JP2000294307A - 圧接端子金具 - Google Patents

圧接端子金具

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JP2000294307A
JP2000294307A JP11102843A JP10284399A JP2000294307A JP 2000294307 A JP2000294307 A JP 2000294307A JP 11102843 A JP11102843 A JP 11102843A JP 10284399 A JP10284399 A JP 10284399A JP 2000294307 A JP2000294307 A JP 2000294307A
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JP
Japan
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press
wire
contact portion
groove
contact
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JP11102843A
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Riichi Sakurai
利一 櫻井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯線を圧接部に押し込み操作するさいに、芯
線を傷つけるおそれのない圧接端子金具を提供するこ
と。 【解決手段】 圧接部5には、電線2を押し入れる電線
圧入溝6が設けられている。電線圧入溝6の両側縁部7
は、入口方向に拡開する切り込み部9と、この切り込み
部9から奥側部分に連続する接点部10とが設けられて
いる。圧接部5において電線圧入溝6の側方には、肉抜
き部11が開口されており、電線圧入溝6に電線2が押
し込まれるときには、電線圧入溝6の溝幅を拡開方向に
弾性的に変形できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の押し込み操
作に伴って、電線の被覆に切り込みを入れる圧接部を備
えた圧接端子金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8には、従来の圧接端子金具の一部を
示した。この種の圧接端子金具は、相手側端子金具との
接続部の後方に電線101との接続のための圧接部10
0を備えた構成となっている。圧接部100には、電線
101が押し込められる電線圧入溝102が縦向きにか
つ上端へ開口するようにして形成されている。より詳し
くは、電線圧入溝102の上部側はラッパ状に拡開し、
その底部から縦向きに均一の溝幅をもって連続するよう
になっている。ラッパ状に拡開した部分を通過する過程
で、電線101の被覆101Bに切り込みが入れられ、
均一の溝幅をもった部分と105の境界部104付近で
電線101内部の芯線101Aに至るまでの切り込みが
入る。電線101はこれよりさらに押し込められて不用
意な戻りがないよう、均一な溝幅をもった部分の途中の
高さ位置で挟持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような圧接部10
0に求められる機能は、電線101の被覆101Bに芯
線101Aに至るまでの切り込みが確実に入れられるこ
と、および芯線101Aに対して所定の接圧をもって接
し確実な導通が保証されることが挙げられる。しかし、
電線被覆101Bに対する切り込みが完了した後、より
深い押し込み位置で保持されるまでの間は均一な溝幅部
分を通過しなければならないため、この間で芯線101
Aの一部(素線の数本)を傷つけてしまう虞がある。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、芯線を傷つけるおそれのない
圧接部を備えた圧接端子金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る圧接端子金具は、導電性の板
材により形成され一部には電線の被覆に切り込んで内部
の芯線と接触可能とする圧接部が配されてなるものであ
って、前記圧接部には上端から高さ方向に沿って延びた
電線圧入溝が形成されるとともに、この電線圧入溝を形
成する縁部には、入り口部分にラッパ状に拡開して形成
されて前記電線被覆に対し前記芯線に至る切り込みを入
れる切り込み部と、これより奥側部分に連続し前記芯線
との接触状態を保持する接点部とが設けられ、さらに、
前記圧接部において前記電線圧入溝の側方には、電線圧
入溝へ電線が押し込まれるときに電線圧入溝の溝幅の拡
開動作を可能とする肉抜き部が形成され、かつこの肉抜
き部は前記電線圧入溝の縁部において前記切り込み部に
よる前記被覆への切り込みが完了する高さ位置よりも上
側から始まり、前記芯線と接触状態を保持する位置の近
傍位置まで延びていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記肉抜き部は、前記圧接部における側縁に
開口するようにして形成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、電線圧入溝に対して電線を押し込めると、切り込
み部を通過する過程で電線被覆に徐々に切り込みが入
り、接点部との境界部分を通過するまでの間に芯線に至
るまでの切り込みが入る。その後、接点部に沿って所定
の深さ位置(保持位置)まで押し込まれれば、芯線と導
通状態が保持される。ところで、芯線に至る切り込みを
入れ終わった後、保持位置までの間は電線圧入溝の側方
に設けられた肉抜き部によって接点部の溝幅が拡開方向
へ比較的容易に撓み変形できるようになっているため、
保持位置に至るまでの間に必要以上の挟持力が作用して
芯線の一部を切断させるような事態が確実に緩和でき
る。逆に、切り込みを入れる過程および芯線との導通保
持の際には、溝幅が初期の設定のままほぼ維持されるた
め、切り込み動作と導通保持が確実になる。
【0008】請求項2の発明によれば、肉抜き部が側縁
に開口して形成されているため、開口することなく形成
した場合に比較して電線圧入溝の拡開変形をより簡単に
行わせることができる。したがって、例えば、圧接端子
金具を樹脂製のコネクタハウジング内に収容させた場合
には、圧接部が拡開変形してもハウジング内の樹脂壁で
変形動作に規制を受けるようなものにあっても、肉抜き
部が外側に開放して形成されているため、樹脂壁で拘束
を受けつつも電線圧入溝を拡開変形させるような変形が
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>次に、本発明の
第1実施形態について、図1〜図4を参照しつつ、詳細
に説明する。
【0010】図1には、圧接端子金具1に電線2を連結
する前の様子を示した。電線2の中央部には、芯線2A
が備えられており、その周囲を被覆2Bが取り囲んでい
る。
【0011】圧接端子金具1は、導電性の板材を折曲げ
ることによって形成されており、その前部(図1におい
て、左側)には、図示しない相手側の端子金具に連結可
能な箱形の連結部3が備えられている。連結部3の後方
(図1において、右側)には、圧接端子金具1の底面を
切り起こすことによって、左右両側壁4の間に圧接部5
が備えられている。
【0012】圧接部5は前後一対に形成されており、各
圧接部5には、図2等に示すように、上端から高さ方向
に沿って、電線2を押し込み可能な電線圧入溝6が設け
られている。電線圧入溝6を形成する左右一対の縁部7
には、その入口部分(電線2を押し入れる側)の方向に
ラッパ状に拡開する切り込み部9と、この切り込み部9
から奥側部分に連続する接点部10とが設けられてい
る。
【0013】切り込み部9は、電線2の押し込み操作に
伴い、被覆2Bに対して切り込みを入れることで、接点
部10と芯線2Aとの接触を可能とするものである。ま
た、接点部10は、芯線2Aとの接触状態を保持する。
【0014】さて、圧接部5において電線圧入溝6の側
方には、肉抜き部11が開口されている。肉抜き部11
は、切り込み部9の中央から接点部10にまで連通され
た長孔状とされており、電線圧入溝6への電線2の押し
込み操作に伴い、圧接部5を弾性的に変形可能としてい
る。肉抜き部11の位置について詳述すると、肉抜き部
11は、切り込み部9が電線2の被覆2Bへの切り込み
を完了する高さ位置(図2において、切り込み部9と接
点部10との連結位置で鈍角状とされているところ。以
下、「境界部分8」という。)よりも上側の位置から設
けられており、芯線2Aと接点部10との接触を保持す
る高さ位置(図4において、符号Dで示す位置)のやや
上側の近傍位置までの間にわたって形成されている。
【0015】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について説明する。電線2を圧接部5
の上方において、圧接端子金具1の長さ方向に沿わせる
ようにして配置する(図1および図2を参照)。次に、
電線2を電線圧入溝6に押し込めると(図2および図3
において、「符号F」で示す方向)、切り込み部9を通
過する過程で電線2の被覆2Bに徐々に切り込みが入
り、接点部10との境界部分8を通過するまでの間に芯
線2Aに至るまでの切り込みが入る(図3を参照)。そ
の後、接点部10に沿って所定の深さ位置(保持位置、
図4に示す位置)まで押し込まれれば、接点部10と芯
線2Aと導通状態が保持される。ところで、芯線2Aに
至る切り込みを入れ終わった後、保持位置までの間は、
肉抜き部11によって接点部10の溝幅が拡開方向へ比
較的容易に撓み変形できるようになっている。このた
め、保持位置に至るまでの間に必要以上の挟持力が作用
して芯線2Aの一部を切断させるような事態が確実に緩
和できる。逆に、被覆2Bに切り込みを入れる過程、お
よび芯線2Aとの導通保持の際には、電線圧入溝6の溝
幅が初期の設定のままほぼ維持されるため、切り込み動
作と導通保持とが確実になされる。
【0016】<第2実施形態>次に、図5〜図7を参照
しつつ、第2実施形態について説明する。なお、本実施
形態と第1実施形態とにおいて、同様の作用および効果
を示す構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】本実施形態と第1実施形態との主たる相違
点は、圧接部5を支持する側壁部分の構成と、肉抜き部
20の形状である。つまり、本実施形態においては圧接
部5の左右両側部には、第1実施形態に示した金属製の
板材ではなく、樹脂製の樹脂壁21が位置している。そ
して、肉抜き部20は、圧接部5における左右の側縁に
開口するようにして長方形状に形成されている。肉抜き
部20は、境界部分8よりも上側の位置から、芯線2A
と接点部10との接触を保持する高さ位置D(図7中の
みに示す)のやや上側の位置までの間に渡って開口され
ている。
【0018】このように形成された第2実施形態におい
ても第1実施形態と同様に、電線2を圧接部5に押し込
み操作するときに、切り込み部9が拡開方向に弾性変形
する。このとき、肉抜き部20は圧接部5の側縁に開口
して形成されているため、開口することなく形成した場
合に比較して電線圧入溝6の拡開変形をより簡単に行わ
せることができる。
【0019】したがって、例えば、圧接端子金具を樹脂
製のコネクタハウジング内に収容させた場合において、
圧接部5の拡開方向への変形がハウジング内の樹脂壁2
1で変形動作に規制を受けるようなものにあっても、肉
抜き部20が外側に開放して形成されているため、樹脂
壁21で拘束を受けつつも電線圧入溝6を拡開変形させ
るような変形が可能となる。
【0020】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)本実施形態では、雌側の圧接端子金具1のみを示
したが、本発明によれば雄側の圧接端子金具でもよい。 (2)本実施形態では、切り込み部9と接点部10との
境界部分は鈍角状に形成されているが、本発明によれ
ば、滑らかな曲線形状としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態において、圧接端子金具に電線を
接続する前の斜視図
【図2】圧接部に電線を押し入れる前の断面図
【図3】圧接部に電線を押入操作中の断面図
【図4】圧接部に電線を押し入れた後の断面図
【図5】第2実施形態において、圧接部に電線を押し入
れる前の断面図
【図6】圧接部に電線を押入操作中の断面図
【図7】圧接部に電線を押し入れた後の断面図
【図8】従来の圧接端子金具の圧接部に電線を押し入れ
る前の断面図
【符号の説明】
1…圧接端子金具 2…電線 2B…被覆 2A…芯線 5…圧接部 6…電線圧入溝 7…縁部 9…切り込み部 10…接点部 11,20…肉抜き部 21…樹脂壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の板材により形成され一部には電
    線の被覆に切り込んで内部の芯線と接触可能とする圧接
    部が配されてなる圧接端子金具であって、 前記圧接部には上端から高さ方向に沿って延びた電線圧
    入溝が形成されるとともに、この電線圧入溝を形成する
    縁部には、入り口部分にラッパ状に拡開して形成されて
    前記電線被覆に対し前記芯線に至る切り込みを入れる切
    り込み部と、これより奥側部分に連続し前記芯線との接
    触状態を保持する接点部とが設けられ、 さらに、前記圧接部において前記電線圧入溝の側方に
    は、電線圧入溝へ電線が押し込まれるときに電線圧入溝
    の溝幅の拡開動作を可能とする肉抜き部が形成され、か
    つこの肉抜き部は前記電線圧入溝の縁部において前記切
    り込み部による前記被覆への切り込みが完了する高さ位
    置よりも上側から始まり、前記芯線と接触状態を保持す
    る位置の近傍位置まで延びていることを特徴とする圧接
    端子金具。
  2. 【請求項2】 前記肉抜き部は、前記圧接部における側
    縁に開口するようにして形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の圧接端子金具。
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