JP2000295054A - 出力電力制御回路及び送信回路 - Google Patents

出力電力制御回路及び送信回路

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JP2000295054A
JP2000295054A JP11103544A JP10354499A JP2000295054A JP 2000295054 A JP2000295054 A JP 2000295054A JP 11103544 A JP11103544 A JP 11103544A JP 10354499 A JP10354499 A JP 10354499A JP 2000295054 A JP2000295054 A JP 2000295054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変動や経時変化に伴う出力変動を抑圧
し、又、トラフィックの変動に呼応して出力電力を制御
することができる出力電力制御回路を提供する。 【解決手段】 出力電力制御の対象である被制御部の入
力を分岐する第一の分岐素子と、出力電力制御の対象で
ある該被制御部の出力を分岐する第二の分岐素子と、該
第一の分岐素子の出力を二乗検波する第一の二乗検波回
路と、該第二の分岐素子の出力を二乗検波する第二の二
乗検波回路と、該第一の二乗検波回路の出力を対数増幅
する第一の対数増幅器と、該第二の二乗検波回路の出力
を対数増幅する第二の対数増幅器と、該第一及び第二の
対数増幅器の出力を差をとる差分生成回路と、該差分生
成回路の出力と基準電圧の差を生成する制御電圧生成回
路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電力制御回路
に係り、特に、温度変動や経時変化に伴う出力変動を抑
圧し、又、トラフィックの変動に呼応して出力電力を制
御することができる出力電力制御回路に関する。
【0002】無線通信は自由空間に電波を放射して二地
点間や多地点間の通信を行なう方式であるので、自身の
チャネルの信号以外は全て自身のチャネルの通信を阻害
する成分であり、同時に、自身のチャネルの信号もまた
他のチャネルの信号に対しては通信を阻害する成分とな
っている。
【0003】周波数分割多重通信方式の場合、ろ波器を
使用して自身のチャネルに割り当てられた周波数と他の
チャネルに割り当てられた周波数とを分離している。使
用するろ波器の特性が安定しているものとすれば、自身
のチャネルに割り当てられた周波数を抽出するろ波器を
通過する他のチャネルの信号成分のレベルは、他のチャ
ネルのキャリア周波数の確度と出力電力に依存する。
【0004】従って、周波数分割多重通信の場合は、通
信品質を高く保つにはキャリア周波数の安定化と出力電
力の安定化が必須要件となる。
【0005】ところで、無線通信の歴史の中では比較的
最近のことであるが、拡散符号と呼ばれる擬似ランダム
符号によって送信信号の周波数成分を広い周波数帯域に
拡散して単位周波数帯域当たりの電力を微小化し、複数
の通話信号を互いに直交する(相関性が低いという意味
である。)拡散符号によって拡散することによって単一
のキャリアを使用して多重通信を行なう、符号分割多重
アクセス(Code Divi-sion Multiple Access; 略してC
DMAと呼ばれる。)方式の通信が実用化されている。
【0006】符号分割多重アクセス方式の通信は、元々
擬似ランダム符号である拡散符号によって送信信号の周
波数成分を広い周波数帯域に拡散して送信し、受信側で
送信側と同じ拡散符号によって逆拡散して送信信号を復
元するために秘匿性に優れており、近い将来、符号分割
多重アクセス方式が移動通信の主流方式になろうとして
いる。
【0007】この符号分割多重アクセス方式における受
信信号の中には、自身のチャネルの信号に対して通信を
阻害する他の複数のチャネルの信号が、総合レベルとし
ては自身のチャネルの信号以上に含まれている。その中
から自身のチャネルの送信信号を抽出するために、受信
信号を送信側で使用した拡散符号と同一の拡散符号によ
って逆拡散する訳である。
【0008】この時、各チャネルに割り当てられる拡散
符号のビット数が有限であるために、各々の拡散符号の
間の相関が完全には0ではなく、微視的には他のチャネ
ルの拡散された信号と自身の拡散符号との間で相関がと
れることがある。このため、逆拡散して得られる信号は
自身のチャネルの送信信号の他に他チャネルの信号に起
因する不要成分を含んでいる。
【0009】この不要成分は、複数のチャネルの独立な
拡散符号によって拡散された信号を自身の拡散符号で逆
拡散した信号の集積であるから、近似的には雑音として
扱うことができる。
【0010】ここで、この雑音レベルは他のチャネルの
スペクトル強度に依存する。例えば、複数のチャネルの
中に極端に高いレベルで送信しているチャネルが一つあ
っても、その他のチャネルにとっては信号対雑音比の低
下につながる。
【0011】つまり、各チャネルの出力電力と符号分割
多重アクセス方式におけるチャネル容量には密接な関係
がある。従って、符号分割多重アクセス方式において
も、出力電力の安定化が重要である。
【0012】そして、完全に出力電力を安定化するに
は、出力電力の初期設定を正確に行なうだけではなく、
温度変動に伴う出力電力の変動及び経時変化に伴う出力
電力の変動の双方を抑圧することが重要である。
【0013】更に、符号分割多重アクセス方式の通信シ
ステムにおいては、通信をしているチャネル数が少なく
て通信システム総合の送信電力が許容される総合の送信
電力より小さい時にはチャネル当たりの送信電力を一定
に保つこと、即ち、通信チャネル数に比例したレベルで
送信することも必要である。
【0014】従って、無線通信全体を通して見ると、温
度変動や経時変化に伴う出力変動を抑圧し、又、トラフ
ィックの変動に呼応して出力電力を制御することができ
る出力電力制御回路の実現が強く要請されている。
【0015】
【従来の技術】図15は、従来の出力電力制御回路であ
る。
【0016】図15において、101は入力増幅器、1
02は出力増幅器、103は可変利得増幅器、104は
制御電圧生成回路である。
【0017】そして、該入力増幅器101、可変利得増
幅器103及び出力増幅器102が出力電力の制御を受
ける主信号部(以降、被制御部と呼ぶことにする。)の
一部を構成し、該可変利得増幅器103及び該制御電圧
生成回路104が出力電力制御部を構成する。
【0018】図15の構成においては、該制御電圧生成
回路104にPINダイオードやサーミスタなどの電圧
・電流特性に温度特性を有する素子を使用し、被制御部
の温度・利得特性を相殺できる電圧を生成して該可変利
得増幅器103に供給し、該可変利得増幅器103の利
得を制御することによって温度変動に伴う利得の変動を
抑圧している。
【0019】図18は、従来の送信回路の概略構成であ
る。
【0020】図18において、105は入力されるベー
スバンド信号を伝送に適した形態の信号に変換するベー
スバンド変調回路(図では、B.B変調回路と標記して
いるが、同一のものである。)、106は該ベースバン
ド変調回路105の出力を通常は2段の周波数変換を行
なうことによって無線伝送に適した周波数に変換する無
線周波変調回路、107は該無線周波変調回路106の
出力を十分なレベルに増幅する電力増幅回路、108は
該電力増幅回路の出力を空間に放射するアンテナで、こ
れらの構成要素によって送信回路が構成される。そし
て、出力電力制御回路は該無線周波変調回路106の一
部を構成することが多い。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】図16は、従来の技術
の問題点(その1)を説明する図である。
【0022】図16において、横軸は温度、縦軸は利得
である。
【0023】又、符号aを付してある利得・温度特性は
被制御部の温度・利得特性の逆特性である、出力電力制
御回路に要求される利得・温度特性であり、符号bを付
してある利得・温度特性は図15の制御電圧生成回路1
04が供給する電圧によって制御される図15の可変利
得増幅器103の利得・温度特性である。
【0024】ここで説明したい問題点は、一般的に被制
御部に要求される温度・利得特性は非直線特性であり、
図15の制御電圧生成回路104が供給する電圧によっ
て制御される図15の可変利得増幅器103の利得・温
度特性を広い温度範囲でそれに一致させることが困難な
点である。
【0025】即ち、第一の問題点は、図15の構成によ
っては、特定の温度範囲に対して温度補償を確度よく行
なうことができるが、広い温度範囲に対しては温度補償
を確度が低いということである。これは、温度補償例で
ある図16において、常温付近では温度補償の確度が高
く、低温及び高温側で温度補償の確度が低いことで示さ
れている。
【0026】図17は、従来の技術の問題点(その2)
を説明する図である。
【0027】図17において、横軸は温度、縦軸は利得
である。
【0028】又、符号a−1乃至符号a−3を付してあ
る利得・温度特性は被制御部の温度特性に個体差がある
場合に、出力電力制御回路に要求される利得・温度特性
であり、符号bを付してある利得・温度特性は図15の
制御電圧生成回路104が供給する電圧によって制御さ
れる図15の被制御部の利得・温度特性である。
【0029】ここで説明したい問題点は、一般的に被制
御部の温度・利得特性には個体差があり、それを図15
の制御電圧生成部104が供給する電圧によって可変利
得増幅器103の利得を制御する場合、特定の被制御部
について温度補償を比較的確度よく補償できても、全て
の被制御部については温度補償を確度よく補償すること
は困難であるということである。
【0030】即ち、第二の問題点は、図15の構成によ
っては、被制御部の個体差を全て吸収することが困難な
点である。
【0031】又、第三の問題点は、図15の構成は電圧
・電流特性に温度特性がある素子を使用して被制御部の
温度・利得特性を補償しようとするものであるが、使用
される素子の温度特性に個体差がある場合、それを吸収
して温度補償することが困難な点である。
【0032】尚、上記では温度補償のみについて記載し
ているが、経時変化の補償についても図15の構成では
極めて困難である。
【0033】更に、第四の問題点は、特に符号分割多重
アクセス方式において、トラフィックの輻輳状態に合わ
せて(同時に通信するチャネル数の増減に合わせて)出
力電力を制御する場合、通話チャネルが少なくて出力電
力が入力電力に比例してよい範囲はよいが、トラフィッ
クが輻輳して通信システム総合の送信電力が通信システ
ムに許容される総合の送信電力を越える範囲では送信電
力を抑圧することが難しいという点である。
【0034】本発明は、かかる問題点に鑑み、被制御部
や出力電力制御部の個体差も含めて温度変動や経時変化
に伴う出力電力変動を抑圧し、又、トラフィックの変動
に呼応して出力電力を制御することができる出力電力制
御回路を提供することを目的とする。
【0035】先にも記載したように、出力電力制御回路
は図18の無線周波変調回路106の一部を構成するの
で、出力電力制御回路の問題点は直ちに送信回路の問題
点となる。
【0036】従って、本発明は、改良された出力電力制
御回路を適用して、従来の問題点を解決することができ
る送信回路を提供することも目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の原理は、
出力電力の制御対象である被制御部の出力端子において
分岐した信号を二乗検波して得た出力を対数増幅した電
圧と、該被制御部の入力端子において分岐した信号を二
乗検波して得た出力を対数増幅した電圧との差の電圧を
生成し、該差の電圧と、基準状態において該差の電圧が
とる電圧との差を該被制御部の利得を制御する電圧とし
て供給する技術である。尚、基準状態とは、温度が基準
温度で、経時変化がない状態を指す。
【0038】本発明の第一の原理によれば、被制御部の
出力端子において分岐した信号を二乗検波して得た出力
を対数増幅した電圧は、dBm(1mWを0dBmとす
る信号電力の絶対単位である。)単位で表示した被制御
部の入力電力の一次関数になる。又、該被制御部の入力
端子において分岐した信号を二乗検波して得た出力を対
数増幅した電圧も、dBm単位で表示した入力電力の一
次関数になり、しかも、原理的には出力端子において分
岐した信号を二乗検波した出力を対数増幅して得た電圧
とdBm単位で表示した入力電力とを関係付ける一次関
数の傾斜と同じ傾斜の一次関数になる。
【0039】このため、上記差の電圧は、入力電力に無
関係な電圧となる。
【0040】従って、上記差の電圧と、基準状態におい
て該差の電圧がとる電圧との差を該被制御部の利得を制
御する電圧として供給して負帰還をかければ、該被制御
部の利得の温度依存性と経時変化を抑圧することができ
る。
【0041】本発明の第二の原理は、出力電力の制御対
象である被制御部の出力端子において分岐した信号を対
数増幅して得た電圧と、該被制御部の入力端子において
分岐した信号を対数増幅して得た電圧との差の電圧を生
成し、該差の電圧と、基準状態において該差の電圧がと
る電圧との差の電圧を該被制御部の利得を制御する電圧
として供給する技術である。
【0042】本発明の第二の原理によれば、被制御部の
出力端子において分岐した信号を対数増幅して得た電圧
も、dBm単位で表示した被制御部の入力電力の一次関
数になる。又、該被制御部の入力端子において分岐した
信号を対数増幅して得た電圧も又、dBm単位で表示し
た入力電力の一次関数になり、しかも、原理的には出力
端子において分岐した信号を二乗検波した出力を対数増
幅して得た電圧とdBm単位で表示した入力電力とを関
係付ける一次関数の傾斜と同じ傾斜の一次関数になる。
【0043】このため、上記差の電圧は、入力電力に無
関係な電圧となる。
【0044】従って、上記差の電圧と、基準状態におい
て該差の電圧がとる電圧との差を該被制御部の利得を制
御する電圧として供給して負帰還をかければ、該被制御
部の利得の温度依存性と経時変化を抑圧することができ
る。
【0045】本発明の第二の原理の変形(その1)は、
上記本発明の第二の原理において、少なくとも一方の対
数増幅器の出力側に該対数増幅器の入出力の傾斜を補償
する回路を設けて、出力電力の制御対象である被制御部
の出力端子において分岐した信号を対数増幅して得た電
圧と、該被制御部の入力端子において分岐した信号を対
数増幅して得た電圧の、dBm単位で表示した入力電力
に対する傾斜を合わせた上で両者の差の電圧を生成し、
該差の電圧と、基準温度において該差の電圧がとる電圧
との差を該被制御部の利得を制御するための電圧として
供給する技術である。
【0046】本発明の第二の原理の変形(その1)によ
れば、二つの対数増幅器に個体差があって上記一次関数
の傾斜が異なることがあっても、これを補償した上で被
制御部の利得を制御することができる。
【0047】尚、上記技術は上記本発明の第一の原理に
対しても適用することができることはいうまでもない。
【0048】本発明の第二の原理の変形(その2)は、
上記本発明の第二の原理において、双方の対数増幅器の
出力側に該対数増幅器の入出力の傾斜を補償する回路を
設けて、出力電力の制御対象である被制御部の出力端子
において分岐した信号を対数増幅して得た電圧と、該被
制御部の入力端子において分岐した信号を対数増幅して
得た電圧の、dBm単位で表示した入力電力に対する傾
斜を合わせると共に該対数増幅器のオフセット電圧の差
を補償した上で両者の差の電圧を生成し、該差の電圧
と、基準状態において該差の電圧がとる電圧との差を該
被制御部の利得を制御する電圧として供給する技術であ
る。
【0049】本発明の第二の原理の変形(その2)によ
れば、二つの対数増幅器に個体差があって上記一次関数
の傾斜とオフセットが異なることがあり、しかも、該傾
斜と該オフセットに温度特性があっても、それらを補償
した上で被制御部の利得を制御することができる。
【0050】尚、上記技術は上記本発明の第一の原理に
対しても適用することができることはいうまでもない。
【0051】本発明の第二の原理の変形(その3)は、
上記第一及び第二の原理に加えて、入力電力の変動を検
出すると共に外部条件による出力電力の加減を指示する
電圧を受けて、上記基準状態において該差の電圧がとる
電圧を可変にして利得制御を行なう技術である。
【0052】本発明の第二の原理の変形(その3)によ
れば、被制御部の入力電力自体に変動があった場合にも
出力電力を一定に保つことも可能であるし、外部条件に
よって出力電力を可変にしなければならない場合にも出
力電力を制御することができる。
【0053】特に、符号分割多重アクセス方式において
は、トラフィックの輻輳状態に応じて出力電力を制御す
る必要があるので、外部条件によって出力電力を可変に
できることは重要である。
【0054】尚、上記技術は上記本発明の第一の原理に
対しても適用することができることはいうまでもない。
【0055】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の原理であ
る。
【0056】図1において、1−1は第一のカプラ、1
−2は第二のカプラで、いずれも、端子Aと端子Bに信
号電力を印加すると端子Cからそれらの合成電力を出力
し、端子Aに信号電力を印加すると端子Bと端子Cに印
加電力を分岐して出力するデバイスである。2−1は第
一の増幅器、2−2は第二の増幅器、3は可変利得増幅
器で、該第一のカプラ1−1及び該第二のカプラ1−
2、該第一の増幅器2−1及び該第二の増幅器2−2、
該可変利得増幅器3によって被制御部が構成される。
【0057】4−1は第一の二乗検波回路、4−2は第
二の二乗検波回路で、いずれも、入力電圧の二乗に比例
した出力電圧を出力する回路である。
【0058】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器で、いずれも、入力電圧の対数に比例した
出力電圧を生成する回路である。
【0059】7は二つの入力の差をとる差分生成回路、
8は該可変利得増幅器の利得制御をする電圧を生成する
制御電圧生成回路である。
【0060】そして、該第一のカプラ1−1、該可変利
得増幅器3、該第二のカプラ1─2、該第一の二乗検波
回路4−1、該第二の二乗検波回路4−2、該第一の対
数増幅器5−1、該第二の対数増幅器5−2、該差分生
成回路7及び該制御電圧生成回路8によって出力電力制
御部が構成される。
【0061】図1の構成において、該第一のカプラ1−
1は被制御部の入力電力を所定の割合で分岐して該第一
の二乗検波回路4−1に供給し、該第二のカプラ1−2
は被制御部の出力電力を所定の割合で分岐して該第二の
二乗検波回路4−2に供給する。従って、該第一の二乗
検波回路4−1の出力電圧は被制御部の入力電力に比例
する値となり、該第二の二乗検波回路4−2の出力電圧
は被制御部の出力電力に比例する値となる。
【0062】つまり、該第一の二乗検波回路4−1の出
力電圧をpIN(一般的に電力を意味するpを用いている
が、これは、二乗検波回路の入力電力に比例することを
表わすためであって、あくまで電圧であるので注意され
たい。)とし、図1の構成の入力端子の電圧をvIN
し、1/電圧のディメンジョンを持つ比例計数をaI
すれば、 pIN=aI ・(vIN2 (1) の関係が成立し、該第二の二乗検波回路4−2の出力電
圧をpOUT (これについても、上記理由であくまで電圧
を意味するので注意されたい。)とし、図1の構成の出
力電圧をvOUT とし、1/電圧のディメンジョンを持つ
比例計数をaO とすれば、 pOUT =aO ・(vOUT 2 (2) の関係が成立する。
【0063】従って、該対数増幅器5−1の出力電圧を
IN、該対数増幅器5−2の出力電圧をVOUT とすれ
ば、 VIN=log(aI ・(vIN2 ) (3) VOUT =log(aO ・(vOUT 2 ) (4) となる。
【0064】(3)式を対数演算の規則によって変形す
れば、 VIN=log(aI )+log((vIN2 )(5) を得る。
【0065】ここで、(5)式の第二項は図1の構成の
入力電力をdBm単位で表示した値に比例する量にな
る。これをPINとすれば、 VIN=log(aI )+PIN (6) となる。即ち、該対数増幅器5−1の出力電圧VINはd
Bm単位で表示した入力電力PINの一次関数になる。
【0066】今、温度tがt0 の時のvout をvto
し、利得の温度特性を表わす関数をf(t)とすると vOUT =vto(1+f(t)) (7) の関係が成立する。但し、f(t0 )=0である。
【0067】そして、t=t0 の時の被制御部の電圧利
得をg0 とすれば、 vt0=g0 IN (8) となるから、 vOUT =g0 IN(1+f(t)) (9) なる関係が成立する。
【0068】(9)式を(4)式に代入して整理する
と、 即ち、該対数増幅器5−2の出力電圧VOUT もdBm表
示の入力電力PINの一次関数になり、しかも、その傾斜
は該対数増幅器5−1の出力電圧VINのPINに対する傾
斜と等しい傾斜になる。
【0069】(10) 式と(6)式の差をとると、 を得る。
【0070】(11)式の第一項は図1の構成の被制御部
の利得情報であり、第二項は定数であり、第三項のみが
温度依存性を持つ項になる。
【0071】この(VOUT −VIN)は図1の差分生成回
路7によって生成される。これを図1の制御電圧生成回
路8の反転入力端子に供給し、該制御電圧生成回路8の
非反転入力端子には、上記(VOUT −VIN)がt=t0
の時にとる電圧である を供給して、該制御電圧生成回路8の出力を図1の可変
利得増幅器3の利得制御端子に供給し、(VOUT
IN)=VREF の時に該可変利得増幅器3の利得が所定
の値になるように設定しておけば、(11)式における被
制御部の温度・利得特性によって生ずる第三項が常に0
なるように、即ち、常にf(t)=0となるように負帰
還がかかり、図1の構成の出力電圧vOUT には温度変動
による変動が生じなくなる。
【0072】尚、経時変化の影響についても図1の構成
で抑圧できることは、(9)式において経時変化を示す
項を同時に考えれば明らかであるので、上記では温度変
動の影響のみ記載している。以降についても同様であ
る。
【0073】図2は、本発明の第一の原理を説明する図
である。
【0074】図2には、図1の対数増幅器5−1の出力
電圧VINはdBm単位で表示した入力電力PINの一次関
数になり、対数増幅器5−2の出力電圧VOUT もdBm
単位で表示した入力電力PINの一次関数になり、しか
も、その傾斜は該対数増幅器5−1の出力電圧VINとP
INの場合と同じ傾斜になること、及び、基準温度に対す
る(VOUT −VIN)の値であるVREF を表示している。
【0075】図3は、本発明の第二の原理である。
【0076】図3において、1−1は第一のカプラ、1
−2は第二のカプラである。2−1は第一の増幅器、2
−2は第二の増幅器、3は可変利得増幅器で、該第一の
カプラ1−1及び該第二のカプラ1−2、該第一の増幅
器2−1及び該第二の増幅器2−2、該可変利得増幅器
3によって被制御部が構成される。
【0077】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0078】7は二つの入力の差をとる差分生成回路、
8は該可変利得増幅器の利得制御をする電圧を生成する
制御電圧生成回路である。
【0079】そして、該第一のカプラ1−1、該可変利
得増幅器3、該第二のカプラ1─2、該第一の対数増幅
器5−1、該第二の対数増幅器5−2、該差分生成回路
7及び該制御電圧生成回路8によって出力電力制御部が
構成される。
【0080】図3の構成において、該第一のカプラ1−
1は被制御部の入力電力を所定の割合で分岐して該第一
の対数増幅器5−1に供給し、該第二のカプラ1−2は
被制御部の出力電力を所定の割合で分岐して該第二の対
数増幅器5−2に供給する。そして、この場合にも下記
に示す理由で、該第一の対数増幅器5−1の出力電圧
と、該第二の対数増幅器5−2の出力電圧はdBm表示
した被制御部の入力電力の一次関数となる。
【0081】即ち、該第一の対数増幅器5−1の入力電
圧をvINとし、該第一の対数増幅器5−1の出力電圧を
IN、該第二の対数増幅器5−2の入力電圧をvout
第二の対数増幅器の出力電圧をVOUT とすれば、 VIN=log(vIN) (13) VOUT =log(vout ) (14) となる。
【0082】ここで、(9)式の関係を(14)式に代入
すれば、 を得る。
【0083】ところで、(6)式の直前に記載したこと
により、log(vIN2 =PINであるから、これを
(13)式と(15)式に代入することによって を得る。
【0084】つまり、図3の構成の如く、該第一のカプ
ラ1−1で分岐した電圧を対数増幅して得られる電圧
と、該第二のカプラ1−2で分岐した電圧を対数増幅し
て得られる電圧も又dBm単位で表示した入力電力PIN
の一次関数となる。従って、図3の構成によっても図1
の構成と同じ作用を実現することができる。
【0085】しかも、図3の構成は、二乗検波回路を必
要としない利点を有している。
【0086】図4は、本発明の第二の原理の変形(その
1)である。
【0087】図4において、1−1は第一のカプラ、1
−2は第二のカプラ、2−1は第一の増幅器、2−2は
第二の増幅器、3は可変利得増幅器で、該第一のカプラ
1−1及び該第二のカプラ1−2、該第一の増幅器2−
1及び該第二の増幅器2−2、該可変利得増幅器3によ
って主信号部の一部である被制御部が構成される。
【0088】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器、6−1は傾斜補正回路、7は差分生成回
路、8は制御電圧生成回路である。
【0089】そして、該第一のカプラ1−1、該可変利
得増幅器3、該第二のカプラ1─2、該第一の対数増幅
器5−1、該第二の対数増幅器5−2、該傾斜補正回路
6−1、該差分生成回路7及び該制御電圧生成回路8に
よって出力電力制御部が構成される。
【0090】図4の構成の特徴は、該傾斜補正回路6−
1を設けている点にある。
【0091】該第一の対数増幅器4−1及び該第二の対
数増幅器4−2に個体差がなければ、これらの出力電圧
とdBm表示の入力電力との関係は(16)式と(17)式
に示すように、傾斜が同じ一次関数になる。
【0092】しかし、二つの対数増幅器に個体差がある
と、二つの対数増幅器の出力電圧とdBm表示の入力電
力との間の傾斜に差が生ずる。この傾斜の差は入力電力
レベルの変動につれて二つの対数増幅器の出力電圧の間
のオフセットが変動することを意味する。
【0093】従って、二つの対数増幅器の出力電圧の間
の傾斜を補正して二つの対数増幅器の出力電圧の差をと
った上で制御電圧生成部に供給することによって上記等
価的オフセットの変動を抑圧し、被制御部の利得を入力
電力に依存しないようにすることができる。
【0094】この様子を図5に示す、本発明の第二の原
理の変形(その1)を説明する図に示している。
【0095】尚、図4においては、該傾斜補正回路6−
1を該対数増幅器5−2の出力側に配置する例を示して
いるが、該傾斜補正回路6−1を該対数増幅器5−1の
出力側に配置してもよい。
【0096】尚、図4の構成と同様な構成は、図1の構
成を基準にしても適用することができる。
【0097】図6は、本発明の第二の原理の変形(その
2)である。
【0098】図6において、1−1及び1−2はカプ
ラ、2−1及び2−2は増幅器、3は可変利得増幅器
で、該第一のカプラ1−1及び該第二のカプラ1−2、
該第一の増幅器2−1及び該第二の増幅器2−2、該可
変利得増幅器3によって主信号部の一部である被制御部
が構成される。
【0099】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0100】6−1は傾斜補正回路、6−2は第二の傾
斜補正回路である。
【0101】7は差分生成回路、8は制御電圧生成回路
である。
【0102】そして、該第一のカプラ1−1、該可変利
得増幅器3、該第二のカプラ1─2、該第一の対数増幅
器5−1、該第二の対数増幅器5−2、該傾斜補正回路
6−1、該第二の傾斜補正回路6−2、該差分生成回路
7及び該制御電圧生成回路8によって出力電力制御部が
構成される。
【0103】図6の構成の特徴は、該傾斜補正回路6−
1と該第二の傾斜補正回路6−2を該第一の対数増幅器
5−1と該第二の対数増幅器5−2の出力側の双方に設
けている点にある。
【0104】これによって、該第一の対数増幅器5−1
と該第二の対数増幅器5−2の出力の傾斜に個体差があ
ってもこれを補償することが可能なことは図4の構成と
同じである。
【0105】図6の構成は、それ以外に、二つの傾斜補
正回路自体に温度特性があってもこれを補償することが
できる利点を有する。
【0106】即ち、該傾斜補正回路6−1と該第二の傾
斜補正回路6−2に温度特性があって、温度変動に伴っ
て傾斜とオフセットが変わることがあっても、該傾斜補
正回路6−1と該第二の傾斜補正回路6−2の温度特性
の差を小さくすることは容易であるので、最終的に該対
数増幅器5−1と該対数増幅器5−2の傾斜を正確に補
正することができるからである。
【0107】尚、図6の構成と同様な構成は、図1の構
成を基準にしても適用することができる。
【0108】図7は、本発明の第二の原理の変形(その
3)で、図6の構成を基本にしたものである。
【0109】図7において、1−1は第一のカプラ、1
−2は第二のカプラである。
【0110】2−1は第一の増幅器、2−2は第二の増
幅器、3は可変利得増幅器で、該第一のカプラ1−1及
び該第二のカプラ1−2、該第一の増幅器2−1及び該
第二の増幅器2−2、該可変利得増幅器3によって主信
号部の一部である被制御部が構成される。
【0111】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0112】6−1は傾斜補正回路、6−2は第二の傾
斜補正回路である。
【0113】7は差分生成回路、8は制御電圧生成回路
である。
【0114】又、9は入力電力の変動を検出すると共に
外部条件による出力電力の増減を指示する電圧を受け
て、該制御電圧生成回路8に供給される基準電圧を制御
することによって被制御部の利得を制御する利得制御回
路である。
【0115】そして、該第一のカプラ1−1、該可変利
得増幅器3、該第二のカプラ1─2、該第一の対数増幅
器5−1、該第二の対数増幅器5−2、該傾斜補正回路
6−1、該第二の傾斜補正回路6−2、該差分生成回路
7、該制御電圧生成回路8及び該利得制御回路9によっ
て出力電力制御部が構成される。
【0116】図7の構成の特徴は、該利得制御回路9を
設けることにある。
【0117】該利得制御回路9は、入力電力の変動を検
出すると共に外部条件による出力電力の増減を指示する
電圧を受けて、上記制御電圧生成回路8に供給する基準
電圧を可変にする。該基準電圧は被制御部の利得を決定
する電圧であるので、該利得制御回路9の設置によっ
て、入力電力に変動があった場合に利得を逆に変動させ
て出力電力を一定に保ったり、外部条件によって被制御
部の出力電力を増減することが可能になる。
【0118】特に、外部条件によって被制御部の出力電
力を増減することが可能になれば、トラフィックの輻輳
状態に応じた出力電力の制御が可能になるので、符号分
割多重アクセス方式において、トラフィック負荷が高い
時には出力電力を低下させてチャネル容量を増加させる
ことが可能にすることができる。
【0119】尚、図7の構成は図1の構成を基準にして
も構成可能であることはいうまでもない。
【0120】図8は、本発明の第一の実施の形態で、図
1に示した本発明の第一の原理に対応するものである。
【0121】図8において、1−1は第一のカプラ、1
−2は第二のカプラである。
【0122】2−1は第一の増幅器、2−2は第二の増
幅器、3は可変利得増幅器である。
【0123】4−1は第一の二乗検波回路、4−2は第
二の二乗検波回路である。
【0124】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0125】又、71は演算増幅器によって構成される
ボルテージ・フォロワ、72は1/2分圧回路で、該ボ
ルテージ・フォロワ71と該1/2分圧回路72によっ
て図1の差分生成回路7を構成する。
【0126】更に、81はアナログ・コンパレータ、8
2は低域通過ろ波器(図ではLPFと標記している。)
で、該アナログ・コンパレータ81及び該低域通過ろ波
器82によって図1の制御電圧生成回路8を構成する。
【0127】尚、図1、図3、図4、図6、図7におい
て、被制御部の構成要素と出力電力制御部の構成要素を
その都度説明しているので、図8以降では、被制御部の
構成要素と出力電力制御部の構成要素については説明を
省略する。
【0128】該対数増幅器5−1の出力VINは該ボルテ
ージ・フォロワ71の反転入力端子に印加され、該該対
数増幅器5−2の出力VOUT は該1/2分圧回路72を
介して該ボルテージ・フォロワの非反転入力端子に印加
される。これは、該ボルテージ・フォロワ71の非反転
利得が2で、該ボルテージ・フォロワ71の反転利得が
−1であるためで、これにより該ボルテージ・フォロワ
71の出力端子において差電圧(VOUT −VIN)を得る
ことができる。
【0129】そして、該アナログ・コンパレータ81の
反転入力端子に該ボルテージ・フォロワ71の出力を供
給し、該アナログ・コンパレータ81の非反転入力端子
に基準状態において該差電圧(VOUT −VIN)がとる基
準電圧VREF を印加することによって、該アナログ・コ
ンパレータ81の出力において該可変利得増幅器3の利
得を制御する電圧を得ることができる。
【0130】そして、該アナログ・コンパレータ81の
出力が0ボルトの時に被制御部の利得が所定の利得にな
り、該アナログ・コンパレータ81の出力が正の電圧の
時に被制御部の利得を低下させ、該アナログ・コンパレ
ータ81の出力が負の電圧の時に被制御部の利得を上昇
させるように該可変利得増幅器の利得特性を設定してお
けば、温度変動及び経時変化があっても被制御部の利得
を一定に保つことができる。尚、上記のように該可変利
得増幅器3の利得を制御することは容易なことであるの
で、特に該可変利得増幅器3の利得制御を行なう部位に
ついて図示をして説明することはしない。
【0131】ここで、該アナログ・コンパレータ81の
出力側に該低域通過ろ波器82を配置しているのは、誘
導によって該アナログ・コンパレータ81の出力に重畳
する恐れがある交流成分を遮断して、利得制御を安定化
するためである。
【0132】上記の如くして、温度変動と経時変化によ
る被制御部の利得変動を抑圧して、出力電力を安定化す
ることができる。
【0133】そして、図8の構成には回路の試験調整上
非常に大きな利点がある。
【0134】即ち、通常、図8の構成を試験調整する時
には連続正弦波が入力され、図8の構成を実際に通信シ
ステム中で使用する時には変調された信号が入力され
る。
【0135】二乗検波回路の、連続正弦波に対する応答
と変調された信号に対する応答は一致しないが、被制御
部の入力側と出力側において二乗検波することによっ
て、連続正弦波に対する応答と変調された信号に対する
応答の差をキャンセルすることが可能になる。従って、
連続正弦波によって行なった試験調整後に再調整しなく
ても実際の通信システム中で使用することができる。
【0136】尚、二乗検波回路と対数増幅器については
回路の詳細な説明を省略しているが、これは、二乗検波
回路は通信方式において常識的な回路であるためであ
り、対数増幅器も集積回路化されて市販されているた
め、改めて説明する必要性がないからである。
【0137】又、図8においては、入力電力又は出力電
力を分岐する物として最も一般的なカプラを例に説明し
たが、電力を分岐する物としてはハイブリッドもあり、
いずれも本発明の目的に合致する。従って、カプラとし
て説明した物は一般的には分岐素子というべきであろ
う。この件については以降の発明の実施の形態において
も同様である。
【0138】図9は、本発明の第二の実施の形態で、図
3の本発明の第二の原理に対応するものである。
【0139】図9において、1−1は第一のカプラ、1
−2は第二のカプラである。2−1は第一の増幅器、2
−2は第二の増幅器、3は可変利得増幅器である。
【0140】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0141】又、81はアナログ・コンパレータ、82
は低域通過ろ波器(図ではLPFと標記している。)
で、該アナログ・コンパレータ81及び該低域通過ろ波
器82によって図1の制御電圧生成回路8を構成する。
【0142】図9の構成は、図8の構成における第一の
二乗検波回路4−1及び第二の二乗検波回路4−2を取
り除いたことだけが図8の構成とは異なり、動作は図8
の構成と全く同一であるので、ここでは動作説明は省略
する。
【0143】但し、図9の構成においては二乗検波回路
を必要としないので、回路構成が簡易になるという利点
がある。
【0144】又、対数増幅器の、連続正弦波に対する応
答と変調された信号に対する応答は一致しないが、被制
御部の入力側と出力側において対数増幅することによっ
て、連続正弦波に対する応答と変調された信号に対する
応答の差をキャンセルすることが可能になる。従って、
連続正弦波によって行なった試験調整後に再調整しなく
ても実際の通信システム中で使用することができること
は図8の構成と同様である。
【0145】尚、以降において説明する本発明の実施の
形態は全て図9の構成を基準とするものであるから、連
続正弦波によって行なった試験調整を変更しなくても実
際の通信システム中で使用することができることは図9
の構成と同様である。
【0146】図10は、本発明の第三の実施の形態で、
図4の本発明の第二の原理の変形(その1)に対応する
ものである。
【0147】図10において、1−1は第一のカプラ、
1−2は第二のカプラである。
【0148】2−1は第一の増幅器、2−2は第二の増
幅器、3は可変利得増幅器である。
【0149】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0150】又、61−1は演算増幅器、62−1及び
63−1は抵抗で、71は演算増幅器によって構成され
るボルテージ・フォロワ、73は分圧回路で、該演算増
幅器61−1、該抵抗62−1、該抵抗63−1及び該
分圧回路73によって図4の傾斜補正回路6−1を構成
し、該ボルテージ・フォロワ71と該分圧回路73によ
って図1の差分生成回路7を構成する。
【0151】更に、81はアナログ・コンパレータ、8
2は低域通過ろ波器(図ではLPFと標記している。)
で、該アナログ・コンパレータ81及び該低域通過ろ波
器82によって図1の制御電圧生成回路8を構成する。
【0152】該演算増幅器61−1には該抵抗62−1
と該抵抗63−1によって負帰還がかけられており、そ
の非反転帰還利得は該抵抗62−1と該抵抗63−1の
抵抗値をそれぞれR1 とR2 とすれば(R1 +R2 )/
1 =1+R2 /R1 となるから、例えば該抵抗62−
1の抵抗値R1 を可変にすることにより、該第二の対数
増幅器5−2の傾斜を1以上の領域で補正することがで
きる。
【0153】ただ、該第二の対数増幅器5−2の傾斜の
方が該第一の対数増幅器5−1の傾斜より大きい時には
傾斜を小さく補正する必要がある。そこで、該分圧回路
73の分圧比を補正できるようにしておく訳である。
【0154】これによって、該第一の対数増幅器5−1
と該第二の対数増幅器5−2のいずれの傾斜が大きくて
も傾斜を補正することができる。
【0155】そして、必要があれば、該抵抗62−1の
該演算増幅器61−1とは反対側の端子に調整可能な電
圧を供給しておけば、該第二の対数増幅器5−2と該演
算増幅器61−1のオフセットを基準状態において補償
することができる。
【0156】他については図8の構成の動作と同様であ
るので、これ以上の説明は省略する。
【0157】尚、図10の構成は、図1の本発明の第一
の原理を基準にしても構成可能なことはいうまでもな
い。
【0158】図11は、本発明の第四の実施の形態で、
図6の本発明の第二の原理の変形(その2)に対応する
ものである。
【0159】図11において、1−1は第一のカプラ、
1−2は第二のカプラである。
【0160】2−1は第一の増幅器、2−2は第二の増
幅器、3は可変利得増幅器である。
【0161】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0162】又、61−1は演算増幅器、62−1及び
63−1は抵抗で、71は演算増幅器によって構成され
るボルテージ・フォロワ、72は1/2分圧回路で、該
演算増幅器61−1、該抵抗62−1、該抵抗63−1
によって図6の傾斜補正回路6−1を構成し、該演算増
幅器61−2、該抵抗62−2、該抵抗63−2によっ
て図6の第二の傾斜補正回路6−2を構成し、該ボルテ
ージ・フォロワ71と該1/2分圧回路72によって図
6の差分生成回路7を構成する。
【0163】更に、81はアナログ・コンパレータ、8
2は低域通過ろ波器(図ではLPFと標記している。)
で、該アナログ・コンパレータ81及び該低域通過ろ波
器82によって図6の制御電圧生成回路8を構成する。
【0164】図11の構成においては、該演算増幅器6
1−1、該抵抗62−1、該抵抗63−1によって構成
される傾斜補正回路6−1と、該演算増幅器61−2、
該抵抗62−2、該抵抗63−2によって構成される第
二の傾斜補正回路6−2が備えられているから、例え
ば、該抵抗62−1及び該抵抗62−2を可変抵抗にし
ておけば、該対数増幅器5−1と該対数増幅器5−2の
傾斜の補正を任意に行なうことができる。
【0165】又、傾斜補正回路を二つ設けており、該二
つの傾斜補正回路の出力の差をとっているので、二つの
傾斜補正回路自体の利得とオフセットに温度特性があっ
ても、二つの傾斜補正回路の利得とオフセットの温度特
性をほぼ等しくすることは容易に可能であるので、傾斜
補正回路自体の温度特性を抑圧することができる。
【0166】他については図8及び図10の構成の動作
と同様であるので、これ以上の説明は省略する。
【0167】尚、図11の構成は、図1の本発明の第一
の原理を基準にしても構成可能なことはいうまでもな
い。
【0168】図12は、本発明の第五の実施の形態で、
図7の本発明の第二の原理の変形(その3)に対応する
ものである。
【0169】図12において、1−1は第一のカプラ、
1−2は第二のカプラである。
【0170】2−1は第一の増幅器、2−2は第二の増
幅器、3は可変利得増幅器である。
【0171】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0172】61−1は演算増幅器、62−1及び63
−1は抵抗で、71は演算増幅器によって構成されるボ
ルテージ・フォロワ、72は1/2分圧回路で、該演算
増幅器61−1、該抵抗62−1、該抵抗63−1によ
って図6の傾斜補正回路6−1を構成し、該演算増幅器
61−2、該抵抗62−2、該抵抗63−2によって図
6の第二の傾斜補正回路6−2を構成し、該ボルテージ
・フォロワ71と該1/2分圧回路72によって図6の
差分生成回路7を構成する。
【0173】又、81はアナログ・コンパレータ、82
は低域通過ろ波器(図ではLPFと標記している。)
で、該アナログ・コンパレータ81及び該低域通過ろ波
器82によって図6の制御電圧生成回路8を構成する。
【0174】更に、91及び92は演算増幅器で構成さ
れるボルテージ・フォロワ、93及び94は抵抗、95
及び96は1/2分圧回路で、該ボルテージ・フォロワ
91及び92、該抵抗93及び94、該1/2分圧回路
95及び96によって図7の利得制御回路9が構成され
る。
【0175】該ボルテージ・フォロワ91の反転入力端
子には該演算増幅器61−2の出力VIN' が供給され、
該1/2分圧回路95には基準状態の時の該演算増幅器
61−2の出力VIN(0) が印加される。
【0176】該ボルテージ・フォロワ91の非反転利得
は2で、反転利得は−1であるので、この構成によって
該ボルテージ・フォロワ91の出力においてVIN' とV
IN (0) の差の電圧を得ることができる。
【0177】該ボルテージ・フォロワ92と該ボルテー
ジ・フォロワ92の反転入力端子に接続される該抵抗9
3及び94によって、該ボルテージ・フォロワ91の出
力と外部制御電圧を加算する加算回路が構成される。
【0178】一方、基準電圧VREF は該1/2分圧回路
96を介して該ボルテージ・フォロワ92の非反転入力
端子に供給される。
【0179】従って、該ボルテージ・フォロワ92の出
力端子において、基準電圧VREF から外部制御電圧と差
電圧(VIN' −VIN(0) )を加算した電圧を減算した
電圧を得ることができる。
【0180】該ボルテージ・フォロワ92の出力を該ア
ナログ・コンパレータ81の非反転入力端子に供給し、
該アナログ・コンパレータ81の反転入力端子には差電
圧(VOUT ' ─VIN')が供給される。
【0181】ここで、被制御部の利得が所定の値の時に
該差電圧(VOUT ' ─VIN')が基準電圧VREF になるよ
うに設定しておけば、この時には該アナログ・コンパレ
ータ81の反転入力端子には基準電圧VREF が帰還され
ることになる。
【0182】しかし、図12の構成では、該アナログ・
コンパレータ81の非反転入力端子には、外部制御電圧
とVIN(0) によって基準電圧VREF とは異なる電圧が
供給されているので、これらの差に対応して該可変利得
増幅器3は利得は変化させなければならない。
【0183】従って、図12の構成では、被制御部への
入力電力に変動があったり、外部制御電圧が印加されて
いると、該可変利得増幅器3の利得が変化する。即ち、
図12の構成では、被制御部への入力電力に変動があっ
た場合に出力電力を変化させることが可能であり、又、
外部制御電圧によって出力電力を可変にすることが可能
である。
【0184】これによって、被制御部への入力電力が変
化しても出力電力を一定に保つことができるようした
り、トラフィックの輻輳状態を検出して外部制御電圧を
供給することによって、トラフィックの輻輳状態に応じ
て出力電力を制御することができるようになる。
【0185】図12の構成を符号分割多重アクセス方式
の通信システムに適用する場合、次のように制御すれば
よい。
【0186】まず、通話チャネルの数が少なくて、通信
システムの総合電力が通信システムに許容される総合電
力より低い場合には、該1/2分圧回路95に供給する
電圧VIN(0) を0ボルトとし、外部制御電圧も0ボル
トに設定すれば、該アナログ・コンパレータ81の非反
転入力端子には基準電圧VREF が供給されるので、図1
2の構成の被制御部の利得を一定に保つことができる。
【0187】又、通話チャネルの数が多くなって、通信
システムの総合電力が通信システムに許容される総合電
力より高くなった場合には、該1/2分圧回路95に供
給する電圧VIN(0) を0ボルトとし、外部制御電圧に
0でない電圧を供給すれば、該アナログ・コンパレータ
81の非反転入力端子には基準電圧VREF とは異なる電
圧が供給されるので、図12の構成の被制御部の利得を
抑圧することができる。
【0188】これによって、符号分割多重アクセス方式
の通信システムの通話チャネル数が少ない時には各チャ
ネルの信号対雑音比を所要の値に保ち、通話チャネル数
が多くなっても符号分割多重アクセス方式の通信システ
ムのチャネル容量を多く確保することが可能になる。
【0189】尚、上記外部制御電圧は、符号分割多重ア
クセス方式の通信システムの基地局又はシステム全体を
制御する制御局において決定すればよい。
【0190】又、図12の構成を周波数分割多重通信方
式の通信システムに適用する場合、該1/2分圧回路9
5に基準状態の入力電力に対応する電圧VIN(0) を供
給し、外部制御電圧を0ボルトに設定すれば、入力電力
に変動があっても出力電力を一定に制御することができ
る。
【0191】ここで、図12の構成は図11の構成に対
して利得制御回路を付加したものであるが、図8及び図
10の構成に対しても利得制御回路を付加することがで
きることはいうまでもない。
【0192】又、図12と同様な構成は図1の本発明の
第一の原理を基準にしても構成可能なこともいうまでも
ない。
【0193】図13は、本発明の第六の実施の形態で、
図12の構成を基本とするものである。
【0194】図13において、1−1は第一のカプラ、
1−2は第二のカプラである。
【0195】2−1は第一の増幅器、2−2は第二の増
幅器、3は可変利得増幅器である。
【0196】5−1は第一の対数増幅器、5−2は第二
の対数増幅器である。
【0197】61−1は演算増幅器、62−1及び63
−1は抵抗で、71は演算増幅器によって構成されるボ
ルテージ・フォロワ、72は1/2分圧回路で、該演算
増幅器61−1、該抵抗62−1、該抵抗63−1によ
って図6の傾斜補正回路6−1を構成し、該演算増幅器
61−2、該抵抗62−2、該抵抗63−2によって図
6の第二の傾斜補正回路6−2を構成し、該ボルテージ
・フォロワ71と該1/2分圧回路72によって図6の
差分生成回路7を構成する。
【0198】又、81はアナログ・コンパレータ、82
は低域通過ろ波器(図ではLPFと標記している。)
で、該アナログ・コンパレータ81及び該低域通過ろ波
器82によって図6の制御電圧生成回路8を構成する。
【0199】更に、91及び92は演算増幅器で構成さ
れるボルテージ・フォロワ、93及び94は抵抗、95
及び96は1/2分圧回路で、該ボルテージ・フォロワ
91及び92、該抵抗93及び94、該1/2分圧回路
95及び96によって図7の利得制御回路9が構成され
る。
【0200】最後に、10は局部発振器、11は局部発
振出力を所定のレベルまで増幅する増幅器、12は局部
発振器の出力に含まれる不要波を除去する帯域通過ろ波
器、13は局部発振出力を該第二の増幅器2−2の出力
によって変調するミキサ、14は該ミキサ13の出力の
うち所要の側帯波を抽出する帯域通過ろ波器である。
【0201】図13の構成は、図12の構成に対して該
局部発振器10、該増幅器11、該帯域通過ろ波器1
2、該ミキサ13及び該帯域通過ろ波器14から成る周
波数変換機能が付加されていることが異なっている。
【0202】しかし、本発明の原理は被制御部の出力電
力の制御に関するもので、周波数には基本的には関係が
ない。しかも、既に説明したように、被制御部の入出力
で対数増幅を行なうか、二乗検波して対数増幅するとい
うようにしているので、周波数の影響を全く受けない構
成になっている。従って、図13の構成における被制御
部の出力電力の制御を図12の構成と全く同様に行なう
ことができる。
【0203】尚、周波数変換機能を付加して利得制御す
る技術は、図12の構成を基本とする以外に、図8、図
10及び図11の構成に対して周波数変換機能を付加し
て利得制御することが可能であることはいうまでもな
い。
【0204】又、図13と同様な構成は図1の本発明の
第一の原理を基準にしても構成可能なこともいうまでも
ない。
【0205】図14は、本発明の第七の実施の形態で、
複数チャネル間で出力電力の制御をするものを示してい
る。尚、図8以降において詳細な回路図を示して説明を
しており、本発明の原理を示す図の各々の部位の構成が
明らかになっているので、図14においては、図の輻輳
を避けるために本発明の原理を示す図で用いた構成要素
を以て回路構成を示すことにする。
【0206】図14において、1−1は第一のカプラ、
1−2はカプラ、2−1は第一の増幅器、2−2は第二
の増幅器、3は可変利得増幅器、5−1は第一の対数増
幅器、5−2は第二の対数増幅器、6−1は傾斜補正回
路、7は差分生成回路で、上記の構成要素によって第一
のチャネルの出力電力制御回路を構成する。
【0207】又、1−1aは第三のカプラ、1−2aは
第四のカプラ、2−1aは第三の増幅器、2−2aは第
四の増幅器、3aは第二の可変利得増幅器、5−1aは
第三の対数増幅器、5−2aは第四の対数増幅器、6−
1aは第三の傾斜補正回路、7aは第二の差分生成回
路、8aは第二の制御電圧生成回路で、上記の構成要素
によって第二のチャネルの出力電力制御回路を構成す
る。
【0208】図14の構成においては、該可変利得増幅
器3に供給する電圧VAGC によって第一の出力電力制御
回路の出力電力を規定する。従って、該差分生成回路7
からは規定された出力電力に対応する電圧が出力され
る。
【0209】該差分生成回路7の出力電圧を該制御電圧
生成回路8aに基準電圧として与えるので、該第二の出
力電力制御回路8aにおいては該差分生成回路7から供
給される電圧を基準電圧として第二の出力電力制御回路
の出力電力が制御される。
【0210】つまり、該電圧VAGC を制御することによ
って、第一の出力電力制御回路の出力電力を制御すると
共に、同時に、第二の出力電力制御回路の出力電力も制
御することができる。
【0211】このVAGC の生成は、具体的には制御電圧
生成回路で行ない、該制御電圧生成回路に与える基準電
圧を一定電圧にすることも、利得制御回路を適用して該
基準電圧を制御することも可能である。
【0212】そして、図14の構成の特徴は、利得制御
回路を用いて二つの出力電力制御回路の出力を制御する
場合、利得制御回路を第一の出力電力制御回路だけに設
けて、第二の出力電力制御回路においては第一の出力電
力制御回路の差分生成回路の出力を基準電圧とすること
ができる。
【0213】又、図14に示した技術は二つの出力電力
制御回路間での出力電力制御に限らず、一般に3以上の
複数の出力電力制御回路間での出力電力制御にも適用で
きるので、図14の構成によって複数チャネルの出力電
力の制御を行なう場合に回路規模を縮減することができ
る。
【0214】尚、図14では図10の構成を基本とする
ものを示しているが、図10の構成を基本とする以外
に、図8、図11、図12及び図13の構成を基本とす
ることも可能であることはいうまでもない。
【0215】又、図14と同様な構成は図1の本発明の
第一の原理を基準にしても構成可能なこともいうまでも
ない。
【0216】かくの如く、本発明により出力電力制御回
路の従来の問題点が全て解決され、更に、広い用途に適
合することができる出力電力制御回路が実現できる。
【0217】出力電力制御回路は、通常、送信回路の主
要部である無線周波変調回路の一部を構成するので、上
記の如き出力電力制御回路の実現によって送信回路に関
する従来の問題点も全て解決することができる。
【0218】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明により、温度
変動による特性変動や経時変化による特性変動を吸収し
ながら出力電力を一定に保つことができる出力電力制御
回路を実現できる。
【0219】又、外部制御電圧によって出力電力制御の
基準電圧を可変にすることにより、例えばトラフィック
の輻輳状態に応じて出力電力を制御できる出力電力制御
回路を実現することができる。
【0220】更に、基準状態における入力電力に対応す
る電圧と変動を含んだ動作状態における入力電力に対応
する電圧との差によって出力電力制御の基準電圧を可変
にすることにより、入力電力が変動した時にも出力電力
を一定に保つ出力電力制御回路を実現することができ
る。
【0221】更に、特定のチャネルにおける出力電力の
制御結果を共通に使用して複数チャネルの出力電力を制
御できる出力電力制御回路を実現することができる。
【0222】かくの如く、本発明により、広い用途に適
合することが可能な出力電力制御回路を提供することが
できる。
【0223】更に、本発明による出力電力制御回路を送
信回路に適用することにより、送信回路に関する従来の
問題点も解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の原理。
【図2】 本発明の第一の原理を説明する図。
【図3】 本発明の第二の原理。
【図4】 本発明の第二の原理の変形(その1)。
【図5】 本発明の第二の原理の変形(その1)を説明
する図。
【図6】 本発明の第二の原理の変形(その2)。
【図7】 本発明の第二の原理の変形(その3)。
【図8】 本発明の第一の実施の形態。
【図9】 本発明の第二の実施の形態。
【図10】 本発明の第三の実施の形態。
【図11】 本発明の第四の実施の形態。
【図12】 本発明の第五の実施の形態。
【図13】 本発明の第六の実施の形態。
【図14】 本発明の第七の実施の形態。
【図15】 従来の出力電力制御回路。
【図16】 従来の技術の問題点(その1)。
【図17】 従来の技術の問題点(その2)。
【図18】 送信回路の概略構成。
【符号の説明】
1−1 第一のカプラ 1−2 第二のカプラ 1−1a 第三のカプラ 1−2a 第四のカプラ 2−1 第一の増幅器 2−2 第二の増幅器 2−1a 第三の増幅器 2−2a 第四の増幅器 3 可変利得増幅器 3a 第二の可変利得増幅器 4−1 第一の二乗検波回路 4−2 第二の二乗検波回路 4−1a 第三の二乗検波回路 4−2a 第四の二乗検波回路 5−1 第一の対数増幅器 5−2 第二の対数増幅器 5−1a 第三の対数増幅器 5−2a 第四の対数増幅器 6−1 傾斜補正回路 6−2 第二の傾斜補正回路 6−1a 第三の傾斜補正回路 7 差分生成回路 7a 第二の差分生成回路 8 制御電圧生成回路 8a 第二の制御電圧生成回路 9 利得制御回路 10 局部発振器 11 増幅器 12 帯域通過ろ波器 13 ミキサ 14 帯域通過ろ波器 61−1 演算増幅器 62−1 抵抗 63−1 抵抗 61−2 演算増幅器 62−2 抵抗 63−2 抵抗 71 ボルテージ・フォロワ 72 1/2分圧回路 73 分圧回路 81 アナログ・コンパレータ 82 低域通過ろ波器 91 ボルテージ・フォロワ 92 ボルテージ・フォロワ 93 抵抗 94 抵抗 95 1/2分圧回路 96 1/2分圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 陽司 北海道札幌市北区北七条西四丁目3番地1 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 三室 貴文 北海道札幌市北区北七条西四丁目3番地1 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 岩附 元 北海道札幌市北区北七条西四丁目3番地1 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 5J100 JA01 KA05 LA00 LA09 QA01 SA01 5K060 BB08 DD04 FF06 HH05 HH06 HH10 JJ06 JJ16 KK01 KK04 LL01 LL24 PP05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電力制御の対象である被制御部の入
    力を分岐する第一の分岐素子と、出力電力制御の対象で
    ある該被制御部の出力を分岐する第二の分岐素子と、 該第一の分岐素子の出力を二乗検波する第一の二乗検波
    回路と、該第二の分岐素子の出力を二乗検波する第二の
    二乗検波回路と、 該第一の二乗検波回路の出力を対数増幅する第一の対数
    増幅器と、該第二の二乗検波回路の出力を対数増幅する
    第二の対数増幅器と、 該第一及び第二の対数増幅器の出力を差をとる差分生成
    回路と、 該差分生成回路の出力と基準電圧の差を生成して、該被
    制御部に設けられている可変利得増幅器に利得制御電圧
    として供給する制御電圧生成回路とを備えることを特徴
    とする出力電力制御回路。
  2. 【請求項2】 出力電力制御の対象である被制御部の入
    力を分岐する第一の分岐素子と、出力電力制御の対象で
    ある該被制御部の出力を分岐する第二の分岐素子と、 該第一の分岐素子の出力を対数増幅する第一の対数増幅
    器と、該第二の分岐素子の出力を対数増幅する第二の対
    数増幅器と、 該第一及び第二の対数増幅器の出力を差をとる差分生成
    回路と、 該差分生成回路の出力と基準電圧の差を生成して、該被
    制御部に設けられている可変利得増幅器に利得制御電圧
    として供給する制御電圧生成回路とを備えることを特徴
    とする出力電力制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の出力電力制御回路において、 上記第一の対数増幅器と上記差分生成回路の間又は上記
    第二の対数増幅器と上記差分生成回路の間に、該対数増
    幅器の入出力の傾斜を補正する傾斜補正回路を配置する
    ことを特徴とする出力電力制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の出力電力制御回路において、 上記基準電圧を制御する利得制御回路を備えることを特
    徴とする出力電力制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の出力電力制御回路を複数備える出力電力制御回路であ
    って、 特定の出力電力制御回路における上記差分生成回路の出
    力を、 その他の出力電力制御回路における上記制御電圧生成回
    路に供給する基準電圧とすることを特徴とする出力電力
    制御回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の出力電力制御回路を備えることを特徴とする送信回
    路。
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CN114113772A (zh) * 2021-11-22 2022-03-01 上海创远仪器技术股份有限公司 实现消除温度漂移误差的功率检波电路结构

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