’の座標デー
タを、それぞれ(uA、vA),(uB、vB),(u
C、vC),(uD,vD),(u’A,v’A),
(u’B,v’B),(u’C、v’C),(u’D、
v’D)とする。パラメータ計算部5は、演算処理プロ
セッサおよびメモリを有しており、特徴抽出部4により
求められた4組の点の対応関係に基づいて、道路平面上
の任意の点の左画像IL上の投影点(u,v)と右画像
IR上の投影点(u’,v’)の間に成り立つ関係式の
パラメータ(関係式パラメータ)を計算する。今、道路
平面上の任意の点P(X,Y)の左右画像IL,IR上
への投影点をそれぞれ(u,v),(u’,v’)とす
れば、
【数4】 ★ なる関係式が成り立つ。
【外4】 ★●
【外5】 ★●
【外6】 ★
【数5】 ★●
【外7】 ★● 検出部6は、演算処理プロセッサおよびメモリを有して
おり、左画像IL上の任意の点P(u,v)の輝度をB
L(u,v)とし、この点P(u,v)が道路平面上に
存在すると仮定した場合の上記点P(u,v)の右画像
IR上での対応点P’(u,v)を前掲(4)式に基づ
いて求める。今、求められた点P’(u’,v’)の輝
度をBR(u,v)とすると、点P(u、v)が実際に
道路平面上に存在すれば、点PとP’は正しい対応点の
組となるから、基本的には点PとP’の輝度が同じにな
る。すなわち、
おり、左画像IL上の任意の点P(u,v)の輝度をB
L(u,v)とし、この点P(u,v)が道路平面上に
存在すると仮定した場合の上記点P(u,v)の右画像
IR上での対応点P’(u,v)を前掲(4)式に基づ
いて求める。今、求められた点P’(u’,v’)の輝
度をBR(u,v)とすると、点P(u、v)が実際に
道路平面上に存在すれば、点PとP’は正しい対応点の
組となるから、基本的には点PとP’の輝度が同じにな
る。すなわち、
【数6】 ★ とした場合、検出部6は、D≠0,あるいは誤差を考慮
し、D>Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)と
なる点Pを障書物領域に属すると判定し、この点Pを障
害物として検出することができる。
し、D>Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)と
なる点Pを障書物領域に属すると判定し、この点Pを障
害物として検出することができる。
【外8】 ★● したがって、障害物(障害物検出領域)の検出精度を向
上させることができ、車両の安全性・信頼性の一層の向
上に寄与することができる。例えば、図5に示すよう
に、検出部6により検出された障害物領域情報および自
車両における例えば運転手のハンドル操作に応じた運転
方向指示情報に基づいて警報発生処理を行う警報発生部
7を設けておくことにより、運転手のハンドル操作によ
り、自車両を障害物領域(障害物)に向かわせるための
運転方向指示情報が警報発生部7に送られると、警報発
生部7は、障害物領域情報および運転方向指示情報に基
づいて自車両が障害物領域に向かって走行することを判
断し、警報を発生する。この結果、走行車両の運転手
は、自車両が障害物へ向かって走行していることを認識
することができるため、車両の安全性・信頼性の一層の
向上に寄与することができる。さらに、本実施形態の変
形例として、図6に示すように、自車両内の運転手が視
認できる位置に取り付けられたディスプレイ8と、画像
蓄積部3に蓄積された例えば左画像ILをそのディスプ
レイ8に表示し、検出部6により検出された障害物領域
情報に基づいて、上記左画像ILに対して、障害物領域
以外の安全領域と障害物領域との表示態様を異ならせる
表示処理(例えば、安全領域を緑の表示色、障害物領域
を赤の表示色にする処理や、障害物領域を表すマーカを
左画像IL上の障害物領域の座標位置に重畳表示する処
理等を行う画像処理プロセッサ9とを設けてもよい。こ
のように構成すれば、走行車両の前方に存在する障害物
領域と安全領域とがディスプレイ8上で明確に識別でき
るため、ディスプレイ8を視認することにより、運転手
の視界の死角に存在する障害物等を容易かつ確実に認識
することができ、車両の安全性・信頼性の一層の向上に
寄与することができる。なお、本実施形態においては、
画像撮影部2の2台のTVカメラ2a、2bを左右に並
べて車両に搭載し、TVカメラ2a、2bにより2枚の
画像を撮影しているが、これら2台のカメラ2a、2b
は、エピポーラ拘束を維持し、自車両に係る共通の平面
をそれぞれが撮影可能であれば、どのように配置しても
よい。また、3台以上のTVカメラを車両に配置するこ
とも可能である。3台以上のTVカメラを用いて本実施
形態の障害検出処理を行う際には、エピポーラ拘束は、
3枚以上の撮影画像の中の1枚の画像を基準画像とし、
その基準画像上の任意の点kに対応する残りの各画像
(参照画像)上での対応点k’が各参照画像上のある直
線上に拘束されることを意味する。また、特徴抽出部4
は左画像ILおよび右画像IR上の4組の点の対応関係
を求めたが、5組以上の対応関係を同様に求めてもよ
い。この場合では、パラメータ計算部5により、その5
組以上の対応関係から得られる10本以上の連立方程式
を最小自乗法等を用いて解くことも可能である。また、
検出部6は、さらに図7に示すように構成することも可
能である。この変形例において、検出部6は、画像変換
部10、差異計算部11を備えており、これら画像変換
部10、差異計算部11は、演算処理プロセッサの処理
機能として具体化される。画像変換部10は、参照画像
である右画像IRを以下の手順に従って画像変換する。
一般に、画像は画像上の点(u,v)を変数とし、その
各点に対して輝度値が定義された関数f(u,v)とし
て表現できる。以下では画像をこのように表現する。例
えば、図8に示すような、先行車両を含むステレオ画像
(左画像、右画像)が撮影されたとし、左画像をf
(u,v)、右画像をg(u,v)、右画像の変換後の
画像をg’(u、v)とすれば、画像変換部10は、以
下のように、変換画像g′(u,v)を求める。
上させることができ、車両の安全性・信頼性の一層の向
上に寄与することができる。例えば、図5に示すよう
に、検出部6により検出された障害物領域情報および自
車両における例えば運転手のハンドル操作に応じた運転
方向指示情報に基づいて警報発生処理を行う警報発生部
7を設けておくことにより、運転手のハンドル操作によ
り、自車両を障害物領域(障害物)に向かわせるための
運転方向指示情報が警報発生部7に送られると、警報発
生部7は、障害物領域情報および運転方向指示情報に基
づいて自車両が障害物領域に向かって走行することを判
断し、警報を発生する。この結果、走行車両の運転手
は、自車両が障害物へ向かって走行していることを認識
することができるため、車両の安全性・信頼性の一層の
向上に寄与することができる。さらに、本実施形態の変
形例として、図6に示すように、自車両内の運転手が視
認できる位置に取り付けられたディスプレイ8と、画像
蓄積部3に蓄積された例えば左画像ILをそのディスプ
レイ8に表示し、検出部6により検出された障害物領域
情報に基づいて、上記左画像ILに対して、障害物領域
以外の安全領域と障害物領域との表示態様を異ならせる
表示処理(例えば、安全領域を緑の表示色、障害物領域
を赤の表示色にする処理や、障害物領域を表すマーカを
左画像IL上の障害物領域の座標位置に重畳表示する処
理等を行う画像処理プロセッサ9とを設けてもよい。こ
のように構成すれば、走行車両の前方に存在する障害物
領域と安全領域とがディスプレイ8上で明確に識別でき
るため、ディスプレイ8を視認することにより、運転手
の視界の死角に存在する障害物等を容易かつ確実に認識
することができ、車両の安全性・信頼性の一層の向上に
寄与することができる。なお、本実施形態においては、
画像撮影部2の2台のTVカメラ2a、2bを左右に並
べて車両に搭載し、TVカメラ2a、2bにより2枚の
画像を撮影しているが、これら2台のカメラ2a、2b
は、エピポーラ拘束を維持し、自車両に係る共通の平面
をそれぞれが撮影可能であれば、どのように配置しても
よい。また、3台以上のTVカメラを車両に配置するこ
とも可能である。3台以上のTVカメラを用いて本実施
形態の障害検出処理を行う際には、エピポーラ拘束は、
3枚以上の撮影画像の中の1枚の画像を基準画像とし、
その基準画像上の任意の点kに対応する残りの各画像
(参照画像)上での対応点k’が各参照画像上のある直
線上に拘束されることを意味する。また、特徴抽出部4
は左画像ILおよび右画像IR上の4組の点の対応関係
を求めたが、5組以上の対応関係を同様に求めてもよ
い。この場合では、パラメータ計算部5により、その5
組以上の対応関係から得られる10本以上の連立方程式
を最小自乗法等を用いて解くことも可能である。また、
検出部6は、さらに図7に示すように構成することも可
能である。この変形例において、検出部6は、画像変換
部10、差異計算部11を備えており、これら画像変換
部10、差異計算部11は、演算処理プロセッサの処理
機能として具体化される。画像変換部10は、参照画像
である右画像IRを以下の手順に従って画像変換する。
一般に、画像は画像上の点(u,v)を変数とし、その
各点に対して輝度値が定義された関数f(u,v)とし
て表現できる。以下では画像をこのように表現する。例
えば、図8に示すような、先行車両を含むステレオ画像
(左画像、右画像)が撮影されたとし、左画像をf
(u,v)、右画像をg(u,v)、右画像の変換後の
画像をg’(u、v)とすれば、画像変換部10は、以
下のように、変換画像g′(u,v)を求める。
【数7】 g’(u,v)=g(u’,v’) ……(7) 但し、(u’,v’)は、前掲式(4)により求める。
g’(u,v)は、画像g(u,v)上の任意の点が道
路平面上に存在すると仮定した場合に、左側TVカメラ
2aで得られる画像である。例えば、図9に示す右画像
g(u,v)からは、同図に示すような変換画像g’
(u’,v’)が得られる。図10に示すように、道路
平面上にある点の投影点は、左画像f(u,v)と変換
画像g’(u’,v’)で同一となるのに対し、道路平
面上にない点、すなわち、障害物(この場合は先行車
両)上の点は、道路からの高さに応じて異なる位置に投
影される。したがって、この左画像f(u,v)と変換
画像g’(u’,v’)との間の差分(画素間差分)を
取ることにより、道路平面上の障害物を検出することが
可能である。すなわち、差異計算部11は、
g’(u,v)は、画像g(u,v)上の任意の点が道
路平面上に存在すると仮定した場合に、左側TVカメラ
2aで得られる画像である。例えば、図9に示す右画像
g(u,v)からは、同図に示すような変換画像g’
(u’,v’)が得られる。図10に示すように、道路
平面上にある点の投影点は、左画像f(u,v)と変換
画像g’(u’,v’)で同一となるのに対し、道路平
面上にない点、すなわち、障害物(この場合は先行車
両)上の点は、道路からの高さに応じて異なる位置に投
影される。したがって、この左画像f(u,v)と変換
画像g’(u’,v’)との間の差分(画素間差分)を
取ることにより、道路平面上の障害物を検出することが
可能である。すなわち、差異計算部11は、
【数8】 ★ で表される差分D’を計算し、このD’が、D′≠0,
あるいは誤差を考慮し、D′>Thr(Thrはあらか
じめ設定した閾値)となる点(u,v)を障害物領域に
属すると判定し、この点(u,v)を障害物として検出
することができる。また、検出部6の差異検出部は、画
素間差分をとることによって2枚の画像(左画像、右画
像)の差異を検出したが、本変形例はこれに限定される
ものではない。例えば、検出部6の差異検出部は、各画
像(左画像、右画像)の対応する各点(各画素)に対し
て(2ω+1)×(2ω+1)のウインドウを設定し、
ウインドウ内の輝度値の正規化相互相関Cを計算して差
異を検出することも可能である。この場合、2枚の画像
(左画像、右画像)F(u,v),G(u,v)の点
(u,v)Cは、
あるいは誤差を考慮し、D′>Thr(Thrはあらか
じめ設定した閾値)となる点(u,v)を障害物領域に
属すると判定し、この点(u,v)を障害物として検出
することができる。また、検出部6の差異検出部は、画
素間差分をとることによって2枚の画像(左画像、右画
像)の差異を検出したが、本変形例はこれに限定される
ものではない。例えば、検出部6の差異検出部は、各画
像(左画像、右画像)の対応する各点(各画素)に対し
て(2ω+1)×(2ω+1)のウインドウを設定し、
ウインドウ内の輝度値の正規化相互相関Cを計算して差
異を検出することも可能である。この場合、2枚の画像
(左画像、右画像)F(u,v),G(u,v)の点
(u,v)Cは、
【数9】 ★ で表される。ここで、N=(2ω+1)×(2ω+
1),a1、a2は2枚の画像F(u,v),G(u,
v)のウインドウ内の輝度の平均、σ2 1,σ2 2は、
2枚の画像F(u,v),G(u,v)のウィンドウ内
の輝度の分散である。このとき、差異計算部11は、計
算値C<Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)を
満足する点(u,v)を障害物領域に属すると判定する
ようになっている。上述したように、検出部を変形例に
示したように構成しても、障害物領域を容易に検出する
ことができる。また、本実施例では道路平面の両端の2
本の白線を直線として抽出したが、道路がカーブしてい
る場合には白線は曲線となる。この場合には、白線を曲
線として抽出すれば、同様に障害物を検出することがで
きる。また、本実施形態では、道路面を平面と仮定して
説明したが、曲面の場合であっても、平面の場合と同様
に障害物を検出することができる。さらに、本実施形態
においては、図1に示した各ブロック構成要素4〜6そ
れぞれが演算処理プロセッサおよびメモリを有している
と説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、1つの演算処理プロセッサおよびメモリにより上述
した特徴抽出部4の特徴抽出処理、関係式パラメータ計
算部の関係式パラメータ計算処理および検出部6の障害
物検出処理を行うように構成することも可能である。と
ころで、本実施形態では、道路面上を走行する車両に搭
載されたTVカメラからの障害物検出に関して説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
航空機やヘリコプター等の移動体が滑走路等の路面に着
陸する際の障害物検出にも適用することが可能である。
一方、本実施形態によれば、車両等の移動体に2台以上
のTVカメラを搭載した場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、図11に
示すように、移動体(車両15)には1台のTVカメラ
2を搭載し、予め車両15が走行する道路の路側の上方
に例えば所定間隔毎に設置された道路監視用カメラ16
の画像を利用することにより、上述したステレオ視技術
に基づく障害物検出処理を行うことも可能である。すな
わち、車両15に搭載された1台のTVカメラ2Aを有
する障害物検出装置1aは、その走行位置近傍に設置さ
れた道路監視用カメラ16の画像を無線通信装置17を
経由して受け取り、この画像(第1の画像)と自車両1
5により撮影された画像(第2の画像)に基づいて上述
したステレオ視技術に基づく処理を実行することによ
り、道路上の障害物を検出することが可能である。そし
て、障害物検出装置1aは、自車両15の走行に応じ
て、自車両15の現在の走行位置に近い方の監視用カメ
ラ16から無線通信装置17を介して送信された第1の
画像を用いることにより、連続した障害物検出処理を行
うことができる。このように構成すれば、上述した効果
に加えて、車両に搭載するTVカメラの台数を減らすこ
とができ、障害物検出装置のシステムが簡素化される。
なお、車両に搭載されたTVカメラと道路監視用カメラ
との大きさが異なる場合には、得られた第1および第2
の画像間で補正処理を行うことが必要である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば、如何なる変
形も可能である。
1),a1、a2は2枚の画像F(u,v),G(u,
v)のウインドウ内の輝度の平均、σ2 1,σ2 2は、
2枚の画像F(u,v),G(u,v)のウィンドウ内
の輝度の分散である。このとき、差異計算部11は、計
算値C<Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)を
満足する点(u,v)を障害物領域に属すると判定する
ようになっている。上述したように、検出部を変形例に
示したように構成しても、障害物領域を容易に検出する
ことができる。また、本実施例では道路平面の両端の2
本の白線を直線として抽出したが、道路がカーブしてい
る場合には白線は曲線となる。この場合には、白線を曲
線として抽出すれば、同様に障害物を検出することがで
きる。また、本実施形態では、道路面を平面と仮定して
説明したが、曲面の場合であっても、平面の場合と同様
に障害物を検出することができる。さらに、本実施形態
においては、図1に示した各ブロック構成要素4〜6そ
れぞれが演算処理プロセッサおよびメモリを有している
と説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、1つの演算処理プロセッサおよびメモリにより上述
した特徴抽出部4の特徴抽出処理、関係式パラメータ計
算部の関係式パラメータ計算処理および検出部6の障害
物検出処理を行うように構成することも可能である。と
ころで、本実施形態では、道路面上を走行する車両に搭
載されたTVカメラからの障害物検出に関して説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
航空機やヘリコプター等の移動体が滑走路等の路面に着
陸する際の障害物検出にも適用することが可能である。
一方、本実施形態によれば、車両等の移動体に2台以上
のTVカメラを搭載した場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、図11に
示すように、移動体(車両15)には1台のTVカメラ
2を搭載し、予め車両15が走行する道路の路側の上方
に例えば所定間隔毎に設置された道路監視用カメラ16
の画像を利用することにより、上述したステレオ視技術
に基づく障害物検出処理を行うことも可能である。すな
わち、車両15に搭載された1台のTVカメラ2Aを有
する障害物検出装置1aは、その走行位置近傍に設置さ
れた道路監視用カメラ16の画像を無線通信装置17を
経由して受け取り、この画像(第1の画像)と自車両1
5により撮影された画像(第2の画像)に基づいて上述
したステレオ視技術に基づく処理を実行することによ
り、道路上の障害物を検出することが可能である。そし
て、障害物検出装置1aは、自車両15の走行に応じ
て、自車両15の現在の走行位置に近い方の監視用カメ
ラ16から無線通信装置17を介して送信された第1の
画像を用いることにより、連続した障害物検出処理を行
うことができる。このように構成すれば、上述した効果
に加えて、車両に搭載するTVカメラの台数を減らすこ
とができ、障害物検出装置のシステムが簡素化される。
なお、車両に搭載されたTVカメラと道路監視用カメラ
との大きさが異なる場合には、得られた第1および第2
の画像間で補正処理を行うことが必要である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば、如何なる変
形も可能である。
【発明の効果】以上述べたように、本発明の障害物検出
方法および装置によれば、路面等の面からの高さの有無
により障害物を検出することができるため、明るさの変
動や影の影響を受けることなく、画像中から先行車や歩
行者等の障害物を検出することができる。特に、本発明
では、路面と各撮影デバイスとの幾何学的な関係を、直
線検出等の簡単な処理により求めているため、走行中の
振動や道路平面に傾斜にある場合でも、安定に面上の障
害物を検出することができ、その実用性を大幅に向上さ
せることができる。
方法および装置によれば、路面等の面からの高さの有無
により障害物を検出することができるため、明るさの変
動や影の影響を受けることなく、画像中から先行車や歩
行者等の障害物を検出することができる。特に、本発明
では、路面と各撮影デバイスとの幾何学的な関係を、直
線検出等の簡単な処理により求めているため、走行中の
振動や道路平面に傾斜にある場合でも、安定に面上の障
害物を検出することができ、その実用性を大幅に向上さ
せることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る障害物検出装置の概
略構成を示すブロック図。
略構成を示すブロック図。
【図2】道路平面上に設定されたワールド座標系および
道路平面上の白線を示す図。
道路平面上の白線を示す図。
【図3】エピポーラ拘束を説明するための図。
【図4】図1に示す特徴抽出部の白線抽出処理および左
右画像間の対応点の組を求める処理を説明するための
図。
右画像間の対応点の組を求める処理を説明するための
図。
【図5】図1の構成に加えて、警報発生処理機能を有す
る障害物検出装置を示すブロック図。
る障害物検出装置を示すブロック図。
【図6】図1の構成に加えて、ディスプレイに対する障
害物領域および安全領域の表示処理を有する障害物検出
装置を示すブロック図。
害物領域および安全領域の表示処理を有する障害物検出
装置を示すブロック図。
【図7】図1に示す検出部の他の構成を示すブロック
図。
図。
【図8】ステレオ画像の一例を示す図。
【図9】右画像とその変換画像を示す図。
【図10】左画像と右画像の変換画像とを示す図。
【図11】本発明の変形例として、移動体に1台のTV
カメラを搭載し、道路の路側に設置された道路監視用カ
メラを利用してステレオ視を行う構成を示す図。
カメラを搭載し、道路の路側に設置された道路監視用カ
メラを利用してステレオ視を行う構成を示す図。
1 障害物検出装置 2 画像撮影部 2a、2b TVカメラ 3 画像蓄積部 4 特徴抽出部 5 関係式パラメータ計算部 6 検出部 7 警報発生部 8 ディスプレイ 9 画像処理プロセッサ 10 画像変換部 11 差異計算部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月13日(1999.7.1
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 障害物検出方法および装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】道路等の面上を走行する自動
車等の車両の運転を支援するために、TVカメラによ
り、先行車等の他車両や歩行者等の道路上に存在する自
車両以外の物体(以下、障害物と定義する)を検出する
障害物検出方法および装置に関する。
車等の車両の運転を支援するために、TVカメラによ
り、先行車等の他車両や歩行者等の道路上に存在する自
車両以外の物体(以下、障害物と定義する)を検出する
障害物検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路上の障害物を検出するための技術
は、その障害物検出手段としてレーザや超音波等を利用
するものと、TVカメラを利用するものとに大別され
る。
は、その障害物検出手段としてレーザや超音波等を利用
するものと、TVカメラを利用するものとに大別され
る。
【0003】障害物検出手段としてレーザを利用する方
式は、レーザ自体が高価であるため、非実用的である。
また、障害物検知手段として超音波を利用する方式は、
超音波の解像度が低いため、障害物の検出精度に問題が
あり、これも実用性を阻害している。
式は、レーザ自体が高価であるため、非実用的である。
また、障害物検知手段として超音波を利用する方式は、
超音波の解像度が低いため、障害物の検出精度に問題が
あり、これも実用性を阻害している。
【0004】上記2つの方式に対して、障害物検出手段
としてTVカメラを使用する方式は、TVカメラ自体が
比較的安価であり、その解像度や計測精度、計測範囲等
の面からも障害物検出に適することが分かっている。
としてTVカメラを使用する方式は、TVカメラ自体が
比較的安価であり、その解像度や計測精度、計測範囲等
の面からも障害物検出に適することが分かっている。
【0005】道路上の障害物検出手段としてTVカメラ
を用いる場合、1台のTVカメラを使用する方法と複数
台のカメラ(ステレオカメラ)を使用する方法がある。
を用いる場合、1台のTVカメラを使用する方法と複数
台のカメラ(ステレオカメラ)を使用する方法がある。
【0006】1台のTVカメラを使用する方法は、その
カメラで撮影した1枚の画像から、輝度や色、あるいは
テクスチャ(模様)等の情報を手がかりにして道路領域
と障害物領域とを分離する。例えば、画像中で彩度の低
い中程度の輝度領域、つまり灰色の領域を抽出して道路
領域を求めたり、テクスチャの少ない領域を求めて道路
領域を抽出し、それ以外の領域を障害物領域としてい
る。
カメラで撮影した1枚の画像から、輝度や色、あるいは
テクスチャ(模様)等の情報を手がかりにして道路領域
と障害物領域とを分離する。例えば、画像中で彩度の低
い中程度の輝度領域、つまり灰色の領域を抽出して道路
領域を求めたり、テクスチャの少ない領域を求めて道路
領域を抽出し、それ以外の領域を障害物領域としてい
る。
【0007】しかしながら、道路上には、道路に類似し
た輝度、色、あるいはテクスチャを有する障害物も数多
く存在するため、この方法で障害物領域と道路領域とを
区別するのは困難である。
た輝度、色、あるいはテクスチャを有する障害物も数多
く存在するため、この方法で障害物領域と道路領域とを
区別するのは困難である。
【0008】これに対し、複数台のTVカメラを用いる
方法は3次元情報を手がかりにして道路上の障害物を検
出する。これは一般にステレオ視と呼ばれる検出方式で
ある。ステレオ視とは、例えば2つのカメラを左右に配
置し、3次元空間中で同一点である点を左右画像間で対
応づけ、三角測量の要領で、その点の3次元位置を求め
るものである。
方法は3次元情報を手がかりにして道路上の障害物を検
出する。これは一般にステレオ視と呼ばれる検出方式で
ある。ステレオ視とは、例えば2つのカメラを左右に配
置し、3次元空間中で同一点である点を左右画像間で対
応づけ、三角測量の要領で、その点の3次元位置を求め
るものである。
【0009】各カメラの道路平面に対する位置や姿勢等
をあらかじめ求めておくと、ステレオ視により、画像中
の任意の点の道路平面からの高さを得ることができ、こ
の高さの有無により、障害物領域と道路領域とを分離す
ることができる。このステレオ視を用いた障害物検出方
式によれば、1台のカメラを用いた場合で区別すること
が困難であった道路に類似した輝度、色、あるいはテク
スチャを有する障害物を道路領域と区別して検出するこ
とが可能である。
をあらかじめ求めておくと、ステレオ視により、画像中
の任意の点の道路平面からの高さを得ることができ、こ
の高さの有無により、障害物領域と道路領域とを分離す
ることができる。このステレオ視を用いた障害物検出方
式によれば、1台のカメラを用いた場合で区別すること
が困難であった道路に類似した輝度、色、あるいはテク
スチャを有する障害物を道路領域と区別して検出するこ
とが可能である。
【0010】ところで、通常のステレオ視技術は、画像
上の任意の点のワールド座標系(絶対座標系)に対する
3次元位置を求める技術であり、このためには、あらか
じめ各カメラのワールド座標系に対する関係{位置、姿
勢(撮影方向等)、カメラレンズの焦点距離等}に関す
るパラメータ(関係式パラメータ)を求める必要があ
る。以下、関係式パラメータを求める作業(処理)をキ
ャリブレーションと呼ぶ。
上の任意の点のワールド座標系(絶対座標系)に対する
3次元位置を求める技術であり、このためには、あらか
じめ各カメラのワールド座標系に対する関係{位置、姿
勢(撮影方向等)、カメラレンズの焦点距離等}に関す
るパラメータ(関係式パラメータ)を求める必要があ
る。以下、関係式パラメータを求める作業(処理)をキ
ャリブレーションと呼ぶ。
【0011】キャリブレーションは、ワールド座標系に
対する位置が既知の多数の点を用意し、それらの点の画
像ヘの投影位置を求め、ワールド座標系に対するカメラ
の位置や姿勢、カメラレンズの焦点距離等に関する関係
式パラメータを算出する作業である。
対する位置が既知の多数の点を用意し、それらの点の画
像ヘの投影位置を求め、ワールド座標系に対するカメラ
の位置や姿勢、カメラレンズの焦点距離等に関する関係
式パラメータを算出する作業である。
【0012】しかしながら、上記キャリブレーション作
業を行うには、多大な時間と労力を必要とするという問
題がある。
業を行うには、多大な時間と労力を必要とするという問
題がある。
【0013】そこで、画像上で道路領域と障害物領域と
を分離することのみに着目して、キャリブレーションを
行うことなく、道路平面からの高さの有無を判別し、高
さ有り→道路平面上の障害物、高さ無し→道路平面とし
て、障害物を検出する方式が考え出されている。
を分離することのみに着目して、キャリブレーションを
行うことなく、道路平面からの高さの有無を判別し、高
さ有り→道路平面上の障害物、高さ無し→道路平面とし
て、障害物を検出する方式が考え出されている。
【0014】このとき、道路平面からの高さの有無は、
以下のようにして判別できる。
以下のようにして判別できる。
【0015】道路平面上の点の左右画像への投影点を
(u,v),(u’,v’)とすれば、
(u,v),(u’,v’)とすれば、
【数1】
【外1】
【0016】この関係式を用いて、左画像上の任意の点
P(u,v)が道路平面上に存在すると仮定した場合の
右画像上の対応点P′(u’,v’)を求める。点Pが
道路平面上に存在すれば、点PとP′が正しい対応点の
組となるので、2点の輝度の差は小さくなる。したがっ
て、点PとP’の輝度の違いが大きい場合には、点Pは
障害物領域に属すると判定することができ、キャリブレ
ーションを行うことなく障害物の判定を行うことが可能
である。
P(u,v)が道路平面上に存在すると仮定した場合の
右画像上の対応点P′(u’,v’)を求める。点Pが
道路平面上に存在すれば、点PとP′が正しい対応点の
組となるので、2点の輝度の差は小さくなる。したがっ
て、点PとP’の輝度の違いが大きい場合には、点Pは
障害物領域に属すると判定することができ、キャリブレ
ーションを行うことなく障害物の判定を行うことが可能
である。
【0017】
【外2】
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
台のTVカメラを用いて道路平面からの高さの有無によ
りキャリブレーションを行うことなく障害物を検出する
障害物検出装置は、超音波やレーザを検出手段として利
用する装置と比べて安価で、かつ検出精度が高く、しか
も、キャリブレーション作業を不用にして障害物検出に
かかる時間および労力を低減するという多くの利点を有
している。
台のTVカメラを用いて道路平面からの高さの有無によ
りキャリブレーションを行うことなく障害物を検出する
障害物検出装置は、超音波やレーザを検出手段として利
用する装置と比べて安価で、かつ検出精度が高く、しか
も、キャリブレーション作業を不用にして障害物検出に
かかる時間および労力を低減するという多くの利点を有
している。
【0019】
【外3】
【0020】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、エビポーラ拘束のみが既知な複数のTVカメラを
用いて撮影した複数枚の画像から、面上の2本以上の線
の投影像を抽出し、抽出した投影像から面と各カメラと
の幾何学的な関係を求めることにより、キャリブレーシ
ョンが不要で、走行中に振動や路面自体に傾斜があつて
も、路面上に存在する障害物を検出することができる障
害物検出方法および装置を提供することをその目的とす
る。
ので、エビポーラ拘束のみが既知な複数のTVカメラを
用いて撮影した複数枚の画像から、面上の2本以上の線
の投影像を抽出し、抽出した投影像から面と各カメラと
の幾何学的な関係を求めることにより、キャリブレーシ
ョンが不要で、走行中に振動や路面自体に傾斜があつて
も、路面上に存在する障害物を検出することができる障
害物検出方法および装置を提供することをその目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための第1の発明によれば、複数の線を有する面上の障
害物領域を検出する障害物検出装置であって、画像を撮
影する複数の撮影デバイスと、この複数の撮影デバイス
によりそれぞれ撮影された複数の画像を記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画像上
に表された前記複数の線を抽出し、抽出した複数の線に
基づいて前記複数の画像間の対応点を求める抽出手段
と、この抽出手段により求められた対応点に基づいて、
前記面上の任意の点の各画像への投影位置の間に成り立
つ関係式のパラメータを計算するパラメータ計算手段
と、このパラメータ計算手段により計算されたパラメー
タにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異なる
高さを有する領域を障害物領域として検出する検出手段
とを備えている。
ための第1の発明によれば、複数の線を有する面上の障
害物領域を検出する障害物検出装置であって、画像を撮
影する複数の撮影デバイスと、この複数の撮影デバイス
によりそれぞれ撮影された複数の画像を記憶する画像記
憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数の画像上
に表された前記複数の線を抽出し、抽出した複数の線に
基づいて前記複数の画像間の対応点を求める抽出手段
と、この抽出手段により求められた対応点に基づいて、
前記面上の任意の点の各画像への投影位置の間に成り立
つ関係式のパラメータを計算するパラメータ計算手段
と、このパラメータ計算手段により計算されたパラメー
タにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異なる
高さを有する領域を障害物領域として検出する検出手段
とを備えている。
【0022】第1の発明において、前記複数の撮影デバ
イスの内の1つの基準撮影デバイスにより撮影された画
像を基準画像とし、残りの撮影デバイスにより撮影され
た画像を参照画像としたとき、前記基準画像上の任意の
点に対応する前記参照画像上の対応点は、前記基準画像
上の任意の点と前記基準撮影デバイスの視点とを結ぶ直
線の前記参照画像上への投影直線上に拘束される。
イスの内の1つの基準撮影デバイスにより撮影された画
像を基準画像とし、残りの撮影デバイスにより撮影され
た画像を参照画像としたとき、前記基準画像上の任意の
点に対応する前記参照画像上の対応点は、前記基準画像
上の任意の点と前記基準撮影デバイスの視点とを結ぶ直
線の前記参照画像上への投影直線上に拘束される。
【0023】第1の発明において、好適には、前記抽出
手段は、前記基準画像上の複数の線および前記基準画像
に対する前記参照画像上への投影直線に基づいて前記基
準画像および前記参照画像間の対応点の組を求めてお
り、前記パラメータ計算手段は、前記抽出手段により求
められた前記基準画像および前記参照画像間の複数の対
応点の組に基づいて、前記面上の任意の点の前記基準画
像および前記参照画像に対する投影位置の間に成り立つ
関係式のパラメータを求める手段である。
手段は、前記基準画像上の複数の線および前記基準画像
に対する前記参照画像上への投影直線に基づいて前記基
準画像および前記参照画像間の対応点の組を求めてお
り、前記パラメータ計算手段は、前記抽出手段により求
められた前記基準画像および前記参照画像間の複数の対
応点の組に基づいて、前記面上の任意の点の前記基準画
像および前記参照画像に対する投影位置の間に成り立つ
関係式のパラメータを求める手段である。
【0024】第1の発明において、特に、前記抽出手段
は、前記基準画像上の複数の線の内の一本の線l上の第
1の複数の点と前記参照画像上の投影線との交点を第1
の複数の対応点として求め、前記基準画像上の複数の線
の内のl以外の一本の線上の第2の複数の点と前記参照
画像上の投影線との交点を第2の複数の対応点として求
めることにより、前記第1の複数の点および第1の複数
の対応点の組と前記第2の複数の点および第2の複数の
対応点の組とを求めるようにしている。
は、前記基準画像上の複数の線の内の一本の線l上の第
1の複数の点と前記参照画像上の投影線との交点を第1
の複数の対応点として求め、前記基準画像上の複数の線
の内のl以外の一本の線上の第2の複数の点と前記参照
画像上の投影線との交点を第2の複数の対応点として求
めることにより、前記第1の複数の点および第1の複数
の対応点の組と前記第2の複数の点および第2の複数の
対応点の組とを求めるようにしている。
【0025】第1の発明において、好適には、前記検出
手段は、前記基準画像上の任意の点が前記面上に存在す
ると仮定した場合に、前記任意の点に対応する前記参照
画像上の対応点を、前記関係式パラメータにより定まる
関係式に基づいて求め、前記基準画像上の任意の点の輝
度と求められた前記参照画像上の対応点の輝度とを比較
することにより、前記基準画像上の任意の点が前記面に
対して異なる高さを有する障害物領域に属するか否かを
判定するようにしている。
手段は、前記基準画像上の任意の点が前記面上に存在す
ると仮定した場合に、前記任意の点に対応する前記参照
画像上の対応点を、前記関係式パラメータにより定まる
関係式に基づいて求め、前記基準画像上の任意の点の輝
度と求められた前記参照画像上の対応点の輝度とを比較
することにより、前記基準画像上の任意の点が前記面に
対して異なる高さを有する障害物領域に属するか否かを
判定するようにしている。
【0026】第1の発明において、前記検出手段は、前
記参照画像を、当該参照画像の任意の点が前記面上に存
在すると仮定した場合に、前記基準撮影デバイスで得ら
れる画像に変換する変換手段と、前記基準画像と前記変
換手段により変換された参照画像との差異を計算し、計
算された差異に基づいて、前記参照画像上の任意の点が
前記面に対して異なる高さを有する障害物領域に属する
か否かを判定する差異計算手段とを備えている。
記参照画像を、当該参照画像の任意の点が前記面上に存
在すると仮定した場合に、前記基準撮影デバイスで得ら
れる画像に変換する変換手段と、前記基準画像と前記変
換手段により変換された参照画像との差異を計算し、計
算された差異に基づいて、前記参照画像上の任意の点が
前記面に対して異なる高さを有する障害物領域に属する
か否かを判定する差異計算手段とを備えている。
【0027】第1の発明において、前記面は実空間で移
動する移動体が走行する路面であり、前記障害物検出装
置を前記移動体に搭載している。
動する移動体が走行する路面であり、前記障害物検出装
置を前記移動体に搭載している。
【0028】上述した目的を達成するための第2の発明
によれば、複数の線を有する面上の障害物領域を検出す
る障害物検出方法であって、複数の画像を撮影するステ
ップと、撮影ステップにより撮影された複数の画像を記
憶するステップと、この記憶ステップにより記憶された
複数の画像上に表された前記複数の線を抽出し、抽出し
た複数の線に基づいて前記複数の画像間の対応点を求め
るステップと、このステップにより求められた対応点に
基づいて、前記面上の任意の点の各画像への投影位置の
間に成り立つ関係式のパラメータを計算するステップ
と、このパラメータ計算ステップにより計算されたパラ
メータにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異
なる高さを有する領域を障害物領域として検出するステ
ップとを備えている。
によれば、複数の線を有する面上の障害物領域を検出す
る障害物検出方法であって、複数の画像を撮影するステ
ップと、撮影ステップにより撮影された複数の画像を記
憶するステップと、この記憶ステップにより記憶された
複数の画像上に表された前記複数の線を抽出し、抽出し
た複数の線に基づいて前記複数の画像間の対応点を求め
るステップと、このステップにより求められた対応点に
基づいて、前記面上の任意の点の各画像への投影位置の
間に成り立つ関係式のパラメータを計算するステップ
と、このパラメータ計算ステップにより計算されたパラ
メータにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異
なる高さを有する領域を障害物領域として検出するステ
ップとを備えている。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して説明する。なお、本実施形態においては、自動
車等の路面(道路平面)上を走行する車両に搭載した左
右2台の画像撮影デバイス(TVカメラ、ステレオカメ
ラ)から、その走行方向前方における歩行者や先行車等
の道路平面上に存在する障害物を検出する状況を想定
し、その想定状況での障害物検出装置による障害物検出
処理について説明する。
参照して説明する。なお、本実施形態においては、自動
車等の路面(道路平面)上を走行する車両に搭載した左
右2台の画像撮影デバイス(TVカメラ、ステレオカメ
ラ)から、その走行方向前方における歩行者や先行車等
の道路平面上に存在する障害物を検出する状況を想定
し、その想定状況での障害物検出装置による障害物検出
処理について説明する。
【0030】図1は、本実施の形態に係る障害物検出装
置1の概略構成を示すブロック図である。
置1の概略構成を示すブロック図である。
【0031】本実施形態の障害物検出装置1は、道路平
面上を走行する車両に搭載されており、自車両の走行時
の振動や道路平面の傾斜等により時々刻々変化する道路
平面と各TVカメラとの幾何学的関係求め、その幾何学
的関係を用いて道路平面上に存在する障害物を検出し、
検出した障害物を表示するようになっている。
面上を走行する車両に搭載されており、自車両の走行時
の振動や道路平面の傾斜等により時々刻々変化する道路
平面と各TVカメラとの幾何学的関係求め、その幾何学
的関係を用いて道路平面上に存在する障害物を検出し、
検出した障害物を表示するようになっている。
【0032】すなわち、障害物検出装置1は、自車両に
係る3次元空間内の共通の面である例えば走行方向前方
の道路平面上の画像を撮影する左右2台のTVカメラ
(左側TVカメラ2a、右側TVカメラ2b)を有する
画像撮影部2と、TVカメラ2aにより撮影された画像
(左画像)およびTVカメラ2bにより撮影された画像
(右画像)を蓄積(記憶)するための画像蓄積部3と、
左画像および右画像上において特徴となる2本以上の線
を抽出するための特徴抽出部4と、抽出された特徴線に
基づいて関係式パラメータを計算するパラメータ計算部
5と、計算された関係式パラメータに基づいて道路平面
に対して異なる高さを有する点を求めて、この点を障害
物(障害物領域)として検出する検出部6とを備えてい
る。
係る3次元空間内の共通の面である例えば走行方向前方
の道路平面上の画像を撮影する左右2台のTVカメラ
(左側TVカメラ2a、右側TVカメラ2b)を有する
画像撮影部2と、TVカメラ2aにより撮影された画像
(左画像)およびTVカメラ2bにより撮影された画像
(右画像)を蓄積(記憶)するための画像蓄積部3と、
左画像および右画像上において特徴となる2本以上の線
を抽出するための特徴抽出部4と、抽出された特徴線に
基づいて関係式パラメータを計算するパラメータ計算部
5と、計算された関係式パラメータに基づいて道路平面
に対して異なる高さを有する点を求めて、この点を障害
物(障害物領域)として検出する検出部6とを備えてい
る。
【0033】本実施形態においては、図2に示すよう
に、上記道路平面上の2本の線を、道路平面両端の2本
の白線(l,l’)とし、直線l,l’方向をY軸、こ
のY軸に対して道路平面に沿って直交する方向をX軸と
するワールド座標系(絶対座標系)を設定する。
に、上記道路平面上の2本の線を、道路平面両端の2本
の白線(l,l’)とし、直線l,l’方向をY軸、こ
のY軸に対して道路平面に沿って直交する方向をX軸と
するワールド座標系(絶対座標系)を設定する。
【0034】画像撮影部2は、左右2台のTVカメラ2
a、2bにより道路平面上の2枚の画像(左画像IL、
右画像IR)をそれぞれ撮影するようになっている。
a、2bにより道路平面上の2枚の画像(左画像IL、
右画像IR)をそれぞれ撮影するようになっている。
【0035】各TVカメラ2a、2bは、例えば所定間
隔を空けて、例えばワールド座標系のX軸方向に沿った
左右に並べて取りつけられており、その撮影方向は、走
行車両の前方に限らず、後方やサイド方向であってもよ
い。また、各TVカメラ2a、2bの焦点距離を切り換
えることにより、道路平面(路面)の状況に応じて、広
角撮影および望遠撮影を行うことも可能である。
隔を空けて、例えばワールド座標系のX軸方向に沿った
左右に並べて取りつけられており、その撮影方向は、走
行車両の前方に限らず、後方やサイド方向であってもよ
い。また、各TVカメラ2a、2bの焦点距離を切り換
えることにより、道路平面(路面)の状況に応じて、広
角撮影および望遠撮影を行うことも可能である。
【0036】そして、本実施形態における2台のTVカ
メラ2a、2bは、そのワールド座標系に対する位置や
姿勢は未知で、エピポーラ拘束のみが既知であるとし、
走行中に変化しないように構成されている。
メラ2a、2bは、そのワールド座標系に対する位置や
姿勢は未知で、エピポーラ拘束のみが既知であるとし、
走行中に変化しないように構成されている。
【0037】ここで、エピポーラ拘束とは、一般的なス
テレオカメラに対して成り立つ拘束であり、一方の画像
(本実施形態では左画像とし、この画像を基準画像とも
呼ぶ)上の任意の点kに対応する他方の画像(本実施形
態では右画像とし、この画像を参照画像とも呼ぶ)上で
の点(対応点)k’は、図3に示すように、その右画像
IR上のある直線上に拘束されることを意味する。
テレオカメラに対して成り立つ拘束であり、一方の画像
(本実施形態では左画像とし、この画像を基準画像とも
呼ぶ)上の任意の点kに対応する他方の画像(本実施形
態では右画像とし、この画像を参照画像とも呼ぶ)上で
の点(対応点)k’は、図3に示すように、その右画像
IR上のある直線上に拘束されることを意味する。
【0038】この直線のことをエピポーララインELと
呼ぶ。このエピポーララインELは、左画像IL上の点
kと左側TVカメラ2aの視点(レンズの中心点位置)
とを右画像IR上に投影してそれらを結ぶことにより定
められる。
呼ぶ。このエピポーララインELは、左画像IL上の点
kと左側TVカメラ2aの視点(レンズの中心点位置)
とを右画像IR上に投影してそれらを結ぶことにより定
められる。
【0039】例えば、各TVカメラ2a、2bの光軸を
平行に配置した場合には、左画像IL上の任意の点の右
画像IR上での対応点は、その右画像IR上における同
一走査線上に存在するので、エピポーララインと走査線
は一致する。
平行に配置した場合には、左画像IL上の任意の点の右
画像IR上での対応点は、その右画像IR上における同
一走査線上に存在するので、エピポーララインと走査線
は一致する。
【0040】エピポーラ拘束は、ステレオカメラ(左側
TVカメラ2a、右側TVカメラ2b)間の相対的な位
置・姿勢の関係と、各カメラ2a、2bの内部パラメー
タ、すなわち、各カメラレンズの焦点距離、画像原点等
に依存するため、エビポーラ拘束が不変であるというこ
とは、ステレオカメラ2a、2bの相対的な位置関係等
が走行中に変化しないことを意味する。
TVカメラ2a、右側TVカメラ2b)間の相対的な位
置・姿勢の関係と、各カメラ2a、2bの内部パラメー
タ、すなわち、各カメラレンズの焦点距離、画像原点等
に依存するため、エビポーラ拘束が不変であるというこ
とは、ステレオカメラ2a、2bの相対的な位置関係等
が走行中に変化しないことを意味する。
【0041】エピポーラ拘束は以下のようにして求めて
おく。今、ステレオ画像(左画像IL、右画像IR)の
任意の対応点の組(ui,vi)、(ui’,vi’)
(i=1,2,…,N)には、
おく。今、ステレオ画像(左画像IL、右画像IR)の
任意の対応点の組(ui,vi)、(ui’,vi’)
(i=1,2,…,N)には、
【数2】 (但し、Fは、3×3のマトリクス)という関係式が成
り立つ。
り立つ。
【0042】8組以上、すなわち、N=8以上の対応点
の組からマトリクスFを求めることができる。すなわ
ち、マトリクスFを対応点の組のみを用いて求めること
ができるため、ワールド座標系に対する3次元位置が既
知な点を用意する必要がなく、前述したキャリブレーシ
ョン処理(作業)に比べて、非常に簡単な処理によりマ
トリクスFを求めることができる。
の組からマトリクスFを求めることができる。すなわ
ち、マトリクスFを対応点の組のみを用いて求めること
ができるため、ワールド座標系に対する3次元位置が既
知な点を用意する必要がなく、前述したキャリブレーシ
ョン処理(作業)に比べて、非常に簡単な処理によりマ
トリクスFを求めることができる。
【0043】このようにして、マトリクスFが求まる
と、左画像IL上のある点(u,v)の対応点は、右画
像IR上の直線
と、左画像IL上のある点(u,v)の対応点は、右画
像IR上の直線
【数3】 上にあることとなり、これがエビポーララインELとな
る。すなわち、式(2)がエピポーラ拘束を表す。ここ
で、Fij(i,j=1,2,3)はマトリクスFのi
行j列の要素である。
る。すなわち、式(2)がエピポーラ拘束を表す。ここ
で、Fij(i,j=1,2,3)はマトリクスFのi
行j列の要素である。
【0044】画像蓄積部3は、画像メモリを有してお
り、画像撮影部2の各TVカメラ2a、2bにより撮影
された2枚の画像(左画像IL、IR)を画像メモリに
それぞれ蓄積するようになっている。
り、画像撮影部2の各TVカメラ2a、2bにより撮影
された2枚の画像(左画像IL、IR)を画像メモリに
それぞれ蓄積するようになっている。
【0045】特徴抽出部4は、演算処理プロセッサおよ
びメモリを有しており、最初に、画像蓄積部2により蓄
積された2枚の画像(左画像IL、右画像IR)上にお
いて、道路両端の2本の直線(白線)l,l’をそれぞ
れ抽出する。
びメモリを有しており、最初に、画像蓄積部2により蓄
積された2枚の画像(左画像IL、右画像IR)上にお
いて、道路両端の2本の直線(白線)l,l’をそれぞ
れ抽出する。
【0046】なお、上記2本の直線抽出は、Hough
変換等を用いて行なう。直線lとl’は左右画像IL、
IR上において、各々交点(消失点)V、V’を持ち、
V’はVのエピポーララインLv上にあることを利用す
れば、計算量を削減することが可能である。
変換等を用いて行なう。直線lとl’は左右画像IL、
IR上において、各々交点(消失点)V、V’を持ち、
V’はVのエピポーララインLv上にあることを利用す
れば、計算量を削減することが可能である。
【0047】このとき、左画像IL上における直線l上
の任意の2点を各々A、C、直線l’上の任意の2点を
各々Β、Dとすると、特徴抽出部4は、これら4点の右
画像IR上の対応点A’,Β’,C’,D’を、エピポ
ーラ拘束を用いることにより求める。
の任意の2点を各々A、C、直線l’上の任意の2点を
各々Β、Dとすると、特徴抽出部4は、これら4点の右
画像IR上の対応点A’,Β’,C’,D’を、エピポ
ーラ拘束を用いることにより求める。
【0048】すなわち、点Aの対応点A’は、右画像I
R上において、直線lと点AのエピポーララインLAの
交点として求めることができ、同様に、点Β’,C’,
D’も、それぞれ、点Β、C、DのエビポーララインL
B、LC、LDの交点として求めることができる。
R上において、直線lと点AのエピポーララインLAの
交点として求めることができ、同様に、点Β’,C’,
D’も、それぞれ、点Β、C、DのエビポーララインL
B、LC、LDの交点として求めることができる。
【0049】ここで、得られた点A,Β,C,Dおよび
点A’,B’,C’,D’の座標データを、それぞれ
(uA、vA),(uB、vB),(uC、vC),
(uD,vD),(u’A,v’A),(u’B,v’
B),(u’C、v’C),(u’D、v’D)とす
る。
点A’,B’,C’,D’の座標データを、それぞれ
(uA、vA),(uB、vB),(uC、vC),
(uD,vD),(u’A,v’A),(u’B,v’
B),(u’C、v’C),(u’D、v’D)とす
る。
【0050】パラメータ計算部5は、演算処理プロセッ
サおよびメモリを有しており、特徴抽出部4により求め
られた4組の点の対応関係に基づいて、道路平面上の任
意の点の左画像IL上の投影点(u,v)と右画像IR
上の投影点(u’,v’)の間に成り立つ関係式のパラ
メータ(関係式パラメータ)を計算する。
サおよびメモリを有しており、特徴抽出部4により求め
られた4組の点の対応関係に基づいて、道路平面上の任
意の点の左画像IL上の投影点(u,v)と右画像IR
上の投影点(u’,v’)の間に成り立つ関係式のパラ
メータ(関係式パラメータ)を計算する。
【0051】今、道路平面上の任意の点P(X,Y)の
左右画像IL,IR上への投影点をそれぞれ(u,
v),(u’,v’)とすれば、
左右画像IL,IR上への投影点をそれぞれ(u,
v),(u’,v’)とすれば、
【数4】 なる関係式が成り立つ。
【0052】
【外4】
【0053】
【外5】
【0054】
【外6】
【数5】
【0055】
【外7】
【0056】検出部6は、演算処理プロセッサおよびメ
モリを有しており、左画像IL上の任意の点P(u,
v)の輝度をBL(u,v)とし、この点P(u,v)
が道路平面上に存在すると仮定した場合の上記点P
(u,v)の右画像IR上での対応点P’(u,v)を
前掲(4)式に基づいて求める。
モリを有しており、左画像IL上の任意の点P(u,
v)の輝度をBL(u,v)とし、この点P(u,v)
が道路平面上に存在すると仮定した場合の上記点P
(u,v)の右画像IR上での対応点P’(u,v)を
前掲(4)式に基づいて求める。
【0057】今、求められた点P’(u’,v’)の輝
度をBR(u,v)とすると、点P(u、v)が実際に
道路平面上に存在すれば、点PとP’は正しい対応点の
組となるから、基本的には点PとP’の輝度が同じにな
る。
度をBR(u,v)とすると、点P(u、v)が実際に
道路平面上に存在すれば、点PとP’は正しい対応点の
組となるから、基本的には点PとP’の輝度が同じにな
る。
【0058】すなわち、
【数6】 とした場合、検出部6は、D≠0,あるいは誤差を考慮
し、D>Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)と
なる点Pを障書物領域に属すると判定し、この点Pを障
害物として検出することができる。
し、D>Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)と
なる点Pを障書物領域に属すると判定し、この点Pを障
害物として検出することができる。
【0059】
【外8】
【0060】したがって、障害物(障害物検出領域)の
検出精度を向上させることができ、車両の安全性・信頼
性の一層の向上に寄与することができる。
検出精度を向上させることができ、車両の安全性・信頼
性の一層の向上に寄与することができる。
【0061】例えば、図5に示すように、検出部6によ
り検出された障害物領域情報および自車両における例え
ば運転手のハンドル操作に応じた運転方向指示情報に基
づいて警報発生処理を行う警報発生部7を設けておくこ
とにより、運転手のハンドル操作により、自車両を障害
物領域(障害物)に向かわせるための運転方向指示情報
が警報発生部7に送られると、警報発生部7は、障害物
領域情報および運転方向指示情報に基づいて自車両が障
害物領域に向かって走行することを判断し、警報を発生
する。
り検出された障害物領域情報および自車両における例え
ば運転手のハンドル操作に応じた運転方向指示情報に基
づいて警報発生処理を行う警報発生部7を設けておくこ
とにより、運転手のハンドル操作により、自車両を障害
物領域(障害物)に向かわせるための運転方向指示情報
が警報発生部7に送られると、警報発生部7は、障害物
領域情報および運転方向指示情報に基づいて自車両が障
害物領域に向かって走行することを判断し、警報を発生
する。
【0062】この結果、走行車両の運転手は、自車両が
障害物へ向かって走行していることを認識することがで
きるため、車両の安全性・信頼性の一層の向上に寄与す
ることができる。
障害物へ向かって走行していることを認識することがで
きるため、車両の安全性・信頼性の一層の向上に寄与す
ることができる。
【0063】さらに、本実施形態の変形例として、図6
に示すように、自車両内の運転手が視認できる位置に取
り付けられたディスプレイ8と、画像蓄積部3に蓄積さ
れた例えば左画像ILをそのディスプレイ8に表示し、
検出部6により検出された障害物領域情報に基づいて、
上記左画像ILに対して、障害物領域以外の安全領域と
障害物領域との表示態様を異ならせる表示処理(例え
ば、安全領域を緑の表示色、障害物領域を赤の表示色に
する処理や、障害物領域を表すマーカを左画像IL上の
障害物領域の座標位置に重畳表示する処理等を行う画像
処理プロセッサ9とを設けてもよい。
に示すように、自車両内の運転手が視認できる位置に取
り付けられたディスプレイ8と、画像蓄積部3に蓄積さ
れた例えば左画像ILをそのディスプレイ8に表示し、
検出部6により検出された障害物領域情報に基づいて、
上記左画像ILに対して、障害物領域以外の安全領域と
障害物領域との表示態様を異ならせる表示処理(例え
ば、安全領域を緑の表示色、障害物領域を赤の表示色に
する処理や、障害物領域を表すマーカを左画像IL上の
障害物領域の座標位置に重畳表示する処理等を行う画像
処理プロセッサ9とを設けてもよい。
【0064】このように構成すれば、走行車両の前方に
存在する障害物領域と安全領域とがディスプレイ8上で
明確に識別できるため、ディスプレイ8を視認すること
により、運転手の視界の死角に存在する障害物等を容易
かつ確実に認識することができ、車両の安全性・信頼性
の一層の向上に寄与することができる。
存在する障害物領域と安全領域とがディスプレイ8上で
明確に識別できるため、ディスプレイ8を視認すること
により、運転手の視界の死角に存在する障害物等を容易
かつ確実に認識することができ、車両の安全性・信頼性
の一層の向上に寄与することができる。
【0065】なお、本実施形態においては、画像撮影部
2の2台のTVカメラ2a、2bを左右に並べて車両に
搭載し、TVカメラ2a、2bにより2枚の画像を撮影
しているが、これら2台のカメラ2a、2bは、エピポ
ーラ拘束を維持し、自車両に係る共通の平面をそれぞれ
が撮影可能であれば、どのように配置してもよい。ま
た、3台以上のTVカメラを車両に配置することも可能
である。
2の2台のTVカメラ2a、2bを左右に並べて車両に
搭載し、TVカメラ2a、2bにより2枚の画像を撮影
しているが、これら2台のカメラ2a、2bは、エピポ
ーラ拘束を維持し、自車両に係る共通の平面をそれぞれ
が撮影可能であれば、どのように配置してもよい。ま
た、3台以上のTVカメラを車両に配置することも可能
である。
【0066】3台以上のTVカメラを用いて本実施形態
の障害検出処理を行う際には、エピポーラ拘束は、3枚
以上の撮影画像の中の1枚の画像を基準画像とし、その
基準画像上の任意の点kに対応する残りの各画像(参照
画像)上での対応点k’が各参照画像上のある直線上に
拘束されることを意味する。
の障害検出処理を行う際には、エピポーラ拘束は、3枚
以上の撮影画像の中の1枚の画像を基準画像とし、その
基準画像上の任意の点kに対応する残りの各画像(参照
画像)上での対応点k’が各参照画像上のある直線上に
拘束されることを意味する。
【0067】また、特徴抽出部4は左画像ILおよび右
画像IR上の4組の点の対応関係を求めたが、5組以上
の対応関係を同様に求めてもよい。この場合では、パラ
メータ計算部5により、その5組以上の対応関係から得
られる10本以上の連立方程式を最小自乗法等を用いて
解くことも可能である。
画像IR上の4組の点の対応関係を求めたが、5組以上
の対応関係を同様に求めてもよい。この場合では、パラ
メータ計算部5により、その5組以上の対応関係から得
られる10本以上の連立方程式を最小自乗法等を用いて
解くことも可能である。
【0068】また、検出部6は、さらに図7に示すよう
に構成することも可能である。この変形例において、検
出部6は、画像変換部10、差異計算部11を備えてお
り、これら画像変換部10、差異計算部11は、演算処
理プロセッサの処理機能として具体化される。
に構成することも可能である。この変形例において、検
出部6は、画像変換部10、差異計算部11を備えてお
り、これら画像変換部10、差異計算部11は、演算処
理プロセッサの処理機能として具体化される。
【0069】画像変換部10は、参照画像である右画像
IRを以下の手順に従って画像変換する。
IRを以下の手順に従って画像変換する。
【0070】一般に、画像は画像上の点(u,v)を変
数とし、その各点に対して輝度値が定義された関数f
(u,v)として表現できる。以下では画像をこのよう
に表現する。
数とし、その各点に対して輝度値が定義された関数f
(u,v)として表現できる。以下では画像をこのよう
に表現する。
【0071】例えば、図8に示すような、先行車両を含
むステレオ画像(左画像、右画像)が撮影されたとし、
左画像をf(u,v)、右画像をg(u,v)、右画像
の変換後の画像をg’(u、v)とすれば、画像変換部
10は、以下のように、変換画像g′(u,v)を求め
る。
むステレオ画像(左画像、右画像)が撮影されたとし、
左画像をf(u,v)、右画像をg(u,v)、右画像
の変換後の画像をg’(u、v)とすれば、画像変換部
10は、以下のように、変換画像g′(u,v)を求め
る。
【0072】
【数7】 g’(u,v)=g(u’,v’) ……(7) 但し、(u’,v’)は、前掲式(4)により求める。
【0073】g’(u,v)は、画像g(u,v)上の
任意の点が道路平面上に存在すると仮定した場合に、左
側TVカメラ2aで得られる画像である。
任意の点が道路平面上に存在すると仮定した場合に、左
側TVカメラ2aで得られる画像である。
【0074】例えば、図9に示す右画像g(u,v)か
らは、同図に示すような変換画像g’(u’,v’)が
得られる。図10に示すように、道路平面上にある点の
投影点は、左画像f(u,v)と変換画像g’(u’,
v’)で同一となるのに対し、道路平面上にない点、す
なわち、障害物(この場合は先行車両)上の点は、道路
からの高さに応じて異なる位置に投影される。
らは、同図に示すような変換画像g’(u’,v’)が
得られる。図10に示すように、道路平面上にある点の
投影点は、左画像f(u,v)と変換画像g’(u’,
v’)で同一となるのに対し、道路平面上にない点、す
なわち、障害物(この場合は先行車両)上の点は、道路
からの高さに応じて異なる位置に投影される。
【0075】したがって、この左画像f(u,v)と変
換画像g’(u’,v’)との間の差分(画素間差分)
を取ることにより、道路平面上の障害物を検出すること
が可能である。
換画像g’(u’,v’)との間の差分(画素間差分)
を取ることにより、道路平面上の障害物を検出すること
が可能である。
【0076】すなわち、差異計算部11は、
【数8】 で表される差分D'を計算し、このD'が、D′≠0,あ
るいは誤差を考慮し、D′>Thr(Thrはあらかじ
め設定した閾値)となる点(u,v)を障害物領域に属
すると判定し、この点(u,v)を障害物として検出す
ることができる。
るいは誤差を考慮し、D′>Thr(Thrはあらかじ
め設定した閾値)となる点(u,v)を障害物領域に属
すると判定し、この点(u,v)を障害物として検出す
ることができる。
【0077】また、検出部6の差異検出部は、画素間差
分をとることによって2枚の画像(左画像、右画像)の
差異を検出したが、本変形例はこれに限定されるもので
はない。
分をとることによって2枚の画像(左画像、右画像)の
差異を検出したが、本変形例はこれに限定されるもので
はない。
【0078】例えば、検出部6の差異検出部は、各画像
(左画像、右画像)の対応する各点(各画素)に対して
(2ω+1)×(2ω+1)のウインドウを設定し、ウ
インドウ内の輝度値の正規化相互相関Cを計算して差異
を検出することも可能である。
(左画像、右画像)の対応する各点(各画素)に対して
(2ω+1)×(2ω+1)のウインドウを設定し、ウ
インドウ内の輝度値の正規化相互相関Cを計算して差異
を検出することも可能である。
【0079】この場合、2枚の画像(左画像、右画像)
F(u,v),G(u,v)の点(u,v)Cは、
F(u,v),G(u,v)の点(u,v)Cは、
【数9】 で表される。
【0080】ここで、N=(2ω+1)×(2ω+
1)、a1,a2は2枚の画像F(u,v),G(u,
v)のウインドウ内の輝度の平均、σ2 1,σ2 2は、
2枚の画像F(u,v),G(u,v)のウィンドウ内
の輝度の分散である。
1)、a1,a2は2枚の画像F(u,v),G(u,
v)のウインドウ内の輝度の平均、σ2 1,σ2 2は、
2枚の画像F(u,v),G(u,v)のウィンドウ内
の輝度の分散である。
【0081】このとき、差異計算部11は、計算値C<
Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)を満足する
点(u,v)を障害物領域に属すると判定するようにな
っている。
Thr(Thrはあらかじめ設定した閾値)を満足する
点(u,v)を障害物領域に属すると判定するようにな
っている。
【0082】上述したように、検出部を変形例に示した
ように構成しても、障害物領域を容易に検出することが
できる。
ように構成しても、障害物領域を容易に検出することが
できる。
【0083】また、本実施例では道路平面の両端の2本
の白線を直線として抽出したが、道路がカーブしている
場合には白線は曲線となる。この場合には、白線を曲線
として抽出すれば、同様に障害物を検出することができ
る。
の白線を直線として抽出したが、道路がカーブしている
場合には白線は曲線となる。この場合には、白線を曲線
として抽出すれば、同様に障害物を検出することができ
る。
【0084】また、本実施形態では、道路面を平面と仮
定して説明したが、曲面の場合であっても、平面の場合
と同様に障害物を検出することができる。
定して説明したが、曲面の場合であっても、平面の場合
と同様に障害物を検出することができる。
【0085】さらに、本実施形態においては、図1に示
した各ブロック構成要素4〜6それぞれが演算処理プロ
セッサおよびメモリを有していると説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、1つの演算処理プロ
セッサおよびメモリにより上述した特徴抽出部4の特徴
抽出処理、関係式パラメータ計算部の関係式パラメータ
計算処理および検出部6の障害物検出処理を行うように
構成することも可能である。
した各ブロック構成要素4〜6それぞれが演算処理プロ
セッサおよびメモリを有していると説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、1つの演算処理プロ
セッサおよびメモリにより上述した特徴抽出部4の特徴
抽出処理、関係式パラメータ計算部の関係式パラメータ
計算処理および検出部6の障害物検出処理を行うように
構成することも可能である。
【0086】ところで、本実施形態では、道路面上を走
行する車両に搭載されたTVカメラからの障害物検出に
関して説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、航空機やヘリコプター等の移動体が滑走
路等の路面に着陸する際の障害物検出にも適用すること
が可能である。
行する車両に搭載されたTVカメラからの障害物検出に
関して説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、航空機やヘリコプター等の移動体が滑走
路等の路面に着陸する際の障害物検出にも適用すること
が可能である。
【0087】一方、本実施形態によれば、車両等の移動
体に2台以上のTVカメラを搭載した場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
体に2台以上のTVカメラを搭載した場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0088】例えば、図11に示すように、移動体(車
両15)には1台のTVカメラ2を搭載し、予め車両1
5が走行する道路の路側の上方に例えば所定間隔毎に設
置された道路監視用カメラ16の画像を利用することに
より、上述したステレオ視技術に基づく障害物検出処理
を行うことも可能である。
両15)には1台のTVカメラ2を搭載し、予め車両1
5が走行する道路の路側の上方に例えば所定間隔毎に設
置された道路監視用カメラ16の画像を利用することに
より、上述したステレオ視技術に基づく障害物検出処理
を行うことも可能である。
【0089】すなわち、車両15に搭載された1台のT
Vカメラ2Aを有する障害物検出装置1aは、その走行
位置近傍に設置された道路監視用カメラ16の画像を無
線通信装置17を経由して受け取り、この画像(第1の
画像)と自車両15により撮影された画像(第2の画
像)に基づいて上述したステレオ視技術に基づく処理を
実行することにより、道路上の障害物を検出することが
可能である。
Vカメラ2Aを有する障害物検出装置1aは、その走行
位置近傍に設置された道路監視用カメラ16の画像を無
線通信装置17を経由して受け取り、この画像(第1の
画像)と自車両15により撮影された画像(第2の画
像)に基づいて上述したステレオ視技術に基づく処理を
実行することにより、道路上の障害物を検出することが
可能である。
【0090】そして、障害物検出装置1aは、自車両1
5の走行に応じて、自車両15の現在の走行位置に近い
方の監視用カメラ16から無線通信装置17を介して送
信された第1の画像を用いることにより、連続した障害
物検出処理を行うことができる。
5の走行に応じて、自車両15の現在の走行位置に近い
方の監視用カメラ16から無線通信装置17を介して送
信された第1の画像を用いることにより、連続した障害
物検出処理を行うことができる。
【0091】このように構成すれば、上述した効果に加
えて、車両に搭載するTVカメラの台数を減らすことが
でき、障害物検出装置のシステムが簡素化される。な
お、車両に搭載されたTVカメラと道路監視用カメラと
の大きさが異なる場合には、得られた第1および第2の
画像間で補正処理を行うことが必要である。
えて、車両に搭載するTVカメラの台数を減らすことが
でき、障害物検出装置のシステムが簡素化される。な
お、車両に搭載されたTVカメラと道路監視用カメラと
の大きさが異なる場合には、得られた第1および第2の
画像間で補正処理を行うことが必要である。
【0092】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
であれば、如何なる変形も可能である。
であれば、如何なる変形も可能である。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の障害物検出
方法および装置によれば、路面等の面からの高さの有無
により障害物を検出することができるため、明るさの変
動や影の影響を受けることなく、画像中から先行車や歩
行者等の障害物を検出することができる。
方法および装置によれば、路面等の面からの高さの有無
により障害物を検出することができるため、明るさの変
動や影の影響を受けることなく、画像中から先行車や歩
行者等の障害物を検出することができる。
【0094】特に、本発明では、路面と各撮影デバイス
との幾何学的な関係を、直線検出等の簡単な処理により
求めているため、走行中の振動や道路平面に傾斜にある
場合でも、安定に面上の障害物を検出することができ、
その実用性を大幅に向上させることができる。
との幾何学的な関係を、直線検出等の簡単な処理により
求めているため、走行中の振動や道路平面に傾斜にある
場合でも、安定に面上の障害物を検出することができ、
その実用性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る障害物検出装置の概
略構成を示すブロック図。
略構成を示すブロック図。
【図2】道路平面上に設定されたワールド座標系および
道路平面上の白線を示す図。
道路平面上の白線を示す図。
【図3】エピポーラ拘束を説明するための図。
【図4】図1に示す特徴抽出部の白線抽出処理および左
右画像間の対応点の組を求める処理を説明するための
図。
右画像間の対応点の組を求める処理を説明するための
図。
【図5】図1の構成に加えて、警報発生処理機能を有す
る障害物検出装置を示すブロック図。
る障害物検出装置を示すブロック図。
【図6】図1の構成に加えて、ディスプレイに対する障
害物領域および安全領域の表示処理を有する障害物検出
装置を示すブロック図。
害物領域および安全領域の表示処理を有する障害物検出
装置を示すブロック図。
【図7】図1に示す検出部の他の構成を示すブロック
図。
図。
【図8】ステレオ画像の一例を示す図。
【図9】右画像とその変換画像を示す図。
【図10】左画像と右画像の変換画像とを示す図。
【図11】本発明の変形例として、移動体に1台のTV
カメラを搭載し、道路の路側に設置された道路監視用カ
メラを利用してステレオ視を行う構成を示す図。
カメラを搭載し、道路の路側に設置された道路監視用カ
メラを利用してステレオ視を行う構成を示す図。
【符号の説明】 1 障害物検出装置 2 画像撮影部 2a、2b TVカメラ 3 画像蓄積部 4 特徴抽出部 5 関係式パラメータ計算部 6 検出部 7 警報発生部 8 ディスプレイ 9 画像処理プロセッサ 10 画像変換部 11 差異計算部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野口 一則 兵庫県神戸市東灘区本山南町8丁目6番26 号株式会社東芝関西研究所内 Fターム(参考) 5B057 AA06 BA02 BA15 CE16 DA08 DA15 DA16 DC03 DC22 DC34 5H180 AA01 CC04 CC24 LL01 LL02 LL08
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の線を有する面上の障害物領域を検
出する障害物検出装置であって、 画像を撮影する複数の撮影デバイスと、この複数の撮影
デバイスによりそれぞれ撮影された複数の画像を記憶す
る画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された複数
の画像上に表された前記複数の線を抽出し、抽出した複
数の線に基づいて前記複数の画像間の対応点を求める抽
出手段と、この抽出手段により求められた対応点に基づ
いて、前記面上の任意の点の各画像への投影位置の間に
成り立つ関係式のパラメータを計算するパラメータ計算
手段と、このパラメータ計算手段により計算されたパラ
メータにより定まる関係式に基づいて前記面に対して異
なる高さを有する領域を障害物領域として検出する検出
手段とを備えたことを特徴とする障害物検出装置。 - 【請求項2】 前記複数の撮影デバイスの内の1つの基
準撮影デバイスにより撮影された画像を基準画像とし、
残りの撮影デバイスにより撮影された画像を参照画像と
したとき、前記基準画像上の任意の点に対応する前記参
照画像上の対応点は、前記基準画像上の任意の点と前記
基準撮影デバイスの視点とを結ぶ直線の前記参照画像上
への投影直線上に拘束されることを特徴とする請求項1
記載の障害物検出装置。 - 【請求項3】 前記抽出手段は、前記基準画像上の複数
の線および前記基準画像に対する前記参照画像上への投
影直線に基づいて前記基準画像および前記参照画像間の
対応点の組を求めており、 前記パラメータ計算手段は、前記抽出手段により求めら
れた前記基準画像および前記参照画像間の複数の対応点
の組に基づいて、前記面上の任意の点の前記基準画像お
よび前記参照画像に対する投影位置の間に成り立つ関係
式のパラメータを求める手段であることを特徴とする請
求項2記載の障害物検出装置。 - 【請求項4】 前記抽出手段は、前記基準画像上の複数
の線の内の一本の線1上の第1の複数の点と前記参照画
像上の投影線との交点を第1の複数の対応点として求
め、前記基準画像上の複数の線の内の1以外の1本の線
上の第2の複数の点と前記参照画像上の投影線との交点
を第2の複数の対応点として求めることにより、前記第
1の複数の点および第1の複数の対応点の組と前記第2
の複数の点および第2の複数の対応点の組とを求めるよ
うにしたことを特徴とする請求項3記載の障害物検出装
置。 - 【請求項5】 前記検出手段は、前記基準画像上の任意
の点が前記面上に存在すると仮定した場合に、前記任意
の点に対応する前記参照画像上の対応点を、前記関係式
パラメータにより定まる関係式に基づいて求め、前記基
準画像上の任意の点の輝度と求められた前記参照画像上
の対応点の輝度とを比較することにより、前記基準画像
上の任意の点が前記面に対して異なる高さを有する障害
物領域に属するか否かを判定するようにしたことを特徴
とする請求項3または4記載の障害物検出装置。 - 【請求項6】 前記検出手段は、前記参照画像を、当該
参照画像の任意の点が前記面上に存在すると仮定した場
合に、前記基準撮影デバイスで得られる画像に変換する
変換手段と、前記基準画像と前記変換手段により変換さ
れた参照画像との差異を計算し、計算された差異に基づ
いて、前記参照画像上の任意の点が前記面に対して異な
る高さを有する障害物領域に属するか否かを判定する差
異計算手段とを備えたことを特徴とする請求項3または
4記載の障害物検出装置。 - 【請求項7】 前記差異計算手段は、前記基準画像と前
記変換参照画像との差分を取ることにより前記差異を計
算するようにしたことを特徴とする請求項6記載の障害
物検出装置。 - 【請求項8】 前記差異計算手段は、前記参照画像上の
任意の点に対して、この点を中心としたウインドウを設
定し、設定したウインドウ内の前記基準画像および前記
変換参照画像間の輝度値の正規化相互相関を計算するこ
とにより差異を計算するようにしたことを特徴とする請
求項6記載の障害物検出装置。 - 【請求項9】 前記面は実空間で移動する移動体が走行
する路面であり、前記障害物検出装置を前記移動体に搭
載したことを特徴とする請求項1乃至8の内の何れか1
項記載の障害物検出装置。 - 【請求項10】 前記検出手段により検出された障害物
領域に対して前記移動体を移動させる移動指示情報が送
られた際に、前記移動体の前記障害物領域への移動を回
避するための所定の処理を行う手段を備えたことを特徴
とする請求項9記載の障害物検出装置。 - 【請求項11】 前記画像記憶手段により記憶された少
なくとも1つの画像を、前記検出手段により検出された
障害物領域を当該画像上の他の安全領域の表示態様とは
異なる態様で表示する表示手段を備えたことを特徴とす
る請求項10記載の障害物検出装置。 - 【請求項12】 複数の線を有する面上の障害物領域を
検出する障害物検出方法であって、 複数の画像を撮影するステップと、撮影ステップにより
撮影された複数の画像を記憶するステップと、この記憶
ステップにより記憶された複数の画像上に表された前記
複数の線を抽出し、抽出した複数の線に基づいて前記複
数の画像間の対応点を求めるステップと、このステップ
により求められた対応点に基づいて、前記面上の任意の
点の各画像への投影位置の間に成り立つ関係式のパラメ
ータを計算するステップと、このパラメータ計算ステッ
プにより計算されたパラメータにより定まる関係式に基
づいて前記面に対して異なる高さを有する領域を障害物
領域として検出するステップとを備えたことを特徴とす
る障害物検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11130451A JP2000293693A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 障害物検出方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11130451A JP2000293693A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 障害物検出方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293693A true JP2000293693A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=15034557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11130451A Abandoned JP2000293693A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 障害物検出方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2000293693A (ja) |
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1999
- 1999-03-31 JP JP11130451A patent/JP2000293693A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040115 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040121 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
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