JP2000297912A - 廃棄物処理設備の操業方法及び廃棄物処理設備 - Google Patents

廃棄物処理設備の操業方法及び廃棄物処理設備

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JP2000297912A
JP2000297912A JP11104165A JP10416599A JP2000297912A JP 2000297912 A JP2000297912 A JP 2000297912A JP 11104165 A JP11104165 A JP 11104165A JP 10416599 A JP10416599 A JP 10416599A JP 2000297912 A JP2000297912 A JP 2000297912A
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carbonization
waste treatment
dry distillation
waste
temperature
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Masataka Shichiri
雅隆 七里
Satoshi Kuroishi
智 黒石
Shinji Ozaki
真司 尾崎
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物Wを熱分解処理する乾留装置2と、そ
の乾留装置2で生じた熱分解固形物Dを溶融処理する表
面溶融炉20とを有する廃棄物処理設備において、付属
設備を設けることなく表面溶融炉20における熱効率を
改善して、表面溶融炉20内における被溶融処理物の溶
融を安定化する。 【解決手段】 熱分解固形物D中における揮発成分Vに
対する固定炭素分Cの重量比として定義される燃料比を
所定の範囲に維持するように、乾留装置2における廃棄
物Wの乾留条件を調節して、揮発成分Vを有する熱分解
固形物Dを搬送装置3によって表面溶融炉20に投入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理設備の
操業方法及び廃棄物処理設備に関し、詳しくは、廃棄物
を熱分解処理する乾留装置と、その乾留装置で生じた熱
分解固形物を溶融処理する表面溶融炉とを有する廃棄物
処理設備、並びにその操業方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物処理設備は、図6に示すよ
うに、廃棄物Wを熱分解処理する乾留装置2と、その乾
留装置2で生じた熱分解固形物Dを溶融処理する溶融処
理炉5とを、別々に配置して設けてあるものが用いられ
ている。図6には、前記乾留装置2として外熱型の乾留
キルン10を設け、前記溶融処理炉5として表面溶融炉
20を設けてある廃棄物処理設備の例を示した。
【0003】前記乾留キルン10には、回転胴12を囲
繞する加熱ジャケットから成る加熱手段15を備えてお
り、加熱流体供給路16に備える加熱器17で加熱され
た空気等の加熱流体Hを加熱流体Hとして供給するよう
に構成してある。前記加熱器17には、燃料管18から
供給される燃料Fとしての都市ガス又は重油を燃焼して
前記加熱流体Hを加熱する加熱バーナを備えている(図
中Aは、前記都市ガス又は重油を燃焼させるために供給
する空気である。)。前記回転胴12の上流側端部には
被処理物装入部11を備えており、ゴミ破砕装置1で破
砕された廃棄物Wが前記被処理物装入部11から供給さ
れる。前記被処理物装入部11から装入された廃棄物W
は、前記加熱手段15により加熱されている回転胴12
の内部で加熱されて熱分解され、水分M及び揮発成分V
が乾留ガスGとなり、熱分解固形物Dが乾留残渣となる
(図7参照)。前記熱分解固形物Dは、固定炭素分C
と、僅かな揮発成分Vとを含有している。前記回転胴1
2の下流側端部には排出部14を備えており、この排出
部14で、前記熱分解固形物Dと前記乾留ガスGとを分
離するように構成してある。
【0004】前記排出部14で前記乾留ガスGから分離
された前記熱分解固形物Dは、一旦貯留された後、コン
ベア等の搬送手段によって搬送され、前記表面溶融炉2
0に投入される。前記表面溶融炉20の主室21内に投
入された熱分解固形物Dは、還元雰囲気に維持された前
記主室21内で、別途投入される焼却灰等の不燃廃棄物
Wnと共に、被溶融処理物として擂り鉢型の堆積表面2
5を前記主室21内に形成する(図8参照)。前記被溶
融処理物の堆積表面25には、前記バーナ22aから供
給される燃料Fの燃焼熱によって、前記主室21内を約
1300℃に加熱し、この炉内雰囲気温度によって前記
被溶融処理物中の不燃物が溶融した溶融層を形成する。
溶融して前記溶融層を形成した被溶融処理物中の不燃物
は、前記堆積表面25に沿って流下し、前記主室21の
下方のスラグ回収機構に向けて滴下する。
【0005】前記乾留装置2で生成した前記乾留ガスG
は、前記主室21に接続された燃料供給路4を経て前記
表面溶融炉20の燃料ガスとして前記主室21の加熱に
供される。前記バーナ22aには、別途他の燃料Fも供
給される。また、前記主室21には空気予熱器27で予
熱された一次燃焼用空気A1を供給する一次空気供給路
23が接続してあり、燃料Fと熱分解固形物Dとを一次
燃焼させる。前記主室内で前記燃料F及び熱分解固形物
Dが燃焼して生成する燃焼生成ガスBは、前記堆積表面
25の不燃物を溶融させた後、煙道6から後燃焼室7に
導かれ、前記空気予熱器27で燃焼用の空気Aを予熱す
る。予熱された燃焼用空気は、一次燃焼用空気A1と二
次燃焼用空気A2とに分けられ、前記二次燃焼用空気A
2については、二次空気供給路26から前記後燃焼室7
に導入されて、前記燃焼生成Bガスを完全燃焼させる。
前記燃焼生成ガスBが完全燃焼した後の排ガスEは、誘
引送風機8により煙突9に送り出される。
【0006】ところで、図示のような構成の廃棄物処理
設備においては、前記乾留装置2で生成する熱分解固形
物Dの、前記乾留装置2から前記表面溶融炉20への輸
送量を低減し、且つ、前記表面溶融炉20の操業条件を
安定化させるために、前記乾留装置2における乾留処理
を十分に行うようにしていた。例えば、前記乾留キルン
10を用いる場合には、前記回転胴12を450℃以上
に加熱して、乾留処理温度を高め、前記炉の出口13に
おける乾留ガスGの温度を、ほぼ450℃に維持し、前
記回転胴12内で前記廃棄物Wを十分乾留し、前記乾留
キルン10から排出される熱分解固形物Dの量を少な
く、且つ、極力均質化することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の廃棄物処理
設備においては、高温度下で乾留処理を行っているか
ら、前記乾留装置2から排出される熱分解固形物Dに含
有される揮発分は少なく、前記熱分解固形物Dの排出量
も少ない。従って、前記熱分解固形物Dの搬送は容易で
あるが、殆どが固定炭素分で構成される前記熱分解固形
物Dは、その燃焼速度が低く、前記表面溶融炉20にお
ける未燃固定炭素分の排出を招くおそれを有している。
しかも、前記表面溶融炉20における燃料Fとして前記
乾留装置2からの乾留ガスGを用いてはいるが、前記乾
留ガスGには前記廃棄物W中の水分を含有しており、そ
の水分のために前記乾留ガスGの燃焼温度が十分に高く
ならない場合がある。しかも、前記バーナ22aからの
燃料Fの発熱量は、前記主室21内の雰囲気の加熱に供
されるので、前記熱分解固形物D以外の不燃廃棄物Wn
の投入量が多い場合には、被処理物に対する加熱効率が
十分には高くならない場合がある。そこで、前記主室2
1内の温度が1300℃よりも低下する場合には、この
熱量不足を補うために、前記バーナ22aには、有用な
燃料Fも別途供給されるのである。このように、燃料資
源上の問題を有している。この対策として、前記乾留ガ
スGを脱水することも提案されているが、このためには
別途付属設備を必要とし、設備が複雑になり、且つ大き
くなるという問題がある。そこで、本発明の廃棄物処理
設備の操業方法及び廃棄物処理設備は、上記の問題点を
解決し、付属設備を設けることなく表面溶融炉における
熱効率を改善して、前記表面溶融炉内における被溶融処
理物の溶融を安定化する手段を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】〔第1特徴手段〕上記の
目的のための本発明の廃棄物処理設備の操業方法の第1
特徴手段は、請求項1に記載の如く、熱分解固形物中に
おける揮発成分に対する固定炭素分の重量比として定義
される燃料比を所定の範囲に維持するように、乾留装置
における廃棄物の乾留条件を調節して、前記揮発成分を
有する熱分解固形物を搬送装置によって前記表面溶融炉
に投入する点にある。 〔第1特徴手段の作用効果〕上記第1特徴手段によれ
ば、乾留設備からで他熱分解固形物をそのまま表面溶融
炉に投入し、前記表面溶融炉内では被溶融処理物が自燃
溶融するから、前記表面溶融炉における熱効率を改善で
きる。つまり、前記熱分解固形物が、所定比率で揮発成
分を含有するように乾留条件を調節し、そのまま前記表
面溶融炉に投入するから、投入された熱分解固形物は、
前記表面溶融炉内で自燃するのである。例えば、乾留装
置からの熱分解固形物を搬送する搬送装置を表面溶融炉
に直結しておけば、前記熱分解固形物が冷めない間に表
面溶融炉に投入でき、所要加熱熱量を低減できる。従っ
て、被溶融処理物の内部で発熱するから、熱効率は高
く、外部から加熱すべき熱量を低減できる。 〔第2特徴手段〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の操業方法の第2特徴手段は、請求項2に記載の
如く、前記第1特徴手段における燃料比を0.5以上
1.5以下に維持する点にある。 〔第2特徴手段の作用効果〕上記第2特徴手段によれ
ば、上記第1特徴手段の作用効果に加えて、被溶融処理
物中の揮発成分が多く、自燃による発熱量が高いから、
別途の加熱を必要としなくなる。つまり、平面溶融炉内
において被溶融処理物の被加熱温度が1300〜140
0℃の範囲内に加熱されれば、前記被溶融処理物は自燃
し、且つ、その中の不燃物を溶融できる。実験によって
異なる条件で乾留処理した廃棄物の熱分解固形物を燃焼
させた際の燃焼温度を求めた結果を整理して、こうした
条件を満足する燃料比を求めたものが図3であり、この
点は発明者の実験によって得た知見である。同図から、
燃料比が0.5以上1.5以下であれば、上記温度条件
を満足することが判る。因みに、燃料比が0.5未満に
なると、熱分解固形物の表面が粘着性を有するようにな
り、取り扱いにくくなる。尚、燃料比とは、石炭技術分
野における用語であり、熱分解固形物中の固定炭素分の
重量を揮発成分の重量で除したものである。 〔第3特徴手段〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の操業方法の第3特徴手段は、請求項3に記載の
如く、前記第2特徴手段における乾留装置として外熱型
の乾留キルンを用い、前記乾留キルンを加熱する熱源に
炉内からの乾留ガスの燃焼熱を用いる点にある。 〔第3特徴手段の作用効果〕上記第3特徴手段によれ
ば、上記第2特徴手段の作用効果に加えて、乾留装置に
おける加熱熱源として、他の熱源に頼らず、廃棄物の乾
留によって得られる乾留ガスの燃焼熱を用いることがで
きる。例えば、前記乾留ガスを燃焼させて、その燃焼熱
で高温になった燃焼ガスを、乾留装置において廃棄物を
加熱する熱源とすることができる。このようにすれば、
前記乾留ガスがすでに高温であるから、廃棄物を乾留す
る温度にまで流体温度を高めるのに必要とする熱量は小
さく、前記乾留ガスの使用量である燃料消費量を低く抑
えることができる。 〔第4特徴手段〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の操業方法の第4特徴手段は、請求項4に記載の
如く、前記第3特徴手段における乾留条件を調節するの
に、乾留キルンの出口における乾留ガス温度が所定範囲
内になるように調節する点にある。 〔第4特徴手段の作用効果〕上記第4特徴手段によれ
ば、上記第3特徴手段の作用効果を奏する中で、燃料比
を、0.5以上1.5以下に容易に調節できる。つま
り、燃料比は、熱分解固形物を分析しなければ求められ
ないが、発明者等は実験結果から、例えば図4に示すよ
うに、廃棄物の熱分解温度と熱分解固形物の燃料比との
間に特定の関係が存するることを知見したのである。実
際には、熱分解温度が低ければ、廃棄物の熱分解が進ま
ず、揮発成分も蒸散しないで熱分解固形物中に留まるか
ら、前記熱分解固形物の燃料比は低くなり、熱分解温度
が高くなるほど廃棄物の熱分解が進み、揮発成分は次第
に蒸散し、極度に熱分解温度を高めれば、揮発成分がほ
ぼ完全に蒸散し、燃料比が幾何級数的に大きくなる。そ
こで、乾留キルン出口の乾留ガスの温度を熱分解温度の
目安とするのである。 〔第5特徴手段〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の操業方法の第5特徴手段は、請求項5に記載の
如く、前記第4特徴手段における乾留ガス温度を、39
0℃以上430℃以下に調節する点にある。 〔第5特徴手段の作用効果〕上記第5特徴手段によれ
ば、上記第4特徴手段の作用効果を奏しながら、燃料比
を0.7〜1.5の範囲内に維持できる。例えば図4に
示した、廃棄物の熱分解温度と熱分解固形物の燃料比と
の間の特定の関係に見るように、350℃以上になる
と、燃料比が熱分解温度の上昇に伴って急激に大きくな
る。尚、熱分解温度を約350〜430℃の範囲内に維
持すれば、前記燃料比は、0.5〜1.5の範囲内とな
る。
【0009】〔第1特徴構成〕上記の目的のための本発
明の廃棄物処理設備の第1特徴構成は、請求項6に記載
の如く、乾留装置を、回転胴の外部から加熱流体により
加熱する加熱手段を備えた外熱型の乾留キルンとし、前
記乾留キルンからの熱分解固形物を搬送して、表面溶融
炉に投入する搬送装置を設けると共に、前記乾留キルン
出口における乾留ガス温度を検出自在な温度検出手段を
設けて、前記温度検出手段で検出した乾留ガス温度に基
づき、前記乾留キルンにおける乾留条件を調節する乾留
制御手段を設けてある点にある。 〔第1特徴構成の作用効果〕上記第1特徴構成は、前記
第2特徴手段及び第4乃至第5特徴手段を実現できる構
成である。つまり、回転胴内で加熱される廃棄物の熱分
解温度を、前記回転胴出口の乾留ガス温度により代替で
きるから、この乾留ガス温度を所定範囲内に維持すれ
ば、熱分解固形物の燃料比を、所定の範囲内に収め得る
のである。例えば、上記第5特徴手段の作用効果の説明
に示したように、前記乾留ガス温度を350〜430℃
に維持すれば、生成する熱分解固形物の燃料比を、0.
5〜1.5の範囲内に維持できるようになるのである。
前記燃料比を、0.7〜1.5の範囲内に維持するに
は、前記乾留ガス温度を390〜430℃の範囲内に維
持すればよい。 〔第2特徴構成〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の第2特徴構成は、請求項7に記載の如く、前記
第1特徴構成における加熱流体を加熱する加熱器を設け
て、前記乾留ガスを導く燃料管を前記加熱器に接続し
て、前記加熱流体を前記乾留ガスの燃焼熱で加熱するよ
うに構成してある点にある。 〔第2特徴構成の作用効果〕上記第2特徴構成は、上記
第3特徴手段を実施できる構成である。つまり、前記第
1特徴構成の作用効果に加えて、乾留キルンを加熱する
熱源としての加熱流体は、乾留ガスの燃焼熱を用いて昇
温されるので、外部熱源を殆ど必要としない。また、燃
焼熱を用いるから、前記乾留ガスの温度以上に回転胴を
加熱できる。従って、熱分解固形物の燃料比を所定の範
囲に容易に調節できる。 〔第3特徴構成〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の第2特徴構成は、請求項8に記載の如く、前記
第1特徴構成又は前記第2特徴構成における乾留制御手
段を、前記加熱流体の温度を調節するように構成してあ
る点にある。 〔第3特徴構成の作用効果〕上記第3特徴構成によれ
ば、上記第1特徴構成又は第2特徴構成の作用効果に加
えて、廃棄物の乾留温度を容易に調節できるようにな
る。つまり、回転胴の温度によって、前記回転胴内の廃
棄物の加熱温度を調節するのである。従って、簡単な制
御機構により、熱分解固形物の燃料比を所定範囲内に制
御できる。 〔第4特徴構成〕上記の目的のための本発明の廃棄物処
理設備の第4特徴構成は、請求項9に記載の如く、前記
第1特徴構成〜第3特徴構成の何れかにおける乾留制御
手段を、前記回転胴の回転速度を調節するように構成し
てある点にある。 〔第4特徴構成の作用効果〕上記第4特徴構成によって
も、上記第1特徴構成又は第3特徴構成の作用効果に加
えて、廃棄物の乾留温度を容易に調節できるようにな
る。つまり、回転胴の回転速度を変化することにより、
前記廃棄物の炉内滞留時間を調節できるから、廃棄物の
特性に応じた乾留制御ができるのである。例えば、水分
を多く含有する廃棄物であれば、その水分蒸発に時間を
要し、且つ、水分の蒸発潜熱を奪うから、炉内滞留時間
を長くすることが好ましいのである。また、上記第3特
徴構成における作用効果を奏する中で、より厳密に前記
乾留温度を調節できる。つまり、加熱温度と共に、炉内
滞留時間を制御できるのである。従って、確実に熱分解
固形物の燃料比を制御できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】上記本発明の廃棄物処理設備及び
その操業方法の実施の形態の一例について、以下に、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る廃棄物
処理設備の構成説明図である。尚、前記従来の技術にお
いて説明した要素と同じ要素並びに同等の機能を有する
要素に関しては、先の図6乃至図8に付したと同一の符
号を付し、詳細の説明の一部は省略する。
【0011】廃棄物処理設備は、図1に示すように、廃
棄物を熱分解処理する乾留装置2と、その乾留装置2で
生じた熱分解固形物Dを溶融処理する表面溶融炉20と
で構成してある。そして、前記乾留装置2と前記表面溶
融炉20との間に、前記乾留装置2からの前記熱分解固
形物Dを、前記表面溶融炉20に直接投入する搬送装置
3を設ける。前記表面溶融炉20からの燃焼生成ガスB
を煙突9に導く煙道6には、後燃焼室7、空気予熱器2
7、ガス冷却塔28、濾過式の除塵装置29、排ガス浄
化装置30、誘引送風機8が順に配置し、順次各設備を
経由して前記表面溶融炉20からの排出ガスを、前記誘
引送風機8で煙突に向けて送り出すように構成する。前
記後燃焼室7には、二次空気供給路26を接続する。ま
た、前記空気予熱器27には、燃焼用空気を流通する熱
交換部を設ける。前記表面溶融炉20の主室21で生成
した前記燃焼生成ガスBは、前記後燃焼室7で二次燃焼
用空気A2の供給を受けて完全燃焼する。完全燃焼した
後の排ガスEは、燃焼用空気Aを予熱し、その後、前記
ガス冷却塔28でダイオキシン生成温度領域を通過して
150℃程度まで急速に冷却する。前記ガス冷却塔28
出口後の煙道6内では冷却後の排ガスEに消石灰粉末を
添加して、前記排ガスE中の塩酸を消石灰と反応させて
固体化する。後続の前記除塵装置29では、前記排ガス
Eから飛灰その他の同伴固形物と、前記塩酸を固定した
消石灰粉末を捕捉する。さらに、前記排ガス浄化装置3
0で、除塵後の排ガスEを洗浄して、前記排ガスE中の
窒素酸化物等を除去する。尚、前記表面溶融炉20に
は、不燃廃棄物Wnの装入設備を設けて、前記熱分解固
形物Dを燃料として、不燃廃棄物Wnの溶融処理をも可
能に構成しておくとよい。
【0012】前記乾留装置2は、回転胴12の外部から
加熱流体Hにより加熱する加熱手段15を備えた外熱型
の乾留キルン10で構成する。前記加熱手段15に加熱
流体Hを供給する加熱流体供給路16には、前記加熱流
体Hを燃料の燃焼熱により加熱する加熱器17として、
乾留ガス燃焼器17Aを設けて、前記乾留ガス燃焼器1
7Aに燃料Fを供給する燃料管18を前記乾留キルン1
0の排出部14に接続し、前記乾留ガスGを、前記燃料
Fとして前記乾留キルン10から直接供給するようにす
る。このように、前記乾留キルン10から前記表面溶融
炉20に前記乾留ガスGを直接供給することで、前記乾
留ガスGの保有熱を有効に活用できる。この乾留ガス燃
焼器17Aでは、前記乾留ガスGが燃焼することで生成
する加熱流体Hとしての排ガスの温度を高める加熱器の
役割を果たすものである。尚、前記加熱器17への前記
乾留ガスGの供給量を調整可能に構成して、余剰の乾留
ガスGは、前記表面溶融炉20からの燃焼生成ガスBを
後燃焼室7に導く煙道6内に放出するように構成してあ
ることが好ましい。ここで、前記表面溶融炉20の主室
21に燃料Fを供給する燃料供給路4への入り口に前記
乾留ガスGからオイル分を分離するオイル分離装置を設
けて、分離したオイルを前記燃料供給路4に供給するよ
うにすれば、前記主室21内での燃料Fの発熱量を高め
ることができる。
【0013】前記乾留キルン10には、廃棄物Wの乾留
条件を調節する乾留制御手段19を設ける。また、前記
乾留キルン10の出口である前記排出部14には、回転
胴12内からの乾留ガスGの温度を検出自在な温度検出
手段19aを設ける。前記乾留制御手段19は、前記温
度検出手段19aで検出した乾留ガス温度に基づき、前
記加熱器17の加熱条件を調節して、前記加熱流体Hの
温度を通常は500〜550℃の範囲内に調節し、前記
乾留キルン10における乾留条件を調節するように構成
する。つまり、この加熱流体Hの温度は、前記乾留ガス
温度を所定範囲内に維持するように調節するのである。
前記乾留ガス温度の好適な範囲は、390〜430℃で
ある。さらに、前記乾留制御手段19を、前記回転胴1
2の回転駆動装置(図示省略)をも制御して、前記回転
胴12の回転速度を調節するように構成する。これは、
前記乾留キルン10の被処理物装入部11に装入された
廃棄物Wの乾留に要する時間が、装入される廃棄物の質
により異なる場合があるためと、急速に攪拌して加熱す
ることで、廃棄物の乾留が促進できる場合があるからで
ある。後者の場合には、前記加熱流体Hの温度を通常よ
りも高くする場合がある。こうした乾留条件の調節は、
排出される熱分解固形物Dの、前記熱分解固形物D中に
おける揮発成分Vに対する固定炭素分Cの重量比として
定義される燃料比を所定の範囲に維持することが目的で
ある。
【0014】前記燃料比の好適な範囲は、0.5以上
1.5以下である。この燃料比の範囲内であれば、前記
熱分解固形物Dは、十分に揮発成分を有する状態で前記
表面溶融炉20に装入され、前記乾留キルン10から排
出されたままの温度を保有するから、装入された熱分解
固形物Dが、前記表面溶融炉20の主室21に供給され
る一次燃焼用空気A1に接することで自燃して、共に装
入された不燃性廃棄物Wや、前記熱分解固形物D中の可
燃物分が燃焼して生成する灰等の不燃物を、他に燃料を
用いなくても溶融できる。また、表面に粘着性のない状
態で前記表面溶融炉20に装入されるから、前記主室2
1内に擂り鉢型の堆積表面25を形成することが阻害さ
れず、前記表面溶融炉20は、円滑に操業できる。
【0015】以上のように構成した廃棄物処理設備にお
ける表面溶融炉20の主室21内での被溶融処理物の挙
動について以下に説明する。図2は炉内に装入された被
溶融処理物(これには、乾留キルン10からの熱分解固
形物Dと、別に装入された飛灰等の不燃廃棄物Wnとが
混在している。)の熱分解挙動を示す炉の要部の断面図
である。前記表面溶融炉20の主室21は、円筒状の内
周壁を立設してある固定天井部22と、前記内周壁との
間に間隔を隔てて、前記内周壁と同心に配置された周壁
部24aをを備えて、炉底部24bを有する回転部24
との間の空間で形成される。前記回転部24は、その周
壁部24aの軸芯回りに回転駆動される。その回転部2
4には、回転軸心の位置にスラグホール24cを形成し
てある。
【0016】炉内には、前記乾留キルン10からの熱分
解固形物Dが、排出部14で選別されて、金属類を分離
した後、搬送装置3によって直接に、連続して前記表面
溶融炉20の装入機構(図示省略)に投入され(図1参
照)、その傍ら、収集された焼却灰等の不燃廃棄物Wn
が、間欠的に前記装入機構に被溶融処理物として投入さ
れる。前記被溶融処理物は、何れも、前記固定天井部2
2の内周壁と前記周壁部24aとの間に形成される装入
空間から炉内に装入される。前記周壁部24aが前記固
定天井部22に対して相対回転するために、装入された
被溶融処理物の堆積層の内表面は、前記内周壁の下端部
から内側の炉底部24b上に堆積し、擂り鉢状の堆積表
面25を形成して、その状態を維持しながら、前記装入
空間内の被溶融処理物は炉内に向けて下降する。
【0017】前記堆積表面25上の空間は前記堆積層で
上方を封止されて、閉鎖空間を形成する。この主室21
内の閉鎖空間内に、バーナ22aから点火用燃料が供給
され、一次空気ノズル22bを経て一次空気供給路23
からの一次燃焼用空気A1が吹き込まれ、炉内で点火さ
れる。前記主室21内が前記熱分解固形物D中の揮発成
分Vの着火温度に達すると、前記熱分解固形物Dが燃焼
を始め、ほぼ1300℃に達すると、前記熱分解固形物
Dは、外部からの加熱を必要とせずに燃焼を続けるよう
になる。つまり、前記熱分解固形物Dが自燃を始めるの
である。この燃焼過程は、還元性雰囲気、即ち酸素不足
雰囲気で行われる。この過程を図2に沿って説明する
と、前記堆積表面25の前記不燃廃棄物Wn中の水分M
が先ず蒸散し、温度が高まるに従って、前記熱分解固形
物Dがさらに熱分解して、含有する揮発成分Vを放出す
る。この揮発成分Vは、熱分解した低沸点の有機物(例
えばCnHm)や、部分酸化により生成する一酸化炭素
や、水素などを含んでいる。前記熱分解固形物Dの熱分
解残渣は、次第に固定炭素分Cを多く含むようになり、
ついには、全てが固定炭素分Cとなる。この固定炭素分
Cも高温の状態で前記一次燃焼用空気A1に接して、固
体燃焼を続けて一酸化炭素を生成し、灰分のみを残すよ
うになる。この過程で、前記熱分解固形物Dが燃焼して
生成した灰分や前記不燃廃棄物Wnが溶融して、前記堆
積表面25上に溶融層を形成し、溶融スラグ化する。こ
の溶融スラグSは主として珪素酸化物、アルミニウム酸
化物、カルシウム酸化物等で形成される。生成した溶融
スラグSは、前記スラグホール24cから下方のスラグ
ピット(図示省略)に向けて滴下する。一方、一部酸化
した前記揮発成分Vは、前記スラグホール24cから前
記スラグピットへの経路から分岐した煙道6を経て後燃
焼室7に向けて排出される。
【0018】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。 〈1〉上記実施の形態に於いては、乾留装置2を、回転
胴12の外部から加熱流体Hにより加熱する加熱手段1
5を備えた外熱型の乾留キルン10で構成した例につい
て説明したが、前記乾留装置2は、他の形式のものであ
ってもよい。例えば、旋回羽で順次下方の棚に掻き落と
していくように構成した多段の縦型炉で乾留装置を構成
してもよく、また、流動層炉で乾留装置を構成してもよ
い。 〈2〉上記実施の形態に於いては、加熱手段15に加熱
流体Hを供給する加熱流体供給路16に加熱器17をと
して、乾留ガス燃焼器17A設けて、燃料Fを供給する
燃料管18を前記乾留キルン10の排出部14に接続
し、前記乾留ガスGを、前記燃料Fとして前記乾留キル
ン10から直接供給するように構成した例について説明
したが、前記加熱器17を燃焼器を備える熱交換器と
し、例えば空気予熱器27出口の排ガスEを導入して、
前記乾留ガスGを燃焼させて加熱し、前記加熱した排ガ
スEを加熱流体Hとするようにしてもよい。また、他の
手段により前記加熱流体Hを加熱するようにしてもよ
い。さらに、空気予熱器27に高温の熱交換器を設け
て、所定温度に加熱された空気を前記加熱流体Hとして
用いてもよい。 〈3〉上記実施の形態に於いては、バーナ22aに供給
する燃料に、乾留ガスGを用いる例を図示して説明した
が、前記バーナ22aに供給する燃料Fは重油であって
もよい。上述のように、燃料消費量が低減できるからで
ある。 〈4〉上記実施の形態に於いては、乾留制御手段19
を、温度検出手段19aで検出した乾留ガス温度に基づ
き、加熱流体Hの温度を通常は500〜550℃の範囲
内に調節し、且つ、回転胴12の回転速度をも制御する
ように構成する例について説明したが、前記加熱流体H
の温度を高めに設定し、その流量を調節するようにして
あってもよく、前記回転胴12の回転速度は所定速度に
してあってもよい。 〈5〉上記実施の形態に於いては、乾留装置2と表面溶
融炉20との間に、前記乾留装置2からの熱分解固形物
Dを、前記表面溶融炉20に直接投入する搬送装置3を
設ける例について説明したが、従来の技術の項で説明し
たように、排出部14で乾留ガスGから分離された前記
熱分解固形物Dを金属等を選別分離して一旦貯留した
後、車両等の搬送手段によって搬送するようにしてもよ
い。 〈6〉上記実施の形態に於いては、表面溶融炉20を、
固定天井部22と回転部24とを備えるものとして構成
する例について説明したが、固定された周壁部に対して
天井部が相対回転するように構成したものでもよく、ま
た、両者とも相対的に回転に対して固定した構成であっ
てもよい。
【0019】
【実施例】上述の溶融処理過程で、前記熱分解固形物D
が自燃溶融を維持させる条件について調べた。特定のゴ
ミを乾留処理炉で処理し、異なる燃料比の熱分解固形物
Dを生成させ、夫々を、20ton実証炉に装入して溶
融処理した。この場合、前記乾留処理炉の熱分解固形物
Dを取り出す排出部14と前記実証炉の被溶融処理物装
入口とは直結していない。試験結果は図5に示すよう
に、熱分解固形物Dの燃料比が大きいほど重油使用量は
多くなっており、燃料比が1.5以下であれば、重油消
費量は70リットル/hに満たないという結果を得てい
る。殊に、燃料比が0.7以下であれば、起動時にバー
ナ22aから燃料を供給して炉内を昇温するだけで、そ
の後はバーナ22aを完全に停止しても、溶融処理を続
行できるという結果を得ている。従って、乾留装置の熱
分解固形物排出口を平面溶融炉の被溶融処理物装入口に
搬送装置で直結すれば、上記の70リットル/h未満の
重油の燃焼熱量に相当する程度は、上記実証炉の場合、
熱分解固形物の保有熱量で前記平面溶融炉に供給できる
から、前記燃料比を1.5以下にすれば、前記熱分解固
形物は、炉内で自燃溶融するといえる。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物処理設備の構成説明図
【図2】表面溶融炉内における熱分解固形物の挙動を説
明する要部断面図
【図3】燃料比と燃焼温度の関係を示す線図
【図4】熱分解温度と燃料比の関係を示す線図
【図5】表面溶融炉における熱分解固形物の溶融処理の
実施例効果を示す線図
【図6】従来の廃棄物処理設備の構成説明図
【図7】乾留キルンにおける廃棄物の熱分解挙動を説明
する要部縦断面図
【図8】平面溶融炉内における被溶融処理物の挙動を説
明する要部縦断面図
【符号の説明】
2 乾留装置 3 搬送装置 10 乾留キルン 12 回転胴 13 乾留装置の出口 15 加熱手段 17 加熱器 18 燃料管 19 乾留制御手段 19a 温度検出手段 20 表面溶融炉 C 固定炭素分 D 熱分解固形物 G 乾留ガス H 加熱流体 V 揮発成分 W 廃棄物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 真司 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 Fターム(参考) 3K061 AA07 AA18 AB02 AB03 BA05 BA08 BA09 DA05 DA18 DA19 DB01 FA01 FA21 FA24 3K078 AA05 AA08 AA09 BA03 CA02 CA12 CA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を熱分解処理する乾留装置と、そ
    の乾留装置で生じた熱分解固形物を溶融処理する表面溶
    融炉とを有する廃棄物処理設備の操業方法であって、 前記熱分解固形物中における揮発成分に対する固定炭素
    分の重量比として定義される燃料比を所定の範囲に維持
    するように、前記乾留装置における廃棄物の乾留条件を
    調節して、前記揮発成分を有する熱分解固形物を搬送装
    置によって前記表面溶融炉に投入する廃棄物処理設備の
    操業方法。
  2. 【請求項2】 前記燃料比を0.5以上1.5以下に維
    持する請求項1記載の廃棄物処理設備の操業方法。
  3. 【請求項3】 前記乾留装置として外熱型の乾留キルン
    を用い、前記乾留キルンを加熱する熱源に炉内からの乾
    留ガスの燃焼熱を用いる請求項2記載の廃棄物処理設備
    の操業方法。
  4. 【請求項4】 前記乾留条件を調節するのに、前記乾留
    キルンの出口における乾留ガス温度が所定範囲内になる
    ように調節する請求項3記載の廃棄物処理設備の操業方
    法。
  5. 【請求項5】 前記乾留ガス温度を、390℃以上43
    0℃以下に調節する請求項4記載の廃棄物処理設備の操
    業方法。
  6. 【請求項6】 廃棄物を熱分解処理する乾留装置と、そ
    の乾留装置で生じた熱分解固形物を溶融処理する表面溶
    融炉とを有する廃棄物処理設備であって、 前記乾留装置を、回転胴の外部から加熱流体により加熱
    する加熱手段を備えた外熱型の乾留キルンとし、 前記乾留キルンからの前記熱分解固形物を搬送して、前
    記表面溶融炉に投入する搬送装置を設けると共に、 前記乾留キルン出口における乾留ガス温度を検出自在な
    温度検出手段を設けて、 前記温度検出手段で検出した乾留ガス温度に基づき、前
    記乾留キルンにおける乾留条件を調節する乾留制御手段
    を設けてある廃棄物処理設備。
  7. 【請求項7】 前記加熱流体を加熱する加熱器を設け
    て、前記乾留ガスを導く燃料管を前記加熱器に接続し
    て、前記加熱流体を前記乾留ガスの燃焼熱で加熱するよ
    うに構成してある請求項6記載の廃棄物処理設備。
  8. 【請求項8】 前記乾留制御手段を、前記加熱流体の温
    度を調節するように構成してある請求項6又は7に記載
    の廃棄物処理設備。
  9. 【請求項9】 前記乾留制御手段を、前記回転胴の回転
    速度を調節するように構成してある請求項6〜8の何れ
    か1項に記載の廃棄物処理設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321886A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 廃棄物熱分解ガス化装置における炭化物の燃料比調整方法及び装置

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JP2006321886A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 廃棄物熱分解ガス化装置における炭化物の燃料比調整方法及び装置

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