JP2000295453A - 画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体

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JP2000295453A
JP2000295453A JP11097039A JP9703999A JP2000295453A JP 2000295453 A JP2000295453 A JP 2000295453A JP 11097039 A JP11097039 A JP 11097039A JP 9703999 A JP9703999 A JP 9703999A JP 2000295453 A JP2000295453 A JP 2000295453A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モザイク画像を生成する際に意図しないテク
スチャの発生を防止して、ユーザが意図するモザイク画
を生成する。 【解決手段】 複数の素材画像を組み合わせてモザイク
画像を形成する画像処理方法及び装置であって、モザイ
ク画像の基になる第一画像を複数のタイル領域に分割し
(S300)、各タイル領域を更に複数の小領域に分割
し(S301)、また素材画像を複数の小領域に分割し
(S302)、第一画像と素材画像のそれぞれの小領域
のRGBの平均値を求め、それら平均値同士の差分を、
ユーザにより指示された重視すべき小領域に応じて重み
を付けて計算し(S304)、その計算の結果に応じ
て、第一画像の各領域に貼付ける素材画像を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明、複数の素材画像をモ
ザイク様に組み合わせてモザイク画像を生成する画像処
理方法、画像処理装置及び記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】三省堂「現代国語辞典」によれば、モザ
イクとは「種々の色彩の石・ガラス・大理石などの小片
を組み合わせて、床・壁などにはめ込み、図案化したも
の、またはその方法」である。このような技法を用い
て、多数の写真画像を組み合わせて、図案或は一つの画
像(モザイク画像)を形成することができる。モザイク
画像の生成は、その基になる図案或は画像を複数のタイ
ル状に分割し、それら各タイルの画像に最も似通った素
材画像を、そのタイル領域に貼付けることにより達成さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術においては、次のような問題点がある。
【0004】その基になる画像によっては、分割された
タイル領域のうちの複数のタイル領域に同じ素材画像が
貼られる場合があり得る。このようにして生成されたモ
ザイク画像において、同一の素材画像が集中した領域で
は、その素材画像によりテクスチャが発生し、元の図案
或は画像には存在しない、或は意図しない模様や縞等が
できるという可能性がある。また或は、その生成された
モザイク画像がユーザの意図に適さない画像となってし
まう場合もある。このような場合には、その基になる画
像を加工し、その加工した画像に基づいて再度モザイク
画像を生成する処理を行うという工程を、ユーザの意図
に適するモザイク画像が生成されるまで繰り返して行う
必要がある。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、モザイク画像を生成する際に意図しないテクスチャ
の発生を防止する画像処理方法、画像処理装置及び記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0006】また本発明の目的は、ユーザが意図する素
材画像を選択して、高画質のモザイク画像を生成する画
像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理方法は以下のような工程を備える。
即ち、複数の素材画像を組み合わせてモザイク画像を形
成する画像処理方法であって、前記モザイク画像の基に
なる第一画像を複数領域に分割し、分割された各領域を
更に複数の小領域に分割し、素材画像を複数の小領域に
分割し、前記第一画像と前記素材画像のそれぞれの小領
域の画像特性の差分を重みを付けて計算し、前記計算の
結果に応じて前記各領域に対応する素材画像を選択する
ことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために本発明の画像処
理装置は以下のような構成を備える。即ち、複数の素材
画像を組み合わせてモザイク画像を形成する画像処理装
置であって、モザイク画像の基になる第一画像を入力す
る入力手段と、前記複数の素材画像を記憶する記憶手段
と、前記第一画像を複数の領域に分割し、更に前記各領
域を複数の小領域に分割して各小領域の第1画像特性を
求める画像特性獲得手段と、モザイク画像を形成する素
材画像の重視エリアを指示する指示手段と、前記指示手
段により指示された重視エリアに応じて、前記第1画像
特性と前記複数の素材画像のそれぞれの第2画像特性を
求める手段と、前記第2画像特性との差を演算して前記
第一画像の各領域と前記各素材画像との間の距離を演算
する距離演算手段と、前記距離演算手段により計算され
た距離に応じて前記各領域に対応する素材画像を選択す
る選択手段とを有することを特徴とする。また本発明の
画像処理装置は、記憶手段に記憶される複数の素材画像
を組合わせてモザイク画像を形成する画像処理装置であ
って、モザイク画像の基になる第一画像を入力する入力
手段と、前記第一画像を複数の画像領域に分割する分割
手段と、モザイク画像を形成する素材画像の重視エリア
を指示する指示手段と、前記指示手段により指示された
重視エリアに基づいて、前記画像領域に応じた素材画像
を選択する選択手段とを有することを特徴とする
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】[モザイク画像の生成方法]図1は、一般
的なモザイク処理に用いられる複数種類の画像の関係を
説明する図である。
【0011】図1において、第一の画像201は、モザ
イクにより画像を構成する際の基になる図案或は画像
(例えば、写真画像、コンピュータ・グラフィックス画
像など)である。第二の画像202は、第一の画像20
1を複数の領域に分割し、各領域に素材画像を203を
貼付けることにより形成されたモザイク画像である。こ
こで、素材画像203の枚数Pは、一般に、第二の画像
202を構成するのに必要な色及びテクスチャを満足す
る充分に大きな数である。
【0012】図1では説明を容易にするために、素材画
像203のサイズを、第一の画像201を分割したタイ
ル領域のサイズと同じにしたが、必ずしも素材画像20
3のサイズとタイル領域のサイズとを一致させる必要は
なく、また素材画像203の全てが同じサイズである必
要もない。但し、素材画像203のサイズとタイル領域
のサイズとが異なる場合は、対応するタイル領域に素材
画像203を貼る際には、その素材画像203のサイズ
をタイル領域のサイズに合わせて変更する必要がある。
また、タイル領域の形状も図1のような矩形に限らず任
意の形状でよい。そして、タイル領域の形状と素材画像
203の形状とが異なる場合には、素材画像203の形
状を、そのタイル領域の形状に合わせてカット或は変形
させることにより、タイル領域の形状に合わせて素材画
像の形状を整形すれば良い。
【0013】次に、図2のフローチャートを参照して、
図1に示すモザイクによる画像の生成方法を説明する。
【0014】まずステップS211で、第一の画像20
1をM×N個のタイル領域に分割する。その結果、例え
ば図3に示すように、4×5個(M=4,N=5)の矩
形タイル領域TL(0,0),TL(0,1),TL
(0,2),…,TL(3,2),TL(3,3),T
L(3,4)が生成される。
【0015】図3において、X及びYのそれぞれは、第
一の画像201の水平及び垂直方向の画素数を表し、p
及びqのそれぞれは、各タイル領域の水平及び垂直方向
の画素数を表す。従って、X=p×M,Y=q×Nとい
う関係が成り立つ。
【0016】図4は、各タイル領域の構成を示す図で、
各タイル領域は、3原色、赤(R)、緑(G)及び青
(B)のプレーン上のそれぞれのp×q画素で構成され
ている。
【0017】次に再び図2に戻り、ステップS212
で、M×N個の各タイル領域について、次式に従いRG
Bの各平均値を計算する。
【0018】 Rd_av=ΣRi/(p×q) (i=1〜pq) Gd_av=ΣGi/(p×q) (i=1〜pq) Bd_av=ΣBi/(p×q) (i=1〜pq) ここで、「Rd_av」は、destination(元の画像20
1)の赤(R)成分の平均値を意味している。他の色成
分に関しても同様である。またΣは、i=1〜pqの総
和を示している。
【0019】次にステップS213に進み、P枚の素材
画像203のそれぞれについて、次式に従ってRGBの
各平均値を算出する。尚、ここでは素材画像203のサ
イズと各タイル領域のサイズとが同じであるものとして
いる。
【0020】 Rs_av=ΣRi/(p×q) (i=1〜pq) Gs_av=ΣGi/(p×q) (i=1〜pq) Bs_av=ΣBi/(p×q) (i=1〜pq) ここで、「Rs_av」はソース(source:素材画像)の赤
色成分の平均値を意味している。他の色成分に関しても
同様である。
【0021】次にステップS214に進み、処理対象の
タイル領域の位置を示すカウンタX_Pos(0≦X_Pos≦
M−1)及びY_Pos(0≦Y_Pos≦N−1)を共に
“0”に初期化する。なお、この初期値(X_Pos,Y_P
os)=(0,0)は、第一の画像201の左上端のタイ
ル領域の位置を示している。
【0022】次にステップS215に進み、カウンタX
_Pos及びY_Posが示すタイル領域TL(X_Pos,Y_Po
s)に最もふさわしい素材画像203を選択する。この
素材画像の選択方法は、そのタイル領域の平均輝度値と
素材画像203の平均輝度値のRGB三刺激値による距
離△Eを算出し、この距離△Eが最も小さくなる素材画
像203を選択する。この距離ΔEは、以下の式で求め
られる。
【0023】△E=(Rs_av−Rd_av)^2+(Gs_av−Gd_
av)^2+(Bs_av−Bd_av)^2 なお、ここで「(a)^2」はaの2乗を表わす。
【0024】こうして選択された素材画像203を、そ
の処理対象であるタイル領域に貼る際に、そのサイズが
合わない場合は、適正なサイズになるように変倍処理を
行う。
【0025】次にステップS216に進み、処理対象の
タイル領域の位置を右方向に移動するためにカウンタX
_Posを+1し、カウンタX_Posの値がMになるとカウン
タX_Posの値を“0”にし、カウンタY_Posの値を+1
する。こうしてステップS217の判断により、第一の
画像201の全てのタイル領域に対してステップS21
5の処理が行われるまでステップS215からステップ
S217までの処理を繰り返す。
【0026】以上が、一般的なモザイク画像の生成処理
の説明である。
【0027】[本実施の形態におけるモザイク画像の形
成方法]図5は、本発明の実施の形態に係るモザイク画
像を生成する画像処理装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【0028】図5において、101はCPUで、ハード
ディスク等の蓄積部106に記憶され、RAM105に
ロードされたプログラムに従ってシステム全体の制御を
行っている。102はキーボードで、マウス102aと
ともに、本実施の形態の画像処理装置に各種コマンドや
データを入力するために使用される。103は表示部
で、例えばCRTや液晶等を備え、蓄積部106に蓄積
された画像データや読込部109から入力された画像を
表示する。104はROM、105はRAMで、本実施
の形態の装置における記憶部を構成し、実行するプログ
ラムやデータなどを記憶している。106はハードディ
スクや光ディスク等の蓄積部で、画像データベースを構
成している。107はフロッピー(登録商標)ディスク
装置で、本実施の形態の画像処理装置で使用される外部
記憶装置を構成している。108はプリンタである。
【0029】蓄積部106にはモザイク画の構成要素と
なるタイル画像が複数(P)枚格納されており、後述す
るプログラムに従って、この中から選択されたM×N枚
の画像を、図3に示すように、水平方向にM枚、垂直方
向にN枚並べて組み合わせることでモザイク画像を作成
する。こうして作成されたモザイク画像は、蓄積部10
6に画像ファイルとして記憶され、表示部103に表示
されたり、或はプリンタ108に出力されて印刷され
る。109は読込部で、画像を読み込むための、例えば
スキャナである。
【0030】なお、本実施の形態の画像処理装置には、
上記以外にも種々の構成要素が設けられているが、それ
らの構成は本発明の主要部分ではないので、それらの説
明を省略する。
【0031】次に本実施の形態の画像処理装置における
モザイク画像の生成処理を図6のフローチャートに従い
説明する。尚、この処理を実行するプログラムはRAM
105に記憶されており、CPU101の制御の下に実
行される。
【0032】まずステップS300で、第一の画像20
1をM×N個のタイル領域に分割する。その結果、例え
ば前述の図3に示すように、4×5個の矩形タイル領域
TL(0,0),TL(0,1),TL(0,2),
…,TL(3,2),TL(3,3),TL(3,4)
が生成される。次にステップS301に進み、(M×
N)個の各タイル領域を複数の小領域(r×s画素:r
<p、s<q)に分割し、各小領域について、次式に従
い、前述の図2と同様にしてRGBの平均値を計算す
る。
【0033】 Rd_av=ΣRi/(r×s) (i=1〜rs) Gd_av=ΣGi/(r×s) (i=1〜rs) Bd_av=ΣBi/(r×s) (i=1〜rs) ここで、Σはi=1〜r・sの総和を示す。
【0034】次にステップS302に進み、P枚の素材
画像203のそれぞれをr×sの小領域に分割し、各小
領域について、次式に従いRGBの平均値を算出する。
なお、個々の素材画像203の各小領域のRGBの平均
値などの画像特性は、予め求めて記憶しておくこともで
きる。その場合、各素材画像を分割した各小領域の画像
特性は、その素材画像203のヘッダ情報として記憶さ
れていても良く、或は蓄積部101に格納されている素
材画像203のそれぞれに対応するテーブル等に記録さ
れても良い。
【0035】 Rs_av=ΣRi/(r×s) (i=1〜rs) Gs_av=ΣGi/(r×s) (i=1〜rs) Bs_av=ΣBi/(r×s) (i=1〜rs) 次にステップS303に進み、処理対象であるタイル領
域の位置を示すカウンタX_Pos(0≦X_Pos≦M−1)
及びY_Pos(0≦Y_Pos≦N−1)を共に“0”に初期
化する。なお、(X_Pos,Y_Pos)=(0,0)は、第
一の画像201の左上端のタイル領域の位置を示す。
尚、これらカウンタX_Pos,カウンタY_PosはRAM1
05に設けられている。
【0036】次にステップS304に進み、カウンタX
_Pos及びカウンタY_Posで指示されるアドレス(X_Po
s,Y_Pos)のタイル領域に最もふさわしい素材画像2
03を検索して決定する。この素材画像の決定処理につ
いては図7のフローチャートを参照して詳しく説明す
る。
【0037】次にステップS305に進み、ステップS
304で検索して決定した素材画像203を、処理対象
であるタイル領域に貼る。この素材画像を貼付ける処理
において、その処理対象のタイル領域のサイズと素材画
像のサイズとが合わない場合は、その素材画像のサイズ
が、そのタイル領域のサイズになるように変倍処理を行
う。
【0038】続いてステップS306に進み、カウンタ
X_Posの値を+1し、このカウンタX_Posの値がMにな
るとカウンタX_Posの値を“0”にしてカウンタY_Pos
を+1する。こうしてステップS307で、第一の画像
201の全てのタイル領域に対して処理が行われるまで
ステップS304からステップS306までの処理を繰
り返す。
【0039】次に図7のフローチャートを参照して、前
述のステップS304における素材画像の検索処理を説
明する。
【0040】尚、この場合、図6に示したモザイク画像
生成処理を開始する前に、ユーザがモザイク画像を、例
えば「特に重視する部分なし」或は「中心部分重視」で
素材画像の検索を行うかを指定するものとし、例えばこ
こでは「中心部分重視」を選択しているものとする。
【0041】まずステップS700で、素材画像を特定
するための変数nを“0”にクリアする。この変数n
は、蓄積部106に記憶されている複数の素材画像の内
のある素材画像(n)を特定するための変数である。次に
ステップS701に進み、配列変数S(n)を“0”にク
リアする。この配列変数S(n)は、各素材画像203と
第一の画像201の各タイル領域の画像の特徴量の距離
を格納するものである。
【0042】次にステップS702に進み、ユーザによ
り指定されている重視する部分を判断する。ここでは例
えば、「中心部分重視」が指示されているものとし、例
えば図8に示すように、それぞれ数の小領域に分割され
たタイル領域と各素材画像の小領域の内、その中心部分
に近い5つの小領域(1,0),(0,1),(1,
1),(2,1),(1,2)と、その他の小領域との
間の特徴量の距離を計算する時に重みを変えて計算す
る。
【0043】より詳しく説明すると、処理対象となって
いるタイル領域と変数nで特定されている素材画像(n)
のそれぞれを、例えば図8に示すように複数の小領域に
分割する。そして、そのタイル領域の小領域のそれぞれ
と、変数nで指定された素材画像の各小領域との間で、
RGBの各色成分毎の距離を求める。この際、もし「中
心部分重視」が指示されているものとすると、図8に示
すタイル領域と素材画像のそれぞれ9個の小領域の内、
その中心部分に位置している5つの小領域(1,0),
(0,1),(1,1),(2,1),(1,2)同士
でRGB各色成分の距離を求める式の係数Aを、他の小
領域同士の距離を求める式の係数B,Cよりも大きくす
る。
【0044】例えば、タイル領域及び素材画像のほぼ中
心部分に位置している小領域の場合にはステップS70
2からステップS703に分岐し、重みを切り替える変
数Aに“100”をセットする。一方、その他の小領域
の場合にはステップS702からステップS704に進
み、変数Aに“25”をセットする。
【0045】これらステップS703或はS704の
後、ステップS705に進み、下式に基づいて、各小領
域間での距離計算を行う。
【0046】 S(n)+=((タイルのR−素材画像(n)のR)×A/100)^2 S(n)+=((タイルのG−素材画像(n)のG)×A/100)^2 S(n)+=((タイルのB−素材画像(n)のB)×A/100)^2 尚、上式において、「(a)^2」はaの2乗を表してい
る。
【0047】こうして、あるタイル領域と、ある素材画
像のそれぞれの各小領域同士でのRGBのそれぞれ差を
示す配列変数が求められ、1つの小領域毎に、これらR
GB3つの配列変数の加算結果が、その小領域におけ
る、そのタイル領域と素材画像(n)との距離を示す配列
変数S(n)として決定される。
【0048】次にステップS706に進み、次に小領域
を指示し、その素材画像の全ての小領域と、処理対象で
あるタイル領域の全ての小領域との間の距離計算が終了
したか否かを判断し、終了していない場合にはステップ
S702に戻って、次の小領域に対して前述の処理を実
行する。
【0049】こうして全ての小領域に対する処理が終了
すると、その素材画像と処理対象のタイル領域との間の
距離計算、即ち、各小領域での距離計算の総和が得られ
て計算処理が終了したことになるとステップS707に
進み、前述のステップS701〜S706の処理が、蓄
積部106に格納されている全ての素材画像203に対
して実行されたかを判断し、そうでない場合にはステッ
プS701に戻って上記の処理を繰り返す。
【0050】こうして全ての素材画像に対する処理が終
了するとステップS708に進み、配列変数S(n)を小
さい順にソートする。この結果、一番小さい配列変数S
(x)が求められると、x番目の素材画像の中央部分が、
その処理対象のタイル領域の中央部分に最も近い素材画
像として判定される。
【0051】ここで例えば、その第一画像のタイル領域
に既に貼り付けられた素材画像を、再度他のタイル領域
に対して使用できないようにしてもよい。また、素材画
像を使用する回数を制限するようにしてもよい。
【0052】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、第一の画像201をタイルや素材画像の「中心部
分」(或は周辺部分など)を重視した検索結果のモザイ
ク画像を生成することや、あるいは「特に重視する部分
なし」といった検索結果のモザイク画像を生成すること
ができる。
【0053】尚、上述した実施の形態では、重視する成
分の係数Aの値を“100”、その他の成分の係数Bの
を“25”として係数Aに係る値の重み付けを行った
が、これら係数の値はこれに限定されるものでなく、ま
たRGBではなく、輝度(Y)と色差(Cb,Cr)のそ
れぞれの距離を求めてもよい。
【0054】またユーザにより指示された重視する領域
の度合に応じて、それぞれ別の計数値を設定してもよ
い。
【0055】また「特に重視する部分なし」の場合は、
全ての小領域に対して同一の値を使えばよく、特に値を
決める必要はない。更に「中心部分重視」の場合は、上
述の4つの小領域に対して重みを付けるように説明した
が、これに限るものではないことは容易に推察できる。
【0056】[他の実施例]「中心部分重視」或は「特
に重視する部分なし」の選択のほか、「重視」する部分
をユーザに指定させる方法もある。この場合、各素材画
像のどの小領域に対して「重視」するかを、これら素材
画像を表示部103に表示させた状態で、マウス102
a等を用いて指定できるようにしてもよい。
【0057】また、第一の画像の各タイルで別々の小領
域を「重視」することも可能である。更に、各タイル領
域或は素材画像の小領域の分割方法は、上記実施の形態
の図8で示したものに限るものではなく、別の分割方
法、分割個数、分割形状でも良いことは容易に推察でき
る。
【0058】さらに、第一の画像の各タイル領域の小領
域への分割方法と、素材画像の小領域への分割方法は、
同一の分割方法に限るものではなく、各タイル領域と素
材画像の小領域への分割方法、或は分割個数等が別々の
方法である場合は、それぞれに対応する小領域を求め、
「重視」する部分と、しない部分とを各々判斬する手段
を備えるようにしてもよい。
【0059】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、スキャナ、
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても良
く、あるいは一つの機器からなる装置(例えば複写機、
ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0060】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラム・コードを
記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいはコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラム・コードを読
み出し実行することによっても達成される。この場合、
記憶媒体から読み出されたプログラム・コード自体が前
述した実施形態の機能を実現することになり、そのプロ
グラム・コードを記憶したプログラム・コードを実行す
ることにより、前述した実施形態の機能が実現されるだ
けでなく、そのプログラム・コードの指示に基づき、コ
ンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティング・
システム)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0061】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラム・コードが、コンピュータに挿入された機能拡張カ
ードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備
わるメモリに書き込まれた後、そのプログラム・コード
の指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニッ
トに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を
行い、その処理によって前述した実施の形態に機能が実
現される場合も含まれる。
【0062】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、モザイク画像を生成する際に、基になる第一の画像
を分割したタイル領域のそれぞれを、例えば「中心部分
重視」或は「特に重視する部分なし」、或は「任意の小
領域を重視」等の条件の下に、最適な素材画像を検索す
ることにより、よりユーザの好みに合ったモザイク画像
を生成することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したようの本発明によれば、モ
ザイク画像を生成する際に意図しないテクスチャの発生
を防止できるという効果がある。
【0064】また本発明によれば、ユーザが意図する素
材画像を選択して、高画質のモザイク画像を生成できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】基になる第一画像とモザイクに用いられる複数
種類の素材画像の関係を示す図である。
【図2】モザイクによる画像の一般的な生成方法を説明
するためのフローチャートである。
【図3】第一の画像をM×N個のタイル領域に分割した
状態を示す図である。
【図4】各タイル領域の色プレーンを説明する図であ
る。
【図5】本実施の形態に係る画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】本実施の形態の画像処理装置におけるモザイク
画像の生成処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS304で実行される素材画像
の検索及び選定処理を示すフローチャートである。
【図8】タイル領域或は素材画像の特徴量を求めるため
の小領域への分割例を説明する図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素材画像を組み合わせてモザイク
    画像を形成する画像処理方法であって、 前記モザイク画像の基になる第一画像を複数領域に分割
    し、 分割された各領域を更に複数の小領域に分割し、 素材画像を複数の小領域に分割し、 前記第一画像と前記素材画像のそれぞれの小領域の画像
    特性の差分を重みを付けて計算し、 前記計算の結果に応じて前記各領域に対応する素材画像
    を選択することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記各領域に対応する素材画像は、前記
    各領域の画像特性に最も近い画像特性を有する素材画像
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記画像特性は、前記各領域及び素材画
    像を形成する複数の小領域のそれぞれの平均RGB値で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の小領域の内の小領域を指示す
    る指示工程を更に有し、前記指示工程で指示された小領
    域に対応する重み付けを大きくするようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 更に、選択された素材画像を対応する領
    域に貼付けてモザイク画像を生成する工程を有すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画
    像処理方法。
  6. 【請求項6】 複数の素材画像を組み合わせてモザイク
    画像を形成する画像処理装置であって、 モザイク画像の基になる第一画像を入力する入力手段
    と、 前記複数の素材画像を記憶する記憶手段と、 前記第一画像を複数の領域に分割し、更に前記各領域を
    複数の小領域に分割して各小領域の第1画像特性を求め
    る画像特性獲得手段と、 モザイク画像を形成する素材画像の重視エリアを指示す
    る指示手段と、 前記指示手段により指示された重視エリアに応じて、前
    記第1画像特性と前記複数の素材画像のそれぞれの第2
    画像特性を求める手段と、前記第2画像特性との差を演
    算して前記第一画像の各領域と前記各素材画像との間の
    距離を演算する距離演算手段と、 前記距離演算手段により計算された距離に応じて前記各
    領域に対応する素材画像を選択する選択手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像特性獲得手段は、前記複数の小
    領域を形成する複数の画素値の平均RGB値を求めて画
    像特性を獲得することを特徴とする請求項6に記載の画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の素材画像のそれぞれを複数の
    小領域に分割し、各小領域の前記第2画像特性を求める
    手段を更に有することを特徴とする請求項6又は7に記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記距離演算手段は、指示手段で指示さ
    れた小領域に対応する画像特性の差の重み付けを大きく
    して前記距離を演算するようにしたことを特徴とする請
    求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記選択手段により選択された
    素材画像を対応する領域に貼付けてモザイク画像を生成
    する生成手段を有することを特徴とする請求項6乃至9
    のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 記憶手段に記憶される複数の素材画像
    を組合わせてモザイク画像を形成する画像処理装置であ
    って、 モザイク画像の基になる第一画像を入力する入力手段
    と、 前記第一画像を複数の画像領域に分割する分割手段と、 モザイク画像を形成する素材画像の重視エリアを指示す
    る指示手段と、 前記指示手段により指示された重視エリアに基づいて、
    前記画像領域に応じた素材画像を選択する選択手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記選択手段は、前記重視エリアの画
    像特性に重み付けをして計算した結果に基づいて、前記
    画像領域に応じた素材画像を選択することを特徴とする
    請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記画像特性は、前記素材画像と前記
    画像領域を形成する画素値の平均RGB値であることを
    特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記計算した結果は、前記素材画像と
    前記画像領域の画像特性の差であることを特徴とする請
    求項12に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 更に、前記選択手段により選択された
    素材画像を対応する画像領域に貼付けてモザイク画像を
    生成する生成手段を有することを特徴とする請求項11
    乃至14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の素材画像を組み合わせてモザイ
    ク画像を形成する画像処理方法を実行するプログラムを
    記憶した、コンピュータにより読取り可能な記憶媒体で
    あって、 前記モザイク画像の基になる第一画像を複数領域に分割
    するプログラムコード・モジュールと、 分割された各領域を更に複数の小領域に分割するプログ
    ラムコード・モジュールと、 素材画像を複数の小領域に分割するプログラムコード・
    モジュールと、 前記第一画像と前記素材画像のそれぞれの小領域の画像
    特性の差分を重みを付けて計算するプログラムコード・
    モジュールと、 前記計算の結果に応じて前記各領域に対応する素材画像
    を選択するするプログラムコード・モジュールと、を有
    することを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記画像特性は、前記各領域及び素材
    画像を形成する複数の小領域のそれぞれの平均RGB値
    であることを特徴とする請求項16に記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記複数の小領域の内の小領域を指示
    する指示工程プログラムコード・モジュールを更に有
    し、前記指示工程プログラムコード・モジュールで指示
    された小領域に対応する重み付けを大きくするようにし
    たことを特徴とする請求項16に記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 更に、選択された素材画像を対応する
    領域に貼付けてモザイク画像を生成する工程プログラム
    コード・モジュールを有することを特徴とする請求項1
    6乃至18のいずれか1項に記載の記憶媒体。
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