JP2000295477A - 画像処理装置および画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2000295477A
JP2000295477A JP11095703A JP9570399A JP2000295477A JP 2000295477 A JP2000295477 A JP 2000295477A JP 11095703 A JP11095703 A JP 11095703A JP 9570399 A JP9570399 A JP 9570399A JP 2000295477 A JP2000295477 A JP 2000295477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
brightness
histogram
area
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11095703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3918355B2 (ja
Inventor
Kenji Hyoki
賢治 表木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP09570399A priority Critical patent/JP3918355B2/ja
Publication of JP2000295477A publication Critical patent/JP2000295477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3918355B2 publication Critical patent/JP3918355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光の不適正な画像からでも適正な階調の画
像信号を得ることのできる画像処理装置、および露光の
不適正な画像からでも適正な階調の画像を形成すること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力された画像信号11に基づいてその
画像信号11により表される画像の各画素ごとの明度を
求めて画像の明度の分布を表す明度ヒストグラムを作成
するヒストグラム作成手段12と、作成されたオリジナ
ルの明度ヒストグラムに比べ正規分布に近づいた明度ヒ
ストグラムが得られるように階調を補正する階調補正手
段13とを備えた画像処理装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光不良の画像を
補正して適正な階調の画像信号を得る画像処理装置、お
よび露光不良の画像を補正して適正な階調の画像を形成
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(Charge Coupled
Device)などの撮像素子を用いたDSC(Di
gital Still Camera)においては、
撮像素子のダイナミック・レンジの狭さゆえに、最適露
光の撮像画像を得ることは難しい。その結果、撮影画像
が実際の被写体とは異なり、暗め、あるいは明るめに再
現されることがある。
【0003】特開平8−32827号公報には、入力さ
れた画像信号の明度の分布を表す明度ヒストグラムを作
成し、全画素数に対する明部の画素数および暗部の画素
数の割合が、予め設定された割合に保たれるように明部
閾値および暗部閾値を設定し、これらの閾値が階調補正
後の最小明度および最大明度となるように画像信号を線
型変換して階調補正するとともに階調補正に見合った彩
度補正を行う階調補正装置が開示されている。
【0004】また、特開平9−37145号公報には、
撮像素子から入力された画像信号の輝度ヒストグラムを
作成し、各輝度範囲の度数に応じて各輝度範囲の入出力
特性の傾きを2-1、20、21から選択して階調補正する
自動露光調節装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特開平
8−32827号公報に開示された方法では、全階調を
線型変換するため、入出力特性を明部または暗部ごとに
別々に変化させて補正することができないという問題が
ある。また、特開平9−37145号公報に開示された
方法では、階調の入出力特性が入力画像の輝度ヒストグ
ラムにより大きく左右され、特異な輝度ヒストグラムを
持つ画像に対しては、不適切な階調再現となるという問
題がある。
【0006】現在市場に出回っているDSCには、撮影
時に自動的に露光が決定される自動露光装置(AE)が
実装されている。DSCのAEとしては様々な方式のも
のがあるが、いずれの方式も機能的には完全なものでは
ない。また、DSCに実装されるCCDのダイナミック
・レンジの広さには限度があり、ダイナミック・レンジ
を大きく上回る輝度分布を持つ被写体を撮影すると、低
輝度側もしくは高輝度側の階調どちらか、または双方を
犠牲にすることになりAEの動作不良を起こす可能性が
高くなる。
【0007】図17は、露光が適正でないDSC画像と
その画像信号から得られた明度ヒストグラムの例を示す
図である。
【0008】図17(a)は、露光が適正でないDSC
による、全体に暗過ぎる画像、すなわち低輝度・低コン
トラストの画像、およびその画像の各画素ごとの明度の
分布を表す明度ヒストグラムであり、図17(b)は、
体的に明る過ぎる画像、すなわち高輝度・低コントラス
トの画像、およびその明度ヒストグラムであり、また図
17(c)は、コントラストが高過ぎる画像、およびそ
の明度ヒストグラムの例である。
【0009】撮影時にDSCのAEによる露光が不適正
化であった場合は、図17に示すように、明度ヒストグ
ラムの画素分布が暗部領域あるいは明部領域に極在化し
てしまい、このような状態の画像信号のまま画像形成装
置から出力しても、適正な階調の画像を得ることはでき
ない。撮影時の条件によりAE機構が適正に作動しない
ような場合は撮影者がシャッタを切る際に露光の適正度
を確認するという方法も考えられるが、一般の撮影者に
とってそのような操作は煩雑であり非効率的である。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑み、露光の不適
正な画像からでも適正な階調の画像信号を得ることので
きる画像処理装置、および露光の不適正な画像からでも
適正な階調の画像を形成することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の画像処理装置は、画像信号が入力され、入力され
た画像信号に基づいてその画像信号により表される画像
の各画素ごとの明度を求めて画像の明度の分布を表す明
度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、入
力された画像信号に基づいて作成されたオリジナルの明
度ヒストグラムに比べ正規分布に近づいた明度ヒストグ
ラムが得られるように階調を補正する階調補正手段とを
備えたことを特徴とする。
【0012】ここで、上記階調補正手段が、作成された
明度ヒストグラムを明部領域、中間領域、および暗部領
域の3領域に分けたときの明部領域および暗部領域それ
ぞれの各平均的な明度値と、全画素数に対する明部領域
および暗部領域の各画素数割合とを求め、明部領域およ
び暗部領域それぞれについて、平均的な明度値と明度ス
ケールの中央値との間の差分と、画素数割合とを変数と
した各所定の評価関数を満足するように、明部領域およ
び暗部領域に属する画素の明度を補正するものであるこ
とが好ましい。
【0013】また、上記階調補正手段が、上記ヒストグ
ラム作成手段により作成された明度ヒストグラムについ
て上記各所定の評価関数を満足するか否かを明部領域お
よび暗部領域それぞれについて判定し、不満足の領域に
ついて所定の増分だけ明度を補正して上記ヒストグラム
作成手段に明度補正後の明度の分布を表す明度ヒストグ
ラムを作成させる過程を繰り返すことにより、上記各所
定の評価関数を満足するように明度を補正するものであ
ることも好ましい態様である。
【0014】また、上記の目的を達成する本発明の画像
形成装置は、画像信号が入力され、入力された画像信号
に基づいてその画像信号により表される画像の各画素ご
との明度を求めて画像の明度の分布を表す明度ヒストグ
ラムを作成するヒストグラム作成手段と、入力された画
像信号に基づいて作成されたオリジナルの明度ヒストグ
ラムに比べ正規分布に近づいた明度ヒストグラムが得ら
れるように階調を補正する階調補正手段と、上記階調補
正手段により補正された階調の画像を表す画像信号に基
づいて画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0016】図1は、適正露光で撮影されたDSC画像
の明度ヒストグラムを示す図である。
【0017】DSCのAEにより適正露光で撮影された
DSC画像では、図1に示すように、画像の各画素ごと
の明度の分布を表す明度ヒストグラムは、中央部の明度
が高く、中央部から両側の暗部および明部にかけて明度
が次第に低下する正規分布に近い形状を有している。そ
こで、図17に示したような露光不適正の画像信号から
でも適正な階調の画像が得られるようにするためには、
DSCで撮影した後、DSCで得られた画像信号を適切
な画像形成手段により一括して適正な階調に補正して、
図1に示すような正規分布に近い明度ヒストグラムを有
する画像信号に補正する必要がある。
【0018】図2は、本発明の画像処理装置の実施形態
を示す概略構成図である。
【0019】図2に示すように、この画像処理装置10
は、DSCの撮像素子などから出力された画像信号11
が入力され、入力された画像信号11に基づいてその画
像信号11により表される画像の各画素ごとの明度を求
めて画像の明度の分布を表す明度ヒストグラムを作成す
るヒストグラム作成手段12と、ヒストグラム作成手段
12により作成されたオリジナルの明度ヒストグラムに
比べ正規分布に近づいた明度ヒストグラムが得られるよ
うに階調を補正する階調補正手段13とを備えている。
この画像処理装置10により補正された階調の画像を表
す補正済みの画像信号14は、外部の画像形成装置15
に出力され、画像形成装置15によって適正な階調を持
つ画像が形成される。
【0020】なお、本実施形態の画像処理装置10にお
ける階調補正手段13は、ヒストグラム作成手段12に
より作成された明度ヒストグラムを明部領域、中間領
域、および暗部領域の3領域に分けたときの明部領域お
よび暗部領域それぞれの各平均的な明度値と、全画素数
に対する明部領域および暗部領域の各画素数割合とを求
め、明部領域および暗部領域それぞれについて、平均的
な明度値と明度スケールの中央値との間の差分と、画素
数割合とを変数とした各所定の評価関数を満足するよう
に、明部領域および暗部領域に属する画素の明度を補正
するように構成されている。
【0021】また、本実施形態の画像処理装置10にお
ける階調補正手段13は、ヒストグラム作成手段12に
より作成された明度ヒストグラムについて上記の各所定
の評価関数を満足するか否かを明部領域および暗部領域
それぞれについて判定し、不満足の領域について所定の
増分だけ明度を補正してヒストグラム作成手段12に明
度補正後の明度の分布を表す明度ヒストグラムを作成さ
せる過程を繰り返すことにより、上記各所定の評価関数
を満足するように明度を補正するように構成されてい
る。
【0022】次に、上記のヒストグラム作成手段12お
よび階調補正手段13の動作の詳細についてフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0023】図3は、本実施形態のヒストグラム作成手
段、および階調補正手段における処理の流れを示すフロ
ーチャートの一部である。
【0024】図4、図5、図6,および図7は、本実施
形態の階調補正手段における処理の流れを示すフローチ
ャートの一部である。
【0025】DSCの撮像素子などから出力された画像
信号11(図2参照)が画像処理装置10に入力される
と、ヒストグラム作成手段12は、入力された画像信号
11に基づいて、画像信号11により表される画像の各
画素ごとの明度を求め、画像の明度の分布を表す明度ヒ
ストグラムを作成する(ステップS1)。
【0026】ここでいう明度は、入力された画像信号1
1を、各画素ごとに均等色空間で表されるデータL**
*に変換した後、この中から明度L*を取り出したもの
であり、明度L*の値は0から100までに正規化され
ている。
【0027】図8は、本実施形態における入力画像信号
に基づいて作成された階調補正前の明度ヒストグラムの
一例を示す図である。
【0028】図8に示すように、一般に、DSCの画像
信号に基づいて作成された階調補正前の明度ヒストグラ
ムは、図1に示したような適正露光のDSC画像に基づ
いて作成された明度ヒストグラムとは異なり、画素が暗
部領域および明部領域に偏在しており、正規分布曲線と
はほど遠い形状の明度ヒストグラムを示すことが多い。
【0029】ヒストグラム作成手段12により入力画像
から最初に作成した明度ヒストグラムは、オリジナルの
明度ヒストグラムとして所定の記憶素子に記憶してお
く。
【0030】次に、この明度ヒストグラムの明度軸(横
軸)を3等分するように、次の計算式により、2つの閾
値L* th#dk,L* th#hiを設定し、全画素を低明度側から
それぞれ暗部領域、中間領域、および明部領域に3分割
する(ステップS2)。
【0031】
【数1】
【0032】次に、明度ヒストグラムの暗部領域および
明部領域に属する画素の平均明度L * dk,L* hiおよび面
積比Fdk,Fhiを次の計算式により求める(ステップS
3,S4)。面積比Fdk,Fhiは計算式からも明らかな
ように、0≦Fdk、Fhi≦1の値となる。また、明度ス
ケールの中央値(画像形成装置のダイナミックレンジの
中央値)をL* midとする。本実施形態ではL* mid=50
としている。
【0033】
【数2】
【0034】図9は、ステップS3,S4により求めら
れた暗部領域および明部領域の平均明度L* dk,L* hi
面積比Fdk,Fhiを示す図である。
【0035】次に、上記のL* dkおよびL* hiを次の計算
式に代入して、暗部領域および明部領域に属する画素の
明度分離度DdkおよびDhiを算出する(ステップS
5)。
【0036】
【数3】
【0037】次に、画像信号に対し、階調補正が必要か
否かを判別する。
【0038】本実施形態では、階調補正手段13(図2
参照)が、明度ヒストグラムを明部領域、中間領域、お
よび暗部領域の3領域に分けたときの明部領域および暗
部領域それぞれの平均明度L* dk,L* hi(本発明にいう
平均的な明度値)と、明部領域および暗部領域の面積比
dk,Fhi(本発明にいう全画素数に対する明部領域お
よび暗部領域の各画素数割合)とを求め、明部領域およ
び暗部領域それぞれについて、平均明度L* dk,L* hi
明度スケールの中央値L* midとの間の差分と、面積比F
dk,Fhiとを変数とした各所定の評価関数を満足するよ
うに、明部領域および暗部領域に属する画素の明度を補
正するように構成されている。
【0039】図10は、階調補正が必要か否かを判別す
るための明部領域(a)および暗部領域(b)の評価関
数および評価関数により判別される判別点を示す図であ
る。
【0040】図10(a)には、明度分離度を横軸にと
り面積比を縦軸にとったグラフ上に上記の評価関数に基
づく暗部判別領域(ハッチングを施した部分)と、評価
関数により判別される判別点Pdkとが示されている。同
様に、図10(b)には、明度分離度を横軸にとり面積
比を縦軸にとったグラフ上に上記の評価関数に基づく明
部判別領域(ハッチングを施した部分)と、評価関数に
より判別される判別点Phiとが示されている。
【0041】暗部領域の判別点Pdkは、座標(Ddk,F
dk)として、また明部領域の判別点Phiは、座標
(Dhi,Fhi)として定義される(ステップS6)。
【0042】評価関数は、明部領域および暗部領域それ
ぞれについて、平均明度L* dk,L* hiと明度スケールの
中央値L* midとの間の差分と、画素数割合(面積比
dk,F hi)とを変数とする関数であり、この関数を定
義するパラメータは、予め、主観評価実験などにより好
ましい階調再現性が得られるように、明度分離度Ddk
よびDhiと面積比FdkおよびFhiとの関係を実験的に求
めることにより作成する。例えば、様々な明度分離度と
面積比を持つ画像サンプルを用意し、被験者による主観
評価実験を行うことにより、上記の評価関数のパラメー
タを決定することができる。
【0043】本実施形態では、評価関数として、暗部領
域用の評価関数と明部領域用の評価関数の2種類が用意
されており、暗部領域および明部領域について階調補正
処理の必要性をより柔軟に判別できるようになってい
る。
【0044】本実施形態の階調補正手段13は、上記の
評価関数を用いて、ヒストグラム作成手段12により作
成された明度ヒストグラムについてこの評価関数を満足
するか否かを明部領域および暗部領域それぞれについて
判定し、不満足の領域について所定の増分だけ明度を補
正してヒストグラム作成手段12に明度補正後の明度の
分布を表す明度ヒストグラムを作成させる過程を繰り返
すことにより、評価関数を満足するように明度を補正す
る。
【0045】階調補正処理は、暗部領域の判別点Pdk
よび明部領域の判別点Phiが、それぞれ図10(a)お
よび図10(b)に示す暗部判別領域および明部判別領
域内に含まれているか、あるいは暗部領域の判別点Pdk
および明部領域の判別点Phiがともに暗部判別領域およ
び明部判別領域内に含まれているかにより次の3ケース
に分かれる(ステップS7)。
【0046】1.暗部領域の判別点Pdkが図10(a)
のハッチングを施した領域に含まれている場合、明度域
0≦L*≦L* midの階調補正を行う。 ・・・ケー
ス1 2.明部領域の判別点Phiが図10(b)のハッチング
を施した領域に含まれている場合、明度域L* mid≦L*
≦100の階調補正を行う。 ・・・ケース2 3.ケース1およびケース2を同時に満たす場合、全明
度域で階調補正を行う。
・・・ケース3 上記の3ケースのうちのいずれのケースに該当するかに
より、それぞれの補正処理に分岐される。なお、上記の
3ケースのいずれにも該当しない場合は階調補正の必要
なしと判定し、階調補正手段13による階調補正処理を
終了する(ステップS8)。
【0047】次に、ケース1の補正処理について説明す
る。
【0048】図5に示すように、ケース1の補正処理で
は、明度域0≦L*≦L* midに属する画素の補正前の明
度をL* dk#inとして、次の計算式により補正後の明度L
* dk# outを求める(ステップS9)。
【0049】
【数4】
【0050】図11は、階調補正後の暗部領域の明度の
変換特性の一例を示すグラフである。
【0051】図11には、γhi=0.5を用いて階調補
正した後の、上方に湾曲した形状の階調補正後の明度L
* dk#outの曲線が示されている。
【0052】ケース1の補正処理におけるγdkの値は、
前回の階調補正時に用いたγdkをγ dk#oldとし、次回の
階調補正時に用いるγdkをγdk#newすると、次の式を満
たすように変更する(ステップS10)。
【0053】
【数5】
【0054】こうして、ケース1の階調補正処理が終了
すると図3のステップS1に戻り階調補正後の明度ヒス
トグラムが作成され(ステップS1)、以下、ステップ
S2からステップS7までの処理を経た後、ステップS
8でさらに階調補正が必要か否かが判定される。階調補
正が必要でなければ階調補正処理は終了するが、階調補
正が必要な場合はいずれのケースの階調補正が必要かが
判定され、その判定の結果によりケース1、ケース2、
ケース3のいずれかの階調補正処理が、階調補正が必要
でなくなるまで繰り返される。
【0055】図12は、本実施形態の階調補正手段によ
り暗部の階調補正処理が完了した後の暗部判別点Pdkn
および初期値Pdkoを示す図である。
【0056】図12に示すように、暗部判別点の初期値
dkoは、階調補正手段による階調補正処理の結果、P
dknへ移動しており、上述の評価関数を満足するように
階調補正されていることがわかる。
【0057】次に、ケース2の補正処理について説明す
る。
【0058】図6に示すように、ケース2の補正処理で
は、明度域L* mid≦L*≦100に属する画素の補正前
の明度をL* hi#inとして、次の計算式により補正後の明
度L * hi#outを求める(ステップS11)。
【0059】
【数6】
【0060】図13は、明部領域の階調補正による明度
の変換特性の一例を示すグラフである。
【0061】図13には、γhi=0.5を用いて階調補
正した後の、下方に湾曲した形状の明度L* hi#outの曲
線が示されている。
【0062】ケース2の補正処理におけるγdkの値は、
ケース1の補正処理と同様、前回の階調補正時に用いた
γhiをγhi#old、次回の階調補正時に用いるγhiをγ
hi#newとすると、次の式を満たすように変更する(ステ
ップS12)。
【0063】
【数7】
【0064】こうして、ケース2の階調補正処理が終了
すると図3のステップS1に戻り階調補正後の明度ヒス
トグラムが作成され、以下ステップS2からステップS
7までの処理を経た後、ステップS8でさらに階調補正
が必要か否かが判定される。階調補正が必要でなければ
階調補正処理は終了するが、階調補正が必要な場合はい
ずれのケースの階調補正が必要かが判定され、その判定
の結果によりケース1,2,3のいずれかの階調補正処
理が、階調補正が必要でなくなるまで繰り返される。
【0065】図14は、本実施形態の階調補正手段によ
り明部の階調補正処理が完了した後の明部判別点Phin
および初期値Phioを示す図である。
【0066】図14に示すように、明部判別点の初期値
hioは、階調補正手段による階調補正処理の結果、P
hinへ移動しており、上述の評価関数を満足するように
階調補正されていることがわかる。
【0067】次に、ケース3の補正処理について説明す
る。
【0068】図7に示すように、ケース3の補正処理で
は、ケース1の補正処理におけるステップS9、ステッ
プS10による暗部領域の階調補正、およびケース2の
補正処理におけるステップS11、ステップS12によ
る明部領域の階調補正の双方の補正処理を行う(ステッ
プS13)。
【0069】すなわち、明度域0≦L*≦L* midに属す
る画素の補正前の明度をL* dk#in、補正後の明度をL*
dk#out、明度域L* mid≦L*≦100に属する画素の補
正前の明度をL* hi#in、補正後の明度をL* hi#out
し、次の計算式によりL* dk#out、およびL* hi#outを求
める。
【0070】
【数8】
【0071】図15は、暗部領域および明部領域双方の
階調補正による明度の変換特性の一例を示すグラフであ
る。
【0072】図15には、γdk=0.5を用いて暗部領
域を階調補正するとともに、γhi=0.7を用いて明部
領域を階調補正した後の、暗部領域では上方に湾曲した
形状の明度L* dk#out曲線、および明部領域では下方に
湾曲した形状の明度L* hi#out曲線が示されている。
【0073】こうして、ケース3の階調補正処理が終了
すると図3のステップS1に戻り階調補正後の明度ヒス
トグラムが作成され、以下ステップS2からステップS
7までの処理を経た後、ステップS8でさらに階調補正
が必要か否かが判定される。階調補正が必要でなければ
階調補正処理は終了するが、階調補正が必要な場合はい
ずれのケースの階調補正が必要かが判定され、その判定
の結果によりケース1,2,3のいずれかの階調補正処
理が、階調補正が必要でなくなるまで繰り返される。
【0074】以上の、ステップS1からステップS13
に到る一連の階調補正処理により最適な階調再現性を持
つ画像信号14(図2参照)が得られ、この画像信号1
4を用いて外部の画像形成装置15による画像形成を行
っった場合は適正な階調を有する画像を形成することが
できる。
【0075】次に、本発明の画像形成装置の実施形態に
ついて説明する。
【0076】図16は、本発明の画像形成装置の一実施
形態を示す概略構成図である。
【0077】図16に示すように、この画像形成装置2
0は、DSCの撮像素子などからの画像信号11が入力
され、入力された画像信号11に基づいてその画像信号
11により表される画像の各画素ごとの明度を求めて画
像の明度の分布を表す明度ヒストグラムを作成するヒス
トグラム作成手段12と、ヒストグラム作成手段12に
より作成されたオリジナルの明度ヒストグラムに比べ正
規分布に近づいた明度ヒストグラムが得られるように階
調を補正する階調補正手段13と、階調補正手段13に
より補正された階調の画像を表す画像信号に基づいて画
像を形成する画像形成手段16とを備えている。
【0078】この画像形成手段16としては、周知の例
えば電子写真方式など、いずれの方式の画像形成装置を
も用いることができる。
【0079】なお、本実施形態の画像形成装置20にお
けるヒストグラム作成手段12および階調補正手段13
は、図3から図15までを参照して説明した画像処理装
置10におけるものと同一の構成を有するものであるの
で、詳細な説明は省略する。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、画像信号に基づいて画像信号により表さ
れる画像の各画素ごとの明度を求めてその画像の明度ヒ
ストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、入力さ
れた画像信号に基づいて作成されたオリジナルの明度ヒ
ストグラムに比べ正規分布に近づいた明度ヒストグラム
が得られるように階調を補正する階調補正手段とを備え
たことにより、画像入力装置の自動露光装置の不具合に
より露光不適正のまま出力された画像信号に対しても適
正な階調補正処理を施し適正な階調の画像信号を得るこ
との可能な画像処理装置を実現することができる。
【0081】また、本発明の画像形成装置によれば、上
記画像処理装置におけると同様のヒストグラム作成手段
および階調補正手段とを備えたことにより、露光不適正
な画像信号に対しても適正な階調補正処理を施して適正
な階調の画像を得ることの可能な画像形成装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】適正露光で撮影されたDSC画像の明度ヒスト
グラムを示す図である。
【図2】本発明の画像処理装置の実施形態を示す概略構
成図である。
【図3】本実施形態のヒストグラム作成手段、および階
調補正手段における処理の流れを示すフローチャートの
一部である。
【図4】本実施形態の階調補正手段における処理の流れ
を示すフローチャートの一部である。
【図5】本実施形態の階調補正手段における処理の流れ
を示すフローチャートの一部である。
【図6】本実施形態の階調補正手段における処理の流れ
を示すフローチャートの一部である。
【図7】本実施形態の階調補正手段における処理の流れ
を示すフローチャートの一部である。
【図8】本実施形態における入力画像信号に基づいて作
成された階調補正前の明度ヒストグラムの一例を示す図
である。
【図9】ステップS3,S4により求められた平均明度
* dk,L* hiおよび面積比Fdk,Fhiを示す図である。
【図10】階調補正が必要か否かを判別するための明部
領域(a)および暗部領域(b)の評価関数および評価
関数により判別される判別点を示す図である。
【図11】階調補正後の暗部領域の明度の変換特性の一
例を示すグラフである。
【図12】本実施形態の階調補正手段により暗部の階調
補正処理が完了した後の暗部判別点Pdknおよび初期値
dkoを示す図である。
【図13】明部領域の階調補正による明度の変換特性の
一例を示すグラフである。
【図14】本実施形態の階調補正手段により明部の階調
補正処理が完了した後の明部判別点Phinおよび初期値
hioを示す図である。
【図15】暗部領域および明部領域双方の階調補正によ
る明度の変換特性の一例を示すグラフである。
【図16】本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概
略構成図である。
【図17】露光が適正でないDSC画像とその画像信号
から得られた明度ヒストグラムの例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像処理装置 11 画像信号 12 ヒストグラム作成手段 13 階調補正手段 14 画像信号 15 画像形成装置 16 画像形成手段 20 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA12 CA16 CB01 CB12 CB16 CC02 CE11 CH08 DC23 5C023 AA01 BA01 BA07 BA08 CA01 CA02 DA04 DA08 5C077 LL19 MP06 MP08 NN03 PP15 PP27 PP28 PP42 PP44 PP45 PP46 PP47 PP68 PQ19 TT09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号が入力され、入力された画像信
    号に基づいて該画像信号により表される画像の各画素ご
    との明度を求めて該画像の明度の分布を表す明度ヒスト
    グラムを作成するヒストグラム作成手段と、 入力された画像信号に基づいて作成されたオリジナルの
    明度ヒストグラムに比べ正規分布に近づいた明度ヒスト
    グラムが得られるように階調を補正する階調補正手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記階調補正手段が、作成された明度ヒ
    ストグラムを明部領域、中間領域、および暗部領域の3
    領域に分けたときの明部領域および暗部領域それぞれの
    各平均的な明度値と、全画素数に対する明部領域および
    暗部領域の各画素数割合とを求め、明部領域および暗部
    領域それぞれについて、平均的な明度値と明度スケール
    の中央値との間の差分と、画素数割合とを変数とした各
    所定の評価関数を満足するように、明部領域および暗部
    領域に属する画素の明度を補正するものであることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記階調補正手段が、前記ヒストグラム
    作成手段により作成された明度ヒストグラムについて前
    記各所定の評価関数を満足するか否かを明部領域および
    暗部領域それぞれについて判定し、不満足の領域につい
    て所定の増分だけ明度を補正して前記ヒストグラム作成
    手段に明度補正後の明度の分布を表す明度ヒストグラム
    を作成させる過程を繰り返すことにより、前記各所定の
    評価関数を満足するように明度を補正するものであるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像信号が入力され、入力された画像信
    号に基づいて該画像信号により表される画像の各画素ご
    との明度を求めて該画像の明度の分布を表す明度ヒスト
    グラムを作成するヒストグラム作成手段と、 入力された画像信号に基づいて作成されたオリジナルの
    明度ヒストグラムに比べ正規分布に近づいた明度ヒスト
    グラムが得られるように階調を補正する階調補正手段
    と、 前記階調補正手段により補正された階調の画像を表す画
    像信号に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
JP09570399A 1999-04-02 1999-04-02 画像処理装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP3918355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09570399A JP3918355B2 (ja) 1999-04-02 1999-04-02 画像処理装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09570399A JP3918355B2 (ja) 1999-04-02 1999-04-02 画像処理装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000295477A true JP2000295477A (ja) 2000-10-20
JP3918355B2 JP3918355B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=14144875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09570399A Expired - Fee Related JP3918355B2 (ja) 1999-04-02 1999-04-02 画像処理装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3918355B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051944A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Canon Inc 画像処理方法、画像処理システム、プログラム及び記憶媒体
EP1333665A3 (en) * 2002-02-01 2004-01-02 Nikon Corporation Electronic camera
US7839456B2 (en) 2005-09-26 2010-11-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Video signal processing apparatus and video signal processing method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051944A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Canon Inc 画像処理方法、画像処理システム、プログラム及び記憶媒体
EP1333665A3 (en) * 2002-02-01 2004-01-02 Nikon Corporation Electronic camera
US7839456B2 (en) 2005-09-26 2010-11-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Video signal processing apparatus and video signal processing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3918355B2 (ja) 2007-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4167097B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
KR101812807B1 (ko) 영역별 가중치를 기반으로 한 적응형 자동 노출 제어 방법
US7421120B2 (en) Apparatus correcting image by luminance histogram
JP5105209B2 (ja) 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
US9438875B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
US7834915B2 (en) Image processing apparatus, imaging apparatus, imaging processing method, and computer program
JP4240023B2 (ja) 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム、ならびに、画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP4934326B2 (ja) 画像処理装置およびその処理方法
US20140036106A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
CN101904166A (zh) 使用预览图像选择曝光的摄像装置
US20050195291A1 (en) Digital photography system and method of controlling photography
EP2426927A2 (en) Image processing apparatus, image processing method and recording medium
US6781636B2 (en) Video-apparatus with histogram modification means
JP6083974B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4066803B2 (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法および電子カメラ
EP3293697A1 (en) Image processing device, imaging device, image processing method, and storage medium storing image processing program for image processing device
JP4154128B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法を実施するためのプログラムを記録した記録媒体
JP5049490B2 (ja) デジタルカメラ、ゲイン算出装置
JP5149055B2 (ja) 撮像装置
US7289666B2 (en) Image processing utilizing local color correction and cumulative histograms
JP2003069822A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体
JP2004282570A (ja) 画像処理装置
JP2002281312A (ja) 画像処理のための装置、方法及びプログラム
JP3823865B2 (ja) 画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000295477A (ja) 画像処理装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees