JP2000297470A - 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体 - Google Patents
骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 剛性が大で、部品点数を削減し、組立作業を
容易にする。 【解決手段】 フレーム材7とハブ8とでバレルヴォー
ルト型のシングルレイヤーユニット21を構築する。張
弦部材33をレイヤーユニット21の下方に張設し、中
央を真上に位置するハブ8に束部材36を介してそれぞ
れ連結し、端部をスパン方向端部のハブ8A,8B,8
A0 ,8B0 に連結する。対角ブレース材34をレイヤ
ーユニット21の対角線上に張設する。辺間ブレース材
35をレイヤーユニット21の各辺の中央部を連結する
ように張設する。レイヤーユニット21と台座構造物1
0を吹上げ防止材50によって連結する。レイヤーユニ
ット21の一端側を第1の支承構造22によって回動自
在に支承し、他端側を第2の支承構造23によって回動
自在にかつスライド自在に支承する。
容易にする。 【解決手段】 フレーム材7とハブ8とでバレルヴォー
ルト型のシングルレイヤーユニット21を構築する。張
弦部材33をレイヤーユニット21の下方に張設し、中
央を真上に位置するハブ8に束部材36を介してそれぞ
れ連結し、端部をスパン方向端部のハブ8A,8B,8
A0 ,8B0 に連結する。対角ブレース材34をレイヤ
ーユニット21の対角線上に張設する。辺間ブレース材
35をレイヤーユニット21の各辺の中央部を連結する
ように張設する。レイヤーユニット21と台座構造物1
0を吹上げ防止材50によって連結する。レイヤーユニ
ット21の一端側を第1の支承構造22によって回動自
在に支承し、他端側を第2の支承構造23によって回動
自在にかつスライド自在に支承する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームとジョイ
ントとからなる構造材によって構築される骨組構造体ユ
ニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体に関し、
特にシングルレイヤー方式を採用したバレルヴォールト
状の建築物・構築物用骨組構造体に関するものである。
ントとからなる構造材によって構築される骨組構造体ユ
ニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体に関し、
特にシングルレイヤー方式を採用したバレルヴォールト
状の建築物・構築物用骨組構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構造物の骨組構造体としては、三角形ま
たは四角形のグリッドを基調としたトラス状骨組構造体
が最も一般的である。このトラス状骨組構造体は、スマ
ートで高い採光性と広い無柱空間が得られるなどの優れ
た特長を有していることから、野外コンサートホール、
ガソリンスタンド、プール、展示場等の屋根、ビルの側
面外壁、植物園用ドーム、寺院ドーム等の構造物に広く
採用されている。このような構造物のトラス状骨組構造
体は、その構造材であるフレーム材をジョイントによっ
て接続することにより構築される。
たは四角形のグリッドを基調としたトラス状骨組構造体
が最も一般的である。このトラス状骨組構造体は、スマ
ートで高い採光性と広い無柱空間が得られるなどの優れ
た特長を有していることから、野外コンサートホール、
ガソリンスタンド、プール、展示場等の屋根、ビルの側
面外壁、植物園用ドーム、寺院ドーム等の構造物に広く
採用されている。このような構造物のトラス状骨組構造
体は、その構造材であるフレーム材をジョイントによっ
て接続することにより構築される。
【0003】トラス状骨組構造体における構造材のジョ
イント方式としては、 ボールジョイント方式 円柱状、四角柱状、三角柱状等の柱状ジョイント方式 の2方式がある。このうち、後者の柱状ジョイント方式
は、組立てにおいてボルトや溶接による接合を全く必要
としないため組立作業が簡単で、高い継手効率が得られ
るという優れた特長を有している。具体的には外周に複
数の連結溝を有するハブと呼ばれる柱状ジョイント(柱
状ハブ)と、両端部に押し潰しによって形成した接続端
部を有するフレーム材とを使用し、フレーム材の接続端
部とハブの連結溝を利用して両者を互いに嵌合して結合
するものである。
イント方式としては、 ボールジョイント方式 円柱状、四角柱状、三角柱状等の柱状ジョイント方式 の2方式がある。このうち、後者の柱状ジョイント方式
は、組立てにおいてボルトや溶接による接合を全く必要
としないため組立作業が簡単で、高い継手効率が得られ
るという優れた特長を有している。具体的には外周に複
数の連結溝を有するハブと呼ばれる柱状ジョイント(柱
状ハブ)と、両端部に押し潰しによって形成した接続端
部を有するフレーム材とを使用し、フレーム材の接続端
部とハブの連結溝を利用して両者を互いに嵌合して結合
するものである。
【0004】トラス状骨組構造体の様式としては、ドー
ム型、モスク型、ピラミッド型、フラットストラクチャ
型、バレルヴォールト型等の各種の形状を呈するものが
あるが、それらが独立した構築物とされる場合および構
築物の一部の構造部分として併設され構造物とされる場
合なども含まれる。また、フラットストラクチャ型とバ
レルヴォールト型は、通常剛性を高めるためにダブルレ
イヤー方式を採用している。
ム型、モスク型、ピラミッド型、フラットストラクチャ
型、バレルヴォールト型等の各種の形状を呈するものが
あるが、それらが独立した構築物とされる場合および構
築物の一部の構造部分として併設され構造物とされる場
合なども含まれる。また、フラットストラクチャ型とバ
レルヴォールト型は、通常剛性を高めるためにダブルレ
イヤー方式を採用している。
【0005】図16(A)、(B)は従来のダブルレイ
ヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体の概略構成を
示す斜視図および正面図である。同図において、バレル
ヴォールト型骨組構造体(以下、単に骨組構造体とも呼
ぶ)1は、アーチ形に湾曲した表面側レイヤー2と裏面
側レイヤー3を備え、これら両レイヤー2,3の各節点
を斜部材6によって連結することにより構築されてい
る。表面側レイヤー2は、多数のフレーム材7を格子状
に配列し、その隣り合う端部を柱状ハブ(以下、単にハ
ブとも呼ぶ)8によってそれぞれ接続することにより形
成されており、このハブ8が表面側レイヤー2の節点を
構成している。
ヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体の概略構成を
示す斜視図および正面図である。同図において、バレル
ヴォールト型骨組構造体(以下、単に骨組構造体とも呼
ぶ)1は、アーチ形に湾曲した表面側レイヤー2と裏面
側レイヤー3を備え、これら両レイヤー2,3の各節点
を斜部材6によって連結することにより構築されてい
る。表面側レイヤー2は、多数のフレーム材7を格子状
に配列し、その隣り合う端部を柱状ハブ(以下、単にハ
ブとも呼ぶ)8によってそれぞれ接続することにより形
成されており、このハブ8が表面側レイヤー2の節点を
構成している。
【0006】裏面側レイヤー3も表面側レイヤー2と全
く同様に、フレーム材7とハブ8とで形成されている。
両レイヤー2,3の節点の位置は、左右方向(スパンL
方向)および前後方向(桁行方向D)に半ピッチずれて
いる。前記斜部材6は、各節点より対向するレイヤーの
節点4つを連結するようにハブ8どうしの間に配設され
る。このように、ダブルレイヤー方式のバレルヴォール
ト型骨組構造体1においては、表面側レイヤー2、裏面
側レイヤー3および斜部材6によって構築されることに
より、剛性を高め、構造的に安定した構造体を構成して
いる。
く同様に、フレーム材7とハブ8とで形成されている。
両レイヤー2,3の節点の位置は、左右方向(スパンL
方向)および前後方向(桁行方向D)に半ピッチずれて
いる。前記斜部材6は、各節点より対向するレイヤーの
節点4つを連結するようにハブ8どうしの間に配設され
る。このように、ダブルレイヤー方式のバレルヴォール
ト型骨組構造体1においては、表面側レイヤー2、裏面
側レイヤー3および斜部材6によって構築されることに
より、剛性を高め、構造的に安定した構造体を構成して
いる。
【0007】このような骨組構造体1は主に3つの荷重
ケース、すなわち積雪時の荷重、暴風時の風荷重、
地震時の水平外力(荷重)を考慮して設計される。ま
た、骨組構造体1の支承構造としては、台座構造物10
上に設置する際、裏面側レイヤー3の両端部を完全に固
定すると、大きな鉛直方向の荷重Pにより骨組構造体1
が下方に変形したとき、骨組構造体の支承部である裏面
側レイヤー3の両端部の柱状ハブ8A,8Bに鉛直方向
の荷重P以外に水平方向の力および回転力が加わるため
台座構造物10に過大な力が作用することが想定され
る。このため、従来は捩れを考慮して台座構造物を設計
する必要があった。
ケース、すなわち積雪時の荷重、暴風時の風荷重、
地震時の水平外力(荷重)を考慮して設計される。ま
た、骨組構造体1の支承構造としては、台座構造物10
上に設置する際、裏面側レイヤー3の両端部を完全に固
定すると、大きな鉛直方向の荷重Pにより骨組構造体1
が下方に変形したとき、骨組構造体の支承部である裏面
側レイヤー3の両端部の柱状ハブ8A,8Bに鉛直方向
の荷重P以外に水平方向の力および回転力が加わるため
台座構造物10に過大な力が作用することが想定され
る。このため、従来は捩れを考慮して台座構造物を設計
する必要があった。
【0008】そこで、最近ではこのような問題を解決す
る方法として、骨組構造体1の節点部をピンや回転軸で
支承したり、あるいはローラによって水平方向に移動自
在に支承することにより、台座構造物10に加わる荷重
を鉛直方向の荷重Pのみとし、水平方向の荷重および回
転力が加わらないようにしている(特願平9−2777
57号)。
る方法として、骨組構造体1の節点部をピンや回転軸で
支承したり、あるいはローラによって水平方向に移動自
在に支承することにより、台座構造物10に加わる荷重
を鉛直方向の荷重Pのみとし、水平方向の荷重および回
転力が加わらないようにしている(特願平9−2777
57号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ダブルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体1
においては、表面側レイヤー2と裏面側レイヤー3とが
あり、この両者を多数の斜部材6によって補強している
ため、構造が複雑で斜部材6、フレーム材7、柱状ハブ
8および斜部材6を連結するための連結金具等の部品点
数が多くなり骨組構造体自体の重量が増加するという問
題があった。また、節点の構造も複雑で組立作業に煩わ
しさを伴い骨組構造体の施工期間が長くなるばかりか、
材料費、加工費、施工費等が嵩むという問題があった。
さらに、斜部材6を用いることに加え表面側レイヤー2
と裏面側レイヤー3の位相がずれて配置されることに伴
い美観を損なうという問題もあった。
ダブルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体1
においては、表面側レイヤー2と裏面側レイヤー3とが
あり、この両者を多数の斜部材6によって補強している
ため、構造が複雑で斜部材6、フレーム材7、柱状ハブ
8および斜部材6を連結するための連結金具等の部品点
数が多くなり骨組構造体自体の重量が増加するという問
題があった。また、節点の構造も複雑で組立作業に煩わ
しさを伴い骨組構造体の施工期間が長くなるばかりか、
材料費、加工費、施工費等が嵩むという問題があった。
さらに、斜部材6を用いることに加え表面側レイヤー2
と裏面側レイヤー3の位相がずれて配置されることに伴
い美観を損なうという問題もあった。
【0010】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、部品点
数が少なく、組立作業が容易で、安価に構築することが
できるようにした骨組構造体を提供することにある。ま
た、本発明は、軽量ですっきりした美観の良好な骨組構
造体を提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、部品点
数が少なく、組立作業が容易で、安価に構築することが
できるようにした骨組構造体を提供することにある。ま
た、本発明は、軽量ですっきりした美観の良好な骨組構
造体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の骨組構造体ユニットは、両端に接続端
部を有しスパン方向に配設された偶数個のスパン方向フ
レーム材と、これらスパン方向フレーム材と直交するよ
うに格子状に配列されたスパン方向フレーム材と同数の
桁行方向フレーム材と、これらのフレーム材の接続端部
が嵌合される複数の連結溝を外周に有する複数個の柱状
ハブとによって形成され複数の四角形グリッドを有する
とともに上方に向かって凸曲面となるように湾曲したバ
レルヴォールト型のシングルレイヤーユニットと、前記
シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレーム材の
下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに束部
材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材と、前
記シングルレイヤーユニットの面内でユニットの対角線
上に張設されることにより、端部および中間部がシング
ルレイヤーの角部および対角線上に位置する柱状ハブに
連結された対角ブレース材とを備えたことを特徴とす
る。このような構成において、従来の如き複雑でデザイ
ン上煩雑さを呈するダブルレイヤー構造と異なり、シン
プルでスマートなシングルレイヤー構造が提供できる。
また、フレーム材の節点はフレーム材の接続端部が嵌合
する連結溝を外周に有する柱状ハブにより接合されるの
で、面外方向に強度がある。自重および積雪等の外部荷
重により骨組構造体ユニットに鉛直方向の荷重が加わる
と、骨組構造体ユニットは下方に変形する。このとき、
骨組構造体ユニットの下端は、外側に広がる方向に応力
が発生し、張弦部材を緊張させる。このため、張弦部材
による両端に加わるテンションと中間部に配設される束
部材によりシングルレイヤーユニットの中間部に上向き
に力が加わり自重および外力による下向きの荷重に対す
る耐力が維持される。したがって、シングルレイヤーに
係わらず骨組構造体ユニットは強度が増大し下方への変
形が抑制される。また、スパン方向および桁行方向のフ
レーム材は偶数個で構成されるので、対角ブレース材は
その両端がシングルレイヤーユニットの角部の柱状ハブ
と、また中間部がフレーム材の節点に配設される柱状ハ
ブに連結されるので、地震時にシングルレイヤーユニッ
ト全体に対し加わる水平外力は主として対角ブレース材
に伝えられその引張り耐力により水平外力が受けられ
る。これにより骨組構造体ユニットの変形が抑制され、
安定した形状を保持する。
に、第1の発明の骨組構造体ユニットは、両端に接続端
部を有しスパン方向に配設された偶数個のスパン方向フ
レーム材と、これらスパン方向フレーム材と直交するよ
うに格子状に配列されたスパン方向フレーム材と同数の
桁行方向フレーム材と、これらのフレーム材の接続端部
が嵌合される複数の連結溝を外周に有する複数個の柱状
ハブとによって形成され複数の四角形グリッドを有する
とともに上方に向かって凸曲面となるように湾曲したバ
レルヴォールト型のシングルレイヤーユニットと、前記
シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレーム材の
下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに束部
材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材と、前
記シングルレイヤーユニットの面内でユニットの対角線
上に張設されることにより、端部および中間部がシング
ルレイヤーの角部および対角線上に位置する柱状ハブに
連結された対角ブレース材とを備えたことを特徴とす
る。このような構成において、従来の如き複雑でデザイ
ン上煩雑さを呈するダブルレイヤー構造と異なり、シン
プルでスマートなシングルレイヤー構造が提供できる。
また、フレーム材の節点はフレーム材の接続端部が嵌合
する連結溝を外周に有する柱状ハブにより接合されるの
で、面外方向に強度がある。自重および積雪等の外部荷
重により骨組構造体ユニットに鉛直方向の荷重が加わる
と、骨組構造体ユニットは下方に変形する。このとき、
骨組構造体ユニットの下端は、外側に広がる方向に応力
が発生し、張弦部材を緊張させる。このため、張弦部材
による両端に加わるテンションと中間部に配設される束
部材によりシングルレイヤーユニットの中間部に上向き
に力が加わり自重および外力による下向きの荷重に対す
る耐力が維持される。したがって、シングルレイヤーに
係わらず骨組構造体ユニットは強度が増大し下方への変
形が抑制される。また、スパン方向および桁行方向のフ
レーム材は偶数個で構成されるので、対角ブレース材は
その両端がシングルレイヤーユニットの角部の柱状ハブ
と、また中間部がフレーム材の節点に配設される柱状ハ
ブに連結されるので、地震時にシングルレイヤーユニッ
ト全体に対し加わる水平外力は主として対角ブレース材
に伝えられその引張り耐力により水平外力が受けられ
る。これにより骨組構造体ユニットの変形が抑制され、
安定した形状を保持する。
【0012】第2の発明の骨組構造体ユニットは、両端
に接続端部を有しスパン方向に配設された偶数個のスパ
ン方向フレーム材と、これらスパン方向フレーム材と直
交するように格子状に配列されたスパン方向フレーム材
と同数の桁行方向フレーム材と、これらのフレーム材の
接続端部が嵌合される複数の連結溝を外周に有する複数
個の柱状ハブとによって形成され複数の四角形グリッド
を有するとともに上方に向かって凸曲面となるように湾
曲したバレルヴォールト型のシングルレイヤーユニット
と、前記シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレ
ーム材の下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハ
ブに束部材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部
材と、前記シングルレイヤーユニットの互いに隣り合う
二辺の中央部間を連結し端部および中間部が二辺の中間
部間の線上に位置する柱状ハブに連結された辺間ブレー
ス材とを備えたことを特徴とする。このような構成にお
いて、シングルレイヤーユニットの各辺の中間部を連結
するように辺間ブレース材が配設され、スパン方向およ
び桁行方向のフレーム材は偶数個で構成されるので、辺
間ブレース材の両端および中間部は節点を構成する柱状
ハブに連結される。このため、シングルレイヤーユニッ
トの鉛直方向の外力(例えば、積雪荷重)が作用しても
シングルレイヤーユニットの変形を抑制するように辺間
ブレース材が対抗し変形を妨げる。これにより節点部を
構成するハブを回転させる方向の力を抑え骨組構造体ユ
ニット全体の強度を増大させることができる。
に接続端部を有しスパン方向に配設された偶数個のスパ
ン方向フレーム材と、これらスパン方向フレーム材と直
交するように格子状に配列されたスパン方向フレーム材
と同数の桁行方向フレーム材と、これらのフレーム材の
接続端部が嵌合される複数の連結溝を外周に有する複数
個の柱状ハブとによって形成され複数の四角形グリッド
を有するとともに上方に向かって凸曲面となるように湾
曲したバレルヴォールト型のシングルレイヤーユニット
と、前記シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレ
ーム材の下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハ
ブに束部材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部
材と、前記シングルレイヤーユニットの互いに隣り合う
二辺の中央部間を連結し端部および中間部が二辺の中間
部間の線上に位置する柱状ハブに連結された辺間ブレー
ス材とを備えたことを特徴とする。このような構成にお
いて、シングルレイヤーユニットの各辺の中間部を連結
するように辺間ブレース材が配設され、スパン方向およ
び桁行方向のフレーム材は偶数個で構成されるので、辺
間ブレース材の両端および中間部は節点を構成する柱状
ハブに連結される。このため、シングルレイヤーユニッ
トの鉛直方向の外力(例えば、積雪荷重)が作用しても
シングルレイヤーユニットの変形を抑制するように辺間
ブレース材が対抗し変形を妨げる。これにより節点部を
構成するハブを回転させる方向の力を抑え骨組構造体ユ
ニット全体の強度を増大させることができる。
【0013】第3の発明の骨組構造体ユニットは、両端
に接続端部を有しスパン方向に配設された偶数個のスパ
ン方向フレーム材と、これらスパン方向フレーム材と直
交するように格子状に配列されたスパン方向フレーム材
と同数の桁行方向フレーム材と、これらのフレーム材の
接続端部が嵌合される複数の連結溝を外周に有する複数
個の柱状ハブとによって形成され複数の四角形グリッド
を有するとともに上方に向かって凸曲面となるように湾
曲したバレルヴォールト型のシングルレイヤーユニット
と、前記シングルレイヤーの各スパン方向フレーム材の
下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに束部
材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材と、前
記シングルレイヤーユニットの面内でユニットの対角線
上に張設されることにより、端部および中間部がシング
ルレイヤーユニットの角部および対角線上に位置する柱
状ハブに連結された対角ブレース材と、前記シングルレ
イヤーの互いに隣り合う二辺の中央部間を連結し端部お
よび中間部が二辺の中間部間の線上に位置する柱状ハブ
に連結された辺間ブレース材とを備えたことを特徴とす
る。第3の発明によれば、第1、第2の発明の作用が兼
ね合わさりフレーム材と異なり外観の煩雑さを生じない
ブレース材により有効に骨組構造体ユニットの変形防止
と構造強度の維持が図れる。
に接続端部を有しスパン方向に配設された偶数個のスパ
ン方向フレーム材と、これらスパン方向フレーム材と直
交するように格子状に配列されたスパン方向フレーム材
と同数の桁行方向フレーム材と、これらのフレーム材の
接続端部が嵌合される複数の連結溝を外周に有する複数
個の柱状ハブとによって形成され複数の四角形グリッド
を有するとともに上方に向かって凸曲面となるように湾
曲したバレルヴォールト型のシングルレイヤーユニット
と、前記シングルレイヤーの各スパン方向フレーム材の
下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに束部
材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材と、前
記シングルレイヤーユニットの面内でユニットの対角線
上に張設されることにより、端部および中間部がシング
ルレイヤーユニットの角部および対角線上に位置する柱
状ハブに連結された対角ブレース材と、前記シングルレ
イヤーの互いに隣り合う二辺の中央部間を連結し端部お
よび中間部が二辺の中間部間の線上に位置する柱状ハブ
に連結された辺間ブレース材とを備えたことを特徴とす
る。第3の発明によれば、第1、第2の発明の作用が兼
ね合わさりフレーム材と異なり外観の煩雑さを生じない
ブレース材により有効に骨組構造体ユニットの変形防止
と構造強度の維持が図れる。
【0014】第4の発明の骨組構造体ユニットは、上記
第1、第2または第3の発明において、柱状ハブのフレ
ーム材との接続部にハブの回転を阻止する回転防止部材
または回転防止部を設けたことを特徴とする。このよう
な構成において、回転防止部材または回転防止部は節点
部の柱状ハブに面内方向の外力が作用しても柱状ハブの
回転を防ぎ、これにより面内方向の剛性を高め、骨組構
造体ユニットの強度を増大させる。したがって、フレー
ム材に圧縮または引張荷重が加わったとき、フレーム材
の面内方向の変形、破壊および柱状ハブの回転が抑制さ
れる。回転防止部材または回転防止部を設けた場合は、
辺間ブレース材を省略することも可能である。
第1、第2または第3の発明において、柱状ハブのフレ
ーム材との接続部にハブの回転を阻止する回転防止部材
または回転防止部を設けたことを特徴とする。このよう
な構成において、回転防止部材または回転防止部は節点
部の柱状ハブに面内方向の外力が作用しても柱状ハブの
回転を防ぎ、これにより面内方向の剛性を高め、骨組構
造体ユニットの強度を増大させる。したがって、フレー
ム材に圧縮または引張荷重が加わったとき、フレーム材
の面内方向の変形、破壊および柱状ハブの回転が抑制さ
れる。回転防止部材または回転防止部を設けた場合は、
辺間ブレース材を省略することも可能である。
【0015】第5の発明の骨組構造体ユニットは、上記
第1、第2、第3または第4の発明において、シングル
レイヤーユニットのスパン方向の両端部に位置する桁行
方向の複数のフレーム材に代えて柱状ハブをそれぞれ保
持する一対の梁部材が配設されていることを特徴とす
る。第5の発明は、シングルレイヤーユニットのスパン
方向の両端部に位置する桁行方向の複数のフレーム材に
代えて柱状ハブをそれぞれ保持する一対の梁部材を配設
したので、構造物全体を台座構造物に支承させる場合、
スパン方向両端に位置する柱状ハブ全てを支承させずと
も梁部材の桁方向両端にのみ支承構造を配設すれば支承
できる。
第1、第2、第3または第4の発明において、シングル
レイヤーユニットのスパン方向の両端部に位置する桁行
方向の複数のフレーム材に代えて柱状ハブをそれぞれ保
持する一対の梁部材が配設されていることを特徴とす
る。第5の発明は、シングルレイヤーユニットのスパン
方向の両端部に位置する桁行方向の複数のフレーム材に
代えて柱状ハブをそれぞれ保持する一対の梁部材を配設
したので、構造物全体を台座構造物に支承させる場合、
スパン方向両端に位置する柱状ハブ全てを支承させずと
も梁部材の桁方向両端にのみ支承構造を配設すれば支承
できる。
【0016】第6の発明の骨組構造体は、第1〜第5の
発明のうちのいずれか1つに記載の骨組構造体ユニット
を桁行方向に複数個配設するとともに、隣接部における
スパン方向フレーム材は隣接する骨組構造体ユニットに
対して共通して用いられていることを特徴とする。第6
の発明は、上記第1〜第5の発明のうちのいずれか1つ
により形成される骨組構造体ユニットを連結部分のスパ
ン方向フレーム材を重複しないように省いて複数個連続
して並べた構成の骨組構造体である。これにより桁行方
向に長い骨組構造体が得られる。
発明のうちのいずれか1つに記載の骨組構造体ユニット
を桁行方向に複数個配設するとともに、隣接部における
スパン方向フレーム材は隣接する骨組構造体ユニットに
対して共通して用いられていることを特徴とする。第6
の発明は、上記第1〜第5の発明のうちのいずれか1つ
により形成される骨組構造体ユニットを連結部分のスパ
ン方向フレーム材を重複しないように省いて複数個連続
して並べた構成の骨組構造体である。これにより桁行方
向に長い骨組構造体が得られる。
【0017】第7の発明の骨組構造体は、上記第6の発
明において、シングルレイヤーユニットのスパン方向の
一端側が第1の支承構造によってスパン方向と平行な垂
直面内において回動自在に支承され、他端側が第2の支
承構造によってスパン方向に移動自在にかつスパン方向
と平行な垂直面内において回動自在に支承されているこ
とを特徴とする。このような構成においては、積雪等の
垂直荷重、風圧等が加わった場合でも、他端側がスライ
ドすると同時に回動することにより台座構造物には鉛直
方向の力以外の回転力、水平力は作用せず安定した支承
構造が得られる。
明において、シングルレイヤーユニットのスパン方向の
一端側が第1の支承構造によってスパン方向と平行な垂
直面内において回動自在に支承され、他端側が第2の支
承構造によってスパン方向に移動自在にかつスパン方向
と平行な垂直面内において回動自在に支承されているこ
とを特徴とする。このような構成においては、積雪等の
垂直荷重、風圧等が加わった場合でも、他端側がスライ
ドすると同時に回動することにより台座構造物には鉛直
方向の力以外の回転力、水平力は作用せず安定した支承
構造が得られる。
【0018】第8の発明に係る骨組構造体は、上記第6
または第7の発明において、シングルレイヤーユニット
は台座構造物に吹上げ防止材によって連結されているこ
とを特徴とする。第8の発明は、骨組構造体を台座構造
物に吹上げ防止材により連結しているので、風による吹
き上げ荷重が作用した場合、それに対抗する。
または第7の発明において、シングルレイヤーユニット
は台座構造物に吹上げ防止材によって連結されているこ
とを特徴とする。第8の発明は、骨組構造体を台座構造
物に吹上げ防止材により連結しているので、風による吹
き上げ荷重が作用した場合、それに対抗する。
【0019】第9の発明の骨組構造体は、上記第6,7
または第8の発明において、対角ブレース材は隣接する
2つの骨組構造体ユニットの対角線上に配設されている
ことを特徴とする。第10の発明の骨組構造体は、上記
第6,7,8または第9の発明において、辺間ブレース
材は隣接する2つの骨組構造体ユニットにおける隣り合
う二辺の中間部間に配設されていることを特徴とする。
第9および第10の発明においては、対角ブレース材ま
たは辺間ブレース材を隣接する2つの骨組構造体ユニッ
トにおける対角線上または隣接する辺の中間部間に配設
されるものである。これによればブレース材と柱状ハブ
との連結可能箇所は減少するが、ブレース材の数は減少
する。
または第8の発明において、対角ブレース材は隣接する
2つの骨組構造体ユニットの対角線上に配設されている
ことを特徴とする。第10の発明の骨組構造体は、上記
第6,7,8または第9の発明において、辺間ブレース
材は隣接する2つの骨組構造体ユニットにおける隣り合
う二辺の中間部間に配設されていることを特徴とする。
第9および第10の発明においては、対角ブレース材ま
たは辺間ブレース材を隣接する2つの骨組構造体ユニッ
トにおける対角線上または隣接する辺の中間部間に配設
されるものである。これによればブレース材と柱状ハブ
との連結可能箇所は減少するが、ブレース材の数は減少
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る骨
組構造体ユニットの第1の実施の形態を示す概略斜視
図、図2(a)、(b)は同ユニットの平面図および正
面図である。なお、図中従来技術の欄で説明した構成部
材または同等部材については同一符号をもって示す。こ
れらの図において、骨組構造体ユニット20は、平面視
の輪郭形状が正方形を呈するシングルレイヤー方式のバ
レルヴォールト型屋根用骨組構造体ユニットを構成し、
上面全体が図示しないガラス等の外装材によって覆わ
れ、台座構造物10上に設置されるもので、複数本のフ
レーム材7と、これらのフレーム材7を接続する節点部
材としての複数個の柱状ハブ8との組み合わせによって
アーチ状に構築された複数の四角形グリッドMを有する
シングルレイヤーユニット21を備えている。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る骨
組構造体ユニットの第1の実施の形態を示す概略斜視
図、図2(a)、(b)は同ユニットの平面図および正
面図である。なお、図中従来技術の欄で説明した構成部
材または同等部材については同一符号をもって示す。こ
れらの図において、骨組構造体ユニット20は、平面視
の輪郭形状が正方形を呈するシングルレイヤー方式のバ
レルヴォールト型屋根用骨組構造体ユニットを構成し、
上面全体が図示しないガラス等の外装材によって覆わ
れ、台座構造物10上に設置されるもので、複数本のフ
レーム材7と、これらのフレーム材7を接続する節点部
材としての複数個の柱状ハブ8との組み合わせによって
アーチ状に構築された複数の四角形グリッドMを有する
シングルレイヤーユニット21を備えている。
【0021】ここで、本発明において、「骨組構造体ユ
ニット」とは、骨組構造体の基本ユニットを構成するも
ので、単体または複数個連結して骨組構造体として用い
る。個々のユニットを単体として示す場合は「骨組構造
体ユニット」と呼び、このユニットを複数個結合して構
築されるものを骨組構造体と呼ぶ。また、以下の説明に
おいてハブ全般を指す場合は、単に柱状ハブ(またはハ
ブ)8と称し、特にスパン方向両端にそれぞれ位置する
ハブについては柱状ハブ(ハブ)8A,8Bと称し、さ
らにこれらのハブ8A,8Bのうち特に桁行方向両端の
ハブについては柱状ハブ(ハブ)8A0 ,8B0 と称す
る。
ニット」とは、骨組構造体の基本ユニットを構成するも
ので、単体または複数個連結して骨組構造体として用い
る。個々のユニットを単体として示す場合は「骨組構造
体ユニット」と呼び、このユニットを複数個結合して構
築されるものを骨組構造体と呼ぶ。また、以下の説明に
おいてハブ全般を指す場合は、単に柱状ハブ(またはハ
ブ)8と称し、特にスパン方向両端にそれぞれ位置する
ハブについては柱状ハブ(ハブ)8A,8Bと称し、さ
らにこれらのハブ8A,8Bのうち特に桁行方向両端の
ハブについては柱状ハブ(ハブ)8A0 ,8B0 と称す
る。
【0022】シングルレイヤーユニット21のスパンL
方向(X方向)の一端側の最下部に位置する5つのハブ
8Aのうち桁行方向両端部に位置する2つのハブ8A0
は、台座構造物10の上面に設けた第1の支承構造22
によってスパンL方向と平行な垂直面内において回動自
在に支承されている。一方、スパン方向他端側の最下部
に位置する5つのハブ8Bのうち桁行方向両端部に位置
する2つのハブ8B0は同じく台座構造物10上に設け
た第2の支承構造23によってスパンL方向に移動自在
にかつスパンL方向と平行な垂直面内において回動自在
に支承されている。シングルレイヤーユニット21の両
端部の節点部A,Bにおいては、桁行方向(Y方向)の
フレーム材7の代わりに後述する梁部材55,70が設
けられるとともに、前記第1、第2の支承構造22,2
3はその桁行方向前後端にのみ配置されている。なお、
前記台座構造物10は、コンクリート壁や支柱、または
梁と支柱等からなり、トラス構造物を支持するに十分な
強度を有している。また、スパン方向両端部の節点部を
構成するハブ、特に桁行方向両端部のハブ8A0 ,8B
0 および第1、第2の支承構造22,23については後
述する。なお、グリッドMとは、図2に示す縦、横4つ
に区切られた個々の四角形のことで、図2においては1
6個形成されている。
方向(X方向)の一端側の最下部に位置する5つのハブ
8Aのうち桁行方向両端部に位置する2つのハブ8A0
は、台座構造物10の上面に設けた第1の支承構造22
によってスパンL方向と平行な垂直面内において回動自
在に支承されている。一方、スパン方向他端側の最下部
に位置する5つのハブ8Bのうち桁行方向両端部に位置
する2つのハブ8B0は同じく台座構造物10上に設け
た第2の支承構造23によってスパンL方向に移動自在
にかつスパンL方向と平行な垂直面内において回動自在
に支承されている。シングルレイヤーユニット21の両
端部の節点部A,Bにおいては、桁行方向(Y方向)の
フレーム材7の代わりに後述する梁部材55,70が設
けられるとともに、前記第1、第2の支承構造22,2
3はその桁行方向前後端にのみ配置されている。なお、
前記台座構造物10は、コンクリート壁や支柱、または
梁と支柱等からなり、トラス構造物を支持するに十分な
強度を有している。また、スパン方向両端部の節点部を
構成するハブ、特に桁行方向両端部のハブ8A0 ,8B
0 および第1、第2の支承構造22,23については後
述する。なお、グリッドMとは、図2に示す縦、横4つ
に区切られた個々の四角形のことで、図2においては1
6個形成されている。
【0023】図3〜図5において、前記フレーム材7
は、通常アルミニウム合金(例:JIS A6061,
A6063をT1ないしT4に調質のもの)またはステ
ンレス材のSUS304,SUS316等のパイプを用
い、その両端部をプレス加工等により押し潰すことによ
り柱状ハブ8との接続端部26とテーパ部27を形成
し、さらに接続端部26の両面に複数個のディンプル
(凸部と凹部)からなる係止部28を設け、その後アル
ミニウム合金の場合T6等に調質し強度を向上させたも
のを用いている。この係止部28は前記接続端部26が
柱状ハブ8の連結溝30に嵌合されたとき、連結溝30
の壁面に形成した凸部と凹部からなる係合部31に係合
することで、フレーム材7の軸線方向に加わる荷重をハ
ブ8に伝える。係止部28と係合部31は同一形状に形
成されている。
は、通常アルミニウム合金(例:JIS A6061,
A6063をT1ないしT4に調質のもの)またはステ
ンレス材のSUS304,SUS316等のパイプを用
い、その両端部をプレス加工等により押し潰すことによ
り柱状ハブ8との接続端部26とテーパ部27を形成
し、さらに接続端部26の両面に複数個のディンプル
(凸部と凹部)からなる係止部28を設け、その後アル
ミニウム合金の場合T6等に調質し強度を向上させたも
のを用いている。この係止部28は前記接続端部26が
柱状ハブ8の連結溝30に嵌合されたとき、連結溝30
の壁面に形成した凸部と凹部からなる係合部31に係合
することで、フレーム材7の軸線方向に加わる荷重をハ
ブ8に伝える。係止部28と係合部31は同一形状に形
成されている。
【0024】さらに、一般的な柱状ジョイント方式にお
いて、ドーム型、モスク型のトラス状骨組構造体を構築
する場合、フレーム材7には、ハブ8の連結溝30間の
割り角度θ以外にその配設位置に応じて3つの角度、す
なわちコイン角α、ベンド角β、ツイスト角γが付与さ
れ、これによって任意の球面度を有するドームの構築を
可能にしている。コイン角αは接続端部26のフレーム
材7の軸線方向に対する切断角度、ベンド角βはフレー
ム材7の軸線と接続端部26の軸線とのなす角度、ツイ
スト角γはフレーム材7を介して隣合い高さおよびハブ
軸方向の曲率中心位置が異なるハブ8間の連結溝30を
連結するフレーム材7における接続端部26間のなす角
度である。なお、四角形グリッドMのシングルレイヤー
式バレルヴォールト型骨組構造体ユニット20において
は、接続端部26のコイン角αが約75°〜90°に、
ベンド角βおよびツイスト角γが0°にそれぞれ角度付
けされ、ドーム型においてはコイン角αが80°〜90
°に、ベンド角βが0°〜35°に、ツイスト角γが0
°〜5°にそれぞれ角度付けされる。
いて、ドーム型、モスク型のトラス状骨組構造体を構築
する場合、フレーム材7には、ハブ8の連結溝30間の
割り角度θ以外にその配設位置に応じて3つの角度、す
なわちコイン角α、ベンド角β、ツイスト角γが付与さ
れ、これによって任意の球面度を有するドームの構築を
可能にしている。コイン角αは接続端部26のフレーム
材7の軸線方向に対する切断角度、ベンド角βはフレー
ム材7の軸線と接続端部26の軸線とのなす角度、ツイ
スト角γはフレーム材7を介して隣合い高さおよびハブ
軸方向の曲率中心位置が異なるハブ8間の連結溝30を
連結するフレーム材7における接続端部26間のなす角
度である。なお、四角形グリッドMのシングルレイヤー
式バレルヴォールト型骨組構造体ユニット20において
は、接続端部26のコイン角αが約75°〜90°に、
ベンド角βおよびツイスト角γが0°にそれぞれ角度付
けされ、ドーム型においてはコイン角αが80°〜90
°に、ベンド角βが0°〜35°に、ツイスト角γが0
°〜5°にそれぞれ角度付けされる。
【0025】図4において、前記柱状ハブ8は、通常ア
ルミニウム合金のA6082−T6の押出材やステンレ
ス材のSCS11やSCS13の鋳造品等によって円柱
状に形成され、中心にねじ孔ないし貫通孔32を有して
いる。また、ハブ8の外周面には、溝壁面に前記係合部
31を有する4個の連結溝30が周方向に等間隔をおい
て形成され、これらの連結溝30に各フレーム材7の接
続端部26が軸線方向から嵌合されることによりトラス
節点を形成している。
ルミニウム合金のA6082−T6の押出材やステンレ
ス材のSCS11やSCS13の鋳造品等によって円柱
状に形成され、中心にねじ孔ないし貫通孔32を有して
いる。また、ハブ8の外周面には、溝壁面に前記係合部
31を有する4個の連結溝30が周方向に等間隔をおい
て形成され、これらの連結溝30に各フレーム材7の接
続端部26が軸線方向から嵌合されることによりトラス
節点を形成している。
【0026】ここで、図1および図2に示す本実施の形
態においては、シングルレイヤーユニット21を1辺の
長さが6mの正方形とし、対角線の長さを8.49m、
ライズ比〔高さr(図2(b)とスパンLの比(r/
L)〕を0.05とし、32本のフレーム材7と25個
の柱状ハブ8とでシングルレイヤーユニット21を構築
した例を示している。四角形グリッドMの一辺の長さG
(図2)は1.5mである。フレーム材7、ハブ8のサ
イズは、骨組構造体ユニット20の大きさ、ライズ比等
の形状、規制したい変位量等によって決定される。ここ
では、一般地域において骨組構造体ユニット20の各グ
リッド内での最大垂直方向変位(1つのグリッド内の角
部3点を通る面に対する残りの角部の点の変位)を6.
7mm(外被材の厚さ/安全率)程度に抑えるものを必
要なサイズとして算定し、フレーム材7の外径を100
mmφ、長さを1.5m、肉厚を4mmとし、ハブ8の
外径を109mmφ、長さを157mmとしている。
態においては、シングルレイヤーユニット21を1辺の
長さが6mの正方形とし、対角線の長さを8.49m、
ライズ比〔高さr(図2(b)とスパンLの比(r/
L)〕を0.05とし、32本のフレーム材7と25個
の柱状ハブ8とでシングルレイヤーユニット21を構築
した例を示している。四角形グリッドMの一辺の長さG
(図2)は1.5mである。フレーム材7、ハブ8のサ
イズは、骨組構造体ユニット20の大きさ、ライズ比等
の形状、規制したい変位量等によって決定される。ここ
では、一般地域において骨組構造体ユニット20の各グ
リッド内での最大垂直方向変位(1つのグリッド内の角
部3点を通る面に対する残りの角部の点の変位)を6.
7mm(外被材の厚さ/安全率)程度に抑えるものを必
要なサイズとして算定し、フレーム材7の外径を100
mmφ、長さを1.5m、肉厚を4mmとし、ハブ8の
外径を109mmφ、長さを157mmとしている。
【0027】このような骨組構造体ユニット、すなわち
シングルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体
20は、図16に示したダブルレイヤー方式のバレルヴ
ォールト型骨組構造体1に比べて構造的に強度が弱く負
荷荷重に対する変位量が大きいため、補強する必要があ
る。そこで、本発明においては、張弦部材33を用いて
張弦梁構造とするとともに、対角ブレース材34、辺間
ブレース材35、吹上げ防止材50によって補強してい
る。
シングルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体
20は、図16に示したダブルレイヤー方式のバレルヴ
ォールト型骨組構造体1に比べて構造的に強度が弱く負
荷荷重に対する変位量が大きいため、補強する必要があ
る。そこで、本発明においては、張弦部材33を用いて
張弦梁構造とするとともに、対角ブレース材34、辺間
ブレース材35、吹上げ防止材50によって補強してい
る。
【0028】図1において、前記張弦部材33として
は、直径が10mmφ程度のステンレス製ケーブルが用
いられ、シングルレイヤーユニット21の下方でスパン
L方向に延在するフレーム材7の真下に位置するように
桁行方向に5本張設され、端部がシングルレイヤーユニ
ット21のスパン方向両端部の各ハブ8A,8Bにそれ
ぞれ連結され、中央部が真上に位置する柱状ハブ8に束
部材36を介して連結されている。また、各張弦部材3
3の途中には、緊張装置としてのターンバックル42が
取付けられている。この場合、張弦部材33は弛みが生
じないように張設されているが、初期張力は付与されて
いない扱いとしている。なお、張弦部材33としてはケ
ーブル状のものに限らずロッド状(棒状)のものでもよ
い。また、初期張力を付与した状態で張弦部材33を張
設することもできる。
は、直径が10mmφ程度のステンレス製ケーブルが用
いられ、シングルレイヤーユニット21の下方でスパン
L方向に延在するフレーム材7の真下に位置するように
桁行方向に5本張設され、端部がシングルレイヤーユニ
ット21のスパン方向両端部の各ハブ8A,8Bにそれ
ぞれ連結され、中央部が真上に位置する柱状ハブ8に束
部材36を介して連結されている。また、各張弦部材3
3の途中には、緊張装置としてのターンバックル42が
取付けられている。この場合、張弦部材33は弛みが生
じないように張設されているが、初期張力は付与されて
いない扱いとしている。なお、張弦部材33としてはケ
ーブル状のものに限らずロッド状(棒状)のものでもよ
い。また、初期張力を付与した状態で張弦部材33を張
設することもできる。
【0029】前記束部材36は、適宜な外径を有するア
ルミニウム合金、ステンレス等のパイプからなり、下端
が骨組構造体ユニット20より下方に延在して締結部材
41によって張弦部材33の中央に連結されている。こ
のため、張弦部材33は締結部材41において下向きに
V字状になる。束部材36の長さは600mm、外径は
25mm、肉厚は1.0mm程度である。骨組構造体ユ
ニット20のデプス比〔スパンLと束部材の長dさの比
(d/L)〕は0.1である。
ルミニウム合金、ステンレス等のパイプからなり、下端
が骨組構造体ユニット20より下方に延在して締結部材
41によって張弦部材33の中央に連結されている。こ
のため、張弦部材33は締結部材41において下向きに
V字状になる。束部材36の長さは600mm、外径は
25mm、肉厚は1.0mm程度である。骨組構造体ユ
ニット20のデプス比〔スパンLと束部材の長dさの比
(d/L)〕は0.1である。
【0030】このように、束部材36をハブ8の下面に
垂設してその下端を骨組構造体ユニット20の下方に延
在させるとともに張弦部材33を張設しておくことによ
り、骨組構造体ユニット20に鉛直方向の荷重Pが加わ
りスパン方向に両端が広がり、中間部が下方に変形しよ
うとしたとき、張弦部材33は緊張し張力が付与される
ことから骨組構造体ユニット20のスパン方向への拡が
りや、中央部が下向きに変形することを防止する。
垂設してその下端を骨組構造体ユニット20の下方に延
在させるとともに張弦部材33を張設しておくことによ
り、骨組構造体ユニット20に鉛直方向の荷重Pが加わ
りスパン方向に両端が広がり、中間部が下方に変形しよ
うとしたとき、張弦部材33は緊張し張力が付与される
ことから骨組構造体ユニット20のスパン方向への拡が
りや、中央部が下向きに変形することを防止する。
【0031】ここで、本実施の形態においては、スパン
L方向の中央に位置する5個の柱状ハブ8に対して束部
材36をそれぞれ垂設し、各張弦部材33の中央を支持
するようにした例を示したが、これに限らず骨組構造体
20の大きさ、グリッドMの大きさ等によって束部材3
6の数を増減することができる。例えば、スパン方向両
端部のハブ8A,8Bを除く他の全てのハブ8に対して
束部材36を垂設して張弦部材33の中央および中間部
を支持するようにしてもよい。その場合、張弦部材33
の張力が有効に作用するように束部材36の長さを設定
するとよい。
L方向の中央に位置する5個の柱状ハブ8に対して束部
材36をそれぞれ垂設し、各張弦部材33の中央を支持
するようにした例を示したが、これに限らず骨組構造体
20の大きさ、グリッドMの大きさ等によって束部材3
6の数を増減することができる。例えば、スパン方向両
端部のハブ8A,8Bを除く他の全てのハブ8に対して
束部材36を垂設して張弦部材33の中央および中間部
を支持するようにしてもよい。その場合、張弦部材33
の張力が有効に作用するように束部材36の長さを設定
するとよい。
【0032】前記対角ブレース材34は、前記シングル
レイヤーユニット21の面内で各対角線上に位置するよ
うに張設されている。このため、対角ブレース材34
は、前記フレーム材7に対して略45°の角度でX字状
に交差しており、端部と中間部がシングルレイヤーユニ
ット21の角部および対角線上に位置するハブ8の上面
に連結固定されている。対角ブレース材34としては、
直径が4mmφ程度のステンレス製ケーブルが用いられ
る。この場合、対角ブレース材34は弛みが生じないよ
うに張設されているが、初期張力は付与されていない。
なお、張設時の緩みを防止するために、対角ブレース材
34の隣り合うハブ間のケーブル部分にターンバックル
を設けておくことが望ましい。
レイヤーユニット21の面内で各対角線上に位置するよ
うに張設されている。このため、対角ブレース材34
は、前記フレーム材7に対して略45°の角度でX字状
に交差しており、端部と中間部がシングルレイヤーユニ
ット21の角部および対角線上に位置するハブ8の上面
に連結固定されている。対角ブレース材34としては、
直径が4mmφ程度のステンレス製ケーブルが用いられ
る。この場合、対角ブレース材34は弛みが生じないよ
うに張設されているが、初期張力は付与されていない。
なお、張設時の緩みを防止するために、対角ブレース材
34の隣り合うハブ間のケーブル部分にターンバックル
を設けておくことが望ましい。
【0033】このように対角ブレース材34をX字状に
張設しておくと、地震時に水平方向外力(特に桁行方向
の力)が加わったとき、対角ブレース材34の半分は緊
張して張力が付与されることから、フレーム材7に作用
する力が低減される。このため、骨組構造体ユニット2
0の剛性が高まり、水平外力による変形が抑制される。
すなわち、対角ブレース材34は、主として地震時に特
に桁行方向の水平外力が加わったときに骨組構造体ユニ
ット20が変形して不安定になるのを防止するために用
いられるものである。ただし、桁行方向の水平外力のみ
に限らず、スパンL方向の水平外力に対しても機能する
ことにより骨組構造体ユニット20の剛性を高め、変形
を抑制する役割を果たすことはいうまでもない。なお、
上記本実施の形態として対角部間を結ぶ連続したケーブ
ルを対角ブレース材34として用いたが、角部に配設さ
れるハブ8と対角線上に配設される各ハブ間をそれぞれ
連結し角部間にわたっては連続しないケーブルとしても
よい。さらに、ケーブルに代えて棒状のロッド材として
もよい。
張設しておくと、地震時に水平方向外力(特に桁行方向
の力)が加わったとき、対角ブレース材34の半分は緊
張して張力が付与されることから、フレーム材7に作用
する力が低減される。このため、骨組構造体ユニット2
0の剛性が高まり、水平外力による変形が抑制される。
すなわち、対角ブレース材34は、主として地震時に特
に桁行方向の水平外力が加わったときに骨組構造体ユニ
ット20が変形して不安定になるのを防止するために用
いられるものである。ただし、桁行方向の水平外力のみ
に限らず、スパンL方向の水平外力に対しても機能する
ことにより骨組構造体ユニット20の剛性を高め、変形
を抑制する役割を果たすことはいうまでもない。なお、
上記本実施の形態として対角部間を結ぶ連続したケーブ
ルを対角ブレース材34として用いたが、角部に配設さ
れるハブ8と対角線上に配設される各ハブ間をそれぞれ
連結し角部間にわたっては連続しないケーブルとしても
よい。さらに、ケーブルに代えて棒状のロッド材として
もよい。
【0034】前記辺間ブレース材35は、図1に示すよ
うにシングルレイヤーユニット21の面内にシングルレ
イヤーユニット21の隣り合う二辺の中央部に位置する
ハブ8を結ぶように配設され、この線上に配設される各
柱状ハブ8にもそれぞれ連結固定される。図1にあって
は、シングルレイヤーユニット21に内接する四角形を
形成するように張設されている。
うにシングルレイヤーユニット21の面内にシングルレ
イヤーユニット21の隣り合う二辺の中央部に位置する
ハブ8を結ぶように配設され、この線上に配設される各
柱状ハブ8にもそれぞれ連結固定される。図1にあって
は、シングルレイヤーユニット21に内接する四角形を
形成するように張設されている。
【0035】辺間ブレース材35としては、直径が4m
mφ程度のステンレス製ケーブルが用いられる。この場
合、辺間ブレース材35は、張弦部材33および対角ブ
レース材34と同様に弛みが生じないように張設されて
いるが、初期張力は付与されていない扱いとしている。
なお、張設時の緩みを防止するために、辺間ブレース材
35の隣り合うハブ間のケーブル部分にターンバックル
等の緊張装置を設けておくことが望ましい。
mφ程度のステンレス製ケーブルが用いられる。この場
合、辺間ブレース材35は、張弦部材33および対角ブ
レース材34と同様に弛みが生じないように張設されて
いるが、初期張力は付与されていない扱いとしている。
なお、張設時の緩みを防止するために、辺間ブレース材
35の隣り合うハブ間のケーブル部分にターンバックル
等の緊張装置を設けておくことが望ましい。
【0036】このように辺間ブレース材35をシングル
レイヤーユニット21に内接する四角形を形成するよう
に張設しておくと、シングルレイヤーユニット21に各
フレーム材7に形成されるグリッドMを変形させる鉛直
方向の外力が加わったとき、その外力は辺間ブレース材
35に加わり辺間ブレース材35には張力が付与される
ことになり、辺間ブレース材35が外力を受けてフレー
ム材7に作用する力が低減される。このため、骨組構造
体ユニット20の面内剛性が高まり、変形が抑制され
る。すなわち、辺間ブレース材35は、主としてシング
ルレイヤーユニット21に鉛直方向の外力が加わったと
きに骨組構造体ユニット20が変形して不安定になるの
を防止するために用いられるもので、これによってフレ
ーム材7の接続端部26の折れ曲がり、ハブ8の回転等
が防止される。ただし、シングルレイヤーユニット21
の面内方向の外力のみならず、水平外力に対しても機能
することにより骨組構造体ユニット20の剛性を高め、
変形を抑制する役割を果たすことはいうまでもない。な
お、辺間ブレース材35は地震時に桁行方向の水平外力
が加わったときにもシングルレイヤーユニット21の変
形を防止する作用も有する。
レイヤーユニット21に内接する四角形を形成するよう
に張設しておくと、シングルレイヤーユニット21に各
フレーム材7に形成されるグリッドMを変形させる鉛直
方向の外力が加わったとき、その外力は辺間ブレース材
35に加わり辺間ブレース材35には張力が付与される
ことになり、辺間ブレース材35が外力を受けてフレー
ム材7に作用する力が低減される。このため、骨組構造
体ユニット20の面内剛性が高まり、変形が抑制され
る。すなわち、辺間ブレース材35は、主としてシング
ルレイヤーユニット21に鉛直方向の外力が加わったと
きに骨組構造体ユニット20が変形して不安定になるの
を防止するために用いられるもので、これによってフレ
ーム材7の接続端部26の折れ曲がり、ハブ8の回転等
が防止される。ただし、シングルレイヤーユニット21
の面内方向の外力のみならず、水平外力に対しても機能
することにより骨組構造体ユニット20の剛性を高め、
変形を抑制する役割を果たすことはいうまでもない。な
お、辺間ブレース材35は地震時に桁行方向の水平外力
が加わったときにもシングルレイヤーユニット21の変
形を防止する作用も有する。
【0037】また、本実施の形態においては、辺間ブレ
ース材35として隣接する辺の中央部のハブ8を結ぶ連
続したケーブルを辺間ブレース材として用いたが、辺の
中央部に配設されるハブと隣接する辺の中央部に配設さ
れるハブ間を通して連続せず、ケーブルの長さをこれが
連結されるハブ部までの長さのケーブルとし、個々のケ
ーブルがハブを介して連続する形態としてもよい。さら
に、ケーブルに代えて棒状のロッド材としてもよい。
ース材35として隣接する辺の中央部のハブ8を結ぶ連
続したケーブルを辺間ブレース材として用いたが、辺の
中央部に配設されるハブと隣接する辺の中央部に配設さ
れるハブ間を通して連続せず、ケーブルの長さをこれが
連結されるハブ部までの長さのケーブルとし、個々のケ
ーブルがハブを介して連続する形態としてもよい。さら
に、ケーブルに代えて棒状のロッド材としてもよい。
【0038】図5において、前記対角ブレース材34と
辺間ブレース材35は、それぞれ上下一対の締結具4
4,44によって挟持され、これらの締結具44をハブ
8の上面に積み重ねて設置し、ボルト45によって共締
め固定することによりハブ8に連結される。各締結具4
4には、溝46とボルト挿通孔47が形成されており、
溝46に前記対角ブレース材34または辺間ブレース材
35が係入される。そして、締結具44は、ハブ8の上
面に固定され連結溝30の上端側開放部を覆うことで、
フレーム材7の接続端部26がハブ8の上方に抜けるの
を防止する機能をも有している。なお、48はワッシャ
である。
辺間ブレース材35は、それぞれ上下一対の締結具4
4,44によって挟持され、これらの締結具44をハブ
8の上面に積み重ねて設置し、ボルト45によって共締
め固定することによりハブ8に連結される。各締結具4
4には、溝46とボルト挿通孔47が形成されており、
溝46に前記対角ブレース材34または辺間ブレース材
35が係入される。そして、締結具44は、ハブ8の上
面に固定され連結溝30の上端側開放部を覆うことで、
フレーム材7の接続端部26がハブ8の上方に抜けるの
を防止する機能をも有している。なお、48はワッシャ
である。
【0039】ここで、図5においては、シングルレイヤ
ーユニット21の各対角線に対して2本の対角ブレース
材34を張設し、辺間ブレース材35を2本一組として
張設する場合を想定して各締結具44の挟持面に溝46
を2つ形成した例を示したが、各対角線に対して1本の
対角ブレース材34を張設し、1本の辺間ブレース材3
5を張設する場合は締結具44に溝46を1つ形成すれ
ばよい。
ーユニット21の各対角線に対して2本の対角ブレース
材34を張設し、辺間ブレース材35を2本一組として
張設する場合を想定して各締結具44の挟持面に溝46
を2つ形成した例を示したが、各対角線に対して1本の
対角ブレース材34を張設し、1本の辺間ブレース材3
5を張設する場合は締結具44に溝46を1つ形成すれ
ばよい。
【0040】図6に連続しないブレース材34(35)
を利用した例を示す。ハブ8Xとブレース材34(3
5)との締結方法として、ハブ8Xにはブレース材締結
用の連結溝30Xを予め形成しておき、ブレース材34
(35)の端部にはハブ8Xの連結溝30Xに係合する
接続部44Yを有する締結具44Xを用いてブレース材
34(35)をハブ8Xに締結固定している。この例に
あっては、フレーム材7の配設方向とブレース材34
(35)の配設方向は相違するので、締結具44Xのた
めの連結溝30Xをハブ8Xに形成することに支障はな
い。
を利用した例を示す。ハブ8Xとブレース材34(3
5)との締結方法として、ハブ8Xにはブレース材締結
用の連結溝30Xを予め形成しておき、ブレース材34
(35)の端部にはハブ8Xの連結溝30Xに係合する
接続部44Yを有する締結具44Xを用いてブレース材
34(35)をハブ8Xに締結固定している。この例に
あっては、フレーム材7の配設方向とブレース材34
(35)の配設方向は相違するので、締結具44Xのた
めの連結溝30Xをハブ8Xに形成することに支障はな
い。
【0041】さらに、骨組構造体ユニット20は複数本
のケーブル状吹上げ防止材50によって補強されてい
る。この吹上げ防止材50は、暴風時の風の吹上げ力や
屋根に加わる負圧力によって骨組構造体ユニット20が
台座構造物10から浮き上がるのを防止するために用い
られるもので、下端がシングルレイヤーユニット21よ
り下方に位置して台座構造物10の内面に接続され、上
端がシングルレイヤーユニット21の中間部に位置する
ハブ8にそれぞれ連結されている。また、各吹上げ防止
材50には、緊張装置としてのターンバックル51が取
付けられている。この場合、吹上げ防止材50は、弛み
が生じないように張設されているが、初期張力は付与さ
れていない。吹上げ防止材50としては、直径が6mm
φ程度のステンレス製ケーブルが用いられる。また、吹
上げ防止材50はケーブル状のものに代えて棒状のロッ
ド材を用いることができる。
のケーブル状吹上げ防止材50によって補強されてい
る。この吹上げ防止材50は、暴風時の風の吹上げ力や
屋根に加わる負圧力によって骨組構造体ユニット20が
台座構造物10から浮き上がるのを防止するために用い
られるもので、下端がシングルレイヤーユニット21よ
り下方に位置して台座構造物10の内面に接続され、上
端がシングルレイヤーユニット21の中間部に位置する
ハブ8にそれぞれ連結されている。また、各吹上げ防止
材50には、緊張装置としてのターンバックル51が取
付けられている。この場合、吹上げ防止材50は、弛み
が生じないように張設されているが、初期張力は付与さ
れていない。吹上げ防止材50としては、直径が6mm
φ程度のステンレス製ケーブルが用いられる。また、吹
上げ防止材50はケーブル状のものに代えて棒状のロッ
ド材を用いることができる。
【0042】次に、シングルレイヤーユニット21のス
パン方向の両端でかつ桁行方向の両端に位置するハブハ
ブ8A0 ,8B0 を支承する第1、第2の支承構造2
2,23について詳述する。図7はシングルレイヤーユ
ニット21のスパン方向の片側を支承する第1の支承構
造の一部を破断して示す側面図、図8は図7のVIII−VI
II線断面図である。この第1の支承構造22は、前記ス
パン方向片側端の桁行方向端部のハブ8A0の位置で梁
部材55を支承するもので、前後一対の支承体56を備
えている。シングルレイヤーユニット21のスパン方向
片側端の5個のハブ8Aを支持する前記梁部材55は、
その両端部のハブ8A0 ,8B0 の位置において前記一
対の支承体56によって回動自在に支持されている。
パン方向の両端でかつ桁行方向の両端に位置するハブハ
ブ8A0 ,8B0 を支承する第1、第2の支承構造2
2,23について詳述する。図7はシングルレイヤーユ
ニット21のスパン方向の片側を支承する第1の支承構
造の一部を破断して示す側面図、図8は図7のVIII−VI
II線断面図である。この第1の支承構造22は、前記ス
パン方向片側端の桁行方向端部のハブ8A0の位置で梁
部材55を支承するもので、前後一対の支承体56を備
えている。シングルレイヤーユニット21のスパン方向
片側端の5個のハブ8Aを支持する前記梁部材55は、
その両端部のハブ8A0 ,8B0 の位置において前記一
対の支承体56によって回動自在に支持されている。
【0043】前記支承体56は、回動体57と固定体5
8とで構成されている。回動体57は、ボルト59によ
って互いに固定された上部回動体57Aと下部回動体5
7Bよりなるが、一体に形成されたものであってもよ
い。梁部材55は、本例においてはボルト60を介して
上部回動体57Aに固定されている。なお、張弦部材3
3は締結板61を介してハブ8Aに連結されている。
8とで構成されている。回動体57は、ボルト59によ
って互いに固定された上部回動体57Aと下部回動体5
7Bよりなるが、一体に形成されたものであってもよ
い。梁部材55は、本例においてはボルト60を介して
上部回動体57Aに固定されている。なお、張弦部材3
3は締結板61を介してハブ8Aに連結されている。
【0044】前記下部回動体57Bの下面には、前記ハ
ブハブ8A0 の中心Oを中心とする半径R1 の円弧状摺
動面62が形成され、さらにこの摺動面62には四フッ
化エチレン等の摩擦係数の小さい部材63が貼着、溶
着、アウトサート成形等の適宜な方法によって設けられ
ている。
ブハブ8A0 の中心Oを中心とする半径R1 の円弧状摺
動面62が形成され、さらにこの摺動面62には四フッ
化エチレン等の摩擦係数の小さい部材63が貼着、溶
着、アウトサート成形等の適宜な方法によって設けられ
ている。
【0045】前記固定体58は、前記台座構造物10の
上面に基台64を介して固定されており、上面には円弧
状に湾曲した案内溝65が形成され、この案内溝65の
底面が前記回動体57の摺動面66を形成している。摺
動面66は、前記ハブ8A0の中心Oを中心とする半径
R(R>R1 )でもって円弧状に形成され、さらにこの
摺動面66には四フッ化エチレン等の摩擦係数の小さい
部材67が貼着、溶着等によって設けられている。
上面に基台64を介して固定されており、上面には円弧
状に湾曲した案内溝65が形成され、この案内溝65の
底面が前記回動体57の摺動面66を形成している。摺
動面66は、前記ハブ8A0の中心Oを中心とする半径
R(R>R1 )でもって円弧状に形成され、さらにこの
摺動面66には四フッ化エチレン等の摩擦係数の小さい
部材67が貼着、溶着等によって設けられている。
【0046】また、固定体58の上面周縁部には、平面
視コ字状のストッパ68が一体に突設されており、この
ストッパ68によって前記梁部材55が鉛直方向の荷重
を受けて変形したときの回動体57の回動(特に、図7
において時計方向の回動)を一定範囲内に制限するとと
もに前記案内溝65と相俟って回動体57が骨組構造体
ユニット20の桁行方向に移動するのを規制している。
さらに、前記案内溝65の両側壁には、浮き上がり防止
部としての溝70がそれぞれ形成され、この溝70に前
記下部回動体57Bの下端部両側面に一体に突設した突
状体72をそれぞれ摺動自在に係入することにより前記
回動体57の浮き上がりを防止している。
視コ字状のストッパ68が一体に突設されており、この
ストッパ68によって前記梁部材55が鉛直方向の荷重
を受けて変形したときの回動体57の回動(特に、図7
において時計方向の回動)を一定範囲内に制限するとと
もに前記案内溝65と相俟って回動体57が骨組構造体
ユニット20の桁行方向に移動するのを規制している。
さらに、前記案内溝65の両側壁には、浮き上がり防止
部としての溝70がそれぞれ形成され、この溝70に前
記下部回動体57Bの下端部両側面に一体に突設した突
状体72をそれぞれ摺動自在に係入することにより前記
回動体57の浮き上がりを防止している。
【0047】図9はシングルレイヤーユニット21のス
パン方向の他の片側を支承する第2の支承構造23の一
部を破断して示す側面図である。この第2の支承構造2
3は、前記スパン方向他端側の桁行方向両端部のハブ8
B0 の位置で梁部材70を支承するもので、前後一対の
支承体75を備えている。シングルレイヤーユニット2
1のスパン方向片側端の5個のハブ8Bを回転自在に支
持する前記梁部材70は、両端部が前記一対の支承体7
5によって回動自在にかつスライド自在に支持されてい
る。
パン方向の他の片側を支承する第2の支承構造23の一
部を破断して示す側面図である。この第2の支承構造2
3は、前記スパン方向他端側の桁行方向両端部のハブ8
B0 の位置で梁部材70を支承するもので、前後一対の
支承体75を備えている。シングルレイヤーユニット2
1のスパン方向片側端の5個のハブ8Bを回転自在に支
持する前記梁部材70は、両端部が前記一対の支承体7
5によって回動自在にかつスライド自在に支持されてい
る。
【0048】前記支承体75は、回動体76とスライド
体77と固定体78とで構成されている。回動体76
は、上部回動体76Aと下部回動体76Bとからなりボ
ルト80によって一体化されているが、上部回動体76
Aと下部回動体76Bは一体に形成してもよい。梁部材
70は、本例においてはボルト79によって上部回動体
76Aに固定されている。なお、張弦部材33は締結板
81を介してハブ8B0に連結されている。
体77と固定体78とで構成されている。回動体76
は、上部回動体76Aと下部回動体76Bとからなりボ
ルト80によって一体化されているが、上部回動体76
Aと下部回動体76Bは一体に形成してもよい。梁部材
70は、本例においてはボルト79によって上部回動体
76Aに固定されている。なお、張弦部材33は締結板
81を介してハブ8B0に連結されている。
【0049】前記下部回動体76Bの下面には、前記ハ
ブ8B0 の中心Oを中心とする半径R3 の円弧状摺動面
82が形成され、さらにこの摺動面82には四フッ化エ
チレン等の摩擦係数の小さい部材83が貼着、溶着等に
よって設けられている。
ブ8B0 の中心Oを中心とする半径R3 の円弧状摺動面
82が形成され、さらにこの摺動面82には四フッ化エ
チレン等の摩擦係数の小さい部材83が貼着、溶着等に
よって設けられている。
【0050】前記スライド体77は、上面に円弧状に湾
曲した案内溝104が形成され、この案内溝104の底
面が前記回動体76の円弧状摺動面85を形成してい
る。摺動面85は、前記ハブ8B0 の中心Oを中心とす
る半径R2 (R2 >R3 )の円弧状に形成され、さらに
この摺動面85には四フッ化エチレン等の摩擦係数の小
さい部材86が貼着、溶着等によって設けられている。
そして、スライド体77の下部のスライド面87は、前
記固定体78上にスパンL方向に移動自在に設置され、
骨組構造体ユニット20が鉛直方向の荷重を受けて変形
したとき、固定体78に沿ってスパンLが長くなる方向
(図9において右方)へ移動される。なお、スライド体
77は、後述する浮き上がり防止部88によって固定体
78からの浮き上がりが防止されるとともにスライド体
77の案内溝104に形成される図示しないストッパに
よって図9において反時計方向への回動が一定範囲内に
制限されている。
曲した案内溝104が形成され、この案内溝104の底
面が前記回動体76の円弧状摺動面85を形成してい
る。摺動面85は、前記ハブ8B0 の中心Oを中心とす
る半径R2 (R2 >R3 )の円弧状に形成され、さらに
この摺動面85には四フッ化エチレン等の摩擦係数の小
さい部材86が貼着、溶着等によって設けられている。
そして、スライド体77の下部のスライド面87は、前
記固定体78上にスパンL方向に移動自在に設置され、
骨組構造体ユニット20が鉛直方向の荷重を受けて変形
したとき、固定体78に沿ってスパンLが長くなる方向
(図9において右方)へ移動される。なお、スライド体
77は、後述する浮き上がり防止部88によって固定体
78からの浮き上がりが防止されるとともにスライド体
77の案内溝104に形成される図示しないストッパに
よって図9において反時計方向への回動が一定範囲内に
制限されている。
【0051】前記固定体78は、前記台座構造物10の
上面に基台90を介して骨組構造体ユニット20のスパ
ン方向と平行に固定され、上面が前記スライド体77の
スライド面91を形成している。また、このスライド面
91には、摩擦係数の小さい部材92が設けられてい
る。さらに、固定体78の両端には、スライド体77の
移動を一定範囲内に制限するとともに上方への浮き上が
りを防止する逆L字形の前記ストッパ88が一体に突設
されている。
上面に基台90を介して骨組構造体ユニット20のスパ
ン方向と平行に固定され、上面が前記スライド体77の
スライド面91を形成している。また、このスライド面
91には、摩擦係数の小さい部材92が設けられてい
る。さらに、固定体78の両端には、スライド体77の
移動を一定範囲内に制限するとともに上方への浮き上が
りを防止する逆L字形の前記ストッパ88が一体に突設
されている。
【0052】このような第1、第2の支承構造22,2
3によって骨組構造体ユニット20のスパン方向両端部
の桁行方向前後端を支承すると、骨組構造体ユニット2
0が鉛直方向の荷重Pを受けて変形したとき、台座構造
物10に加わる水平方向の力および回転力を確実に吸収
することができる。すなわち、骨組構造体ユニット20
が鉛直方向の荷重Pを受けて変形すると、梁部材55は
回動体57とともにハブ8A0 の中心Oを回動中心とし
て支承体56の摺動面66に沿って図7において時計方
向に回動するので、梁部材55およびこれに固定された
ハブ8A0 の回転力を吸収する。一方、他端側の梁部材
70は回動体76とともにハブ8B0 の中心Oを回動中
心として図9において反時計方向に回動し、スライド体
77は固定体78に沿って右方へ水平移動するので、梁
部材70に固定されたハブ8B0の回転力および水平方
向の力を吸収する。したがって、骨組構造体ユニット2
0のスパン方向両端で桁行方向両端に位置するハブ8A
0 ,8B0 に過大な力が加わらず、また台座構造物10
の構造を簡略化することができる。
3によって骨組構造体ユニット20のスパン方向両端部
の桁行方向前後端を支承すると、骨組構造体ユニット2
0が鉛直方向の荷重Pを受けて変形したとき、台座構造
物10に加わる水平方向の力および回転力を確実に吸収
することができる。すなわち、骨組構造体ユニット20
が鉛直方向の荷重Pを受けて変形すると、梁部材55は
回動体57とともにハブ8A0 の中心Oを回動中心とし
て支承体56の摺動面66に沿って図7において時計方
向に回動するので、梁部材55およびこれに固定された
ハブ8A0 の回転力を吸収する。一方、他端側の梁部材
70は回動体76とともにハブ8B0 の中心Oを回動中
心として図9において反時計方向に回動し、スライド体
77は固定体78に沿って右方へ水平移動するので、梁
部材70に固定されたハブ8B0の回転力および水平方
向の力を吸収する。したがって、骨組構造体ユニット2
0のスパン方向両端で桁行方向両端に位置するハブ8A
0 ,8B0 に過大な力が加わらず、また台座構造物10
の構造を簡略化することができる。
【0053】ここで、本実施の形態においては、骨組構
造体20のスパン方向両端にはハブ間にフレーム材7を
配設する代わりに梁部材55,70を配設し、これらの
梁部材55,70の両端部のハブ8A0 ,8B0 部分の
みを第1、第2の支承構造22,23によって支承した
例を示したが、各隣接するハブ8Aどうしおよびハブ8
Bどうしにフレーム材7を配設するとともに各ハブ8
A,8Bに対応する箇所をそれぞれ支承体によって支承
してもよい。また、骨組構造体ユニット20の支承構造
としては、上記した第1、第2の支承構造22,23に
何等特定されるものではなく、例えばピンによる支承構
造と、ピンとローラを用いた支承構造であってもよい。
要は骨組構造体ユニット20のスパン方向の一端側を回
動自在に支承し、他端側をスライド自在にかつ回動自在
に支承できるものであればよい。
造体20のスパン方向両端にはハブ間にフレーム材7を
配設する代わりに梁部材55,70を配設し、これらの
梁部材55,70の両端部のハブ8A0 ,8B0 部分の
みを第1、第2の支承構造22,23によって支承した
例を示したが、各隣接するハブ8Aどうしおよびハブ8
Bどうしにフレーム材7を配設するとともに各ハブ8
A,8Bに対応する箇所をそれぞれ支承体によって支承
してもよい。また、骨組構造体ユニット20の支承構造
としては、上記した第1、第2の支承構造22,23に
何等特定されるものではなく、例えばピンによる支承構
造と、ピンとローラを用いた支承構造であってもよい。
要は骨組構造体ユニット20のスパン方向の一端側を回
動自在に支承し、他端側をスライド自在にかつ回動自在
に支承できるものであればよい。
【0054】このような構造からなる骨組構造体ユニッ
ト20においては、張弦部材33、対角ブレース材3
4、辺間ブレース材35および吹上げ防止材50によっ
て補強しているので斜部材を全く必要とせず、シングル
レイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体ユニット
にも拘わらず大きな面内、面外剛性を確保することがで
き、鉛直方向の荷重P、面内外力および水平方向の外力
に対して耐力を増大させることができる。したがって、
骨組構造体ユニット20の変形が抑制、防止され、フレ
ーム材7の端部が折れ曲がったり、ハブ8が回転したり
することがない。
ト20においては、張弦部材33、対角ブレース材3
4、辺間ブレース材35および吹上げ防止材50によっ
て補強しているので斜部材を全く必要とせず、シングル
レイヤー方式のバレルヴォールト型骨組構造体ユニット
にも拘わらず大きな面内、面外剛性を確保することがで
き、鉛直方向の荷重P、面内外力および水平方向の外力
に対して耐力を増大させることができる。したがって、
骨組構造体ユニット20の変形が抑制、防止され、フレ
ーム材7の端部が折れ曲がったり、ハブ8が回転したり
することがない。
【0055】また、図16に示したダブルレイヤー方式
のバレルヴォールト型骨組構造体1に比べてフレーム材
7およびハブ8の数を削減することができるため、構造
がすっきりして外観がよく、材料費、加工費、施工費等
の低減、軽量化および工期の短縮化を達成することがで
きる。因みに、本発明においては後に実施例により記載
するように、図16に示したダブルレイヤー方式のバレ
ルヴォールト型骨組構造体1と比較して数量において、
フレーム材7で略1/6、ハブ8で1/2.4に削減す
ることができる。
のバレルヴォールト型骨組構造体1に比べてフレーム材
7およびハブ8の数を削減することができるため、構造
がすっきりして外観がよく、材料費、加工費、施工費等
の低減、軽量化および工期の短縮化を達成することがで
きる。因みに、本発明においては後に実施例により記載
するように、図16に示したダブルレイヤー方式のバレ
ルヴォールト型骨組構造体1と比較して数量において、
フレーム材7で略1/6、ハブ8で1/2.4に削減す
ることができる。
【0056】また、骨組構造体ユニット20は、鉛直方
向の荷重Pを受けたときスパン方向両端部において片側
は第1の支承構造22によって回動し、他端側は第2の
支承構造23によってスライドすると同時に回動するこ
とにより、水平方向の力および回転力を吸収する。した
がって、台座構造物10には鉛直方向の荷重のみが作用
し、台座構造物10や骨組構造体ユニットのスパン方向
両側でかつ桁行方向両端のハブ8A0 ,8B0 が破壊し
たり、トラス構造物全体が崩壊したりすることがない。
向の荷重Pを受けたときスパン方向両端部において片側
は第1の支承構造22によって回動し、他端側は第2の
支承構造23によってスライドすると同時に回動するこ
とにより、水平方向の力および回転力を吸収する。した
がって、台座構造物10には鉛直方向の荷重のみが作用
し、台座構造物10や骨組構造体ユニットのスパン方向
両側でかつ桁行方向両端のハブ8A0 ,8B0 が破壊し
たり、トラス構造物全体が崩壊したりすることがない。
【0057】さらに、骨組構造体ユニット20は圧縮力
に対する座屈耐力を増すように外径の比較的大きなフレ
ーム材7を用いるが、フレーム材7は四角形グリッドM
に用いており、一方ブレース材34,35および吹上げ
防止材50は張力のみを受ければよいため細径材でよい
ので、従来の骨組構造体と較べてすっきりした斬新なデ
ザインとすることができる。また四角形グリッドMを採
用しているので、三角形グリッドに比べて骨組構造体ユ
ニットに取付けられる屋根用部材等の外装材の歩留りを
向上させることができる。
に対する座屈耐力を増すように外径の比較的大きなフレ
ーム材7を用いるが、フレーム材7は四角形グリッドM
に用いており、一方ブレース材34,35および吹上げ
防止材50は張力のみを受ければよいため細径材でよい
ので、従来の骨組構造体と較べてすっきりした斬新なデ
ザインとすることができる。また四角形グリッドMを採
用しているので、三角形グリッドに比べて骨組構造体ユ
ニットに取付けられる屋根用部材等の外装材の歩留りを
向上させることができる。
【0058】図10(a)、(b)は本発明の第2の実
施の形態を示す骨組構造体ユニットの概略平面図および
正面図、図11はこれに用いる回転防止式柱状ハブの平
面図である。この実施の形態における骨組構造体ユニッ
ト100は、複数本のフレーム材7と複数個の柱状ハブ
101とでシングルレイヤーユニット102を形成し、
このシングルレイヤーユニット102を複数本の張弦部
材33と、対角ブレース材34と、吹上げ防止材50お
よびハブ101によって補強した点が上記した第1の実
施の形態における骨組構造体ユニット20と相違し、そ
の他の構成は全く同一である。したがって、同一部材に
ついては同一符号をもって示し、その説明を省略する。
施の形態を示す骨組構造体ユニットの概略平面図および
正面図、図11はこれに用いる回転防止式柱状ハブの平
面図である。この実施の形態における骨組構造体ユニッ
ト100は、複数本のフレーム材7と複数個の柱状ハブ
101とでシングルレイヤーユニット102を形成し、
このシングルレイヤーユニット102を複数本の張弦部
材33と、対角ブレース材34と、吹上げ防止材50お
よびハブ101によって補強した点が上記した第1の実
施の形態における骨組構造体ユニット20と相違し、そ
の他の構成は全く同一である。したがって、同一部材に
ついては同一符号をもって示し、その説明を省略する。
【0059】前記回転防止式柱状ハブ101は、アルミ
ニウム合金JIS A6082−T6の押出材、ステン
レス材のSCS11やSCS13の鋳造品等によって筒
状に形成され、中心にボルト45(図5参照)が螺合さ
れるねじ孔ないし貫通孔32を有している。また、回転
防止式柱状ハブ101の外周面には、溝壁面に凹凸から
なる係合部31を有する連結溝30が周方向に等間隔を
おいて4個形成されるとともに、前記各連結溝30に連
通するV字状の溝104を有する回転防止部103が一
体に突設されている。回転防止部103の長さは、フレ
ーム材7のテーパ部27の略半分の長さに設定されてい
る。V字状の溝104は、フレーム材7のテーパ部27
の角度と略同一角度で、連結溝30に向かって幅が漸次
減少するように形成されている。前記連結溝30および
V字状の溝104に前記フレーム材7の接続端部26と
テーパ部27を回転防止式ハブ101の軸線方向から圧
入することによりフレーム材7が互いに接続され、シン
グルレイヤーユニット102のトラス節点が形成され
る。
ニウム合金JIS A6082−T6の押出材、ステン
レス材のSCS11やSCS13の鋳造品等によって筒
状に形成され、中心にボルト45(図5参照)が螺合さ
れるねじ孔ないし貫通孔32を有している。また、回転
防止式柱状ハブ101の外周面には、溝壁面に凹凸から
なる係合部31を有する連結溝30が周方向に等間隔を
おいて4個形成されるとともに、前記各連結溝30に連
通するV字状の溝104を有する回転防止部103が一
体に突設されている。回転防止部103の長さは、フレ
ーム材7のテーパ部27の略半分の長さに設定されてい
る。V字状の溝104は、フレーム材7のテーパ部27
の角度と略同一角度で、連結溝30に向かって幅が漸次
減少するように形成されている。前記連結溝30および
V字状の溝104に前記フレーム材7の接続端部26と
テーパ部27を回転防止式ハブ101の軸線方向から圧
入することによりフレーム材7が互いに接続され、シン
グルレイヤーユニット102のトラス節点が形成され
る。
【0060】このような構造においては、V字状の溝1
04にフレーム材7のテーパ部27を嵌合させているの
で、これら両部材の接続が半剛性の接続構造となり、骨
組構造体ユニット100の面内剛性を高めることができ
る。したがって、骨組構造体ユニット100に鉛直方向
の荷重が加わったとき、フレーム材7と回転防止式柱状
ハブ101の節点部の面内方向の剛性が大きいので、ハ
ブの面内方向の変形を抑制、防止することができ、辺間
ブレース材35を用いた上記第1の実施の形態における
骨組構造体ユニット20と同等の効果が得られる。ま
た、回転防止部103はハブ101に一体に設けられて
いるので、別部材を設ける必要がなく、上記した第1の
実施の形態の骨組構造体ユニット20に比べて一層構造
が簡単で部品点数を削減でき、据付けが容易である。
04にフレーム材7のテーパ部27を嵌合させているの
で、これら両部材の接続が半剛性の接続構造となり、骨
組構造体ユニット100の面内剛性を高めることができ
る。したがって、骨組構造体ユニット100に鉛直方向
の荷重が加わったとき、フレーム材7と回転防止式柱状
ハブ101の節点部の面内方向の剛性が大きいので、ハ
ブの面内方向の変形を抑制、防止することができ、辺間
ブレース材35を用いた上記第1の実施の形態における
骨組構造体ユニット20と同等の効果が得られる。ま
た、回転防止部103はハブ101に一体に設けられて
いるので、別部材を設ける必要がなく、上記した第1の
実施の形態の骨組構造体ユニット20に比べて一層構造
が簡単で部品点数を削減でき、据付けが容易である。
【0061】図12は本発明に係る骨組構造体のモデル
を示す平面図である。本発明に係る骨組構造体110〜
117は、上記したシングルレイヤーユニット21を基
本ユニットとして用い桁行方向に複数個連結して大型の
骨組構造体を構築した例を示す。
を示す平面図である。本発明に係る骨組構造体110〜
117は、上記したシングルレイヤーユニット21を基
本ユニットとして用い桁行方向に複数個連結して大型の
骨組構造体を構築した例を示す。
【0062】図12に示す各例において、シングルレイ
ヤーユニットからなる基本ユニットの連結部は、連結す
るユニットの桁行方向端部のフレーム材は重複せずに連
続される。この場合、何れのパターンも骨組構造体とし
て利用可能であるが、張弦部材33および対角ブレース
材34、辺間ブレース材35の配置が強度に影響を与え
ることが考えられる。そこで、図12に示す実施の形態
例において対角ブレース材34および辺間ブレース材3
5の配設方法が異なる各種の骨組構造体110〜117
について、有限要素法解析プログラム(MARC)によ
って積雪時と桁行方向の地震時の強度、変位、応力を計
算した。
ヤーユニットからなる基本ユニットの連結部は、連結す
るユニットの桁行方向端部のフレーム材は重複せずに連
続される。この場合、何れのパターンも骨組構造体とし
て利用可能であるが、張弦部材33および対角ブレース
材34、辺間ブレース材35の配置が強度に影響を与え
ることが考えられる。そこで、図12に示す実施の形態
例において対角ブレース材34および辺間ブレース材3
5の配設方法が異なる各種の骨組構造体110〜117
について、有限要素法解析プログラム(MARC)によ
って積雪時と桁行方向の地震時の強度、変位、応力を計
算した。
【0063】Aグループの骨組構造体110〜114
は、スパンL=6m、桁行D=12m、グリッド長さG
=1.5mとし、Bグループの骨組構造体115〜11
7はスパンL=6m、桁行D=12m、グリッド長さG
=1.0mとした例を示す。ライズ比はA,Bグループ
ともに同じ0.05である。全ての骨組構造体110〜
117の桁行方向に沿う2辺を梁部材120によって保
持している。全ての骨組構造体110〜117の支承構
造は、一方の梁部材120の桁行方向前後の両端部と中
央の3箇所をピン方式によってスパンL方向と平行な垂
直面内で回動自在に支承し、他方の梁部材120の両端
部と中央の3箇所をピンとローラ方式によりスパンL方
向にスライド自在にかつスパンL方向と平行な垂直面内
で回動自在に支承している。さらに、A,Bグループに
おいて、いずれの骨組構造体110〜117も基本ユニ
ットどうしの接合部におけるフレーム材7と柱状ハブ8
は両ユニットに対して共通に用いている。
は、スパンL=6m、桁行D=12m、グリッド長さG
=1.5mとし、Bグループの骨組構造体115〜11
7はスパンL=6m、桁行D=12m、グリッド長さG
=1.0mとした例を示す。ライズ比はA,Bグループ
ともに同じ0.05である。全ての骨組構造体110〜
117の桁行方向に沿う2辺を梁部材120によって保
持している。全ての骨組構造体110〜117の支承構
造は、一方の梁部材120の桁行方向前後の両端部と中
央の3箇所をピン方式によってスパンL方向と平行な垂
直面内で回動自在に支承し、他方の梁部材120の両端
部と中央の3箇所をピンとローラ方式によりスパンL方
向にスライド自在にかつスパンL方向と平行な垂直面内
で回動自在に支承している。さらに、A,Bグループに
おいて、いずれの骨組構造体110〜117も基本ユニ
ットどうしの接合部におけるフレーム材7と柱状ハブ8
は両ユニットに対して共通に用いている。
【0064】Aグループにおいて、 (1)の骨組構造体110は、図1に示したシングルレ
イヤーユニット21を桁行方向に2個並設した例を示
す。 (2)の骨組構造体111は、図1に示したシングルレ
イヤーユニット21を2個並設し中央部分における辺間
ブレース材35を省略した例を示す。 (3)の骨組構造体112は2つのシングルレイヤーユ
ニットを合体した状態におけるレイヤー130の対角線
と各辺の中間部にわたって対角ブレース材34と辺間ブ
レース材35を張設した例を示す。 (4)の骨組構造体113は辺間ブレース材35のみを
有するシングルレイヤーユニットを桁行方向に2個並設
した例を示す。 (5)の骨組構造体114は対角ブレース材34のみを
有するシングルレイヤーを2個並設した例を示す。
イヤーユニット21を桁行方向に2個並設した例を示
す。 (2)の骨組構造体111は、図1に示したシングルレ
イヤーユニット21を2個並設し中央部分における辺間
ブレース材35を省略した例を示す。 (3)の骨組構造体112は2つのシングルレイヤーユ
ニットを合体した状態におけるレイヤー130の対角線
と各辺の中間部にわたって対角ブレース材34と辺間ブ
レース材35を張設した例を示す。 (4)の骨組構造体113は辺間ブレース材35のみを
有するシングルレイヤーユニットを桁行方向に2個並設
した例を示す。 (5)の骨組構造体114は対角ブレース材34のみを
有するシングルレイヤーを2個並設した例を示す。
【0065】Aグループの柱状ハブとして図4に示した
ハブ8を用いた。フレーム材7の形状を同じにした場合
において、骨組構造体110〜114の積雪荷重負荷時
の変位を解析した。その結果、各骨組構造体における最
大変位発生箇所における変位量およびフレーム材に生じ
る最大応力はともに骨組構造体110が最も小さく、骨
組構造体111,112,113,114のこの順番で
変位、応力が大きくなることが判った。
ハブ8を用いた。フレーム材7の形状を同じにした場合
において、骨組構造体110〜114の積雪荷重負荷時
の変位を解析した。その結果、各骨組構造体における最
大変位発生箇所における変位量およびフレーム材に生じ
る最大応力はともに骨組構造体110が最も小さく、骨
組構造体111,112,113,114のこの順番で
変位、応力が大きくなることが判った。
【0066】Bグループにおいて、2つの骨組構造体ユ
ニットにより構成される(1)の骨組構造体115、
(2)の骨組構造体116、(3)の骨組構造体117
は、Aグループの(1)の骨組構造体110、(2)の
骨組構造体111、(4)骨組構造体113とそれぞれ
同一の配置で、対角ブレース材34および辺間ブレース
材35が配設されている。
ニットにより構成される(1)の骨組構造体115、
(2)の骨組構造体116、(3)の骨組構造体117
は、Aグループの(1)の骨組構造体110、(2)の
骨組構造体111、(4)骨組構造体113とそれぞれ
同一の配置で、対角ブレース材34および辺間ブレース
材35が配設されている。
【0067】Bグループの骨組構造体115〜117
は、(1)、(2)、(3)の順番で変位、応力が大き
くなることが判った。また、対角ブレース材34を用い
ない骨組構造体117においては、地震時に辺間ブレー
ス材35の引張力がやや大きくなる。したがって、骨組
構造体115,116よりも辺間ブレース材35を太く
する必要がある。
は、(1)、(2)、(3)の順番で変位、応力が大き
くなることが判った。また、対角ブレース材34を用い
ない骨組構造体117においては、地震時に辺間ブレー
ス材35の引張力がやや大きくなる。したがって、骨組
構造体115,116よりも辺間ブレース材35を太く
する必要がある。
【0068】上記MARCによる計算結果から以下に列
記するような事項が判明した。 シングルレイヤーユニット21を連結した骨組構造体
110〜117を構築した場合は、図1に示す基本ユニ
ットを用いた骨組構造体ユニット20に比べて対角ブレ
ース材34または辺間ブレース材35の数を減らすこと
ができる。 グリッドの長さが異なると、対角ブレース材34およ
び辺間ブレース材35の配置による影響が異なる。 Y方向の地震時において、対角ブレース材34および
辺間ブレース材35の配置により変位、応力に変化が見
られる。 積雪時においては対角ブレース材34、辺間ブレース
材35の配置により変位、応力に変化が殆ど見られない
が、面内剛性を大きくしたい場合はブレース材の径を太
くしたり、回転防止式柱状ハブを用いるとよい。
記するような事項が判明した。 シングルレイヤーユニット21を連結した骨組構造体
110〜117を構築した場合は、図1に示す基本ユニ
ットを用いた骨組構造体ユニット20に比べて対角ブレ
ース材34または辺間ブレース材35の数を減らすこと
ができる。 グリッドの長さが異なると、対角ブレース材34およ
び辺間ブレース材35の配置による影響が異なる。 Y方向の地震時において、対角ブレース材34および
辺間ブレース材35の配置により変位、応力に変化が見
られる。 積雪時においては対角ブレース材34、辺間ブレース
材35の配置により変位、応力に変化が殆ど見られない
が、面内剛性を大きくしたい場合はブレース材の径を太
くしたり、回転防止式柱状ハブを用いるとよい。
【0069】次に、実施例に基づき本発明のシングルレ
イヤー式のバレルヴォールト型骨組構造体ユニットと図
16に示した従来のダブルレイヤー方式のバレルヴォー
ルト型骨組構造体との使用部品点数と骨組構造体自体の
重量の比較をする。
イヤー式のバレルヴォールト型骨組構造体ユニットと図
16に示した従来のダブルレイヤー方式のバレルヴォー
ルト型骨組構造体との使用部品点数と骨組構造体自体の
重量の比較をする。
【0070】図13に実施例1から実施例7についての
詳細を示す。図13中全ての例についてスパンL(図2
参照)は6m、桁行方向長さDも6mとした。また、グ
リッドMは平面より見て正方形とし、グリッド寸法はそ
の1辺の長さである。ライズ比は骨組構造体に頂部高さ
(r)/スパン(L)(図2参照)、デプス比は骨組構
造体の頂部と張弦部材の最下端部間の間隔(d)/スパ
ン(L)(図2参照)である。
詳細を示す。図13中全ての例についてスパンL(図2
参照)は6m、桁行方向長さDも6mとした。また、グ
リッドMは平面より見て正方形とし、グリッド寸法はそ
の1辺の長さである。ライズ比は骨組構造体に頂部高さ
(r)/スパン(L)(図2参照)、デプス比は骨組構
造体の頂部と張弦部材の最下端部間の間隔(d)/スパ
ン(L)(図2参照)である。
【0071】また、各実施例においては、スパン方向両
端において桁行方向に配設されるフレーム材の代わりに
前述の梁部材120を用いた。張弦部材、ブレース材、
束部材、吹上げ防止材(実施例1,2,6,7にのみ使
用)は図1に示す実施の形態の配置とした。
端において桁行方向に配設されるフレーム材の代わりに
前述の梁部材120を用いた。張弦部材、ブレース材、
束部材、吹上げ防止材(実施例1,2,6,7にのみ使
用)は図1に示す実施の形態の配置とした。
【0072】図13に示す従来例1〜3はダブルレイヤ
ー方式のもので、実施例と同様にスパンLは6m、桁行
方向の長さDは6mとした。図14は使用部材数を示
す。
ー方式のもので、実施例と同様にスパンLは6m、桁行
方向の長さDは6mとした。図14は使用部材数を示
す。
【0073】また、使用される部材の寸法等を次の条件
を基に解析し図15に使用部材の重量を求めた。条件と
しては、固定荷重として、自重G+外被材の重量P
(500N/m2)、積雪荷重S(600N/
m2 )、風荷重Wは設置高さh=4mに独立上家(風
により構造体の下面より直接吹き上げ力が及ぶ場合)と
した場合と、設置高さh=10m閉鎖型構造物として設
置した場合として解析した。この場合、基準速度圧q0
=60h1/2 とし設計用風圧力はq0 を利用した。ま
た、風力係数は建築基準法の規定を使った。(地震荷
重Kは地震剪断係数:0.5)×(自重+外被材の重
量)とした。
を基に解析し図15に使用部材の重量を求めた。条件と
しては、固定荷重として、自重G+外被材の重量P
(500N/m2)、積雪荷重S(600N/
m2 )、風荷重Wは設置高さh=4mに独立上家(風
により構造体の下面より直接吹き上げ力が及ぶ場合)と
した場合と、設置高さh=10m閉鎖型構造物として設
置した場合として解析した。この場合、基準速度圧q0
=60h1/2 とし設計用風圧力はq0 を利用した。ま
た、風力係数は建築基準法の規定を使った。(地震荷
重Kは地震剪断係数:0.5)×(自重+外被材の重
量)とした。
【0074】これらを基に荷重ケース=G+P+S、
荷重ケース=G+P+W、荷重ケース=G+P+K
(地震荷重はスパン方向、桁行方向、45°方向のそれ
ぞれ)を想定し、変形によって外被材が破壊しないよう
に、これらの全ての荷重条件に対し、各グリッド内での
許容最大垂直方向変位(1つのグリッドの角部3点を通
る面に対する残りの角部の変位)を1.5mグリッドで
は6.7mm、1.0mグリッドでは4.5mmとし
た。
荷重ケース=G+P+W、荷重ケース=G+P+K
(地震荷重はスパン方向、桁行方向、45°方向のそれ
ぞれ)を想定し、変形によって外被材が破壊しないよう
に、これらの全ての荷重条件に対し、各グリッド内での
許容最大垂直方向変位(1つのグリッドの角部3点を通
る面に対する残りの角部の変位)を1.5mグリッドで
は6.7mm、1.0mグリッドでは4.5mmとし
た。
【0075】また、使用する材料はケーブル材以外はア
ルミニウム合金の押出形材とし、フレーム材はF値16
5N/mm2 、ヤング係数63kN/mm2 、束材はF
値165N/mm2 、ヤング係数70kN/mm2 、張
弦用ケーブルはステンレスロープ6×7 φ10mm、
ヤング係数110kN/mm2 、ブレース材はステンレ
スロープ6×7 φ4mm、ヤング係数110kN/m
m2 、吹上げ防止材用ケーブルはステンレスロープ6×
7 φ6mm、ヤング係数110kN/mm2、梁材は
F値110N/mm2 、ヤング係数70kN/mm2 と
した。この結果、上記条件を満たす適切な部材は解析の
結果図15となり、これによる重量を同図に並記する。
ルミニウム合金の押出形材とし、フレーム材はF値16
5N/mm2 、ヤング係数63kN/mm2 、束材はF
値165N/mm2 、ヤング係数70kN/mm2 、張
弦用ケーブルはステンレスロープ6×7 φ10mm、
ヤング係数110kN/mm2 、ブレース材はステンレ
スロープ6×7 φ4mm、ヤング係数110kN/m
m2 、吹上げ防止材用ケーブルはステンレスロープ6×
7 φ6mm、ヤング係数110kN/mm2、梁材は
F値110N/mm2 、ヤング係数70kN/mm2 と
した。この結果、上記条件を満たす適切な部材は解析の
結果図15となり、これによる重量を同図に並記する。
【0076】これらより部材数においてフレーム材は従
来に較べ実施例のものは1/5.4〜1/6.25に減
少し、ハブは1/2.3〜1/2.4に減少し、総部品
数でも1/3.2〜1/3.58に減少した。また、骨
組構造体の重量では1/1.16〜1/1.80と減少
した。
来に較べ実施例のものは1/5.4〜1/6.25に減
少し、ハブは1/2.3〜1/2.4に減少し、総部品
数でも1/3.2〜1/3.58に減少した。また、骨
組構造体の重量では1/1.16〜1/1.80と減少
した。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る骨組構
造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体に
よれば、シングルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨
組構造体にも拘わらず剛性を高めることができ、ハブの
回転、フレーム材の変形、破壊等を確実に防止すること
ができる。また、ダブルレイヤー方式のバレルヴォール
ト型骨組構造体に比べて部品点数が大幅に削減し、これ
に伴い組立工数を大幅に削減することができ、骨組構造
体の重量も少し減少し、安価にかつ短期間に構築するこ
とができる。また、構造もすっきりして美観も優れてい
る。
造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体に
よれば、シングルレイヤー方式のバレルヴォールト型骨
組構造体にも拘わらず剛性を高めることができ、ハブの
回転、フレーム材の変形、破壊等を確実に防止すること
ができる。また、ダブルレイヤー方式のバレルヴォール
ト型骨組構造体に比べて部品点数が大幅に削減し、これ
に伴い組立工数を大幅に削減することができ、骨組構造
体の重量も少し減少し、安価にかつ短期間に構築するこ
とができる。また、構造もすっきりして美観も優れてい
る。
【0078】また、回転防止部または回転防止部材を備
えたハブを用いると、辺間ブレース材を張設する必要が
なく、構造がすっきりする。
えたハブを用いると、辺間ブレース材を張設する必要が
なく、構造がすっきりする。
【図1】 本発明をシングルレイヤー方式のバレルヴォ
ールト型トラス状骨組構造体ユニットに適用した第1の
実施の形態を示す概略斜視図である。
ールト型トラス状骨組構造体ユニットに適用した第1の
実施の形態を示す概略斜視図である。
【図2】 (a)、(b)は同構造体ユニットの平面図
および正面図である。
および正面図である。
【図3】 (A)、(B)、(C)、(D)はフレーム
材の正面図、平面図、側面図および要部の拡大平面図で
ある。
材の正面図、平面図、側面図および要部の拡大平面図で
ある。
【図4】 円柱状ハブの斜視図である。
【図5】 節点部の分解斜視図である。
【図6】 連続しないブレース材を用いた例を示す要部
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図7】 同骨組構造体ユニットにおける一側がわ節点
部に用いられる回動可能な支承構造の一部を破断して示
す側面図である。
部に用いられる回動可能な支承構造の一部を破断して示
す側面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 他側がわ節点部の支承構造として用いた回動
・スライド可能な支持構造の一部を破断して示す側面図
である。
・スライド可能な支持構造の一部を破断して示す側面図
である。
【図10】 (a)、(b)は本発明の第2の実施の形
態を示す骨組構造体ユニットの概略平面図および正面図
である。
態を示す骨組構造体ユニットの概略平面図および正面図
である。
【図11】 回転防止式柱状ハブの平面図である。
【図12】 本発明に係る骨組構造体の各種モデルを示
す平面図である。
す平面図である。
【図13】 本発明のシングルレイヤー式のバレルヴォ
ールト型骨組構造体ユニットと従来のダブルレイヤー方
式のバレルヴォールト型骨組構造体とのグリッド寸法、
ライズ比およびデプス比を示す図表である。
ールト型骨組構造体ユニットと従来のダブルレイヤー方
式のバレルヴォールト型骨組構造体とのグリッド寸法、
ライズ比およびデプス比を示す図表である。
【図14】 本発明のシングルレイヤー式のバレルヴォ
ールト型骨組構造体ユニットと従来のダブルレイヤー方
式のバレルヴォールト型骨組構造体との使用部品点数を
示す図表である。
ールト型骨組構造体ユニットと従来のダブルレイヤー方
式のバレルヴォールト型骨組構造体との使用部品点数を
示す図表である。
【図15】 本発明のシングルレイヤー式のバレルヴォ
ールト型骨組構造体ユニットと従来のダブルレイヤー方
式のバレルヴォールト型骨組構造体との骨組構造体自体
の重量を示す図表である。
ールト型骨組構造体ユニットと従来のダブルレイヤー方
式のバレルヴォールト型骨組構造体との骨組構造体自体
の重量を示す図表である。
【図16】 (A)、(B)はダブルレイヤー方式のバ
レルヴォールト型トラス状骨組構造体の従来例を示す概
略斜視図および正面図である。
レルヴォールト型トラス状骨組構造体の従来例を示す概
略斜視図および正面図である。
1…骨組構造体、2…表面側レイヤー、3…裏面側レイ
ヤー、6…斜部材、7…フレーム材、8,8A,8B,
8A0 ,8B0 …柱状ハブ、10…台座構造物、20…
骨組構造体ユニット、21…シングルレイヤーユニッ
ト、22…第1の支承構造、23…第2の支承構造、2
6…接続端部、27…テーパ部、30…連結溝、33…
張弦部材、34…対角ブレース材、35…辺間ブレース
材、36…束部材、50…吹上げ防止材、100…骨組
構造体、101…回転防止式柱状ハブ、102…シング
ルレイヤー、103…回転防止部、104…V字状の
溝、110〜117…骨組構造体、M…四角形メッシ
ュ。
ヤー、6…斜部材、7…フレーム材、8,8A,8B,
8A0 ,8B0 …柱状ハブ、10…台座構造物、20…
骨組構造体ユニット、21…シングルレイヤーユニッ
ト、22…第1の支承構造、23…第2の支承構造、2
6…接続端部、27…テーパ部、30…連結溝、33…
張弦部材、34…対角ブレース材、35…辺間ブレース
材、36…束部材、50…吹上げ防止材、100…骨組
構造体、101…回転防止式柱状ハブ、102…シング
ルレイヤー、103…回転防止部、104…V字状の
溝、110〜117…骨組構造体、M…四角形メッシ
ュ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 清文 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 山田 ひろみ 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 斎藤 公男 埼玉県浦和市原山4丁目11番13号 Fターム(参考) 2E125 AA36 AB17 AC16 AC18 AC19 AG03 AG21 AG53 BB09 BB24 BB25 BC07 BD01 BD02 CA03 CA78 EB04 EB05 2E163 FA14 FB32 FB42 FB45
Claims (10)
- 【請求項1】 両端に接続端部を有しスパン方向に配設
された偶数個のスパン方向フレーム材と、これらスパン
方向フレーム材と直交するように格子状に配列されたス
パン方向フレーム材と同数の桁行方向フレーム材と、こ
れらのフレーム材の接続端部が嵌合される複数の連結溝
を外周に有する複数個の柱状ハブとによって形成され複
数の四角形グリッドを有するとともに上方に向かって凸
曲面となるように湾曲したバレルヴォールト型のシング
ルレイヤーユニットと、 前記シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレーム
材の下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに
束部材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材
と、 前記シングルレイヤーユニットの面内でユニットの対角
線上に張設されることにより、端部および中間部がシン
グルレイヤーユニットの角部および対角線上に位置する
柱状ハブに連結された対角ブレース材と、を備えたこと
を特徴とする骨組構造体ユニット。 - 【請求項2】 両端に接続端部を有しスパン方向に配設
された偶数個のスパン方向フレーム材と、これらスパン
方向フレーム材と直交するように格子状に配列されたス
パン方向フレーム材と同数の桁行方向フレーム材と、こ
れらのフレーム材の接続端部が嵌合される複数の連結溝
を外周に有する複数個の柱状ハブとによって形成され複
数の四角形グリッドを有するとともに上方に向かって凸
曲面となるように湾曲したバレルヴォールト型のシング
ルレイヤーユニットと、 前記シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレーム
材の下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに
束部材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材
と、 前記シングルレイヤーユニットの互いに隣り合う二辺の
中央部間を連結し端部および中間部が二辺の中間部間の
線上に位置する柱状ハブに連結された辺間ブレース材
と、を備えたことを特徴とする骨組構造体ユニット。 - 【請求項3】 両端に接続端部を有しスパン方向に配設
された偶数個のスパン方向フレーム材と、これらスパン
方向フレーム材と直交するように格子状に配列されたス
パン方向フレーム材と同数の桁行方向フレーム材と、こ
れらのフレーム材の接続端部が嵌合される複数の連結溝
を外周に有する複数個の柱状ハブとによって形成され複
数の四角形グリッドを有するとともに上方に向かって凸
曲面となるように湾曲したバレルヴォールト型のシング
ルレイヤーユニットと、 前記シングルレイヤーユニットの各スパン方向フレーム
材の下方に張設され中間部が真上に位置する柱状ハブに
束部材を介してそれぞれ連結された複数本の張弦部材
と、 前記シングルレイヤーユニットの面内でユニットの対角
線上に張設されることにより、端部および中間部がシン
グルレイヤーユニットの角部および対角線上に位置する
柱状ハブに連結された対角ブレース材と、 前記シングルレイヤーユニットの互いに隣り合う二辺の
中央部間を連結し端部および中間部が二辺の中間部間の
線上に位置する柱状ハブに連結された辺間ブレース材
と、を備えたことを特徴とする骨組構造体ユニット。 - 【請求項4】 請求項1,2または3記載の骨組構造体
ユニットにおいて、 柱状ハブのフレーム材との接続部にハブの回転を阻止す
る回転防止部材または回転防止部を設けたことを特徴と
する骨組構造体ユニット。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の骨組構
造体ユニットにおいて、 シングルレイヤーユニットのスパン方向の両端部に位置
する桁行方向の複数のフレーム材に代えて柱状ハブをそ
れぞれ保持する一対の梁部材が配設されていることを特
徴とする骨組構造体ユニット。 - 【請求項6】 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記
載の骨組構造体ユニットを桁行方向に複数個配設すると
ともに、隣接部におけるスパン方向フレーム材は隣接す
る骨組構造体ユニットに対して共通して用いられている
ことを特徴とする骨組構造体。 - 【請求項7】 請求項6記載の骨組構造体において、 シングルレイヤーユニットのスパン方向の一端側が第1
の支承構造によってスパン方向と平行な垂直面内におい
て回動自在に支承され、他端側が第2の支承構造によっ
てスパン方向に移動自在にかつスパン方向と平行な垂直
面内において回動自在に支承されていることを特徴とす
る骨組構造体。 - 【請求項8】 請求項6または7記載の骨組構造体にお
いて、 シングルレイヤーユニットは台座構造物に吹上げ防止材
によって連結されていることを特徴とする骨組構造体。 - 【請求項9】 請求項6または7記載の骨組構造体にお
いて、 対角ブレース材は隣接する2つの骨組構造体ユニットの
対角線上に配設されていることを特徴とする骨組構造
体。 - 【請求項10】 請求項6,7,8または9記載の骨組
構造体において、 辺間ブレース材は隣接する2つの骨組構造体ユニットに
おける隣り合う二辺の中間部間に配設されていることを
特徴とする骨組構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156309A JP2000297470A (ja) | 1999-02-08 | 1999-06-03 | 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006299 | 1999-02-08 | ||
| JP11-30062 | 1999-02-08 | ||
| JP11156309A JP2000297470A (ja) | 1999-02-08 | 1999-06-03 | 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297470A true JP2000297470A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=26368332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11156309A Pending JP2000297470A (ja) | 1999-02-08 | 1999-06-03 | 骨組構造体ユニットおよびこのユニットを用いた骨組構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000297470A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007224722A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-09-06 | Nippon Light Metal Co Ltd | 階段 |
| JP2007224721A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-09-06 | Nippon Light Metal Co Ltd | 螺旋階段 |
| JP2007224720A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-09-06 | Nippon Light Metal Co Ltd | 螺旋階段 |
| JP2007262887A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-10-11 | Nippon Light Metal Co Ltd | 階段 |
| KR101339610B1 (ko) * | 2013-02-19 | 2013-12-10 | 엄순섭 | 대형 구조물의 지붕 트러스 |
| CN106088660A (zh) * | 2016-08-12 | 2016-11-09 | 北京住总集团有限责任公司 | 一种既有车站站台加宽改造结构体系的施工方法 |
| CN109138163A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-04 | 华电重工股份有限公司 | 一种基于槽钢的铝合金毂式节点网架的夹板式支座 |
| CN109138164A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-04 | 华电重工股份有限公司 | 一种铝合金毂式节点网架的夹板式支座 |
| CN109267655A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-25 | 华电重工股份有限公司 | 一种毂式节点网架的夹板式支座 |
| KR200489234Y1 (ko) * | 2018-12-18 | 2019-05-20 | 금강웰텍(주) | 주차장 설치용 캐노피 |
| CN110230350A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-09-13 | 天津大学 | 榫卯型毂式节点及空间网格结构 |
| JP2020037828A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | 正尚 磯▲崎▼ | 五角形ラーメン構造物 |
| JP2022513655A (ja) * | 2018-11-28 | 2022-02-09 | プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ | トラスおよび梁の支持システムにおける筋交のための構造設計原理 |
| JP2024034970A (ja) * | 2022-09-01 | 2024-03-13 | 株式会社大林組 | 建築物の施工方法 |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP11156309A patent/JP2000297470A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007224721A (ja) * | 2007-06-12 | 2007-09-06 | Nippon Light Metal Co Ltd | 螺旋階段 |
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| CN106088660A (zh) * | 2016-08-12 | 2016-11-09 | 北京住总集团有限责任公司 | 一种既有车站站台加宽改造结构体系的施工方法 |
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| CN109267655A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-25 | 华电重工股份有限公司 | 一种毂式节点网架的夹板式支座 |
| CN109138164A (zh) * | 2018-09-07 | 2019-01-04 | 华电重工股份有限公司 | 一种铝合金毂式节点网架的夹板式支座 |
| JP2022513655A (ja) * | 2018-11-28 | 2022-02-09 | プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ | トラスおよび梁の支持システムにおける筋交のための構造設計原理 |
| KR200489234Y1 (ko) * | 2018-12-18 | 2019-05-20 | 금강웰텍(주) | 주차장 설치용 캐노피 |
| CN110230350A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-09-13 | 天津大学 | 榫卯型毂式节点及空间网格结构 |
| JP2024034970A (ja) * | 2022-09-01 | 2024-03-13 | 株式会社大林組 | 建築物の施工方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070726 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071204 |