JP2000298078A - トラクション係数測定装置 - Google Patents
トラクション係数測定装置Info
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- JP2000298078A JP2000298078A JP11105567A JP10556799A JP2000298078A JP 2000298078 A JP2000298078 A JP 2000298078A JP 11105567 A JP11105567 A JP 11105567A JP 10556799 A JP10556799 A JP 10556799A JP 2000298078 A JP2000298078 A JP 2000298078A
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Abstract
の外周面との接触部分のトラクション係数を、実際の運
転状況に則した状態で測定可能にする。 【解決手段】 駆動側ローラ9の外周面と従動側ローラ
11の外周面とを当接させ、押圧装置30により接触部
分に所定の面圧を加える。この従動側ローラ11を支持
した従動軸16は、この従動側ローラ11の外周面の母
線の曲率中心を通る鉛直軸を中心に変位自在である。駆
動軸7の途中に設けた駆動側トルク測定器8により、上
記駆動側ローラ9に加えるトルクを測定しつつ、上記接
触部分で発生するトラクション力を測定する。
Description
係数測定装置は、各種機械装置の動力伝達手段を構成す
る摩擦変速機(トラクションドライブ変速機)の基本性
能に大きな影響を及ぼす、トラクション係数を、実用状
態に則した条件で精密に測定する為に利用する。
用の変速機として、トラクションドライブ変速機の一種
である、トロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。或は、工作機械のスピンドル用の変速機とし
て、トラクションドライブ変速機が使用されている。こ
の様なトラクションドライブ変速機は、互いに摩擦係合
して動力を伝達する部材同士の当接部であるトラクショ
ン部のトラクション係数を測定する事が、高性能のトラ
クションドライブ変速機の設計を行なう上から重要であ
る。
せて回転力の伝達を行なわせる1対のローラを組み込ん
だトラクション係数測定装置が各種使用されている。こ
の様に、1対のローラを使用してトラクション係数を測
定する方法としては、次の2種類のものが存在する。第
一の方法は、従動側ローラに負荷をかけた状態で、駆動
側ローラによりこの従動側ローラを回転駆動し、これら
駆動側、従動側両ローラの回転数からトラクション部で
の滑り率を求めると共に、駆動側ローラに加わるトルク
から、このトラクション部でのトラクション力を求める
ものである。又、第二の方法は、1対のローラを互いに
異なる回転数(周速)で回転駆動し、トラクション部に
所定の滑り率を強制的に加え、駆動側ローラに加わるト
ルクから、このトラクション部でのトラクション力を求
めるものである。
変速機として使用するトロイダル型無段変速機に関する
トラクション係数を、実用状態に近い条件の下で精密に
測定自在とするものである。より具体的には、トラクシ
ョン部の周速が0〜40m/s 、接触面圧Pmax が0〜4
0GPa 、トラクションオイルの温度が−40〜+150
℃の条件下で、実際の使用条件下で発生するスピンも考
慮しつつ、上記トラクション係数の測定を行なえる様に
するものである。
数測定装置は、従来から知られているトラクション係数
測定装置と同様に、駆動源により駆動軸を中心に回転駆
動される駆動ローラと、その外周面をこの駆動ローラの
外周面に当接させる事により、この駆動ローラの回転に
伴って従動軸と共に回転する従動ローラと、この従動軸
が回転する事に対する抵抗をこの従動軸に負荷する負荷
装置とを備える。
に於いては、上記駆動ローラと従動ローラとのうちの少
なくとも一方のローラの外周面の母線は、この外周面を
凸面とする部分円弧である。そして、このローラを支持
した部分は、この母線の曲率中心を通る鉛直軸を中心と
する相対変位自在である。
測定装置によりトラクション係数を測定する場合には、
駆動ローラを回転駆動し、この駆動ローラの回転を従動
ローラに伝達する。駆動軸と従動軸との角度は、両ロー
ラを支持した部分を相対変位させる事により調節自在で
あり、トラクション部のスピンは、上記角度を調節する
事により調節自在である。この為、実用状態に則した条
件下で、上記トラクション係数を精密に測定できる。
の第1例を示している。本発明のトラクション係数測定
装置は、図6に示す様に、所定の条件でトラクション伝
達を行なわせる試験機本体1と、トラクション伝達部に
所定の面圧を付与する為の流体圧を調整する為の流体圧
調整装置2と、このトラクション伝達部に温度を調整し
たトラクションオイル等の試料油を供給する為の試料油
供給装置3と、トラクション部に抵抗を付与する為の負
荷装置を冷却する為の冷却装置4と、上記試験器本体1
部分での各状態を測定し更にこの測定データを処理する
為の測定処理装置5とから成る。又、この測定処理装置
5は、図7に示す様に、上記試料油供給装置3が供給す
る試料油の温度を測定する為の油温センサ6と、後述す
る駆動側ローラ9をやはり後述する従動側ローラ11
(図1〜2参照)に押圧する荷重を測定する為の荷重測
定器15と、やはり後述する駆動軸7(図1〜2参照)
を通じて伝達されるトルクを測定する為の駆動側トルク
測定器8と、この駆動軸7により回転駆動される上記駆
動側ローラ9の回転速度を検出する為の駆動側回転検出
器10と、この駆動ローラ9の回転に伴って回転する、
上記従動側ローラ11の回転速度を検出する為の従動側
回転検出器12と、この従動側ローラ11と共に回転す
る従動軸16(図1)に加わるトルクを測定する為の従
動側トルク測定器13とを備える。
示す様に、マイクロコンピュータ等の演算処理器14に
入力している。そして、この演算処理器14は、上記荷
重測定器15の検出値Fと上記駆動側トルク測定器8の
検出値Tq1 とから、トラクション係数μを算出する。
又、上記演算処理器14は、上記駆動側、従動側両回転
検出器10、12の測定値N1 、N2 から、トラクショ
ン部である、上記駆動側ローラ9の外周面と上記従動側
ローラ11の外周面との当接部の滑り率sを算出する。
又、上記演算処理器14は、上記駆動側、従動側両トル
ク測定器8、12の検出値Tq1 、Tq2 と、上記駆動
側、従動側両回転検出器10、12の測定値N1 、N2
とから、上記駆動側ローラ9の外周面と上記従動側ロー
ラ11の外周面との当接部での動力伝達の効率{=(N
2 ・Tq2 )/(N1 ・Tq1 )}を算出する。又、上
記演算処理器14は、上記トラクション係数μの算出値
と上記滑り率sの算出値とをプロッタ17に送り、この
プロッタ17に、例えば図8に示す様な測定値を出力さ
せる。更に、上記演算処理器14は、上記滑り率sと設
定値とを比較し、この滑り率が設定値を越えた場合に、
安全装置18により、前記試験器本体1を停止させる。
19の上面を構成する定盤20の上面には、駆動側ユニ
ット用支持板21と従動側ユニット用支持板22とを設
けている。このうちの駆動側ユニット用支持板21は上
記定盤20に対して、直動軸受23、23により、次述
する駆動軸7の配設方向(図1の左右方向)に対して直
角方向(図1の上下方向)に亙る変位自在に支持してい
る。これに対して上記従動側ユニット用支持板22は上
記定盤20に対して、枢軸44(図3〜4)により、取
付角度の調節自在に設けている。この角度調節の中心軸
Oは、後述する従動側ローラ11の外周面の母線の曲率
中心を通る鉛直軸(曲率中心となる点を結んで得られる
円弧のうち、後述する駆動側ローラ9に近い部分で鉛直
方向に引かれる接線に一致する軸)である。
は、駆動軸7を回転自在に支持している。この駆動軸7
は、基端部7aと先端部7bとを互いに同心に配置し、
これら両端部7a、7b同士の間に駆動側トルク測定器
8を、カップリング24a、24bにより直列に結合し
て成る。上記基端部7aは上記駆動側ユニット用支持板
21の上面に、1対の転がり軸受ユニット25、25に
より、回転自在に支持している。これに対して上記先端
部7bは、上記駆動側ユニット用支持板21の上面に固
定した、平面形状がコ字形である駆動側ローラ用支持ブ
ラケット26に、転がり軸受により、回転自在に支持し
ている。この転がり軸受は、転がり抵抗が低く、しかも
ラジアル荷重だけでなく、スピンにより生じるスラスト
荷重も支承自在とする為、少なくとも1対のアンギュラ
型の玉軸受を、背面組み合わせ或は正面組み合わせで使
用する。上記駆動側ローラ9は、この駆動側ローラ用支
持ブラケット26の内側部分で、上記先端部7bに固定
されている。又、この駆動側ローラ用支持ブラケット2
6の外側面に設けた、ロータリエンコーダ等の駆動側回
転検出器10により、上記先端部7bの回転速度(回転
量)を検出自在としている。これに対して、上記基端部
7aの端部には従動プーリ27を固定し、この従動プー
リ27と、駆動源であるモータ43の回転軸に固定した
駆動プーリ28との間に無端ベルト29を掛け渡して、
上記駆動軸7を回転駆動自在としている。
駆動軸7の中心軸と一致している。又、この駆動側ロー
ラ9の外周面の母線は、ローラの回転中心に対し平行な
直線である。従って、この駆動側ローラ9の外周面は、
上記駆動軸7の中心軸をその中心とする円筒面である。
この様な駆動側ローラ9をその上面に支持した、上記駆
動側ユニット用支持板21は、前述した様に前記定盤2
0の上面に前記直動軸受23、23により、上記駆動軸
7の配設方向に対して直角方向に亙る水平移動自在に支
持している。更に、上記定盤20の上面と上記駆動側ロ
ーラ用支持ブラケット26との間には、エアシリンダ等
の押圧装置30を設けて、この駆動側ローラ用支持ブラ
ケット26を、前記従動側ローラ11に向け押圧自在と
している。即ち、上記押圧装置30であるエアシリンダ
は、圧縮空気の給排によりピストンロッド31を出し入
れ自在としている。そして、このピストンロッド31の
突出時には上記駆動側ローラ用支持ブラケット26を、
ロードセル等の荷重測定器15を介して押圧し、上記駆
動側ローラ9の外周面と上記従動側ローラ11の外周面
との当接圧を高められる様にしている。
側ユニット用支持板22の上面片隅部(図1の左下隅
部)に固定した従動側ローラ用支持ブラケット32に回
転自在に支持している。又、上記従動側ユニット用支持
板22の上面には、従動軸16を回転自在に支持してい
る。この従動軸16は、基端部16aと先端部16bと
を互いに同心に配置し、これら両端部16a、16b同
士の間に従動側トルク測定器13を、カップリング33
a、33bにより直列に結合して成る。上記基端部16
aは上記従動側ユニット用支持板22の上面に、1対の
転がり軸受ユニット34、34により、回転自在に支持
している。これに対して上記先端部16bは、上記従動
側ユニット用支持板22の上面に固定した、平面形状が
コ字形である、上記従動側ローラ用支持ブラケット32
に、転がり軸受により、回転自在に支持している。この
転がり軸受も、少なくとも1対のアンギュラ型の玉軸受
を、背面組み合わせ或は正面組み合わせで使用する。上
記従動側ローラ11は、この従動側ローラ用支持ブラケ
ット32の内側部分で、上記先端部16bに固定されて
いる。又、この従動側ローラ用支持ブラケット32の外
側面に設けた、ロータリエンコーダ等の従動側回転検出
器12により、上記先端部16bの回転速度(回転量)
を検出自在としている。
面他隅部(図1の右上隅部)には、上記従動側ローラ1
1が回転する事に対する抵抗を付与する為の負荷軸35
を、転がり軸受ユニット34a、34aにより、回転自
在に支持している。この負荷軸35の基端部は、電磁ブ
レーキ等、この負荷軸35の回転に対する抵抗となる負
荷装置36に接続している。トラクション係数測定装置
の運転時にこの負荷装置36は、前記冷却装置4により
冷却する。又、上記負荷軸35の先端部に固定したプー
リ37と、上記従動軸16の基端部16aの端部に固定
したプーリ38との間に無端ベルト39を掛け渡して、
上記負荷装置36による抵抗を、前記従動側ローラ11
に付与自在としている。
面の母線は、この外周面を凸面とする部分円弧である。
そして、前述した様に、上記従動側ローラ11を支持し
た従動側ユニット用支持板22は、図3〜5に詳示する
様に、前記枢軸44により前記定盤20に対して、上記
従動側ローラ11の外周面の母線の曲率中心を通る鉛直
軸である、前記中心軸Oを中心として、取付角度位置の
調節自在としている。前記駆動側ユニット用支持板21
は、上記定盤20に対して平行移動のみ自在である。従
って、上記従動側ユニット用支持板22は、上記駆動用
ユニット用支持板21に対し、上記中心軸Oを中心とす
る相対変位自在である。この為に本例の場合には、上記
従動側ユニット用支持板22に、それぞれが上記枢軸4
4の中心でもある上記中心軸Oを中心とする、複数の円
弧状の長孔40、40を形成している。そして、これら
各長孔40、40を上方から挿通したボルト41、41
を、上記定盤20に形成したねじ孔に螺合している。上
記従動側ユニット用支持板22の位置調節を行なう際に
は、上記各ボルト41、41を弛めて、この従動側ユニ
ット用支持板22を、上記中心軸Oを中心に変位させ
る。これに対して、測定作業を行なうべく、上記従動側
ユニット用支持板22を固定する際には、上記各ボルト
41、41を緊締する。
ローラ11の上方には給油ノズル42を設けて、これら
両ローラ9、11の外周面同士の当接部に、温度制御し
たトラクションオイル等の試料油を供給自在としてい
る。即ち、前記試料油供給装置3により、−40〜+1
50℃の範囲で選択された所定温度に調整されたトラク
ションオイル等の試料油を、上記両ローラ9、11の外
周面同士の当接部に注ぐ。尚、この当接部に注ぐトラク
ションオイル等の試料油の温度は、上記給油ノズル42
の先端部に設けた、前記油温センサ6により測定する。
数測定装置により、トラクション係数を測定する場合に
は、先ず、上記両ローラ9、11の外周面同士の当接部
で所定のスピンが発生する様に、前記定盤20に対する
上記従動側ユニット用支持板22の取付位置を調節す
る。上記スピンの程度は、この従動側ユニット用支持板
22の上面に支持した従動軸16と前記駆動軸7とが平
行に近い程小さく、これら両軸16、7同士のなす角度
が大きくなる程大きくなる。この様に、スピンの程度を
変えるべく、上記ボルト41、41を前記長孔40、4
0内で変位させつつ、上記従動側ユニット用支持板22
の取付位置を調節しても、上記両ローラ9、11の外周
面同士の接触状態が不均一になる事はない。この様に上
記従動側ユニット用支持板22の取付位置を調節したな
らば、前記給油ノズル42から、所定の温度に調整した
上記試料油を、上記ローラ9、11の外周面同士の当接
部に注ぐ。
側ローラ用支持ブラケット26を、上記従動側ローラ1
1に向けて押圧する。この結果、この従動側ローラ11
の外周面と上記駆動側ローラ9の外周面との当接部に、
所定の接触面圧Pmax が作用する。この接触面圧Pmax
は、0〜4GPa の範囲で調節する。この接触面圧Pmax
は、上記押圧装置30による押し付け力と、上記両ロー
ラ9、11の周面同士の接触面積とにより、調節自在で
ある。このうちの押し付け力は、上記押圧装置30がエ
アシリンダの場合、前記流体圧調整装置2により、シリ
ンダ内に送り込む圧縮空気の圧力を変える事により、任
意に調節できる。又、上記接触面積は、上記押し付け力
の他、上記両ローラ9、11の外径、それぞれの外周面
の母線の曲率半径を変える事により、調節自在である。
リ28、無端ベルト29、従動プーリ27、駆動軸7を
介して、上記駆動側ローラ9を回転駆動する。この駆動
側ローラ9の回転速度は、上記モータ43の回転速度を
変える事により、周速で0〜40m/s の範囲で調節自在
である。測定作業を行なう場合には、所望の回転速度に
まで加速した後、その回転速度を保持する。この様に上
記駆動側ローラ9を回転駆動する際、上記駆動軸7の基
端部7aと先端部7bとの間に設けた駆動側トルク測定
器8により、上記駆動側ローラ9に付与するトルクを測
定する。
た負荷装置36により、上記従動側ローラ11が回転す
る事に対して、徐々に負荷を加える。そして、前記荷重
測定器15と、前記駆動側トルク測定器8と、前記駆動
側回転検出器10との測定値を、前記演算処理器14に
より処理し、前記プロッタ17により、前述の図8に示
した様な、スピンの値毎に、滑り率sとトラクション係
数μとの関係を表わす曲線を得る。この様な曲線を得る
測定作業は、上記負荷装置36による負荷が大きくな
り、上記従動側ローラ11が回転せず、上記駆動側ロー
ラ9のみが回転する、所謂グロススリップの状態にまで
連続して、リアルタイムで行なえる。又、グロススリッ
プが生じた場合には、前記安全装置18が上記モータ4
3を停止させ、このグロススリップ状態のまま前記試験
機本体1の運転を継続する事を防止して、この試験機本
体1の構成各部の損傷を防止する。
11を固定した前記従動軸16を、前記中心軸Oを中心
に変位させる事により調節自在である。この為、実用状
態に則した条件下で、上記トラクション係数を精密に測
定できる。尚、駆動側トルク測定器8により検出するト
ルクには、上記駆動側、従動側両ローラ9、11の外周
面同士の接触部で生じるトラクション力以外に、前記駆
動軸7を駆動側ローラ用支持ブラケット26に支持して
いる転がり軸受、並びに前記従動軸16を前記従動側ロ
ーラ用支持ブラケット32に支持している転がり軸受の
動トルクが含まれる。これら各転がり軸受の動トルクを
消去して正確なトラクション力を得る為には、所定の試
験条件でトラクション係数の測定を行なう前に、その都
度、当該試験条件の下での、上記各転がり軸受の動トル
クを計測しておく必要がある。尚、上記駆動側トルク測
定器8内に設けた転がり軸受の動トルクの検定は、この
駆動側トルク測定器8に定められた方法により別個に行
なう。
記両ローラ9、11の外周面同士の接触部分の面圧(押
圧装置30による押圧力)、駆動側ローラ9の外周面の
周速、試料油の種類及び温度、上記接触部分のスピンを
上記所定の試験条件に設定し、上記従動側ローラ11に
負荷をかけない状態で行なう。この状態では、上記両ロ
ーラ9、11の外周面同士の間の滑り率sは0.01%
若しくはそれ以下である。そこで、この様な運転条件下
で上記駆動側トルク測定器8が検出するトルクの値を、
上記各転がり軸受の動トルクとする。
て行なう。先ず、従動軸16の先端部16bと従動側ト
ルク測定器13との間に設けたカップリング33bを外
し、この従動側トルク測定器13及び前記転がり軸受ユ
ニット34、34が、上記従動側ローラ11の回転に対
する抵抗にならない様にする。又、上記接触部分のスピ
ンの値が所定値になる様に、前記従動側ユニット用支持
板22の取付角度位置を調節する。そして、上記接触部
分に前記給油ノズル42から、所定の温度に調整した試
料油を供給する。次いで、上記接触部分の面圧が所望値
になる様に、前記押圧装置30により前記駆動側ローラ
用支持ブラケット26を、上記従動側ローラ11に向け
押し付ける。次いで、前記モータ43により上記駆動側
ローラ9を駆動し、所定の回転数まで加速した後、その
回転数を保持する。この状態で、上記駆動側トルク測定
器8が測定するトルクが安定するまで運転し、この駆動
側トルク測定器8の測定値を記録して、上記各転がり軸
受の動トルクとする。この様にして得られた各転がり軸
受の動トルクは、トラクション係数を測定する作業の際
に得られたトルクから除き(差し引き)、その結果得ら
れたトルクの値に基づいて、前記駆動側、受動側両ロー
ラ9、11の外周面同士の接触部で生じるトラクション
力を算出する。
の第2例を示している。本例の場合には、従動側ローラ
11の外周面を、この従動側ローラ11の中心点をその
曲率半径の中心とする部分球面としている。言い換えれ
ば、この従動側ローラ11の外周面は、この従動側ロー
ラ11の中心点をその曲率の中心とする同一球面上に存
在する。そして、定盤20に対して従動側ユニット用支
持板22を取付角度位置の調節自在に支持する為の枢軸
44の中心となる中心軸Oを、上記従動ローラ11の中
心点を通る鉛直軸としている。
ローラ11の外径を変えた場合でも、上記従動ローラ1
1の外周面と駆動ローラ9の外周面との接触部分のスピ
ンを変える際に、上記従動側ユニット用支持板22を上
記定盤20に対して、同一の枢軸44を中心に変位させ
る事ができる。図9は、比較的小径の従動側ローラ11
を使用して、トラクション係数の測定を行なう状態を示
している。そして、図10〜11は、比較的小径の従動
側ローラ11を使用して、スピンを零とすべく、駆動軸
7と従動軸16とを平行にした状態を、図12は同じく
スピンを大きくすべく、駆動軸7に対して従動軸16を
傾斜させた状態を、それぞれ示している。これに対し
て、図13は、比較的大径の従動側ローラ11aを使用
して、トラクション係数の測定を行なう状態を示してい
る。又、図14は、比較的大径の従動側ローラ11aを
使用して、スピンを零とすべく、駆動軸7と従動軸16
とを平行にした状態を、図15は同じくスピンを大きく
すべく、駆動軸7に大して従動軸16を傾斜させた状態
を、それぞれ示している。
通り、上記従動側ローラ11、11aの径を変えても、
駆動側ユニット用支持板21が直動軸受23により平行
移動するのみで、上記従動側ローラ11、11aの外径
差を吸収する。又、図10〜12と図14〜15とを比
較すれば明らかな通り、上記従動側ローラ11、11a
の外径差に拘らず、同一の枢軸44を中心に上記従動側
ユニット用支持板22を変位させる事により、スピンを
変える事ができる。尚、図示の例では、従動側ローラ1
1、11aの外径を変えた場合でも駆動側ローラ9の外
径は変えていないが、変える事は自由である。
外周面の母線を直線とし、従動側ローラ11、11aの
外周面の母線を円弧としたが、これは逆であっても良
い。又、駆動側、従動側両ローラ9、11、11aの外
周面の母線を、何れも円弧とする事もできる。更には、
スピンの値を変える為に鉛直方向の枢軸44を中心に変
位させる支持板を、従動側ユニット用支持板22に代え
て、駆動側ユニット用支持板21とする事もできる。但
し、この場合には、従動側ユニット用支持板22を直動
軸受により支持すると共に、従動側ローラ用支持ブラケ
ット26を、押圧装置30により押圧自在とする。
以上に述べた通り構成され作用するので、トラクション
係数を実際の運転状況に則した条件の下で精密且つ正確
に測定できて、摩擦変速機等、各種摩擦伝達装置の性能
向上に寄与できる。
及び部分平面図。
図。
ローラを使用する状態で一部を省略して示す、図1のB
矢視図に相当する図。
様の図。
省略して示す、図9と同様の図。
図。
様の図。
Claims (5)
- 【請求項1】 駆動源により駆動軸を中心に回転駆動さ
れる駆動ローラと、その外周面をこの駆動ローラの外周
面に当接させる事により、この駆動ローラの回転に伴っ
て従動軸と共に回転する従動ローラと、この従動軸が回
転する事に対する抵抗をこの従動軸に負荷する負荷装置
とを備えたトラクション係数測定装置に於いて、上記駆
動ローラと従動ローラとのうちの少なくとも一方のロー
ラの外周面の母線は、この外周面を凸面とする部分円弧
であり、このローラを支持した部分は、この母線の曲率
中心を通る鉛直軸を中心とする相対変位自在である事を
特徴とするトラクション係数測定装置。 - 【請求項2】 駆動ローラと従動ローラとのうちの一方
のローラの外周面の母線のみが、この外周面を凸面とす
る部分円弧であり、他方のローラの外周面の母線は、こ
の他方のローラの回転中心に対し平行な直線である、請
求項1に記載したトラクション係数測定装置。 - 【請求項3】 一方のローラの外周面が、この一方のロ
ーラの中心点をその曲率半径の中心とする部分球面であ
り、この一方のローラの外周面の曲率中心を通る鉛直軸
がこの一方のローラの中心点を通る、請求項1〜2の何
れかに記載したトラクション係数測定装置。 - 【請求項4】 駆動源と駆動ローラとの間、並びに負荷
装置と従動ローラとの間に、それぞれトルク検出器を設
けた、請求項1〜3の何れかに記載したトラクション係
数測定装置。 - 【請求項5】 駆動ローラの外周面と従動ローラの外周
面との当接部に、温度制御したトラクションオイルを吹
き付け自在とした、請求項1〜4の何れかに記載したト
ラクション係数測定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105567A JP2000298078A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | トラクション係数測定装置 |
| US09/547,994 US6644094B1 (en) | 1999-04-13 | 2000-04-12 | Traction coefficient measurement device |
| US10/200,220 US6691551B2 (en) | 1999-04-13 | 2002-07-23 | Traction coefficient measurement device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11105567A JP2000298078A (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | トラクション係数測定装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003021578A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 摩擦伝動装置のすべり検出装置 |
| CN104165720A (zh) * | 2013-05-17 | 2014-11-26 | 臻越自动化技术(上海)有限公司 | 支撑单元以及拉压力检测装置 |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11105567A patent/JP2000298078A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003021578A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 摩擦伝動装置のすべり検出装置 |
| CN104165720A (zh) * | 2013-05-17 | 2014-11-26 | 臻越自动化技术(上海)有限公司 | 支撑单元以及拉压力检测装置 |
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