JP2000294425A - 静止誘導電気機器及びその耐電圧試験方法 - Google Patents

静止誘導電気機器及びその耐電圧試験方法

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JP2000294425A
JP2000294425A JP11097243A JP9724399A JP2000294425A JP 2000294425 A JP2000294425 A JP 2000294425A JP 11097243 A JP11097243 A JP 11097243A JP 9724399 A JP9724399 A JP 9724399A JP 2000294425 A JP2000294425 A JP 2000294425A
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JP
Japan
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withstand voltage
cable
induction electric
test
winding
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JP11097243A
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Tamotsu Inoue
保 井上
Tsuneji Teranishi
常治 寺西
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止誘導電気機器を現地で据え付ける際の作
業時間の短縮化を図ると共に、絶縁信頼性の高い静止誘
導電気機器、及びその耐電圧試験方法を提供する。 【解決手段】 変圧器21の巻線の中性点に取り付けら
れた中性点ブッシング23の絶縁強度を、電力ケーブル
10の耐電圧試験時に印加される電圧以上の絶縁強度と
なるように構成する。電力ケーブル10の耐電圧試験時
には、電力ケーブル10に直流電圧を印加するが、巻線
の絶縁破壊が発生しないため、電力ケーブル10と変圧
器21の巻線とを接続した状態で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用ケーブルに
接続された、変圧器等の静止誘導電気機器、及びその静
止誘導電気機器の据付現地における上記電力ケーブルに
対する耐電圧試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電力需要の高まりにより、変電所
等に設置される変圧器等の静止誘導電気機器は、ますま
す大容量化している。一方、土地の高騰等による変電所
用地取得の困難性から、大都市近くにおける変電所は、
地下に建設される場合が増加している。
【0003】このような地下変電所に設置される変圧器
では、高圧巻線及び低圧巻線の端子は、電力ケーブルと
接続されることによって、送電線系を構成している。こ
こで、図3に、電力用ケーブルが接続された従来の変圧
器の構成例を示す。この図において、鉄心2の周りに同
軸上に巻回された巻線1が、タンク3内に収納されてい
る。この巻線1の高圧端子は、リード線4を介してブッ
シング5に接続されている。更に、巻線1の低圧端子及
び中性点端子が、それぞれ低圧ブッシング6及び中性点
ブッシング7を介してタンク3外に引き出されている。
【0004】また、上記ブッシング5は、仕切板8に取
り付けられており、そのブッシング5からのリード線9
は、ケーブルヘッド11と接続されている。更に、この
ケーブルヘッド11には、電力ケーブル10が接続され
ている。また、ケーブルヘッド11は、タンク3に取り
付けられたダクト12に取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成を有
する従来の静止誘導電気機器においては、以下のような
問題点があった。すなわち、一般に、変圧器は、工場試
験を実施した後に現地に据え付ける。その後、現地にお
いて耐電圧試験等を実施する。この時、上述した電力ケ
ーブルと接続された変圧器においては、電力ケーブルの
耐電圧試験を実施する。
【0006】このような電力ケーブルの耐電圧試験は、
電力ケーブルの静電容量が大きいことから、通常、直流
電圧で行う。そのため、変圧器に直流電圧が加わること
で巻線の絶縁破壊が発生するのを防止するために、ま
ず、ケーブルヘッド1が取り付けられているダクト12
内のリード線9を、変圧器のブッシング5から取り外
す。そして、ダクト12内の絶縁処理を行った後に、上
記直流電圧による試験を行う。その後、直流電圧試験が
終了すると、再びリード線9をブッシング5に取付け、
ダクト12内の絶縁処理を再度実施している。そのた
め、変圧器を現地に据え付けた時に、ダクト12内の絶
縁処理工程を2回実施することとなり、それによって現
地での作業時間が大幅に増大していた。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、静
止誘導電気機器の現地で据付時に、ケーブルの耐電圧試
験において巻線とケーブルとを切断する必要を無くすこ
とによって、作業時間の短縮化を図ると共に、絶縁信頼
性の高い静止誘導電気機器、及びその耐電圧試験方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、鉄心の周りに、絶縁された銅線を同軸
上に巻回してなる巻線を有し、前記巻線の線路端子がケ
ーブルに接続されてなる静止誘導電気機器において、以
下のような特徴を有するものである。
【0009】すなわち、請求項1記載の発明は、前記巻
線の中性点における絶縁強度が、該静止誘導電気機器の
据付現地における前記ケーブルの耐電圧試験において印
加される電圧以上の絶縁強度を有することを特徴として
いる。
【0010】以上のような請求項1記載の発明によれ
ば、据付現地におけるケーブルの耐電圧試験時に、ケー
ブルに印加される電圧が巻線の中性点にも印加される
が、中性点の絶縁強度がその電圧以上の絶縁強度を有す
るため、巻線の絶縁破壊が防止される。そのため、ケー
ブルの耐電圧試験時に、巻線とケーブルの間に設けられ
たリード線等の取り外し等により、巻線とケーブルとを
切断する必要がない。そのため、現地における作業時間
を大幅に短縮化することができる。また、耐電圧試験後
に、上記リード線等の接続変えを行う必要が無いため、
工場における最終試験の状態で静止誘導電気機器を現地
に据え付けることができ、絶縁信頼性を向上させること
が可能となる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記ケーブルのケーブルヘッドが、
リード線を介して前記巻線に直接接続されていることを
特徴としている。以上のような請求項2記載の発明によ
れば、従来のように、ケーブルヘッドを取り付けるため
のダクト、巻線が収納されたタンクとの仕切板、及びブ
ッシング等の部材を設ける必要が無くなる。そのため、
静止誘導電気機器本体を小型化することができる。ま
た、ケーブルと巻線とが直接接続されているため、耐電
圧試験後に絶縁処理を行う必要が無く、現地での作業時
間を短縮することができる。更に、リード線の接続変え
を行う必要が無いため、工場での最終試験の状態で静止
誘導電気機器を現地に据え付けることができ、絶縁信頼
性を向上させることが可能となる。
【0012】更に、本発明は、請求項1又は2記載の静
止誘導電気機器について、据付現地において前記ケーブ
ルの耐電圧を試験する静止誘導電気機器の耐電圧試験方
法において、以下のような特徴を有するものである。
【0013】すなわち、請求項3記載の発明は、前記ケ
ーブルを前記静止誘導電気機器に接続した状態で試験電
圧を印加することを特徴としている。以上のような請求
項3記載の発明によれば、耐電圧試験後に絶縁処理を行
う必要が無く、現地での作業時間を短縮することができ
る。更に、リード線の接続変えを行う必要が無いため、
工場での最終試験の状態で静止誘導電気機器を現地に据
え付けることができ、絶縁信頼性を向上させることが可
能となる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、前記静止誘
導電気機器の工場試験時に、前記ケーブルに対し前記耐
電圧試験において印加する電圧を予め印加することによ
り、該静止誘導電気機器の耐電圧特性を予め確認してお
くことを特徴としている。以上のような請求項4記載の
発明によれば、現地で耐電圧試験を実施した時に異常が
発生した場合、静止誘導電気機器の耐電圧特性が予め確
認されているため、異常箇所の判定及び評定を容易に行
うことができる。そのため、試験時間及び現地での作業
時間を短縮することが可能となる。
【0015】更に、請求項5記載の発明は、前記耐電圧
試験において前記ケーブルに対して印加する電圧は、直
流電圧であることを特徴としている。以上のような請求
項5記載の発明によれば、ケーブルの静電容量が大きい
ため、ケーブルの耐電圧試験において直流電圧が印加さ
れる。このため、静止誘導電気機器の巻線に対しても直
流電圧が印加されるが、中性点の絶縁強度がその耐電圧
試験の印加電圧以上の絶縁強度を有するため、直流電圧
により巻線側の絶縁破壊が発生しない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による静止誘導電
気機器として変圧器の実施の形態について図面を参照し
て説明する。なお、図3に示す従来の変圧器と同一の部
材については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0017】[1.第1の実施の形態] [構成]図1は、本実施の形態による変圧器の構成を示
す概略図である。21は変圧器であり、高圧巻線が星型
の3相変圧器である。電力ケーブル10は、上記変圧器
21の高圧リード線部分に接続されている。また、23
は中性点ブッシングであり、変圧器21の中性点端子に
設けられている。
【0018】ここで、図1に示す変圧器21では、現地
で据付を行った後に、電力ケーブル10の直流電圧によ
る耐電圧試験が行われる。そのため、本実施の形態で
は、高圧巻線の対地絶縁強度と共に、中性点ブッシング
23の絶縁強度が、電力ケーブル10の耐電圧試験時に
印加される電圧以上の絶縁強度となるように構成されて
いる。
【0019】[作用・効果]上述した構成を有する本実
施の形態では、電力ケーブル10の耐電圧試験の際に、
高圧巻線の線路端に3相一括して直流電圧が印加され
る。この時、変圧器21の高圧巻線自体のみでなく、中
性点端子にも上記直流電圧と同じ電圧が印加される。こ
の場合、高圧巻線自体、及び中性点ブッシング23の絶
縁強度が直流試験電圧以上の絶縁強度を有しているた
め、その直流電圧によって巻線側の絶縁が破壊されるこ
とが無い。
【0020】従って、本実施の形態による構成を例えば
図3に示す変圧器構成に採用した場合、電力ケーブル1
0の耐電圧試験において、ダクト12内のリード線9の
取り外しを行う必要が無くなる。そのため、ダクト12
内の絶縁処理は1回だけ行えばよく、現地での作業時間
を大幅に短縮化することができる。また、直流電圧を印
加した後にダクト12を開放してリード線9の接続変え
を行う必要が無いため、工場における最終試験の状態で
変圧器を現地に据え付けることができ、絶縁信頼性を向
上させることが可能となる。
【0021】[2.第2の実施の形態] [構成]図2は、本実施の形態による変圧器の構成を示
す概略図である。本実施の形態による変圧器では、上述
した第1の実施の形態による構成を採用している。すな
わち、中性点端子に接続された中性点ブッシング23の
絶縁強度が、電力ケーブル10の耐電圧試験における直
流試験電圧以上の絶縁強度を有している。
【0022】また、図2において、31はケーブルヘッ
ドであり、タンク3に直接取り付けられている。また、
このケーブルヘッド31に電力ケーブル10が接続され
ている。更に、32はリード線であり、変圧器の巻線1
とケーブルヘッド31とを直接接続している。
【0023】[作用・効果]以上のように、本実施の形
態によれば、ケーブルヘッド31と変圧器の巻線1とを
リード線32によって直接接続しているため、図3に示
す仕切板8、ブッシング5及びダクト12等を設ける必
要が無くなる。そのため、変圧器を小型化することがで
きる。また、電力ケーブル10が変圧器と直接接続され
ているため、直流試験後においても絶縁処理を行う必要
が無く、現地での作業時間を短縮することができる。ま
た、リード線32の接続変えを行う必要が無いため、工
場での最終試験の状態で変圧器を現地に据え付けること
ができ、絶縁信頼性を向上させることが可能となる。
【0024】[3.その他の実施の形態]なお、本発明
は上述した実施の形態に限定されるものではなく、以下
に示すような各種態様も可能である。すなわち、図1に
示す変圧器21の構成は、図2及び図3に示す変圧器構
成に限らず、他の構成に採用してもよい。
【0025】また、従来は、変圧器の工場試験として交
流耐電圧試験を行っていたが、それに加えて、上述した
電力ケーブルの直流耐電圧試験を工場内で行い、変圧器
の耐電圧特性を確認しておくようにしても良い。それに
より、現地で直流耐電圧試験を実施した時に異常が発生
した場合、変圧器の耐電圧特性が予め確認されているた
め、異常箇所の判定及び評定を容易とすることができ
る。そのため、試験時間及び現地での作業時間を短縮す
ることが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静止誘導電気機器の巻線の中性点の絶縁強度が、ケーブ
ルの耐電圧試験時にケーブルに印加される電圧以上の絶
縁強度を有するため、そのような電圧が巻線に印加され
ても絶縁破壊が発生しない。そのため、ケーブルの耐電
圧試験時に、ケーブルと巻線との間のリード線等を取り
外す必要が無い。従って、現地における作業時間を大幅
に短縮化することができる。また、ケーブルの耐電圧試
験後に、上記リード線等の接続変えを行う必要が無いた
め、工場における最終試験の状態で静止誘導電気機器を
現地に据え付けることができ、絶縁信頼性を向上させる
ことが可能となる。また、ケーブルを、リード線を介し
て巻線に直接接続することができ、静止誘導電気機器本
体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による変圧器の概略
構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による変圧器の概略
構成を示す断面図である。
【図3】従来の変圧器の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1…巻線 2…鉄心 3…タンク 4…リード線 5…ブッシング 6…低圧ブッシング 7,23…中性点ブッシング 8…仕切り板 9,32…リ−ド線 10…電力ケ−ブル 11,31…ケ−ブルヘッド 12…ダクト 21…変圧器
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 豊 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 2G015 AA06 AA27 CA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心の周りに、絶縁された銅線を同軸上
    に巻回してなる巻線を有し、前記巻線の線路端子がケー
    ブルに接続されてなる静止誘導電気機器において、 前記巻線の中性点における絶縁強度が、該静止誘導電気
    機器の据付現地における前記ケーブルの耐電圧試験にお
    いて印加される電圧以上の絶縁強度を有することを特徴
    とする静止誘導電気機器。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルのケーブルヘッドは、リー
    ド線を介して前記巻線に直接接続されていることを特徴
    とする請求項1記載の静止誘導電気機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の静止誘導電気機器
    について、据付現地において前記ケーブルの耐電圧を試
    験する静止誘導電気機器の耐電圧試験方法であって、 前記ケーブルを前記静止誘導電気機器に接続した状態で
    試験電圧を印加することを特徴とする静止誘導電気機器
    の耐電圧試験方法。
  4. 【請求項4】 前記静止誘導電気機器の工場試験時に、
    前記ケーブルに対し前記耐電圧試験において印加する電
    圧を予め印加することにより、該静止誘導電気機器の耐
    電圧特性を予め確認しておくことを特徴とする請求項3
    記載の静止誘導電気機器の耐電圧試験方法。
  5. 【請求項5】 前記耐電圧試験において前記ケーブルに
    対して印加する電圧は、直流電圧であることを特徴とす
    る請求項3又は4記載の静止誘導電気機器の耐電圧試験
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102798805A (zh) * 2012-07-25 2012-11-28 昆山达功电子有限公司 立式变压器耐压测试治具
CN108279326A (zh) * 2018-04-13 2018-07-13 国家电网公司 电气试验用中性点间隙接地保护装置专用绝缘罩
CN113884830A (zh) * 2021-10-08 2022-01-04 西安交通大学 基于多参量融合的变压器油纸绝缘寿命预测方法及装置

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CN108279326B (zh) * 2018-04-13 2024-02-06 国家电网公司 电气试验用中性点间隙接地保护装置专用绝缘罩
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