JP2000295956A - 気化装置 - Google Patents

気化装置

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JP2000295956A
JP2000295956A JP11105157A JP10515799A JP2000295956A JP 2000295956 A JP2000295956 A JP 2000295956A JP 11105157 A JP11105157 A JP 11105157A JP 10515799 A JP10515799 A JP 10515799A JP 2000295956 A JP2000295956 A JP 2000295956A
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JP
Japan
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vaporizer
mounting portion
heater core
heat insulator
core
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JP11105157A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakashita
敦 坂下
Keiji Kawajiri
圭嗣 川尻
Katsuji Shibuya
勝治 渋谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体揮散量のバラツキの小さい気化装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 気化芯の挿入部30、ヒータコアの収納
部29及び器具への取付部26を備えた一体構造の金属
ケース28と、前記収納部29に収納されるヒータコア
24とからなり、前記ヒータコア24は正特性サーミス
タ素子21と外部引出端子22aを設けた一対の電極板
22を有し、その外部引出端子22aを除く全体をシリ
コン樹脂23で一体成型して構成され前記収納部29の
内壁とシリコン樹脂23が密接するように圧入収納した
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体を浸透させた棒
状の気化芯を外周から正特性サーミスタ発熱体で加熱し
て液体を揮散させる気化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の正特性サーミスタ発熱体を
用いた気化装置について図を用いて説明する。
【0003】図5は正特性サーミスタ発熱体を用いた気
化装置の構成を示す分解斜視図、図6は気化装置の上面
図である。
【0004】1は両主平面に電極(図示せず)を設けた
正特性サーミスタ素子、2は外部引出端子2aを設けた
ステンレス製の電極板で、正特性サーミスタ素子1の電
極面にシリコン系接着剤(図示せず)で電気的、機械的
に固着した後、外部引出端子2aを除き外周全体を包み
込むようにしてシリコン樹脂3で一体成形しヒータコア
4を形成する。このヒータコア4をアルミニウム製の金
属ケース9の収納部10に収納して気化装置を完成させ
ていた。
【0005】前記気化装置の金属ケース9は、図5に示
すように樹脂ケース(図示せず)に装着するための孔5
を設けたステンレス製の取付板6を収納部10の一方の
外壁面に、取付板6の上部端8を収納部10の上部から
内面に折り返し、さらに取付板6の中央に設けた切起し
部7を収納部10下部から内面に折り返し、取付部を金
属ケース9の外方に突出させて取付けていた。尚、気化
芯挿入部11は円柱状の気化芯(図示せず)の外周を包
囲するように円筒状の孔を有している。また、チタン酸
バリウムを主成分とする正特性サーミスタ素子1は自己
温度制御作用のある安全で信頼性の高い熱源として用い
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、金属ケース9の収納部10の内面に圧入
装着したヒータコア4は、図6に示すように取付板6の
折り返し部と収納部10の内壁面と段差12のため、圧
入したヒータコア4が完全に収納部10の内壁面と密着
しない。このためヒータコア4に電圧を印加した場合、
その発熱の伝熱が収納部10の取付板6側から金属ケー
ス9に対して不安定となる。その結果、気化芯挿入部1
1の表面温度バラツキが製品毎に異なるという問題点が
あった。また、取付板6の装着力が弱い場合、取付板6
がぐらつき孔5を介して樹脂ケースに取付けた気化装置
の気化芯挿入部11と孔5の距離L1がバラツキ気化芯
が気化芯の挿入部11の内壁に接触するという欠点があ
った。
【0007】本発明は前記の課題を解決するもので、製
品毎の気化芯の挿入部の表面温度バラツキを小さくし、
これによって液体揮散量のバラツキを抑制すると共に、
気化芯が気化芯の挿入部の内壁面に接触することによっ
て気化芯の温度が上昇し液体の揮散量が必要以上に多く
なるのを防止した気化装置を供給することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、気化芯挿入部、ヒータコアの収納部及び器
具への取付部を備えた一体構造の金属ケースの収納部
に、外周をシリコン樹脂で一体成型したヒータコアを収
納部の内壁と密接するように圧入した構成とするもので
ある。
【0009】この構成により従来の気化装置と異なり、
収納部の内壁面とヒータコアは隙間なく密接するため、
気化芯の挿入部の表面温度バラツキを小さくすることが
でき、また、一体構造の金属ケースは高い精度で加工さ
れているため、気化芯の挿入部と取付部の孔との距離の
バラツキを吸収することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、気化芯の挿入部、ヒータコアの収納部及び器具への
取付部を備えた一体構造の金属ケースと、前記収納部に
収納されるヒータコアとからなり、前記ヒータコアは正
特性サーミスタ素子と外部引出端子を設けた一対の電極
板を有し、その外部引出端子を除く全体をシリコン樹脂
で一体成型して構成され、前記収納部の内壁とシリコン
樹脂が密接するようにヒータコアを圧入収納した気化装
置であり、一体構造で精度良く加工された金属ケース
は、収納部の内壁面とヒータコアとは隙間なく密着させ
ることができ、したがってヒータコアの発熱は収納部か
ら抵抗なく気化芯の挿入部に伝熱され表面温度バラツキ
を小さくすることができる。また、気化芯の挿入部と取
付部の孔との距離のバラツキを吸収することができるも
のである。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、器具へ
の取付部に樹脂製の断熱体を装着した請求項1に記載の
気化装置であり、断熱材によって気化装置を樹脂ケース
に取付け稼働させた際、樹脂ケースと接する部分の温度
を低下させることができる。これにより樹脂ケースの変
形または劣化を防止する作用を有するものである。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、取付部
の下面と断熱体の間に空間を設け断熱体を装着した請求
項1または請求項2に記載の気化装置であり、空間を設
けることによって取付部を介しての気化装置の発熱が樹
脂ケースに伝熱される量を小さくすることができるとい
う作用を有するものである。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、取付部
の上、下面と断熱体の間に空間を設け、取付部全体を断
熱体で覆うように装着した請求項1または請求項3に記
載の気化装置であり、取付部全体を断熱材で覆うことに
よって取付部の固定を容易にし、取付部の下面側に空間
を設けることで、取付部を介しての気化装置の発熱が樹
脂ケースに伝熱される量を抑制し、これにより樹脂ケー
スの変形または劣化を防止する作用を有するものであ
る。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、取付部
の上、下面の稜部を断熱体に設けた段差で固定支持した
請求項1から請求項4のいずれかに記載の気化装置であ
り、これによって、取付部の固定支持を容易にすると共
に取付部を介しての気化装置の発熱が樹脂ケースに伝熱
される量を抑制する作用を有するものである。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、取付部
の下面に向け断熱体から複数個の突起を設け、この突起
で取付部を支持した請求項1から請求項4のいずれか一
つに記載の気化装置であり、これによって取付部の固定
支持を容易にすると共に取付部を介しての気化装置の発
熱が樹脂ケースに伝熱される量を抑制する作用を有する
ものである。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、取付部
の厚さを収納部の外壁の厚さより薄くした請求項1に記
載の気化装置であり、取付部の厚さを収納部の外壁の厚
さより薄くすることによって、取付部を介しての気化装
置の発熱が樹脂ケースに伝熱される量を抑制する作用を
有するものである。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、取付部
と収納部との境界を外方に円弧状に加工し、円弧部を除
く取付部の厚さを収納部の外壁の厚さより薄くした請求
項1または請求項7に記載の気化装置であり、取付部の
厚さを薄くすることによる、気化装置全体を機械的に片
持ち保持する強度の低下を境界面に設けた円弧状の肉厚
部で補強する作用を有するものである。
【0018】以下、本発明の一実施の形態について添付
図面を用いて説明する。
【0019】図1は、本発明の気化装置の分解斜視図、
図2は同気化装置の上面図である。
【0020】図1において、21は両主平面に電極(図
示せず)を設けたスイッチング温度190℃の正特性サ
ーミスタ素子、22は外部引出端子22aを設けたステ
ンレス製の電極板で、正特性サーミスタ素子21の電極
面にシリコン系接着剤(図示せず)で電気的、機械的に
固着させた後、外部引出端子22aを除く全体をシリコ
ン樹脂23で一体成型をしヒータコア24を構成してい
る。
【0021】次に、取付部26、収納部29及び気化芯
の挿入部30を有し、かつ収納部29の外壁に気化装置
を樹脂ケース(図示せず)にビス等で装着するための孔
25を設けた一体構造のアルミニウム製の金属ケース2
8の収納部29の内部に、ヒータコア24を圧入して密
着させ気化装置を完成させた。尚、取付部26と収納部
29の外壁との境界は円弧状の上面または下面をもった
連結部27で連結されている。また、孔25と気化芯の
挿入部30の中央部の距離L2は一体構造のため常に一
定となっている。尚、金属ケース28の取付部26の厚
さは1mm、連結部27の円弧は1R、その他は2mm
の厚さに加工したものを用いた。
【0022】次いで、取付部26を耐熱樹脂製の断熱体
31の段差33部に挿入した後に、孔25を介しビスで
樹脂ケースに装着する。尚、取付部26の下面側と断熱
体31との間に空間32を設けている。
【0023】以上のように構成された気化装置の孔25
と気化芯の挿入部30との距離L2を測定した後、電極
板22に100Vの電圧を印加して、ヒータコア24を
発熱させ、気化芯の挿入部30の表面温度のバラツキを
評価し、また従来構成の気化装置についても同様に評価
しその結果も併せて(表1)に示した。
【0024】
【表1】
【0025】(表1)に示したように、本発明の気化装
置の気化芯の挿入部30の表面温度のバラツキが142
±2℃であるのに対し、従来品は141±3℃と表面温
度が低くしかもバラツキが大きくなっている。このこと
は本発明の気化装置の収納部29の内壁面とヒータコア
24との間に隙間32がないため、ヒータコア24の発
熱は抵抗なく収納部29から気化芯の挿入部30に伝達
されていることを示している。
【0026】従って、製品毎の気化芯より揮散する液体
量のバラツキを小さくすることが可能となる。また、取
付部26の孔25と気化芯の挿入部30との距離が、本
装置では20mm±0.2mmであるのに対し、従来品
は20mm±1.0mmとバラツキが大きくなってい
る。本装置の金属ケース28は一体構造で加工されてい
るため気化芯の挿入部30と孔25との距離のバラツキ
が小さくなっている。尚、気化芯は気化芯の挿入部30
の中央部に偏心させずに挿入されることによって、気化
芯の外周部の表面温度が一定となり、表面から均等に液
体を揮散させるためにこの距離は重要となる。
【0027】更に取付部26の厚さを1mmにすること
によって孔25位置の温度はデータとして示していない
が140℃と気化芯の挿入部30より僅か低下すること
ができる。しかしながら取付部26の上下面との間に空
間32を設けた断熱体31を介して取付けた樹脂ケース
部の温度は100℃以下に下げることが可能となり耐熱
性の低い安価な樹脂材料を用いることができる。
【0028】また、本発明はヒータコア24の外周を包
み込む形状でシリコン樹脂でインサート成形したのは、
成形金型で樹脂を一定重量、一定形状に成形することに
よって、ヒータコア24を収納部29に隙間なく密着圧
入させ、発生した熱を損失なく気化芯の挿入部30に伝
えるためである。
【0029】本発明の構成部品において、電極板22は
正特性サーミスタ素子21の発熱を直接受けることから
耐熱性の高いステンレス等を用いることが、また、金属
ケース28は熱伝導の優れたアルミニウム、銅等を用い
るのが、また更に正特性サーミスタ素子21と電極板2
2を一体成型する樹脂は正特性サーミスタ素子21に悪
影響を与えず耐熱性に優れ、しかも弾性を有するシリコ
ン系ゴムが断熱体31は機械的強度及び耐熱性の優れて
いる磁器または耐熱性プラスチックが望ましい。
【0030】尚、断熱体31は図3に示すように取付部
26を挿入する部分の下面に複数の突起34を設けて取
付部26を支持してもよく、図4に示したように取付部
26の側面および下面を覆うように図1に示す断熱体3
1の半分の構造を用いても良い。
【0031】
【発明の効果】以上本発明の気化装置は、気化芯の挿入
部、ヒータコアの収納部及び器具への取付部を備えた一
体構造の金属ケースと、前記収納部に収納されるヒータ
コアとからなり、前記ヒータコアは正特性サーミスタ素
子の両面に接続された外部引出端子を設けた一対の電極
板を有し、その外部引出端子を除く全体をシリコン樹脂
で一体成型したものを、前記収納部内壁とシリコン樹脂
が密接するように圧入収納することによって、従来の気
化装置と異なり金属ケースの収納部とヒータコアは隙間
なく圧入密着させることができるため、気化芯の挿入部
の表面温度バラツキが小さくなり、更に一体構造の金属
ケースを用いることによって気化芯の挿入部と取付部の
孔との距離が固定され、気化芯が偏心することなく精度
良く挿入部の中心に挿入でき、従って液体の揮散量のバ
ラツキの小さいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の気化装置の分解斜視図
【図2】同気化装置の上面図
【図3】同断熱体の他の例を示す断面図
【図4】同断熱体のさらに他の例を示す断面図
【図5】従来例の気化装置の分解斜視図
【図6】同気化装置の上面図
【符号の説明】
21 正特性サーミスタ素子 22 電極板 22a 外部引出端子 23 シリコン樹脂 24 ヒータコア 25 孔 26 取付部 27 連結部 28 金属ケース 29 ヒータコア収納部 30 気化芯挿入部 31 断熱体 32 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 勝治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2B121 CA04 CA39 CA46 CA60 FA06 3K092 PP20 QA07 QB21 QB32 QC08 QC21 QC22 QC26 RF05 RF14 RF27 SS02 SS03 SS12 SS13 SS17 VV02 VV03 VV21 5E034 AA08 AB01 DA03 DB03 DB05 DB06 DC02 DE05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化芯の挿入部、ヒータコアの収納部及
    び器具への取付部を備えた一体構造の金属ケースと、前
    記収納部に収納されるヒータコアとからなり、前記ヒー
    タコアは正特性サーミスタ素子と外部引出端子を設けた
    一対の電極板を有し、その外部引出端子を除く全体をシ
    リコン樹脂で一体成型して構成し、前記収納部の内壁と
    シリコン樹脂が密接するようにヒータコアを圧入収納し
    た気化装置。
  2. 【請求項2】 器具への取付部に樹脂製の断熱体を装着
    した請求項1に記載の気化装置。
  3. 【請求項3】 取付部と断熱体の間に空間を設けて断熱
    体を装着した請求項1または請求項2に記載の気化装
    置。
  4. 【請求項4】 取付部の上、下面と断熱体の間に空間を
    設け、取付部全体を断熱体で覆うように装着した請求項
    1または請求項3に記載の気化装置。
  5. 【請求項5】 取付部の上、下面の稜部を断熱体に設け
    た段差で固定支持した請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の気化装置。
  6. 【請求項6】 取付部の下面に向け断熱体から複数個の
    突起を設け、この突起で取付部を支持した請求項1から
    請求項4のいずれか一つに記載の気化装置。
  7. 【請求項7】 取付部の厚さを収納部の外壁の厚さより
    薄くした請求項1に記載の気化装置。
  8. 【請求項8】 取付部と収納部との連結部の上面または
    下面を円弧状にし、円弧部を除く取付部の厚さを収納部
    の外壁の厚さより薄くした請求項1または請求項7に記
    載の気化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017170022A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 ヒータ
US12460846B2 (en) 2022-01-19 2025-11-04 Carrier Corporation Multi-level oil vaporizer for refrigeration system

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