JP2000298141A - プローブカードの検査装置 - Google Patents

プローブカードの検査装置

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JP2000298141A
JP2000298141A JP11108024A JP10802499A JP2000298141A JP 2000298141 A JP2000298141 A JP 2000298141A JP 11108024 A JP11108024 A JP 11108024A JP 10802499 A JP10802499 A JP 10802499A JP 2000298141 A JP2000298141 A JP 2000298141A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プローブカードの交換作業を容易にする
こと 【解決手段】 プローブカード検査装置は、プローブカ
ードの針先が接触されるコンタクト板の上方に空間をフ
レームにより形成し、コンタクト板に対応する箇所に開
口を有するカードホルダを前記空間に配置し、プローブ
カードのプローブに接続される接続装置をプローブカー
ドの上に配置する。カードホルダは、組み付け手段によ
りフレームに、前記開口がコンタクト板の上方に位置す
る第1の位置と、少なくともプローブカードが前記空間
の外に位置する第2の位置であって第1の位置から水平
方向に間隔をおいた第2の位置とに移動可能に組み付け
られる。これにより、前記空間の外においてプローブカ
ードの交換をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路のような
被検査体の通電試験に用いるプローブカードを検査する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プローブカードは、一般に、その製作途
中、製作後、使用途中等において、プローブ先端の高さ
位置のばらつき、電極への接触状態の良否等の検査をさ
れる。
【0003】従来のこの種の検査装置は、開口を有する
ベースプレートを針先が接触するコンタクト板の上方に
コンタクト板と平行に設け、テストボードをベースフレ
ームの開口を閉鎖するように鉤型の複数のボード押えに
よりベースフレームの上にベースフレームと平行に組み
付け、プローブカードをテストボードの下側に電気的接
続装置を介して組み付けている。
【0004】テストボードは、外周部の複数箇所におい
てボード押えによりベースフレームに装着されている。
検査時、プローブカードとコンタクト板とが相対的に押
圧されて、プローブの針先とコンタクト板とが接触され
る。このときプローブカードに作用する反力(すなわ
ち、針圧に対する反力)は、電気的接続装置、テストボ
ード及びボード押えを介してベースフレームに伝達され
る。
【0005】上記の検査装置において、プローブカード
の交換は、テストボードをベースフレームから取り外
し、プローブカードを電気的接続装置及びテストボード
から外し、その後新たなプローブカードを電気的接続装
置及びテストボードに組み付け、そのテストボードをベ
ースフレームに組み付けることにより行われる。
【0006】
【解決しようとする課題】このため、上記の検査装置で
は、プローブカードの交換作業が面倒である。特に、プ
ローブ数の多い大型のプローブカードの場合、電気的接
続装置及びテストボードも大型化し、検査装置自体も大
きくなるため、プローブカード、電気的接続装置及びテ
ストボードの取り扱いが難しく、作業者にとって危険で
ある。
【0007】それゆえに、プローブカードの検査装置に
おいては、プローブカードの交換作業を容易にすること
が重要である。
【0008】
【解決手段、作用及び効果】本発明に係るプローブカー
ド検査装置は、プローブカードの針先が接触されるコン
タクト板と、該コンタクト板の上方に空間を形成するフ
レームと、前記空間に配置されたカードホルダであって
前記コンタクト板に対応する箇所に開口を有し、前記プ
ローブカードを受ける受け部を前記開口の周りに有する
カードホルダと、該カードホルダに配置されたプローブ
カードの上に配置される接続装置であってそのプローブ
カードのプローブに接続される接続装置と、前記カード
ホルダを前記フレームに、前記開口が前記コンタクト板
の上方に位置する第1の位置と、少なくとも前記プロー
ブカードが前記空間の外に位置する第2の位置であって
前記第1の位置から水平方向に間隔をおいた第2の位置
とに移動可能に組み付ける組み付け手段とを含む。
【0009】プローブカードはそのプローブの針先をカ
ードホルダの開口からコンタクト板側に突出させた状態
にカードホルダの受け部に配置されており、カードホル
ダは第1の位置に移動されている。その状態において、
プローブカードはコンタクト板に押圧される。
【0010】プローブカードを交換するとき、カードホ
ルダが第1の位置から第2の位置へ移動される。これに
よりプローブカードが空間の外に移動されるから、プロ
ーブカードを持ち上げてカードホルダから取り出し、新
たなプローブカードを上方からカードホルダに配置する
ことができる。
【0011】上記の結果、本発明の検査装置によれば、
従来装置に比べ、プローブカードの交換の作業性がよ
く、交換作業が安全になると共に交換作業を速く行うこ
とができ、しかも熟練を要しない。
【0012】検査装置は、さらに、前記コンタクト板の
上方に位置するベースであって前記カードホルダを着脱
可能に受けかつ前記コンタクト板に対応する箇所に第2
の開口を有するベースを含み、前記カードホルダを、そ
の一部が前記第2の開口に位置する状態に配置すること
ができる。このようにすれば、針先をコンタクト板に接
近させることができる。
【0013】前記組み付け手段は、前記フレームに間隔
をおいて配置されて水平方向へ伸びる一対のレールと、
該レールに沿って移動可能に配置されたスライドトレー
と、該スライドトレーに回転可能に配置された昇降用リ
ングと、該昇降用リングの内側に昇降可能に配置された
昇降トレーであって前記カードホルダが配置された昇降
トレーとを備え、前記昇降トレー及び前記昇降用リング
の一方は係止部を有し、前記昇降トレー及び前記昇降用
リングの他方は前記係止部が滑動可能に係止する傾斜し
た溝を有することができる。この場合、プローブカード
は前記昇降トレーに配置することができる。このように
すれば、昇降用リングを回転させることにより、昇降用
トレーを上げ下げすることができるから、常時は昇降用
トレーを下降させてプローブの針先を開口から突出さ
せ、プローブカードの交換時は昇降用トレーを上昇させ
てプローブの針先を開口の上方に位置させることがで
き、その結果がプローブの針先がスライドトレーの引き
出しに妨げにならず、したがって交換作業がより容易に
なる。
【0014】検査装置は、さらに、前記接続装置の上方
にあって前記フレームに上下方向へ移動可能に配置され
た押圧板と、前記フレームに支持されて前記押圧板を前
記接続装置に押圧する押圧体とを含むことができる。こ
のようにすれば、針先がコンタクト板に押圧されたとき
の反力を、接続装置、押圧板及び押圧体を介してフレー
ムに伝達することができる。
【0015】前記接続装置は、前記プローブカードの上
側に配置される板状の接続器であってそのプローブカー
ドのプローブに接続される複数の第1の導電体を有する
接続器と、該接続器の上側に配置された板状の中継器で
あって前記第1の導電体に接続された複数の第2の導電
体を有し、前記フレームに配置された中継器と、前記接
続器及び前記中継器を解除可能に結合する結合機構とを
備え、前記接続器を前記押圧板に組み付けてもよい。こ
のようにすれば、接続器と中継器との係合を解除して、
押圧板を上昇させることにより、接続器を中継器から切
り離すことができ、したがって中継器をスライドとレー
ト共に引き出すことなく、プローブの交換をすることが
できる。また、中継器を各種のプローブカードに共通に
用い、プローブカードの交換時に接続装置を新たなプロ
ーブカードに対応した接続装置に交換することにより、
同じ検査装置を複数種類のプローブカードの検査に用い
ることができる。
【0016】前記中継器及び前記押圧板を、それぞれ、
前記押圧板及び前記押圧体に組み付けることができる。
このようにすれば、押圧体を上昇させることにより、中
継器を接続器から離間させることができる。
【0017】前記結合機構は、前記接続装置の周りを角
度的に回転可能に前記押圧板又は前記中継器に配置され
たリングであって前記接続器を相対的移動可能に受ける
リングと、該リングを前記接続装置に対して角度的に回
転させるべく前記押圧板又は前記中継器に配置された駆
動機構とを備え、前記接続器を前記リングに該リングの
角度的回転にともなって解除可能に係止させてもよい。
このようにすれば、リングを回転させることにより、接
続器を押圧板に対し着脱することができる。
【0018】前記結合機構は、さらに、前記回転リング
の回転方向に間隔をおいて前記接続器及び前記回転リン
グの一方に配置された複数のローラと、前記回転の回転
方向に間隔をおいて前記接続器及び前記回転リングの他
方に配置された複数の係止片であって前記ローラに解除
可能に係止する係止片と、前記回転リングを前記接続装
置に対して角度的に回転させるべく前記押圧板に配置さ
れた駆動機構とを備えることができる。このようにすれ
ば、回転リングをわずかに回転させるだけで、ローラと
係止片とに係合及びその解除をさせることができる。
【0019】前記フレームは、左右方向に間隔をおいて
前記ベースに配置された下部フレームと、と共同して前
記空間を形成すべく前記下部フレームに配置された上部
フレームであって前記押圧体を支持しかつ前記空間を上
方へ開放する上部フレームとを備え、前記カードホルダ
を、前記下部フレームの前方への開放箇所を介して前記
空間に出入り可能にすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明においては、後に説明する
スライドトレーを出し入れする水平の方向を前後方向
(Y方向)といい、前後方向と直角の水平の方向を左右
方向(X方向)という。
【0021】図1から図4を参照するに、プローブカー
ド検査装置10は、プローブカード12の検査に用いら
れる。プローブカード12は、図4に示すように、導電
性金属細線から製作されたニードルタイプの複数のプロ
ーブ14をそれらの針先が下方へ突出した状態に配線基
板16に装着している。各プローブ14の針先は、集積
回路のような被検査体の通電試験時に、被検査体の電極
部に押圧される。プローブカード12は、プローブ14
を図示しないテスターに接続するための複数のテスター
ランド18(図10参照)を配線基板16の外周縁部に
有する。
【0022】検査装置10は、直方体状の筐体20を台
車として用い、その上板を板状のベースすなわちベース
板22として用いている。筐体20は、複数のキャスタ
ー24により二次元的に移動可能である。ベース22の
上には、各種の情報及び指令を入力する操作パネル26
と、検査状態を映し出すモニタ28と、後に説明する各
種機器の配置空間を形成するフレーム30とが配置され
ている。
【0023】ベース22は、円形の開口32を中央に有
する。フレーム30は、前後方向(図4において左右の
方向)間隔をおいた一対の下部フレーム34と、下方に
開放するコ字状の上部フレーム36とを備える。両下部
フレーム34は、開口32の上方の空間が両者の間に入
るように、ベース22に配置されている。上部フレーム
36は、一方の下部フレーム34の上部にシャフト38
により枢軸運動可能に連結されている。
【0024】上部フレーム36は、常時はフレーム30
により形成される内側空間を閉鎖しており、内側空間を
開閉するときはシャフト38がモータ40により回転さ
れる。上部フレーム36は、内側空間を閉鎖している
間、内部空間を開放することを下部フレーム34に設け
られたフック42により阻止されている。フック42
は、エアーシリンダのような適宜な駆動機構43によ
り、フック42が上部フレーム36による内側空間の開
放を阻止する位置と、その開放を許容する位置とに移動
される。
【0025】上部フレーム36には、四角形の押圧板4
4が配置されている。押圧板44は、上部フレーム36
に設けられたエアーシリンダのような駆動機構46によ
り上下方向(Z方向)に移動される。押圧板44は上部
フレーム36の内側に設けられた複数のガイドレール4
8により案内されるガイド部44aを有し、上部フレー
ム36は複数の開口50を駆動機構46の周りに有す
る。
【0026】図5及び図6に示すように、導電性材料か
ら形成されたコンタクト板52は、筐体20内に配置さ
れたステージ54の上に組み付けられている。ステージ
54は、筐体20に備えられた板状のステージベース5
6に配置されている。
【0027】ステージ54は、左右方向(図6において
左右方向)へ伸びる複数のYガイドレール58に沿って
移動可能のYステージ60と、Yステージ60に前後方
向(図5において左右方向)へ移動可能に配置されたX
ステージ62と、Xステージ62の移動により上下方向
へ移動されるZステージ64と、Xステージ62をX方
向へ移動させる移動機構66とを備える。
【0028】Yステージ60は、上方に開放する箱の形
をしており、また上下方向へ伸びる複数のガイドレール
68を内側に有する。Zステージ64は、そのガイド部
64aをガイドレール68に滑動可能に嵌合させてい
る。
【0029】図4から図8に示すように、検査装置10
は、また、プローブカード12のプローブの電気的に接
続される円板状の接続器70と、接続器70を図示しな
いテスターに接続する円板状の中継器72とを含む。接
続器70及び中継器72は、相互に組み合わされて接続
装置を構成する。
【0030】接続器70は、プローブカード12のプロ
ーブ14に個々に接続される細長い複数の第1の導電体
74を電気絶縁材料からなる円板状の接続板76に配置
し、第1の導電体74を中継器72に接続するための円
板状の接続基板78を接続板76の上に複数のねじ部材
により組み付けている。
【0031】中継器72は、接続器70によりプローブ
14に個々に接続される細長い複数の第2の導電体80
を電気絶縁材料からなる円板状の中継板82に配置し、
第2の導電体80をテスターに接続するための円板状の
中継基板84を中継板82の上に複数のねじ部材により
組み付け、複数のコネクタ86を中継基板84の上に組
み付けている。中継器72は、押圧板44の下側に複数
のねじ部材により組み付けられている。
【0032】第1の導電体74は、対応するプローブ1
4のテスターランド18に対向するように接続板76に
配置されており、また接続板76を厚さ方向に貫通して
上下にわずかに突出している。接続基板78は、第1及
び第2の導電体74及び80を相互に接続する複数の配
線部を有する配線基板である。
【0033】第2の導電体80は、接続基板78の対応
する配線部に対向するように中継板82に配置されてお
り、また中継板82を厚さ方向に貫通して上下にわずか
に突出している。中継基板84は、第2の導電体80と
コネクタ86とを相互に接続する複数の配線部を有する
配線基板である。
【0034】第1及び第2の導電体74及び80とし
て、コイルばねとピンとを筒状部材内に配置したいわゆ
るポゴピンを用いることができる。しかし、第1及び第
2の導電体74及び80は、導電性の金属線のような他
の部材であってもよい。
【0035】図7及び図8に示すように、接続器70と
中継器72とは、中継板82に設けられた複数の位置決
めピン88が接続基板78に設けられた穴90に受け入
れられることにより、相互に位置決められる。接続器7
0と中継器72とは、結合機構により解除可能に上記の
ように結合されて、接続装置を構成する。
【0036】そのような結合機構は、図7から図9に示
すように、接続装置の周りを角度的に回転可能の結合用
リング92を備える。
【0037】回転リングすなわち結合用リング92は、
リング92のを受ける複数の支持ローラ94と、リング
92の外周面に接触する複数のサイドローラ96とによ
り、押圧板44に支持されていると共に、回転位置を規
制されている。支持ローラ94及びサイドローラ96
は、押圧板44の下側に組み付けられている。
【0038】結合用リング92は、また、複数のリンク
アーム98と、各リンクアーム98を揺動させるエアー
シリンダのような駆動機構100とにより上下方向へ伸
びる軸線の周りに角度的に回転される。
【0039】リンクアーム98は、上下方向へ伸びる軸
線の周りに角度的に回転可能に押圧板44の下面に組み
付けられており、また結合用リング92に設けられたピ
ン93と、ピン93が活動可能に係合するようにリンク
アーム98に形成された長穴95とにより、結合用リン
グ92に係合されている。
【0040】駆動機構100は、リンクアーム98を角
度的に回転させるように押圧板44の下面に組み付けら
れている。接続器70は、その外周部に角度的間隔をお
いて設けられた複数の係合片102が結合用リング92
に設けられた結合ローラ104に受けられていることに
より、中継器72に結合される。
【0041】結合ローラ104は、ブラケット108に
より結合用リング92に組み付けられている。結合用リ
ング92、支持ローラ94、サイドローラ96、リンク
アーム98及び駆動機構100の1つ以上のものを中継
器72に組み付けてもよい。また、係合片102及び結
合ローラ104をそれぞれ結合用リング92及び接続器
70に配置してもよい。
【0042】図8は、接続器70と中継器72とが結合
されている状態を実線で示し、そのような結合が解除さ
れている状態を点線で示す。それゆえに、接続器70と
中継器72とは、結合用リング92が一方へ移動される
ことにより結合され、他方へ移動されることによりその
結合を解除される。
【0043】図7に示すように、各コネクタ86には、
テスターに接続されるケーブル110の端部が結合され
る。ケーブル110は、押圧板44に形成された開口1
12及び上部フレーム36に形成された開口50を介し
て伸びている。
【0044】図9から図13に示すように、プローブカ
ード12は円形をしたカードホルダ114に受けられて
おり、カードホルダ114は短い円筒状の昇降トレー1
16に配置されており、昇降トレー116はその周りに
配置された回転リング118を介して引き出し状のスラ
イドトレー120に配置されており、スライドトレー1
20は一対のスライドレール122により下部フレーム
34に出し入れ可能に支持されている。
【0045】カードホルダ114は、コンタクト板52
に対応する箇所に開口124を有し、プローブカード1
2を受ける受け部126を開口124の周りに有する。
受け部126は、その周りより低い段部である。カード
ホルダ114は、昇降トレー116の下端部に設けられ
た内向きのフランジ128に外周部を受けられている。
【0046】カードホルダ114に対するプローブカー
ド12及び接続器70の位置決め及びその維持は、それ
ぞれ、カードホルダ114に設けられた複数のピン13
0及び132がプローブカード12及び接続器70に形
成された穴134及び136に嵌合されることにより行
われる。
【0047】昇降トレー116に対するカードホルダ1
14の位置決め及びその維持は、昇降トレー116に設
けられた複数のピン138がカードホルダ114に形成
された穴140に嵌合されることにより、行われる。
【0048】回転リングすなわち昇降用リング118
は、リング118を受ける複数のアンダローラ142
と、リング144の外周面に接触する複数のサイドロー
ラ144とにより、スライドトレー120に組み付けら
れていると共に、回転位置を規制されている。両ローラ
142,144は、スライドトレー120に取り付けら
れている。
【0049】昇降用リング118は、スライドトレー1
20の前方に伸びる回転用グリップ146により、所定
の角度範囲内で昇降用リング118の軸線の周りに回転
させることができる。
【0050】昇降トレー116はその外周面に昇降用溝
148を有し、昇降用リング118はこれの角度的回転
にともなって溝148内を移動するZアップローラ15
0を有する。昇降用溝148は、図13に示すように、
一端側が低く、他端側が高くなるように、中央において
傾斜している。
【0051】昇降トレー116は、昇降用リング118
が一方向へ回転されることにより低い位置から高い位置
に上昇され、昇降用リング118が他方向へ回転される
ことにより高い位置から低い位置に下降される。これに
より、カードホルダ114も昇降される。
【0052】昇降トレー116の昇降は、ブラケット1
52によりスライドトレー120に上下方向へ伸びる状
態に組み付けられた複数のガイドレール154と、各ガ
イドレール154に滑動可能に嵌合するガイド156と
により案内される。ガイド156は、昇降トレー116
に設けられている。
【0053】スライドトレー120は、フレーム30に
より形成される内側空間から前方に突出する出し入れ用
の取手158を有する。このため、スライドトレー12
0は、取手158を利用して、内側空間に出し入れする
ことができる。
【0054】検査装置10において、図7に示すよう
に、接続器70及び中継器72は、予め組み立てられて
いると共に、相互に結合されており、中継器72は押圧
板44にねじ止めされている。
【0055】また、図5に示すように、スライトトレー
120は、プローブカード12をカードホルダ114に
収容した状態で、プローブカード12がコンタクト板5
2の上方となる位置に移動されており、昇降トレー11
6はベース22の開口32に受け入れられた状態に下降
されている。このため、プローブ14はその針先をベー
ス22の下方へ突出させている。
【0056】上記状態において、上部フレーム36が内
部空間を閉鎖する位置に変位され、押圧板44が下降さ
れると、接続器70及び中継器72を組み合わせた接続
装置は、プローブカード12の上に重ねられて、押圧板
44によりプローブカード12に押圧される(図5及び
図6参照)。この状態において、カードホルダ114は
その受け部126をベース22の開口32に位置され、
プローブ14はその針先をコンタクト板に接近される。
【0057】上記の結果、接続器70の第1の導電体7
4はプローブカード12のテスターランド18に押圧さ
れる。押圧板44の最下端位置は、押圧板44がスライ
ドトレー120に設けられた複数のストッパ160に当
接することにより、制限される。このため、接続装置及
び押圧板が相互に及びカードホルダ114に過剰に押圧
されることが防止される。
【0058】上記状態で、プローブ14は、その先端の
高さ位置のばらつき、電極に対する接触状態の良否等の
検査をされる。検査時、コンタクト板52は、ステージ
54により上昇されて、プローブカード12の針先に押
圧され、テスターから所定の電気信号を受ける。
【0059】検査の針圧に対する反力は、プローブカー
ド12から接続装置を介して押圧板44に伝達される。
しかし、プローブカード12と接続装置、並びに、接続
装置と押圧板44が広範囲にわたって接触しているか
ら、プローブカード12がカードホルダ114の受け部
126に受けられていることと相まって、部材相互間に
必要な平行度が小さくてよく、しかも針圧に対する反力
に起因する、プローブカード12、接続装置及び押圧板
44の撓みが著しく小さい。
【0060】検査が終了すると、次のプローブカードを
検査するために、検査済みのプローブカードが検査装置
10から取り出され、その代わりに新たなプローブカー
ドが検査装置10に配置される。
【0061】同種のプローブカードの交換は、次のよう
に行われる。
【0062】先ず、押圧板44が駆動機構46により図
4に点線で示す位置に変位される。これにより、接続器
72及び中継器72は、図14(A)に示す位置から図
14(B)に示す位置に移動される。すなわち、接続器
72及び中継器72は、カードホルダ114から取り除
かれると共に、スライドトレー120の出し入れの妨げ
にならない位置に移動される。
【0063】次いで、昇降用リング118がハンドル1
46により回転される。これにより、昇降トレー116
は、図13及び図14(C)に示すように、プローブ1
4がスライドトレー120の出し入れの妨げにならない
位置に上昇される。
【0064】次いで、スライドトレー120が図15に
示すように引き出される。この状態において、プローブ
カードの交換が行われる。図15に示すスライドトレー
120の位置は、少なくともプローブカード12がフレ
ーム30による内部空間の外となる位置とすることがで
き、好ましくはカードホルダ114が内部空間の外とな
る位置とすることができる。
【0065】スライドトレー120が図15に示すよう
に引き出された状態において、検査済みのプローブカー
ド12がカードホルダ114から取り出され、その代わ
りに同種の他のプローブカードがカードホルダ114に
配置される。
【0066】プローブカードの着脱時、交換時にケーブ
ル110をコネクタ86から外す必要がない。また、プ
ローブカードの着脱作業をフレーム30、押圧板44及
び接続装置に妨げられることなく行うことができるか
ら、プローブカードの交換の作業性がよく、交換作業が
安全になると共に交換作業を速く行うことができ、しか
も熟練を要しない。
【0067】種類が異なるプローブカードの交換は、次
のように行われる。
【0068】先ず、図16(A)に示す状態において、
結合用リング92が角度的に回転されて、接続器70と
中継器72との結合が結合機構により解除される。
【0069】次いで、押圧板44が駆動機構46により
図4に点線で示す位置に変位される。これにより、接続
器72はプローブカード12と共にカードホルダ114
に受けられているが、中継器72は、図16(A)に示
す位置から図16(B)に示す位置に移動される。すな
わち、中継器72は、カードホルダ114から取り除か
れると共に、スライドトレー120の出し入れの妨げに
ならない位置に移動される。
【0070】次いで、昇降用リング118がハンドル1
46により回転される。これにより、昇降トレー116
は、図13及び図16(C)に示すように、プローブ1
4がスライドトレー120の出し入れの妨げにならない
位置に上昇される。
【0071】次いで、スライドトレー120が図16に
示すように引き出される。この状態において、プローブ
カードの交換が行われる。図17に示すスライドトレー
120の位置は、少なくともプローブカード12及び接
続器70がフレーム30による内部空間の外となる位置
とすることができ、好ましくはカードホルダ114が内
部空間の外となる位置とすることができる。
【0072】次いで、使用済みのプローブカード12及
び接続器72がカードホルダ114から取り出され、そ
の代わりに同種の他のプローブカード及び対応する接続
器がカードホルダ114に配置される。
【0073】上記のように、種類の異なるプローブカー
ドに交換するときは、接続器も交換される。これは、プ
ローブカードのテスターランドの配置位置がプローブカ
ードの種類により異なり、同じ接続器を異なるプローブ
カードに共通して用いることができないからである。し
たがって、新たな接続器は、新たなプローブカードのテ
スターランド18を中継器72の第2の導電体80に接
続することができるものである。
【0074】種類が異なるプローブカードの交換時にお
いても、ケーブル110をコネクタ86から外す必要が
ない。また、接続器及びプローブカードの着脱作業をフ
レーム30、押圧板44及び中継器に妨げられることな
く行うことができるから、接続器及びプローブカードの
交換の作業性がよく、交換作業が安全になると共に交換
作業を速く行うことができ、しかも熟練を要しない。
【0075】上記実施例において、カードホルダ114
は昇降トレー116と一体的であってもよい。また、接
続器及び中継器は、それぞれ、ねじ止めされた2つの部
材76,78及び82,84から形成しなくてもよい。
【0076】図18は、接続器170及び中継器172
をそれぞれ配線基板により形成された実施例を示す。接
続器170及び中継器172を用いて検査されるプロー
ブカード12は、テスターランドの代わりに、それぞれ
が複数のプローブ14に接続された複数のコネクタ17
4を配線基板16の上面に有する。
【0077】接続器170は、プローブカード12のコ
ネクタ174に接続される複数のコネクタ176を下面
に有すると共に、配線パターンによりコネクタ176に
接続された複数のコネクタ178を上面に有する。中継
器172は、接続器170のコネクタ178に接続され
る複数のコネクタ180を下面に有すると共に、配線パ
ターンによりコネクタ180に接続された複数のコネク
タ86を上面に有する。各コネクタ86には、ケーブル
110が接続される。
【0078】コネクタ174及び176並びに178及
び180は、それらの結合及びその解除に力を殆ど必要
としないいわゆる無接点コネクタである。そのようなコ
ネクタの一例は、例えば実用新案登録第2576233
号に記載されている。しかし、そのようなコネクタの代
わりに、一般的なコネクタを用いてもよい。
【0079】図18に示す実施例においては、図19に
示すように、プローブカード12をカードホルダ114
に配置し、接続器170及び中継器172を重ね、中継
器172を複数のねじ部材により押圧板44の下面に組
み付けることにより、検査可能なる。接続器170及び
中継器172の結合の際に、コネクタ174及び176
並びに178及び180がそれぞれ結合されて電気的に
接続される。
【0080】プローブカード12を交換するときは、接
続器170及び中継器172を押圧板44により上昇さ
せた状態で、既に述べた実施例と同様に行えばよい。プ
ローブと接続板170とを交換するときは、接続器17
0を中継器172から切り離した状態で、既に述べた実
施例と同様に行えばよい。
【0081】上記実施例においては、接続器と中継器と
により接続装置を形成して、中継器を各種のプローブカ
ードに共通に用いていいるが、接続装置をプローブカー
ドの種類毎に用意してもよい。この場合、接続器及び中
継器の機能を備えた接続装置とされる。
【0082】本発明は、上記実施例に限定されない。例
えば、本発明は、ニードルタイプ以外のプローブ、例え
ばブレードタイプ、ピンタイプ等、他のタイプのプロー
ブを用いたプローブカードの検査装置にも適用すること
ができる。それゆえに、本発明は、その趣旨を逸脱しな
い限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプローブ検査装置の一実施例を示
す平面図
【図2】図1に示す検査装置の正面図
【図3】図1に示す検査装置の右側面図
【図4】検査装置の上部フレームを開いた状態を示す断
面図
【図5】検査装置の主要部の縦断面図
【図6】図5における6−6線に沿って得た断面図
【図7】接続装置近傍の拡大断面図
【図8】図7の下面図
【図9】接続装置及びトレーの端部を拡大した断面図
【図10】接続装置を除去した状態におけるトレーの部
分の平面図
【図11】図10における11−11線に沿って得た断
面図
【図12】昇降トレー、昇降用リング及びスライドトレ
ーとの関係を示す平面図
【図13】昇降トレーを上昇させた状態で昇降トレー、
昇降用リング及びスライドトレーとの関係を示す図
【図14】プローブカードの交換動作を説明するための
概略図
【図15】図14に示す状態からスライドトレーを引き
出した状態を示す概略図
【図16】プローブカード及び接続器の交換動作を説明
するための概略図
【図17】図16に示す状態からスライドトレーを引き
出した状態を示す概略図
【図18】本発明で用いる接続装置の他の実施例を示す
分解斜視図
【図19】図18の接続装置をプローブカードと共にカ
ードホルダに配置した状態を示す概略図
【符号の説明】
10 プローブカード検査装置 12 プローブ 14 プローブ 20 筐体 22 ベース 30 フレーム 32 ベースの開口 34 下部フレーム 36 上部フレーム 38 軸 40 上部フレーム用駆動機構 44 押圧板 46 押圧板用の駆動機構 52 コンタクト板 54 ステージ 70,170 接続器 72,172 中継器 74,80 第1及び第2の導電体 76 接続板 78 接続基板 82 中継板 84 中継基板 86 コネクタ 92 結合用リング(回転リング) 94 支持ローラ 96 サイドローラ 100 駆動機構 114 カードホルダ 116 昇降トレー 118 昇降用リング 120 スライドトレー 122 スライドレール 124 カードホルダの開口 126 受け部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブカードの針先が接触されるコン
    タクト板と、 該コンタクト板の上方に空間を形成するフレームと、 前記空間に配置されたカードホルダであって前記コンタ
    クト板に対応する箇所に開口を有し、前記プローブカー
    ドを受ける受け部を前記開口の周りに有するカードホル
    ダと、 該カードホルダに配置されたプローブカードの上に配置
    される接続装置であってそのプローブカードのプローブ
    に接続される接続装置と、 前記カードホルダを前記フレームに、前記開口が前記コ
    ンタクト板の上方に位置する第1の位置と、少なくとも
    前記プローブカードが前記空間の外に位置する第2の位
    置であって前記第1の位置から水平方向に間隔をおいた
    第2の位置とに移動可能に組み付ける組み付け手段とを
    含む、プローブカードの検査装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記コンタクト板の上方に位置
    するベースであって前記カードホルダを着脱可能に受け
    かつ前記コンタクト板に対応する箇所に第2の開口を有
    するベースを含み、前記カードホルダは、その一部を前
    記第2の開口に位置させた状態に前記ベースに配置され
    ている、請求項1に記載の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記組み付け手段は、前記フレームに間
    隔をおいて配置されて水平方向へ伸びる一対のレール
    と、該レールに沿って移動可能に配置されたスライドト
    レーと、該スライドトレーに回転可能に配置された昇降
    用リングと、該昇降用リングの内側に昇降可能に配置さ
    れた昇降トレーであって前記カードホルダが配置された
    昇降トレーとを備え、前記昇降トレー及び前記昇降用リ
    ングの一方は係止部を有し、前記昇降トレー及び前記昇
    降用リングの他方は前記係止部が滑動可能に係止する傾
    斜した溝を有する、請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記接続装置の上方にあって前
    記フレームに上下方向へ移動可能に配置された押圧板
    と、前記フレームに支持されて前記押圧板を前記接続装
    置に押圧する押圧体とを含む、請求項1,2又は3に記
    載の検査装置。
  5. 【請求項5】 前記接続装置は、前記プローブカードの
    上側に配置される板状の接続器であってそのプローブカ
    ードのプローブに接続される複数の第1の導電体を有す
    る接続器と、該接続器の上側に配置された板状の中継器
    であって前記第1の導電体に接続された複数の第2の導
    電体を有し、前記フレームに配置された中継器と、前記
    接続器及び前記中継器を解除可能に結合する結合機構と
    を備え、前記中継器は前記押圧板に組み付けられてい
    る、請求項4記載の検査装置。
  6. 【請求項6】 前記中継器及び前記押圧板は、それぞ
    れ、前記押圧板及び前記押圧体に組み付けられている、
    請求項5に記載の検査装置。
  7. 【請求項7】 前記結合機構は、前記接続装置の周りを
    角度的に回転可能に前記押圧板又は前記中継器に配置さ
    れたリングであって前記接続器を相対的移動可能に受け
    るリングと、該リングを前記接続装置に対して角度的に
    回転させるべく前記押圧板又は前記中継器に配置された
    駆動機構とを備え、前記中継器は前記リングに該リング
    の角度的回転にともなって解除可能に係止されている、
    請求項6に記載の検査装置。
  8. 【請求項8】 前記結合機構は、さらに、前記回転リン
    グの回転方向に間隔をおいて前記接続器及び前記回転リ
    ングの一方に配置された複数のローラと、前記回転の回
    転方向に間隔をおいて前記接続器及び前記回転リングの
    他方に配置された複数の係止片であって前記ローラに解
    除可能に係止する係止片と、前記回転リングを前記接続
    装置に対して角度的に回転させるべく前記押圧板に配置
    された駆動機構とを備える、請求項7に記載の検査装
    置。
  9. 【請求項9】 前記フレームは、左右方向に間隔をおい
    て前記ベースに配置された下部フレームと、該下部フレ
    ームと共同して前記空間を形成すべく前記下部フレーム
    に配置された上部フレームであって前記押圧体を支持し
    かつ前記空間を上方へ開放する上部フレームとを備え、
    前記カードホルダは、その一部を前記第2の開口に位置
    させ状態に前記ベースフレームに配置されていると共
    に、前記下部フレームの前方への開放箇所を介して前記
    空間に出入り可能である、請求項2から8のいずれか1
    項に記載の検査装置。
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