JP2000297261A - 圧着シート - Google Patents
圧着シートInfo
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- JP2000297261A JP2000297261A JP11106661A JP10666199A JP2000297261A JP 2000297261 A JP2000297261 A JP 2000297261A JP 11106661 A JP11106661 A JP 11106661A JP 10666199 A JP10666199 A JP 10666199A JP 2000297261 A JP2000297261 A JP 2000297261A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】加圧などによって確実かつ容易に被着体に接合
でき、使用後リサイクルの妨げとなるフィルムを確実に
被着体から剥離することができ、さらに圧着接合した
後、良好な接着性を十分に得ることにより、情報を隠蔽
した被着体の使用時間の制限がなく、実用に適する圧着
シートを提供することにある。 【解決手段】表面基材と、その裏面に形成された熱可塑
性樹脂から成る剥離強度調節層と、剥離可能に塗工形成
され、常時は接着性を示さず加圧時に被着体に剥離不能
に接着される圧着性樹脂層とを有し、剥離強度調節層の
厚さが12μm以上であり、かつ圧着性樹脂層の平滑度
が50秒から500秒の範囲にある圧着シート。
でき、使用後リサイクルの妨げとなるフィルムを確実に
被着体から剥離することができ、さらに圧着接合した
後、良好な接着性を十分に得ることにより、情報を隠蔽
した被着体の使用時間の制限がなく、実用に適する圧着
シートを提供することにある。 【解決手段】表面基材と、その裏面に形成された熱可塑
性樹脂から成る剥離強度調節層と、剥離可能に塗工形成
され、常時は接着性を示さず加圧時に被着体に剥離不能
に接着される圧着性樹脂層とを有し、剥離強度調節層の
厚さが12μm以上であり、かつ圧着性樹脂層の平滑度
が50秒から500秒の範囲にある圧着シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧着シートに係り、
特に郵便葉書、カードその他の物品の表面に対して所定
の表示領域を隠蔽可能に密着され、かつ必要に応じて確
実に剥離されて該表示領域を可視可能にするいわゆるシ
ークレットラベル等に用いられる圧着シートに関する。
特に郵便葉書、カードその他の物品の表面に対して所定
の表示領域を隠蔽可能に密着され、かつ必要に応じて確
実に剥離されて該表示領域を可視可能にするいわゆるシ
ークレットラベル等に用いられる圧着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】各自治体や社会保険庁などの官公庁、電
力会社、ガス会社、銀行、クレジット会社などの各機関
より個人宛に郵送される内容にはプライバシーに係わる
情報が多く、従来から、プライバシー情報を他人に判読
されないように親展化して郵送等の手段で通知する方法
として、封書、隠蔽紙を2つ折りあるいは3つ折りに
し、プライバシー情報部を内側に折り重ね合わせ剥離可
能に接着し葉書様に形成した隠蔽化葉書、葉書上に記さ
れたプライバシー情報部に隠蔽用ラベルを剥離可能に接
着した葉書等を使用することが考えられている。
力会社、ガス会社、銀行、クレジット会社などの各機関
より個人宛に郵送される内容にはプライバシーに係わる
情報が多く、従来から、プライバシー情報を他人に判読
されないように親展化して郵送等の手段で通知する方法
として、封書、隠蔽紙を2つ折りあるいは3つ折りに
し、プライバシー情報部を内側に折り重ね合わせ剥離可
能に接着し葉書様に形成した隠蔽化葉書、葉書上に記さ
れたプライバシー情報部に隠蔽用ラベルを剥離可能に接
着した葉書等を使用することが考えられている。
【0003】しかしながら、封書は葉書に比べ郵送単価
が高く、多くのプライバシー情報を扱う機関では郵送費
が多量にかかり問題となる。また、郵送費が比較的低く
抑えられる葉書形態でも種々問題がある。隠蔽紙を2つ
折りあるいは3つ折りにし、プライバシー情報部を内側
に折り、重ね合わせ、剥離可能に接着し葉書様に形成し
た隠蔽化葉書が多数考案されているが、剥離可能に接着
隠蔽した部分の剥離強度が、記された情報量や環境条件
により安定せず、意図しない剥離の発生によるプライバ
シー情報の漏洩や、重剥離化での紙破れや層間破壊によ
るプライバシー情報の消失等の問題がある。また、葉書
形成行程が複雑で作業効率を妨げる等の問題もある。
が高く、多くのプライバシー情報を扱う機関では郵送費
が多量にかかり問題となる。また、郵送費が比較的低く
抑えられる葉書形態でも種々問題がある。隠蔽紙を2つ
折りあるいは3つ折りにし、プライバシー情報部を内側
に折り、重ね合わせ、剥離可能に接着し葉書様に形成し
た隠蔽化葉書が多数考案されているが、剥離可能に接着
隠蔽した部分の剥離強度が、記された情報量や環境条件
により安定せず、意図しない剥離の発生によるプライバ
シー情報の漏洩や、重剥離化での紙破れや層間破壊によ
るプライバシー情報の消失等の問題がある。また、葉書
形成行程が複雑で作業効率を妨げる等の問題もある。
【0004】それらに対し、葉書上に記されたプライバ
シー情報部に隠蔽用シートを剥離可能に接着した葉書で
は、接着部と剥離部が異なる部分であるため剥離強度が
安定しており、さらに、作業工程も折り合わせるなどの
行程が無く単純であり作業効率を妨げる恐れは少ない。
ここで用いられる隠蔽用ラベルとしては種々考案されて
おり、例えば剥離可能な層間結合面を内包したフィルム
積層体を隠蔽用シートの裏面に設け、該積層体の裏面側
の透明なフィルム層を粘着剤によって葉書などの被着体
表面のプライベート情報が記された所定箇所に剥離不可
能に貼付した後、必要に応じて該フィルム積層体中の層
間結合面から剥離することにより、該被着体表面に透視
可能な透明フィルムを残して隠蔽用シートを剥離する形
式のものがある。このような隠蔽用ラベルは主に、表面
基材/フィルム層/フィルム層/粘着剤/剥離紙の順に
積層された構成であり、そのフィルム層/フィルム層の
界面が剥離可能な層間結合面であり、またここでは表面
基材/フィルム層までを隠蔽用シートと称する。
シー情報部に隠蔽用シートを剥離可能に接着した葉書で
は、接着部と剥離部が異なる部分であるため剥離強度が
安定しており、さらに、作業工程も折り合わせるなどの
行程が無く単純であり作業効率を妨げる恐れは少ない。
ここで用いられる隠蔽用ラベルとしては種々考案されて
おり、例えば剥離可能な層間結合面を内包したフィルム
積層体を隠蔽用シートの裏面に設け、該積層体の裏面側
の透明なフィルム層を粘着剤によって葉書などの被着体
表面のプライベート情報が記された所定箇所に剥離不可
能に貼付した後、必要に応じて該フィルム積層体中の層
間結合面から剥離することにより、該被着体表面に透視
可能な透明フィルムを残して隠蔽用シートを剥離する形
式のものがある。このような隠蔽用ラベルは主に、表面
基材/フィルム層/フィルム層/粘着剤/剥離紙の順に
積層された構成であり、そのフィルム層/フィルム層の
界面が剥離可能な層間結合面であり、またここでは表面
基材/フィルム層までを隠蔽用シートと称する。
【0005】このような隠蔽用ラベルは、隠蔽用ラベル
と葉書等の被着体とを隠蔽用ラベル裏面に設けられた粘
着剤によって接合せしめる形式のため、該粘着剤層の保
護用の剥離紙を必要とし隠蔽用ラベル使用後の廃棄物処
理に関し問題があり、さらに、該フィルム積層体中の層
間結合面から剥離することにより、該被着体表面に透視
可能な透明フィルムを残して隠蔽用シートを剥離する形
式のため、残存フィルムの材質によっては使用後の葉書
などの被着体を再生紙としてリサイクル不可能となり、
昨今の資源保護事情から問題となる。
と葉書等の被着体とを隠蔽用ラベル裏面に設けられた粘
着剤によって接合せしめる形式のため、該粘着剤層の保
護用の剥離紙を必要とし隠蔽用ラベル使用後の廃棄物処
理に関し問題があり、さらに、該フィルム積層体中の層
間結合面から剥離することにより、該被着体表面に透視
可能な透明フィルムを残して隠蔽用シートを剥離する形
式のため、残存フィルムの材質によっては使用後の葉書
などの被着体を再生紙としてリサイクル不可能となり、
昨今の資源保護事情から問題となる。
【0006】このため隠蔽用シート接合のために設ける
粘着剤に代えて感熱性接着剤を設けることも考案されて
いるが、この場合には加熱部を組み込んだラベル貼付装
置を必要とし、さらに、使用後の葉書などの被着体に残
存するフィルムのためリサイクル不可能となり前述同様
問題が残る。
粘着剤に代えて感熱性接着剤を設けることも考案されて
いるが、この場合には加熱部を組み込んだラベル貼付装
置を必要とし、さらに、使用後の葉書などの被着体に残
存するフィルムのためリサイクル不可能となり前述同様
問題が残る。
【0007】それらを解決する手段として、隠蔽用シー
トと葉書等の被着体とを接合するために、常時は実質的
な接着性を示さず所定の圧力で加圧した時に剥離不可能
に接着する圧着性樹脂層を設けることで、廃棄物となる
粘着剤層保護のための剥離紙を必要とせず、また加圧ロ
ールによるラベル貼り合わせ機などによって確実かつ容
易に葉書などの被着体に接合でき、さらに、使用後の葉
書などの被着体にリサイクルの妨げとなるフィルムを残
さず確実に葉書などの被着体から剥離することのできる
形式の隠蔽用ラベル、いわゆる圧着シートが考案されて
おり、このような圧着シートは主に、表面基材/フィル
ム層/圧着性樹脂層の順に積層された構成であり、その
フィルム層/圧着性樹脂層の界面が剥離可能な層間結合
面であり、またここでは表面基材/フィルム層までを隠
蔽用シートと称する。
トと葉書等の被着体とを接合するために、常時は実質的
な接着性を示さず所定の圧力で加圧した時に剥離不可能
に接着する圧着性樹脂層を設けることで、廃棄物となる
粘着剤層保護のための剥離紙を必要とせず、また加圧ロ
ールによるラベル貼り合わせ機などによって確実かつ容
易に葉書などの被着体に接合でき、さらに、使用後の葉
書などの被着体にリサイクルの妨げとなるフィルムを残
さず確実に葉書などの被着体から剥離することのできる
形式の隠蔽用ラベル、いわゆる圧着シートが考案されて
おり、このような圧着シートは主に、表面基材/フィル
ム層/圧着性樹脂層の順に積層された構成であり、その
フィルム層/圧着性樹脂層の界面が剥離可能な層間結合
面であり、またここでは表面基材/フィルム層までを隠
蔽用シートと称する。
【0008】しかしながら、葉書などの被着体に該圧着
シートを加圧ロール等により圧着接合した後、良好な接
着性を十分に得るために長時間を要するので、情報を隠
蔽した葉書などの使用可能時間、つまり圧着シートの圧
着性樹脂層と葉書などの被着体とが剥離不能に接着さ
れ、圧着性樹脂層と隠蔽用シートとが剥離可能となるま
での時間に制限があった。さらに該圧着シートが巻き取
り状で保管された時に巻圧の影響を受け自背面へのブロ
ッキングや、被着体から隠蔽用シートを剥がす時のジッ
ピングの発生等により実用には適さなかった。
シートを加圧ロール等により圧着接合した後、良好な接
着性を十分に得るために長時間を要するので、情報を隠
蔽した葉書などの使用可能時間、つまり圧着シートの圧
着性樹脂層と葉書などの被着体とが剥離不能に接着さ
れ、圧着性樹脂層と隠蔽用シートとが剥離可能となるま
での時間に制限があった。さらに該圧着シートが巻き取
り状で保管された時に巻圧の影響を受け自背面へのブロ
ッキングや、被着体から隠蔽用シートを剥がす時のジッ
ピングの発生等により実用には適さなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、廃棄物となる粘着剤層保護のための剥離紙を必要と
せず、また加圧ロールによるラベル貼り合わせ機などに
よって確実かつ容易に葉書などの被着体に接合でき、使
用後の葉書などの被着体にリサイクルの妨げとなるフィ
ルムを残さず確実に葉書などの被着体から剥離すること
ができ、さらに圧着接合した後、短時間で良好な接着性
を十分に得ることにより、情報を隠蔽した葉書の使用時
間の制限がなく、前述の自背面へのブロッキングや剥離
時のジッピングがなく、実用に適する圧着シートを提供
することにある。
は、廃棄物となる粘着剤層保護のための剥離紙を必要と
せず、また加圧ロールによるラベル貼り合わせ機などに
よって確実かつ容易に葉書などの被着体に接合でき、使
用後の葉書などの被着体にリサイクルの妨げとなるフィ
ルムを残さず確実に葉書などの被着体から剥離すること
ができ、さらに圧着接合した後、短時間で良好な接着性
を十分に得ることにより、情報を隠蔽した葉書の使用時
間の制限がなく、前述の自背面へのブロッキングや剥離
時のジッピングがなく、実用に適する圧着シートを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前述の多く
の問題を改善するため、種々検討した結果、該剥離強度
調節層の厚み、該圧着性樹脂層の平滑度に適正条件があ
ることを見出し、さらに使用する圧着性樹脂がある条件
の物性を示すことで好適に達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。なお、本文中の重量部は特に
指定のない限り固形分重量部であり、%は重量%であ
る。
の問題を改善するため、種々検討した結果、該剥離強度
調節層の厚み、該圧着性樹脂層の平滑度に適正条件があ
ることを見出し、さらに使用する圧着性樹脂がある条件
の物性を示すことで好適に達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。なお、本文中の重量部は特に
指定のない限り固形分重量部であり、%は重量%であ
る。
【0011】即ち、本発明は、(1)表面基材と、その
裏面に熱ラミネーション加工によって形成された熱可塑
性樹脂から成る剥離強度調節層と、該剥離強度調節層の
面に対して剥離可能に塗工形成され、常時は接着性を示
さず加圧時に被着体に剥離不能に接着される圧着性樹脂
層とを有する圧着シートにおいて、該剥離強度調節層の
厚さが12μm以上であり、かつ該圧着性樹脂層の平滑
度が50秒から500秒の範囲であることを特徴とする
圧着シートである。
裏面に熱ラミネーション加工によって形成された熱可塑
性樹脂から成る剥離強度調節層と、該剥離強度調節層の
面に対して剥離可能に塗工形成され、常時は接着性を示
さず加圧時に被着体に剥離不能に接着される圧着性樹脂
層とを有する圧着シートにおいて、該剥離強度調節層の
厚さが12μm以上であり、かつ該圧着性樹脂層の平滑
度が50秒から500秒の範囲であることを特徴とする
圧着シートである。
【0012】さらに本発明は、(2)該圧着性樹脂層が
ガラス転移温度(Tg)が−30℃から30℃の範囲内
にあるスチレン−ブタジエンゴムラテックスを主成分と
する(1)記載の圧着シートである。
ガラス転移温度(Tg)が−30℃から30℃の範囲内
にあるスチレン−ブタジエンゴムラテックスを主成分と
する(1)記載の圧着シートである。
【0013】さらにまた本発明は、(3)該圧着性樹脂
層が、ゲル分率が60%から90%の範囲内のスチレン
−ブタジエンゴムラテックスを主成分とする(1)また
は(2)記載の圧着シートである。
層が、ゲル分率が60%から90%の範囲内のスチレン
−ブタジエンゴムラテックスを主成分とする(1)また
は(2)記載の圧着シートである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明における圧着シートは、表
面基材/剥離強度調節層/圧着性樹脂層から成る複合積
層体である。該剥離強度調節層と該表面基材との密着強
度(A)と該剥離強度調節層と該圧着性樹脂層との密着
強度(B)のバランスは、AがBよりも十分に大きいこ
とが必要である。
面基材/剥離強度調節層/圧着性樹脂層から成る複合積
層体である。該剥離強度調節層と該表面基材との密着強
度(A)と該剥離強度調節層と該圧着性樹脂層との密着
強度(B)のバランスは、AがBよりも十分に大きいこ
とが必要である。
【0015】該表面基材としては上質紙、アート紙、コ
ート紙、合成紙、合成樹脂フィルム等通常のものが使用
でき、特に限定されないが、使用に際し強度、柔軟性等
適宜用途に合わせて選択できる。また作業性の観点から
も考慮してその厚さは70μmから110μm程度のも
のが好ましい。
ート紙、合成紙、合成樹脂フィルム等通常のものが使用
でき、特に限定されないが、使用に際し強度、柔軟性等
適宜用途に合わせて選択できる。また作業性の観点から
も考慮してその厚さは70μmから110μm程度のも
のが好ましい。
【0016】本発明の圧着シートの表面基材の裏面に
は、剥離強度調節層として熱可塑性樹脂層が積層され
る。その積層手段は特に限定されないが、熱ラミネーシ
ョン加工によって積層形成されるのが一般的である。こ
の剥離強度調節層に用いる熱可塑性樹脂としては特に限
定されないが、紙製品等のラミネーション加工で一般的
に用いられているポリエチレンが好ましい。
は、剥離強度調節層として熱可塑性樹脂層が積層され
る。その積層手段は特に限定されないが、熱ラミネーシ
ョン加工によって積層形成されるのが一般的である。こ
の剥離強度調節層に用いる熱可塑性樹脂としては特に限
定されないが、紙製品等のラミネーション加工で一般的
に用いられているポリエチレンが好ましい。
【0017】本発明では該剥離強度調節層の層構成に何
ら限定されない。その手段として例えば、該剥離強度調
節層がポリエチレン樹脂を通常の熱ラミネーション加工
時のダイ温度で加工した後、さらにその面に通常の熱ラ
ミネーション加工温度よりも低い温度でのラミネーショ
ン加工を施した2層構成のものが挙げられ、2層の厚さ
の比に制限されず、更に、この例に限るものではない。
ら限定されない。その手段として例えば、該剥離強度調
節層がポリエチレン樹脂を通常の熱ラミネーション加工
時のダイ温度で加工した後、さらにその面に通常の熱ラ
ミネーション加工温度よりも低い温度でのラミネーショ
ン加工を施した2層構成のものが挙げられ、2層の厚さ
の比に制限されず、更に、この例に限るものではない。
【0018】さらに本発明においてはラベルを被着体に
貼付したときにプライベート情報記載欄に対する隠蔽性
を高めるために、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂から
成る剥離力調節層にカーボンブラックその他の顔料を配
合しておくことが好ましい。
貼付したときにプライベート情報記載欄に対する隠蔽性
を高めるために、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂から
成る剥離力調節層にカーボンブラックその他の顔料を配
合しておくことが好ましい。
【0019】また、該剥離強度調節層の厚さは12μm
以上であることが好ましい。これが12μm未満である
と隠蔽用シートを剥離するときにジッピングを起こしな
がら剥離されるため、該プライベート情報が記録されて
いる剥離面に剥離筋が残り外観上好ましくないばかりで
なく最悪の場合剥離筋部が浮き、不透明化してプライベ
ート情報を判読困難にする。ここでのジッピングとは剥
離されるラベル等が被着体からなめらかに剥離せず、多
くの場合大きな剥離音を伴って連続突発的に剥離される
ことであり、例えば剥離応力、剥離角度、剥離速度、ラ
ベル厚さ、ラベル強さ、被着体硬度などの多くの要因に
よって引き起こされる現象である。
以上であることが好ましい。これが12μm未満である
と隠蔽用シートを剥離するときにジッピングを起こしな
がら剥離されるため、該プライベート情報が記録されて
いる剥離面に剥離筋が残り外観上好ましくないばかりで
なく最悪の場合剥離筋部が浮き、不透明化してプライベ
ート情報を判読困難にする。ここでのジッピングとは剥
離されるラベル等が被着体からなめらかに剥離せず、多
くの場合大きな剥離音を伴って連続突発的に剥離される
ことであり、例えば剥離応力、剥離角度、剥離速度、ラ
ベル厚さ、ラベル強さ、被着体硬度などの多くの要因に
よって引き起こされる現象である。
【0020】また該剥離強度調節層の厚さが12μm以
上であれば何ら問題はないが、生産コスト、常識的なラ
ベル厚さなどを考慮すれば12μmから50μmの範囲
であることがより好ましい。なお、剥離強度調節層の厚
さが剥離時のジッピング現象に影響する原因については
不明であるが、剥離強度調節層の厚さにより剥離する基
材の腰、および基材の剥離界面の硬さ等物性が変化し、
厚さを増すほど、腰は強くなり、また剥離界面が軟化す
ることでジッピングを回避できるのではないかと考え
る。
上であれば何ら問題はないが、生産コスト、常識的なラ
ベル厚さなどを考慮すれば12μmから50μmの範囲
であることがより好ましい。なお、剥離強度調節層の厚
さが剥離時のジッピング現象に影響する原因については
不明であるが、剥離強度調節層の厚さにより剥離する基
材の腰、および基材の剥離界面の硬さ等物性が変化し、
厚さを増すほど、腰は強くなり、また剥離界面が軟化す
ることでジッピングを回避できるのではないかと考え
る。
【0021】本発明における圧着シートは該剥離強度調
節層表面に、常時は接着性を示さず加圧時に葉書などの
被着体に剥離不能に接着される圧着性樹脂層が剥離可能
に積層形成され、該圧着性樹脂の積層手段は特に限定さ
れないが、例えば、各種ブレードコーター、コンマコー
ター、ロールコーター、リバースロールコーター、バー
コーター、ダイコーター、リップコーター、エアーナイ
フコーター、グラビアコーター、リバースグラビアコー
ター、スクリーン印刷機等一般の塗工装置を適宜使用
し、また通常の乾燥機により乾燥形成することが可能で
ある。
節層表面に、常時は接着性を示さず加圧時に葉書などの
被着体に剥離不能に接着される圧着性樹脂層が剥離可能
に積層形成され、該圧着性樹脂の積層手段は特に限定さ
れないが、例えば、各種ブレードコーター、コンマコー
ター、ロールコーター、リバースロールコーター、バー
コーター、ダイコーター、リップコーター、エアーナイ
フコーター、グラビアコーター、リバースグラビアコー
ター、スクリーン印刷機等一般の塗工装置を適宜使用
し、また通常の乾燥機により乾燥形成することが可能で
ある。
【0022】該圧着性樹脂には一般のものが使用でき特
に限定されないが、常時は接着性を示さず加圧時に葉書
などの被着体に剥離不能に接着することを考慮すると、
該圧着性樹脂のベースポリマーとしては天然ゴム、変性
天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム等の合成ゴム、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル
系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂等から適宜選択された溶
液またはエマルジョンが使用でき、さらに接着性を調節
する緩衝成分としてシリカ、カオリン、クレー、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜
鉛、メラミン樹脂粒子、澱粉粒子等を適宜選択し併用で
きる。
に限定されないが、常時は接着性を示さず加圧時に葉書
などの被着体に剥離不能に接着することを考慮すると、
該圧着性樹脂のベースポリマーとしては天然ゴム、変性
天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム等の合成ゴム、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル
系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂等から適宜選択された溶
液またはエマルジョンが使用でき、さらに接着性を調節
する緩衝成分としてシリカ、カオリン、クレー、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜
鉛、メラミン樹脂粒子、澱粉粒子等を適宜選択し併用で
きる。
【0023】設けた圧着性樹脂層の表面平滑度(JAP
AN TAPPI 紙パルプ試験方法NO.5に準拠)
は50〜500秒であることが必要である。これは、平
滑度が50秒未満であると葉書などの被着体に対する接
着性が低下し、逆に平滑度が500秒を越えると圧着シ
ートを巻き取り状にしたときなどに、自背面とブロッキ
ングしてしまい好ましくない。上記緩衝成分の配合によ
り、これらの平滑度は調整可能である。また、剥離性を
調節するために各種パラフィン、ワックス、脂肪酸また
はその誘導体、高級アルコール類、シリコーン樹脂類な
どを用いることができ、さらに必要に応じて粘着付与
剤、帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化防止
剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤などを添加する
こともできる。
AN TAPPI 紙パルプ試験方法NO.5に準拠)
は50〜500秒であることが必要である。これは、平
滑度が50秒未満であると葉書などの被着体に対する接
着性が低下し、逆に平滑度が500秒を越えると圧着シ
ートを巻き取り状にしたときなどに、自背面とブロッキ
ングしてしまい好ましくない。上記緩衝成分の配合によ
り、これらの平滑度は調整可能である。また、剥離性を
調節するために各種パラフィン、ワックス、脂肪酸また
はその誘導体、高級アルコール類、シリコーン樹脂類な
どを用いることができ、さらに必要に応じて粘着付与
剤、帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化防止
剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤などを添加する
こともできる。
【0024】本発明は該圧着性樹脂の配合組成に何ら限
定されるものではないが、スチレン−ブタジエンゴムラ
テックスを主成分とすることが好ましい。尚、ここで言
う主成分とは、配合組成分中の50%以上を占める成分
のことである。さらに、そのスチレン−ブタジエンゴム
ラテックスのガラス転移温度{セイコー電子工業(株)
製、示差走査熱量計(形式DSC22)により測定}が
−30℃から30℃の範囲内にあることが好ましく、ゲ
ル分率{任意の厚さに成形した樹脂層の初期重量を測定
し、キシレン中に24時間浸してから真空乾燥後の重量
を測定し、次式によって算出。ゲル分率(%)=[乾燥
後重量(g)×100/初期重量(g)]}が60%か
ら90%の範囲内にあることがより好ましい。
定されるものではないが、スチレン−ブタジエンゴムラ
テックスを主成分とすることが好ましい。尚、ここで言
う主成分とは、配合組成分中の50%以上を占める成分
のことである。さらに、そのスチレン−ブタジエンゴム
ラテックスのガラス転移温度{セイコー電子工業(株)
製、示差走査熱量計(形式DSC22)により測定}が
−30℃から30℃の範囲内にあることが好ましく、ゲ
ル分率{任意の厚さに成形した樹脂層の初期重量を測定
し、キシレン中に24時間浸してから真空乾燥後の重量
を測定し、次式によって算出。ゲル分率(%)=[乾燥
後重量(g)×100/初期重量(g)]}が60%か
ら90%の範囲内にあることがより好ましい。
【0025】これらのガラス転移温度とゲル分率が、上
記の好ましい範囲内ならば、これらが好ましい範囲外で
ある場合に比べ、葉書などの被着体に対する接着性と巻
き取り状にしたときなどの自背面へのブロッキングが、
より良好である。
記の好ましい範囲内ならば、これらが好ましい範囲外で
ある場合に比べ、葉書などの被着体に対する接着性と巻
き取り状にしたときなどの自背面へのブロッキングが、
より良好である。
【0026】本発明における圧着性樹脂の塗布量は乾燥
重量で1g/m2から100g/m2の範囲で調節される
ことが好ましい。1g/m2未満では葉書などの被着体
に対する接着強度が弱く好ましくない。100g/m2
以上では加圧時に圧着性樹脂のはみ出しがあり製品が汚
れ好ましくない。また塗布量が50g/m 2から100
g/m2の範囲では接着性にほとんど差がないため、コ
スト的な考慮をすると該圧着性樹脂の塗布量は乾燥重量
で1g/m2から50g/m2の範囲がより好ましい。
重量で1g/m2から100g/m2の範囲で調節される
ことが好ましい。1g/m2未満では葉書などの被着体
に対する接着強度が弱く好ましくない。100g/m2
以上では加圧時に圧着性樹脂のはみ出しがあり製品が汚
れ好ましくない。また塗布量が50g/m 2から100
g/m2の範囲では接着性にほとんど差がないため、コ
スト的な考慮をすると該圧着性樹脂の塗布量は乾燥重量
で1g/m2から50g/m2の範囲がより好ましい。
【0027】前記のようにして得られた圧着シートは通
常では全く接着性を示さず、巻き取り形態の場合にも全
くブロッキングを生じない。一方このような圧着シート
を圧着性樹脂層の面に沿って葉書などの被着体表面に高
い圧力で貼付すると圧着性樹脂層の組成分やその配合比
にもよるが、例えば線圧20kg/cmから80kg/
cmの範囲の圧力により短時間で良好な接着性を得る。
線圧が20kg/cm未満だと圧着性樹脂層と葉書など
の被着体表面との接着が不十分で隠蔽用シート剥離時に
該2層間で剥がれが生じる場合があり、一方線圧が80
kg/cm以上だとロール通紙時に葉書などの被着体に
破れなどが生じる場合があり、両方好ましくない。
常では全く接着性を示さず、巻き取り形態の場合にも全
くブロッキングを生じない。一方このような圧着シート
を圧着性樹脂層の面に沿って葉書などの被着体表面に高
い圧力で貼付すると圧着性樹脂層の組成分やその配合比
にもよるが、例えば線圧20kg/cmから80kg/
cmの範囲の圧力により短時間で良好な接着性を得る。
線圧が20kg/cm未満だと圧着性樹脂層と葉書など
の被着体表面との接着が不十分で隠蔽用シート剥離時に
該2層間で剥がれが生じる場合があり、一方線圧が80
kg/cm以上だとロール通紙時に葉書などの被着体に
破れなどが生じる場合があり、両方好ましくない。
【0028】この圧着シートを貼付する装置としては、
通常の粘着ラベルを貼付する場合に用いられるものと基
本的に同様な構成のローラー貼付機構を備えた装置があ
り、特に限定されないが、シートへの貼付加圧力が線圧
20kg/cm以上のものが好ましい。
通常の粘着ラベルを貼付する場合に用いられるものと基
本的に同様な構成のローラー貼付機構を備えた装置があ
り、特に限定されないが、シートへの貼付加圧力が線圧
20kg/cm以上のものが好ましい。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、もちろん本発明はそれらに限定されるもの
ではない。また、ガラス転移温度はセイコー電子工業
(株)製示差走査熱量計(形式DSC22)により測定
した。ゲル分率は任意の厚さに成形した樹脂層の初期重
量を測定しキシレン中に24時間浸してから真空乾燥後
の重量を測定し、下記式によって算出した。 ゲル分率(%)=[乾燥後重量(g)/初期重量
(g)]×100 平滑度は旭精工(株)製王研式平滑度試験機(形式KY
−5)で測定した。
説明するが、もちろん本発明はそれらに限定されるもの
ではない。また、ガラス転移温度はセイコー電子工業
(株)製示差走査熱量計(形式DSC22)により測定
した。ゲル分率は任意の厚さに成形した樹脂層の初期重
量を測定しキシレン中に24時間浸してから真空乾燥後
の重量を測定し、下記式によって算出した。 ゲル分率(%)=[乾燥後重量(g)/初期重量
(g)]×100 平滑度は旭精工(株)製王研式平滑度試験機(形式KY
−5)で測定した。
【0030】実施例1 厚さ80μmのアート紙の裏面に約330℃のダイ温度
によるラミネーション加工によって黒色ポリエチレン樹
脂を厚さ20μmに積層形成し、更にこの黒色ポリエチ
レン樹脂層面に約270℃のダイ温度によるラミネーシ
ョン加工によってポリエチレン樹脂を厚さ15μmに積
層形成して剥離強度調節層を設けた圧着シート用表面基
材を作製した。このときの剥離強度調節層の厚さは35
μmである。
によるラミネーション加工によって黒色ポリエチレン樹
脂を厚さ20μmに積層形成し、更にこの黒色ポリエチ
レン樹脂層面に約270℃のダイ温度によるラミネーシ
ョン加工によってポリエチレン樹脂を厚さ15μmに積
層形成して剥離強度調節層を設けた圧着シート用表面基
材を作製した。このときの剥離強度調節層の厚さは35
μmである。
【0031】一方該剥離強度調節層面に積層形成される
圧着性樹脂層に用いるスチレン−ブタジエンゴムラテッ
クスはブタジエン100重量部に対しスチレン170重
量部、メタクリル酸メチル20重量部を公知の乳化重合
法にしたがい作製し、ラテックスAとした。このときの
共重合体のガラス転移温度は−9℃であった。また、ゲ
ル分率は80%であった。
圧着性樹脂層に用いるスチレン−ブタジエンゴムラテッ
クスはブタジエン100重量部に対しスチレン170重
量部、メタクリル酸メチル20重量部を公知の乳化重合
法にしたがい作製し、ラテックスAとした。このときの
共重合体のガラス転移温度は−9℃であった。また、ゲ
ル分率は80%であった。
【0032】該ラテックスA100重量部に対しステア
リン酸ビスアミド50重量部、平均粒径20μmの澱粉
粒子22重量部、アクリルエマルジョン9重量部、消泡
剤0.1重量部、防腐剤0.07重量部、増粘剤0.6
重量部を水道水中で分散させ固形分約50%に調節し圧
着性樹脂塗料とした。
リン酸ビスアミド50重量部、平均粒径20μmの澱粉
粒子22重量部、アクリルエマルジョン9重量部、消泡
剤0.1重量部、防腐剤0.07重量部、増粘剤0.6
重量部を水道水中で分散させ固形分約50%に調節し圧
着性樹脂塗料とした。
【0033】該圧着性樹脂塗料を前記剥離強度調節層に
乾燥重量40g/m2になるように塗布し、約60℃の
温度で乾燥し圧着性樹脂層を積層形成し、表面基材、剥
離強度調節層、圧着性樹脂層から成る複合積層体である
圧着シートとした。このときの圧着性樹脂層表面の平滑
度は340秒であった。
乾燥重量40g/m2になるように塗布し、約60℃の
温度で乾燥し圧着性樹脂層を積層形成し、表面基材、剥
離強度調節層、圧着性樹脂層から成る複合積層体である
圧着シートとした。このときの圧着性樹脂層表面の平滑
度は340秒であった。
【0034】実施例2 ラテックスBの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/250重量部/0
重量部、圧着性樹脂塗料の組成分配合比をラテックスB
/澱粉粒子=100重量部/26重量部に変更した以外
は実施例1と同様にした。そのときのラテックスBのガ
ラス転移温度は4℃、ゲル分率は75%、圧着樹脂層表
面の平滑度は50秒であった。
メタクリル酸メチル=100重量部/250重量部/0
重量部、圧着性樹脂塗料の組成分配合比をラテックスB
/澱粉粒子=100重量部/26重量部に変更した以外
は実施例1と同様にした。そのときのラテックスBのガ
ラス転移温度は4℃、ゲル分率は75%、圧着樹脂層表
面の平滑度は50秒であった。
【0035】実施例3 ラテックスCの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/150重量部/0
重量部、圧着性樹脂塗料の組成分配合比をラテックスC
/澱粉粒子=100重量部/18重量部に変更した以外
は実施例1と同様にした。そのときのラテックスCのガ
ラス転移温度は−22℃、ゲル分率は86%、圧着樹脂
層表面の平滑度は500秒であった。
メタクリル酸メチル=100重量部/150重量部/0
重量部、圧着性樹脂塗料の組成分配合比をラテックスC
/澱粉粒子=100重量部/18重量部に変更した以外
は実施例1と同様にした。そのときのラテックスCのガ
ラス転移温度は−22℃、ゲル分率は86%、圧着樹脂
層表面の平滑度は500秒であった。
【0036】実施例4 約330℃のダイ温度によるラミネーション加工による
黒色ポリエチレン樹脂を積層形成せず、約270℃のダ
イ温度によるラミネーション加工によってポリエチレン
樹脂を厚さ12μmに積層形成し、剥離強度調節層の厚
さを12μmとし、ラテックスDの組成分配合比をブタ
ジエン/スチレン/メタクリル酸メチル=100重量部
/400重量部/30重量部に変更した以外は実施例1
と同様にした。そのときのラテックスDのガラス転移温
度は30℃、ゲル分率は60%、圧着樹脂層表面の平滑
度は240秒であった。
黒色ポリエチレン樹脂を積層形成せず、約270℃のダ
イ温度によるラミネーション加工によってポリエチレン
樹脂を厚さ12μmに積層形成し、剥離強度調節層の厚
さを12μmとし、ラテックスDの組成分配合比をブタ
ジエン/スチレン/メタクリル酸メチル=100重量部
/400重量部/30重量部に変更した以外は実施例1
と同様にした。そのときのラテックスDのガラス転移温
度は30℃、ゲル分率は60%、圧着樹脂層表面の平滑
度は240秒であった。
【0037】実施例5 約330℃のダイ温度によるラミネーション加工によっ
て黒色ポリエチレン樹脂を厚さ25μmに積層形成し、
更にこの黒色ポリエチレン樹脂層面に約270℃のダイ
温度によるラミネーション加工によってポリエチレン樹
脂を厚さ25μmに積層形成し、剥離強度調節層の厚さ
を50μmとし、ラテックスEの組成分配合比をブタジ
エン/スチレン/メタクリル酸メチル=100重量部/
100重量部/25重量部に変更した以外は実施例1と
同様にした。そのときのラテックスEのガラス転移温度
は−30℃、ゲル分率は90%、圧着樹脂層表面の平滑
度は210秒であった。
て黒色ポリエチレン樹脂を厚さ25μmに積層形成し、
更にこの黒色ポリエチレン樹脂層面に約270℃のダイ
温度によるラミネーション加工によってポリエチレン樹
脂を厚さ25μmに積層形成し、剥離強度調節層の厚さ
を50μmとし、ラテックスEの組成分配合比をブタジ
エン/スチレン/メタクリル酸メチル=100重量部/
100重量部/25重量部に変更した以外は実施例1と
同様にした。そのときのラテックスEのガラス転移温度
は−30℃、ゲル分率は90%、圧着樹脂層表面の平滑
度は210秒であった。
【0038】実施例6 ラテックスFの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/500重量部/5
0重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。その
ときのラテックスFのガラス転移温度は38℃、ゲル分
率は65%、圧着樹脂層表面の平滑度は250秒であっ
た。
メタクリル酸メチル=100重量部/500重量部/5
0重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。その
ときのラテックスFのガラス転移温度は38℃、ゲル分
率は65%、圧着樹脂層表面の平滑度は250秒であっ
た。
【0039】実施例7 ラテックスGの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/130重量部/1
0重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。その
ときのラテックスGのガラス転移温度は−25℃、ゲル
分率は98%、圧着樹脂層表面の平滑度は330秒であ
った。
メタクリル酸メチル=100重量部/130重量部/1
0重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。その
ときのラテックスGのガラス転移温度は−25℃、ゲル
分率は98%、圧着樹脂層表面の平滑度は330秒であ
った。
【0040】実施例8 ラテックスHの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/100重量部/0
重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。そのと
きのラテックスHのガラス転移温度は−42℃、ゲル分
率は85%、圧着樹脂層表面の平滑度は210秒であっ
た。
メタクリル酸メチル=100重量部/100重量部/0
重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。そのと
きのラテックスHのガラス転移温度は−42℃、ゲル分
率は85%、圧着樹脂層表面の平滑度は210秒であっ
た。
【0041】実施例9 ラテックスIの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/350重量部/0
重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。そのと
きのラテックスIのガラス転移温度は18℃、ゲル分率
は52%、圧着樹脂層表面の平滑度は240秒であっ
た。
メタクリル酸メチル=100重量部/350重量部/0
重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。そのと
きのラテックスIのガラス転移温度は18℃、ゲル分率
は52%、圧着樹脂層表面の平滑度は240秒であっ
た。
【0042】比較例1 ラテックスJの組成分配合比をブタジエン/スチレン/
メタクリル酸メチル=100重量部/280重量部/0
重量部、圧着性樹脂塗料の組成分配合比をラテックスJ
/澱粉粒子=100重量部/26重量部に変更した以外
は実施例1と同様にした。そのときのラテックスJのガ
ラス転移温度は12℃、ゲル分率は72%、圧着樹脂層
表面の平滑度は10秒であった。
メタクリル酸メチル=100重量部/280重量部/0
重量部、圧着性樹脂塗料の組成分配合比をラテックスJ
/澱粉粒子=100重量部/26重量部に変更した以外
は実施例1と同様にした。そのときのラテックスJのガ
ラス転移温度は12℃、ゲル分率は72%、圧着樹脂層
表面の平滑度は10秒であった。
【0043】比較例2 実施例1で作製した圧着シートの圧着製樹脂層表面平滑
度をスーパーカレンダーロールにより740秒にした。
度をスーパーカレンダーロールにより740秒にした。
【0044】比較例3 約330℃のダイ温度によるラミネーション加工による
黒色ポリエチレン樹脂を積層形成せず、約270℃のダ
イ温度によるラミネーション加工によってポリエチレン
樹脂を厚さ10μmに積層形成し、剥離強度調節層の厚
さを10μmとした以外は実施例1と同様にした。その
ときの圧着樹脂層表面の平滑度は310秒であった。
黒色ポリエチレン樹脂を積層形成せず、約270℃のダ
イ温度によるラミネーション加工によってポリエチレン
樹脂を厚さ10μmに積層形成し、剥離強度調節層の厚
さを10μmとした以外は実施例1と同様にした。その
ときの圧着樹脂層表面の平滑度は310秒であった。
【0045】「評価方法」上記実施例および比較例で得
られた圧着シートを、下記の方法により評価し、それら
の結果を表1に示した。 [圧着直後接着性]市販の官製葉書と上記実施例および
比較例で得られた圧着シートを、圧着性樹脂層/官製葉
書となるように重ね合わせ、シンポ工業(株)製ラベル
圧着機で接合し、圧着性樹脂層/剥離強度調節層の界面
から隠蔽用シートを手で剥がし、圧着性樹脂層が全面官
製葉書に接着し、圧着性樹脂層/剥離強度調節層の界面
できれいに剥離できるかどうか評価した。 圧着条件:加圧:50kg/cm 加圧ロール回転数:20rpm 圧着環境:22℃・65%RH 接着性評価基準;○:圧着接合後1分以内で、圧着性樹
脂層が全面官製葉書に接着し、圧着性樹脂層/剥離強度
調節層の界面できれいに剥離できた場合。△:圧着接合
後1分以上、1時間以内で、圧着性樹脂層が全面官製葉
書に接着し、圧着性樹脂層/剥離強度調節層の界面でき
れいに剥離できた場合。×:圧着性樹脂層の層間破壊、
葉書表面との未接着部分がある等の不具合を生じた場
合。
られた圧着シートを、下記の方法により評価し、それら
の結果を表1に示した。 [圧着直後接着性]市販の官製葉書と上記実施例および
比較例で得られた圧着シートを、圧着性樹脂層/官製葉
書となるように重ね合わせ、シンポ工業(株)製ラベル
圧着機で接合し、圧着性樹脂層/剥離強度調節層の界面
から隠蔽用シートを手で剥がし、圧着性樹脂層が全面官
製葉書に接着し、圧着性樹脂層/剥離強度調節層の界面
できれいに剥離できるかどうか評価した。 圧着条件:加圧:50kg/cm 加圧ロール回転数:20rpm 圧着環境:22℃・65%RH 接着性評価基準;○:圧着接合後1分以内で、圧着性樹
脂層が全面官製葉書に接着し、圧着性樹脂層/剥離強度
調節層の界面できれいに剥離できた場合。△:圧着接合
後1分以上、1時間以内で、圧着性樹脂層が全面官製葉
書に接着し、圧着性樹脂層/剥離強度調節層の界面でき
れいに剥離できた場合。×:圧着性樹脂層の層間破壊、
葉書表面との未接着部分がある等の不具合を生じた場
合。
【0046】[ジッピング]上記[圧着直後接着性]の
評価条件と同様にし、隠蔽用シート剥離時にジッピング
が起きるかどうか評価した。 評価基準:○:ジッピングなく剥離。×:ジッピングを
生じながら剥離。
評価条件と同様にし、隠蔽用シート剥離時にジッピング
が起きるかどうか評価した。 評価基準:○:ジッピングなく剥離。×:ジッピングを
生じながら剥離。
【0047】[耐ブロッキング性]上記実施例および比
較例で得られた圧着シートを、製品形態(巾110mm
×長さ500m、巻き取り状)にし、製品倉庫で3ヶ月
間保管した後、該巻き取りを巻き戻して、圧着性樹脂層
面と表面基材(自背面)が接合する、いわゆるブロッキ
ングするかどうかを評価した。 評価基準:○:全くブロッキングしない。△:巻き戻し
時に剥離音が発生するが、ブロッキングしていない。
×:ブロッキングする。
較例で得られた圧着シートを、製品形態(巾110mm
×長さ500m、巻き取り状)にし、製品倉庫で3ヶ月
間保管した後、該巻き取りを巻き戻して、圧着性樹脂層
面と表面基材(自背面)が接合する、いわゆるブロッキ
ングするかどうかを評価した。 評価基準:○:全くブロッキングしない。△:巻き戻し
時に剥離音が発生するが、ブロッキングしていない。
×:ブロッキングする。
【0048】[総合評価]上記の[圧着直後接着性]、
[ジッピング]、[耐ブロッキング性]、いずれの評価
も○であるものを○、いずれかが△であるものを△、い
ずれかが×であるものを×とした。この総合評価が○お
よび△評価のものが実用に適し良好であり、×評価のも
のが実用に適さず良好でない。
[ジッピング]、[耐ブロッキング性]、いずれの評価
も○であるものを○、いずれかが△であるものを△、い
ずれかが×であるものを×とした。この総合評価が○お
よび△評価のものが実用に適し良好であり、×評価のも
のが実用に適さず良好でない。
【0049】
【表1】
【0050】表1から明らかなように、実施例1〜5に
おいては、[圧着直後接着性]、[ジッピング]、[耐
ブロッキング性]、いずれも良好であり、圧着シートと
して優れていることが分かる。
おいては、[圧着直後接着性]、[ジッピング]、[耐
ブロッキング性]、いずれも良好であり、圧着シートと
して優れていることが分かる。
【0051】一方、実施例6〜9では、実用に適するも
のの、圧着性樹脂中のスチレン−ブタジエンゴムラテッ
クスのガラス転移温度、およびゲル分率が好適な範囲か
ら外れているため、[圧着直後接着性]、および[耐ブ
ロッキング性]が実施例1〜5に比べ若干劣る。また比
較例1と比較例2のように圧着性樹脂層面の平滑度が請
求項の範囲外であると[圧着直後接着性]、[耐ブロッ
キング性]がそれぞれ劣り、比較例3のように剥離強度
調節層の厚さが請求項の範囲外であるとジッピングが生
じ実用に適さない。
のの、圧着性樹脂中のスチレン−ブタジエンゴムラテッ
クスのガラス転移温度、およびゲル分率が好適な範囲か
ら外れているため、[圧着直後接着性]、および[耐ブ
ロッキング性]が実施例1〜5に比べ若干劣る。また比
較例1と比較例2のように圧着性樹脂層面の平滑度が請
求項の範囲外であると[圧着直後接着性]、[耐ブロッ
キング性]がそれぞれ劣り、比較例3のように剥離強度
調節層の厚さが請求項の範囲外であるとジッピングが生
じ実用に適さない。
【0052】
【発明の効果】本発明は、廃棄物となる粘着剤層保護の
ための剥離紙を必要とせず、また加圧ロールによるラベ
ル貼り合わせ機などによって確実かつ容易に葉書などの
被着体に接合でき、使用後の葉書などの被着体にリサイ
クルの妨げとなるフィルムを残さず確実に葉書などの被
着体から剥離することができ、さらに、情報を隠蔽した
葉書の使用時間の制限を生じさせない優れた圧着シート
であることが分かる。
ための剥離紙を必要とせず、また加圧ロールによるラベ
ル貼り合わせ機などによって確実かつ容易に葉書などの
被着体に接合でき、使用後の葉書などの被着体にリサイ
クルの妨げとなるフィルムを残さず確実に葉書などの被
着体から剥離することができ、さらに、情報を隠蔽した
葉書の使用時間の制限を生じさせない優れた圧着シート
であることが分かる。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 WA04 4F100 AK01B AK04 AK73B AT00A BA02 BA31 DG10 EH23 GB90 JA05B JB10B JB16B JK06B JK15B JL13 JL13B JL14 JL14B JM01B JN02 YY00B 4J004 AA05 AB01 CA02 CB02 CC02 CE01 DB03 EA04 FA04 4J040 CA081 JA09 JB09 LA08 MA09 MB03 NA10
Claims (3)
- 【請求項1】表面基材と、その裏面に熱ラミネーション
加工によって形成された熱可塑性樹脂から成る剥離強度
調節層と、該剥離強度調節層の面に対して剥離可能に塗
工形成され、常時は接着性を示さず加圧時に被着体に剥
離不能に接着される圧着性樹脂層とを有する圧着シート
において、該剥離強度調節層の厚さが12μm以上であ
り、かつ該圧着性樹脂層の平滑度(JAPAN TAP
PI 紙パルプ試験方法NO.5に準拠)が50秒から
500秒の範囲にあることを特徴とする圧着シート。 - 【請求項2】該圧着性樹脂層が、ガラス転移温度(T
g)が−30℃から30℃の範囲内にあるスチレン−ブ
タジエンゴムラテックスを主成分とすることを特徴とす
る請求項1記載の圧着シート。 - 【請求項3】該圧着性樹脂層が、ゲル分率が60%から
90%の範囲内のスチレン−ブタジエンゴムラテックス
を主成分とすることを特徴とする請求項1または2記載
の圧着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106661A JP2000297261A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 圧着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106661A JP2000297261A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 圧着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297261A true JP2000297261A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14439283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106661A Pending JP2000297261A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 圧着シート |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022182130A (ja) * | 2021-05-27 | 2022-12-08 | サトーホールディングス株式会社 | ラベル及びラベルの使用方法 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106661A patent/JP2000297261A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022182130A (ja) * | 2021-05-27 | 2022-12-08 | サトーホールディングス株式会社 | ラベル及びラベルの使用方法 |
| JP7782967B2 (ja) | 2021-05-27 | 2025-12-09 | 株式会社サトー | ラベル及びラベルの使用方法 |
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