JP2000298101A - 紙葉類検査装置 - Google Patents

紙葉類検査装置

Info

Publication number
JP2000298101A
JP2000298101A JP11108116A JP10811699A JP2000298101A JP 2000298101 A JP2000298101 A JP 2000298101A JP 11108116 A JP11108116 A JP 11108116A JP 10811699 A JP10811699 A JP 10811699A JP 2000298101 A JP2000298101 A JP 2000298101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
level
output
conveyed
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11108116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4282141B2 (ja
Inventor
Satoshi Watanabe
聡 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10811699A priority Critical patent/JP4282141B2/ja
Publication of JP2000298101A publication Critical patent/JP2000298101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4282141B2 publication Critical patent/JP4282141B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系及びセンサの経年変化による検査精度
の低下を防止し、紙葉類の折れ、破れ、重ねなどの検査
位置における欠陥を精度良く検査できる機能を有する紙
葉類検査装置の提供を目的とする。 【解決手段】 紙葉類無しの状態のセンサ16出力から
スライスレベルを紙葉類個々に対して更新してA/D変
換部18に与え、2個のスライスレベルを用いてセンサ
出力を3値化することで、紙葉類ありの場合にこれが折
れまたは重なりであるか否かを検知可能とし、センサ出
力を3値化してメモリ19に格納することでプロセッサ
20により種々のデータ処理が可能となるように構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光センサを用い
て搬送装置上の紙葉類の破損、折れ、重なりなどの状態
を検知する紙葉類検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】証紙のような紙葉類を例えば各種センサ
を配置した搬送路上に搬送し、センサ出力信号からその
紙葉類が破れていないかを検査する装置がある。紙葉類
が光を通しにくい性質を持つ場合には搬送路の両側に光
源と光センサを対向して配置し、センサ受光信号により
紙葉類の存在や破れを検出することができる。特開昭6
3−244193号公報に記載の発明はその一例であ
り、図11(a)のように、検出すべき紙葉類121の
2つの側部121S1,121S2からその内部に向か
って所定深さで生じた裂傷R1,R2を検出できる位置
に夫々ラインセンサA,Bを固定して配置し、紙葉類1
21が矢印方向に搬送された時に紙葉類121に遮られ
た光が裂傷R1,R2の位置でラインセンサA,Bに入
射してその出力が図11(b),(c)のように暗→明
→暗と変化するときの「明」の部分の出力をデジタル化
したときのビット長を調べることにより破損を検知して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の検査装置では、
センサ受光素子の出力から紙葉類有(暗)と紙葉類無
(明)を決定するためのスライスレベルが固定であった
ため、複数のセンサ受光素子を一列に配置したセンサア
レイの受光素子個々の感度差や光源の発光量の違いによ
るセンサ出力のばらつきにより検知精度は低いものであ
った。
【0004】また、センサ出力の2値化データを検知対
象データとしていたため、センサ出力からは紙葉類の有
り無ししか検知できず、同じ紙葉類無しの出力でも破れ
(紙葉類紛失)と折れ(紙葉類隠れ)では状態が全く異
なるが、その区別ができなかった。さらに、紙葉類のエ
ッジ位置の検出機能がないために搬送状態の変化(特に
スキュー)によって検出精度が低下していた。また、搬
送方向に平行にセンサ出力が暗→明→暗と変化すること
を検出要素としていたため、紙葉類の角折れ、角破れの
検出機能が装備されていなかった。
【0005】そこで、この発明は、センサ出力のバラツ
キに影響されずに検出精度を高く保持でき、紙葉類の有
り無しの検知以外に、破れ、折れ、重なり状態も検知で
き、さらに搬送方向に対する紙葉類の傾き(スキュー)
も検知できる機能を持った紙葉類検査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の紙葉類検査装
置は、紙葉類を搬送する搬送路を有する搬送手段と、こ
の搬送路に沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光学
的に走査する光走査手段と、この光走査手段による走査
出力を対応するレベルを有するアナログ電気信号に変換
する光電変換手段と、前記搬送路に紙葉類が搬送されて
いない状態の前記光電変換手段の出力レベルを記憶する
手段と、この出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉
類を検出するためのスライスレベルを設定する手段と、
前記光電変換手段からの検出された紙葉類に基づくアナ
ログ電気信号を前記設定されたスライスレベルに基づい
て2値化する手段と、この2値化手段の出力により搬送
される紙葉類の状態を判定する手段とから構成されてい
る。
【0007】また、この発明の紙葉類検査装置は、紙葉
類を搬送する搬送路を有する搬送手段と、この搬送路に
沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光学的に走査す
る光走査手段と、この光走査手段による走査出力を対応
するレベルを有するアナログ電気信号に変換する光電変
換手段と、前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状態
の前記光電変換手段の出力レベルを記憶する手段と、こ
の出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出す
るための第1のスライスレベルを設定する手段と、前記
出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類の重なりま
たは折れを検出するための第2のスライスレベルを設定
する手段と、前記光電変換手段からの検出された紙葉類
に基づくアナログ電気信号を前記設定された第1、第2
のスライスレベルに基づいて3値化する手段と、この3
値化手段の出力により搬送される紙葉類の状態を判定す
る手段とから構成されている。
【0008】また、この発明の紙葉類検査装置は、紙葉
類を搬送する搬送路を有する搬送手段と、この搬送路に
沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光学的に走査す
る光走査手段と、この光走査手段による走査出力を対応
するレベルを有するアナログ電気信号に変換する光電変
換手段と、前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状態
の前記光電変換手段の出力レベルを記憶する手段と、こ
の出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出す
るための第1のスライスレベルを設定する手段と、前記
出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類の重なりま
たは折れを検出するための第2のスライスレベルを設定
する手段と、前記光電変換手段からの検出された紙葉類
に基づくアナログ電気信号を前記設定された第1、第2
のスライスレベルに基づいて3値化する手段と、この3
値化手段の出力により前記紙葉類の搬送方向に直交する
方向に順次検査ラインを設定する手段と、互いに前後す
る検査ラインからの検出データ間の差データを算出する
手段と、この差データ算出手段の出力で搬送される紙葉
類の状態を判定する手段とから構成されている。
【0009】さらに、この発明の紙葉類検査装置は、紙
葉類を搬送する搬送路を有する搬送手段と、この搬送路
に沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光学的に走査
する光走査手段と、この光走査手段による走査出力を対
応するレベルを有するアナログ電気信号に変換する光電
変換手段と、前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状
態の前記光電変換手段の出力レベルを記憶する手段と、
この出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出
するための第1のスライスレベルを設定する手段と、前
記出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類の重なり
または折れを検出するための第2のスライスレベルを設
定する手段と、前記光電変換手段からの検出された紙葉
類に基づくアナログ電気信号を前記設定された第1、第
2のスライスレベルに基づいて3値化する手段と、この
3値化手段の出力により前記紙葉類の搬送方向に直交す
る方向に順次検査ラインを設定する手段と、互いに前後
する検査ラインからの検出データ間の差データを算出す
る手段と、この差データ算出手段の出力により搬送され
る紙葉類の状態を判定する手段とを具備し、さらに差デ
ータが検出された場合において前記第2のスライスレベ
ルによるデータが検出されたときに角折れと判定し、検
出されないときは角破れと判定する手段により構成され
ている。
【0010】上記の構成により、まず第1に紙葉類有り
のスライスレベルを紙葉類無しの時のセンサ出力信号レ
ベルから自動的に算出することにより、センサのばらつ
きによる検知精度の低下を防ぐことができる。
【0011】また、第2にひとつのスライスレベルを設
定することで紙葉類の有無を判定することに加えて、2
つのスライスレベルを設定し、紙葉類の有無及び紙葉類
有りと判断された場合に、折れ等による複数枚の重なり
があるかないかを判断することで、紙葉類が欠損してい
るかどうかを判定することができる。
【0012】また、第3にラインセンサの信号から紙葉
類の有無および重なりの有無の信号を作り出し、この情
報を連続的にメモリに書き込み、紙葉類の有無の状態を
2次元画像として解析できるように構成し、さらに搬送
方向に直交する方向の各センスラインで紙葉類のエッジ
を検出することにより、スキュー等の異常搬送時にも検
出性能が安定するようにできる。
【0013】さらに第4に、この2次元画像の中で、検
査開始ラインと検査終了ラインを設定し、搬送と直交す
る方向に裂傷検知処理することで紙葉類の領域を特定
し、さらに重なり有無の情報から角折れと角破れを検出
することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して説明する。
【0015】最初に図1を参照してこの発明に実施例の
紙葉類検査装置の全体の構成を概略的に説明する。図1
において、搬送路11上で、多数対の搬送ローラ12に
よって紙葉類13を1枚づつ図示矢印方向に搬送する。
この搬送路11の所定箇所に読取位置があり、そこに光
を照射するように搬送路11の下方に光源14が設けら
れる。光源14から発せられた光は搬送路11に向けて
照射され、読取位置に存する紙葉類13を含む所定範囲
を透過する。この透過光は搬送路11上方に設けられた
レンズ及び反射プリズムなどを含む光学系15を介して
読取手段である光電変換素子でなる光センサとしてのた
とえばフオトダイオードアレイ16を構成する個々のフ
ォトダイオードの受光面に投影される。フオトダイオー
ドアレイ16は、例えば128素子のフオトダイオード
アレイで、搬送方向に直交する主走査方向に配列されて
センスラインを形成し、例えば5(本/mm)の解像度
である。これにより投影された像を紙葉類13の搬送方
向と直交する方向にライン状にスキャンし、個々のフォ
トダイオードが投影像の明暗に対応するレベルの電圧信
号を順次スキャン出力する。このスキャンは紙葉類13
が搬送される間連続して実行されるので、結果として紙
葉類13の透過画像が光学的に読み取られることにな
る。
【0016】フォトダイオードアレイ16のセンサ出力
信号は増幅部17で増幅された後でA/D変換部18に
供給されて紙葉類13の状態を示すデジタル信号に変換
され、この信号を連続的にメモリ19に書き込み、紙葉
類13の有無ならびに裂け、折れ、重なりなどの情報を
含む2次元画像として格納される。この格納された紙葉
類情報はメモリ19に接続されたプロセッサ20により
解析される。この際、後で説明するが、必要に応じてラ
ベリング処理が行われる。
【0017】図2(a)に紙葉類13の角折れ、裂けの
状態の一例、図2(b),(c)、(d)に前記読取位
置で検出され、メモリ19に格納された紙葉類13の状
態を表すセンサ出力信号を示す。まず、図2(a)の紙
葉類13が矢印の方向に搬送され、フォトダイオードア
レイ16によるセンサラインがSL1の位置に有るとき
は紙葉類無しの状態であり、光源14からの透過光が直
接センサアレイ16に照射される。このため、センサア
レイ16を構成する128素子全てから高いレベルの信
号(説明の便宜上レベル1と呼ぶ)が出力され、センサ
アレイ16の出力としては図2(b)のように高いレベ
ル1のほぼ平坦な出力が得られる。
【0018】次に紙葉類13が移動して、見掛上、セン
サラインがSL2の位置に来ると、光源14からの光は
紙葉類13によって遮られるようになる。ここで、図2
(a)に示したように紙葉類13の左上隅に角折れが有
る状態では、図2(c)に示すように、128素子のう
ち紙葉類端13S1から幅W1進んだ位置までのセンサ
素子は紙葉類無しを示すレベル1の出力を出し、そこか
ら先の素子は紙葉類13によって光を一部遮られるため
に先のレベル1よりも低いレベルの信号(レベル2と呼
ぶ)を紙葉類有りを示す信号として出力する。
【0019】フォトダイオードアレイ16の出力信号
(アナロダ信号)は増幅部17によってレベル補償さ
れ、この増幅部17の出力信号はA/D変換部18でデ
イジタル信号に変換される。ここで、例えば各素子から
の出力が1バイトのデータとなり、メモリ19に入力さ
れる。この際、メモリ19に格納されたデジタルデータ
はプロセッサ20によりラベリング処理を受ける。すな
わち、紙葉類無しを示すレベル1であればデータは”
1”とラベリングされ、紙葉類有りを示すレベル2であ
れば”2”とラベリングされる。
【0020】なお、図2(a)ではセンサラインSL2
は角折れ部分を検出するのでその一部は紙葉類2枚分の
重なった部分を検知することになり、紙葉類13の光透
過率によってはこの部分でさらに出力レベル低下がある
が、スライスレベルは紙葉類13の1枚分を基準に設定
されるのでこれについては不感となる。
【0021】紙葉類13が更に搬送されてセンサライン
がSL3の位置にくると、紙葉類13にできた裂け部の
一番深い部分をスキャンすることになる。このときのセ
ンサアレイ16の出力信号の波形を示すと図2(d)の
ように、紙葉類端13S1から裂傷の最大幅W2に至る
センサ出力がレベル1となって紙葉類無しのレベルとな
り、その後、紙葉類有りのレベル2となる。
【0022】以下、図1、図2に加えて図3乃至図10
も参照してこの発明の種々の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0023】この発明の第1の実施の形態では、紙葉類
13を検知するフォトダイオードアレイ、即ちセンサア
レイ16の出力から紙葉類13の有り無しを検出する際
のスライスレベルを固定せずに紙葉類13を検知する都
度スライスレベルを自動的に更新する。
【0024】たとえば、図2(a)のセンサラインSL
1の位置に対して紙葉類13の相対的な位置が図示位置
であるとすると、センサアレイ16のすべてのセンサ素
子からは図2(b)に示すような紙葉類無しに相当する
レベル1の出力が得られる。このレベル1はその時の光
源14からの光の強度やセンサアレイ16の感度等によ
って決まる値となる。したがって、交換や経年変化によ
り光源14やセンサアレイ16の光強度や感度が変化し
たり、光源14を付勢する電源電圧の変化があると、レ
ベル1の値が変化する。この変化の値が大きいと従来の
スライスレベル固定方式では紙葉類の有り無しの検知の
際の誤差が大きくなって不都合が生じていたが、この発
明では紙葉類が例えばセンサラインSL1の位置に来る
度にそのセンサアレイ16のレベル1の出力に基づいて
自動的にスライスレベルの更新を行う。
【0025】紙葉類13が搬送路11に送り込まれる前
の段階でセンサアレイ16から得られるセンサ出力電圧
を紙葉類無しの基準データとしてデジタル化してメモリ
19に格納しておけば、例えばセンサラインSL1の位
置ではセンサアレイ16を構成する全てのセンサ素子か
らの出力電圧が予め格納された基準データと対応するの
で、この状態を紙葉類無しとして決定することができ
る。
【0026】例えば、図2(b)に示すようにレベル1
のセンサアレイ16の全長に亘ってフラットなセンサ出
力データがメモリ19に格納されているものとする。こ
のレベル1がプロセッサ20により読出され、このレベ
ル1の30%の値をプロセッサ20により計算して求
め、これをスライスレベルとして設定する。設定された
スライスレベルはメモリ19に記憶されるとともにD/
A変換部21に送られて対応するアナログ電圧値が生成
され、これがA/D変換部18における2値化のための
実際のスライスレベルとして与えられる。
【0027】プロセッサ20はこのようにしてスライス
レベルを設定した紙葉類13が検知位置を通過して、紙
葉類13の後端、即ち後で説明する検査終了ラインが検
知された後で、かつまだ次の紙葉類が光源14の前方の
検知位置に到達していない段階で再度センサアレイ16
からの紙葉類無しのセンサ出力を取り込み、上記と同様
にして再度スライスレベルの設定を行う。
【0028】このようにして紙葉類13の1枚ごとの入
力に対してその都度新しいスライスレベルが設定される
ので、センサ受光素子の感度差や光源の発光量の変化な
どに起因するセンサ出力のバラツキの影響を受けずに紙
葉類の有り無しの判定ができるようになる。
【0029】図3(a)は図2(a)と同様に左側端部
13S1の最上端に角折れ部を有し、同じ左側端部13
S1にはさらに切れ部が生じた状態の紙葉類13につい
てその搬送方向に沿って左右に分割した2つの検出エリ
アAR1,AR2を設定した場合を示す。この検出エリ
アAR1,AR2は2個のセンサアレイを用いて夫々の
検出エリアAR1,AR2をカバーするようにしてもよ
いが、搬送方向に直交する方向に紙葉類の幅全体をカバ
ーする寸法を持つ図1に示したセンサアレイ16を構成
する複数のセンサ素子を前半、後半の群に分け、夫々の
前半部、後半部によりそれぞれ検出エリアAR1,AR
2を分担させるようにしてもよい。
【0030】ここで、検出エリアAR1において、角折
れ部を含む部分エリアをエリア1とし、切れ部を含む部
分エリアをエリア2とすると、これらの部分エリア1、
2を走査してセンサアレイ16の対応するセンサ素子群
から得られるセンサ出力データをプロセッサ20により
ラベリング処理した結果を夫々図3(b),(c)に示
す。このラベリングデータのうちラベル1は紙葉類13
が検知されない場合のラベル、ラベル2は検知された場
合のラベルを示す。なお、この場合のセンサアレイ16
の搬送方向に直交する方向のセンサアレイ16の解像度
は0.4mm,搬送方向の解像度は1.5mmピッチに
設定した。
【0031】さて、前記の第1の実施の態様では紙葉類
の有無に対応する2値化データにより紙葉類にある裂傷
を検知する場合について述べたが、実際には裂傷として
検出される部分は図4(a),(b)に示すような欠損
した場合と図4(c),(d)に示すような折れの場合
とがあり、これらを区別したい場合がある。紙葉類13
が完全に光を遮光するような厚さ、色の場合は不可能で
あるが、2枚あるいはそれ以上重なった場合にも有る程
度光を透過させる材質の場合には図1に示したセンサア
レイ16のセンサ出力を2つのスライスレベルを用いて
3値化処理することで、紙葉類有りの場合にそれが紙葉
類1枚か2枚以上かを区別して検出することが可能であ
る。
【0032】以下に説明する第2の実施の形態では、こ
のようにセンサ出力を3値化することで、欠損と折れを
区別して検知しようとするものである。この第2の実施
の形態の構成は図1の第1の実施の形態とほぼ同じであ
り、図1を参照して簡単に説明すると、光源14から発
せられた光は搬送路11に向けて照射され、読取位置に
存する紙葉類13を透過してフオトダイオードアレイ1
6の受光面に投影される。フォトダイオードアレイ16
は、例えば128素子のフオトダイオードアレイで、主
走査方向に例えば5(本/mm)の解像度である。
【0033】図5に紙葉類の状態によるセンサ16から
の出力信号を示す。まず、紙葉類13が搬送路11上に
なしの状態あるいは図5(a)のセンサラインSL1の
位置では、光源14からの透過光がセンサアレイ16全
体に照射され、図5(b)にあるように128素子全て
高いレベルの信号(レベル1)を出力する。
【0034】次にセンサラインSL2の位置では図5
(c)に示したように紙葉類13の端部13S1から角
折れ部までの幅W1の部分では紙葉類無しとなるので同
じ高いレベル1であるが、角折れ部に相当する幅W3の
部分では2枚の紙葉類13によって光源14の光が遮ら
れるので、128素子のうち2重の紙葉類13によって
透過量が減少させられた素子は一枚の場合のレベル2よ
りも更に低いレベル3のセンサ出力となる。
【0035】この角折れ部を通過した先の部分では紙葉
類1枚分により光が遮られた状態となり、レベル3より
は若干高いが先のレベル1よりは低いレベルの信号(レ
ベル2)を出力する。
【0036】また、紙葉類13が更に搬送されてセンサ
ラインSL3の位置にくると、このセンサラインSL3
は幅W2の切れ部の最も深い位置を通ることになり、紙
葉類端部13S1から幅W3の位置まではレベル1とな
り、その先は1枚の紙葉類に対応するレベル2となる。
【0037】図6(a)は図5(a)と同様に左側端部
13S1の最上端に角折れ部を有し、同じ左側端部13
S1にはさらに切れ部が生じた状態の紙葉類13につい
てその搬送方向に沿って左右に分割した2つの検出エリ
アAR1,AR2を設定した場合を示す。この検出エリ
アAR1,AR2は2個のセンサアレイを用いて夫々の
検出エリアAR1,AR2をカバーするようにしてもよ
いが、搬送方向に直交する方向に紙葉類の幅全体をカバ
ーする寸法を持つ図1に示したセンサアレイ16を構成
する複数のセンサ素子を前半、後半の群に分け、夫々の
前半部、後半部によりそれぞれ検出エリアAR1,AR
2を分担させるようにしてもよい。
【0038】ここで、検出エリアAR1において、角折
れ部を含む部分エリアをエリア1とし、切れ部を含む部
分エリアをエリア2とすると、これらの部分エリア1、
2を走査してセンサアレイ16の対応するセンサ素子群
から得られるセンサ出力データをプロセッサ20により
ラベリング処理した結果を夫々図6(b),(c)に示
す。このラベリングデータのうちラベル1は紙葉類13
が検知されない場合のラベル、ラベル2は1枚だけ検知
された場合、ラベル3は2枚重なって検知された場合を
示す。なお、この場合のセンサアレイ16の搬送方向に
直交する方向のセンサアレイ16の解像度は0.4m
m,搬送方向の解像度は1.5mmピッチに設定した。
これらの図6(b),(c)のラベリングデータはメモ
リ19に格納され、プロセッサ20はそのラベルが”
1”であるか、”2”であるかにより紙葉類の有り無し
を判定し、重なりを示す”3”のラベルがあればその前
後のラベルが”1”、”2”であれば角折れ部と判定す
ることができる。
【0039】このように、この図5、図6に示した実施
の形態ではラベリングのための2個のスライスレベルを
3値化閾値として使用するが、これら閾値はそれぞれ固
定値としておいても良いし、第1の実施の形態で示した
ようにセンサ受光素子の感度差や発光量の違いによるセ
ンサ出力のバラツキにより検知精度の低下を防止するた
めに、紙葉類の1枚ごとの入力に対してスライスレベル
を決定する方式をとしてもよい。
【0040】この場合以下のようにすればよい。
【0041】例えば、図5(b)に示すようにレベル1
のセンサアレイ16の全長に亘ってフラットなセンサ出
力データが図1のメモリ19に格納されているものとす
る。このレベル1が新しい紙葉類13の検知データがメ
モリ19に入力される度にプロセッサ20により読出さ
れ、第1の実施の形態と同様にこのレベル1の30%の
値を第1のスライスレベルとして設定する。同様にして
レベル1の15%の値を第2のスライスレベルとして設
定する。これらの設定された第1、第2のライスレベル
はメモリ19に記憶されるとともにD/A変換部21に
送られて夫々対応するアナログ電圧値が生成され、これ
がA/D変換部18における3値化のための実際のスラ
イスレベルとして与えられる。
【0042】プロセッサ20はこのようにして第1、第
2のスライスレベルを設定した紙葉類13が検知位置を
通過して、紙葉類13の後端、即ち後で説明する検査終
了ラインが検知された後で、かつまだ次の紙葉類が光源
14の前方の検知位置に到達していない段階で再度セン
サアレイ16からの紙葉類無しのセンサ出力を取り込
み、上記と同様にして新しい紙葉類が搬送される度にス
ライスレベルの更新を行う。
【0043】このようにして紙葉類13の1枚ごとの入
力に対してその都度新しいスライスレベルが設定される
ので、センサ受光素子の感度差や光源の発光量の変化な
どに起因するセンサ出力のバラツキの影響を受けずに紙
葉類の有り無しの判定ができるとともに、紙葉類の角折
れ部または裂け部における部分的な重なりを検知でき
る。特に、裂傷検知を行なった領域の前後に重なりを検
出するようなことがあった場合には、紙葉類が折れてい
る等の検知判定をすることができる。
【0044】以下、図7乃至図10を参照して図5、図
6の実施の形態で説明した3値化のための2個のスライ
スレベルを用いることで実現可能な種々の実施の形態に
ついて説明する。
【0045】図7(a)には紙葉類13がその搬送方向
に対して傾いている状態、即ちスキューした紙葉類13
が検出位置に搬送されてきた場合を示す。この場合、こ
の発明の実施の形態として、スキューがあってもこのス
キューに影響されずに安定してたとえば裂傷の長さを測
定できるようにするものである。たとえば、図7(a)
において搬送される紙葉類13の搬送方向に沿った側部
13S1を含む矩形内のセンサ出力を3値化してラベリ
ングしたデータを示すと図7(b)に示すようなものに
なる。
【0046】図示したようにスキューの影響で紙葉類1
3の側部13S1を検知したラベル1からラベル2に変
わる位置が隣接するセンサライン毎に順次「1」づつづ
れている。この場合、紙葉類13にできた切れ部との区
別は、図6(c)の切れ部の場合にはラベル1から2に
変化する割合が大きい(この場合は「2」づつ)うえ
に、その紙葉類エッジ位置即ちラベル1から2に変化す
る変化位置が最初はセンサラインの左から右へ移動しつ
ぎに反対に右から左へ移動するが、図7(b)のスキュ
ーの場合には終始左から右へ同じ割合で(この場合は
「1」づつ)移動する。
【0047】たとえば、前記したようにセンサラインご
とに基準ラインの更新を行った上で、スキューに対応し
て搬送方向と直交する互いに隣接する2センサライン間
で対応するセンサ素子出力同士の減算を行なって、その
答えをセンサラインごとに加算すると、「0」もしくは
「1」となり、スキューの影響を受けずに紙葉類検査が
できるようになる。
【0048】次に、図8を参照して図4(c)に示すよ
うに紙葉類上に裂傷と折れが共存するときの裂傷の有り
無しならびにその幅を検出する実施の形態につき説明す
る。まず、図8(a)のフローチャートにおいて最初の
ステップST1では最初の基準ライン、即ち検査開始ラ
イン位置を設定する。検査開始ラインは搬送方向に垂直
な方向に1ラインずつ走査していって、最初に紙葉類有
りのデータ(レベル2、あるいはレベル3)が存在する
ラインとする。例えば、図6(b)のエリア1ラベリン
グデータでは、第1ラインは全てラベル1、すなわち紙
葉類無のデータである。第2ラインは主走査方向に13
番目のセンサ素子出力データがレベル3のデータで、紙
葉類有りを意味する。従って、このエリア1データでは
2ライン目を走査開始ラインとする。
【0049】図4(c)の裂傷幅を検出するためには順
次隣接する2本のセンサライン間の比較を行なうが、こ
の時、ステップST2において基準となるラインと検査
の対象となるライン間で順次ラベリングデータの比較が
行なわれる。そこで、上で決定された走査開始ラインが
最初の基準ラインとして設定される。さらに、図6
(b)のラベリングデータの2ライン目の13番目のデ
ータから紙葉類有りという情報を紙葉類のエッジ位置と
してメモリ19に保持しておく。
【0050】なお、後で出て来る検査終了ラインは、搬
送方向にラインごとに順次走査していき、紙葉類有りの
データが最後に存在するラインを最終ラインとして設定
する。つまり、検査終了ライン以降のラインデータは全
て、走査開始ラインの前のラインデータと同様にラベル
1の紙葉類無のデータのみとなる。
【0051】ここで、ステップST2の基準ラインと次
ライン間のデータ比較の動作を図8(b)を参照して説
明する。まず、基準ラインと次ラインとの間でデータ比
較を行なうために、2ライン間で主走査方向順に対応す
るセンサ素子出力同士のラベルの値の減算を行う。この
減算後、その答えを全て加算してから絶対値を求め、0
にならなかったデータ数をカウントする。図8(b)の
減算例の上の例ではカウントされたデータ幅は「6」と
なり、この値「6」が検出された裂傷幅となる。また、
下の例では裂傷幅は「8」となる。次のステップST3
にて得られた裂傷幅が検出したい裂傷幅以上の場合、裂
傷ありと判定する。
【0052】なお、このように順次基準ラインを変更し
ていくことにより紙葉類の搬送ムラを吸収することがで
きる。図8(c)にて、ライン「A」では紙葉類のエッ
ジ位置がセンサ素子の8番目でラベル1が2に変わって
いるが、ライン「B」では1ずれて9番目のセンサ素子
でラベル1が2に変化している。しかしながら、この場
合、基準ラインは「A」から「B」へ更新する。
【0053】ST3にて裂傷有りと判断されたときはつ
ぎにステップST4にてラベリングデータ中にラベル2
およびラベル3のデータが含まれていたかチェックす
る。含まれているときは判定結果として裂傷がありしか
もその裂傷部分に折り返し部があることがわかる。ラベ
ル2が含まれかつラベル3が含まれていないときは裂傷
があり、この裂傷部分が失われて切れ部を形成している
ことが分かる。
【0054】ステップST3に戻って、裂傷がないと判
断されたときは次のステップST5へ移行して検査終了
ラインであるか否かがチェックされる。検査終了ライン
である場合には判定結果として「裂傷なし」が得られ
る。一方、まだ検査終了ラインでないときは、次のステ
ップST6に移行して基準ラインを次のラインに変更し
た後、ステップST2に戻って再び新しく設定された基
準ラインとその次のラインとのデータ比較、即ち図8
(b)で説明したように2ライン間のデータ減算を行
い、裂傷幅データを算出する。
【0055】このように裂傷幅データが検出されなかっ
た場合にステップST6にて基準ラインを次のラインに
更新する。基準ラインと検査ラインのエッジ位置の差が
図7(b)のように例えば1程度の短い位置ずれが検出
された場合にも基準ラインを更新していくことにより、
搬送ムラ(特にスキュー)によって紙葉類の端部がライ
ン毎にずれていった場合でも裂傷幅を精度よく検出で
き、搬送ムラを吸収することができる。ステップST
5,ST6にて検査終了ラインまで検査して裂傷幅が検
出されなかった場合には裂傷なしと判定し処理を終了す
る。
【0056】以上のようにエッジ位置を検出し基準ライ
ンの更新処理を行なう裂傷検知処理により、従来に比べ
てスキューによる検知精度の低下を防ぎ、裂傷検知精度
を向上させることができる。尚、基準ラインと検査ライ
ンを1ライン毎に順次切り換えるように説明したが、ノ
イズの影響等を防いだり、裂傷信号を出しやすくするた
めに、連続する2ラインでの平均をとるような処理を実
施したのち、ライン比較を行なったり、検査ラインを基
準ラインに隣接するラインではなく、検査ラインを基準
ラインから2ライン目として、間に1ラインおくような
応用ももちろん可能である。
【0057】つぎに図9を参照して紙葉類13のエリア
1、エリア2の角部において角折れが生じ、この角折れ
部が脱落して角破れとなった場合を区別して検出する実
施の形態を説明する。図9(a)のエリア1、エリア2
のいずれも角折れ状態であるとすると、夫々のエリアか
ら検知されたラベリングデータを例示すると図9
(b),(c)のようになる。この場合、1個のスライ
スレベルが設定されているのみであるため、図9
(b),(c)からわかるようにここにはラベリングデ
ータとして紙葉類無しのラベル1と紙葉類有りのラベル
2のみ検出されている。従って、この検出データからは
この部分が角折れ、あるいは角破れかの区別はできない
が、これらのいずれかであることは検知されるので、そ
のご、3値化により2個のスライスレベルを用いてデー
タをラベリングすれば容易に両者の判別はできる。例え
ば図9のエリア1が角折れであり、その3値化による検
出ラベリングデータが図6(b)のように得られたもの
として以下説明する。
【0058】まず、裂傷検知の開始ライン位置を設定す
る。前記したように、検査開始ラインは搬送方向に垂直
な方向に1ラインずつ走査していって、最初に紙葉類有
りのデータ(レベル2、あるいはレベル3)が存在する
ラインとする。例えば、図6(b)のエリア1データで
は、第1ラインは全てラベル1であるから紙葉類無のデ
ータである。第2ラインは走査方向に13番目のデータ
がレベル3、14番目以降がレベル2のデータに変化し
て紙葉類有りを意味する。従って、エリア1データでは
2ライン目を走査開始ラインとする。
【0059】裂傷幅を検出するためには図8で説明した
ように2ライン間の比較を行なうが、この時、基準とな
るラインとして走査開始ラインが設定され、これと検査
の対象となる2番目のライン間でデータ減算が行なわれ
る。この減算の結果は「00000000000021
11」となる。したがって裂傷幅は「4」となる。この
場合、ラベル3のデータが存在するのでこの部分は角折
れであることが分かる。さらに、13番目から紙葉類有
りという情報を紙葉類のエッジ位置として保持してお
く。
【0060】同様に、図9(a)のエリア2の角折れ部
が角破れとなっている場合に、同様に3値化による2個
のスライスレベルを用いて検知した結果のデータが図9
(c)に示すようにラベル1とラベル2のみで有った場
合には、紙葉類に2重部分が無いことを示しているの
で、容易に角破れであることが分かる。
【0061】なお、この検査では検査終了ラインの検知
が必要であるが、この検査終了ラインは、前記のように
搬送方向に走査していき紙葉類有りのデータが最後に存
在するラインを最終ラインとして設定する。つまり、検
査終了ライン以降のラインデータは全て、ラベル1の紙
葉類無のデータのみとなる。図9(c)のエリア2デー
タでは第5ラインがすべてラベル1となるのでその前の
第4ライン目が検査終了ラインとなる。
【0062】このように角折れ部あるいは角破れ部の検
出では、上で説明したように3値化による2個のスライ
スレベルを用いて検出信号を処理し、基準ラインと次ラ
イン間のデータ比較を走査開始ラインと2番目のライン
あるいは最終ラインと1つ前のラインとの間でデータ比
較を行い、検査開始ラインと次ラインのデータ比較、あ
るいは最終ラインと1つ前のラインのデータ比較から裂
傷幅が検出された場合には、その裂傷の性質は「角折
れ」、あるいは「角破れ」と判定する。
【0063】なお、この発明では2枚あるいはそれ以上
の紙葉類が同時に検査位置に搬送されてきた場合にこれ
を容易に検出できる。以下、紙葉類の2枚重ねを検知で
きるように構成されたこの発明の実施の形態を図10を
参照して説明する。
【0064】図10において、ステップST1からST
6までは図8の場合と同じであるから説明は省略する。
即ち、ステップST5において検査終了ラインであるこ
とが判定されたときは「裂傷なし」となるが、ここでさ
らにステップST7に移行して、ラベル3のデータがそ
のセンサライン全体に亘って連続して所定数だけあるか
否かがチェックされる。ある場合には裂傷はないが2枚
重ねであることが分かり、ない場合には裂傷もなく2枚
重ねもないことが分かる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
データのラベリングのためのスライスレベルの決定を紙
葉類の入力毎に決定するようにしたので検知精度を向上
でき、また、2個のスライスレベルを用いてデータを3
レベル(紙葉類無、紙葉類1枚、紙葉類2枚以上)にし
た区分したので、裂傷検知の機能として紙葉類破れか紙
葉類折れかの識別を容易にでき検知性能の向上を図るこ
とができ、さらに紙葉類のエッジ検出をライン毎に行
い、基準ラインを更新していくことにより搬送状態の変
化(特にスキュー)による検知精度の低下を防止し、ま
た、検査開始ラインと検査終了ラインの設定を行なった
後、搬送方向に垂直な方向のライン比較により、紙葉類
の角部の欠陥、即ち角折れ、角破れの検出が可能であ
る、極めて有用な機能を有する紙葉類検査装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の構成の一例を概略的に示
す構成図。
【図2】この発明の第1の実施の形態の機能を説明する
ための図。
【図3】この発明の第1の実施の形態の機能を詳細に説
明するための図。
【図4】紙葉類の欠陥の種類を説明するための図。
【図5】この発明の第2の実施の形態の機能を説明する
ための図。
【図6】この発明の第2の実施の形態の機能を詳細に説
明するための図。
【図7】スキュー状態の搬送紙葉類とその検知データを
示す図。
【図8】この発明の実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。
【図9】この発明の他の実施の形態の機能を説明するた
めの図。
【図10】この発明の他の実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャート。
【図11】従来の紙葉類検査方法を説明するための図。
【符号の説明】
11…搬送路 12…搬送ローラ 13…紙葉類 14…光源 15…光学系 16…フォトダイオードアレイ 18…A/D変換部 19…メモリ 20…プロセッサ 21…D/A変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 11/24 H Fターム(参考) 2F065 AA00 AA12 AA37 AA49 AA51 BB01 BB15 CC02 FF02 FF46 HH12 HH15 JJ02 JJ05 JJ18 JJ25 LL11 MM03 MM22 NN17 PP16 QQ00 QQ03 QQ08 QQ23 QQ25 QQ27 QQ28 2G051 AA34 AB02 AB20 BA00 CA03 CB02 DA01 DA06 EA08 EA11 EA12 EA14 EA20 EA23 EB01 EB02 3E041 AA05 BA05 BA06 BB02 BC06 CA09 CB02 CB03 CB08 3F048 AA01 AB01 BA13 BA14 BA20 BB10 CC01 DA06 DC15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送路を有する搬送手
    段と、 この搬送路に沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光
    学的に走査する光走査手段と、 この光走査手段による走査出力を対応するレベルを有す
    るアナログ電気信号に変換する光電変換手段と、 前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状態の前記光電
    変換手段の出力レベルを記憶する手段と、 この出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出
    するためのスライスレベルを設定する手段と、 前記光電変換手段からの検出された紙葉類に基づくアナ
    ログ電気信号を前記設 定されたスライスレベルに基づいて2値化する手段と、
    この2値化手段の出力により搬送される紙葉類の状態を
    判定する手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類検査装置。
  2. 【請求項2】 前記スライスレベルを紙葉類が検出され
    る毎に更新する手段を有することを特徴とする請求項1
    に記載の紙葉類検査装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類を搬送する搬送路を有する搬送手
    段と、 この搬送路に沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光
    学的に走査する光走査手段と、 この光走査手段による走査出力を対応するレベルを有す
    るアナログ電気信号に変換する光電変換手段と、 前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状態の前記光電
    変換手段の出力レベルを記憶する手段と、 この出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出
    するための第1のスライスレベルを設定する手段と、 前記出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類の重な
    りまたは折れを検出するための第2のスライスレベルを
    設定する手段と、 前記光電変換手段からの検出された紙葉類に基づくアナ
    ログ電気信号を前記設定された第1、第2のスライスレ
    ベルに基づいて3値化する手段と、 この3値化手段の出力により搬送される紙葉類の状態を
    判定する手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類検査装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2のスライスレベルの少な
    くとも一方を紙葉類が検出される毎に更新する手段を有
    することを特徴とする請求項3に記載の紙葉類検査装
    置。
  5. 【請求項5】 紙葉類を搬送する搬送路を有する搬送手
    段と、 この搬送路に沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光
    学的に走査する光走査手段と、 この光走査手段による走査出力を対応するレベルを有す
    るアナログ電気信号に変換する光電変換手段と、 前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状態の前記光電
    変換手段の出力レベルを記憶する手段と、 この出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出
    するための第1のスライスレベルを設定する手段と、 前記出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類の重な
    りまたは折れを検出するための第2のスライスレベルを
    設定する手段と、 前記光電変換手段からの検出された紙葉類に基づくアナ
    ログ電気信号を前記設定された第1、第2のスライスレ
    ベルに基づいて3値化する手段と、 この3値化手段の出力により前記紙葉類の搬送方向に直
    交する方向に順次検査ラインを設定する手段と、 互いに前後する検査ラインからの検出データ間の差デー
    タを算出する手段と、 この差データ算出手段の出力により搬送される紙葉類の
    状態を判定する手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類検査装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2のスライスレベルの少な
    くとも一方を紙葉類が検出される毎に更新する手段を有
    することを特徴とする請求項5に記載の紙葉類検査装
    置。
  7. 【請求項7】 紙葉類を搬送する搬送路を有する搬送手
    段と、 この搬送路に沿って設けられ前記搬送される紙葉類を光
    学的に走査する光走査手段と、 この光走査手段による走査出力を対応するレベルを有す
    るアナログ電気信号に変換する光電変換手段と、 前記搬送路に紙葉類が搬送されていない状態の前記光電
    変換手段の出力レベルを記憶する手段と、 この出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類を検出
    するための第1のスライスレベルを設定する手段と、 前記出力レベルに基づいて前記搬送される紙葉類の重な
    りまたは折れを検出するための第2のスライスレベルを
    設定する手段と、 前記光電変換手段からの検出された紙葉類に基づくアナ
    ログ電気信号を前記設定された第1、第2のスライスレ
    ベルに基づいて3値化する手段と、 この3値化手段の出力により前記紙葉類の搬送方向に直
    交する方向に順次検査ラインを設定する手段と、 互いに前後する検査ラインからの検出データ間の差デー
    タを算出する手段と、 この差データ算出手段の出力により搬送される紙葉類の
    状態を判定する手段と、 を具備し、 さらに差データが検出された場合において前記第2のス
    ライスレベルによるデータが検出されたときに角折れと
    判定し、検出されないときは角破れと判定する手段を有
    することを特徴とする紙葉類検査装置。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2のスライスレベルの少な
    くとも一方を紙葉類が検出される毎に更新する手段を有
    することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類検査装
    置。
  9. 【請求項9】 前記光電変換手段は前記紙葉類の搬送方
    向に直交する方向に複数個直線的に配置された光センサ
    アレイを含むことを特徴とする請求項7に記載の紙葉類
    検査装置。
  10. 【請求項10】 さらに前記3値化手段の出力をそれぞ
    れのレベルに応じて”1”、”2”、”3”とラベリン
    グする手段を有し、前記判定手段はこのラベリングに基
    づいて判定する手段を含むことを特徴とする請求項7に
    記載の紙葉類検査装置。
JP10811699A 1999-04-15 1999-04-15 紙葉類検査装置 Expired - Fee Related JP4282141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10811699A JP4282141B2 (ja) 1999-04-15 1999-04-15 紙葉類検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10811699A JP4282141B2 (ja) 1999-04-15 1999-04-15 紙葉類検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000298101A true JP2000298101A (ja) 2000-10-24
JP4282141B2 JP4282141B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=14476326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10811699A Expired - Fee Related JP4282141B2 (ja) 1999-04-15 1999-04-15 紙葉類検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4282141B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003006968A1 (ja) * 2001-07-09 2004-11-04 吉郎 山田 表面検査装置及び方法
JP2006085443A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類取り扱い装置、それに用いる紙葉類判別方法及び自動取引装置
JP2006153502A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Toshiba Corp 紙葉類検査装置および紙葉類検査方法
JP2009039952A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Oki Data Corp 印刷装置
JP2011043362A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Katsuyoshi Sasaki シート検査装置。
JP2012112792A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Dainippon Printing Co Ltd 圧着ハガキ検査装置
JP2014003557A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Oki Data Corp 画像読取装置
CN114963982A (zh) * 2022-05-17 2022-08-30 山东志盈医学科技有限公司 数字病理切片扫描仪中切片位置的检测方法和装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003006968A1 (ja) * 2001-07-09 2004-11-04 吉郎 山田 表面検査装置及び方法
JP2009063592A (ja) * 2001-07-09 2009-03-26 Yoshiro Yamada 表面検査装置及び方法
JP2006085443A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉類取り扱い装置、それに用いる紙葉類判別方法及び自動取引装置
JP2006153502A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Toshiba Corp 紙葉類検査装置および紙葉類検査方法
JP2009039952A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Oki Data Corp 印刷装置
JP2011043362A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Katsuyoshi Sasaki シート検査装置。
JP2012112792A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Dainippon Printing Co Ltd 圧着ハガキ検査装置
JP2014003557A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Oki Data Corp 画像読取装置
CN114963982A (zh) * 2022-05-17 2022-08-30 山东志盈医学科技有限公司 数字病理切片扫描仪中切片位置的检测方法和装置
CN114963982B (zh) * 2022-05-17 2024-05-17 山东志盈医学科技有限公司 数字病理切片扫描仪中切片位置的检测方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4282141B2 (ja) 2009-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0080158B1 (en) Profile and feeding state detection apparatus for paper sheet
US6040584A (en) Method and for system for detecting damaged bills
KR920003534B1 (ko) 핀홀 광탐지 장치
US8018629B2 (en) Image reading apparatus, image reading method, and program for implementing the method
JP4282141B2 (ja) 紙葉類検査装置
JP4222546B2 (ja) 紙葉類識別装置および方法
JPH09120445A (ja) 複数の光検出素子の出力信号を補正する方法及び装置
US7015474B2 (en) System and method for detecting and characterizing media
JP5683099B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、およびプログラム
JP3706170B2 (ja) 紙葉類イメージデータ補完装置
JP2737759B2 (ja) 紙葉類の良否判定方法
JP5216275B2 (ja) 印刷品質検査装置
JP3745546B2 (ja) データ補正装置
JP2002162363A (ja) 欠陥検出装置用蛇行追従装置
JPS5936052A (ja) 紙葉類の角折検知装置
JP2532631B2 (ja) 紙葉類の形状判別方法
JP3353613B2 (ja) 紙葉類鑑別装置
JP3241785B2 (ja) 光拡散体の検査装置
JPH03102491A (ja) 不良紙幣の識別方法
JPS5936051A (ja) 紙葉類の穴検知装置
JP2000321214A (ja) 欠陥検出方法および装置
JP2860739B2 (ja) 紙葉類鑑別装置
JPH07101465B2 (ja) 紙葉類欠陥検出装置
JPS6382260A (ja) 重ね送り検出装置
JPH0545996B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090317

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees