JP2000294627A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000294627A
JP2000294627A JP11102033A JP10203399A JP2000294627A JP 2000294627 A JP2000294627 A JP 2000294627A JP 11102033 A JP11102033 A JP 11102033A JP 10203399 A JP10203399 A JP 10203399A JP 2000294627 A JP2000294627 A JP 2000294627A
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oxide film
silicon oxide
semiconductor substrate
trench
semiconductor device
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Hiroshi Matsuki
宏 松木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 削り残しをなくし、トレンチと素子部分との
間の段差をなくした半導体装置の製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 シリコン窒化膜2と半導体基板1とをエ
ッチングして半導体基板1にトレンチ3,4を形成する
工程と、当該トレンチ3,4を含み前記半導体基板1の
表面全体にシリコン酸化膜5を形成する工程と、上記絶
縁層5上の全面にガラス材6を塗布して表面を平面状に
する工程と、前記ガラス材6ついでシリコン酸化膜5の
全面をエッチングバックで除去し、シリコン酸化膜5を
少し残して平坦化する工程と、CMPによりシリコン酸
化膜5を研磨してシリコン窒化膜2を露出させる工程
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトレンチ型素子分離
構造を備えた半導体装置の製造方法に係り、特にトレン
チ部分とトレンチ部分以外との間の段差を無くした半導
体装置を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、半導体素子の細分化、高密度
化を図るために、トレンチ型素子分離構造を備えた半導
体装置が提供されている。特に、素子領域の大きさが
0.2〜0.3μm以下に減少した場合、隣接する素子
間にトレンチ(溝)を形成した、いわゆるシャロートレ
ンチ法が微細化された半導体装置の素子分離方法として
適用されてきている。この半導体装置は、素子と素子と
の間にトレンチ(溝)を形成し、それらのトレンチにS
iO2からなるシリコン絶縁膜を設けて素子間を分離す
る構造にしたものである。
【0003】このような半導体装置は次のようにして製
造される。まず、図3(a)に示したように、半導体基
板1の表面にシリコン窒化膜(Si34膜)2を形成す
る。なお、シリコン窒化膜2の下部にシリコン酸化膜
(SiO2膜)を設けてもよい。ついで、この半導体基
板1に、図3(a)に示すように、面積の狭いトレンチ
(溝)3や、面積の広いトレンチ(溝)4を形成する。
しかる後に、図3(b)に示すように、各トレンチ3,
4を含む半導体基板1の表面全体にSiO2 からなるシ
リコン酸化膜5を形成する。そして、このようにして形
成されたシリコン酸化膜5をケミカル・メカニカル・ポ
リシング(CMP;Chemical MechanicalPolishing )
によって研磨し、図3(c)に示すように、シリコン窒
化膜2の表面が露出するように平坦化する。なお、CM
Pは、金属製の定盤の上に発泡ポリウレタンからなる研
磨布を取り付け、定盤を回転させるとともに研磨布の作
用面(上面)にシリカ(SiO2)からなる砥粒を含有
させたスラリー(研磨液)を供給し、研磨布の作用面に
ウエハ表面を押圧させて研磨する方法のことをいう。
【0004】このような半導体装置の製造方法に類似す
る製造方法としては、例えば特開平5−315442号
公報、特開平5−315439号公報、特開平7−78
866号公報、特開平9−51034号公報に記載され
たものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体装置の製造方法によれば、CMPの研磨
布が剛体でないためにシリコン酸化膜5の凹部の部分も
削られてしまい、図4に示すように、トレンチ3,4が
形成されていない部分では膜残り106が発生する。ま
た、このような膜残り106を発生させないようにする
ためには、CMPにより長時間研磨しなければならなか
った。ところが、CMPにより長時間研磨していると、
トレンチ幅の広い大きな面積のトレンチ4の部分では、
図4に示すように、削られすぎて凹状部108が形成さ
れてしまい、表面を平坦にすることが困難であった。こ
のため、半導体基板1の表面にパターンを露光する際
に、焦点深度などの露光特性の相違が生じて不良の原因
となったりする。
【0006】本発明は、上述した従来技術の課題を解決
し、削り残しをなくし、製造時間を短縮化してなる半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】本発明は、また、トレンチと素子部分との
間の段差をなくした半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、半導体装置の製造方法として、 (1)まず、トレンチ型素子分離構造を備えた半導体装
置の製造方法において、半導体基板上にシリコン窒化膜
を形成する工程と、前記半導体基板に前記シリコン窒化
膜をマスクとしてトレンチを形成する工程と、前記トレ
ンチを含み前記半導体基板の表面全体にシリコン酸化膜
を形成する工程と、前記シリコン酸化膜上の全面にガラ
ス材を塗布して表面を平面状にする工程と、前記ガラス
材についで前記シリコン酸化膜の全面を除去するととも
に平坦化して前記トレンチ部分以外の前記半導体基板の
表面を露出させる工程とを備えたことを特徴としたもの
である。
【0009】このような半導体装置の製造方法にするこ
とで、ガラス材を塗布して表面を平坦化することにより
平面状にした後にガラス材、酸化膜を除去し平坦化する
ため、トレンチの部分とトレンチ以外の部分との間の段
差がなくなるとともに、大きな面積のトレンチ部分が過
研磨されることがなくなる。しかも、ガラス材は、基本
的に二酸化シリコン(SiO2)によって形成されてお
り、シリコン酸化膜と性質が似ているためにシリコン酸
化膜と同じようなレートで除去することができ、平坦化
を容易に行なえる。このため、パターンを露光する際
に、焦点深度などの露光特性の相違を生ずることがな
く、不良を低減することができる。
【0010】(2)また、(1)において、前記ガラス
材を塗布する工程は、スピン・オン・グラスからなるガ
ラス材を塗布する工程であることを特徴としたものであ
る。
【0011】このような半導体装置の製造方法にするこ
とにで、スピン・オン・グラスからなるガラス材をシリ
コン酸化膜の上に塗布することにより、表面が全面的に
容易に平坦化されることになり、以後研磨などによる平
坦化が容易となる。
【0012】(3)また、(1)または(2)におい
て、前記ガラス材についで前記シリコン酸化膜の全面を
除去するとともに平坦化して前記トレンチ部分以外の前
記半導体基板上に形成された前記シリコン窒化膜の表面
を露出させる工程は、前記ガラス材についで前記シリコ
ン酸化膜の全面をエッチングバックしてシリコン酸化膜
が若干残る程度に平坦化する工程と、この工程の後にさ
らにケミカル・メカニカル・ポリシングで半導体基板上
に形成された前記シリコン窒化膜の表面が露出する程度
に平坦化する工程とからなることを特徴としたものであ
る。
【0013】このような半導体装置の製造方法にするこ
とで、まず、ケミカル・メカニカル・ポリシングと比較
して除去レートの大きなエッチングバックによってガラ
ス材についでシリコン酸化膜を全面的に半導体基板の表
面を露出させ、しかる後にケミカル・メカニカル・ポリ
シングで平坦化するため、平坦化に要する時間を著しく
短縮できる。
【0014】(4)また、(1)または(2)におい
て、前記半導体基板上に形成された前記シリコン窒化膜
表面を露出させる工程は、ケミカル・メカニカル・ポリ
シングのみによって前記ガラス材についで前記シリコン
酸化膜の全面を研磨してトレンチ以外の前記半導体基板
上に形成された前記シリコン窒化膜表面を露出させて平
坦化する工程からなることを特徴としたものである。
【0015】このような半導体装置の製造方法とするこ
とで、研磨時間の短縮はできないものの、すべての研磨
をケミカル・メカニカル・ポリシングにより行なうた
め、確実な平坦化を実現することができる。
【0016】(5)また、(3)または(4)におい
て、前記トレンチを含み前記半導体基板の表面全体にシ
リコン酸化膜を形成する工程は、高密度プラズマCVD
法によって前記シリコン酸化膜を形成する工程であるこ
とを特徴としたものである。
【0017】このような半導体装置の製造方法にするこ
とで、面積の狭いトレンチに対しても空隙なくシリコン
酸化膜(二酸化シリコン)を埋め込むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、従来技術の記載と重
複する点については同一の符号を付し、発明の実施の形
態で説明しない事項については、符号が同じものは従来
の技術と同じものとする。
【0019】図1は本発明の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法により製造される半導体装置の製造段階に
おける状態を説明するための図である。図2は、同半導
体装置の製造方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【0020】まず、図1(a)に示すように、半導体基
板1の表面にシリコン窒化膜(Si34膜)2を形成す
る。このシリコン窒化膜2は、例えば500〜1500
オングストロームの膜厚を有する。その形成方法とし
て、例えばCVD法などを挙げることができる。なお、
シリコン窒化膜2の下部にシリコン酸化膜(SiO2
を設けてもよい。
【0021】次に、シリコン窒化膜2の上に、半導体装
置の設計条件に従って、所定のパターンのレジスト膜を
形成する。このレジスト膜をマスクとして、シリコン窒
化膜2をエッチングする。連続して、レジスト膜をマス
クとして半導体基板1をエッチングし、面積の狭い溝
(トレンチ)3や面積の広い溝(トレンチ)4を形成す
る(図2のステップS21)。トレンチ3,4の深さ
は、デバイスの設計で異なるが、例えば3000〜50
00オングストロームである。半導体基板1のエッチン
グは、ドライエッチングにより行なうことができる。
【0022】次いで、図1(b)に示すように、複数の
トレンチ3や複数のトレンチ4が形成された半導体基板
1に対して、前記複数のトレンチ3や複数のトレンチ4
を含み前記半導体基板1の表面全体に二酸化シリコン
(SiO2)からなるシリコン酸化膜5を形成させる
(図2のS22)。この工程において、シリコン酸化膜
5は、前記トレンチ3,4が埋まる膜厚、例えば500
0〜6000オングストロームの膜厚にする。
【0023】シリコン酸化膜5の形成方法としては、例
えばCVD法、TEOSプラズマCVD法などを挙げる
ことができるが、面積の狭いトレンチ3に空隙なくシリ
コン酸化膜5を埋め込むために、高密度プラズマCVD
法によるCVD膜を形成することが好ましい。なお、高
密度プラズマCVD法の高密度プラズマとは、電子密度
が1011個/cm3 以上のことをいう。
【0024】次いで、図1(c)に示すように、半導体
基板1のシリコン酸化膜5の上面全体に、スピン・オン
・グラス(SOG)からなるガラス材6を塗布し、表面
を平面状にする(図2のS23)。この工程において塗
布するSOGのガラス材6の膜厚は、例えば3000オ
ングストローム程度にする。また、ここで使用したガラ
ス材6は、全面の平坦化ができる粘性・性質の材料であ
れば、これに限るものではなく、例えばレジスト、有機
SOGなどを使用してもよい。
【0025】このようにシリコン酸化膜5、ガラス材6
を設けた半導体基板1を、例えば反応性イオンエッチン
グ装置(図示せず)内に配置し、この反応性イオンエン
チング装置を作動させるとともに当該反応性イオンエッ
チング装置内にエッチングガスを供給しつつ、例えば3
000〜4000オングストローム/分の膜除去速度で
全面をエッチングバックし、ガラス材6についでシリコ
ン酸化膜5の全面を除去するとともに平坦化する(図2
のS24)。このエッチングバックの工程では、図1
(d)に示すように、半導体基板1の上のシリコン酸化
膜5が若干残るようにする。この残したシリコン酸化膜
5の膜厚は、例えば500〜1000オングストローム
程度とする。
【0026】しかる後に、CMP装置のウエハチャック
に当該半導体基板1を装着し、シリカからなる砥粒を含
有させた液状のスラリーをCMP装置の回転テーブル
(定盤)表面に固定した研磨布に供給し、半導体基板1
の表面に若干残したシリコン酸化膜5の表面を前記研磨
布に接触させて例えば1300オングストローム/分程
度の研磨率で研磨する(図2のS25)。この工程で
は、図1(e)に示すように、半導体基板1のシリコン
窒化膜2の表面が露出する程度に研磨、平坦化する。
【0027】このようにすることにより、図1(e)に
示すような半導体基板1を得ることができる。
【0028】この半導体装置の製造方法によれば、トレ
ンチ以外の部分(すなわちシリコン窒化膜2の部分)と
トレンチ4との間に段差がなくなる。
【0029】また、この方法によれば、CMPと比べて
除去レートの大きなエッチングバックによってシリコン
酸化膜5の大部分を除去した後、CMPによる研磨を行
なうため、CMPのみによる研磨に比較して研磨時間を
減少させることができる。
【0030】さらに、この方法によれば、大きな面積を
有する複数のトレンチ4の部分が過剰に削られないた
め、段差が発生せず、露光装置によりパターン転写する
際に焦点深度などの露光特性の相違を生じさせることが
なく、半導体装置の歩留りが向上する。なお、歩留りと
は、ある製造工程にある枚数Aの半導体基板を投入し、
B枚の半導体基板が完成したときに、B/Aのパーセン
トに直したものをいう。しかも、SOGは、二酸化シリ
コンからなるためにシリコン酸化膜5と同じようなエッ
チングレート、研磨レートを有し、容易に平坦化するこ
とができる。
【0031】なお、上記実施の形態では、シリコン絶縁
膜5を形成する工程(図2のS22)、ガラス材6を塗
布する工程(図2のS23)、エッチングバックする工
程(図2のS24)、CMPにより研磨する工程(図2
のS25)からなっていたが、研磨時間がかかるが、エ
ンチングバックする工程を省略して、ガラス材6を塗布
する工程(図2のS23)の後に、直ちに、CMPによ
る研磨、平坦化の工程(図2のS25)に移行するよう
にしてもよい。
【0032】すなわち、CMPによって前記ガラス材6
についでシリコン酸化膜5の全面を研磨してトレンチ
3,4以外の部分である半導体基板1上のシリコン窒化
膜2の表面が露出するまで平坦化する。この工程では、
すべての研磨をCMPによって行なうことにより、確実
に平坦化させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
装置の製造方法よれば、トレンチ以外の部分(すなわち
シリコン窒化膜の部分)とトレンチとの間に段差がなく
なる。
【0034】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
によれば、大きな面積のトレンチの部分が過剰に削られ
ないため、段差が発生せず、半導体装置の歩留りが向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方
法による製造段階の半導体基板の状態を示す説明図であ
る。
【図2】同方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
図である。
【図4】従来の方法による欠点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 シリコン窒化膜 3 (面積の小さい)トレンチ 4 (面積の大きい)トレンチ 5 シリコン酸化膜 6 ガラス材(SOG)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレンチ型素子分離構造を備えた半導体
    装置の製造方法において、 半導体基板上にシリコン窒化膜を形成する工程と、 前記半導体基板に前記シリコン窒化膜をマスクとしてト
    レンチを形成する工程と、 前記トレンチを含み前記半導体基板の表面全体にシリコ
    ン酸化膜を形成する工程と、 前記シリコン酸化膜上の全面にガラス材を塗布して表面
    を平面状にする工程と、 前記ガラス材についで前記シリコン酸化膜の全面を除去
    するとともに平坦化して前記トレンチ部分以外の前記半
    導体基板の表面を露出させる工程とを備えたことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ガラス材を塗布する工程は、スピン
    ・オン・グラスからなるガラス材を塗布する工程である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ガラス材についで前記シリコン酸化
    膜の全面を除去するとともに平坦化して前記トレンチ部
    分以外の前記半導体基板上に形成された前記シリコン窒
    化膜の表面を露出させる工程は、前記ガラス材についで
    前記シリコン酸化膜の全面をエッチングバックしてシリ
    コン酸化膜が若干残る程度に平坦化する工程と、この工
    程の後にさらにケミカル・メカニカル・ポリシングで半
    導体基板上に形成された前記シリコン窒化膜の表面が露
    出する程度に平坦化する工程とからなることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板上に形成された前記シリ
    コン窒化膜表面を露出させる工程は、ケミカル・メカニ
    カル・ポリシングのみによって前記ガラス材についで前
    記シリコン酸化膜の全面を研磨してトレンチ以外の前記
    半導体基板上に形成された前記シリコン窒化膜表面を露
    出させて平坦化する工程からなることを特徴とする請求
    項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記トレンチを含み前記半導体基板の表
    面全体にシリコン酸化膜を形成する工程は、高密度プラ
    ズマCVD法によって前記シリコン酸化膜を形成する工
    程であることを特徴とする請求項3または4に記載の半
    導体装置の製造方法。
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