JP2000295727A - 架設用線材の架設方法 - Google Patents
架設用線材の架設方法Info
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- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
柱間に架設するに際し、架設用線材を支持するための支
持用線材の架設及びそれに引き続く架設用線材の架設
を、従来のような煩雑で非効率的な作業の繰り返しを省
略して、効率的かつ経済的な架設方法を提供すること。 【解決手段】 はじめに、ガイドロープによって保持さ
れたコイル状線材保持体の中に挿通された状態のガイド
ロープを支柱間に仮止めし、次に、仮止めされたガイド
ロープの周囲を巻回しているコイル状線材保持体の中を
通して支持用線材を架設し、次いで、支柱へのガイドロ
ープの仮止めを解いて、コイル状線材保持体の中で移動
可能な状態となったガイドロープの一端に架設用線材を
取り付け、ガイドロープの他端を引張ることにより、架
設用線材を、支持用線材とコイル状線材保持体によって
支持された状態で架設する。
Description
配電用電力ケーブル、等の架設用線材を、電柱等の支柱
間に架設する方法に関する。
には、架空地線、高圧配電線、中抵圧配電線、保安通信
線、有線テレビ用通信ケーブル、NTT電話線等の架線
が、決められた高さ、間隔で架渉されており、またそれ
ぞれが必要に応じて途中で分岐され、各家庭、商店、事
務所、工場、等に分岐配線されている。そのような電柱
に、新たに何等かの架設用線材を追加架設する場合に
は、所定の高さや間隔で、例えば有線テレビ用通信線で
は、高さ6.4m〜6.7m、上下の既設のケーブルと
の間隔30cm以上に保って、架設することが求められ
ている。
ルを電柱間に架渉するには、ケーブル自体に張力負荷が
かからないようにする必要があり、そのために、まず最
初にケーブル支持用のメッセンジャワイヤを架設して、
その後に通信ケーブルを、それに添わせるようにケーブ
ルハンガ等で吊り下げて架設している。
設渉前に延線架設しなければならないメッセンジャワイ
ヤ等の支持用線材は、鋼撚線製なので固くて重く、延線
する際その自重による大きなたわみが生じ、たわんだ状
態で既設のケーブルと擦れると、既設ケーブルに重大な
摩擦傷害を与えかねない。
れてきている。一般的な方法としては、最初に柔らかい
ガイドロープを、既設のケーブルやそれを吊っているメ
ッセンジャワイヤと絡まないようにそれらの間を縫って
通しておき、そして、あらかじめ先行して通したこのガ
イドロープ(親ロープ)を、仮に電柱間に張り渡し、さ
らにそのガイドロープに、メッセンジャワイヤがたるま
ないように7〜8m置きに金車(滑車)を吊り下げて、
その金車の中を通してメッセンジャワイヤ引込用のロー
プ(子ロープ)を通し、その子ロープの一端にメッセン
ジャワイヤを接続し、その子ロープを引くことによって
メッセンジャワイヤを引き込み、電柱間にメッセンジャ
ーワイヤと張り渡す作業が行われている。
作業を省略するため、ガイドロープを用いず、引き込み
時のメッセンジャワイヤの張りの力を大きくして、たわ
みを少なくする方法をとる場合もある。具体的には、繰
り出しケーブルドラムに人がついて、ドラムの回転を抑
制して、適当にブレーキをかけながらメッセンジャーワ
イヤの延線を行う。しかし、電柱間の距離は平均30〜
40mあるので、この方法で、たわみを小さく保とうと
すると非常に大きな張力が必要となり、強いブレーキを
掛ける必要がある。また、メッセンジャワイヤがケーブ
ルドラムにたくさん巻かれている時はよいが、巻数が少
なくなるとケーブルドラムが軽くなり、時にはケーブル
ドラムごと移動したり、浮き上がって危険なこともあ
る。そこでその対策として、下側ケーブルと接触するお
それのある場所に、金車をつけた櫓を建てたり、高所作
業車のバケットに金車をつけて伸ばしたり、或いは、下
から棒を立てて人手でメッセンジャワイヤを持ち上げて
いたりする等の、非常に手間と労力がかかる方策を併用
する必要があった。
においても、従来の工法では、もう一度ローラーハンガ
ーを取り付けながらケーブル牽引用のガイドロープを張
り渡し、つぎにケーブルを引き込んでから、ローラーハ
ンガーを外しつつ、最終的にケーブルハンガを50cm
置きに人手で取り付けていくという、非常に手間のかか
る作業をする必要があった。それらの作業は、高所作業
車に乗って人手で1つずつ取り付けていく手間のかかる
作業である。しかも、高所作業車が入れない場合には宙
乗機で宙乗りをして、移動しながらの作業となる。
け、ローラーハンガー取り付け、ケーブルハンガ取り付
けと、手間のかかる作業を繰り返し行う必要があり、こ
のような作業の遂行は、極めて煩わしい問題であった。
本発明は、上記のような問題を解消し、架設用線材の架
設を、既設ケーブルとの摩擦や接触を回避しつつ効率的
に行う方法の提供を目的とするものである。
用線材の架設が、支持用線材を架設する段階から、コイ
ル状に巻かれた線材保持体を利用して行われる。すなわ
ち、まず、支持用線材を一時的に支持するためのガイド
ロープを、伸長可能なコイル状に形成された線材保持体
のコイル内に通した状態で、支柱に仮固定して支柱間に
張り渡し、次いで、支持用線材を、上記コイル状の線材
支持体のコイル内に通し、支持用線材が、伸長されたコ
イル状線材保持体とガイドロープによって支持された状
態において支持用線材を支柱間に張り渡した後、ガイド
ロープと支柱との仮固定を解いてガイドロープをコイル
内において移動可能な状態とし、移動可能なガイドロー
プの一端に架設用線材を取り付けた状態でガイドロープ
を引いて移動させて架設用線材がコイル内に挿通された
状態とした後、架設用線材を支柱に固定する。
さきに本出願人が出願した特願平8−222993号
(特開平10−37997号)に記載されている異形合
成樹脂線コイルや、同じく本出願人の出願にかかる特願
平9−114939号(特開平10−285771号)
に記載されている、合成樹脂撚り線のコイル状ケーブル
ハンガ等が用いられる。上記のようなケーブルハンガ
を、すでに張られたメッセンジャワイヤに外挿して、ケ
ーブルの支持体として使用することは、すでに行われて
いるが、本発明では、上記のようなコイル状ケーブルハ
ンガを、メッセンジャワイヤ等の支持用線材の架設の段
階から用い、かつ、支持用線材架設のためのガイドロー
プを、そのまま架設用線材のガイドロープとして用いる
ものである。
て、本発明工法の具体的手順の実施態様を示す。 装柱金具と金車取り付け 従来工法と同様に、電柱1の所定の高さにメッセンジャ
ワイヤを止めるため、金車付きの装柱金具4を取り付け
る。両端の電柱の装柱金具には4号金車(滑車)を吊り
下げ、中間柱には2号金車を吊り下げておく。
金車に通して両端の電柱間に緊張状態で張り渡す。その
際、ガイドロープは、あらかじめ、伸長可能なコイル状
のケーブルハンガー3に中通ししておく、すなわち、1
対の電柱間ごとに1個のコイルハンガーを、およそ電柱
間に見合った巻き数だけ用意し、その輪の中にガイドロ
ープが貫通した状態としておく(図1参照)。コイル状
ケーブルハンガー3は、図5に示すような形状のもので
ある。
ンジャワイヤの引き込み コイル3の一端を電柱近くで親ロープ2に仮固定した
後、他端を引き綱で引っ張ってコイルを広げ、他端の電
柱近くでも親ロープ2に仮固定する。その際、次のメッ
センジャワイヤ引き込み用のロープ5(子ロープ)をコ
イルに中通しする。子ロープの端には、撚り戻しをつけ
た巻付けグリップ6を結び、その巻付けグリップ6でド
ラムに巻かれたメッセンジャワイヤ7の端をつかみ、子
ロープ5のもう一方の端を手引きするか、巻上げ機9
(ウインチ)で巻き上げて、メッセンジャワイヤ7をコ
イルの中に引き込む(図2参照)。
めた後、他端を張線器のグリップでつかんで張り上げ、
他端の電柱の装柱金具4に引き留めする。中間の電柱で
は、メッセンジャワイヤ7を金車から外して吊架金具に
移し替えて固定する。これによって、親ロープ2とメッ
センジャワイヤ7の双方が支柱1間に張り渡され、その
周囲を、伸長されたコイルハンガー3が巻回している状
態となる。 コイル状ケーブルハンガの移し替え固定 親ロープ2に仮固定しておいたコイル状ケーブルハンガ
3の端部を外し、緊線したメッセンジャワイヤ7に固定
する。親ロープ2は両端の結びを解いて緩め、一応その
ままコイル状ケーブルハンガの中に残しておく。これに
よって、親ロープ2は張り渡し状態を解かれ、コイルハ
ンガー3の中で移動可能な状態となる。
を結び、そのケーブルグリップでドラムに巻かれたケー
ブル8の端を掴み、親ロープ2のもう一方の端を手引き
するか、巻上げ機(ウインチ)で巻き上げて、ケーブル
8をコイルハンガー3の中へ引き込む。
ねて縛りひもで止めて工事を終了する。これによって、
ケーブル8は、ケーブルハンガー3によってメッセンジ
ャワイヤ7に支持されて架設された状態となる。(図3
参照)
の中にガイドロープが貫通する外挿状態、つまり中通し
するには、ガイドロープを張り渡す際、最初から中通し
しておいてもよいし、ガイドロープを支柱間に緊線した
後に、本出願人の出願にかかる、特願平9−36160
2号に記載の「コイル状ケーブルハンガの架渉用工具」
を使うことによっても、簡便に行うことができる。
の端の仮固定は、親ロープではなく電柱の装柱金具に仮
固定してもよい。さらに、伸張の際にコイル先端に戻り
防止付きの先導器を取り付ければ、コイルの戻りの心配
がなく、下を歩いて人手で引き綱を簡単に引けて、楽に
伸張することが出来る。
たわみによる摩擦の心配もなく、また繰り出しドラムは
特にブレーキを掛けなくてよいので楽な繰り出しがで
き、引き取りウインチについても負荷が小さいので無理
がなく、メッセンジャワイヤを一気に支柱間に張り渡せ
る。なお、親ロープの途中には金車を取り付けない工法
でも、メッセンジャワイヤ繰り出しボビン側の支柱間で
は、たわみは大きいが、徐々に滑り摩擦抵抗が積み重な
って、ウインチでの巻き取り側の支柱間にいく程、メッ
センジャワイヤのたわみは少なくなる。従って、本発明
の工法は、最初の1〜2支柱間だけに限って使っても良
い。
ない自己支持型の配電ケーブルの電柱間架設において
も、架設工事時のたわみを防止して、既設ケーブル等と
の摩擦傷害がない追加架設工事方法としても応用でき
る。例えば、自己支持型ケーブルの架設工事の場合につ
いて説明すると、コイル状ケーブルハンガを中通しした
ガイドロープを張り渡すまでは、前述のメッセンジャワ
イヤの架設準備と同じである。
ンガに中通しして一緒に牽引することで、コイルの伸張
と同時にケーブルをコイルで下支えしながらガイドロー
プに添って張り渡し、次にそのケーブルに規定の張りを
与えて電柱に引き留め固定する。最後に、自己支持型ケ
ーブルの場合には、ハンガは必要でないので、コイル状
ケーブルハンガとガイドロープを外す必要がある。しか
しコイル状ケーブルハンガは前述の外挿工具を使って、
外挿と逆方向にコイルを回転させてケーブルから簡単に
外すことが出来る。
ンジャワイヤを吊り止めるための装柱金具を取り付け、
その装柱金具に金車を吊り下げた。次に、6mmナイロ
ンガイドロープを装柱金具の上部の支柱間に張り渡し
た。その際、素線径6mm、素線ひねりピッチ42m
m、コイル径100mm、コイル巻き数120巻きのコ
イル状ケーブルハンガを支柱間に、その輪の中にガイド
ロープが貫通する状態、つまり外挿した状態でセットし
ておいた。ガイドロープのはしを支柱に結び、他の支柱
に張線器をかけて、そのガイドロープをピンと張り渡し
た。中央部のたわみは3cmであった。
ープに固定金具で仮固定した後、メッセンジャワイヤを
引き込むための別の新しいガイドロープをコイルの中を
通してコイル先端と一緒に引っ張って、コイルの引き伸
ばしと新しいガイドロープの延線を同時にした。引き伸
ばしたコイルの端は支柱近くで、緊張した元のガイドロ
ープに固定した。この時点での中央部のたわみは約10
cmになった。
に、30mm2鋼撚り線をドラムから引き出して先端を
結び、ガイドロープを手引きして、メッセンジャワイヤ
をコイル状ケーブルハンガの中に引き込んだ。その際、
メッセンジャワイヤは楽に引き取りができ、一気にメッ
センジャワイヤを支柱間に張り渡せた。そのときの中央
部でのたわみは約50cmに広がった。
ップで支柱の装柱金具に留め、他端を張線器で掴んで、
たわみが30cmになるようピンと張ってから、同様に
支柱に固定した。最後に、ガイドロープに仮固定してい
たコイル状ケーブルハンガの端をメッセンジャワイヤに
移し替えて固定し、その後ガイドロープの張りも外し
た。以上で、張り終えたメッセンジャワイヤにはすでに
ケーブルハンガと、次にケーブルを引き込むためのガイ
ドロープがセットされた状態に出来た。次に、ケーブル
の引き込みもそのガイドロープを使って簡単に出来た。
状ケーブルハンガを、ケーブル架渉工事の中で最も煩わ
しい、メッセンジャワイヤ等の支持用線材架渉の際にも
使用することにより、メッセンジャワイヤのたわみによ
る下側の既設ケーブルとの摩擦傷害の問題を避けること
ができる。
ラーハンガー取り付け、ケーブルハンガ取り付けと、手
間のかかる作業を繰り返し行う必要があったが、本発明
は、メッセンジャワイヤ等の支持用線材の架渉と同時に
ケーブルハンガの取り付けが完了でき、かつ、支持用線
材の架設に用いたガイドロープをそのまま架設用線材の
ガイドロープとして用いることができるので、作業効率
面でも大きなメリットのある架設方法が提供できる。
たガイドロープ(親ロープ)が張り渡された状態を示
す。
用線材(メッセンジャワイヤ)をコイル状線材保持体
(コイルハンガー)内に引き込んでいる状態を示す。
支持用線材に支持されている状態を示す。
す。
Claims (1)
- 【請求項1】 架設用線材と支持用線材を少なくとも1
対の支柱間に架設する方法において、まず、支持用線材
を一時的に支持するためのガイドロープを、伸長可能な
コイル状に形成された線材保持体のコイル内に通した状
態で、支柱に仮固定して支柱間に張り渡し、次いで、支
持用線材を、上記コイル状の線材保持体のコイル内に通
し、支持用線材が、伸長されたコイル状線材保持体とガ
イドロープによって支持された状態において支持用線材
を支柱間に張り渡した後、ガイドロープと支柱との仮固
定を解いてガイドロープをコイル内において移動可能な
状態とし、移動可能なガイドロープの一端に架設用線材
を取り付けた状態でガイドロープを引いて移動させて、
架設用線材がコイル内に挿通された状態とした後、架設
用線材を支柱に固定することを特徴とする、架設用線材
の架設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13040899A JP3915958B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 架設用線材の架設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13040899A JP3915958B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 架設用線材の架設方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295727A true JP2000295727A (ja) | 2000-10-20 |
| JP2000295727A5 JP2000295727A5 (ja) | 2006-06-29 |
| JP3915958B2 JP3915958B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=15033573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13040899A Expired - Fee Related JP3915958B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 架設用線材の架設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3915958B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103236658A (zh) * | 2012-05-18 | 2013-08-07 | 河南送变电工程公司 | 获取架空输电线路导线准确挂线长度的断线方法及其装置 |
| CN110635387A (zh) * | 2018-06-22 | 2019-12-31 | 国网江苏省电力有限公司如皋市供电分公司 | 一种电力线路紧线平衡测量装置 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP13040899A patent/JP3915958B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN103236658B (zh) * | 2012-05-18 | 2015-12-16 | 河南送变电工程公司 | 获取架空输电线路导线准确挂线长度的断线方法及其装置 |
| CN110635387A (zh) * | 2018-06-22 | 2019-12-31 | 国网江苏省电力有限公司如皋市供电分公司 | 一种电力线路紧线平衡测量装置 |
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