JP2000297106A - 重合樹脂粒子、およびトナー用バインダー - Google Patents

重合樹脂粒子、およびトナー用バインダー

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Teru Endo
輝 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的かつ安価に製造することができる、比
較的大粒径で粒子径の揃った重合樹脂粒子を提供する。
また、安価で性能の良好なトナー用バインダーを提供す
る。 【解決手段】 分散重合法により製造される重合樹脂粒
子において、有機シラン化合物を単量体として用いて製
造する。また、有機シラン化合物を単量体として用いて
製造した重合樹脂粒子を乾式トナーのトナー用バインダ
ーとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重合樹脂粒子に関
するものであり、とくに複写機、プリンター、プロッタ
およびファクシミリ等に使用される乾式トナーの構成成
分として適した重合樹脂粒子に関する。
【0002】
【従来の技術】重合樹脂粒子は、乳化重合法、シード重
合法、懸濁重合法、分散重合法などの方法によって製造
され、トナー用バインダー、化粧品、カラムクロマトグ
ラム、あるいは液晶ディスプレイのスペーサーなど、様
々な分野で使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】重合樹脂粒子をトナー
用バインダーとして用いる場合、数μm〜十数μmの粒
子径が必要であるが、乳化重合法やシード重合法では1
度の重合では粒子径が不足するため、重合を何回も繰り
返さなければならず、コストや時間が大幅にかかってし
まう。また、懸濁重合法によれば、数μm〜十数μmの
粒子径の粒子が得られるものの、粒度分布が広く、ばら
つきがあり、高温多湿などの環境下では凝集や融着が起
こりやすい。
【0004】また、従来、任意の粒子径を得るために、
単量体の量や開始剤の量を調節することにより粒子径を
制御していた。しかしながら、これらの方法では、粒子
径を大きくしようとすると、同時に分子量が低下してし
まうため、大粒子径で、かつ分子量の大きな重合樹脂粒
子を製造することが困難であった。
【0005】このように、従来、重合樹脂粒子の粒子径
のみを制御することができなかったため、例えば、画像
の濃度を高めるためにトナーの粒子径を比較的大きな値
に設定したい場合等に必要となる、大粒径の重合樹脂粒
子を効率的、かつ安価に製造することができないという
問題があった。
【0006】本発明は、効率的かつ安価に製造すること
ができる、比較的大粒径で粒子径の揃った重合樹脂粒子
を提供することを第1の目的とする。また、本発明は、
安価で性能の良好なトナー用バインダーを提供すること
を第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、分散重合法により製造される重合樹脂粒子におい
て、有機シラン化合物を単量体として用いて製造された
ことを特徴とする。この発明では、比較的大粒径であっ
ても粒子径のばらつきが少なく、効率的かつ安価に製造
することができる重合樹脂粒子を得ることができる。
【0008】請求項1に記載の重合樹脂粒子において、
請求項2のようにスチレンを単量体として用いて製造さ
れていてもよい。
【0009】請求項1に記載の重合樹脂粒子において、
請求項3のように、スチレンとアクリル酸エステル、ま
たはメタクリル酸エステル(スチレンとアクリル酸エス
テル類との混合物、またはスチレンとメタクリル酸類と
の混合物等)を単量体として用いて製造されていてもよ
い。
【0010】請求項4に記載の発明は、乾式トナーに含
有されるトナー用バインダーにおいて、バインダーは重
合法により製造される重合樹脂粒子からなり、重合樹脂
粒子は有機シラン化合物を単量体として用いて製造さ
れ、重合樹脂粒子の分散度が1.3以下であることを特
徴とする。この発明では、重合樹脂粒子が比較的大粒径
であっても粒子径のばらつきが少なく、効率的かつ安価
に製造できるので、安価で性能の良好なトナー用バイン
ダーを得ることができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、乾式トナーに含
有されるトナー用バインダーにおいて、バインダーは重
合法により製造される重合樹脂粒子からなり、重合樹脂
粒子は有機シラン化合物を単量体として用いて製造さ
れ、重合樹脂粒子の体積平均粒子径の1.5倍以上の粒
子含有率が5%以下であり、重合樹脂粒子の個数平均粒
子径の0.9倍以下の粒子含有率が20%以下であるこ
とを特徴とする。この発明では、重合樹脂粒子が比較的
大粒径であっても粒子径のばらつきが少なく、効率的か
つ安価に製造できるので、安価で性能の良好なトナー用
バインダーを得ることができる。
【0012】請求項4または5に記載のトナー用バイン
ダーにおいて、請求項6のように、重合樹脂粒子はスチ
レンを単量体として用いて製造されてもよい。
【0013】請求項4または5に記載のトナー用バイン
ダーにおいて、請求項7のように、重合樹脂粒子はスチ
レンとアクリル酸エステル、またはメタクリル酸エステ
ル(スチレンとアクリル酸エステル類との混合物、また
はスチレンとメタクリル酸類との混合物等)を単量体と
して用いて製造されてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の重合樹脂粒子につ
いて、本発明を具体化した実施の形態に基づいて説明す
る。
【0015】本実施形態の重合樹脂粒子は、有機シラン
化合物を単量体として添加した重合反応により得られ
る。重合樹脂粒子をトナーの構成成分として使用する場
合には、その粒度分布が狭く単分散となるような重合方
法を選択することが望ましく、具体的には分散重合法が
好適である。
【0016】分散重合法では、重合反応容器中に溶媒を
入れ、さらに単量体、分散剤、開始剤等を投入して溶解
する。この容器中を窒素ガス等の不活性ガスで置換しつ
つ液を攪拌しながら容器中の反応系の温度を上昇させ、
数時間から数十時間重合反応させる。その後、粒子分散
液を固形分と液分とに分離するとともに、固形分である
重合樹脂粒子を回収する。
【0017】以下、分散重合法により重合樹脂粒子を製
造する具体的方法について説明する。分散重合法により
重合樹脂粒子を製造する場合には、攪拌器、冷却管、温
度計、ガス導入管等を取り付けた反応器に溶媒を充填
し、これに分散剤を溶解する。次に反応器に単量体を投
入し、さらに開始剤、架橋剤を溶解する。
【0018】溶媒としては、メタノール、エタノール、
n−ブタノール、s−ブタノール、t−ブタノール、n
−アミルアルコール、s−アミルアルコール、t−アミ
ルアルコール、イソアミルアルコール、イソブチルアル
コール、イソプロピルアルコール、2−エチルブタノー
ル、2−エチルヘキサノール、2−オクタノール、n−
オクタノール、n−デカノール、シクロヘキサノール、
n−ヘキサノール、2−ヘプタノール、3−ヘプタノー
ル、3−ペンタノール、メチルシクロヘキサノール、2
−メチル−2−ブタノール、3−メチル−2−ブタノー
ル、3−メチル−1−ブチン−3−オール、4−メチル
−2−ペンタノール、3−メチル−1−ペンチン−3−
オ一ル等のアルコール類のうち1種または2種類以上を
混合して使用することができる。
【0019】さらに、これらのアルコール類と併用して
使用する有機溶媒としては、例えば、ヘキサン、トルエ
ン、シクロヘキサン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素
溶媒、エチルベンジルエーテル、ジブチルエーテル、ジ
プロピルエーテル、ジベンジレエーテル、ジメチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル等のエーテル類、アセトアルデヒ
ド、アセトン、アセトフェノン、ジイソブチルケトン、
ジイソプロピルケトン、シクロヘキサノン等のケトン
類、ギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸メチル、ステアリン
酸エチル、サリチル酸メチル等のエステル類と水があげ
られる。これらの溶媒は、反応系のSP値(溶解度パラ
メーター)を調整するため等に用いられる。
【0020】分散剤としては、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル(エ
チル)セルロース、ポリ(12−ヒドロキシステアリン
酸)、ポリ(スチレン−b−ジメチルシロキサン)、ポ
リイソブチレン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エス
テル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸エステル、
ポリアクリルアミド、ポリビニルアクリルエーテル等が
挙げられ、これらの分散剤のうち1種類あるいは数種類
を混合して使用する。これらのうち、粒度分布が狭く単
分散の重合樹脂粒子を製造するには、ポリビニルピロリ
ドン、または、ポリエチレンイミンが望ましい。
【0021】単量体としては、スチレン、ビニルトルエ
ン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル類、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸2−エ
チルヘキシル等のメタクリル酸エステル類、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸エチルヘキシル等のアクリル酸エステル類、ビニル
ホルメート、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート
等のビニルエステル類、ビニルメチルエーテル、ビニル
エチルエーテル等のビニルエーテル類、メタクリル酸、
アクリル酸、無水マレイン酸、およびこれらの金属塩、
メタクリル酸ジエチルアミノエチル、アクリル酸ジエチ
ルアミノエチル等の官能基をもつ単量体、メタクリル酸
トリフロロエチル、メタクリル酸テトラフロロプロピル
等のフッ素含有の単量体が挙げられる。これらの単量体
は単独で、あるいは複数種類を組合わせて用いることが
できる。
【0022】ここに、トナーのバインダー粒子として用
いられる重合樹脂粒子は、OHPへの適用を考慮する
と、透明性が高いことが望ましい。また、良好な現像画
像を得るためには、絶縁性が高いことが望ましい。さら
に、現像装置の内部で破壊されないためには、常温での
力学的強度が高い必要があり、かつ、良好な定着性を得
るためには、多くの熱エネルギーを要せずして軟化し、
被描画物に定着されることが望ましい。以上を勘案する
と、重合樹脂粒子をトナーのバインダー粒子として用い
る場合には、スチレン単独、スチレンとアクリル酸エス
テル類との混合物、または、スチレンとメタクリル酸エ
ステル類との混合物を単量体とすることがとくに望まし
い。
【0023】また、有機シラン化合物としては、ビニル
トリクロルシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリス(βメトキシエトキ
シ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメト
キシシラン、γ‐メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ‐メタクリロキシプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ‐メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン等が挙げられる。市販品名で言えぱ、信越化学工業株
式会社製のKA1003、KBM1003、KBE10
03、KBC1003、KBM1063、KBM110
3、KBM1203、KBM1303、KBM140
3、KBM503、KBE503、KBM502、KB
E502、KBM5103、KBM5102、KBM5
403等が挙げられる。
【0024】開始剤としては、アゾ系塩酸塩系として、
2,2’−アゾビス(2−メチル−N−フェニルプロピ
オンアミジン)ジハイドロクロライド、2,2’−アゾ
ビス[N−(4−クロロフェニル)−2−メチルプロピ
オンアミジン]ジハイドロクロライド、2,2’−アゾ
ビス[N−(4−ハイドロキシフェニル)−2−メチル
プロピオンアミジン]ジハイドロクロライド、2,2’
−アゾビス[N−(4−アミノフェニル)−2−メチル
プロピオンアミジン]テトラハイドロクロライド、2,
2’−アゾビス[2−メチル−N−(フェニルメチル)
プロピオンアミジン]ジハイドロクロライド、2,2’
−アゾビス[2−メチル−N−2−プロペニルプロピオ
ンアミジン]ジハイドロクロライド、2,2’−アゾビ
ス(2−メチルプロピオンアミジン)ジハイドロクロラ
イド、2,2’−アゾビス[N−(2−ハイドロキシエ
チル)−2−メチルプロピオンアミジン]ジハイドロク
ロライド、2,2’−アゾビス[(2−5−メチル−2
−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジハイドロクロ
ライド、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン
−2−イル)プロパン]ジハイドロクロライド、2,
2’−アゾビス[2−(4,5,6,7−テトラハイド
ロ−1H−1,3−ジアゼピン−2−イル)プロパン]
ジハイドロクロライド、2,2’−アゾビス[2−
(3,4,5,6−テトラハイドロピリジン−2−イ
ル)プロパン]ジハイドロクロライド、2,2’−アゾ
ビス[2−(5−ハイドロキシ−3,4,5,6−テト
ラハイドロピリジン−2−イル)プロパン]ジハイドロ
クロライド、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ハ
イドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プ
ロパン}ジハイドロクロライド等があげられる。また、
その他のアゾ系開始剤として、2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル、2,2’−アゾビスメチルブチロニト
ロニトリル、2,2’−アゾビス−2−シクロプロピル
プロピオニトリル、2,2’−アゾビス−4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル、1,1’−アゾビ
スシクロヘキサン−1−カルボニトリル、2,2’−ア
ゾビス(2,4−ジメチル)バレロニトリル、2−フェ
ニラゾ−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル、2,2’−アゾビス−N,N’−ジメチレンイソブ
チラミジン等があげられる。また、有機過酸化物系開始
剤として、ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイド、クメンハイドロキシパーオキサイ
ド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、シクロヘキサノ
ンパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド、t−ブ
チルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−
2−エチルヘキサナート、t−ブチルパーオキシパバレ
ート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、3,
5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、ジイ
ソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド等があげられ
る。これらの開始剤を単体または複数の開始剤を混合し
て使用する。
【0025】架橋剤としては、ジビニルベンゼン、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
(トリ)メタクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの架橋剤
のうち、樹脂粒子を重合する際に、スチレン単独、スチ
レンとアクリル酸エステル類との混合物、またはスチレ
ンとメタクリル酸類との混合物を単量体として用いるこ
とを考慮すると、ジビニルベンゼン、およびエチレング
リコールジ(メタ)アクリレートが望ましい。
【0026】次に、上記の反応系における重合反応を終
了させた後、反応液を濾別して、反応液中の不要な分散
剤や単量体を取り除き、重合樹脂粒子を回収する。回収
した重合樹脂粒子を溶媒に分散して、さらに濾別するこ
とによって、重合樹脂粒子を洗浄する。この洗浄操作を
1〜5回程度繰り返して不純物の残っていない重合樹脂
粒子を得ることができる。
【0027】本発明の重合樹脂粒子は乾式トナーのバイ
ンダーとして使用することができる。この場合、重合樹
脂粒子に対して着色を行う。重合樹脂粒子への着色方法
としては、特開平3−121466号公報に記載されて
いるように、重合樹脂粒子が溶解しない有機溶媒に染料
を分散、溶解させ、その後、重合樹脂粒子を分散させて
ガラス転移点以下の温度に保ちながら加熱し、攪拌する
方法が挙げられる。また、特開平3−179365号公
報に記載されているように、染着を行うに際し、染料の
分散、溶解を促進するとともに重合樹脂粒子の凝集を防
止するために超音波を照射するようにしてもよい。染着
時の溶媒としては、重合に際して単量体を溶解させた溶
媒と同一のものを使用すれば良い。
【0028】着色に用いる染料は、分散染料、油溶性、
昇華性染料、塩基性染料、酸性染料など任意のものを使
用することができる。あらかじめ染色実験を行い、着色
効率の良好なものを選択すればよい。
【0029】重合樹脂粒子に染料を染着した後、重合樹
脂粒子の表面に析出した染料を除去するために洗浄を行
ってもよい。この洗浄に使用する溶媒としては、水また
はアルコール類、あるいは染料は溶解するが重合粒子は
溶解しないような有機溶剤、あるいはこれらの混合物が
用いられる。
【0030】続いて、必要に応じて重合樹脂粒子に帯電
制御剤を添加し、トナー母粒子を作製する。例えば、重
合樹脂粒子と帯電制御剤を混合してある程度強いせん断
力を加えることにより、帯電制御剤を重合樹脂粒子の表
面に打ち込むようにしてもよい。
【0031】荷電制御剤としては、含金属アゾ化合物、
サリチル酸系金属錯体、ニグロシン、トリフェニルメタ
ン、4級アンモニウム塩等を挙げることができる。
【0032】帯電量の均一性を向上させるため、トナー
母粒子の表面に導電性微粉体を外添してもよい。導電性
微粉体としては、導電性酸化チタン、カーボンブラッ
ク、アルミナ粉末、ニッケル粉等の酸化金属あるいは金
属の微粉末を挙げることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の重合樹脂粒子の実施例につい
て説明する。
【0034】−実施例1(重合樹脂粒子A)− 攪拌器、冷却管、温度計、ガス導入管を取り付けた反応
装置に、ガス導入管より窒素ガスをパージしながら、溶
媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤と
してポリビニルピロリドン(K−30)、単量体として
スチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化合
物としてKBM503(信越化学工業社製)、開始剤と
して、2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを入れ、
反応液を60℃に昇温して100rpmで攪拌した。表
1に、各組成の重量部を示す。
【0035】
【表1】
【0036】16時間重合を行った後、冷却して重合反
応を停止させた。得られた重合樹脂粒子を濾別回収し、
メタノールで洗浄した後、室温で48時間放置して乾燥
させ、重合樹脂粒子Aを得た。
【0037】この重合樹脂粒子Aについてコールターカ
ウンター(コールター株式会社製)により粒子径を測定
したところ、体積平均粒子径(dv)が9.4μm、体
積平均粒子径(dv)/個数平均粒子径(dn)、すな
わち分散度が1.19であり、体積平均粒子径(dv)
の1.5倍以上の粒子含有率が2.2%、個数平均粒子
径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が11.2%で
あった。
【0038】また、この重合樹脂粒子Aを、テトラヒド
ロフランに溶解して、ゲルパーメーションクロマトグラ
フ(日本分光工業株式会社製)により重量平均分子量
(Mw)を測定したところ、その値は22000であっ
た。この重合樹脂粒子Aに対し、温度35℃、室温85
%の環境下で1ヶ月間の保存試験を行ったが、粒子の凝
集や融着は見られなかった。
【0039】−実施例2(重合樹脂粒子B)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化
合物としてKBM502(信越化学工業社製)、開始剤
として2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、
実施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Bを得た。表
2に、各組成の重量部を示す。
【0040】
【表2】
【0041】この重合樹脂粒子Bについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が11.0μm、体積平均粒子径(dv)/
個数平均粒子径(dn)が1.15であり、体積平均粒
子径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が0.4%、
個数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が
8.8%であった。
【0042】また、この重合樹脂粒子Bについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は24000であった。この重合樹脂
粒子Bに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0043】−実施例3(重合樹脂粒子C)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化
合物としてKBM1003(信越化学工業社製)、開始
剤として2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用
い、実施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Cを得
た。表3に、各組成の重量部を示す。
【0044】
【表3】
【0045】この重合樹脂粒子Cについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が10.1μm、体積平均粒子径(dv)/
個数平均粒子径(dn)が1.23であり、体積平均粒
子径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が3.2%、
個数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が
10.1%であった。
【0046】また、この重合樹脂粒子Cについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は21000であった。この重合樹脂
粒子Cに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0047】−実施例4(重合樹脂粒子D)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化
合物としてKBM5403(信越化学工業社製)、開始
剤として2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用
い、実施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Dを得
た。表4に、各成分の重量部を示す。
【0048】
【表4】
【0049】この重合樹脂粒子Dについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が8.3μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.24であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が1.2%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が1
7.2%であった。
【0050】また、この重合樹脂粒子Dについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は28000であった。この重合樹脂
粒子Dに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0051】−実施例5(重合樹脂粒子E)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化
合物としてKBM5103(信越化学工業社製)、開始
剤として2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用
い、実施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Eを得
た。表5に、各組成の重量部を示す。
【0052】
【表5】
【0053】この重合樹脂粒子Eについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が8.0μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.25であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が4.6%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が1
4.1%であった。
【0054】また、この重合樹脂粒子Eについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は25000であった。この重合樹脂
粒子Eに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0055】−実施例6(重合樹脂粒子F)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化
合物としてKBM502(信越化学工業社製)、開始剤
として2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、
実施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Fを得た。表
6に、各組成の重量部を示す。
【0056】
【表6】
【0057】この重合樹脂粒子Fについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が5.5μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.08であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が0.3%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が
7.1%であった。
【0058】また、この重合樹脂粒子Fについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は35000であった。この重合樹脂
粒子Fに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0059】−実施例7(重合樹脂粒子G)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、有機シラン化
合物としてKBM503(信越化学工業社製)、開始剤
として2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、
実施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Gを得た。表
7に、各組成の重量部を示す。
【0060】
【表7】
【0061】この重合樹脂粒子Gについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が4.2μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.09であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が3.8%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が
5.9%であった。
【0062】また、この重合樹脂粒子Gについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は85000であった。この重合樹脂
粒子Gに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0063】−比較例1(重合樹脂粒子H)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、開始剤として
2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、実施例
1と同様の方法により重合樹脂粒子Hを得た。表8に、
各組成の重量部を示す。
【0064】
【表8】
【0065】この重合樹脂粒子Hについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が5.1μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.12であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が1.6%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が1
0.5%であった。
【0066】また、この重合樹脂粒子Hについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は22000であった。この重合樹脂
粒子Hに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0067】−比較例2(重合樹脂粒子I)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、開始剤とし
て、2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、実
施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Iを得た。表9
に、各組成の重量部を示す。
【0068】
【表9】
【0069】この重合樹脂粒子Iについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が10.6μm、体積平均粒子径(dv)/
個数平均粒子径(dn)が1.33であり、体積平均粒
子径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が14.6
%、個数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有
率が9.3%であった。
【0070】また、この重合樹脂粒子Iについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は10000であった。この重合樹脂
粒子Iに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったとこ
ろ、粒子の凝集が認められ、体積平均粒子径(dv)が
12.0μm、体積平均粒子径(dv)/個数平均粒子
径(dn)が1.55まで増加した。
【0071】−比較例3(重合樹脂粒子J)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、開始剤とし
て、2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、実
施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Jを得た。表1
0に、各組成の重量部を示す。
【0072】
【表10】
【0073】この重合樹脂粒子Jについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が3.1μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.05であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が0.5%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が
5.0%であった。
【0074】また、この重合樹脂粒子Jについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は33000であった。この重合樹脂
粒子Jに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0075】−比較例4(重合樹脂粒子K)− 溶媒としてメタノールおよび2−プロパノール、分散剤
としてポリビニルピロリドン(K−30)、単量体とし
てスチレンおよびアクリル酸n−ブチル、開始剤とし
て、2,2´−アゾビスイソブチロニトリルを用い、実
施例1と同様の方法により重合樹脂粒子Kを得た。表1
1に、各組成の重量部を示す。
【0076】
【表11】
【0077】この重合樹脂粒子Kについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が2.0μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.05であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が0.4%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が
3.0%であった。
【0078】また、この重合樹脂粒子Jについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は86000であった。この重合樹脂
粒子Jに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったが、
粒子の凝集や融着は見られなかった。
【0079】−比較例5(重合樹脂粒子L)− 比較例5の重合樹脂粒子Lは懸濁重合法により作製され
た重合樹脂粒子である。
【0080】
【表12】
【0081】図12に示す重量部のスチレン、アクリル
酸n−ブチル、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル
およびポリヘキサメチレンアジペートをボールミルに入
れて2時間混合し、モノマー混合物を得た。
【0082】次に、反応容器にイオン交換水1000重
量部を入れてクリアミックス(エム・テクニック株式会
社製)で撹拌し、上記モノマー混合物を加えて1000
0rpmで20分間分散造粒した。反応容器を窒素置換
した後、パドル撹拌翼のついた撹拌装置に変更して、1
00rpmで撹拌しながら70℃に昇温した。10時間
重合を行った後、50℃以下に冷却して、KBM503
(信越化学工業製)5重量部を加えて1時間撹拌した。
得られた重合樹脂粒子を濾別回収し、アルカリ洗浄、水
洗浄を行った後脱水して、室温で48時間放置し乾燥さ
せて重合樹脂粒子Lを得た。
【0083】この重合樹脂粒子Lについて実施例1と同
様の方法により粒子径を測定したところ、体積平均粒子
径(dv)が9.4μm、体積平均粒子径(dv)/個
数平均粒子径(dn)が1.35であり、体積平均粒子
径(dv)の1.5倍以上の粒子含有率が3.8%、個
数平均粒子径(dn)の0.9倍以下の粒子含有率が2
7.7%であった。
【0084】また、この重合樹脂粒子Lについて実施例
1と同様の方法により重量平均分子量(Mw)を測定し
たところ、その値は20000であった。この重合樹脂
粒子Lに対し、実施例1と同様の保存試験を行ったとこ
ろ、粒子の凝集が認められ、体積平均粒子径(dv)が
11.4μm、体積平均粒子径(dv)/個数平均粒子
径(dn)が1.50まで増加した。
【0085】実施例1〜7(重合樹脂粒子A〜G)およ
び比較例1〜5(重合樹脂粒子H〜L)についての体積
平均粒子径、分散度、保存試験等についての評価結果を
図1に示す。
【0086】図1に示すように、有機シラン化合物を単
量体として添加し、分散重合により粒子を作製した場合
(重合樹脂粒子A〜G)には、粒度分布が狭く単分散で
あり、粒子径を大きくしても分子量の低下が抑えられて
おり、高温多湿などの環境下でも凝集や融着が起こりに
くいことが判る。
【0087】したがって、このような重合樹脂粒子を乾
式トナーのバインダーとして用いれば、バインダーの粒
子径を大きな値に設定した場合でも、凝集等の問題が発
生せず、しかも安価に効率よくトナーを製造することが
できる。
【0088】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、比較的
大粒径であっても粒径のばらつきが少なく、効率的かつ
安価に製造することができる重合樹脂粒子を得ることが
できる。
【0089】請求項4に記載の発明によれば、重合樹脂
粒子が比較的大粒径であっても粒径のばらつきが少な
く、効率的かつ安価に製造できるので、安価で性能の良
好なトナー用バインダーを得ることができる。
【0090】請求項5に記載の発明によれば、重合樹脂
粒子が比較的大粒径であっても粒径のばらつきが少な
く、効率的かつ安価に製造できるので、安価で性能の良
好なトナー用バインダーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜7(重合樹脂粒子A〜G)および比
較例1〜5(重合樹脂粒子H〜L)についての体積平均
粒子径、分散度、保存試験等についての評価結果を示す
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 9/08 325 384

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散重合法により製造される重合樹脂粒
    子において、 有機シラン化合物を単量体として用いて製造されたこと
    を特徴とする重合樹脂粒子。
  2. 【請求項2】 スチレンを単量体として用いて製造され
    たことを特徴とする請求項1に記載の重合樹脂粒子。
  3. 【請求項3】 スチレンとアクリル酸エステル、または
    メタクリル酸エステルを単量体として用いて製造された
    ことを特徴とする請求項1に記載の重合樹脂粒子。
  4. 【請求項4】 乾式トナーに含有されるトナー用バイン
    ダーにおいて、 前記バインダーは重合法により製造される重合樹脂粒子
    からなり、 前記重合樹脂粒子は有機シラン化合物を単量体として用
    いて製造され、 前記重合樹脂粒子の分散度が1.3以下であることを特
    徴とするトナー用バインダー。
  5. 【請求項5】 乾式トナーに含有されるトナー用バイン
    ダーにおいて、 前記バインダーは重合法により製造される重合樹脂粒子
    からなり、 前記重合樹脂粒子は有機シラン化合物を単量体として用
    いて製造され、 前記重合樹脂粒子の体積平均粒子径の1.5倍以上の粒
    子含有率が5%以下であり、 前記重合樹脂粒子の個数平均粒子径の0.9倍以下の粒
    子含有率が20%以下であることを特徴とするトナー用
    バインダー。
  6. 【請求項6】 前記重合樹脂粒子はスチレンを単量体と
    して用いて製造されたことを特徴とする請求項4または
    5に記載のトナー用バインダー。
  7. 【請求項7】 前記重合樹脂粒子はスチレンとアクリル
    酸エステル、またはメタクリル酸エステルを単量体とし
    て用いて製造されたことを特徴とする請求項4または5
    に記載のトナー用バインダー。
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