JP2000297308A - ステーブクーラー - Google Patents
ステーブクーラーInfo
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- JP2000297308A JP2000297308A JP11103656A JP10365699A JP2000297308A JP 2000297308 A JP2000297308 A JP 2000297308A JP 11103656 A JP11103656 A JP 11103656A JP 10365699 A JP10365699 A JP 10365699A JP 2000297308 A JP2000297308 A JP 2000297308A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セラミック材料と金属材料からなる複合材料
を有するステーブクーラーであり、高炉等の長寿命化を
はかることを目的とする。 【解決手段】 高炉等の冶金炉のステーブクーラーにお
いて、炉内側がセラミック材料と鋳鉄等の金属材料との
複合材料からなり、かつ該複合材料は全域に渡りほぼ均
等なる容積比を有すると共に、炉外側が鋳鉄等の金属材
料中に冷却水を通す冷却管を複数配置して一体的に鋳造
したことを特徴とする。 【効果】 本発明によれば、炉内側煉瓦の脱落によるプ
ロフィルの急激な変化や炉内側過冷却の問題を解決で
き、かつステーブクーラーの損耗速度も緩やかとなり、
ステーブの長寿命化、即ち炉の寿命延長が可能となる。
を有するステーブクーラーであり、高炉等の長寿命化を
はかることを目的とする。 【解決手段】 高炉等の冶金炉のステーブクーラーにお
いて、炉内側がセラミック材料と鋳鉄等の金属材料との
複合材料からなり、かつ該複合材料は全域に渡りほぼ均
等なる容積比を有すると共に、炉外側が鋳鉄等の金属材
料中に冷却水を通す冷却管を複数配置して一体的に鋳造
したことを特徴とする。 【効果】 本発明によれば、炉内側煉瓦の脱落によるプ
ロフィルの急激な変化や炉内側過冷却の問題を解決で
き、かつステーブクーラーの損耗速度も緩やかとなり、
ステーブの長寿命化、即ち炉の寿命延長が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高炉等の冶金炉にお
いて、炉体の炉壁を保護し、炉体寿命の延長のために炉
壁を強制冷却する場合に用いられるステーブ(熱交換
体)に関するものである。
いて、炉体の炉壁を保護し、炉体寿命の延長のために炉
壁を強制冷却する場合に用いられるステーブ(熱交換
体)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来高炉等においては、炉体の保護、炉
体寿命延長のため炉壁の強制冷却を行っている。このよ
うな冷却手段としては、多くの発明が開示されており
(例えば特開昭61−37904、特開平6−3224
19などの公報)、また文献としても「鉄と鋼 第78
年(1992)第7号論文 高炉プロフィルを長期安定
化させる炉壁煉瓦一体型ステーブの開発」にあるよう
に、採用当初のステーブから現在に到るまでのステーブ
の変遷について詳しく紹介された論文があり、高炉での
炉壁冷却ではステーブ冷却方式が本流となっている。
体寿命延長のため炉壁の強制冷却を行っている。このよ
うな冷却手段としては、多くの発明が開示されており
(例えば特開昭61−37904、特開平6−3224
19などの公報)、また文献としても「鉄と鋼 第78
年(1992)第7号論文 高炉プロフィルを長期安定
化させる炉壁煉瓦一体型ステーブの開発」にあるよう
に、採用当初のステーブから現在に到るまでのステーブ
の変遷について詳しく紹介された論文があり、高炉での
炉壁冷却ではステーブ冷却方式が本流となっている。
【0003】従来のステーブ冷却方式は図2に示すよう
に、ステーブ本体を形成する鋳物4内部に鋳込み煉瓦3
と冷却パイプ5を鋳込んだステーブクーラーを、炉壁F
の外面の鉄皮6と炉内側の耐火物1との間に設置し、鉄
皮に取付けボルト7にて固定する構造を採っている。
に、ステーブ本体を形成する鋳物4内部に鋳込み煉瓦3
と冷却パイプ5を鋳込んだステーブクーラーを、炉壁F
の外面の鉄皮6と炉内側の耐火物1との間に設置し、鉄
皮に取付けボルト7にて固定する構造を採っている。
【0004】また、上記ステーブクーラーの他に特開平
6−330116号公報が提案されている。該公報の記
載によれば、耐火セラミック材料と鋳鉄、鋳鋼等の金属
材との複合材料からなる炉内側パネルと金属材料からな
る冷却側パネルとを備えたステーブクーラーであって、
該内側パネルは一方の面から他方の面にかけて複合材料
の組成割合が連続的に傾斜し、かつ、冷却パネル中に冷
却パイプを有する傾斜機能を備えたステーブクーラーで
ある。しかして該ステーブの複合材料組成割合を連続的
に傾斜するような機能を付与したところに大きな特徴を
有し、その目的とする所は高炉炉壁に設置して使用した
場合ステーブクーラーの肉厚方向(炉内面側から炉外面
鉄皮側)において、温度勾配の変化を緩やかにし、加熱
・冷却の変動があっても発生熱応力が大幅に軽減されて
熱応力緩和機能が達成され、ステーブクーラーのクラッ
ク発生が抑制されることを狙いとしている。また、ステ
ーブクーラー鋳造時の熱衝撃による煉瓦割れを防止し、
複合材料部の金属材料として従来の鋳鉄から鋳鋼に変更
しステーブを強化することも狙いとしている。
6−330116号公報が提案されている。該公報の記
載によれば、耐火セラミック材料と鋳鉄、鋳鋼等の金属
材との複合材料からなる炉内側パネルと金属材料からな
る冷却側パネルとを備えたステーブクーラーであって、
該内側パネルは一方の面から他方の面にかけて複合材料
の組成割合が連続的に傾斜し、かつ、冷却パネル中に冷
却パイプを有する傾斜機能を備えたステーブクーラーで
ある。しかして該ステーブの複合材料組成割合を連続的
に傾斜するような機能を付与したところに大きな特徴を
有し、その目的とする所は高炉炉壁に設置して使用した
場合ステーブクーラーの肉厚方向(炉内面側から炉外面
鉄皮側)において、温度勾配の変化を緩やかにし、加熱
・冷却の変動があっても発生熱応力が大幅に軽減されて
熱応力緩和機能が達成され、ステーブクーラーのクラッ
ク発生が抑制されることを狙いとしている。また、ステ
ーブクーラー鋳造時の熱衝撃による煉瓦割れを防止し、
複合材料部の金属材料として従来の鋳鉄から鋳鋼に変更
しステーブを強化することも狙いとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図2に示
したステーブクーラーによる冷却方法では下記の問題点
を有している。第一に、炉内側の耐火物と冷却用パイプ
を鋳込んだステーブクーラーがそれぞれ独立壁として構
築されている場合は、スタンプ材2を介して炉内側耐火
物1を配設せざるを得ず、耐火物1の構造安定性が悪く
なり、部分脱落または全面脱落が炉の稼動早期に起こる
ケースがあり、耐火物の寿命が著しく短くなる欠点を有
していた。
したステーブクーラーによる冷却方法では下記の問題点
を有している。第一に、炉内側の耐火物と冷却用パイプ
を鋳込んだステーブクーラーがそれぞれ独立壁として構
築されている場合は、スタンプ材2を介して炉内側耐火
物1を配設せざるを得ず、耐火物1の構造安定性が悪く
なり、部分脱落または全面脱落が炉の稼動早期に起こる
ケースがあり、耐火物の寿命が著しく短くなる欠点を有
していた。
【0006】第二に、前記耐火物を部分的に鋳物で保持
した構造、あるいは耐火物全部を鋳ぐるみした構造(耐
火物を一体鋳造した構造)であったが、鋳物で耐火物を
支持するにはその構造上弱く耐火物が抜け落ちることも
あり、前記独立壁構造より耐火物の寿命につてはは多少
は長くなるが限界があった。
した構造、あるいは耐火物全部を鋳ぐるみした構造(耐
火物を一体鋳造した構造)であったが、鋳物で耐火物を
支持するにはその構造上弱く耐火物が抜け落ちることも
あり、前記独立壁構造より耐火物の寿命につてはは多少
は長くなるが限界があった。
【0007】第三に、炉内側の耐火物の脱落が起こる
と、炉内プロフィールに急激な変化が生じ、炉内の装入
物の降下に悪影響を及ぼすことになる。更にまたステー
ブクーラーは鋳物であり耐火物より熱伝導率が高く、炉
内側の耐火物の脱落によりステーブクーラーが炉内に露
出すると、炉の部位によっては炉内側のガスと装入物に
作用してそれらが過冷却を起こすことがあり、特に反応
炉である高炉等の操業上においては好ましくない事態を
生じる惧れがあった。
と、炉内プロフィールに急激な変化が生じ、炉内の装入
物の降下に悪影響を及ぼすことになる。更にまたステー
ブクーラーは鋳物であり耐火物より熱伝導率が高く、炉
内側の耐火物の脱落によりステーブクーラーが炉内に露
出すると、炉の部位によっては炉内側のガスと装入物に
作用してそれらが過冷却を起こすことがあり、特に反応
炉である高炉等の操業上においては好ましくない事態を
生じる惧れがあった。
【0008】また、前記した特開平6−330116号
公報に記載されたステーブクーラーでは、複合材料によ
る傾斜機能によりクラックの発生の抑制はそれなりに可
能ではあるが、複合材料からなる炉内側パネルと金属材
料からなる冷却側パネルの密着性がボルト状支持具のた
め弱く、長期稼動に対してはそれほど大きな効果を有し
てはいない。さらに、その製造に際し金属スケルトンに
セラミック材料を溶浸させるためには微妙な温度制御が
必要で、更にステーブとして鋳造するには炉内側と炉外
側パネルに分割した工程が必要で製造方法が複雑であ
る。
公報に記載されたステーブクーラーでは、複合材料によ
る傾斜機能によりクラックの発生の抑制はそれなりに可
能ではあるが、複合材料からなる炉内側パネルと金属材
料からなる冷却側パネルの密着性がボルト状支持具のた
め弱く、長期稼動に対してはそれほど大きな効果を有し
てはいない。さらに、その製造に際し金属スケルトンに
セラミック材料を溶浸させるためには微妙な温度制御が
必要で、更にステーブとして鋳造するには炉内側と炉外
側パネルに分割した工程が必要で製造方法が複雑であ
る。
【0009】そこで本発明は、冶金炉用ステーブクーラ
ーにおける従来の欠点、すなわち炉内側耐火物の脱落に
よって起こるプロフィルの急激な変化、炉内側過冷却の
問題点を有利に解決できる、かつ一体で密着性を強化し
た製造の容易な複合材料を使用したステーブクーラーを
提供するものである。
ーにおける従来の欠点、すなわち炉内側耐火物の脱落に
よって起こるプロフィルの急激な変化、炉内側過冷却の
問題点を有利に解決できる、かつ一体で密着性を強化し
た製造の容易な複合材料を使用したステーブクーラーを
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来方
法における問題点を解決するためになされたものであっ
て、その要旨するところは、下記手段にある。 (1) 高炉等の冶金炉のステーブクーラーにおいて、
炉内側がセラミック材料と鋳鉄等の金属材料との複合材
料からなり、かつ該複合材料は全域に渡りほぼ均等なる
容積比を有すると共に、炉外側が鋳鉄等の金属材料中に
冷却水を通す冷却管を複数配置して一体的に鋳造したス
テーブクーラー。 (2) 前記ステーブクーラーの複合材料部を形成する
に当たり、セラミック材料のスケルトンに金属材料を鋳
込んだものである(1)記載のステーブクーラー。
法における問題点を解決するためになされたものであっ
て、その要旨するところは、下記手段にある。 (1) 高炉等の冶金炉のステーブクーラーにおいて、
炉内側がセラミック材料と鋳鉄等の金属材料との複合材
料からなり、かつ該複合材料は全域に渡りほぼ均等なる
容積比を有すると共に、炉外側が鋳鉄等の金属材料中に
冷却水を通す冷却管を複数配置して一体的に鋳造したス
テーブクーラー。 (2) 前記ステーブクーラーの複合材料部を形成する
に当たり、セラミック材料のスケルトンに金属材料を鋳
込んだものである(1)記載のステーブクーラー。
【0011】(3) 前記(1)または(2)におい
て、セラミック材料の容積比(セラミック材料/全容
積)が0.1超から0.5であるステーブクーラー。 (4) 前記(1)または(2)において、複合材料の
厚さが20から120mmであるステーブクーラー。 (5) 前記(3)と(4)を同時に満たしたステーブ
クーラー。 (6) 前記ステーブクーラーの複合材料部を形成する
セラミック材として、Al2 O3 質、ZrO2 質、また
はSiC質を主体としたものを用いた(1)ないし
(5)のいずれかに記載のステーブクーラー。
て、セラミック材料の容積比(セラミック材料/全容
積)が0.1超から0.5であるステーブクーラー。 (4) 前記(1)または(2)において、複合材料の
厚さが20から120mmであるステーブクーラー。 (5) 前記(3)と(4)を同時に満たしたステーブ
クーラー。 (6) 前記ステーブクーラーの複合材料部を形成する
セラミック材として、Al2 O3 質、ZrO2 質、また
はSiC質を主体としたものを用いた(1)ないし
(5)のいずれかに記載のステーブクーラー。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のステーブクーラーにおい
ては、従来の炉内側の耐火物及び鋳込み煉瓦を配設しな
い代りに、該ステーブクーラーの炉内側にはセラミック
材料と鋳鉄等の金属材料との複合材料で構成され、その
複合材料はセラミック材料と金属材料の容積比が全域に
わたってほぼ均等な容積比を有し、炉外側の金属材料等
と一体的に鋳造することにより全体を構成しており、上
述した耐火物の脱落によるプロフィルの急激な変化を防
止したものである。
ては、従来の炉内側の耐火物及び鋳込み煉瓦を配設しな
い代りに、該ステーブクーラーの炉内側にはセラミック
材料と鋳鉄等の金属材料との複合材料で構成され、その
複合材料はセラミック材料と金属材料の容積比が全域に
わたってほぼ均等な容積比を有し、炉外側の金属材料等
と一体的に鋳造することにより全体を構成しており、上
述した耐火物の脱落によるプロフィルの急激な変化を防
止したものである。
【0013】また、この複合材料はステーブクーラーの
炉内側と冷却パイプ間の断熱材としての機能を有するの
で、炉内側過冷却の問題を解消し、かつ炉外側部分の冷
却を促進しステーブクーラーの損耗速度も緩やかとな
り、ステーブの長寿命化、即ち炉の寿命延長を可能とす
るものである。
炉内側と冷却パイプ間の断熱材としての機能を有するの
で、炉内側過冷却の問題を解消し、かつ炉外側部分の冷
却を促進しステーブクーラーの損耗速度も緩やかとな
り、ステーブの長寿命化、即ち炉の寿命延長を可能とす
るものである。
【0014】セラミック材料はスポンジ状、または板状
のスケルトンで構成されたものに金属材料を鋳込んで複
合材料を構成するのが良く、ステーブクーラー本体の金
属材料との馴染みがよく、セラミック材料のスケルトン
の細かい空隙部まで溶融金属が侵入し両者の合体を確実
なものとなす。
のスケルトンで構成されたものに金属材料を鋳込んで複
合材料を構成するのが良く、ステーブクーラー本体の金
属材料との馴染みがよく、セラミック材料のスケルトン
の細かい空隙部まで溶融金属が侵入し両者の合体を確実
なものとなす。
【0015】また、本発明者らの多くの実験結果によれ
ば、炉内面側に位置せしめる複合材料は、セラミック材
料が容積で10超え50%を占め、金属材料が50から
90未満%を占めたものが金属本体との密着性がよく、
セラミック材料の剥離もなく極めて良好な成績を得るこ
とができた。また同時に複合材料の厚さは20から12
0mm程度がよく、120mmを超えた厚さにすると金
属本体側の肉厚が薄くなり、ステーブクーラーの寿命が
短くなる惧れがある。また20mm未満であると、セラ
ミックを存在させる意義が薄れ、その効果を得ることが
できない。
ば、炉内面側に位置せしめる複合材料は、セラミック材
料が容積で10超え50%を占め、金属材料が50から
90未満%を占めたものが金属本体との密着性がよく、
セラミック材料の剥離もなく極めて良好な成績を得るこ
とができた。また同時に複合材料の厚さは20から12
0mm程度がよく、120mmを超えた厚さにすると金
属本体側の肉厚が薄くなり、ステーブクーラーの寿命が
短くなる惧れがある。また20mm未満であると、セラ
ミックを存在させる意義が薄れ、その効果を得ることが
できない。
【0016】セラミック材料としては種々の耐火性、断
熱性を有するものが考えられるが、本発明者らの実験結
果からはAl2 O3 質、ZrO2 質、またはSiC質を
主体とするものが、各物性のもつ特徴と金属材料との合
い性からみて使用上良好な結果が得られることが認めら
れた。セラミック材料の材質、形状、空孔率等の選定は
高炉等の炉内の条件、ステーブ冷却パイプの冷却能力条
件等を勘案して選定するのが好ましい。
熱性を有するものが考えられるが、本発明者らの実験結
果からはAl2 O3 質、ZrO2 質、またはSiC質を
主体とするものが、各物性のもつ特徴と金属材料との合
い性からみて使用上良好な結果が得られることが認めら
れた。セラミック材料の材質、形状、空孔率等の選定は
高炉等の炉内の条件、ステーブ冷却パイプの冷却能力条
件等を勘案して選定するのが好ましい。
【0017】更に、セラミック材料と金属材料の複合材
料は、従来のステーブ製造方法で鋳込み煉瓦の代りにセ
ラミック材料を配設し、炉外側の溶融金属材料を注湯侵
入させる鋳造方法で一体かつ一工程で製造可能であり、
密着性を強化した製造の容易なステーブクーラーであ
る。
料は、従来のステーブ製造方法で鋳込み煉瓦の代りにセ
ラミック材料を配設し、炉外側の溶融金属材料を注湯侵
入させる鋳造方法で一体かつ一工程で製造可能であり、
密着性を強化した製造の容易なステーブクーラーであ
る。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。図1は本発明による実施の一例を示したものであ
り、セラミック材料と鋳鉄の金属材料との複合材料Aを
炉内側に配設したステーブクーラーである。複合材料A
は本体を形成する鋳物4内部に冷却パイプ5を鋳込んだ
ステーブクーラー本体と一体で鋳造する。即ち従来の鋳
込み煉瓦の代りにセラミック材料を配置して鋳造して製
造した。
る。図1は本発明による実施の一例を示したものであ
り、セラミック材料と鋳鉄の金属材料との複合材料Aを
炉内側に配設したステーブクーラーである。複合材料A
は本体を形成する鋳物4内部に冷却パイプ5を鋳込んだ
ステーブクーラー本体と一体で鋳造する。即ち従来の鋳
込み煉瓦の代りにセラミック材料を配置して鋳造して製
造した。
【0019】ステーブクーラー鋳造に際しては、セラミ
ック材料としてはアルミナ質(Al2 O3 を主体とす
る)で、三次元網目状のスケルトンを有した構造で空孔
率(85%)の高い多孔性のものであり、500mm角
×厚さ50mmの板状のものを使用した。ステーブクー
ラー鋳造時には空孔内に溶湯が入り込み、凝固して複合
材料を形成することができた。このステーブクーラーを
実験によって検証したところ、従来のステーブクーラー
に比較して、セラミック(耐火物)部分の損耗も少なく
良好な結果を得ることができることを確認した。
ック材料としてはアルミナ質(Al2 O3 を主体とす
る)で、三次元網目状のスケルトンを有した構造で空孔
率(85%)の高い多孔性のものであり、500mm角
×厚さ50mmの板状のものを使用した。ステーブクー
ラー鋳造時には空孔内に溶湯が入り込み、凝固して複合
材料を形成することができた。このステーブクーラーを
実験によって検証したところ、従来のステーブクーラー
に比較して、セラミック(耐火物)部分の損耗も少なく
良好な結果を得ることができることを確認した。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、炉内側煉瓦の脱落によ
るプロフィルの急激な変化や炉内側過冷却の問題を解決
でき、かつステーブクーラーの損耗速度も緩やかとな
り、ステーブの長寿命化、即ち炉の寿命延長が可能とな
る。
るプロフィルの急激な変化や炉内側過冷却の問題を解決
でき、かつステーブクーラーの損耗速度も緩やかとな
り、ステーブの長寿命化、即ち炉の寿命延長が可能とな
る。
【図1】本発明ステーブの例を示す図
【図2】従来のステーブの例を示す図
1;炉内側耐火物 2:スタンプ材 3:鋳込み煉瓦 4:鋳物 5:冷却パイプ 6:鉄皮 7:ステーブ取付けボルト 8:圧入材 A:セラミック材料と鋳鉄等の金属材料との複合材料 F:炉壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穴吹 幸隆 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社エンジニアリング事業本 部内 Fターム(参考) 4K015 CA04
Claims (6)
- 【請求項1】 高炉等の冶金炉のステーブクーラーにお
いて、炉内側がセラミック材料と鋳鉄等の金属材料との
複合材料からなり、かつ該複合材料は全域に渡りほぼ均
等なる容積比を有すると共に、炉外側が鋳鉄等の金属材
料中に冷却水を通す冷却管を複数配置して一体的に鋳造
したことを特徴とするステーブクーラー。 - 【請求項2】 前記ステーブクーラーの複合材料部を形
成するに当たり、セラミック材料のスケルトンに金属材
料を鋳込んだものであることを特徴とする請求項1記載
のステーブクーラー。 - 【請求項3】 前記請求項1または2において、セラミ
ック材料の容積比(セラミック材料/全容積)が0.1
超から0.5であることを特徴とするステーブクーラ
ー。 - 【請求項4】 前記請求項1または2において、複合材
料の厚さが20から120mmであるとを特徴とするス
テーブクーラー。 - 【請求項5】 前記請求項3と4を同時に満たしたこと
を特徴とするステーブクーラー。 - 【請求項6】 前記ステーブクーラーの複合材料部を形
成するセラミック材として、Al2 O3 質、ZrO2
質、またはSiC質を主体としたものを用いたことを特
徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のステーブ
クーラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103656A JP2000297308A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | ステーブクーラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103656A JP2000297308A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | ステーブクーラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297308A true JP2000297308A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14359832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11103656A Withdrawn JP2000297308A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | ステーブクーラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000297308A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104328236A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-02-04 | 武汉钢铁(集团)公司 | 一种高炉装料情况下更换冷却设备的方法 |
| CN107299173A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-10-27 | 上海二十冶建设有限公司 | 高炉内分段浇筑冷却壁间的填料方法 |
| CN108885061A (zh) * | 2016-02-18 | 2018-11-23 | 哈茨有限公司 | 耐磨复合材料、其在用于冶金炉的冷却元件中的应用及其制造方法 |
| CN116162754A (zh) * | 2023-02-24 | 2023-05-26 | 山东天铭重工科技股份有限公司 | 一种绝热、耐磨、长寿冷却壁及制造方法 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103656A patent/JP2000297308A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104328236A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-02-04 | 武汉钢铁(集团)公司 | 一种高炉装料情况下更换冷却设备的方法 |
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| JP2019510878A (ja) * | 2016-02-18 | 2019-04-18 | ハッチ リミテッド | 耐摩耗性複合材料、冶金用炉の冷却素子へのその適用、及びその製造方法 |
| CN107299173A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-10-27 | 上海二十冶建设有限公司 | 高炉内分段浇筑冷却壁间的填料方法 |
| CN116162754A (zh) * | 2023-02-24 | 2023-05-26 | 山东天铭重工科技股份有限公司 | 一种绝热、耐磨、长寿冷却壁及制造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |