JP2000295845A - 定電圧制御装置 - Google Patents

定電圧制御装置

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JP2000295845A
JP2000295845A JP11093404A JP9340499A JP2000295845A JP 2000295845 A JP2000295845 A JP 2000295845A JP 11093404 A JP11093404 A JP 11093404A JP 9340499 A JP9340499 A JP 9340499A JP 2000295845 A JP2000295845 A JP 2000295845A
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voltage
power supply
control device
phototransistor
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JP11093404A
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Kazuya Iwabayashi
一也 岩林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力と出力が電気的に絶縁され、且つ、出力
の変動を速やかに入力にフィードバックし、出力の変動
分を入力電力によって補い安定電圧を供給する定電圧制
御装置を提供する。 【解決手段】 トランス12から所望の電子回路11に
向けて、電圧が出力される。電子回路11の消費電流に
より、出力電圧が変動した事を電圧変動検知回路13で
検知する。電圧の変動分をフォトカプラ14で1次側に
返す。電圧の変動分を補助電源18を駆動源とする電圧
電流変換回路15によって電流に変換する。変換された
電流を電圧安定回路16によって、余分なノイズ成分を
除去する。ノイズ成分の除去された電流でアナログスイ
ッチ17のON/OFFデューティーを可変する。ON
/OFFデューティーにより、トランス12の入力電力
が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路に供給さ
れる電源回路を定電圧制御する定電圧制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の電源回路を示す回路図で
あり、実開平6−13386号公報に開示されているも
のである。この電源回路は、入力からシャント抵抗R1
を介し出力される電源であり、出力電圧をR4,R5によ
って分圧された電圧V21をツェナーダイオード2と比較
する。さらに、電圧比較回路3で差電圧を出力し、出力
値に基づき、パルス幅変調回路4により、上記シャント
抵抗R1と並列に接続されたトランジスタ1のオンパル
スを変調する。上記の制御により、出力電圧は、入力電
圧のR1の電圧降下分を差し引いた電圧にトランジスタ
1の電流Iswを重畳させた電圧をコンデンサCoによ
り平滑し生成する。出力電流の増大でR1の電圧降下も
増大し、出力電圧が下降すると、トランジスタ1のON
パルス幅を増大(Iswを増大)させ、出力電圧の安定
を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャン
ト抵抗R1には常に電流が流れている為、R1に流れる電
流I1が増大するとR1で消費される電力はI2Rとなる
為、電流増加分の2乗に比例して増大する事になり、電
圧変換効率の低下、又は発熱大きいという問題があっ
た。又、入力電圧と出力電圧の間にはR1が入っている
為、電気的な絶縁が取れず商用電源を入力とする電源に
は使用できなかった。又、電圧比較回路に使用されるV
21にはノイズ除去手段が無いため、入力にノイズが注入
された場合、パルス変調回路4が誤動作する場合があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、入力と出力が電
気的に絶縁され、且つ、出力の変動を速やかに入力にフ
ィードバックし、出力の変動分を入力電力によって補い
安定電圧を供給する定電圧制御装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
電源から入力される電力を利用して電子回路を駆動する
為の主電源となるトランスと、該トランスの2次側に接
続され、電子回路へ供給される駆動電圧が所定値を越え
た変動を検知する電圧変動検知回路と、前記入力電源と
前記トランスの1次側の間に接続され、前記電圧変動検
知回路が検知した該電圧に基づいてON/OFFするデ
ューティーを可変して、所定の前記駆動電圧を保持する
ようにトランスの1次側への電力の供給を制御するスイ
ッチング手段と、を備えたことを特徴とする定電圧制御
装置である。
【0006】請求項2の発明は、前記スイッチング手段
は、電源の立ち上げ時には、ONデューティーをOFF
デューティーより大きくし、前記電圧変動検知回路によ
り電子回路へ供給される駆動電圧が所定値を外れたこと
を検知した時、駆動電圧が所定値を外れている間、ON
デューティーをOFFデューティーより小さくすること
を特徴とする請求項1に記載の定電圧制御装置である。
【0007】請求項3の発明は、電圧変動検知回路によ
り、検知された電圧値をフォトカプラを介して電流値に
変換する電圧電流変換回路と、変換した電流値のノイズ
を除去する電圧安定回路と、をさらに備え、前記スイッ
チング手段は、ノイズを除去された前記変換電流値に基
づいてデューティーを可変することを特徴とする請求項
1に記載の定電圧制御装置である。
【0008】請求項4の発明は、前記フォトカプラは、
2次側に配置された発光ダイオードと、1次側に配置さ
れ該発光ダイオードの光を受光するフォトトランジスタ
とからなり、前記フォトトランジスタのコレクタ端子が
補助電源に接続され、エミッタ端子が前記スイッチング
手段に接続され、前記電圧安定回路は、前記入力電源と
前記トランスの一次側の間で前記スイッチング手段に並
列に接続した第1のコンデンサと、前記フォトトランジ
スタのコレクタ端子と前記入力電源と間に接続された第
2のコンデンサとからなることを特徴とする請求項3記
載の定電圧制御装置である。
【0009】請求項5の発明は、前記電圧変動検知回路
は、前記駆動電圧を分圧する2つの抵抗と、該分圧電圧
をベース端子に入力し前記発光ダイオードのカソードを
接続したトランジスタと、該トランジスタのエミッタに
カソードを接続したツェナーダイオードとを備え、前記
分圧電圧が前記ツェナーダイオードの基準電圧を越えた
ときに前記発光ダイオードをコレクタ電流により発光さ
せることを特徴とする請求項4記載の定電圧制御装置で
ある。
【0010】請求項6の発明は、前記電圧変動検知回路
は、前記駆動電圧を分圧する2つの抵抗と、該分圧電圧
を入力し、前記発光ダイオードのカソードにカソードを
接続したシャントレギュレータとを備え、前記分圧電圧
が前記シャントレギュレータの基準電圧を越えたときに
前記発光ダイオードを発光させることを特徴とする請求
項4記載の定電圧制御装置である。
【0011】請求項7の発明は、前記電圧電流変換回路
は、カソードをフォトトランジスタのコレクタ端子側に
アノードを補助電源側に接続したダイオードと、フォト
トランジスタに直列に接続した抵抗とを備えたことを特
徴とする請求項4、5又は6記載の定電圧制御装置であ
る。
【0012】請求項8の発明は、前記電圧電流変換回路
は、カソードをフォトトランジスタのコレクタ端子側に
アノードを補助電源側に接続したダイオードと、フォト
トランジスタに直列に接続したツェナーダイオードとを
備えたことを特徴とする請求項4、5又は6記載の定電
圧制御装置である。
【0013】請求項9の発明は、前記電圧電流変換回路
は、カソードをフォトトランジスタのコレクタ端子側に
アノードを補助電源側に接続したダイオードと、フォト
トランジスタに直列に接続したコイルとを備えたことを
特徴とする請求項4、5又は6記載の定電圧制御装置で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明に係る定電圧制御装置を示
すブロック図である。この定電圧制御装置10は、電子
回路11を駆動する為の主電源となるトランス(主電
源)12と、トランスの2次側に配置されて電子回路1
1へ供給される駆動電圧の変動を検知する電圧変動検知
回路13と、検知した電圧変動分をトランス12の2次
側から1次側に出力するフォトカプラ14と、電圧変動
分を電流に変換する電圧電流変換回路15と、変換され
た電流の余分なノイズ成分を除去する電圧安定回路16
と、電圧安定回路16を出力した電流でON/OFFデ
ューティーを可変するアナログスイッチ17と、電圧電
流変換回路15を駆動するための補助電源18とから構
成される。トランスの一次側には、電圧電流変換回路1
5、電圧安定回路16、アナログスイッチ17、補助電
源18が配置され、トランスの2次側には、電圧変動検
知回路13が配置されている。ここで、アナログスイッ
チ17は、単にスイッチングするだけではなく、電圧変
動検知回路13の検知電圧に基づく電流により、ON/
OFFデューティーを可変する制御機能も有している。
【0016】次に、この定電圧制御装置の動作について
説明する。まず、トランス(主電源)12から所望の電
子回路11に向けて、電圧が出力される。電子回路11
の消費電流により、出力電圧が変動した事を電圧変動検
知回路13で検知する。電圧の変動分をフォトカプラ1
4で1次側に返す。電圧の変動分を補助電源18を駆動
源とする電圧電流変換回路15によって電流に変換す
る。変換された電流を電圧安定回路16によって、余分
なノイズ成分を除去する。ノイズ成分の除去された電流
でアナログスイッチ17のON/OFFデューティーを
可変する。ON/OFFデューティーにより、トランス
(主電源)12の入力電力が調整される。
【0017】次に、この定電圧制御装置の具体的回路図
を図2に示し、その構成と動作について説明する。図2
では、図1と共通の部分には同一符号を付す。
【0018】トランスT101は、主電源12と補助電
源18が組み合わされた構成であり、補助電源18はト
ランスT101の1次側に配置された電源で、それ以外
が、主電源12である。このトランスT101には、1
次側に入力電源として商用電源が接続され、電子回路1
1に駆動電圧を供給している。電圧変動検知回路13
は、出力電圧V1の分圧抵抗R202,R203と、ト
ランジスタQ201と、トランジスタQ201のエミッ
タに接続するツェナーダイオードZD201と、からな
る。前述のフォトカプラ14は、フォトカプラPD10
2の発光ダイオードである。電圧電流変換回路15は、
フォトカプラPD102のフォトトランジスタと、該フ
ォトトランジスタのコレクタ端子と補助電源18の間に
ダイオードD103と抵抗R150を直列に接続した構
造である。ダイオードD103のカソードをコレクタ端
子にアノードを抵抗R150に接続している。電圧安定
化回路16は、コンデンサC106,C107,C11
1及び抵抗R102からなる。コンデンサC106,C
111は、一端をアナログスイッチIC101の電力ト
ランスT101の入力商用電源に接続しており、コンデ
ンサC106は他端をフォトトランジスタのコレクタ端
子に、コンデンサC111はトランスT101の1次側
にアナログスイッチIC101に並列に接続されてい
る。コンデンサ107と抵抗102は、フォトトランジ
スタからの電流値のノイズを除去してトランスT101
へフィードバックする。
【0019】次に、この回路の動作について説明する。
ここで、この定電圧制御装置は、商用電源から電力供給
されるトランスT101から電子回路11へ供給される
出力電圧V1を24.3Vに制御するものとする。出力
電圧V1を、所定の抵抗(R202/R203)で分圧
し、その分圧電圧V2は、3.05Vになる。そして、
分圧電圧V2はトランジスタQ201のベースに供給さ
れる。一方、トランジスタQ201のエミッタ端子に
は、ツェナーダイオードZDL201のカソードが接続
され、エミッタ端子の電圧V3は、このツェナー電圧に
保持される。この場合は2.4Vの定電圧に保持され
る。これにより、トランジスタQ201のベース−エミ
ッタ間には0.65Vの電圧V4が発生する。
【0020】ベース−エミッタ間電圧V4が0.65V
の電圧により、トランジスタQ201のベース電流I1
は20uAとなり、トランジスタQ201の電流増幅作
用により、コレクタ電流I2として4mAの電流が流れ
る。トランジスタQ201のコレクタ端子にはフォトカ
プラPD102(14)の発光ダイオードのカソードが
接続され、この4mAの電流は発光ダイオードにより、
トランスT101の1次側に伝達される。それをベース
に受光したフォトトランジスタが、エミッタ側に接続し
ているアナログスイッチIC101の制御端子(C)に
電流I3である4mAを供給する。このとき、電圧安定
化回路16は、電流I3の余分なノイズ成分を除去した
信号をアナログスイッチIC101に供給する。
【0021】アナログスイッチIC101は図3に示す
通り、制御端子(C)に流れ込む電流により、ONデュ
ーティーを1.5%から70%まで変調する為、制御端
子(C)にI3が4mAの電流が流れ込むと、アナログ
スイッチのONデューティーは44.31%に制御され
る。一方、出力電圧が0.1V上昇し、V1が24.4
Vになった場合、電圧V2が3.063Vに変化する。
続いてI1が25uAと増加し、I2が5mAに増加す
る。続いて、フォトカプラPD101を伝導し、アナロ
グスイッチIC101の制御端子(C)に流入する電流
I3は5mAになる。
【0022】出力電圧V1を元の24.3Vに戻すため
に、この定電流制御装置は、アナログスイッチIC10
1の制御端子(C)に流入する電流I3が5mAになっ
た事を検知し、アナログスイッチのONデューティーを
自動的に44.31%から12.9%に変調する。(図
3参照)以上の制御を常時行う事でA点から常に安定し
た電圧:24.3Vが得られる。
【0023】図4は、デューティー制御と駆動電圧の関
係図である。図2に示すように、トランスT101の2
次側に備えられたコイルL201の両端に、コンデンサ
C201(トランスT101側)とC202(電子回路
側)が配置されている。電源の立ち上げ時に、このC2
01,C202の2つのコンデンサを0Vから規定電圧
まで急速に充電を行う為、図4におけるt1期間はアナ
ログスイッチの制御端子(C)に供給される電流が少な
い事を検知して、ONデューティーは70%(MAX)
で制御される。
【0024】この事はIC101の応答性の問題が有る
為、規定電圧に対しオーバーシュートが発生し、この期
間t2が長いと、電圧を供給する電子回路の寿命の低下
を促進する。この問題を解決する為、オーバーシュート
が発生した期間t2はアナログスイッチONデューティ
ーを1.5%に制御する事により期間t2を短くする。
t2期間を1.5%に制御する為、IC101の制御端
子(C)に6.5mAから45mAの電流を流入させ
る。以上の制御をを行う事で、図4におけるt2期間を
短くでき、電子回路の寿命の低下を防ぐことができる。
【0025】図5は、共通の入力源による出力が2出力
以上ある場合の出力電圧波形図である。電圧制御回路に
接続された制御電圧がオーバーシュートしている期間t
2は、アナログスイッチONデューティーを1.5%に
制御している為、この期間t2に、他出力電圧に電流負
荷が多く加わると他出力電圧がドロップする事がある。
他出力電圧が電子回路のロジック部に電圧を供給した場
合、電圧がドロップした期間t2に、ロジックの保証動
作電圧を下回ってしまい、誤動作を引き起こす可能性が
ある。そこで、図2に示すR150に、120Ωの抵抗
を挿入し、IC101の制御端子(C)の流入電流を6
mAに制限し、t2期間のアナログスイッチONデュー
ティーを10%に制御すると、他出力に影響を及ぼさな
い事が実験により確認できた。以上の制御で他出力の影
響が無くなる。
【0026】また、図1に示すように、フォトトランジ
スタに直列に接続されているダイオードD103と抵抗
R150において、図6のような接続としても、その効
果は、変わらない。すなわち、ダイオードD103とフ
ォトトランジスタの間に抵抗R105を接続したり(図
6(a))、フォトトランジスタのコレクタ端子にダイ
オードD103を接続し、エミッタ端子に直列に抵抗R
105を接続してもよい(図6(b))。
【0027】また、抵抗の代わりにツェナーダイオード
やコイルを挿入しても同様の効果が得られる。特に、ツ
ェナーダイオードを使用する事により、電圧降下が一定
となり、電子回路に供給される駆動電圧が電源立ち上げ
時にオーバーシュートした際、アナログスイッチのON
デューティーのバラツキが低減される。また、コイルを
使用する事により、ここで発生する電圧降下は電源の立
ち上げ時のみに作用し、電子回路へ供給される駆動電圧
が安定した際には、影響を及ぼさなくなる。
【0028】図7はノイズ除去経路を示した図面であ
る。主電源であるトランスT101内に、補助巻線もつ
いている場合、補助電源に商用周波数のリプルノイズが
発生し、このノイズはフォトカプラPD102を通し、
IC101に入力され、正しい制御が行われなくなる。
この問題を解決する為、図6に示す通り、フォトカプラ
PD102のフォトトランジスタのコレクタ側にコンデ
ンサC106を接続すると、コンデンサC106にノイ
ズ成分を吸収される為、フォトカプラ以降の部品にはノ
イズが伝達されないことが実験によってわかった。
【0029】又、主電源から発生するスイッチングノイ
ズはIC101の内部を伝達し、同様に正しい制御が行
われない問題があった。この問題を解決する為、図6の
コンデンサC111をトランスT101の一次側に追加
する事で、コンデンサC111にノイズが吸収され、I
C101にはノイズが伝達されない事が実験でわかっ
た。
【0030】図8に示すように、フォトカプラPD10
2に接続するトランジスタQ201とツェナーダイオー
ドZD201の代わりに、R202/R203による分
圧電圧を入力し、前記発光ダイオードのカソードにカソ
ードを接続したシャントレギュレータSH201を用い
てもよい。シャントレギュレータにすることにより、ト
ランジスタとツェナーダイオードを一つにまとめること
ができ、部品数の低減を図ることができ、また部品間の
ばらつきによる誤差も低減できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記スイッチ
ング手段のデューティーを電子回路へ供給される駆動電
圧が規定値を外れた時のみ可変することにより、電子回
路へ流れる電流の変動に対し、常に安定した電圧が得ら
れる。
【0032】請求項2の発明によれば、電源立ち上げ時
にスイッチング手段のONデューティーを大きくする事
により、電子回路へ供給される駆動電圧がすばやく立ち
上がる。また、電源立ち上げ時に電子回路へ供給される
駆動電圧が規定値を超えた場合、アナログスイッチのO
Nデューティーを小さくすることでオーバーシュートが
すばやく吸収される。
【0033】請求項3及び4の発明によれば、電圧変動
検知回路と電圧電流変換回路の中継にフォトカプラを使
用している為、トランスの1次側に接続されたスイッチ
ング手段と電子回路へ供給される駆動電圧の2次側と電
気的な絶縁がとれ、2次側には安全な電圧が供給でき
る。また、電圧安定回路により、商用周波数及びスイッ
チング周波数などにより、発生する2次側の電圧の揺ら
ぎ(リプル電圧)が低減できる。
【0034】請求項5及び6の発明によれば、ツェナー
ダイオードあるいはシャントレギュレータによって、一
定電圧を越えないと、発光ダイオードに電流が流れない
ため、電圧検知回路の駆動電圧の規定値を、ばらつきが
なく、安定的に設定できる。さらにシャントレギュレー
タにすることにより、トランジスタとツェナーダイオー
ドを一つにまとめることができ、部品数の低減を図るこ
とができ、また部品間のばらつきによる誤差も低減でき
る。
【0035】請求項7、8及び9の発明によれば、フォ
トトランジスタに直列に抵抗、ツェナーダイオード及び
コイルを挿入することにより、電子回路に供給される駆
動電圧が、電源立ち上げ時にオーバーシュートした際、
アナログスイッチのONデューティーを任意に設定でき
る。特に、ツェナーダイオードを使用する事により、電
圧降下が一定となり、電子回路に供給される駆動電圧が
電源立ち上げ時にオーバーシュートした際、アナログス
イッチのONデューティーのバラツキが低減される。ま
た、コイルを使用する事により、ここで発生する電圧降
下は電源の立ち上げ時のみに作用し、電子回路へ供給さ
れる駆動電圧が安定した際には、影響を及ぼさなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定電圧制御装置を示すブロック図
である。
【図2】定電圧制御装置の具体的回路図である。
【図3】アナログスッイチのデューティー制御を説明す
る説明図である。
【図4】デューティー制御と駆動電圧の関係図である。
【図5】共通の入力源による出力が2出力以上ある場合
の出力電圧波形図である。
【図6】電圧電流変換回路の他の例を示す回路図であ
る。
【図7】電圧安定回路の動作を示す説明図である。
【図8】電圧変動検出回路の他の例を示す回路図であ
る。
【図9】従来の定電圧制御装置を示す回路図である。
【符号の説明】
10 定電圧制御装置 11 電子回路 12 トランス 13 電圧変動検知回路 14 フォトカプラ 15 電圧電流変換回路 16 電圧安定回路 17 アナログスイッチ 18 補助電源

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電源から入力される電力を利用して
    電子回路を駆動する為の主電源となるトランスと、 前記トランスの2次側に接続され、電子回路へ供給され
    る駆動電圧が所定値を越えた変動を検知する電圧変動検
    知回路と、 前記入力電源と前記トランスの1次側の間に接続され、
    前記電圧変動検知回路が検知した電圧に基づいてON/
    OFFするデューティーを可変して、所定の前記駆動電
    圧を保持するようにトランスの1次側への電力の供給を
    制御するスイッチング手段と、を備えたことを特徴とす
    る定電圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング手段は、電源の立ち上
    げ時には、ONデューティーをOFFデューティーより
    大きくし、前記電圧変動検知回路により電子回路へ供給
    される駆動電圧が所定値を外れたことを検知した時、駆
    動電圧が所定値を外れている間、ONデューティーをO
    FFデューティーより小さくすることを特徴とする請求
    項1に記載の定電圧制御装置。
  3. 【請求項3】 電圧変動検知回路により、検知された電
    圧値をフォトカプラを介して電流値に変換する電圧電流
    変換回路と、 変換した電流値のノイズを除去する電圧安定回路と、を
    さらに備え、 前記スイッチング手段は、ノイズを除去された前記変換
    電流値に基づいてデューティーを可変することを特徴と
    する請求項1に記載の定電圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記フォトカプラは、2次側に配置され
    た発光ダイオードと、1次側に配置され該発光ダイオー
    ドの光を受光するフォトトランジスタとからなり、前記
    フォトトランジスタのコレクタ端子が補助電源に接続さ
    れ、エミッタ端子が前記スイッチング手段に接続され、 前記電圧安定回路は、前記入力電源と前記トランスの一
    次側の間で前記スイッチング手段に並列に接続した第1
    のコンデンサと、前記フォトトランジスタのコレクタ端
    子と前記入力電源と間に接続された第2のコンデンサと
    からなることを特徴とする請求項3記載の定電圧制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記電圧変動検知回路は、前記駆動電圧
    を分圧する2つの抵抗と、該分圧電圧をベース端子に入
    力し前記発光ダイオードのカソードを接続したトランジ
    スタと、該トランジスタのエミッタにカソードを接続し
    たツェナーダイオードとを備え、 前記分圧電圧が前記ツェナーダイオードの基準電圧を越
    えたときに前記発光ダイオードをコレクタ電流により発
    光させることを特徴とする請求項4記載の定電圧制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記電圧変動検知回路は、前記駆動電圧
    を分圧する2つの抵抗と、該分圧電圧を入力し、前記発
    光ダイオードのカソードにカソードを接続したシャント
    レギュレータとを備え、 前記分圧電圧が前記シャントレギュレータの基準電圧を
    越えたときに前記発光ダイオードを発光させることを特
    徴とする請求項4記載の定電圧制御装置。
  7. 【請求項7】 前記電圧電流変換回路は、カソードをフ
    ォトトランジスタのコレクタ端子側にアノードを補助電
    源側に接続したダイオードと、フォトトランジスタに直
    列に接続した抵抗とを備えたことを特徴とする請求項
    4、5又は6記載の定電圧制御装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧電流変換回路は、カソードをフ
    ォトトランジスタのコレクタ端子側にアノードを補助電
    源側に接続したダイオードと、フォトトランジスタに直
    列に接続したツェナーダイオードとを備えたことを特徴
    とする請求項4、5又は6記載の定電圧制御装置。
  9. 【請求項9】 前記電圧電流変換回路は、カソードをフ
    ォトトランジスタのコレクタ端子側にアノードを補助電
    源側に接続したダイオードと、フォトトランジスタに直
    列に接続したコイルとを備えたことを特徴とする請求項
    4、5又は6記載の定電圧制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049889A (ja) * 2005-07-12 2007-02-22 Brother Ind Ltd 電力供給装置及び画像形成装置
JP2008281756A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009201222A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Yazaki Corp 回路基板

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