JP2000295903A - ロータリ耕耘機 - Google Patents

ロータリ耕耘機

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JP2000295903A JP11105108A JP10510899A JP2000295903A JP 2000295903 A JP2000295903 A JP 2000295903A JP 11105108 A JP11105108 A JP 11105108A JP 10510899 A JP10510899 A JP 10510899A JP 2000295903 A JP2000295903 A JP 2000295903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耕耘爪や耕耘軸に対する草の巻き付きを防止
するとともに、土中に埋まった障害物に耕耘爪が衝突し
て発生する不具合を解消する。 【解決手段】 ミッションケース13から左右に延びる
正転耕耘軸34および逆転耕耘軸46にそれぞれ耕耘爪
49a〜49fを設けるとともに、それら耕耘爪49a
〜49fの先端に接触するように円板状の仕切板50a
〜50cを設ける。仕切板50a〜50cによって草が
耕耘爪49a〜49fや耕耘軸34,46に巻き付くの
を阻止することができ、しかも仕切板50a〜50cが
土中に存在する石や木片のような障害物に接触すると、
機体が上方に押し上げられて耕耘爪49a〜49fが前
記障害物に衝突することがなくなるため、回転する耕耘
爪49a〜49fが障害物から受ける反力で機体の推進
力や抵抗力が急変してオペレータに違和感を与えること
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミッションケース
から左右両側に延びてエンジンにより回転駆動される耕
耘軸に耕耘爪を設けたロータリ耕耘機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるロータリ耕耘機は、実開昭57−
86502号公報、特開平4−166424号公報、特
公昭46−39041号公報により公知である。
【0003】上記実開昭57−86502号公報には、
ミッションケースから左右に延びる耕耘軸に走行用の車
輪を兼ねる多数の耕耘爪を設けた、いわゆるフロントタ
イン式のロータリ耕耘機が記載されている。
【0004】また上記特開平4−166424号公報に
は、走行用ミッションケースから左右に延びる車軸に走
行用の車輪を備えるとともに、走行用ミッションケース
の後方に位置する耕耘用ミッションケースから左右に延
びる耕耘軸に多数の耕耘爪を設けた、いわゆるリヤタイ
ン式のロータリ耕耘機が記載されている。
【0005】また上記特公昭46−39041号公報に
は、同軸上に嵌合して相互に逆方向に回転する正転耕耘
軸および逆転耕耘軸のペアをミッションケースの左右両
側にそれぞれ配置したもので、正転耕耘軸に設けた耕耘
爪により発生する推進力と逆転耕耘軸に設けた耕耘爪に
より発生する抵抗力とをバランスさせてダッシングの防
止を図ったリヤタイン式のロータリ耕耘機が記載されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の耕
耘機は、耕耘中になぎ倒された草が回転する耕耘爪や耕
耘軸に巻き付いてしまい、巻き付いた草の影響で耕耘抵
抗が増加したり耕深が不安定になったりする問題があっ
た。また土中に埋まった石や木片のような障害物に耕耘
爪が衝突すると、耕耘爪が損傷する可能性があるだけで
なく、回転する耕耘爪が障害物から受ける反力で機体が
急激に前進するダッシング現象が発生したり、機体が急
減速する現象が発生してオペレータに違和感を与える問
題があった。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、耕耘爪や耕耘軸に対する草の巻き付きを防止すると
ともに、土中に埋まった障害物に耕耘爪が衝突して発生
する上記不具合を解消することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、ミッションケ
ースから左右両側に延びてエンジンにより回転駆動され
る耕耘軸に耕耘爪を設けたロータリ耕耘機において、耕
耘軸に直交し、かつ耕耘爪の回転面に隣接するように配
置された円形の仕切板を備えたことを特徴とするロータ
リ耕耘機が提案される。
【0009】上記構成によれば、ロータリ耕耘機のミッ
ションケースから左右に延びる耕耘軸に直交し、かつ耕
耘軸に設けた耕耘爪の回転面に隣接する円形の仕切板を
設けたので、その仕切板で草を押し退けて耕耘爪や耕耘
軸に巻き付くのを防止することができる。また仕切板が
土中に存在する石や木片のような障害物に接触すると、
その反力で機体が上方に押し上げられて耕耘爪が前記障
害物に衝突することがなくなるため、耕耘爪の損傷が防
止されるのは勿論のこと、回転する耕耘爪が障害物から
受ける反力で機体の推進力や抵抗力が急変してオペレー
タに違和感を与えることが防止される。
【0010】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、仕切板を耕耘軸に取り付けた
ことを特徴とするロータリ耕耘機が提案される。
【0011】上記構成によれば、仕切板を耕耘軸に取り
付けたので、特別の取付部材を必要とせずに仕切板を耕
耘爪の回転面に隣接するように取り付けることができ
る。
【0012】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、仕切板をミッションケースに
取り付けたことを特徴とするロータリ耕耘機が提案され
る。
【0013】上記構成によれば、仕切板をミッションケ
ースに取り付けたので、耕耘軸上に取付スペースが存在
しな場合でも仕切板を支障なく取り付けることができ
る。
【0014】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1〜3の何れかの構成に加えて、仕切板の先端に
鋭角のエッジを形成したことを特徴とするロータリ耕耘
機が提案される。
【0015】上記構成によれば、仕切板の先端に鋭角の
エッジを形成したので、仕切板のエッジで草を切断して
耕耘爪や耕耘軸に巻き付くのを一層効果的に防止するこ
とができる。
【0016】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項2の構成に加えて、仕切板の先端を耕耘爪の先端
の軌跡よりも半径方向外側に位置させたことを特徴とす
るロータリ耕耘機が提案される。
【0017】上記構成によれば、仕切板の先端を耕耘爪
の先端の軌跡よりも半径方向外側に位置させたので、舗
装道路等を走行する際に仕切板を車輪代わりにして走行
することができ、しかも耕耘爪が路面に接触しないので
騒音の発生や耕耘爪の損傷を防止することができる。
【0018】また請求項6に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、ミッションケースから軸方向
両側に延びてエンジンにより正転駆動される正転耕耘軸
と、この正転耕耘軸の軸方向外側に同軸上に配置されて
エンジンにより逆転駆動される逆転耕耘軸とにそれぞれ
耕耘爪を設けたことを特徴とするロータリ耕耘機が提案
される。
【0019】上記構成によれば、同軸上に配置した正転
耕耘軸および逆転耕耘軸にそれぞれ耕耘爪を設けたの
で、正転耕耘軸が発生する前進方向の推進力と逆転耕耘
軸が発生する後進方向の推進力とを相殺して機体のダッ
シングを効果的に防止することができる。
【0020】また請求項7に記載された発明によれば、
請求項6の構成に加えて、正転耕耘軸に設けた耕耘爪お
よび逆転耕耘軸に設けた耕耘爪の対向部間に、逆転耕耘
軸に設けた仕切板を位置させたことを特徴とするロータ
リ耕耘機が提案される。
【0021】上記構成によれば、正転耕耘軸に設けた耕
耘爪に逆転耕耘軸に設けた仕切板が対向するので、正転
耕耘爪と仕切板とが相互に逆転して該正転耕耘爪に対す
る草の巻き付きを効果的に防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0023】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はリヤタイン式の歩行型ロータリ耕耘機の全
体側面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図
1の3方向矢視図、図4は耕耘時の作用説明図である。
【0024】図1に示すように、リヤタイン式の歩行型
ロータリ耕耘機Tは、左右一対の車輪W,Wを支持する
走行用ミッションケース11から前方に延びるエンジン
ベッド12を備えており、このエンジンベッド12の上
部にエンジンEが搭載される。走行用ミッションケース
11の後方に連設された耕耘用ミッションケース13の
上部に、取付ブラケット14を介して操向ハンドル15
が設けられる。耕耘用ミッションケース13の後端に設
けられたロータリ耕耘部16の上面はロータリカバー1
7によって覆われており、そのロータリカバー17の後
部に上下位置調節自在な抵抗棒18と上下揺動自在な均
平板19とが設けられる。
【0025】エンジンEのクランクシャフト20とミッ
ション入力軸21とがテンションクラッチ22を備えた
無端ベルト23で接続され、更にミッション入力軸21
と車軸24とが走行用ミッションケース21に収納した
変速ギヤ列25および無端チェーン26で接続される。
耕耘用ミッションケース13の後端にはロータリ耕耘部
16の正逆転機構27が収納されており、この正逆転機
構27は耕耘用ミッションケース13の内部に収納した
無端チェーン28を介して変速ギヤ列25に接続され
る。
【0026】次に、図2に基づいてロータリ耕耘部16
の正逆転機構27の構造を説明する。
【0027】ロータリ耕耘部16の正逆転機構27は、
耕耘用ミッションケース13の左ケース半体31および
右ケース半体32の後端の膨大部311 ,321 に収納
されるもので、ボールベアリング33,33で同軸に支
持された左右一対の正転耕耘軸34,34と、左右の正
転耕耘軸34,34を相対回転自在に貫通して左右に延
出する1本の逆転軸35とを備える。
【0028】正転耕耘軸34,34および逆転軸35の
前方には、カウンター軸36が一対のボールベアリング
37,37を介して支持される。カウンター軸36に固
着したドリブンスプロケット38が、前記無端チェーン
28を介して変速ギヤ列25に接続される。カウンター
軸36に固着した第1スプロケット39および逆転軸3
5に固着した第2スプロケット40は無端チェーン41
で接続されており、これにより逆転軸35はカウンター
軸36と同方向に逆転(耕耘機Tの走行方向と逆方向)
に駆動される。
【0029】一方、カウンター軸36の両端に設けた一
対の第1ギヤ42,42は、左右の正転耕耘軸34,3
4に設けた一対の第2ギヤ43,43にそれぞれ噛合す
る。従って、両正転耕耘軸34,34はカウンター軸3
6および逆転軸35と逆方向に正転(耕耘機Tの走行方
向と同方向)に駆動される。
【0030】第1スプロケット39と第2スプロケット
40との歯数比は、第1ギヤ42,42と第2ギヤ4
3,43との歯数比に等しく設定されており、従って逆
転軸35の回転数と正転耕耘軸34,34の回転数とは
互いに等しく、且つカウンター軸36の回転数に対して
僅かに減速された回転数となる。
【0031】次に、図1および図3に基づいてロータリ
耕耘部16の構造を説明する。
【0032】耕耘用ミッションケース13から左右に突
出する正転耕耘軸34,34の中心を逆転軸35が貫通
しており、この逆転軸35の左右両端に左右一対の逆転
耕耘軸46,46が嵌合してピン47,47で固定され
る。正転耕耘軸34,34は正転方向、つまり耕耘機T
の前進方向に駆動され、逆転耕耘軸46,46は逆転方
向、つまり耕耘機Tの前進方向と逆方向に駆動される。
逆転耕耘軸46,46の外端にはそれぞれゲージ輪4
8,48が設けられる。
【0033】正転耕耘軸34,34および逆転耕耘軸4
6,46に、回転方向遅れ側に湾曲し、かつ軸方向内外
に湾曲した公知のなた爪よりなる6本の耕耘爪49a〜
49fと、正転耕耘軸34,34および逆転耕耘軸4
6,46の軸線に直交するように配置された円形の平板
よりなる3枚の仕切板50a〜50cとが設けられる。
耕耘爪49a〜49fおよび仕切板50a〜50cの配
置パターンは、機体のセンターラインCLを挟んで左右
対称である。
【0034】即ち、センターラインCLに近い側に位置
する正転耕耘軸34には取付ブラケット51aを介して
3本の正転耕耘爪49a〜49cが120°間隔で設け
られ、またセンターラインCLに遠い側に位置する逆転
耕耘軸46には取付ブラケット51b,51cを介して
3本の逆転耕耘爪49d〜49fが120°間隔で設け
られる。逆転耕耘軸46に固定された3枚の仕切板50
a〜50cの半径は耕耘爪49a〜49fの半径と同一
に設定されており、内側の仕切板50aの先端は正転耕
耘軸34に設けた1本の正転耕耘爪49cの先端に隙間
無く接触し、中間の仕切板50bの先端は逆転耕耘軸4
6に設けた2本の逆転耕耘爪49d,49eの先端に隙
間無く接触し、あるいは若干に隙間を介して対向し、外
側の仕切板50cの先端は逆転耕耘軸46に設けた1本
の逆転耕耘爪49fの先端に隙間無く接触する。
【0035】このように、正転耕耘爪49a〜49cを
備えた正転耕耘軸34と、逆転耕耘爪49d〜49fを
備えた逆転耕耘軸46とを設けたことにより、正転耕耘
軸34が発生する前方への推進力と逆転耕耘軸46が発
生する後方への推進力とを相殺して機体のダッシングを
防止することができる。
【0036】また耕耘中に掘り起こされた草が耕耘爪4
9a〜49fに絡みつき、更に正転耕耘軸34,34あ
るいは逆転耕耘軸46,46に絡みつくことがあるが、
本実施例の耕耘機Tでは4本の耕耘爪49c〜49fの
先端に仕切板50a〜50cの先端が接触し、あるいは
接近しているので、仕切板50a〜50cの先端に阻止
されて耕耘爪49a〜49d、正転耕耘軸34,34お
よび逆転耕耘軸46,46に草が絡みつき難くなる。そ
の結果、草の絡みつきにより発生する耕耘抵抗の増大、
駆動力の低下、耕深のばらつきを防止し、安定した耕耘
作業を行うことができる。
【0037】図4(A)に示すように、逆転耕耘軸46
の下方において後方から前方に回転する逆転耕耘爪49
d〜49fが土中に埋まった石や木片のような障害物5
3に衝突すると、逆転耕耘爪49d〜49fの前方への
回転が阻止されるために、逆転耕耘軸46および逆転耕
耘爪49d〜49fが駆動トルクの反作用によって鎖線
で示す位置に向けて後方に押されることになり、その際
に発生する急激な制動力によって耕耘機Tを操作するオ
ペレータが違和感を受けることがある。
【0038】しかしながら本実施例の耕耘機Tによれ
ば、図4(B)に示すように、逆転耕耘爪49d〜49
fが障害物53に衝突する前に円形の仕切板50b,5
0cの先端が障害物53に当接するため、仕切板50
b,50cは障害物53を乗り越えるように斜め上前方
に移動する。その結果、逆転耕耘爪49d〜49fが障
害物53に衝突することがなくなり、前述した急激な制
動力の発生を未然に防止することができる。逆に、正転
耕耘爪49cが土中の障害物53に衝突すると、その反
作用で急激な推進力の増加が発生することがあるが、仕
切板50aで正転耕耘爪49cが土中の障害物53に衝
突するのを防止することにより、前記急激な推進力の増
加も同様に回避することができる。更に耕耘爪49a〜
49fが障害物53に衝突して損傷するのを仕切板50
a〜50cによって防止することができる。
【0039】特に、第1取付ブラケット51aに設けた
1本の正転耕耘爪49cと、第2、第3取付ブラケット
51b,51cに設けた2本の逆転耕耘爪49d,49
eとの対向部に仕切板50a,50bを配置したので、
仕切板50a,50bと正転耕耘爪49cとが隣接して
相互に逆方向に回転することになり、正転耕耘爪49c
に対する草の巻き付きを一層効果的に防止することがで
きる。また仕切板50a〜50cを円形にしたので、そ
れが回転しても耕耘爪49a〜49fに対する位置関係
を常に一定に保つことができるだけでなく、障害物53
に接触した際に障害物53にスムーズに乗り上げること
ができ、しかも障害物53との衝突による耕耘爪49a
〜49fの損傷を確実に回避することができる。
【0040】次に、図5に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0041】第2実施例は仕切板50a〜50cの先端
形状に特徴を有するもので、第1実施例の仕切板50a
〜50cの先端が単純にカットされているのに対し、本
実施例の仕切板50a〜50cの先端には、両刃状のエ
ッジ501 、あるいは片刃状のエッジ502 が形成され
る。このように仕切板50a〜50cの先端にエッジ5
1 ,502 を形成することにより、草を切断して巻き
付きを一層効果的に防止できるだけでなく、仕切板50
a〜50cが土中に切り込み易くして耕耘爪49a〜4
9fの耕耘作用を妨げないようにすることができる。
【0042】次に、図6に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
【0043】第3実施例は、第1実施例の仕切板50a
〜50cの半径を増加させたものに相当し、これにより
仕切板50a〜50cの先端は耕耘爪49a〜49fの
先端よりも半径方向外側に僅かに突出する。
【0044】従って、耕耘機Tが舗装道路等を走行する
際に、半径の大きい仕切板50a〜50cの先端が路面
上を転がって、半径の小さい耕耘爪49a〜49fの先
端が路面に接触しなくなり、騒音の発生を防止するとと
もに耕耘爪49a〜49fの先端の損傷を防止すること
ができる。
【0045】次に、図7に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
【0046】第4実施例は、第1〜第3実施例の3枚の
仕切板50a〜50cに加えて4枚目の仕切板50dを
備えた点に特徴を有するもので、その4枚目の仕切板5
0dは耕耘用ミッションケース13に固定されて正転耕
耘軸34に設けた2本の正転耕耘爪49a,49bの先
端に隙間無く接触する。4枚目の仕切板50dの先端に
も、第2実施例と同じエッジ501 ,502 を形成する
ことが可能である。
【0047】機体のセンターラインCL上には耕耘用ミ
ッションケース13が存在するため、その耕耘用ミッシ
ョンケース13の下方の未耕部分をできるたけ減らすべ
く、センターラインCLに近い正転耕耘軸34に設けら
れた正転耕耘爪49a,49bは耕耘用ミッションケー
ス13に近づけて配置され、かつその正転耕耘爪49
a,49bの先端はセンターラインCLに向けて湾曲し
ている。従って、前記正転耕耘爪49a,49bの先端
に隙間無く接触する仕切板を正転耕耘軸34に取り付け
ることができなくなる。しかしながら、本実施例によれ
ば、仕切板50dを耕耘用ミッションケース13に固定
したことにより、その仕切板50dを正転耕耘爪49
a,49bの先端に隙間無く接触させることができ、正
転耕耘爪49a,49bと障害物53との衝突を防止す
ることができる。
【0048】次に、図8に基づいて本発明の第5実施例
を説明する。
【0049】フロントタイン式の歩行型ロータリ耕耘機
Tは下部エンジンカバー61および上部エンジンカバー
62に覆われた単気筒エンジンEを備えており、このエ
ンジンEの下部にミッションケース63が結合される。
縦置きに配置されたエンジンEのクランクシャフト64
の上端には冷却ファン65が設けられており、また下端
はミッションケース63の内部に上下方向に支持した駆
動軸66にクラッチ67を介して接続される。駆動軸6
6は図示せぬ正逆転機構を介してミッションケース63
の下端に設けたロータリ耕耘部68に伝達される。ミッ
ションケース63の後部に設けたハンドルポスト69に
車体後部上方に延びる操向ハンドル70が着脱自在に設
けられるとともに、ハンドルポスト69にブラケットを
介して抵抗棒71が着脱自在に設けられる。
【0050】本実施例の耕耘機Tのロータリ耕耘部68
の構造は、前述した第1〜第4実施例のロータリ耕耘部
16の構造と同じであり、従って第1〜第4実施例の作
用効果と同じ作用効果を奏することができる。
【0051】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0052】例えば、実施例では耕耘爪49a〜49f
としてなた爪を例示したが、なた爪に代えて花形爪等の
他の耕耘爪を用いることができる。
【0053】また回転する仕切板50a〜50cは円形
であることが必要であるが、耕耘用ミッションケース1
3に固定した仕切板50dは必ずしも全体が完全な円形
である必要はなく、土中に沈む部分が円形であれば良
い。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、ロータリ耕耘機のミッションケースから左右
に延びる耕耘軸に直交し、かつ耕耘軸に設けた耕耘爪の
回転面に隣接する円形の仕切板を設けたので、その仕切
板で草を押し退けて耕耘爪や耕耘軸に巻き付くのを防止
することができる。また仕切板が土中に存在する石や木
片のような障害物に接触すると、その反力で機体が上方
に押し上げられて耕耘爪が前記障害物に衝突することが
なくなるため、耕耘爪の損傷が防止されるのは勿論のこ
と、回転する耕耘爪が障害物から受ける反力で機体の推
進力や抵抗力が急変してオペレータに違和感を与えるこ
とが防止される。
【0055】また請求項2に記載された発明によれば、
仕切板を耕耘軸に取り付けたので、特別の取付部材を必
要とせずに仕切板を耕耘爪の回転面に隣接するように取
り付けることができる。
【0056】また請求項3に記載された発明によれば、
仕切板をミッションケースに取り付けたので、耕耘軸上
に取付スペースが存在しな場合でも仕切板を支障なく取
り付けることができる。
【0057】また請求項4に記載された発明によれば、
仕切板の先端に鋭角のエッジを形成したので、仕切板の
エッジで草を切断して耕耘爪や耕耘軸に巻き付くのを一
層効果的に防止することができる。
【0058】また請求項5に記載された発明によれば、
仕切板の先端を耕耘爪の先端の軌跡よりも半径方向外側
に位置させたので、舗装道路等を走行する際に仕切板を
車輪代わりにして走行することができ、しかも耕耘爪が
路面に接触しないので騒音の発生や耕耘爪の損傷を防止
することができる。
【0059】また請求項6に記載された発明によれば、
同軸上に配置した正転耕耘軸および逆転耕耘軸にそれぞ
れ耕耘爪を設けたので、正転耕耘軸が発生する前進方向
の推進力と逆転耕耘軸が発生する後進方向の推進力とを
相殺して機体のダッシングを効果的に防止することがで
きる。
【0060】また請求項7に記載された発明によれば、
正転耕耘軸に設けた耕耘爪に逆転耕耘軸に設けた仕切板
が対向するので、正転耕耘爪と仕切板とが相互に逆転し
て該正転耕耘爪に対する草の巻き付きを効果的に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤタイン式の歩行型ロータリ耕耘機の全体側
面図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図1の3方向矢視図
【図4】耕耘時の作用説明図
【図5】本発明の第2実施例に係る、前記図3に対応す
る図
【図6】本発明の第3実施例に係る、前記図3に対応す
る図
【図7】本発明の第4実施例に係る、前記図3に対応す
る図
【図8】本発明の第5実施例に係るフロントタイン式の
歩行型ロータリ耕耘機の全体側面図
【符号の説明】
13 耕耘用ミッションケース(ミッションケー
ス) 34 正転耕耘軸(耕耘軸) 46 逆転耕耘軸(耕耘軸) 49a〜49f 耕耘爪 50a〜50d 仕切板 501 ,502 エッジ 63 ミッションケース E エンジン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケース(13,63)から左
    右両側に延びてエンジン(E)により回転駆動される耕
    耘軸(34,46)に耕耘爪(49a〜49f)を設け
    たロータリ耕耘機において、 耕耘軸(34,46)に直交し、かつ耕耘爪(49a〜
    49f)の回転面に隣接するように配置された円形の仕
    切板(50a〜50d)を備えたことを特徴とするロー
    タリ耕耘機。
  2. 【請求項2】 仕切板(50a〜50c)を耕耘軸(4
    6)に取り付けたことを特徴とする、請求項1に記載の
    ロータリ耕耘機。
  3. 【請求項3】 仕切板(50d)をミッションケース
    (13)に取り付けたことを特徴とする、請求項1に記
    載のロータリ耕耘機。
  4. 【請求項4】 仕切板(50a〜50c)の先端に鋭角
    のエッジ(501 ,502 )を形成したことを特徴とす
    る、請求項1〜3の何れかに記載のロータリ耕耘機。
  5. 【請求項5】 仕切板(50a〜50c)の先端を耕耘
    爪(49a〜49f)の先端の軌跡よりも半径方向外側
    に位置させたことを特徴とする、請求項2に記載のロー
    タリ耕耘機。
  6. 【請求項6】 ミッションケース(13,63)から軸
    方向両側に延びてエンジン(E)により正転駆動される
    正転耕耘軸(34)と、この正転耕耘軸(34)の軸方
    向外側に同軸上に配置されてエンジン(E)により逆転
    駆動される逆転耕耘軸(46)とにそれぞれ耕耘爪(4
    9a〜49f)を設けたことを特徴とする、請求項1に
    記載のロータリ耕耘機。
  7. 【請求項7】 正転耕耘軸(34)に設けた耕耘爪(4
    9a〜49c)および逆転耕耘軸(46)に設けた耕耘
    爪(49d〜49f)の対向部間に、逆転耕耘軸(4
    6)に設けた仕切板(50a,50b)を位置させたこ
    とを特徴とする、請求項6に記載のロータリ耕耘機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020081509A (ko) * 2001-04-18 2002-10-28 최중섭 역 회전 방식의 소형 농지 관리기

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