JP2000293805A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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Abstract
去周波数を再生等化特性の極小点(例えばfb/2)に
精度良く設定できる消去回路を有し、その結果、再生系
での消去成分の除去を容易にする、磁気記録再生装置を
提供する。 【解決手段】 消去回路は発振回路構成であり、消去ア
ンプ8は、帰還抵抗10,11によって正帰還されて発
振する。発振周波数は、可変容量ダイオード37によっ
て再生等化特性の極小点(周波数fb/2)に調整され
る。消去信号は、消去用ロータリトランス5を経て、消
去ヘッド7に消去電流39として供給される。可変容量
ダイオード37の制御回路101について説明する。記
録データに同期した周波数fb/2なるクロックと消去
信号38は、位相比較回路33に入力される。位相比較
回路33の出力は、可変容量ダイオード37の制御に必
要な電圧に増幅される。
Description
置、特に記録動作と実質的に同時に再生を行う同時再生
機能を備えた磁気記録再生装置に関するものである。
画のやり直しが困難であることが多いため、記録の失敗
を防ぐ目的から、記録中にほぼ同時に記録内容を再生し
て確認する同時再生機能が必要である。この同時再生機
能を実現するためには、近接した距離に配置された消去
ヘッドと記録ヘッドと再生ヘッド、さらにそれらに信号
を伝送する消去用と記録用と再生用のロータリートラン
スなどが同時に動作することから、微弱な再生信号に混
入する消去信号および記録信号からのクロストーク妨害
を十分低いレベルに抑える必要がある。とりわけ、消去
信号は、記録信号と比較して振幅が大きいため、クロス
トーク妨害も大きい。
され、再生信号に混入すること(消去信号の残留成分)
によって、エラーレートが悪化する。
高周波側に設定して、再生信号に含まれるクロストーク
成分をトラップやローパスフィルタで除去することで、
妨害を回避してきた。
ータレートが高くなり、それに伴い消去周波数も高周波
寄りにシフトさせる必要がある。ところが、消去周波数
を上げるには、消去アンプの帯域だけでなく、出力ダイ
ナミックレンジも拡大する必要がある。これは、周波数
上昇に伴い、出力電圧の振幅が必要となるのに加えて、
消去ヘッドの効率低下のため大電流が必要となるためで
ある。このため、放送局用ビデオテープレコーダでは消
去アンプ用の電源電圧および電流容量を上げる必要があ
る。
及ぼさない範囲で、可能な限り低周波寄りに設定するこ
とが望ましい。
インターリーブドNRZIである放送局用ビデオテープ
レコーダにおいて、消去周波数をfb/2(fb:ビッ
ト周波数)に設定した場合について、図面を参照しなが
ら説明する。
と消去周波数の関係を、規格化周波数で表したものであ
る。図6において、実線AはPR4等化特性を示し、一
点鎖線Bは再生アンプ帯域を示し、消去周波数はfb/
2に設定されている。図6に示すように、fb/2はP
R4等化特性の極小点(null周波数)であり、クロ
ストークや消去信号の残留成分を完全に除去することが
可能となる。
去回路は発振回路構成であり、消去アンプ8は、帰還抵
抗10,11によって正帰還されて発振する。その発振
周波数は、キャパシタンス素子としての発振周波数調整
用コンデンサ9によって、fb/2に調整される。つま
り、この消去回路では、消去アンプ8から消去用ロータ
リートランス5を含み消去ヘッド7までの経路のインダ
クタンスと発振周波数調整用キャパシタンス素子として
の可変容量ダイオード37のキャパシタンスとによる共
振によって決まる周波数で消去アンプ8を発振させるこ
とにより消去電流の周波数を決めるようにしている。
電流)は、消去用ロータリートランス5を経て、消去ヘ
ッド7に消去電流6として供給される。
去信号(消去電流)の周波数は、消去用ロータリートラ
ンス5と消去ヘッド7と配線を含めた、総合インダクタ
ンス21と浮遊容量20と発振周波数調整用コンデンサ
9による共振周波数となる。発振回路構成としたのは、
回路規模が小さく、電源利用率が良好で低電源電圧と低
消費電力が可能なためである。
ータリートランス5のインダクタンス値は±10%程度
ばらつくことが知られている。また、浮遊容量や発振周
波数調整用コンデンサ9のキャパシタンス値も±10%
程度のばらつきを有する。ここで、共振周波数の決定に
支配的なのは、消去ヘッド7のインダクタンス値と発振
周波数調整用コンデンサ9のキャパシタンス値である。
のばらつきだけでなく、経時変化や温度変化などによる
ばらつきも含む。
10%のばらつきを想定する必要がある。すなわち、図
6において消去周波数がfb/2からf1ないしf2に
ばらつく。消去周波数が±10%ばらつくと、再生回路
系における消去クロストークや磁気テープ上に記録され
た残留成分の除去率は、fb/4を基準にすると、図6
に示すように−∞から−10dBまで劣化する。これで
は、同時再生が不可能であるばかりか、通常再生信号に
も帯域内残留成分として影響を及ぼし、エラーレートを
劣化させてしまう。
めに、図9に示すような構成が考えられる。記録データ
に同期したクロック(ビット周波数fb)が、入力端子
1を経て分周回路2へ入力される。分周回路2でfb/
2となった消去信号3は消去アンプ4に供給され、その
出力は消去用ロータリートランス5を経て、消去電流6
となって消去ヘッド7に供給される。この構成では、周
波数ばらつきは無くなるが、発振構成ではなく、記録ア
ンプと基本的には同一構成となり、電源利用率が低下
し、消費電力が大幅に増加してしまう。
数をfb/2に設定することにより再生回路系での消去
成分を除去しようとすると、高い消去周波数精度が要求
される。しかし、共振回路構成の消去回路では周波数精
度が満足できないし、一般的なアンプ構成にすると回路
規模や電源電圧や消費電力の点で不利となる。
電力で有利でかつ、消去周波数を再生等化特性の極小点
に精度良く設定でき、再生回路系での消去成分の除去を
容易にすることができる磁気記録再生装置を提供するこ
とである。
に、本発明の請求項1記載の磁気記録再生装置は、磁気
記録媒体上の記録データ信号を消去する消去ヘッドと、
消去ヘッドによる消去動作と同時に磁気記録媒体上に新
しい記録データ信号を記録する記録ヘッドと、磁気記録
媒体上に記録された新しい記録データ信号を同時再生す
る再生ヘッドと、消去ヘッドに消去電流を供給する消去
アンプと、消去アンプに設けた発振周波数調整用キャパ
シタンス素子とを備え、消去アンプから消去ヘッドまで
の経路のインダクタンスと発振周波数調整用キャパシタ
ンス素子のキャパシタンスとによる共振によって決まる
周波数で消去アンプを発振させることにより消去電流の
周波数を決めるようにした磁気記録再生装置において、
消去アンプの発振周波数が再生等化特性の極小点近傍と
なるように制御する制御手段を設けたことを特徴とす
る。
数が再生等化特性の極小点近傍となるように制御する制
御手段を設けたので、回路規模と消費電力で有利な共振
構成であっても、消去周波数のばらつきを抑圧し再生等
化特性の極小点(例えばfb/2)に精度良く設定する
ことができ、その結果再生回路系での消去成分の除去を
容易にすることができる。
は、請求項1記載の磁気記録再生装置において、発振周
波数調整用キャパシタンス素子が可変容量ダイオードで
あり、制御手段が可変容量ダイオードのキャパシタンス
を電圧制御することによって消去アンプの発振周波数が
再生等化特性の極小点近傍となるように制御しているこ
とを特徴とする。
キャパシタンスを電圧制御することによって消去アンプ
の発振周波数が再生等化特性の極小点近傍となるように
制御しているので、消去電流の周波数の調整を電圧制御
で容易に行うことができる。その他の作用は請求項1と
同様である。
は、請求項2記載の磁気記録再生装置において、制御手
段が、記録データ信号に同期したクロック信号の分周信
号と消去アンプの出力電流とを位相比較し位相比較結果
に応じて可変容量ダイオードのキャパシタンスを変化さ
せることにより消去アンプの発振周波数が再生等化特性
の極小点近傍となるように制御する位相比較回路からな
ることを特徴とする。
号を位相比較のための基準信号として用いているので、
特別な基準信号源が不要で回路構成は簡単である。その
他の作用は請求項2と同様である。
は、請求項3記載の磁気記録再生装置において、消去ヘ
ッドがn個(nは2以上の整数)あり、n個の消去ヘッ
ドに対応して、記録ヘッド、再生ヘッド、消去アンプ、
可変容量ダイオードおよび位相比較回路がそれぞれn個
あり、n個の位相比較回路へ加えるクロック信号の分周
信号の位相を各消去ヘッド毎に一定量ずつずらせたこと
を特徴とする。
加えるクロック信号の分周信号の位相を各消去ヘッド毎
に一定量ずつずらせたので、各消去ヘッドに対応するク
ロストーク成分が打ち消し合うことになり、消去回路系
から再生回路系へのクロストークを低減することができ
る。その他の作用は請求項3と同様である。
は、請求項2記載の磁気記録再生装置において、制御手
段が、再生信号の処理を行う再生等化回路の出力信号か
ら再生信号にクロストークとして混入している消去周波
数成分を抽出する消去周波数成分抽出手段と、消去周波
数成分抽出手段で抽出した消去周波数成分の周波数に応
じて可変容量ダイオードのキャパシタンスを変化させる
ことにより消去アンプの発振周波数が再生等化特性の極
小点近傍となるように制御する周波数検出手段とからな
ることを特徴とする。
クとして混入している消去周波数成分の周波数に応じて
可変容量ダイオードのキャパシタンスを変化させること
により消去アンプの発振周波数が再生等化特性の極小点
近傍となるように制御しているので、再生等化特性の極
小値がfb/2からずれた場合にも、消去電流の周波数
を再生等化特性の極小値に精度良く設定することがで
き、再生回路系での消去成分の除去を容易にすることが
できる。上記以外の作用については、請求項2と同様で
ある。
は、請求項1記載の磁気記録再生装置において、発振周
波数が再生等化特性の極小点近傍に設定された消去アン
プの入力信号に、1/kの周波数に分周(kは1以上の
整数)した記録クロックを用いることを特徴とする。
消去周波数を再生等化特性の極小点に精度よく設定する
ことができ、その結果再生回路系での消去成分の除去を
容易にすることができる。
は、請求項6記載の磁気記録再生装置において、消去ヘ
ッドがn個あり、n個の消去ヘッドに対してn個の消去
アンプがあり、n個の消去アンプに加える1/kの周波
数に分周した記録クロックの位相を各消去ヘッド毎に一
定量ずつずらせたことを特徴とする。
給される消去信号の位相を一定量ずつずらせたので、各
消去ヘッドに対応するクロストーク成分が打ち消しあう
ことになり、消去回路系から再生回路系へのクロストー
クを低減させることができる。その他の作用は請求項6
と同様である。
は、請求項6または7記載の磁気記録再生装置におい
て、複数のデータレートで記録再生する場合、データレ
ートに応じて、発振周波数が再生等化特性の極小点近傍
に設定された消去アンプに、1/kの周波数に分周した
記録クロックの入力と非入力とを切り替えることを特徴
とする。
においても、消去周波数は最も高いデータレート時の再
生等化特性の極小点近傍すなわち低データレート時にお
ける帯域外に維持されるため、再生回路系への影響が少
なく、かつ消去成分を除去する回路をデータレート毎に
設ける必要がない。その他の作用は請求項6または7と
同様である。
て、図1から図4を用いて説明する。
1の実施の形態の磁気記録再生装置における消去回路の
ブロック図である。図7、図8、図9に示した従来例と
同機能のブロックには同番号を付した。図7の従来例と
異なる点は、発振周波数調整用コンデンサ(キャパシタ
ンス素子)9が可変容量ダイオード37に変更され、そ
れに対する制御回路101が新たに設けられている点で
あり、その他の構成は図7の従来例と同様である。。こ
の制御回路101は、消去アンプ8の発振周波数が再生
等化特性の極小点(fb/2)近傍となるように制御す
るものである。具体的には、制御手段101が可変容量
ダイオード37のキャパシタンスを電圧制御することに
よって消去アンプ8の発振周波数が再生等化特性の極小
点近傍となるように制御している。
構成であり、消去アンプ8は、帰還抵抗10,11によ
って正帰還されて発振する。発振周波数は、可変容量ダ
イオード37によってfb/2に調整される。消去信号
は、消去用ロータリートランス5を経て、消去ヘッド7
に消去電流39として供給される。
路101について詳しく説明する。記録データに同期し
た周波数fbなるクロックが入力端子31を経て、1/
2の周波数に分周する分周回路32に入力される。分周
回路32の周波数fb/2なる出力クロックと消去信号
38は、位相比較回路33に入力される。ここで、周波
数fb/2なるクロックは位相比較回路33の基準入力
信号である。位相比較回路33の出力はローパスフィル
タ(LPF)34を経て、ゲイン調整回路35に入力さ
れて可変容量ダイオード37の制御に必要な電圧に増幅
される。その結果、消去周波数は、記録クロックを基準
信号として位相比較されるので、fb/2に精度良く設
定される。
ン調整回路35の出力すなわち可変容量ダイオードの制
御電圧)と可変容量ダイオード37の容量値の関係の概
略図である。
較回路33で検知されて、信号36(可変容量ダイオー
ドに印加される逆電圧)DC(直流)値が上昇し、容量
が低下して発振周波数が上がる。一方、発振周波数がf
b/2を上回ると、位相比較回路33で検知されて、信
号36(可変容量ダイオードに印加される逆電圧)DC
値が下降し、容量が増加して発振周波数が下がる。
消去用ロータリートランス5のインダクタンスのばらつ
きによって発振周波数がばらついていたものが、この実
施の形態ではフィードバックをかけることにより、発振
周波数は常にfb/2に維持される。ゆえに、小規模か
つ低消費電力である共振構成で、発振周波数がfb/2
に精度良く設定される消去回路が実現された。
消去アンプ8の発振周波数が再生等化特性の極小点近傍
となるように制御する制御手段101を設けたので、回
路規模と消費電力で有利な共振構成であっても、消去周
波数のばらつきを抑圧し再生等化特性の極小点(例えば
fb/2)に精度良く設定することができ、その結果再
生回路系での消去成分の除去を容易にすることができ
る。
タンスを電圧制御することによって消去アンプ8の発振
周波数が再生等化特性の極小点近傍となるように制御し
ているので、消去電流の周波数の調整を電圧制御で容易
に行うことができる。
のための基準信号として用いているので、特別な基準信
号源が不要で回路構成は簡単である。
気記録再生装置の第2の実施の形態について説明する。
図3は、この実施の形態の消去回路のブロック図であ
る。図1の実施の形態、図7、図8、図9に示した従来
例と同機能のブロックには同番号を付した。
異なる点は、2個の消去ヘッド7,90が同時に動作
し、それに対応して、消去アンプ84、帰還抵抗82,
83、可変容量ダイオード85、消去用ロータリートラ
ンス88および制御回路102を設けた点のみであるの
で、第1の実施の形態に付加された部分のみを説明す
る。
係は、回転シリンダ上で隣接し、同時に動作する。した
がって、隣り合う2つの消去ヘッドから逆位相の消去電
流が流れるので、再生ヘッドに漏れ込むクロストーク成
分は打ち消し合うことになる。
に、消去回路は発振回路構成であり、消去アンプ84
は、帰還抵抗82,83によって正帰還されて発振す
る。発振周波数は、可変容量ダイオード85によってf
b/2に調整される。消去信号は、消去用ロータリート
ランス88を経て、消去ヘッド90に消去電流89とし
て供給される。
路102について説明する。記録データに同期した周波
数fbなるクロックが入力端子31を経て、1/2の周
波数に分周する分周回路32に入力される。分周回路3
2の周波数fb/2なるクロックは反転回路80で反転
され、消去信号91とともに、位相比較回路81に入力
される。ここで、周波数fb/2の反転されたクロック
は位相比較回路81の基準入力信号である。位相比較回
路81の出力はローパスフィルタ86を経て、ゲイン調
整回路87に入力されて可変容量ダイオード85の制御
に必要な電圧に増幅される。その結果、消去周波数は、
記録クロックを基準信号として位相比較されるので、f
b/2に精度良く設定される。
て説明する。
7,90の消去信号38,91は、各々位相比較回路3
3,81に供給される。位相比較回路33の基準入力信
号は、第1の実施の形態で説明したように、記録データ
に同期した周波数fbなるクロックを1/2の周波数に
分周したものである。一方、位相比較回路81の基準入
力信号は、位相比較回路33の基準入力信号を反転回路
80で反転したものである。
消去電流89は、消去ヘッド7に供給される消去電流3
9と比較して、その位相が反転関係となる。その結果、
消去回路系から再生回路系へのクロストークは、各消去
ヘッド7,90のクロストーク成分同士が打ち消し合う
ため、低減する。
る消去ヘッドは2系統としたが、n系統(nは2以上の
整数)であっても、各消去ヘッドに関する位相比較回路
の基準入力信号を例えば同一角度ずつずれた異なる位相
にすれば、同様の効果が得られる。
気記録再生装置の第3の実施の形態について説明する。
この実施の形態が先の第1および第2の実施の形態と異
なる点は、可変容量ダイオード37の制御方法である。
波数をfb/2に固定していた。これは、PR4の再生
等化特性における極小点(null点)が、常にfb/
2に固定されていることを前提にしたものである。
回路の場合は、エラーレートを見ながら遅延量を調整す
ることがあり、その場合は等化特性の極小点がfb/2
となるとは限らない。したがって、そのような場合にお
いても、消去回路の発振周波数が等化特性の極小値とな
るように設定されねばならない。
ック図である。図7、図8、図9に示した従来例と同機
能のブロックには同番号を付した。
プ8は、帰還抵抗10,11によって正帰還されて発振
する。発振周波数は、可変容量ダイオード37によって
再生等化特性の極小値に調整される。消去信号は、消去
用ロータリートランス5を経て、消去ヘッド7に消去電
流として供給される。
路103について説明する。消去および記録動作と同時
に再生する同時再生時において、再生ヘッド41から再
生された信号は、再生用ロータリートランス42を経
て、再生アンプ43に入力される。このとき、再生信号
中には、消去系からのクロストーク50が混入してい
る。再生アンプ43の出力は再生等化回路44でエラー
レートが最低になるように、遅延素子の遅延量を含めて
周波数特性が調整される。再生等化回路44の出力は、
検出回路45に供給されてデジタル信号に変換される。
/2を中心周波数とするバンドパスフィルタ(BPF)
46に供給される。バンドパスフィルタ46は、再生信
号にクロストークとして混入している消去周波数成分を
抽出する。バンドパスフィルタ46の出力は、周波数検
出回路47に供給されて消去周波数に応じたDC値が出
力される。周波数検出回路47の出力は、ローパスフィ
ルタ48を経て、ゲイン調整回路49に供給され可変容
量ダイオード37の制御に必要な電圧に増幅される。
号の処理を行う再生等化回路44の出力信号から再生信
号にクロストークとして混入している消去周波数成分を
抽出する消去周波数成分抽出手段に相当する。また、周
波数検出回路47が、消去周波数成分抽出手段で抽出し
た消去周波数成分の周波数に応じて可変容量ダイオード
のキャパシタンスを変化させることにより消去アンプの
発振周波数が再生等化特性の極小点近傍となるように制
御する周波数検出手段に相当する。
はFM復調回路を用い、またバンドパスフィルタ46の
特性については中心周波数がfb/2で、カットオフ周
波数(−3dB周波数)はfb/2±10%とした。そ
の結果、消去周波数は、再生等化特性の極小値がfb/
2からずれた場合においても、極小値に精度良く設定さ
れる。
成分を検出し、その周波数に応じて可変容量ダイオード
37の電圧を制御すると、なぜ、消去周波数が、再生等
化特性の極小値がfb/2からずれた場合においても、
極小値に精度良く設定できる理由について説明する。す
なわち、再生信号に含まれる消去周波数成分がずれる
と、周波数検出回路(FM復調回路で周波数の変動を電
圧に変換するもの)47から、電圧(DC)値が出力さ
れる。消去周波数が上がれば、出力電圧は上昇し、消去
周波数が下がれば出力電圧が低下する。したがって、こ
の出力電圧で可変容量ダイオード37を制御すれば、消
去周波数を精度良く制御することができる。
再生信号にクロストークとして混入している消去周波数
成分の周波数に応じて可変容量ダイオード37のキャパ
シタンスを変化させることにより、消去アンプ8の発振
周波数が再生等化特性の極小点近傍となるように制御し
ているので、再生等化特性の極小値がfb/2からずれ
た場合にも、消去電流の周波数を再生等化特性の極小値
に精度良く設定することができ、再生回路系での消去成
分の除去を容易にすることができる。
消去ヘッドは1系統としたが、n系統(nは2以上の整
数)であっても、同様の効果が得られる。 (第4の実施の形態)つぎに、本発明の磁気記録再生装
置の第4の実施の形態について説明する。図5は、この
実施の形態の消去回路のブロック図である。図3と同機
能のブロック図には同番号を付した。
異なる構成要素は、可変容量ダイオードとそれを制御す
る位相比較回路、LPF、ゲイン調整回路がなくなり、
可変容量ダイオードにかわって固定容量の発振周波数調
整コンデンサを設けた点、並びにスイッチ回路204を
設けた点である。したがって、第3の実施の形態と異な
る機能についてのみ説明する。
号処理され、通常のデータレート記録に加えて、1/2
のデータレート記録並びに1/4のデータレート記録が
可能なことを前提とする。
に、消去回路は発振回路構成であり、消去アンプ8およ
び84は、それぞれ帰還抵抗10,11および帰還抵抗
82,83によって正帰還されて発振する。発振周波数
は発振周波数調整コンデンサ202および203によっ
て略fb/2に調整される。
ックが入力端子200を経て、1/2の周波数に分周す
る分周回路201に入力される。分周回路201の周波
数fb/2なるクロックはスイッチ回路204を経て、
消去アンプ8に入力されるとともに、反転回路80に入
力される。
ら供給される制御信号にしたがって、通常のデータレー
ト記録時には、分周回路201の出力を選択し、通常の
1/2のデータレート記録時には、記録クロックそのも
のを選択し、適常の1/4のデータレート記録時には、
無出力となるように制御される、3ステートのスイッチ
回路である。
なるクロックは消去アンプ84に入力される。発振周波
数が略fb/2に調整された消去アンプ8および84
は、周波数fb/2なるクロック入力に応じて、正確に
周波数fb/2なる消去電流を供給する。この時、消去
ヘッド7に供給される消去電流39と消去ヘッド90に
供給される消去電流89に関して、その位相は反転関係
にある。その結果消去回路系から再生回路系へのクロス
トークは、各消去ヘッド7,90のクロストーク成分同
士が打ち消しあうため、低滅する。
る消去ヘッドは2系統としたが、n系統(nは2以上の
整数)であっても、各消去アンプの入力クロックを例え
ば同一角度ずつずれた異なる位相にすれば、同様の効果
が得られる。
より簡略な回路構成で、消去電流をfb/2なる周波数
で、なおかつ特定の位相関係に設定することができ、再
生系での消去成分の除去を容易にすることができる。
2と1/4という3つのデータレートで記録する場合に
おいても、通常データレート時には正確にfb/2なる
消去周波数、すなわちデータレート時の再生等化特性の
極小点に設定され、1/2データレート時には通常デー
タレート時と完全に同一の消去周波数、すなわち再生等
化特性の帯域外に設定され、1/4データレート記録時
には通常データレート時と略同一の消去周波数、すなわ
ち再生等化特性の帯域外に設定される。1/4データレ
ート記録時には、消去アンプが無入力となるため、消去
周波数は、消去回路系自体の発振周波数すなわち通常デ
ータレート時のfb/2近傍の周波数となる。これによ
り、低データレート記録時においても、消去周波数は通
常データレート時の再生等化特性の極小点近傍すなわち
低データレート時における帯域外に維持されるため、再
生回路系への影響が少なく、かつ消去成分を除去する回
路をデータレート毎に設ける必要がない。
のばらつきだけでなく、経時変化や温度変化などによる
ばらつきによる消去周波数のばらつきの補正を行うこと
ができる。
を1/2にするものであったが、分周回路の分周比はこ
れに限らず、1/k(kは1以上の整数)でもよい。
置によれば、消去アンプの発振周波数が再生等化特性の
極小点近傍となるように制御する制御手段を設けたの
で、回路規模と消費電力で有利な共振構成であっても、
消去周波数のばらつきを抑圧し再生等化特性の極小点に
精度良く設定することができ、その結果再生回路系での
消去成分の除去を容易にすることができる。
によれば、可変容量ダイオードのキャパシタンスを電圧
制御することによって消去アンプの発振周波数が再生等
化特性の極小点近傍となるように制御しているので、消
去電流の周波数の調整を電圧制御で容易に行うことがで
きる。その他の効果は請求項1と同様である。
によれば、クロック信号の分周信号を位相比較のための
基準信号として用いているので、特別な基準信号源が不
要で回路構成は簡単である。その他の効果は請求項2と
同様である。
によれば、n個の位相比較回路へ加えるクロック信号の
分周信号の位相を各消去ヘッド毎に一定量ずつずらせた
ので、各消去ヘッドに対応するクロストーク成分が打ち
消し合うことになり、消去回路系から再生回路系へのク
ロストークを低減することができる。その他の効果は請
求項3と同様である。
によれば、再生信号にクロストークとして混入している
消去周波数成分の周波数に応じて可変容量ダイオードの
キャパシタンスを変化させることにより消去アンプの発
振周波数が再生等化特性の極小点近傍となるように制御
しているので、再生等化特性の極小値がfb/2からず
れた場合にも、消去電流の周波数を再生等化特性の極小
値に精度良く設定することができ、再生回路系での消去
成分の除去を容易にすることができる。上記以外の効果
については、請求項2と同様である。
によれば、発振周波数が再生等化特性の極小点近傍に設
定された消去アンプの入力信号に、1/kの周波数に分
周(kは1以上の整数)した記録クロックを用いること
により、共振構成であっても、消去周波数を再生等化特
性の極小点に精度よく設定することができ、その結果再
生回路系での消去成分の除去を容易にすることができ
る。
によれば、n個の消去アンプに加える1/kの周波数に
分周した記録クロックの位相を各消去ヘッド毎に一定量
ずつずらせたことにより、n個の消去ヘッドに供給され
る消去信号の位相を一定量ずつずらせたので、各消去ヘ
ッドに対応するクロストーク成分が打ち消しあうことに
なり、消去回路系から再生回路系へのクロストークを低
減することができる。その他の効果は請求項6と同じで
ある。
は、複数のデータレートで記録再生する場合、データレ
ートに応じて、発振周波数が再生等化特性の極小点近傍
に設定された消去アンプに、1/kの周波数に分周した
記録クロックの入力と非入力とを切り替えることによ
り、低データレート記録時においても、消去周波数は最
も高いデータレート時の再生等化特性の極小点近傍すな
わち低データレート時における帯域外に維持されるた
め、再生回路系への影響が少なく、かつ消去成分を除去
する回路をデータレート毎に設ける必要がない。その他
の効果は請求項6または7と同じである。
装置の消去回路のブロック図である。
波数と可変容量ダイオード37の制御電圧と可変容量ダ
イオード37の容量値の関係を示す概略図である。
装置の消去回路のブロック図である。
装置の消去回路のブロック図である。
装置の消去回路のブロック図である。
の関係を、規格化周波数で表した概略図である。
ク図である。
ク図を簡略化した概略図である。
のブロック図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 磁気記録媒体上の記録データ信号を消去
する消去ヘッドと、前記消去ヘッドによる消去動作と同
時に前記磁気記録媒体上に新しい記録データ信号を記録
する記録ヘッドと、前記磁気記録媒体上に記録された新
しい記録データ信号を実質的に同時再生する再生ヘッド
と、前記消去ヘッドに消去電流を供給する消去アンプ
と、前記消去アンプに設けた発振周波数調整用キャパシ
タンス素子とを備え、前記消去アンプから前記消去ヘッ
ドまでの経路のインダクタンスと前記発振周波数調整用
キャパシタンス素子のキャパシタンスとによる共振によ
って決まる周波数で前記消去アンプを発振させることに
より消去電流の周波数を決めるようにした磁気記録再生
装置であって、 前記消去アンプの発振周波数が再生等化特性の極小点近
傍となるように制御する制御手段を設けたことを特徴と
する磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 発振周波数調整用キャパシタンス素子が
可変容量ダイオードであり、制御手段が前記可変容量ダ
イオードのキャパシタンスを電圧制御することによって
前記消去アンプの発振周波数が再生等化特性の極小点近
傍となるように制御していることを特徴とする請求項1
記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 制御手段が、記録データ信号に同期した
クロック信号の分周信号と消去アンプの出力電流とを位
相比較し位相比較結果に応じて可変容量ダイオードのキ
ャパシタンスを変化させることにより前記消去アンプの
発振周波数が再生等化特性の極小点近傍となるように制
御する位相比較回路からなることを特徴とする請求項2
記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項4】 消去ヘッドがn個(nは2以上の整数)
あり、n個の消去ヘッドに対応して、記録ヘッド、再生
ヘッド、消去アンプ、可変容量ダイオードおよび位相比
較回路がそれぞれn個あり、n個の位相比較回路へ加え
るクロック信号の分周信号の位相を各消去ヘッド毎に一
定量ずつずらせたことを特徴とする請求項3記載の磁気
記録再生装置。 - 【請求項5】 制御手段が、再生信号の処理を行う再生
等化回路の出力信号から前記再生信号にクロストークと
して混入している消去周波数成分を抽出する消去周波数
成分抽出手段と、前記消去周波数成分抽出手段で抽出し
た消去周波数成分の周波数に応じて可変容量ダイオード
のキャパシタンスを変化させることにより前記消去アン
プの発振周波数が再生等化特性の極小点近傍となるよう
に制御する周波数検出手段とからなることを特徴とする
請求項2記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項6】 発振周波数が再生等化特性の極小点近傍
に設定された消去アンプの入力信号に、1/kの周波数
に分周(kは1以上の整数)した記録クロックを用いる
ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項7】 消去ヘッドがn個あり、前記n個の消去
ヘッドに対してn個の消去アンプがあり、前記n個の消
去アンプに加える1/kの周波数に分周した記録クロッ
クの位相を前記各消去ヘッド毎に一定量ずつずらせたこ
とを特徴とする請求項6記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項8】 複数のデータレートで記録再生する場
合、データレートに応じて、発振周波数が再生等化特性
の極小点近傍に設定された消去アンプに、1/kの周波
数に分周した記録クロックの入力と非入力とを切り替え
ることを特徴とする請求項6または7記載の磁気記録再
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09989199A JP3502294B2 (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09989199A JP3502294B2 (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 磁気記録再生装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003127851A Division JP3842240B2 (ja) | 2003-05-06 | 2003-05-06 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293805A true JP2000293805A (ja) | 2000-10-20 |
| JP3502294B2 JP3502294B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=14259408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09989199A Expired - Fee Related JP3502294B2 (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3502294B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008204599A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Samsung Electronics Co Ltd | ディスクドライブのac消去周波数の設定方法及びac消去方法 |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP09989199A patent/JP3502294B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008204599A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Samsung Electronics Co Ltd | ディスクドライブのac消去周波数の設定方法及びac消去方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3502294B2 (ja) | 2004-03-02 |
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