JP2000295029A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2000295029A
JP2000295029A JP11098023A JP9802399A JP2000295029A JP 2000295029 A JP2000295029 A JP 2000295029A JP 11098023 A JP11098023 A JP 11098023A JP 9802399 A JP9802399 A JP 9802399A JP 2000295029 A JP2000295029 A JP 2000295029A
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JP
Japan
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dielectric lens
antenna device
lens
dielectric
array
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JP11098023A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Deguchi
博之 出口
Shigeru Makino
滋 牧野
Shuji Urasaki
修治 浦崎
Yoshihiko Konishi
善彦 小西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求利得が高い場合には、開口面積を大きく
しなければならず、この結果、放射素子2の数が増加
し、製造コストが高くなるなどの課題があった。 【解決手段】 誘電体レンズ14の断面形状を端よりも
中心で厚い収束系レンズ形状とすることによって、給電
リニアアレー13を構成している放射素子数を低減し、
かつ、上記誘電体レンズ14および上記給電リニアアレ
ー13を傾けて設置して天頂方向に沿う軸の周りで機械
的に回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低軌道衛星と通
信を行う地上端末および衛星に搭載されるアンテナ装置
において、広角でより高い利得を実現することができる
アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図37は、例えば実開昭64−4710
9号に開示された従来の誘電体レンズ付き平面アレーア
ンテナ装置の断面図および平面アレーの概観図であり、
図において、1は放射素子が配列されている平面、2は
平面1上に2次元で配置された放射素子、3は平面アレ
ー、4は誘電体レンズ、5は天頂方向に向けたZ軸、6
は放射素子2から放射された電波であるビームの最大走
査角ΘS 、7は極座標系(r、θ、φ)で定義したビー
ムの走査方向θ、8は極座標系(r、θ、φ)で定義し
たビームの走査方向φ、9は平面アレー3から誘電体レ
ンズ4に向けて吹き付けられる1次パターンの波面(等
位相面)、10は誘電体レンズ4から自由空間に向けて
放射される2次パターンの波面(等位相面)を示してい
る。複数の放射素子2には移相器や増幅器が接続されて
おり、放射素子2の励振位相や励振振幅を変化させるこ
とができる。また、誘電体レンズ4はZ軸5に関して回
転対称の構造であり、平面アレー3の上方半球で覆って
いる。
【0003】次に動作について説明する。放射素子2か
ら放射された電波は、誘電体レンズ4に入射し、屈折し
て透過し、自由空間へ向けて放射される。このとき、光
線の方向は、誘電体レンズ4の媒質の誘電率に応じて屈
折し、同時に行路長が空気中を伝播している場合よりも
長くなる。そのため、1次パターンにおける開口径D1
よりも2次パターンにおける開口径D2 を大きくするこ
とができ、また、1次パターンにおける波面9よりも2
次パターンにおける波面10を傾けることができる。
【0004】電波を走査する場合は、誘電体レンズ4に
よって振幅、位相が変化することを考慮して、放射素子
2の励振振幅、位相を変化させる。誘電体レンズ4のな
い平面アレーアンテナに比べると、D1 <D2 となるこ
とからわかるように、広角方向に電波を向けたときの利
得の向上を図ることができる。
【0005】このようなアンテナ装置において、平面ア
レー3は、2次元に電気的に電波を走査するために、放
射素子2は2次元に配列され、その上、励振振幅、位相
を制御するための移相器や増幅器が各放射素子に必要と
なる。このため、要求利得が高い場合には、開口面積を
大きくしなければならないので、多くの放射素子2が必
要であった。また、広角度範囲にわたり電波を走査する
場合には、グレーティングローブを発生させないよう
に、放射素子2の間隔を狭くしなければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、要求利得が高い場合
には、開口面積を大きくしなければならず、この結果、
多くの放射素子2を必要とし、製造コストが高くなるな
どの課題があった。
【0007】また、広角度範囲にわたりビームを走査す
る場合には、グレーティングローブを発生させないよう
に、放射素子2の間隔を狭くしなければならず、この結
果、放射素子2の数が増加し、製造コストが高くなるな
どの課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、誘電体レンズの断面を収束系レン
ズ形状とし、誘電体レンズおよび給電リニアアレーを傾
けて設置して天頂方向に沿う軸で回軸させることによ
り、放射素子数を低減して低コストとし、広角度範囲に
わたってビーム走査することができるアンテナ装置を得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアンテナ
装置は、一方の断面が中心部を端部よりも厚くして、焦
点を有する収束系レンズ形状であるとともに、上記断面
と直交する断面が一様の厚みを有し、かつ比誘電率が一
定な誘電体レンズと、この誘電体レンズの焦点の位置に
複数の放射素子を一次元に配列し、上記誘電体レンズに
給電する給電リニアアレーと、上記誘電体レンズおよび
上記給電リニアアレーを接地面に対して傾けて支持し、
天頂方向に沿う軸の周りで機械的に回転させる回転機構
と、上記給電リニアアレーを上記軸を含む面内でビーム
走査する励振振幅位相制御回路とを備えたものである。
【0010】この発明に係るアンテナ装置は、一方の断
面が中心部を端部よりも厚くした収束系レンズ形状であ
り、かつ上記断面と直交する断面が中心部を端部より厚
くした焦点距離の長い収束系レンズ形状である誘電体レ
ンズと、この誘電体レンズの焦点の位置に複数の放射素
子を一次元に配列し、上記誘電体レンズに給電する給電
リニアアレーと、上記誘電体レンズおよび上記給電リニ
アアレーを接地面に対して傾けて支持し、天頂方向に沿
う軸の周りで機械的に回転させる回転機構と、上記給電
リニアアレーを上記軸を含む面内でビーム走査する励振
振幅位相制御回路とを備えたものである。
【0011】この発明に係るアンテナ装置は、誘電体レ
ンズは、片側表面を平面にしたものである。
【0012】この発明に係るアンテナ装置は、誘電体レ
ンズは、トーラス形状を有するものである。
【0013】この発明に係るアンテナ装置は、給電リニ
アアレーの両サイドに放射素子を面上に配置した給電ア
レーを備えたものである。
【0014】この発明に係るアンテナ装置は、給電アレ
ーと誘電体レンズとの間に設けられ、一方の断面が端部
を中心部よりも厚くした補助誘電体レンズを備えたもの
である。
【0015】この発明に係るアンテナ装置は、誘電体レ
ンズの誘電率よりも低い誘電率からなる誘電体展開シー
トを、誘電体レンズ表面に沿って全体的に巻き、かつ貼
り付けたものである。
【0016】この発明に係るアンテナ装置は、使用波長
に比べて充分細い複数の金属線、あるいは使用波長に比
べて充分小さな複数の金属パッチを、誘電体レンズ表面
に沿って貼り付けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるア
ンテナ装置を示す構成図、図2はこの発明の実施の形態
1によるアンテナ装置の誘電体レンズと給電リニアアレ
ーとの位置関係を示す斜視図、図3はこの発明の実施の
形態1によるアンテナ装置において誘電体レンズの平
面、正面、および側面を示す構成図である。図におい
て、5は天頂方向に向けたZ軸、6は放射素子2から放
射された電波であるビームの最大走査角ΘS 、7は極座
標系(r、θ、φ)で定義したビームの走査方向θ、8
は極座標系(r、θ、φ)で定義したビームの走査方向
φを示し、図37に示した従来装置と同様に動作する。
【0018】11は素子アンテナ(放射素子)、11’
は複数の素子アンテナ11に供給する電力の励振位相や
励振振幅を変化させる励振振幅位相制御回路、12は素
子アンテナ11を配置している平面、13は誘電体レン
ズの焦点の位置に複数の素子アンテナ11を一次元に配
列し、上記誘電体レンズにビームを走査する給電リニア
アレーであり、送信用または受信用の何れか一方に用い
られる。14は一方の断面が中心部を端部よりも厚く
し、焦点を有する収束系レンズ形状であるとともに、こ
の断面と直交する断面の比誘電率が一定で、かつ一様の
厚みを有する誘電体レンズ、15は誘電体レンズ14を
保持するレンズ支持体である。
【0019】16はZ軸5の周りで駆動する回転機構、
17は誘電体レンズ14の端部のBe−Be’断面、1
8は誘電体レンズ14の中心部のB−B’断面、19は
レンズの端を通過する幾何光学的な光線、20はBe−
Be’断面17およびB−B’断面18と平行な面内に
おける誘電体レンズ14の焦点FB 、21は誘電体レン
ズ14の端部のAe−Ae’断面、22は誘電体レンズ
14の中心部のA−A’断面、23はθ=ΘS /2方向
にビームを向けたときの幾何光学的な光線、24はθ=
ΘS 方向にビームを向けたときの幾何光学的な光線、2
5はθ=0方向にビームを向けたときの幾何光学的な光
線を示す。
【0020】次に動作について説明する。図1を参照し
ながら動作原理について詳細に説明すると、電波などの
ビーム走査範囲は、天頂方向に向けたZ軸5を極軸とす
る極座標系(r、θ、φ)の角度成分によって、0<θ
<ΘS 、−π<θ<πである。θ方向には電気的にビー
ム走査し、φ方向には機械的にビーム走査する。前者の
電気的なビーム走査については、給電リニアアレー13
を固定した状態で、各素子アンテナ11の励振振幅、位
相を制御することによって実現する。誘電体レンズ14
のAe−Ae’断面21、およびA−A’断面22は、
比誘電率を一定、かつ厚みを一定としているので、この
断面内においては誘電体レンズ14への入射波の波面と
このレンズ透過波の波面の曲率半径は変化しない。
【0021】また、ビーム方向を電気的に変化させた場
合には、誘電体レンズ14に対して平行的に向かう光線
23、誘電体レンズ14に対して左斜めに向かう光線2
4、および誘電体レンズ14に対して右斜めに向かう光
線25のように変化する。そのため、この断面での誘電
体レンズ14の直径は、ビームの最大走査角ΘS に対応
して大きくとる必要があるが、誘電体レンズ14および
給電リニアアレー13をΘS /2だけ傾けて配置してい
るので、要求されるビームの最大走査角ΘS に対して電
気的なビーム走査の最大値はΘS /2と半分でよい。
【0022】このため、誘電体レンズ14の直径レンズ
を小さくすることができると同時に、素子アンテナ11
の配列間隔を広くすることができるので、素子アンテナ
11の数を低減でき、さらにビーム走査によって開口面
積が小さくみえることによる利得低下についてもその影
響は小さく、利得低下を抑えることができる。
【0023】一方、誘電体レンズ14の直交する各断面
17、18は、端よりも中心部で厚くして焦点FB をも
たせ、この焦点FB の位置に給電リニアアレー13を設
けている。給電リニアアレー13から放射される電波は
円筒波であり、各断面17、18の面内においては円弧
状の波面となる。この面内では電気的な上記電波である
ビームの走査は行わないので、誘電体レンズ14の透過
波の波面は常にリニアとなり、所定の方向で高い利得が
得られる。したがって、θ方向におけるビーム走査は、
少ない素子数で0<θ<ΘS の範囲を高い利得でもって
電気的に行われる。また、φ方向におけるビーム走査
は、回転機構16によって誘電体レンズ14と給電リニ
アアレー13を一体として機械的に駆動して行われる。
【0024】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査とを組み合わせ、誘電体レ
ンズ14と給電リニアアレー13とを傾けて設置すると
ともに、一方の断面が端部よりも中心部で厚い収束系レ
ンズ形状からなる誘電体レンズ14を用いることによっ
て、素子アンテナ11の数を低減し製品コストを下げる
ことができるとともに、1次元配列にした場合にでも電
気的なビーム走査範囲を広範囲にすることができ、高利
得なビーム走査を可能とすることができるなどの効果が
得られる。
【0025】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるアンテナ装置を示す構成図、図5はこの発明
の実施の形態2によるアンテナ装置の誘電体レンズと給
電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図6はこの
発明の実施の形態2によるアンテナ装置において誘電体
レンズの平面、正面、および側面を示す構成図である。
図において、5、6、7、8は図37に示した従来装置
と同様のものであり、同様の動作をする。また、11、
12、13、15、16、17、18、19、20、2
3、24、25は図1および図3に示した実施の形態1
と同様のものであり、同様の動作をする。
【0026】30は一方の断面が中心部を端部よりも厚
くし、かつ上記断面と直交する断面が焦点距離の長い収
束系レンズ形状の誘電体レンズ、31は誘電体レンズ3
0の端部のAe−Ae’断面、32は誘電体レンズ30
の中心部のA−A’断面である。
【0027】次に動作について説明する。ビーム走査
は、図1に示した実施の形態1と同様に電気的なビーム
走査と機械的なビーム走査の組み合わせによって行う。
誘電体レンズ30の各断面17、18は、図1に示した
実施の形態1と同様であり、焦点を有し、この焦点位置
に給電リニアアレー13を設ける。一方、誘電体レンズ
30のAe−Ae’断面31、A−A’断面32は断面
が焦点距離の長い収束系レンズ形状であり、この断面内
における焦点33は給電リニアアレー13の物理的な位
置とは一致しないが、給電リニアアレー13の放射波の
波面の曲率中心位置と対応するものである。
【0028】Ae−Ae’断面31とA−A’断面32
との、厚みは異なるが、焦点FA からの行路長差の断面
内での分布は、相対的に等しくなるようにしている。こ
の断面内では、素子アンテナ11の励振振幅、位相を制
御してビーム走査し、このときの光線を示したのが2
3、24、25である。幾何光学近似のもとで考える
と、波面の曲率中心はビームの走査に伴い誘電体レンズ
の焦点FA 近傍で変位して、誘電体レンズ30に吹き付
けられる。そして、この断面内でほぼ直線状の波面が得
られ、給電リニアアレー13の開口径よりも大きなレン
ズ開口径に電界が分布し、その後、放射してビーム走査
しても高い利得が得られる。
【0029】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査とを組み合わせ、誘電体レ
ンズ30と給電リニアアレー13とを傾けて設置すると
ともに、一方の断面が端部よりも中心部で厚く、かつ上
記断面と直交する断面が焦点距離の長い収束系レンズ形
状からなる誘電体レンズ30を用いることによって、素
子アンテナ11の数を低減し製品コストを下げることが
できるとともに、1次元配列にした場合にでも電気的な
ビーム走査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビ
ーム走査を可能とすることができるなどの効果が得られ
る。
【0030】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるアンテナ装置を示す構成図、図8はこの発明
の実施の形態3によるアンテナ装置の誘電体レンズと給
電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図9はこの
発明の実施の形態3によるアンテナ装置において誘電体
レンズの平面、正面、および側面を示す構成図である。
図において、5、6、7、8は図37に示した従来装置
と同様のものであり、同様の動作をする。また、11、
12、13、15、16、19、20、23、24、2
5は図1および図3に示した実施の形態1と同様のもの
であり、同様の動作をする。
【0031】34は一方の断面が中心部を端部よりも厚
くし、かつこの断面と直交する断面の厚みが一様な収束
系レンズ形状で、外側表面を平面にした誘電体レンズ、
35は誘電体レンズ34の端部のBe−Be’断面、3
6は誘電体レンズ34の中心部のB−B’断面、37は
誘電体レンズ34の端部のAe−Ae’断面、38は誘
電体レンズ34の中心部のA−A’断面を示す。
【0032】次に動作について説明する。誘電体レンズ
34のBe−Be’断面35、B−B’断面36は、図
1に示した実施の形態1と形状は異なるが焦点をもち、
この焦点位置に給電リニアアレー13を設ける。一方、
誘電体レンズ34のAe−Ae’断面37、A−A’断
面38は断面が厚みの一定な形状であり、この断面内に
おける給電リニアアレー13の放射波の波面は、図1に
示した実施の形態1と同様に入射波と透過波でほとんど
変化しない。誘電体レンズ34の外側表面を平面にして
いるので、加工が容易である。電波走査に関わる電気的
な動作原理は、図1に示した実施の形態1と同様であ
る。
【0033】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査とを組み合わせ、誘電体レ
ンズ34と給電リニアアレー13とを傾けて設置すると
ともに、一方の断面が端部よりも中心部で厚く、かつこ
の断面と直交する断面の厚みが一様で、外側表面を平面
にした誘電体レンズ34を用いることによって、素子ア
ンテナ11の数を低減し製品コストを下げることができ
るとともに、1次元配列にした場合にでも電気的なビー
ム走査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビーム
走査を可能とすることができるなどの効果が得られる。
【0034】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4によるアンテナ装置を示す構成図、図11はこの
発明の実施の形態4によるアンテナ装置の誘電体レンズ
と給電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図12
はこの発明の実施の形態4によるアンテナ装置において
誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す構成図で
ある。図において、5、6、7、8は図37に示した従
来装置と同様のものであり、同様の動作をする。また、
11、12、13、15、16、19、20、23、2
4、25は図1および図3に示した実施の形態1と同様
の動作をする。
【0035】31、32、33は図6に示した実施の形
態2と同様な動作をし、35、36は図9に示した実施
の形態3と同様のものであり、同様の動作をする。39
は一方の断面が中心部を端部よりも厚くし、かつこの断
面と直交する断面が焦点距離の長い収束系レンズ形状で
あり、外側表面が平面な誘電体レンズである。
【0036】次に動作について説明する。誘電体レンズ
39のBe−Be’断面35およびB−B’断面36
は、図9と同様に焦点をもち、この面内では実施の形態
3と同様の効果がある。また、誘電体レンズ39のAe
−Ae’断面31、A−A’断面32は図6と同様であ
り、実施の形態2と同様に焦点33は給電リニアアレー
13の放射波の波面の曲率中心位置と対応するもので同
様の動作原理である。また、誘電体レンズ39の外側表
面を平面にしているので、加工が容易である。
【0037】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査を組み合わせ、誘電体レン
ズ39と給電リニアアレー13とを傾けて設置するとと
もに、一方の断面が端部よりも中心部で厚く、かつ上記
断面と直交する断面が焦点距離の長い収束系レンズ形状
であり、外側表面が平面な誘電体レンズ39を用いるこ
とによって、素子アンテナ11の数を低減し製品コスト
を下げることができるとともに、1次元配列にした場合
にでも電気的なビーム走査範囲を広範囲にすることがで
き、高利得なビーム走査を可能とすることができるなど
の効果が得られる。
【0038】実施の形態5.図13はこの発明の実施の
形態5によるアンテナ装置を示す構成図、図14はこの
発明の実施の形態5によるアンテナ装置の誘電体レンズ
と給電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図15
はこの発明の実施の形態5によるアンテナ装置において
誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す構成図で
ある。図において、5、6、7、8は図37に示した従
来装置と同様のものであり、同様の動作をする。
【0039】11、12、13、15、16、18、2
0は図1および図3に示した実施の形態1と同様のもの
であり、同様の動作をする。40は一方の断面が中心部
を端部よりも厚くし、かつこの断面と直交する断面の厚
みが一定でトーラス形状を有する誘電体レンズであり、
図1に示した実施の形態1と同様に入射波と透過波でほ
とんど変化しない。41は誘電体レンズ40の中心部に
おいて走査方向と水平なA−A’断面である。
【0040】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査を組み合わせ、誘電体レン
ズ40と給電リニアアレー13とを傾けて設置するとと
もに、一方の断面が端部よりも中心部で厚く、かつこの
断面と直交する断面の厚みが一定でトーラス形状を有す
る誘電体レンズ40を用いることによって、素子アンテ
ナ11の数を低減し製品コストを下げることができると
ともに、1次元配列にした場合にでも電気的なビーム走
査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビーム走査
を可能とすることができるなどの効果が得られる。
【0041】実施の形態6.図16はこの発明の実施の
形態6によるアンテナ装置を示す構成図、図17はこの
発明の実施の形態6によるアンテナ装置の誘電体レンズ
と給電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図18
はこの発明の実施の形態6によるアンテナ装置において
誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す構成図で
ある。図において、42は給電リニアアレー13の両サ
イドに放射素子を面上に配置した平面アレー給電系(給
電アレー)であり、誘電体レンズ34がない場合、励振
振幅位相を制御して所定の方向に高い利得で放射パター
ンを得ることができる。ここで、給電リニアアレー13
を送信用の放射素子とすると、平面アレー給電系42は
受信用の放射素子とする。
【0042】5、6、7、8は図37に示した従来装置
と同様のものであり、同様の動作をする。また、11、
12、13、15、16、19、20、23、24、2
5は図1および図3に示した実施の形態1と同様、3
4、35、36、37、38は図7および図9に示した
実施の形態3と同様のものであり、同様の動作をする。
【0043】次に動作について説明する。給電リニアア
レー13から放射される電波は、図7に示した実施の形
態3と同様の動作で、誘電体レンズ34を透過して放射
される。一方、平面アレー給電系42は、誘電体レンズ
34がない場合、励振振幅位相を制御して所定の方向に
高い利得で放射パターンを得ることができ、誘電体レン
ズ34がある場合、誘電体レンズ34の厚みの分布に応
じて行路長差が変化して誘電体レンズ34の開口面分布
が変化する。
【0044】そのため、Be−Be’断面35およびB
−B’断面36に示す断面方向においては、厚みの変化
によって開口面分布が変化するので、それを補償するよ
うに励振振幅位相を制御する。一方、Ae−Ae’断面
37およびA−A’断面38に示す断面方向において
は、厚みは一定であるので、励振振幅位相の制御は必要
としない。これによって、誘電体レンズ34を給電リニ
アアレー13と平面アレー給電系42とで共有して広角
度範囲にわたりビームを走査することが可能となる。
【0045】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、誘電体レンズ34を給電リニアアレー13と平面ア
レー給電系42とで送受信共有して広角度範囲にわたり
電波などのビームを走査することにより、送信用アンテ
ナおよび受信用アンテナを別々に設けるより、素子アン
テナ11の数を低減し製品コストを下げることができる
とともに、1次元配列にした場合にでも電気的なビーム
走査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビーム走
査を可能とすることができるなどの効果が得られる。
【0046】実施の形態7.図19はこの発明の実施の
形態7によるアンテナ装置のアレー給電系を示す平面
図、図20はこの発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。図21
はこの発明の実施の形態7によるアンテナ装置のその他
のアレー給電系を示す平面図である。図22はこの発明
の実施の形態7によるアンテナ装置のその他のアレー給
電系を示す平面図である。図23はこの発明の実施の形
態7によるアンテナ装置のその他のアレー給電系を示す
平面図である。図24はこの発明の実施の形態7による
アンテナ装置のその他のアレー給電系を示す平面図であ
る。
【0047】図において、43は送信用リニアアレー給
電系(給電リニアアレー)、44は受信用アレー給電系
(給電アレー)であり、これによって、送受共用のレン
ズアンテナ装置を得ることができる。なお、送受信逆の
構成ももちろん可能である。また、45は高周波数帯用
リニアアレー給電系(給電リニアアレー)、46は低周
波数帯用平面アレー給電系(給電アレー)であり、これ
によって、広帯域なレンズアンテナ装置を得ることがで
きる。さらに、47は方形パッチからなるリニアアレー
給電系(給電リニアアレー)、48は方形パッチからな
る3角配列平面アレー給電系(給電アレー)であり、4
9は方形パッチを3角配列した一部のサブアレー給電系
(給電リニアアレー)、50は方形パッチを3角配列し
た一部のサブ平面アレー給電系(給電アレー)であり、
3角配列のアレー給電系を用いても同様に動作する。
【0048】さらに、51は円形パッチからなるリニア
アレー給電系(給電リニアアレー)、52は円形パッチ
からなる3角配列平面アレー給電系(給電アレー)であ
り、53は円形パッチを3角配列した一部のサブアレー
給電系(給電リニアアレー)、54は円形パッチを3角
配列した一部のサブ平面アレー給電系(給電アレー)で
あり、円形パッチを用いても同様に動作する。
【0049】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、誘電体レンズ34をリニアアレー給電系(送信用リ
ニアアレー給電系43,高周波数帯用リニアアレー給電
系45,方形パッチからなるリニアアレー給電系47,
方形パッチを3角配列した一部のサブアレー給電系4
9,円形パッチからなるリニアアレー給電系51,円形
パッチを3角配列した一部のサブアレー給電系53)
と、平面アレー給電系(受信用平面アレー給電系44,
低周波数帯用平面アレー給電系46,方形パッチからな
る3角配列平面アレー給電系48,方形パッチを3角配
列した一部のサブ平面アレー給電系50,円形パッチか
らなる3角配列平面アレー給電系52,円形パッチを3
角配列した一部のサブ平面アレー給電系54)とで送受
信共有して広角度範囲にわたりビームを走査することに
より、素子アンテナ11の数を低減し製品コストを下げ
ることができるとともに、1次元配列にした場合にでも
電気的なビーム走査範囲を広範囲にすることができ、高
利得なビーム走査を可能とすることができるなどの効果
が得られる。
【0050】実施の形態8.図25はこの発明の実施の
形態8によるアンテナ装置を示す構成図、図26はこの
発明の実施の形態8によるアンテナ装置の誘電体レンズ
と給電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図27
はこの発明の実施の形態8によるアンテナ装置において
誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す構成図で
ある。図28はこの発明の実施の形態8によるアンテナ
装置のアレー給電系を示す平面図、図29はこの発明の
実施の形態8によるアンテナ装置のその他のアレー給電
系を示す平面図である。
【0051】図において、5、6、7、8は図37に示
した従来装置と同様のものであり、同様の動作をする。
また、11、12、13、15、16、19、20、2
3、24、25は図1および図3に示した実施の形態1
と同様、34、35、36、37、38は図7および図
9に示した実施の形態3と同様のものであり、同様の動
作をする。55は給電リニアアレー13の両サイドに放
射素子を面上に配置した平面1次元アレー給電系(給電
アレー)である。43は送信用リニアアレー給電系、5
6は受信用平面1次元アレー給電系を示し、送受共用レ
ンズアンテナ装置を得ることができる。45は高周波数
帯用リニアアレー給電系、57は低周波数帯用平面1次
元アレー給電系を示し、広帯域レンズアンテナ装置を得
ることができる。
【0052】次に動作について説明する。Be−Be’
断面35およびB−B’断面36に示す断面方向におい
ては、電気的にはビーム走査しないので、平面1次元ア
レー給電系55のように1列に並べたアレー給電系によ
って、図18に示した実施の形態6と同様に動作し、同
様の効果を得ることができる。
【0053】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査を組み合わせ、誘電体レン
ズ34と平面1次元アレー給電系55とを傾けて設置す
るとともに、一方の断面が端部よりも中心部で厚い収束
系レンズ形状を有する誘電体レンズ34を用いるととも
に、誘電体レンズ34をリニアアレー給電系と平面1次
元アレー給電系55とで送受信共有して広角度範囲にわ
たりビームを走査することにより、素子アンテナ11の
数を低減し製品コストを下げることができるとともに、
1次元配列にした場合にでも電気的なビーム走査範囲を
広範囲にすることができ、高利得なビーム走査を可能と
することができるなどの効果が得られる。
【0054】実施の形態9.図30はこの発明の実施の
形態9によるアンテナ装置を示す構成図、図31はこの
発明の実施の形態9によるアンテナ装置の誘電体レンズ
と給電リニアアレーとの位置関係を示す斜視図、図32
はこの発明の実施の形態9によるアンテナ装置において
誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す構成図で
ある。図において、5、6、7、8は図37に示した従
来装置と同様のものであり、同様の動作をする。また、
11、12、13、15、16、19、20、23、2
4、25は図1および図3に示した実施の形態1と同様
の動作をする。34、35、36、37、38は図7お
よび図9に示した実施の形態3と同様の動作をする。4
2は図18に示した実施の形態6と同様ののものであ
り、同様の動作をする。58は一方の断面が中心部より
も端部で厚い補助誘電体レンズであり、平面アレー給電
系42と誘電体レンズ34との間に設けたものである。
【0055】次に動作について説明する。給電リニアア
レー13から放射される電波は、補助誘電体レンズ58
の中心部のほぼ厚みの一定な誘電体部に吹きつけられて
透過し、誘電体レンズ34を透過して放射される。補助
誘電体レンズ58による影響は、厚みがほぼ一定である
ことから無視できるほど小さい。一方、平面アレー給電
系42から放射される電波については、平面波に近い波
が補助誘電体レンズ58に入射し、屈折して球面波に変
換され、さらに誘電体レンズ34に入射して屈折し、平
面波に変換される。補助誘電体レンズ58は、給電リニ
アアレー13に対しては電気的な影響は無視できるほど
小さいが、平面アレー給電系42に対しては、利得を向
上させる効果がある。
【0056】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、2次元のビーム走査は、電気的な1次元ビーム走査
と機械的な1次元ビーム走査を組み合わせ、誘電体レン
ズ34と平面1次元アレー給電系55とを傾けて設置す
るとともに、一方の断面が端部よりも中心部で厚い収束
系レンズ形状を有する誘電体レンズ34を用いるととも
に、一方の断面が中心部よりも端部で厚い補助誘電体レ
ンズ58を平面アレー給電系42と誘電体レンズ34と
の間に設けたので、素子アンテナ11の数を低減し製品
コストを下げることができるとともに、1次元配列にし
た場合にでも電気的なビーム走査範囲を広範囲にするこ
とができ、高利得なビーム走査を可能とすることができ
るなどの効果が得られる。
【0057】実施の形態10.図33はこの発明の実施
の形態10によるアンテナ装置を示す構成図、図34は
この発明の実施の形態10によるアンテナ装置の誘電体
単層レンズを示す断面図、図35はこの発明の実施の形
態10によるアンテナ装置の誘電体単層レンズを示す断
面図であり、図において、13は給電リニアアレー、6
0は誘電体単層レンズ(誘電体レンズ)、61は誘電体
単層レンズ60の誘電率よりも低い誘電率からなる誘電
体展開シートであり、この誘電体展開シート61を誘電
体単層レンズ60の表面に沿って全体的に巻き、かつ貼
り付け、自由空間と誘電体単層レンズ60の比誘電率の
違いに対して整合をとるための整合層として動作させる
ものである。この誘電体展開シート61は平面で厚みの
一様なものを製造し、誘電体単層レンズ60が柱体であ
ることから容易に完全に貼り付けることが可能である。
62は別の形状の誘電体単層レンズ(誘電体レンズ)で
あり、柱体であることから同様に貼り付けることができ
る。
【0058】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、誘電体単層レンズ60の誘電率よりも低い誘電率か
らなる誘電体展開シート61を誘電体単層レンズ60の
表面に沿って全体的に巻き、かつ貼り付けることによ
り、素子アンテナ11の数を低減し製品コストを下げる
ことができ、1次元配列にした場合にでも電気的なビー
ム走査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビーム
走査を可能とすることができるとともに、自由空間と誘
電体単層レンズ60の比誘電率の違いに対して整合をと
るための整合層として動作させることができるなどの効
果が得られる。
【0059】実施の形態11.図36はこの発明の実施
の形態11によるアンテナ装置を示す構成図であり、図
において、13は給電リニアアレー、34は誘電体レン
ズ、63は使用波長に比べて細い複数の金属線、あるい
は使用波長に比べて小さな複数の金属パッチであり、こ
の複数の金属パッチ63を誘電体レンズ34の表面に沿
って貼り付けたものである。なお、波長に比べて充分小
さな微小金属線を付けた場合でも同様に整合層として動
作し、同様の効果を得ることができる。
【0060】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、使用波長に比べて細い複数の金属線、あるいは使用
波長に比べて小さな複数の金属パッチ63を誘電体レン
ズ34の表面に沿って貼り付けたことにより、素子アン
テナ11の数を低減し製品コストを下げることができ、
1次元配列にした場合にでも電気的なビーム走査範囲を
広範囲にすることができ、高利得なビーム走査を可能と
することができるとともに、微小金属パッチ63は自由
空間と誘電体単層レンズ60の比誘電率の違いに対して
整合をとるための整合層として動作させることができる
などの効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一方
の断面が中心部を端部よりも厚くし、焦点を有する収束
系レンズ形状であるとともに、上記断面と直交する断面
の比誘電率が一定で、かつ一様の厚みを有した誘電体レ
ンズと、この誘電体レンズの焦点の位置に複数の放射素
子を一次元に配列し、誘電体レンズに給電する給電リニ
アアレーと、誘電体レンズおよび給電リニアアレーを接
地面に対して傾けて支持し、天頂方向に沿う軸の周りで
機械的に回転させる回転機構と、給電リニアアレーを上
記軸を含む面内でビーム走査する励振振幅位相制御回路
とを備えるように構成したので、放射素子の数を低減し
製品コストを下げることができるとともに、1次元配列
にした場合にでも電気的なビーム走査範囲を広範囲にす
ることができ、高利得なビーム走査を可能とすることが
できる効果がある。
【0062】この発明によれば、一方の断面が中心部を
端部の断面よりも厚くし、かつ上記断面と直交する断面
が中心部を端部よりも厚くした焦点距離の長い収束系レ
ンズ形状である誘電体レンズと、この誘電体レンズの焦
点の位置に複数の放射素子を一次元に配列し、誘電体レ
ンズに給電する給電リニアアレーと、誘電体レンズおよ
び給電リニアアレーを接地面に対して傾けて支持し、天
頂方向に沿う軸の周りで機械的に回転させる回転機構
と、給電リニアアレーを上記軸を含む面内でビーム走査
する励振振幅位相制御回路とを備えるように構成したの
で、放射素子の数を低減し製品コストを下げることがで
きるとともに、1次元配列にした場合にでも電気的なビ
ーム走査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビー
ム走査を可能とすることができる効果がある。
【0063】この発明によれば、誘電体レンズは、片側
表面を平面にするように構成したので、放射素子の数を
低減し製品コストを下げることができるとともに、1次
元配列にした場合にでも電気的なビーム走査範囲を広範
囲にすることができ、高利得なビーム走査を可能とする
ことができる効果がある。
【0064】この発明によれば、誘電体レンズは、トー
ラス形状を有するように構成したので、放射素子の数を
低減し製品コストを下げることができるとともに、1次
元配列にした場合にでも電気的なビーム走査範囲を広範
囲にすることができ、高利得なビーム走査を可能とする
ことができる効果がある。
【0065】この発明によれば、給電リニアアレーの両
サイドに放射素子を面上に配置した給電アレーを備える
ように構成したので、放射素子の数を低減し製品コスト
を下げることができるとともに、1次元配列にした場合
にでも電気的なビーム走査範囲を広範囲にすることがで
き、高利得なビーム走査を可能とすることができる効果
がある。
【0066】この発明によれば、給電アレーと誘電体レ
ンズとの間に設けられ、一方の断面が端部を中心部より
も厚くした補助誘電体レンズを備えたので、放射素子の
数を低減し製品コストを下げることができるとともに、
1次元配列にした場合にでも電気的なビーム走査範囲を
広範囲にすることができ、高利得なビーム走査を可能と
することができる効果がある。
【0067】この発明によれば、誘電体レンズの誘電率
よりも低い誘電率からなる誘電体展開シートを、誘電体
レンズ表面に沿って全体的に巻き、かつ貼り付けるよう
に構成したので、放射素子の数を低減し製品コストを下
げることができ、1次元配列にした場合にでも電気的な
ビーム走査範囲を広範囲にすることができ、高利得なビ
ーム走査を可能とすることができるとともに、自由空間
と誘電体単層レンズとの比誘電率の違いに対して整合を
とるための整合層として動作させることができる効果が
ある。
【0068】この発明によれば、使用波長に比べて充分
細い複数の金属線、あるいは使用波長に比べて充分小さ
な複数の金属パッチを、誘電体レンズ表面に沿って貼り
付けるように構成したので、放射素子の数を低減し製品
コストを下げることができ、1次元配列にした場合にで
も電気的なビーム走査範囲を広範囲にすることができ、
高利得なビーム走査を可能とすることができるととも
に、微小金属パッチは自由空間と誘電体単層レンズの比
誘電率の違いに対して整合をとるための整合層として動
作させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置
の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示す
斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるアンテナ装置
において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す
構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置
を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置
の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示す
斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるアンテナ装置
において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す
構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置
を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置
の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示す
斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるアンテナ装置
において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示す
構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態4によるアンテナ装
置を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態4によるアンテナ装
置の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示
す斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態4によるアンテナ装
置において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示
す構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態5によるアンテナ装
置を示す構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態5によるアンテナ装
置の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示
す斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態5によるアンテナ装
置において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示
す構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態6によるアンテナ装
置を示す構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態6によるアンテナ装
置の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示
す斜視図である。
【図18】 この発明の実施の形態6によるアンテナ装
置において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示
す構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のアレー給電系を示す平面図である。
【図20】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。
【図21】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。
【図22】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。
【図23】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。
【図24】 この発明の実施の形態7によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。
【図25】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装
置を示す構成図である。
【図26】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装
置の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示
す斜視図である。
【図27】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装
置において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示
す構成図である。
【図28】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装
置のアレー給電系を示す平面図である。
【図29】 この発明の実施の形態8によるアンテナ装
置のその他のアレー給電系を示す平面図である。
【図30】 この発明の実施の形態9によるアンテナ装
置を示す構成図である。
【図31】 この発明の実施の形態9によるアンテナ装
置の誘電体レンズと給電リニアアレーとの位置関係を示
す斜視図である。
【図32】 この発明の実施の形態9によるアンテナ装
置において誘電体レンズの平面、正面、および側面を示
す構成図である。
【図33】 この発明の実施の形態10によるアンテナ
装置を示す構成図である。
【図34】 この発明の実施の形態10によるアンテナ
装置の誘電体単層レンズを示す断面図である。
【図35】 この発明の実施の形態10によるアンテナ
装置の誘電体単層レンズを示す断面図である。
【図36】 この発明の実施の形態11によるアンテナ
装置を示す構成図である。
【図37】 例えば、実開昭64−47109号に開示
された従来の誘電体レンズ付き平面アレーアンテナ装置
の断面図および平面アレーの概観図である。
【符号の説明】
11 素子アンテナ(放射素子)、11’ 励振振幅位
相制御回路、13 給電リニアアレー、14,30,3
4,39,40 誘電体レンズ、16 回転機構、42
平面アレー給電系(給電アレー)、43 送信用リニ
アアレー給電系(給電リニアアレー)、44 受信用平
面アレー給電系(給電アレー)、45高周波数帯用リニ
アアレー給電系(給電リニアアレー)、46 低周波数
帯用平面アレー給電系(給電アレー)、47 方形パッ
チからなるリニアアレー給電系(給電リニアアレー)、
48 方形パッチからなる3角配列平面アレー給電系
(給電アレー)、49 方形パッチを3角配列した一部
のサブアレー給電系(給電リニアアレー)、50 方形
パッチを3角配列した一部のサブ平面アレー給電系(給
電アレー)、51 円形パッチからなるリニアアレー給
電系(給電リニアアレー)、52 円形パッチからなる
3角配列平面アレー給電系(給電アレー)、53 円形
パッチを3角配列した一部のサブアレー給電系(給電リ
ニアアレー)、54 円形パッチを3角配列した一部の
サブ平面アレー給電系(給電アレー)、55 平面1次
元アレー給電系(給電アレー)、58 補助誘電体レン
ズ、60,62 誘電体単層レンズ(誘電体レンズ)、
61 誘電体展開シート、63金属パッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦崎 修治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小西 善彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J020 AA02 BB01 BB08 BC13 BD03 CA02 CA04 DA03 DA04 DA10 5J021 AA05 AA09 AB06 CA03 DA02 DA04 DA05 DA07 DB02 DB03 FA06 FA20 FA32 HA05 HA07 JA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の断面が中心部を端部よりも厚くし
    て、焦点を有する収束系レンズ形状であるとともに、上
    記断面と直交する断面が一様の厚みを有し、かつ比誘電
    率が一定な誘電体レンズと、 この誘電体レンズの焦点の位置に複数の放射素子を一次
    元に配列し、上記誘電体レンズに給電する給電リニアア
    レーと、 上記誘電体レンズおよび上記給電リニアアレーを接地面
    に対して傾けて支持し、天頂方向に沿う軸の周りで機械
    的に回転させる回転機構と、上記給電リニアアレーを上
    記軸を含む面内でビーム走査する励振振幅位相制御回路
    とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 一方の断面が中心部を端部よりも厚くし
    た収束系レンズ形状であり、かつ上記断面と直交する断
    面が中心部を端部より厚くした焦点距離の長い収束系レ
    ンズ形状である誘電体レンズと、 この誘電体レンズの焦点の位置に複数の放射素子を一次
    元に配列し、上記誘電体レンズに給電する給電リニアア
    レーと、 上記誘電体レンズおよび上記給電リニアアレーを接地面
    に対して傾けて支持し、天頂方向に沿う軸の周りで機械
    的に回転させる回転機構と、上記給電リニアアレーを上
    記軸を含む面内でビーム走査する励振振幅位相制御回路
    とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 誘電体レンズは、片側表面を平面にした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアンテ
    ナ装置。
  4. 【請求項4】 誘電体レンズは、トーラス形状であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のアンテナ
    装置。
  5. 【請求項5】 給電リニアアレーの両サイドに放射素子
    を面上に配置した給電アレーを備えたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 給電アレーと誘電体レンズとの間に設け
    られ、一方の断面が端部を中心部よりも厚くした補助誘
    電体レンズを備えたことを特徴とする請求項5記載のア
    ンテナ装置。
  7. 【請求項7】 誘電体レンズの誘電率よりも低い誘電率
    からなる誘電体展開シートを、上記誘電体レンズ表面に
    沿って全体的に巻き、かつ貼り付けたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 使用波長に比べて充分細い複数の金属
    線、あるいは使用波長に比べて充分小さな複数の金属パ
    ッチを、誘電体レンズ表面に沿って貼り付けたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のアンテナ装置。
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