JP2000294875A - 窒化物レーザ素子構造 - Google Patents
窒化物レーザ素子構造Info
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Abstract
り、歩留も良い新規な素子構造を得る。 【構成】活性層上に形成された第1のp型窒化物半導体
層の上にストライプ状の開口部を有する絶縁膜を形成す
ることで、次に形成する第2の窒化物半導体層は前記開
口部より選択成長していく。すなわちこの窒化物半導体
レーザ素子は、エッチングによってリッジを形成する必
要がなくなり、窒化物半導体を積層していくだけで所望
の屈折率差が得られるようになる。
Description
lcGa1-b-cN、0≦b、0≦c、b+c<1)よりな
るレーザ素子に関する。
ーザ素子として、例えばJpn.J.Appl.Phys.Vol.37(199
8)pp.L309-L312、Part2,No.3B,15 March 1998の文献に
素子構造を提案している。上記文献の技術は、サファイ
ア基板上部に、部分的に形成されたSiO2膜を介して
選択成長された転位の少ないGaNよりなる窒化物半導
体基板の上に、レーザ素子構造となる窒化物半導体層を
複数積層してなる素子とすることで、室温での連続発振
1万時間以上を可能とするものである。素子構造として
は、選択成長された窒化物半導体基板上に、n−Alk
Ga1-kN(0≦k<1)よりなるn型コンタクト層、
In0.1Ga0.9Nよりなるクラック防止層、n−Al
0.14Ga 0.86N/GaNの多層膜よりなるn型クラッド
層、n−GaNよりなるn型光ガイド層、In0.02Ga
0.98N/In0.15Ga0.85Nよりなる多重量子井戸構造
の活性層、p−Al0.2Ga0.8Nよりなるp型電子閉じ
込め層、p−GaNよりなるp型光ガイド層、p−Al
0.14Ga0.86N/GaNの多層膜よりなるp型クラッド
層、p−GaNよりなるp型コンタクト層により構成さ
れている。
フィールドパターン)が良好な単一の横モードとなるよ
うにp型コンタクト層からp型クラッド層の一部までを
部分的にエッチングした、リッジ構造をとっている。
ような屈折率導波型構造で高出力タイプの窒化物半導体
レーザ素子を実現するためにはエッチングする位置とし
ては、リッジ直下の活性層部とその他の活性層部との実
効屈折率差を100分の1のオーダーで制御する必要が
あり、それにはp型クラッド層がほんの一部だけ残るま
で、すなわちp型光ガイド層の直前までの0.01μm
以下の精度でエッチングしてリッジを形成しなければな
らない。それには上記の構造でも可能ではあるが、歩留
の点で問題があった。
チングを必要としない新規な素子構造を提供すること
で、高出力タイプ(例えば30mW)でも歩留が良く、
FFPも良好な単一横モードとなるような窒化物半導体
レーザ素子を得ることが可能になる。
(1)〜(10)の構成により本発明の目的を達成する
ことができる。 (1) 活性層上に形成された第1のp型窒化物半導体
層の上にストライプ状の開口部を有する第1の絶縁膜が
形成され、さらに前記開口部より第2のp型窒化物半導
体層が形成されて、その第2のp型窒化物半導体により
リッジが形成されていることを特徴とする窒化物半導体
レーザ素子。 (2) 前記第1のp型窒化物半導体層と第2のp型窒
化物半導体層が同じ組成を有することを特徴とする前記
(1)に記載の窒化物半導体レーザ素子。
m以下であることを特徴とする前記(1)ないし(2)
のいずれかに記載の窒化物半導体レーザ素子。 (4) 前記第1のp型窒化物半導体層はAlXGa1-X
N(0≦X<1)層を有する光ガイド層であり、第2の
p型窒化物半導体層はAlYGa1-YN(0≦Y<1かつ
X<Y)を有するクラッド層であることを特徴とする前
記(1)または(3)のいずれかに記載の窒化物半導体
レーザ素子。
半導体層はいずれもAlXGa1-XN(0≦X<1)層を
有する光ガイド層であることを特徴とする前記(2)ま
たは(3)のいずれかに記載の窒化物半導体レーザ素
子。 (6) 前記第1の絶縁膜はストライプ幅が2μm以上
200μm以下、膜厚が0.5μm以下であることを特
徴とする前記(1)ないし(5)のいずれかに記載の窒
化物半導体レーザ素子。
が形成され、リッジの側面および前記第1の絶縁膜表面
には第2の絶縁膜が形成されていることを特徴とする前
記(1)ないし(6)のいずれかに記載の窒化物半導体
レーザ素子。 (8) 前記窒化物半導体レーザ素子は少なくともエピ
タキシャル成長されたGaNを含んだ基板上に窒化物半
導体が積層されてなるものであることを特徴とする前記
(1)ないし(7)のいずれかに記載の窒化物半導体レ
ーザ素子。
1のp型窒化物半導体層の上にストライプ状の開口部を
有する第1の絶縁膜を形成することで、次に形成する第
2のp型窒化物半導体層は前記開口部より選択成長して
いく。すなわちこの窒化物半導体レーザ素子は、エッチ
ングによってリッジを形成する必要がなくなり、窒化物
半導体層を積層していくだけで、所望の屈折率差が得ら
れるようになる。さらにエッチングによってリッジを形
成するよりも歩留が良く、FFPも良好な単一横モード
となる素子が得られるものである。
は、第1のp型窒化物半導体層の上に形成する第1の絶
縁膜を開口部を有するストライプ状とすることで、第1
の絶縁膜形成後の第2のp型窒化物半導体層をMOVP
E(有機金属気相成長法)で成長させるとき、窒化物半
導体は、絶縁膜と絶縁膜との間の開口部から上方(積層
方向)に選択成長される。選択成長されることにより窒
化物半導体はエッチングをすることなく既にリッジ状に
なっており、新たにリッジを形成することなくFFP
(ファーフィールドパターン)が良好な単一の横モード
を得ることができる。また、この絶縁膜と絶縁膜との間
の開口部の幅は3μm以下とする。3μmより大きい
と、発振は単一の横モードでなく、多モードとなってし
まう。さらに開口部の幅は1μm以上2μm以下とする
ことが望ましい。
は、好ましくは10オングストローム以上、0.5μm
以下とし、好ましくは10オングストローム以上、0.
1μm以下とする。このように第1の絶縁膜は薄ければ
薄いほど好ましい。この第1の絶縁膜を厚く形成する
と、第2のp型窒化物半導体をMOVPEで成長させる
とき、絶縁膜と絶縁膜との間の開口部に、原料ガスやキ
ャリアガスなどが効率的に当たらなくなってしまい、結
晶性が悪くなってしまう。
幅は、2μm以上200μm以下にすることが望まし
い。ストライプ幅を2μm以上とするのは、リッジ状に
形成された窒化物窒化物半導体をp電極で覆い被せると
き、p電極の端部が絶縁膜上にあるようにするためであ
る。ストライプ幅が小さいと、p電極が第1の絶縁膜す
べてを覆ってしまい、さらにp電極の端部が第1の絶縁
膜下の第1のp型窒化物半導体まで達するおそれがあ
り、通電してしまうとレーザとして発振しなくなってし
まう。さらに好ましくはストライプ幅を10μm以上と
する。またストライプ幅が200μmより大きいと、第
2の窒化物半導体を形成するとき、第1の絶縁膜の開口
部から窒化物半導体が選択成長されるだけでなく、第1
の絶縁膜上からも窒化物半導体が成長してしまう。この
絶縁膜上から成長する窒化物半導体は非常に転位が多
く、さらに選択成長された窒化物半導体と結合してしま
い、この絶縁膜上の窒化物半導体をエッチングしないと
リッジ状にならなくなってしまうので好ましくない。
雰囲気に耐えることのできるものとする。この条件を満
たす物質としては、例えばSiON(SiN、SiO2
の化合物)、SiN、SiO2などが挙げられ、いずれ
の物質を用いても良いが、好ましくはSiONを用い
る。SiONは、化学的に非常に安定な物質であり、こ
の膜を極端に薄くしても分解などは起こらない。
面に形成される第2の絶縁膜は、屈折率がGaNより小
さい材料であればよく、例えばZrO2やSiO2がある
が、好ましい材料としてはZrO2が挙げられる。この
材料によって、リッジ直下の活性層部とその他の活性層
部との実効屈折率差が決まる。
Ga1-XN(0≦X<1)層を有し、またp型クラッド
層は少なくともAlYGa1-YN(0≦Y<1かつX<
Y)を有していればよく、例えばどちらも後述の実施例
のような構造が挙げられる。これらの層の一部またはす
べては、これらを形成する前にストライプ状の第1の絶
縁膜を形成するためにウエハーを一度MOVPE反応容
器から外に出してしまうので、転位などが発生し、結晶
性は若干悪くなってしまう。しかし、活性層までは結晶
性が良く、転位もほとんどないので、本発明の構造は、
高出力でもFFPが良好な単一横モードとなる本発明の
目的を十分達成しうるものである。
る窒化物半導体素子の構造を示す窒化物半導体素子の模
式的断面図である図1を用いて説明する。図1はサファ
イア基板1上に、窒化物半導体基板2、n型コンタクト
層3、n型クラッド層4、n型光ガイド層5、活性層
6、p側キャップ層7、p型光ガイド層8、p型クラッ
ド層9、p型コンタクト層10が順に積層された構造を
有する。さらに、n型コンタクト層3上にnオーミック
電極20とnパッド電極21を、p型コンタクト層10
上にpオーミック電極22とpパッド電極23がそれぞ
れ形成されている。
面、R面及びA面のいずれかを主面とするサファイア、
スピネル(MgA12O4)のような絶縁性基板、窒化物
半導体と格子整合する酸化物基板等、従来知られている
基板材料を用い、またこれらをオフアングルしたものを
用いることができる。さらにこれらの基板材料は後述の
選択成長で用いられる異種基板としても用いることがで
きる。
基板材料と、この上に窒化物半導体の横方向の成長を利
用して選択成長させた転位の少ない窒化物半導体とを有
する材料を基板とすることができる。
特に限定されず、窒化物半導体の結晶転位を低減できる
方法であればよい。例えば、前記J.J.A.P.に記
載の方法、本出願人が提出した特願平10−77245
号、特願平10−275826号、特願平10−363
520号の各明細書に記載の方法等を挙げることがで
き、これらの方法によってELOG(Epitaxial Latera
l Overgrowth GaN)と呼ばれる基板が得られる。
とが望ましい。ELOG基板を用いることで、少なくと
も第1のp型GaNまでは非常に結晶転位の少ない窒化
物半導体が得られ、高出力でも特性のよい窒化物半導体
レーザが得られる。
クラッド層等のデバイス構造としては、特に限定され
ず、種々の層構造を用いることができる。デバイス構造
の具体的な実施の形態としては、例えば後述の実施例に
記載されているデバイス構造が挙げられる。また、電極
等も特に限定されず種々のものを用いることができる。
本発明において、窒化物半導体の成長はMOVPE、M
OCVD(有機金属化学気相成長法)、HVPE(ハラ
イド気相成長法)、MBE(分子線気相成長法)等、窒
化物半導体を成長させるのに知られているすべての方法
を適用できる。
ラ面として形成されているC面を主面とするサファイア
基板1を用意し、まずサファイア基板1をMOCVD反
応容器内にセットし、下地層として500℃にてアンド
ープのGaNよりなる層を200オングストロームと、
続けて1050℃にてアンドープのGaNよりなる層を
2.5μmの、総膜厚が約2.5μmとなる窒化物半導
体層を形成する。
物半導体層表面にストライプ状のフォトマスクを形成
し、CVD装置によりストライプ幅10μm、窓部5μ
mのSiO2よりなる保護膜を0.5μmの膜厚で形成
する。このとき、ストライプ方向はオリフラ面に対して
垂直に形成する。
成されていない部分のGaNをサファイア基板が露出さ
れるまでエッチングして凹凸を形成することで、GaN
をストライプ状にし、最後に凸部上部のSiO2を除去
する。
を反応容器に移し、1050℃にて、原料ガスにTMG
(トリメチルガリウム)、アンモニアを用い、アンドー
プのGaNよりなる第2の窒化物半導体層を15μmの
膜厚で成長させる。以上のようにして窒化物半導体基板
(ELOG基板)2を得る。
物半導体基板2上にTMG、アンモニア、不純物ガスと
してシランガスを用い、1050℃でSiを1×1018
/cm3ドープしたGaNよりなるn型コンタクト層3
を4.5μmの膜厚で成長させる。
0℃にして、原料ガスにTMA(トリメチルアルミニウ
ム)、TMG及びアンモニアを用い、アンドープのAl
GaNよりなるA層を25オングストロームの膜厚で成
長させ、続いて、TMAを止め、不純物ガスとしてシラ
ンガスを用い、Siを5×1018/cm3ドープしたG
aNよりなるB層を25オングストロームの膜厚で成長
させる。そして、この操作をそれぞれ160回繰り返し
てA層とB層の積層し、総膜厚8000オングストロー
ムの多層膜(超格子構造)よりなるn型クラッド層4を
成長させる。
で、原料ガスにTMG及びアンモニアを用い、アンドー
プのGaNよりなるn型光ガイド層5を750オングス
トロームの膜厚で成長させる。
て、原料ガスにTMI(トリメチルインジウム)、TM
G及びアンモニアを用い、不純物ガスとしてシランガス
を用い、Siを5×1018/cm3ドープしたInGa
Nよりなる障壁層を100オングストロームの膜厚で成
長させる。続いて、シランガスを止め、アンドープのI
nGaNよりなる井戸層を50オングストロームの膜厚
で成長させる。この操作を3回繰り返し、最後に障壁層
を積層した総膜厚550オングストロームの多重量子井
戸構造(MQW)の活性層6を成長させる。
で、原料ガスにTMA、TMG及びアンモニアを用い、
不純物ガスとしてCp2Mg(シクロペンタジエニルマ
グネシウム)を用い、Mgを1×1019/cm3ドープ
したAlGaNよりなるp側キャップ層7を100オン
グストロームの膜厚で成長させる。
0℃にして、原料ガスにTMG及びアンモニアを用い、
アンドープのGaNよりなるp型光ガイド層9を750
オングストロームの膜厚で成長させる。このp型光ガイ
ド層8は、アンドープとして成長させるが、p側キャッ
プ層7からのMgの拡散により、Mg濃度が5×1016
/cm3となりp型を示す。またこの層は意図的にMg
をドープしても良い。以上までの層を積層した後、ウエ
ハーをMOVPE反応容器から取り出す。
し、SiONよりなる第1の絶縁膜30をサファイアの
オリフラ面に対して垂直にストライプ状に形成する。こ
の絶縁膜30は、マスク技術を用いてストライプ幅10
μm、開口部1.5μm、膜厚500オングストローム
とする。
ら取り出し、再びMOVPE反応容器内にセットし、温
度を1050℃にして原料ガスにTMA、TMG及びア
ンモニアを用い、アンドープのAlGaNよりなるA層
を25オングストロームの膜厚で成長させ、続いて、T
MAを止め、不純物ガスとしてCp2Mgを用い、Mg
を5×1018/cm3ドープしたGaNよりなるB層を
25オングストロームの膜厚で成長させる。そして、こ
の操作をそれぞれ100回繰り返してA層とB層を積層
し、総膜厚5000オングストロームの多層膜(超格子
構造)よりなるp型クラッド層9を成長させる。
度で、原料ガスにTMG及びアンモニアを用い、不純物
ガスとしてCp2Mgを用い、Mgを1×1020/cm3
ドープしたGaNよりなるp型コンタクト層10を15
0オングストロームの膜厚で成長させる。
ーを窒素雰囲気中、700℃でアニーリングを行い、p
型層を更に低抵抗化する。アニーリング後、ウエハーを
反応容器から取り出し、RIE(反応性イオンエッチン
グ)を用い、n電極を形成すべきn型コンタクト層3の
表面を露出させる。
ミック電極22とpパッド電極23、nオーミック電極
20とnパッド電極21を、その他のp側層のリッジ側
面および第1の絶縁膜30表面には第2の絶縁膜31と
してZrO2を形成する。第2の絶縁膜としてZr酸化
物を形成すると、p−n面の絶縁がとれるだけでなく、
横モードの安定を図ることもでき好ましい。
成したウエハーのサファイア基板を研磨して70μmと
した後、ストライプ状の電極に垂直な方向で、基板側か
らバー状に劈開し、劈開面(11−00面、六角柱状の
結晶の側面に相当する面=M面)に共振器を作製する。
共振器面にSiO2とTiO2よりなる誘電体多層膜を形
成し、最後にp電極に平行な方向で、バーを切断して図
1に示すようなレーザ素子とする。得られたレーザ素子
をヒートシンクに設置し、それぞれの電極をワイヤーボ
ンディングして、室温でレーザ発振を試みた。
A/cm2、30mWの出力において発振波長405n
mの連続発振が確認され、1000時間以上の寿命を示
し、さらに歩留を挙げることができた。
およびp側キャップ層7までは同様に形成する。 (p型光ガイド層8および第1の絶縁膜30)次に、温
度を1050℃にして、原料ガスにTMG及びアンモニ
アを用い、p型光ガイド層8の一部として、アンドープ
のGaNを50オングストロームの膜厚で成長させる。
後、ウエハーをMOVPE反応容器から取り出す。続い
てウエハーをCVD装置に移し、SiONよりなる第1
の絶縁膜30をサファイアのオリフラ面に対して垂直に
ストライプ状に形成する。この絶縁膜30は、マスク技
術を用いてストライプ幅10μm、開口部1.5μm、
膜厚500オングストロームとする。
OVPE反応容器にセットし、アンドープのGaNを7
00オングストロームの膜厚で成長させる。これによ
り、アンドープのGaNはストライプ状に形成した絶縁
膜の開口部から選択成長するので、p型光ガイド層は総
膜厚750オングストロームの、部分的に絶縁膜を挟ん
だ層となる。
様にしてレーザ素子を得る。このレーザ素子は実施例1
と同様に室温においてしきい値2.0kA/cm2、3
0mWの出力において発振波長405nmの連続発振が
確認され、1000時間以上の寿命を示した。
縁膜30の膜厚を1000オングストロームにした他は
同様にしてレーザ素子を作製した。室温においてしきい
値2.3kA/cm2、30mWの出力において発振波
長405nmの連続発振が確認され、800時間以上の
寿命を示した。
プ状に形成した第1の絶縁膜30の開口部を2μmにし
た他は同様にしてレーザ素子を作製した。その結果、し
きい値2.5kA/cm2、30mWの出力において発
振波長405nmの連続発振が確認され、800時間以
上の寿命を示した。
縁膜30をSiNとした他は同様にしてレーザ素子を作
製した。その結果、実施例1と同様にしきい値2.5k
A/cm2、30mWの出力において発振波長405n
mの連続発振が確認され、1000時間以上の寿命を示
した。
導体を作製する際に用いるサファイア基板を、C面を主
面とし、A面がオリフラ面として形成されており、さら
にステップ上にオフアングルされ、そのオフ角が0.1
3°、ステップに沿う方向(段差方向)がA面に垂直に
形成された基板を用いる。その他は実施例1と同様にし
てレーザ素子を得る。この結果、室温においてしきい値
1.8kA/cm2、30mWの出力において発振波長
405nmの連続発振が確認され、1000時間以上の
寿命を示した。
導体基板を以下のようにした他は同様にしてレーザ素子
を作製した。 (窒化物半導体基板2)図1に示すようにA面がオリフ
ラ面として形成されているC面を主面とするサファイア
基板1を用意し、まずサファイア基板1をMOCVD反
応容器内にセットし、下地層として500℃にてアンド
ープのGaNよりなる層を200オングストロームと、
続けて1050℃にてアンドープのGaNよりなる層を
2.5μmの、総膜厚が約2.5μmとなる窒化物半導
体層を形成する。
し、CVD装置によりストライプ幅10μm、窓部2μ
mのSiO2よりなる保護膜を0.5μmの膜厚で形成
する。ストライプ方向は、オリフラ面に対して垂直な方
向で形成する。保護膜形成後、ウエハーをMOVPE反
応容器に移し、1050℃にて、原料ガスにTMG、ア
ンモニアを用い、アンドープのGaNよりなる窒化物半
導体層を15μmの膜厚で成長させ、これを窒化物半導
体基板とする。
を得る。この結果、室温においてしきい値2.0kA/
cm2、30mWの出力において発振波長405nmの
連続発振が確認され、1000時間以上の寿命を示し
た。
導体基板および電極を以下のようにした他は同様にして
レーザ素子を作製した。 (窒化物半導体基板2’)A面がオリフラ面として形成
されているC面を主面とするサファイア基板上にMOV
PE反応容器内で500℃にてアンドープのGaNより
なる層を200オングストロームと、続けて1050℃
にてアンドープのGaNよりなる層を2.5μmの、総
膜厚が約2.5μmとなる窒化物半導体層を形成する。
物半導体層表面にストライプ状のフォトマスクを形成
し、CVD装置によりストライプ幅10μm、窓部5μ
mのSiO2よりなる保護膜を0.5μmの膜厚で形成
する。このとき、ストライプ方向はオリフラ面に対して
垂直に形成する。
成されていない部分のGaNをサファイア基板が露出さ
れるまでエッチングして凹凸を形成することで、GaN
をストライプ状にし、最後に凸部上部のSiO2を除去
する。
をMOVPE反応容器に移し、1050℃にて、原料ガ
スにTMG(トリメチルガリウム)、アンモニアを用
い、アンドープのGaNよりなる第2の窒化物半導体層
を15μmの膜厚で成長させる。続いて、HVPEで1
50μmの膜厚SiドープのGaNを作製する。次に得
られたウエハーのサファイア基板およびMOVPEによ
り作製したアンドープのGaN層を研磨、除去し厚さが
約100μmのGaN基板2’を得た。
ト層3からp型コンタクト層10までを実施例1と同様
にして作製する。反応終了後、反応容器内において、ウ
エハーを窒素雰囲気中、700℃でアニーリングを行
い、p型層を更に低抵抗化する。
取り出し、p型コンタクト層上にpオーミック電極22
とpパッド電極23を、その他のリッジ側面および第1
の絶縁膜表面には第2の絶縁膜31としてZrO2を形
成し、窒化物半導体の素子構造が形成されていない表面
をさ研磨し、総膜厚を100μm〜200μmとする。
その研磨表面の全面に、nオーミック電極20とnパッ
ド電極21を形成する。
成したウエハーをストライプ状の電極に垂直な方向でバ
ー状に劈開し、劈開面(M面)に共振器を作製する。共
振器面にSiO2とTiO2よりなる誘電体多層膜を形成
し、最後にp電極に平行な方向で、バーを切断して図3
に示すようなレーザ素子とする。得られたレーザ素子を
ヒートシンクに設置し、それぞれの電極をワイヤーボン
ディングして、室温でレーザ発振を試みた。
てしきい値2.0kA/cm2、30mWの出力におい
て発振波長405nmの連続発振が確認され、1000
時間以上の寿命を示した。
って、高出力タイプでも歩留が良く、FFPも良好な単
一横モードとなるよう窒化物半導体レーザ素子を得るこ
とが可能になる。
導体レーザ素子を示す模式的断面図である。
半導体レーザ素子を示す模式的断面図である。
半導体レーザ素子を示す模式的断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】活性層上に形成された第1のp型窒化物半
導体層の上にストライプ状の開口部を有する第1の絶縁
膜が形成され、さらに前記開口部より第2のp型窒化物
半導体層が形成されて、その第2のp型窒化物半導体に
よりリッジが形成されていることを特徴とする窒化物半
導体レーザ素子。 - 【請求項2】前記第1のp型窒化物半導体層と第2のp
型窒化物半導体層が同じ組成を有することを特徴とする
請求項1に記載の窒化物半導体レーザ素子。 - 【請求項3】前記ストライプ状の開口部は3μm以下で
あることを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれ
か1項に記載の窒化物半導体レーザ素子。 - 【請求項4】前記第1のp型窒化物半導体層はAlXG
a1-XN(0≦X<1)層を有する光ガイド層であり、
第2のp型窒化物半導体層はAlYGa1-YN(0≦Y<
1かつX<Y)を有するクラッド層であることを特徴と
する請求項1または請求項3のいずれか1項に記載の窒
化物半導体レーザ素子。 - 【請求項5】前記第1および第2のp型窒化物半導体層
はいずれもAlXGa1-XN(0≦X<1)層を有する光
ガイド層であることを特徴とする請求項2または請求項
3のいずれか1項に記載の窒化物半導体レーザ素子。 - 【請求項6】前記第1の絶縁膜はストライプ幅が2μm
以上200μm以下、膜厚が0.5μm以下であること
を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
記載の窒化物半導体レーザ素子。 - 【請求項7】前記リッジの最上層表面には電極が形成さ
れ、リッジの側面および前記第1の絶縁膜表面には第2
の絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項1な
いし請求項6のいずれか1項に記載の窒化物半導体レー
ザ素子。 - 【請求項8】前記窒化物半導体レーザ素子は少なくとも
エピタキシャル成長されたGaNを含んだ基板上に窒化
物半導体が積層されてなるものであることを特徴とする
請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の窒化物
半導体レーザ素子。
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