JP2000295068A - 圧電共振子 - Google Patents

圧電共振子

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JP2000295068A
JP2000295068A JP11102954A JP10295499A JP2000295068A JP 2000295068 A JP2000295068 A JP 2000295068A JP 11102954 A JP11102954 A JP 11102954A JP 10295499 A JP10295499 A JP 10295499A JP 2000295068 A JP2000295068 A JP 2000295068A
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Japan
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piezoelectric
electrode
piezoelectric resonator
films
resonator
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JP11102954A
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Takashi Yamamoto
隆 山本
Yasushi Funaki
裕史 舟木
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度を低下させることなく、また圧電板に用
いる圧電材料を変えることなく、端子間容量だけを大き
くすることができる圧電共振子を提供する。 【解決手段】 厚み方向に分極した複数の圧電板12と
複数の電極膜13a、13b、13c、13dとを交互
に積層して積層体を形成する。電極膜13a、13b、
13c、13dは、1層毎に反対方向へ片寄っている。
積層体の両端面の中央に位置する節点に端面電極14
a、14bを形成し、一方の端面電極14aにより電極
膜13a及び13cを電気的に接続し、他方の端面電極
14bにより電極膜13d及び13bを電気的に接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電共振子に関し、
特に、拡がり振動を利用した圧電共振子に関する。
【0002】
【従来の技術】拡がり振動を利用した従来の圧電共振子
1の構造を図1に示す。この圧電共振子1は、厚みTと
なるように圧電板2を研磨し、その圧電板2の両主面に
電極膜3a、3bを形成し、分極処理によって圧電板2
をその厚み方向に分極させたものである。圧電共振子1
の厚みをT、辺長をL1、L2とするとき、この圧電共
振子1の端子間容量(電極間容量)Cfは、次の(1)式で
与えられる。 Cf = (ε0・εS・L1・L2)/T …(1) 但し、ε0 : 真空中の誘電率、 εS : 圧電板の比誘
電率
【0003】また、この拡がり振動の圧電共振子1の共
振周波数frは、L1≒L2の条件下では、次の(2)式で
与えられる。ただし、Vは圧電板2中を伝搬する波動の
速度で、約2,000m/secである。よって、(2)式に
よれば、所望の共振周波数frが決定すれば、圧電共振
子1の辺長L1=L2が決まる。 fr = V/L1 …(2)
【0004】従って、所定の共振周波数frの下で、圧
電共振子1の端子間容量Cfを大きくしようとすれば、
前記(1)式に従って、比誘電率εSの大きな圧電材料を選
定するか、あるいは圧電板2の厚みTを薄くしなければ
ならない。
【0005】しかし、圧電板2として用いる圧電材料の
比誘電率を大きくすると、他の圧電定数(圧電品質係数
Qm、電気機械変換係数k等)も変化するので、他の圧
電定数を変えることなく端子間容量Cfだけを大きくす
ることはできない。一方、圧電板2の厚みTを薄くし過
ぎると、落下時等の外部衝撃に対して圧電共振子1が割
れ易くなるため、圧電板12の厚みを薄くする方法では
限界があった。経験的には、L1≒L2≒4.5mm
(fr=450kHz)の場合で、強度限界時の厚みT
は約300μmである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の技術的
問題点を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、強度を低下させることなく、また圧電
板に用いる圧電材料を変えることなく、端子間容量だけ
を大きくすることができる圧電共振子を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段とその作用】請求項1に記
載の圧電共振子は、拡がり振動を利用した圧電共振子で
あって、複数の圧電板と複数の電極膜とを交互に積層し
て一体化し、前記電極膜の一部を互いに導通させ、残る
電極膜を互いに導通させたことを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の圧電共振子にあっては、
1枚の圧電板とその両面の電極膜によって拡がり振動す
る1素子が構成され、当該素子を複数積層した構造を有
しているから、圧電板の寸法や圧電材料を変えることな
く、端子間容量を大きくすることができる。
【0009】また、請求項1に記載の圧電共振子にあっ
ては、複数の圧電板を積層一体化した構造を有している
ので、圧電板の厚みを薄くすることによって端子間容量
を大きくしても圧電板が割れにくい。従って、各圧電板
を薄くすることにより、圧電共振子の強度を低下させる
ことなく、圧電共振子の端子間容量をより大きくするこ
とができる。
【0010】請求項2に記載の圧電共振子は、請求項1
に記載した圧電共振子において、圧電板と電極膜とを積
層一体化した積層体の外周面における節点位置に複数の
端面電極を設け、前記電極膜の一部を一部の端面電極に
よって互いに導通させ、前記残る電極膜を別な一部の端
面電極によって互いに導通させたことを特徴としてい
る。
【0011】請求項2に記載の圧電共振子は、積層体の
外周面における節点位置に端面電極を設けているから、
端面電極によって圧電板の拡がり振動を阻害する恐れが
少ない。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図2は本発明
の一実施形態による拡がり振動を利用した圧電共振子1
1を示す斜視図、図3(a)(b)(c)はその平面
図、側面図及び正面図である。この圧電共振子11にあ
っては、圧電セラミックからなる奇数枚の圧電板12と
偶数層の電極膜13a、13b、13c、13dとを交
互に積層して積層体が形成されている。各圧電板12
は、同じ辺の長さL1、L2で同じ厚みtを有してお
り、いずれも厚み方向に分極処理を施されており、拡が
り振動モードの圧電振動を発生するようになっている。
図3(b)では、矢印で示す各圧電板12の分極方向は
交互に反対向きとなっているが、すべて同じ方向に分極
していてもよい。積層された電極膜のうち、外側の2層
の電極膜は表面電極13a、13dとなっており、圧電
板12間に挟まれた電極膜は内部電極13b、13cと
なっている。表面電極13a、13d及び内部電極13
b、13cは、1層毎に反対方向へ偏位させて配置され
ている。すなわち、表面電極13a及び1層おきの内部
電極13cは、積層体の一方端面に達しているが、他方
端面との間は離間しており、他の表面電極13d及び1
層おきの内部電極13bは積層体の他方端面に達してい
るが、一方端面との間は離間している。
【0013】積層体の両端面の中央に位置する節点(拡
がり振動のノード)には端面電極14a、14bが形成
されており、一方の端面電極14aにより一方の表面電
極13aと内部電極13cが電気的に接続され、他方の
端面電極14bにより他方の表面電極13dと内部電極
13bが電気的に接続されている。このように積層体の
節点に端面電極14a、14bを設けることにより、圧
電共振子11の励振時に圧電板12に発生する拡がり振
動が抑制されにくくなる。
【0014】このような積層構造の圧電共振子11は、
圧電板12の積層枚数がn枚であるとすると、図1のよ
うな単板の圧電共振子11をn個並列に接続したものと
等価であるから、この圧電共振子11の端子間容量Cf
はつぎの(3)式で表わされる。 Cf = n(ε0・εS・W1・W2)/t …(3) 但し、tは圧電板12の厚み、W1(≦L1)及びW2
(≦L2)は電極膜の重なりあっている領域の辺長、ε
0は真空中の誘電率、εSは圧電板12の比誘電率であ
る。
【0015】いま、図1に示したような単板構造の圧電
共振子1と図2に示したような積層構造の圧電共振子1
1を考え、両圧電共振子1、11の外形サイズ(L1、
L2)と圧電材料(すなわち、比誘電率εS)が等しい
とする。また、電極膜は、圧電板12のほぼ全面に形成
されていて、L2≒W2、L1=W1であるとする。両
圧電共振子1、11の厚みが等しいから、圧電共振子1
の厚みTと圧電共振子11の厚みtの間には、T=nt
の関係がある。従って、(1)式と(3)式とを比較すると、
n枚の圧電板12を積層した圧電共振子11では、単板
構造の圧電共振子1に比較してn2倍の端子間容量Cfを
得ることができる。例えば、3枚の圧電板12を積層し
た圧電共振子11では、同じサイズの単板構造の圧電共
振子1と比較して9倍の端子間容量Cfを得ることがで
きる。従って、本発明の圧電共振子11によれば、圧電
共振子11の共振周波数や他の圧電特性を変化させるこ
となく大きな端子間容量Cfを得ることができる。さら
に、圧電板12を1/nの薄さにしても積層一体化され
るので、圧電板12が割れにくくなる。
【0016】なお、表面電極13a、13dは、図4に
示す圧電共振子15のように圧電板12の主面全体に形
成してあってもよい。その場合には、図4に示すよう
に、積層体の端面に形成した端面電極14aは、端面に
おいて表面電極13dと接触しないよう、積層体の一方
表面よりも引っ込めておき、端面電極14bは、端面に
おいて表面電極13aと接触しないよう、積層体の他方
表面よりも引っ込めておく必要がある。
【0017】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
奇数枚の圧電板と複数枚の電極膜によって積層体を形成
していたが、偶数枚の圧電板と奇数枚の圧電膜によって
積層体を形成してもよい。図5に示す圧電共振子16
は、後者の実施形態であり、積層体の一方端面に形成さ
れた端面電極18aによって表面電極17a、17cど
うしを接続している。また、この実施形態では、一方の
端子電極18aを端面全面に設け、他方の端子電極18
bを節点の位置にだけ設けているが、両方の端子電極1
8a、18bを端面全面に設けてもよく、両方の端子電
極18a、18bを節点の位置にだけ設けてもよい。
【0018】また、図6に示す圧電共振子19のよう
に、表面電極17a、17cの幅W1を圧電板12の幅
L1よりも狭くして部分電極としてもよい。これは圧電
板12が奇数枚の場合でもよく、偶数枚の場合でもよ
く、いずれにせよ圧電共振子19の端子間容量Cfは、
上記(3)式で表わされる。このように表面電極17a、
17cの幅W1を圧電板12の幅L1よりも小さくすれ
ば、表面電極17a、17cの幅W1によって端子間容
量Cfの値を自由に調整することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の圧電共振子によれば、
拡がり振動する素子を複数積層した構造を有しているか
ら、圧電板の寸法や圧電材料を変えることなく、端子間
容量を大きくすることができる。また、複数の圧電板を
積層一体化した構造を有しているので、圧電共振子の強
度を低下させることなく、圧電板の厚みを薄くして端子
間容量を大きくすることができる。よって、本発明の圧
電共振子によれば、圧電共振子を大きくしたり、圧電特
性を変化させたりすることなく、大きな端子間容量を得
ることができる。
【0020】請求項2に記載の圧電共振子によれば、積
層体の外周面における節点位置に端面電極を設けている
から、電極膜どうしを導通させるための端面電極によっ
て圧電板の拡がり振動を阻害する恐れが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は従来の拡がり振動を利用した
圧電共振子の構造を示す平面図及び側面図である。
【図2】本発明の一実施形態による圧電共振子を示す斜
視図である。
【図3】(a)、(b)、(c)は図2の圧電共振子の
平面図、側面図及び正面図である。
【図4】別な構造の圧電共振子を示す斜視図である。
【図5】(a)、(b)は本発明の別な実施形態による
圧電共振子を示す斜視図である。
【図6】別な構造の圧電共振子を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 圧電板 13a、13d、17a、17c 表面電極(電極膜) 13b、13c、17b 内部電極(電極膜) 14a、14b、18a、18b 端面電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡がり振動を利用した圧電共振子であっ
    て、 複数の圧電板と複数の電極膜とを交互に積層して一体化
    し、前記電極膜の一部を互いに導通させ、残る電極膜を
    互いに導通させたことを特徴とする圧電共振子。
  2. 【請求項2】 圧電板と電極膜とを積層一体化した積層
    体の外周面における節点位置に複数の端面電極を設け、
    前記電極膜の一部を一部の端面電極によって互いに導通
    させ、前記残る電極膜を別な一部の端面電極によって互
    いに導通させたことを特徴とする、請求項1に記載の圧
    電共振子。
JP11102954A 1999-04-09 1999-04-09 圧電共振子 Pending JP2000295068A (ja)

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JP11102954A JP2000295068A (ja) 1999-04-09 1999-04-09 圧電共振子
US09/537,590 US6420945B1 (en) 1999-04-09 2000-03-28 Piezoelectric resonator having internal electrode films, piezoelectric component and ladder filter formed therefrom
DE10016861A DE10016861A1 (de) 1999-04-09 2000-04-05 Piezoelektrischer Resonator, Piezoelektrische Komponente und Leiterfilter
FI20000809A FI20000809L (fi) 1999-04-09 2000-04-06 Pietsosähköinen resonaattori, pietsosähköinen komponentti ja tikapuusuodin
KR1020000018148A KR20000071594A (ko) 1999-04-09 2000-04-07 압전 공진자, 압전 부품 및 래더 필터
CNB001064916A CN1171381C (zh) 1999-04-09 2000-04-10 压电谐振器、压电元件和梯形滤波器

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