JP2000297704A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP2000297704A
JP2000297704A JP11104508A JP10450899A JP2000297704A JP 2000297704 A JP2000297704 A JP 2000297704A JP 11104508 A JP11104508 A JP 11104508A JP 10450899 A JP10450899 A JP 10450899A JP 2000297704 A JP2000297704 A JP 2000297704A
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伸治 鴨下
Yasuhiko Otsubo
康彦 大坪
Shinichi Kusakabe
信一 日下部
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の運転状態に適応しつつ大気中に排
出されるNOX量のさらなる低減が可能であるととも
に、触媒の劣化及び燃料消費率の悪化を最小限に止める
ことが可能な内燃機関の排気浄化装置を提供すること。 【解決手段】 内燃機関1の吸気通路2と排気通路3と
をEGR管4で接続し、EGR管4を流れる排気の流量
を、EGRバルブ5及びEGRバルブアクチュエータ9
によって制御可能となるよう設け、EGR管4との接続
点よりも下流側の排気通路3には、排気中のNOXを還
元する選択還元型NOX触媒6と、選択還元型NOX触媒
6に還元剤を供給する還元剤供給装置7と、排気中のN
X量を検出するNOXセンサ8とを備え、実際のNOX
量が所定の目標範囲から外れた場合に、還元剤の供給に
比して排気の還流を優先すべくEGRバルブアクチュエ
ータ9及び還元剤供給装置7を制御する排気浄化制御手
段であるECU10とを有する排気浄化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関から排出
される排気に含まれる窒素酸化物量を抑制する排気浄化
技術に関する。
【0001】
【従来の技術】自動車等に搭載される内燃機関では、排
気中に含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(C
O)、窒素酸化物(NOX)等の有害ガス成分を浄化す
ることが要求されている。このような要求に対し、理論
空燃比近傍の所望の空燃比の排気が流入したときに排気
中に含まれるHC、CO、NOXを浄化可能となる三元
触媒を、内燃機関の排気通路に設ける排気浄化システム
が提案されている。
【0002】一方、自動車に搭載される内燃機関では、
燃料消費率の向上を目的として、燃料濃度が低く酸素過
剰状態の混合気を燃焼可能な希薄燃焼内燃機関の開発が
進められているが、このような希薄燃焼内燃機関に上記
した排気浄化触媒を適用すると、理論空燃比より高い空
燃比の排気が三元触媒に流入することになり、三元触媒
が排気中のNOXを十分に浄化することができなくなる
という問題があった。
【0003】このような問題に対し、従来では、大気中
に排出されるNOX量を制御する方法として、内燃機関
におけるNOXの発生自体を抑制する方法と、内燃機関
で発生したNOXを大気中に排出する前に浄化する方法
とが提案されている。
【0004】NOXの発生を抑制する方法としては、例
えば、特開平10−103161号公報や、特開平10
−252573号公報に記載されたEGR(Exhaust Ga
s Recirculation)装置が知られている。このようなE
GR装置は、内燃機関から排出された排気の一部を内燃
機関の燃焼室へ供給することにより、排気に含まれる二
酸化炭素等の不活性ガスの非燃焼性や吸熱性を利用して
燃焼室内の燃焼速度及び燃焼温度を低下させ、NOX
発生自体を抑制しようとするものである。
【0005】また、内燃機関で発生したNOXを大気中
に排出される前に浄化する方法としては、例えば、特開
平5−113116号公報に記載されたような排気浄化
装置を内燃機関に併設する方法が知られている。このよ
うな排気浄化装置は、排気通路に配置され酸素過剰の雰
囲気かつ炭化水素の存在下でNOXを還元又は分解する
選択還元型NOX触媒と、この選択還元型NOX触媒に還
元剤としての炭化水素を供給する還元剤供給装置と、選
択還元型NOX触媒から流出した排気に含まれるNOX
を検出するNOX量検出手段とを備え、排気に含まれる
実際のNOX量が所望の目標NOX量となるよう還元剤の
供給量を制御することにより、大気中に放出されるNO
X量を低減しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、EGR装置
では、排気還流量が過剰に増加されると、燃焼状態が不
安定となり、一酸化炭素及び炭化水素等の有害ガス成分
の増加を招く虞がある。一方、選択還元型NOX触媒と
還元剤供給装置とを備えた排気浄化装置では、硫黄酸化
物等に代表される被毒成分が還元剤に含まれていると、
還元剤の供給によって選択還元型NOX触媒が被毒さ
れ、選択還元型NOX触媒の浄化性能が低下する虞があ
る。選択還元型NOX触媒と還元剤供給装置とを備えた
排気浄化装置において、還元剤として内燃機関の燃料が
用いられると、燃料消費量の増加によって希薄燃焼内燃
機関の効果が相殺されてしまう虞がある。
【0007】本発明は上記したような問題点に鑑みなさ
れたものであり、機関運転状態の悪化、排気浄化触媒の
劣化、あるいは燃料消費率の悪化を防止しつつ、大気中
に放出されるNOX量を効果的に低減することができる
技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は内燃機関の排気
浄化装置であり、前記課題を解決するための手段として
以下のように構成されている。すなわち本発明の排気浄
化装置は、内燃機関の排気通路に配置され、排気中に含
まれる窒素酸化物を還元及び浄化する排気浄化触媒と、
前記窒素酸化物の還元に要する還元剤を前記排気浄化触
媒へ供給する還元剤供給手段と、前記排気浄化触媒上流
の排気通路を流れる排気の一部を前記内燃機関の吸気通
路へ還流する排気還流手段と、少なくとも前記排気浄化
触媒下流の排気通路に配置され、排気中に含まれる窒素
酸化物量を検出する窒素酸化物量検出手段と、前記窒素
酸化物量検出手段によって検出された実際の窒素酸化物
量が所定の目標範囲から外れている場合に、還元剤の供
給に比して排気の還流を優先すべく前記排気還流手段及
び前記還元剤供給手段を制御する排気浄化制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】このように構成された排気浄化装置では、
排気浄化触媒及び還元剤供給手段と、排気還流手段とを
併用してNOX量の低減が図られるため、排気浄化触媒
及び還元剤供給手段のみでNOX量を低減させる場合よ
り還元剤供給量が減少されるとともに、排気還流手段の
みでNOX量を低減させる場合より排気還流量が減少さ
れる。
【0010】その際、排気浄化装置は、実際の窒素酸化
物量が目標範囲を上回っていると、還元剤の供給量の増
量に比して排気還流量の増量を優先すべく排気還流手段
及び還元剤供給手段を制御し、実際の窒素酸化物量が目
標範囲を下回っていると、排気還流量の減量に比して還
元剤の供給量の減量を優先すべく排気還流手段及び還元
剤供給手段を制御するため、すなわち排気の還流が還元
剤の供給より優先的に行われるため、還元剤の供給に起
因した排気浄化触媒の被毒が抑制される。
【0011】上記した排気浄化触媒としては、例えば、
酸素過剰且つ炭化水素が存在するときに、排気中の窒素
酸化物を還元又は分解する選択還元型NOX触媒を例示
することができる。この場合、還元剤としては、内燃機
関用の燃料のように炭化水素や一酸化炭素等の還元成分
を含むものを例示することができる。
【0012】本発明に係る排気浄化装置は、排気浄化制
御手段による排気還流手段及び還元剤供給手段の制御量
が最大もしくは最小となったときの実際の窒素酸化物量
と目標範囲の上限値又は下限値との差が所定量以上であ
ると、異常が発生したと判定する異常判定手段を更に備
えるようにしても良い。
【0013】本発明に係る排気浄化装置は、排気浄化触
媒下流の排気通路に配置され、排気浄化触媒から流出し
た排気に含まれる窒素酸化物量を検出する下流側窒素酸
化物量検出手段と、排気浄化触媒上流の排気通路に配置
され、排気浄化触媒に流入する排気に含まれる窒素酸化
物量を検出する上流側窒素酸化物検出手段と、上流側窒
素酸化物量検出手段が検出した窒素酸化物量に基づいて
内燃機関又は排気還流手段の異常を判定し、下流側窒素
酸化物量検出手段が検出した窒素酸化物量に基づいて還
元剤供給手段又は排気浄化触媒の異常を判定する異常判
定手段とを更に備えるようにしても良い。この場合、異
常が発生した際の異常発生箇所を特定することが容易と
なる。
【0014】前記排気浄化触媒は、発生したNOXの排
出を抑制する触媒であれば良く、例えば、窒素酸化物
(NOX)に加えて一酸化炭素(CO)及び炭化水素
(HC)を酸化還元反応によりそれぞれを分解、浄化す
るのに有利な三元触媒や、酸素過剰雰囲気の混合気を燃
焼したときに発生する排気中のNOXを還元及び浄化す
るのに有利な選択還元型NOX触媒等を例示することが
できる。
【0015】前記還元剤供給手段としては、内燃機関の
排気通路に配置され、排気浄化触媒上流の排気通路に還
元剤を噴射する還元剤噴射装置や、内燃機関の燃料を還
元剤に用いる場合では、内燃機関の排気行程時に燃料室
へ燃料を噴射することで排気中の炭化水素量を増やす副
噴射等を例示することができる。これらは各々単独で用
いても良いし、複数を組み合わせて用いても良い。
【0016】前記排気還流手段は、二酸化炭素等の不活
性ガスを含有した排気を燃焼室に還流することで、混合
気の燃焼速度及び燃焼温度を低下させ、NOXの発生量
を抑制するものである。前記窒素酸化物量検出手段は、
NOXの量を検出するものでも良いし、NOXの濃度を検
出するものでも良い。また、NOXの量又は濃度を直接
検出するのではなく、NOXの発生と相関関係にある他
の物質を検出するものであっても良い。
【0017】NOXの量又は濃度を直接検出する窒素酸
化物検出手段には、例えば、固体電解質タイプのNOX
センサや、単体結晶様構造をもつ物質をNOX感応体と
してNOXの量又は濃度を検出するNOXセンサ、或い
は、2枚の絶縁板の間に加熱用ヒータを介装するととも
に、いずれか一方の絶縁板の外側面部に電極を備えたセ
ンシングディバイスを一体に設け、このセンシングディ
バイスの表面に接触吸着される排気中のNOX濃度を検
出するNOXセンサを例示することができる。
【0018】また、NOXの発生と相関関係にある他の
物質としては、排気中に含まれる二酸化炭素や酸素等が
知られており、これらの物質を検出する検出手段(CO
2センサ、或いはO2センサ)の検出結果から、NOX
の相関性に基づいて排気中のNOX量又は濃度を推定す
るようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる排気浄化装
置の実施の形態について添付した図面に基づいて説明す
る。
【0020】〈実施の形態1〉本発明に係る排気浄化装
置の第1の実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る排気浄化装置を適用する内燃機関
の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、
燃料濃度が低く酸素過剰状態の混合気を燃焼可能な希薄
燃焼式のガソリンエンジンである。
【0021】内燃機関1には、吸気通路2及び排気通路
3が接続されている。前記吸気通路2と前記排気通路3
とは、EGR(Exhaust Gas Recirculation)管4によ
って接続され、排気通路3を流れる排気の一部を吸気通
路2へ還流することが可能となっている。
【0022】前記EGR管4には、該EGR管4内を流
れる排気の流量を調整するEGRバルブ5が設けられて
いる。前記EGRバルブ5には、該EGRバルブ5を開
閉駆動するEGRバルブアクチュエータ9が取り付けら
れている。前記EGRバルブアクチュエータ9は、内燃
機関制御用の電子制御ユニット(ECU:Electronic C
ontrol Unit)10と電気配線を介して接続されてお
り、ECU10からの信号に従ってEGRバルブ5を開
閉駆動する。前記EGR管4、EGRバルブ5、及びE
GRバルブアクチュエータ9は、本発明における排気還
流手段に相当する。
【0023】前記排気通路3と前記EGR管4との接続
部位より下流側の排気通路3には、排気中に含まれるN
Xを浄化するための選択還元型NOX触媒6と、この選
択還元型NOX触媒6に還元剤を上流側から供給する還
元剤供給装置7と、選択還元型NOX触媒6を通過した
排気中のNOX量を検出するNOXセンサ8とが配置され
ている。
【0024】還元剤としては、例えば、選択還元型NO
X触媒6においてNOXが還元・分解される際に、NOX
の酸素と結合する物質(被酸化物質)を用いることがで
きるが、本実施の形態では、内燃機関1の燃料であるガ
ソリンを還元剤として用いるものとする。
【0025】還元供給装置7としては、排気通路3とE
GR管4との接続部位より下流側で、かつ、選択還元型
NOX触媒6より上流側に位置する排気通路3内にガソ
リンを噴射する噴射装置を用いる。
【0026】NOXセンサ8は、2枚の絶縁板の間に加
熱用ヒータを介装するとともに、2枚の絶縁板のうちの
何れか一方の絶縁板の外面に、電極を備えたセンシング
ディバイスを設けて構成され、センシングディバイスの
表面に接触もしくは吸着されるNOX量に応じて変化す
る半導体抵抗の抵抗値に基づいてNOX量を検出するセ
ンサである。NOXセンサ8は、ECU10と電気配線
を介して接続されており、該NOXセンサの出力信号が
ECU10に入力されるようになっている。
【0027】前記還元剤供給装置7は、本発明にかかる
還元剤供給手段の一実施態様であり、他に例えばエンジ
ンシリンダの燃料噴射弁により排気行程で燃料を噴射し
て排気中に還元剤としての燃料を与える方法もある。ま
た、前記NOXセンサ8は、本発明にかかる窒素酸化物
検出手段の一実施態様である。
【0028】一方、吸気通路2においてEGR管4との
接続部位より上流の部位には、該吸気通路2を流れる新
気の流量を調整するスロットル弁11が配置されてい
る。前記スロットル弁11には、該スロットル弁11の
開度に対応した電気信号を出力するスロットルポジショ
ンセンサ12が取り付けられている。
【0029】前記スロットルポジションセンサ12は、
ECU10と電気配線を介して接続され、該スロットル
ポジションセンサ12の出力信号(アクセル開度信号)
がECU10に入力されるようになっている。
【0030】内燃機関1には、図示しないクランクシャ
フトの回転速度を検出する機関回転速度センサ13が取
り付けられている。この機関回転速度センサ13は、例
えば、前記クランクシャフトの端部に取り付けられたタ
イミングロータと、このタイミングロータに臨むように
シリンダブロックに取り付けられた電磁ピックアップと
から構成され、クランクシャフトが所定角度(例えば、
30°)回転する毎にパルス信号を出力する。機関回転
速度センサ13は、ECU10と電気配線を介して接続
され、機関回転速度センサ13の出力信号がECU10
に入力されるようになっている。
【0031】ECU10には、内燃機関1の運転状態と
個々の運転状態において大気中に放出可能な目標NOX
量との関係を示す目標NOX量マップ、内燃機関1の運
転状態とEGR量の上限値(EGRバルブアクチュエー
タ9を制御する上での上限値)との関係を示すEGR限
度マップ、内燃機関1の運転状態と選択還元型NOX
媒6へ供給する還元剤量の上限値及び下限値(還元剤供
給装置7を制御する上での上限値及び下限値)との関係
を示す還元剤限度マップ等の各種制御マップが設定され
ている。
【0032】内燃機関1の運転状態を示すパラメータと
しては、アクセル開度と機関回転速度との2つのパラメ
ータを用いることができる。目標NOX量は、大気中に
放出されるNOX量がNOX排出規制値内に収まるよう設
定された値である。
【0033】ECU10は、NOXセンサ8による排気
中のNOX量、機関回転速度センサ13による機関回転
速度信号、及びスロットルポジションセンサ12による
アクセル開度信号等を入力し、これらの入力信号と前記
した各種制御マップとに基づいてEGRバルブアクチュ
エータ9や還元剤供給装置7を制御する。具体的には、
ECU10は、図2に示されるような排気浄化制御ルー
チンに基づいてEGRバルブアクチュエータ9及び還元
剤供給装置7を制御する。
【0034】排気浄化制御ルーチンにおいて、ECU1
0は、先ず、ステップ100においてスロットルポジシ
ョンセンサ12の出力信号値(アクセル開度)と機関回
転速度センサ13の出力信号値(機関回転速度)とを読
み込む。
【0035】ステップ101では、ECU10は、前記
ステップ100において読み込まれたアクセル開度及び
機関回転速度をパラメータとして目標NOX量マップへ
アクセスし、内燃機関1の運転状態に応じた目標NOX
量(Xt)を算出する。
【0036】ステップ102では、ECU10は、前記
ステップ100において読み込まれたアクセル開度及び
機関回転速度をパラメータとしてEGR限度マップへア
クセスし、機関運転状態に応じたEGR量の上限値(E
GR量上限値)を算出する。
【0037】ステップ103では、ECU10は、NO
Xセンサ8の出力信号値(実際のNOX量:Xl)を読み
込み、前記ステップ101で算出された目標NOX
(Xt)と実際のNOX量(Xl)とを比較する。具体
的には、ECU10は、実際のNOX量(Xl)が目標
NOX量(Xt)より多く、且つその差が一定量を越え
ているか否か(例えば、Xl>1.05Xtであるか否
か)を判別する。
【0038】前記ステップ103においてXl>1.0
5Xtであると判定した場合は、ECU10は、ステッ
プ106へ進み、EGR量を所定量増量させるべく、E
GRバルブアクチュエータ9に対する指令値(EGR量
増量指令値)を算出する。
【0039】ステップ107では、ECU10は、前記
ステップ106で算出されたEGR量増量指令値が前記
ステップ102で算出されたEGR量上限値以下である
か否かを判別する。
【0040】前記ステップ107において前記EGR量
増量指令値が前記EGR上限値以下であると判定した場
合は、ECU10は、ステップ108へ進み、前記EG
R量増量指令値をEGRバルブアクチュエータ9へ送信
してEGR量の増量を実行する。
【0041】前記ステップ108の処理を実行した後、
ECU10は、ステップ100以降の処理を繰り返し実
行する。その際、ステップ103においてXl>1.0
5Xtであると判定し、更にステップ107においてE
GR量増量指令値がEGR量上限値を上回っていると判
定すると、ECU10は、ステップ109へ進む。
【0042】ステップ109では、ECU10は、選択
還元型NOX触媒6へ供給すべき還元剤量を所定量増量
させるべく、還元剤供給装置7に対する指令値(還元剤
供給量増量指令値)を算出する。
【0043】ステップ110では、ECU10は、前記
ステップ100において読み込まれたアクセル開度及び
機関回転速度をパラメータとして還元剤限度マップへア
クセスし、機関運転状態に応じた還元剤供給量の上限値
(還元剤供給量上限値)を算出する。ECU10は、前
記ステップ109で算出された還元剤供給量増量指令値
と前記還元剤供給量上限値とを比較する。
【0044】前記ステップ110において前記還元剤供
給量増量指令値が前記還元剤供給量上限値以下であると
判定した場合は、ECU10は、ステップ111へ進み
前記還元剤供給量増量指令値を還元剤供給装置7へ送信
し、還元剤の供給量を増量させる。前記ステップ110
の処理を実行し終えたECU10は、ステップ100以
降の処理を繰り返し実行する。
【0045】一方、前記ステップ110において前記還
元剤供給量増量指令値が前記還元剤供給量上限値を上回
っていると判定した場合は、ECU10は、ステップ1
17へ進む。
【0046】ステップ117では、ECU10は、ステ
ップ100からステップ117にかけて同一の処理経路
で連続して到達した回数(m)を計数し、その計数値が
5回を上回っているか否かを判別する。
【0047】前記ステップ117において前記計数値が
5回を上回っていると判定した場合は、ECU10は、
ステップ118、119において本排気浄化装置が異常
であると判定して、車室内に設けられたウォーニングラ
ンプを点灯させる。一方、前記ステップ117において
前記計数値が5回以下であると判定した場合は、ECU
10は、ステップ100以降の処理を繰り返し実行す
る。
【0048】次に、前記ステップ103においてXl>
1.05Xtではないと判定した場合、すなわちXl≦
1.05Xtであると判定した場合は、ECU10は、
ステップ104へ進む。
【0049】ステップ104では、ECU10は、実際
のNOX量(Xl)が目標NOX量(Xt)より少なく、
且つその差が一定量を超えているか否か(例えば、Xl
<0.1Xtであるか否か)を判別する。
【0050】前記ステップ104においてXl<0.1
Xtであると判定した場合は、ECU10は、ステップ
117へ進み、ステップ100からステップ117へか
けて同一の処理経路で連続して到達した回数を計数し、
その計数が5回を越えているか否かを判別する。
【0051】ECU10は、前記ステップ117におい
て前記計数値が5回を越えていると判定した場合はステ
ップ118、119において本排気浄化装置が異常であ
ると判定してウォーニングランプを点灯させ、前記ステ
ップ117において前記計数値が5回以下であると判定
した場合はステップ100以降の処理を繰り返し実行す
る。
【0052】前記ステップ104においてXl<0.1
Xtではないと判定した場合、すなわちXl≧0.1X
tであると判定した場合は、ECU10は、ステップ1
05へ進み、実際のNOX量(Xl)が目標NOX量(X
t)より少なく、且つその差が一定量を越えているか否
か(例えば、Xl<0.95Xtであるか否か)を判別
する。
【0053】前記ステップ105においてXl<0.9
5Xtであると判定した場合は、ECU10は、ステッ
プ112へ進み、選択還元型NOX触媒6へ供給すべき
還元剤量を所定量減量すべく、還元剤供給装置7に対す
る指令値(還元剤供給量減量指令値)を算出する。
【0054】ステップ113では、ECU10は、前記
ステップ100において読み込まれたアクセル開度及び
機関回転速度をパラメータとして還元剤限度マップへア
クセスし、機関運転状態に応じた還元剤供給量の下限値
(還元剤供給量下限値)を算出する。ECU10は、前
記ステップ112で算出された還元剤供給量減量指令値
と前記還元剤供給量下限値とを比較する。
【0055】前記ステップ113において前記還元剤供
給量減量指令値が還元剤供給量下限値より大きいと判定
した場合は、ECU10は、ステップ114へ進み、前
記還元剤供給量減量指令値を還元剤供給装置7へ送信し
て還元剤の供給量を減量させる。
【0056】前記ステップ114の処理を実行し終えた
ECU10は、ステップ100以降の処理を繰り返し実
行する。その際、ステップ105においてXl<0.9
5Xtであると判定し、さらにステップ113において
還元剤供給量減量指令値が還元剤供給量下限値以下であ
ると判定すると、ECU10は、ステップ115へ進
む。
【0057】ステップ115では、ECU10は、EG
R量を所定量減量させるべく、EGRバルブアクチュエ
ータ9に対する指令値(EGR量減量指令値)を算出す
る。
【0058】ステップ116では、ECU10は、前記
ステップ115で算出されたEGR減量指令値をEGR
バルブアクチュエータ9へ送信してEGR量を減量させ
る。前記ステップ116の処理を実行し終えたECU1
0は、ステップ100以降の処理を繰り返し実行する。
【0059】尚、ECU10は、前記ステップ119の
処理を実行した後、ステップ100へ直ちに戻って排気
浄化制御ルーチンを継続して実行するようにしてもよ
く、一定時間経過後に排気浄化制御ルーチンを実行する
ようにしてもよい。また、ECU10は、ステップ11
9を実行した後は、排気浄化制御ルーチンを実行せず、
ウェーニングランプの点灯のみを行うようにしてもよ
い。
【0060】以上述べたようにECU10が排気浄化制
御ルーチンを実行することにより本発明に係る排気浄化
制御手段が実現され、排気の一部を吸気系に還流してN
Xの発生を抑制するEGR機構と、選択還元型NOX
媒6に還元剤を供給してNOXを還元及び浄化するNOX
浄化機構とを併用して大気中に放出されるNOX量の抑
制を図ることが可能となる。
【0061】従って、本実施の形態に係る排気浄化装置
によれば、EGR機構のみを有する排気浄化装置に比べ
て少ないEGR量でNOXの発生を抑制することが可能
になるとともに、NOX浄化機構のみを有する排気浄化
装置に比べて少ない還元剤供給量でNOXを還元するこ
とが可能となり、その結果、EGR量の増加に起因した
内燃機関1の運転状態の悪化や、還元剤供給量の増加に
起因した選択還元型NOX触媒6の被毒を防止しつつ、
大気中に放出されるNOX量を低減させることが可能と
なる。
【0062】また、本実施の形態に係る排気浄化装置で
は、選択還元型NOX触媒6へ供給する還元剤として内
燃機関1の燃料(ガソリン)を用いているが、還元剤の
供給に対して排気の還流を優先的に行われるため、還元
剤として消費される燃料量を最小限に抑制することが可
能となり、燃料消費率の悪化と、燃料に含まれる硫黄成
分による選択還元型NOX触媒6の被毒(いわゆる、S
x被毒)とが防止される。
【0063】また、本実施形態の排気浄化装置は、実際
のNOX量が所望の目標範囲から大幅に外れ、且つその
状態が所定期間継続した場合に限り排気浄化装置の異常
を判定するため、機関負荷の急変等によって一時的に実
際のNOX量が増加あるいは減少した場合等に誤判定す
る虞がない。
【0064】本実施の形態では、排気浄化装置の異常が
判定された場合に、車室内のウォーニングランプが点灯
されるため、車両の運転者に対して排気浄化装置の異常
を通知することが可能となる。その結果、運転者は、排
気浄化装置を復旧させるべく速やかな処置を行うことが
可能となる。
【0065】〈実施の形態2〉以下、本発明にかかる排
気浄化装置の第2の実施態様について述べる。ここでは
前述の第1の実施の形態と異なる構成について説明し、
同様の構成については説明を省略する。
【0066】図3は、本実施形態の排気浄化装置の概略
構成を示す図である。本実施の形態に係る排気浄化装置
は、前述の第1の実施の形態に対し、選択還元型NOX
触媒6より下流の排気通路3に設けられたNOX8(以
下、下流側NOXセンサ8と称する)に加え、選択還元
型NOX触媒6より上流の排気通路3に設けれた上流側
NOXセンサ18を備えている。
【0067】前記上流側NOXセンサ18は、電気配線
を介してECU10と接続されており、前記上流側NO
Xセンサ18の出力信号(選択還元型NOX触媒6に流入
する排気に含まれるNOX量を示す信号)がECU10
に入力されるようになっている。
【0068】これに対応してECU10は、図4に示さ
れるような排気浄化制御ルーチンに従ってEGRバルブ
アクチュエータ9及び還元剤供給装置7を制御する。
尚、図4に示す排気浄化制御ルーチンでは、前述の第1
の実施の形態の排気浄化制御ルーチンと同一の処理につ
いては第1の実施の形態と同一の符号を付している。ま
た、図4に示す排気浄化制御ルーチンでは、選択還元型
NOX触媒6の上流側における目標NOX量(上流側目標
NOX量)をXtu、下流側における目標NOX量(下流
側目標NOX量)をXtl、上流側NOXセンサ18によ
って検出された実際のNOX量(上流側実NOX量)をX
u、下流側NOXセンサ8によって検出された実際のN
X量(下流側実NOX量)をXlと表すものとする。
【0069】図4に示す排気浄化制御ルーチンでは、E
CU10は、先ずステップ100においてスロットルセ
ンサ12の出力信号値(アクセル開度)と機関回転速度
センサ13の出力信号(機関回転速度)とを読み込む。
【0070】ステップ201では、ECU10は、前記
ステップ100において読み込まれたアクセル開度及び
機関回転速度をパラメータとして目標NOX量マップへ
アクセスし、上流側目標NOX量(Xtu)と下流側目
標NOX量(Xtl)とを算出する。
【0071】ステップ102では、ECU10は、前記
ステップ100において読み込まれたアクセル開度と機
関回転速度とをパラメータとしてEGR限度マップへア
クセスし、機関運転状態に応じたEGR量上限値を算出
する。
【0072】ステップ203では、ECU10は、上流
側NOXセンサ18の出力信号値(上流側実NOX量:X
u)を読み込み、その上流側実NOX量(Xu)と前記
ステップ201で算出された上流側目標NOX量(Xt
u)とを比較する。
【0073】前記ステップ203において前記上流側実
NOX量(Xu)が前記上流側目標NOX量(Xtu)よ
り多く、且つその差が一定量を越えているか否か(例え
ば、Xu>1.05Xtu)と判定した場合は、ECU
10は、ステップ106〜ステップ108においてEG
R量の増量処理を実行する。
【0074】尚、前記ステップ106〜ステップ108
の処理が繰り返し実行された後に、ステップ107にお
いてEGR増量指令値がEGR量上限値を上回っている
と判定された場合、言い換えればEGR量がEGR量上
限値まで増加されたにもかかわらず上流側実NOX
(Xu)が上流側目標NOX量より多く、且つその差が
一定量を超えていると判定された場合は、ECU10
は、ステップ219aへ進み、EGRバルブアクチュエ
ータ9及びEGRバルブ5からなるEGR機構に異常が
発生したとみなす。前記ステップ219aにおいてEG
R機構に異常が発生したと判定した場合は、ECU10
は、ステップ119へ進み、ウォーニングランプを点灯
させる。
【0075】また、前記ステップ203において前記上
流側実NOX量(Xu)が前記上流側目標NOX量(Xt
u)より多くない、又はその差が一定量を超えていない
と判定した場合は、ECU10は、ステップ204へ進
み、下流側目標NOX量(Xtl)と下流側実NOX
(Xl)とを比較する。具体的には、ECU10は、下
流側実NOX量(Xl)が下流側目標NOX量(Xtl)
より多く、且つその差が一定量を越えているか否か(例
えば、Xl>1.05Xtlであるか否か)を判別す
る。
【0076】前記ステップ204においてXl>1.0
5Xtlであると判定した場合には、ECU10は、ス
テップ109〜ステップ111において還元剤供給量の
増量処理を実行する。
【0077】尚、前記ステップ109〜ステップ111
の処理が繰り返し実行された後に、ステップ110にお
いて還元剤供給量増量指令値が還元剤供給量上限値を上
待っていると判定された場合、言い換えれば、還元剤の
供給量が還元剤供給量上限値まで増量されたにもかかわ
らず下流側実NOX量(Xl)が下流側目標NOX量(X
tl)より多く、且つその差が一定量を超えていると判
定された場合は、ECU10は、ステップ219bへ進
み、選択還元型NOX触媒6又は還元剤供給装置7に異
常が発生したとみなす。前記ステップ219bにおいて
選択還元型NOX触媒6又は還元剤供給装置7に異常が
発生したと判定した場合は、ECU10は、ステップ1
19へ進み、ウォーニングランプを点灯させる。
【0078】また、前記ステップ204においてXu>
1.05Xtuではないと判定した場合は、ECU10
は、ステップ205へ進み、上流側実NOX量(Xu)
と下流側実NOX量(Xl)との比が所定値より大きい
か否か(例えば、Xl/Xu>1であるか否か)を判別
する。
【0079】前記ステップ205においてXl/Xu>
1であると判定した場合は、ECU10は、ステップ2
19cへ進み、上流側NOXセンサ18、下流側NOX
ンサ8、あるいは選択還元型NOX触媒6に異常が発生
したと判定する。続いて、ECU10は、ステップ11
9へ進み、ウォーニングランプを点灯させる。
【0080】また、前記ステップ205においてXl/
Xu>1ではないと判定した場合は、ECU10は、ス
テップ206へ進み、下流側目標NOX量(Xtl)と
下流側実NOX量(Xl)を比較する。具体的には、E
CU10は、下流側実NOX量(Xl)が下流側目標N
X量(Xtl)より少なく、且つその差が一定量を超
えているか否か(例えば、Xl<0.9Xtlであるか
否か)を判別する。
【0081】前記ステップ206においてXl<0.9
Xtlであると判定した場合は、ECU10は、ステッ
プ112〜ステップ114において還元剤供給量の減量
処理を実行する。
【0082】尚、前記ステップ112〜ステップ114
の処理が繰り返し実行された後に、ステップ113にお
いて還元剤供給量減量指令値が還元剤供給量下限値より
少ないと判定された場合、言い換えれば、還元剤の供給
量が還元剤供給量下限値まで減量されたにもかかわらず
下流側実NOX量(Xl)が下流側目標NOX量(Xt
l)より少なく、且つその差が一定量を越えていると判
定された場合は、ECU10は、ステップ207へ進
む。
【0083】前記ステップ206においてXl<0.9
Xtlではないと判定した場合、もしくは、前記ステッ
プ113において還元剤供給量減量指令値が還元剤供給
量下限値より少ないと判定した場合は、ECU10は、
ステップ207へ進み、上流側実NOX量(Xu)が上
流側目標NOX量(Xtu)より少なく、且つその差が
一定量を越えているか否か(例えば、Xu<0.9Xt
uであるか否か)を判別する。
【0084】前記ステップ207においてXu<0.9
Xtuであると判定した場合は、ECU10は、ステッ
プ115へ進み、EGR量を所定量減量させるべく、E
GRバルブアクチュエータ9に対する指令値(EGR量
減量指令値)を算出する。
【0085】ステップ209では、ECU10は、前記
ステップ115で算出されたEGR量減量指令値とEG
R量下限値(例えば、零)とを比較する。具体的には、
ECU10は、前記EGR量減量指令値がEGR量下限
値を下回っているか否かを判別する。
【0086】前記ステップ209において前記EGR量
減量指令値がEGR量下限値より多いと判定した場合
は、ECU10は、ステップ116へ進み、前記EGR
量減量指令値をEGRバルブアクチュエータ9へ送信し
てEGR量の減量処理を実行する。その後、ECU10
は、ステップ207以降の処理を繰り返し実行する。
【0087】ここで、前記したステップ207、ステッ
プ115、ステップ209、ステップ116の処理が繰
り返し実行された後に、ステップ209においてEGR
量減量指令値がEGR量下限値を下回っていると判定さ
れた場合、言い換えれば、EGR量がEGR減量下限値
まで減量されたにもかかわらず上流側実NOX量(X
u)が上流側目標NOX量(Xtu)より少なく、且つ
その差が一定量を越えていると判定された場合は、EC
U10は、ステップ219eへ進む。ステップ219e
では、ECU10は、EGR機構に異常が発生したとみ
なし、次いでステップ119に進んでウォーニングラン
プを点灯させる。
【0088】一方、前記ステップ207においてXu<
0.9Xtuではないと判定した場合は、ECU10
は、ステップ208へ進み、上流側実NOX量(Xu)
が上流側目標NOX量より少なく、且つその差が一定量
を越えているか否か(例えば、Xu<0.1Xtuであ
るか否か)を判別する。
【0089】前記ステップ208においてXu<0.1
Xtuではないと判定した場合は、ECU10は、ステ
ップ100へ戻り、本ルーチンを再度実行する。一方、
前記ステップ208においてXu<0.1Xtuである
と判定した場合は、ECU10は、ステップ219dへ
進み、上流側NOXセンサ18に異常が発生したとみな
す。そして、ECU10は、ステップ119へ進み、ウ
ォーニングランプを点灯させる。
【0090】ここで、ステップ119の処理を実行し終
えたECU10は、第1の実施の形態と同様、前記ステ
ップ100へ速やかに進んで前記の排気浄化制御ルーチ
ンに基づき排気浄化制御を連続して実行させるようにし
ても良いし、一定時間の間隔を開けた後に前記排気浄化
制御を実行させるようにしても良い。また、ECU10
は、前記ステップ119を排気浄化制御ルーチンの終点
とするとともにステップ119へ進んだことを記憶し、
内燃機関1の再始動時にウォーニングランプを点灯させ
運転者に再度警告を発信することにより、異常が発生し
た排気浄化装置の速やかな復旧を運転者に促すようにし
ても良い。
【0091】以上述べたように、ECU10が排気浄化
制御ルーチンを実行することにより、本発明に係る排気
浄化制御手段及び異常判定手段が実現され、前述の第1
の実施の形態と同様の効果を得ることが可能になるとと
もに、異常発生時に異常発生箇所を特定することが可能
となる。また、本実施形態のウォーニングランプは、複
数のランプを備え、前記異常判定箇所毎に異なるランプ
が点灯するようにしても良い。
【0092】
【発明の効果】本発明に係る排気浄化装置では、排気浄
化触媒及び還元剤供給手段と、排気還流手段とを併用し
てNOXの放出量を低減させることが可能になるため、
排気浄化触媒及び還元剤供給手段のみでNOXの放出量
を低減させる場合に比べ、還元剤供給量を少なくするこ
とができるとともに、排気還流手段のみでNOXの放出
量を低減させる場合より排気還流量を少なくすることが
できる。
【0093】さらに、本発明に係る排気浄化装置では、
還元剤の供給に比して排気の還流が優先的に実行される
ため、還元剤の供給量を最小限に抑えつつNOXの放出
量を減少させることが可能となる。
【0094】従って、本発明に係る排気浄化装置によれ
ば、排気還流量の増加に起因した内燃機関の運転状態の
悪化や、還元剤供給量の増加に起因した排気浄化触媒の
被毒を防止しつつ、大気中に放出されるNOX量を低減
させることが可能となる。
【0095】また、本発明に係る排気浄化装置において
内燃機関の燃料を還元剤として用いる場合は、還元剤と
しての燃料の供給量が抑制されるため、燃料消費量の悪
化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における排気浄化装置の概略
構成を示す図
【図2】第1の実施の形態における排気浄化制御ルーチ
ンを示すフローチャート図
【図3】第2の実施の形態における排気浄化装置の概略
構成を示す図
【図4】第2の実施の形態における排気浄化制御ルーチ
ンを示すフローチャート図
【符号の説明】
1・・・内燃機関 2・・・吸気通路 3・・・排気通路 4・・・排気還流管 5・・・EGRバルブ 6・・・選択還元型NOX触媒 7・・・還元剤供給装置 8・・・下流側NOXセンサ 9・・・EGRバルブアクチュエータ 10・・ECU 11・・スロットル弁 12・・スロットルポジションセンサ 13・・機関回転速度センサ 18・・上流側NOXセンサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/28 301 F01N 3/28 301C 3/36 3/36 B F02D 21/08 301 F02D 21/08 301E 41/02 301 41/02 301E 43/00 301 43/00 301T 301N (72)発明者 鴨下 伸治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大坪 康彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 日下部 信一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3G062 BA00 DA01 DA02 FA05 FA18 FA20 GA04 GA06 GA17 3G084 BA20 BA24 BA33 DA01 DA02 DA10 DA19 DA27 DA30 DA33 EA07 EA11 EB09 EB12 EB22 EC01 FA10 FA28 FA33 3G091 AA02 AA11 AB05 CA16 DA01 DA02 DB10 DC01 EA01 EA07 EA33 FC01 HA36 HA37 HA42 HB05 3G092 AA17 AB16 DC09 DC15 EA01 EA02 EA09 EA17 EC01 EC04 EC10 FA01 FA13 FA17 FA20 FB06 HA06Z HD04Z HE01Z 3G301 HA13 JA01 JA02 JA25 JB01 JB02 JB09 LA00 MA00 NA08 NC04 ND02 ND17 NE17 NE19 NE23 PA11Z PD01Z PE01Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に配置され、排気中
    に含まれる窒素酸化物を還元及び浄化する排気浄化触媒
    と、 前記窒素酸化物の還元に要する還元剤を前記排気浄化触
    媒へ供給する還元剤供給手段と、 前記排気浄化触媒上流の排気通路を流れる排気の一部を
    前記内燃機関の吸気通路へ還流する排気還流手段と、 少なくとも前記排気浄化触媒下流の排気通路に配置さ
    れ、排気中に含まれる窒素酸化物量を検出する窒素酸化
    物量検出手段と、 前記窒素酸化物量検出手段によって検出された実際の窒
    素酸化物量が所定の目標範囲から外れている場合に、還
    元剤の供給に比して排気の還流を優先すべく前記排気還
    流手段及び前記還元剤供給手段を制御する排気浄化制御
    手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化
    装置。
  2. 【請求項2】 前記排気浄化制御手段は、実際の窒素酸
    化物量が前記目標範囲を上回っている場合は、還元剤の
    供給量の増量に比して排気還流量の増量を優先すべく前
    記排気還流手段及び前記還元剤供給手段を制御し、実際
    の窒素酸化物量が前記目標範囲を下回っている場合は、
    排気還流量の減量に比して還元剤の供給量の減量を優先
    すべく前記排気還流手段及び前記還元剤供給手段を制御
    することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄
    化装置。
  3. 【請求項3】 前記排気浄化触媒は、酸素過剰且つ炭化
    水素が存在するときに、排気中の窒素酸化物を還元又は
    分解する選択還元型NOX触媒であり、 前記還元剤供給手段は、前記内燃機関の燃料を還元剤と
    して前記選択還元型NOX触媒へ供給することを特徴と
    する請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記排気浄化制御手段による前記排気還
    流手段及び前記還元剤供給手段の制御量が最大もしくは
    最小となったときの実際の窒素酸化物量と前記目標範囲
    の上限値又は下限値との差が所定量以上であると、異常
    が発生したと判定する異常判定手段を更に備える請求項
    1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記排気浄化触媒下流の排気通路に配置
    され、前記排気浄化触媒から流出した排気に含まれる窒
    素酸化物量を検出する下流側窒素酸化物量検出手段と、 前記排気浄化触媒上流の排気通路に配置され、前記排気
    浄化触媒に流入する排気に含まれる窒素酸化物量を検出
    する上流側窒素酸化物検出手段とを備え、 前記異常判定手段は、前記上流側窒素酸化物量検出手段
    が検出した窒素酸化物量に基づいて前記内燃機関又は前
    記排気還流手段の異常を判定し、前記下流側窒素酸化物
    量検出手段が検出した窒素酸化物量に基づいて前記還元
    剤供給手段又は前記排気浄化触媒の異常を判定すること
    を特徴とする請求項4記載の内燃機関の排気浄化装置。 【0000】
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