JP2000298273A - 表示装置及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

表示装置及びこれを備えた電子機器

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JP2000298273A
JP2000298273A JP11107197A JP10719799A JP2000298273A JP 2000298273 A JP2000298273 A JP 2000298273A JP 11107197 A JP11107197 A JP 11107197A JP 10719799 A JP10719799 A JP 10719799A JP 2000298273 A JP2000298273 A JP 2000298273A
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light
polarized light
polarization
polarization axis
component
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JP11107197A
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Yasuo Arikawa
康夫 有川
Takeshi Matsui
剛 松井
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択表示可能なテキスト表示及びアイコン表
示を確実に且つ高品位に表現できる新規の表示技術を実
現し、表示デザインの自由度を高めることができるとと
もに、特に電子機器などにおいて良好な視認性を発揮す
ることのできる表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置10においては、その表示面側
から、第1偏光分離手段として通常の吸収型偏光特性を
有する偏光板12、第1透過偏光軸可変手段として液晶
パネル11、第2偏光分離手段として偏光フィルム1
3、第2透過偏光軸可変手段として液晶パネル14、拡
散フィルム15、第3偏光分離手段として偏光フィルム
16、カラーフィルタ17、第4偏光分離手段として偏
光フィルム18、バックライト19が順次配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置及びこれを
備えた電子機器に係り、特に、偏光板などの偏光分離手
段と、液晶パネルなどの透過偏光軸可変手段とを組み合
わせた表示装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている液晶表示装置
は、近年の携帯電話、ポータブル音楽再生機器、時計、
カメラ、VTR、電子レンジ、電話機など、ありとあら
ゆる電子機器に使われている。このような電子機器の表
示部内においては、文字、数字、記号などを複数のドッ
ト領域若しくはセグメント領域の組み合わせによって表
示するテキスト情報表示部と、イラストなどの所定の模
様、特殊記号、マークなどのアイコンを専用の1又は複
数のセグメント領域によって表示するアイコン表示部と
が適宜に用いられている。
【0003】テキスト情報表示部においては、種々の文
字情報等を自由に書き換えることができ、小さな点の集
まりで文字等を表現するドットマトリクス方式や、数字
を表現するための7セグメント方式などの複数のセグメ
ントの組み合わせによって文字等を表現するセグメント
方式などが用いられている。
【0004】一方、アイコン表示部は、イラスト、記
号、単語などを固定的に表示する部分であり、電子機器
の設定内容や現在の状況、使用者への警告などの情報を
予め固定された態様にて表示する。具体例としては、携
帯機器において使われている電池残量を数段階にて示す
もの(「電池」のイラスト)、携帯電話において使われ
ている電波強度を数段階にて示すもの(「電波」のイラ
スト)、電子時計において使用されるアラーム設定状態
にあることを示すもの(「ALARM」の文字)、スト
ップウォッチにおいて使われる計時の停止状態を示すも
の(「STOP」の文字)などがある。
【0005】従来の液晶表示装置は、例えば公知のTN
型若しくはSTN型の液晶表示パネルを用いた装置の場
合、2枚の偏光板を透過偏光軸が互いに直交する姿勢で
液晶セルの前後に配置し、液晶セル内の液晶層に対する
電界印加の有無によって一方の偏光板を透過してきた偏
光の偏光軸方向を変化させたり、維持したりし、この偏
光が他方の偏光板により遮断されたり、他方の偏光板を
透過したりすることによって液晶表示パネルの光遮断状
態と光透過状態とを切り換えるようにしている。この液
晶表示パネルの光遮断状態では表示面は暗色に視認さ
れ、光透過状態では明色に視認されるため、この暗色と
明色とによって種々の情報を表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の液晶
表示パネルを用いた表示装置において、テキスト表示部
においては、種々の情報を比較的自由に表示できる点で
柔軟性があるが、セグメントやドット構造が粗いと高品
位の表示態様を実現することができず、ドット構造を精
細化すると微細構造を形成する必要があり、製造コスト
が増大するという問題点がある。また、カラー化するた
めには精細なカラーフィルタを形成する必要があるため
にさらに製造コストが増大する。
【0007】一方、アイコン表示部を形成するには、液
晶表示パネルのパネル基板の内面に形成された透明電極
や反射電極などをアイコンの形状に作り込む必要があ
る。このため、アイコン態様の異なる液晶表示パネルを
作るには液晶セルの構造をアイコン毎に設計し、製造す
る必要があり、その他の部分、例えばテキスト情報表示
部などは全く同一構造であっても、パネル構造を相互に
流用することができないという問題点がある。また、一
つのアイコンを形成すると、その領域には別のアイコン
などを表示することができなくなるから、当該領域の表
示態様が固定化されてしまうという問題点がある。さら
に、微細な模様や細密な線を備えているアイコンや複数
の色を用いた複雑なアイコンを作ろうとすると電極パタ
ーンも微細な構造にする必要があり、製造がきわめて困
難になってしまい、実用的ではないという問題点があ
る。
【0008】そして、テキスト表示部とアイコン表示部
のいずれにおいても、異なる色調や質感などを備えた複
数の領域を相互に接するように表示するには、液晶パネ
ル内に個々に制御可能に構成された異なる制御領域を相
互に密着した状態に配置しなければならないが、制御領
域を構成する液晶パネルの電極間には絶縁のために必ず
所定の間隔を設ける必要があるため、異なる色調や質感
などを備えた複数の領域が相互に接するように表示する
ことはきわめて難しいという問題点がある。
【0009】これに対して液晶表示パネルのパネル基板
に常時視認可能なアイコンを印刷等によって形成してお
き、必要時においてアイコンの選択状態を示すための指
示表示を液晶表示パネルで行うという方法もある。しか
し、この場合にはアイコン自体は常時表示されているた
めに表示態様がさらに固定化され表示態様を選択的に表
示することができない上に、表示面の視認性が悪くな
り、アイコン表示を補助する指示表示(例えは当該アイ
コンが選択されていることを示す下線や矢印など)など
も必要になることから表示面積を多く占有してしまうと
いう問題点がある。
【0010】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、選択表示可能なテキスト表示及び
アイコン表示を確実に且つ高品位に表現できる新規の表
示技術を実現し、表示デザインの自由度を高めることが
できるとともに、特に電子機器などにおいて良好な視認
性を発揮することのできる表示装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の表示装置は、第1偏光分離手段と、制御領域
毎に透過光の偏光軸を変化させ得るように構成された第
1透過偏光軸可変手段と、第2偏光分離手段と、制御領
域毎に透過光の偏光軸を変化させ得るように構成された
第2透過偏光軸可変手段と、第3偏光分離手段と、光反
射手段とを順次配置してなる表示装置であって、前記第
1偏光分離手段は、前記第1透過偏光軸可変手段とは反
対側から入射する光の第1偏光成分を前記第1透過偏光
軸可変手段側へ向けて出射可能であるとともに、前記第
1透過偏光軸可変手段側から入射する光の前記第1偏光
成分を前記第1透過偏光軸可変手段の反対側へ向けて出
射可能に構成され、前記第2偏光分離手段は、前記第1
透過偏光軸可変手段側から入射する光の第2偏光成分を
前記第2透過偏光軸可変手段側へ向けて出射可能であ
り、前記第1透過偏光軸可変手段側から入射する光の前
記第2偏光成分と異なる第3偏光成分を前記第1透過偏
光軸可変手段側へ向けて出射可能であるとともに、前記
第2透過偏光軸可変手段側から入射する光の前記第2偏
光成分を前記第1透過偏光軸可変手段側へ向けて出射可
能に構成され、前記光反射手段は、前記第2透過偏光軸
可変手段側から入射する光の少なくとも一部を前記第2
透過偏光軸可変手段側へ向けて出射可能に構成され、前
記第3偏光分離手段は、前記第2透過偏光軸可変手段側
から入射する光の第4偏光成分を前記第2透過偏光軸可
変手段とは反対側に出射可能であり、前記第2透過偏光
軸可変手段側から入射する光の前記第4偏光成分とは異
なる第5偏光成分を前記第2透過偏光軸可変手段側へ向
けて出射可能であるとともに、前記第2透過偏光軸可変
手段とは反対側から入射する光の前記第4偏光成分を前
記第2透過偏光軸可変手段側へ向けて出射可能に構成さ
れ、前記光反射手段は、前記第3偏光分離手段側から入
射する光の少なくとも一部を前記第3偏光分離手段側へ
向けて出射可能に構成されていることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、上記の配置において第
1偏光分離手段の側を前面側とし、光反射手段の側を背
面側とすると、前面側から第1偏光分離手段に光が入射
すると、第1偏光分離手段から第1偏光成分が第1透過
偏光軸可変手段側に向けて出射され、この第1偏光成分
が第1透過偏光軸可変手段を通過して第2偏光成分にな
ると、第2偏光分離手段へ向けて第2偏光成分が出射さ
れ、その結果、第2偏光分離手段から第2透過偏光軸可
変手段に向けて第2偏光成分が出射される。第2透過偏
光軸可変手段において第4偏光成分が第3偏光分離手段
へ向けて出射されると、第3偏光分離手段は第4偏光成
分を光反射手段へ向けて出射し、第4偏項成分は光反射
手段で反射されて再び第3偏光分離手段に入射し、第3
偏光分離手段は第4偏光成分を第2透過偏光軸可変手段
に向けて出射し、第2透過偏光軸可変手段は第2偏光成
分を第2偏光分離手段に向けて出射し、第2偏光分離手
段は第1透過偏光軸可変手段へ向けて第2偏光成分を出
射し、第1透過偏光軸可変手段は第1偏光成分を第1偏
光分離手段へ向けて第1偏光成分を出射するので、第1
偏光分離手段は第1偏光成分を前面側へ向けて出射す
る。
【0013】また、上記において、第1偏光分離手段か
ら出射された第1偏光成分が第1透過偏光軸可変手段へ
入射したとき、第1透過偏光軸可変手段から第3偏光成
分が第2偏光分離手段へ向けて出射されると、第2偏光
分離手段から第1透過偏光軸可変手段に向けて第3偏光
成分が出射されるので、第1透過偏光軸可変手段から第
1偏光成分が前面側へ出射され、その結果、第1偏光分
離手段から第1偏光成分が前面側に向けて出射される。
【0014】さらに、上記において、第2偏光分離手段
から出射された第2偏光成分が第2透過偏光軸可変手段
へ入射したとき、第2透過偏光軸可変手段から第5偏光
成分が第3偏光分離手段へ向けて出射されると、第3偏
光分離手段から第2透過偏光軸可変手段へ向けて第5偏
光成分が出射されるので、第2透過偏光軸可変手段から
第2偏光分離手段へ向けて第2偏光成分が出射され、第
2偏光分離手段から第2偏光成分が第1透過偏光軸可変
手段へ向けて出射され、さらに第1透過偏光軸可変手段
から第1偏光分離手段へ向けて第1偏光成分が出射され
るから、その結果、第1偏光分離手段から前面側へ第1
偏光成分が出射される。
【0015】以上のように、前面側から光が第1偏光分
離手段へ入射すると、上記の3つの光経路に沿って光が
反射するため、第1透過偏光軸可変手段及び第2透過偏
光軸可変手段において光の偏光軸の変化状態を制御領域
毎に制御することによって、表示面の制御領域に対応す
る領域毎に、上記の3つの光経路に対応した3つの表示
態様を形成することができる。したがって、2つの偏光
軸可変手段によってそれぞれの制御領域毎に表示態様を
少なくとも3態様に変化させることができるため、従来
よりも表示面のデザインバリエーションが豊富になると
ともに、第1透過偏光軸可変手段と第2透過偏光軸可変
手段の制御領域の位置関係によって、個々の偏光軸可変
手段によっては構造上形成できないほどの高品位の表
示、例えば隣接する異なる表示態様の領域を相互に接す
るように表示することなどを容易に行うことができる。
【0016】この発明において、前記光反射手段は、前
記第3偏光分離手段側から入射する光の第6偏光成分を
前記第3偏光分離手段の反対側に向けて出射可能であ
り、前記第3偏光分離手段側から入射する光の前記第6
偏光成分とは異なる第7偏光成分を前記第3偏光分離手
段側に向けて出射可能に構成された第4偏光分離手段で
あることが好ましい。
【0017】この発明によれば、第3偏光分離手段から
第4偏光成分が第4偏光分離手段へ向けて出射したと
き、その第4偏光成分に第7偏光成分が含まれていれ
ば、第4偏光分離手段から第3偏光分離手段へ向けて第
7偏光成分が出射され、この第7偏光成分に第4偏光成
分が含まれていれば上記のように最終的に第1偏光分離
手段から前面側へ第1偏光成分が出射される。また、第
3偏光分離手段から第4偏光分離手段へ向けて第4偏光
成分が出射したとき、第4偏光成分に第6偏光成分が含
まれていれば、第6偏光成分が第4偏光分離手段から背
面側へと出射される。したがって、第4偏光分離手段の
偏光特性と第4偏光成分との関係によって視認される反
射光量(その表示態様に有効に利用される光量)を調節
することができる。
【0018】この場合において、前記第4偏光分離手段
は、前記第3偏光分離手段とは反対側から入射する光の
前記第6偏光成分を前記第3偏光分離手段側へ向けて出
射可能であり、前記第4偏光分離手段の前記第3偏光分
離手段とは反対側に光源が配置されていることが好まし
い。
【0019】この発明によれば、光源から放出された光
のうち第6偏光成分が第4偏光分離手段に入射すると、
第4偏光分離手段は第6偏光成分を出射し、第6偏光成
分に第4偏光成分が含まれていれば、この第4偏光成分
により、上記のように最終的に第1偏光分離手段から前
面側に第1偏光成分が出射される。したがって、第4偏
光分離手段の偏光軸を調整する(例えば第4偏光分離手
段を光軸周りに回転させる)ことによって、暗所におい
ては光源光によって表示を視認可能に構成することがで
きる。
【0020】上記各発明において、前記第1偏光分離手
段と前記第2偏光分離手段との間、前記第2偏光分離手
段と前記第3偏光分離手段との間、前記第3偏光分離手
段と前記光反射手段との間のいずれか少なくとも一箇所
には、当該箇所を通過する光を変調する光変調手段が設
けられていることが好ましい。
【0021】この発明によれば、第1偏光分離手段から
第1透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第2透過
偏光軸可変手段、第3偏光分離手段、光反射手段を経
て、再び、第3偏光分離手段、第2透過偏光軸可変手
段、第2偏光分離手段、第1透過偏光軸可変手段、第1
偏光分離手段へと戻り、前面側へ出射される光による表
示態様と、第1偏光分離手段から第1透過偏光軸可変手
段、第2偏光分離手段、第2透過偏光軸可変手段、第3
偏光分離手段を経て、再び、第2透過偏光軸可変手段、
第2偏光分離手段、第1透過偏光軸可変手段、第1偏光
分離手段へと戻り、前面側へ出射される光による表示態
様と、第3光変調手段によって第1偏光分離手段から第
1透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第2透過偏
光軸可変手段、第3偏光分離手段、光反射手段を経て、
再び、第3偏光分離手段、第2透過偏光軸可変手段、第
2偏光分離手段、第1透過偏光軸可変手段、第1偏光分
離手段へと戻り、前面側へ出射される光による表示態様
とからなる、合計3つの表示態様を適宜に構成すること
が可能になる。ここで、光変調手段としては、透光性或
いは非透光性のパターン(模様、文字、記号、図形な
ど)或いは所定の色調、光散乱性の光学要素(カラーフ
ィルタ、拡散フィルタ、光散乱板など)が用いられる。
これらの光変調手段は、上記各発明の構成要素とは独立
して配置されていてもよく、或いは、上記各発明の構成
要素の表面上若しくは内部(構成要素の全体或いは一部
に着色するなどの光学作用を与えるための処理を施す場
合も含む。)に形成されていてもよい。
【0022】この発明において、前記光変調手段は、表
面上若しくは内部に光変調層を形成した透光性基体を重
ねることによって構成されていることが好ましい。
【0023】この発明によれば、光変調層を形成した透
光性基体を重ねることによって、複雑且つ繊細なデザイ
ンを表示に用いることができる。ここで、光変調層を形
成した透光性基体には、透光性基体を全体的或いは部分
的に着色するなどの光学的作用を与えるための処理を施
したものを含む。
【0024】また、前記第1偏光分離手段と前記第2偏
光分離手段との間、前記第2偏光分離手段と前記第3偏
光分離手段との間、前記第3偏光分離手段と前記光反射
手段との間のうち、少なくとも2箇所に相互に別々の光
変調手段が設けられていることが望ましい。
【0025】この発明によれば、上述の3つの表示態様
のうち、少なくとも2つの表示態様をそれぞれの光変調
手段によって適宜に設定することが可能になる。
【0026】この場合には、少なくとも2箇所に相互に
別々に設けられている前記光変調手段のうち、前記第1
偏光分離手段側に形成されている前記光変調手段の方が
弱い光変調度を呈するように構成されていることが望ま
しい。
【0027】この発明によれば、上記の3つの表示態様
の表示側により近い位置に配置された光変調手段が弱い
光変調度を呈するように構成されていることにより、表
示側に近い光変調手段による表示態様への影響を低減で
きるので、3つの表示態様間の態様の独立性を高めるこ
とができる。ここで、弱い光変調度とは、光に対する影
響が少ないことを言い、例えば、光変調層の色調に関し
ては淡色であること、光の明度に関しては光変調による
明るさの変化が少ない(光透過率が高い)こと、光散乱
に関しては散乱度が低いことなどに相当する。
【0028】上記各発明において、前記第2偏光成分
は、前記第4偏光成分に対して略直交し若しくは略平行
な偏光軸を備え、前記光反射手段は、前記第4偏光成分
を反射するように構成されていることが好ましい。
【0029】この発明によれば、第1透過偏光軸可変手
段及び第2透過偏光軸可変手段においてそれぞれ透過偏
光軸を90度回転させるか否かを制御領域毎に制御する
ことなどにより、第2偏光分離手段及び第3偏光分離手
段によって光路を選択することができ、効率的に異なる
表示態様を実現できる。
【0030】この発明において、前記第2偏光成分の偏
光軸が前記第4偏光成分の偏光軸に対して略直交するよ
うに構成された状態と、略平行に構成された状態とが切
換可能に構成されていることが好ましい。
【0031】この発明によれば、第2偏光成分と第4偏
光成分との偏光軸の関係を直交するか平行かを切換可能
に構成することにより、第2透過偏光軸可変手段の透過
偏光軸の変化に対する表示態様の出現態様を変化させる
ことができる。例えば、第2透過偏光軸可変手段の透過
偏光軸を90度回転させるか否かを選択できるものとす
ると、第2偏光成分が第4偏光成分に対して略直交した
偏光軸を有している場合には、第2透過偏光軸可変手段
が透過光の偏光軸を90度回転させると第2偏光成分は
第4偏光成分となって第3偏光分離手段を通過し、第2
透過偏光軸可変手段が透過光の偏光軸を回転させないと
第2偏光成分は第5偏光成分となって第3偏光分離手段
から再び第2透過偏光軸可変手段側へ出射される。これ
に対して、第2偏光成分が第4偏光成分に平行な偏光軸
を有している場合には、第2透過偏光軸可変手段が透過
光の偏光軸を90度回転させると第2偏光成分は第5偏
光成分となって第3偏光分離手段をから再び第2透過偏
光軸可変手段側へ出射され、第2透過偏光軸可変手段が
透過光の偏光軸を回転させないと第2偏光成分は第4偏
光成分となって第3偏光分離手段を通過する。
【0032】上記の発明では、例えば、第3偏光分離手
段を光軸周りに90度回転させることによって上記の切
換を行うことができる。また、光反射手段が第4偏光分
離手段である場合には、第3偏光分離手段とともに第4
偏光分離手段もまた90度回転させることによって上記
の切換を行うことができる。
【0033】上記各発明においては、前記第3偏光分離
手段と前記光反射手段との間には、この間を通過する光
を変調する第3光変調手段が配置されていることが好ま
しい。この発明によれば、第3光変調手段によって第1
偏光分離手段から第1透過偏光軸可変手段、第2偏光分
離手段、第2透過偏光軸可変手段、第3偏光分離手段、
光反射手段を経て、再び、第3偏光分離手段、第2透過
偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第1透過偏光軸可
変手段、第1偏光分離手段へと戻り、前面側へ出射され
る光による表示態様を適宜の態様に設定することができ
る。
【0034】上記各発明において、前記第2偏光分離手
段と前記第3偏光分離手段との間には、この間を通過す
る光を変調する第2光変調手段が配置されていることが
好ましい。この発明によれば、第3光変調手段によっ
て、第1偏光分離手段から第1透過偏光軸可変手段、第
2偏光分離手段、第2透過偏光軸可変手段、第3偏光分
離手段、光反射手段を経て、再び、第3偏光分離手段、
第2透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第1透過
偏光軸可変手段、第1偏光分離手段へと戻り、前面側へ
出射される光による表示態様と、第1偏光分離手段から
第1透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第2透過
偏光軸可変手段、第3偏光分離手段を経て、再び、第2
透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第1透過偏光
軸可変手段、第1偏光分離手段へと戻り、前面側へ出射
される光による表示態様とを適宜の態様に設定すること
ができる。
【0035】上記各発明において、前記第1偏光分離手
段と前記第2偏光分離手段との間には、この間を通過す
る光を変調する第1光変調手段が配置されていることが
好ましい。この発明によれば、この第1光変調手段によ
って、第1偏光分離手段から第1透過偏光軸可変手段、
第2偏光分離手段、第2透過偏光軸可変手段、第3偏光
分離手段、光反射手段を経て、再び、第3偏光分離手
段、第2透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第1
透過偏光軸可変手段、第1偏光分離手段へと戻り、前面
側へ出射される光による表示態様と、第1偏光分離手段
から第1透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第2
透過偏光軸可変手段、第3偏光分離手段を経て、再び、
第2透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段、第1透過
偏光軸可変手段、第1偏光分離手段へと戻り、前面側へ
出射される光による表示態様と、第1偏光分離手段から
第1透過偏光軸可変手段、第2偏光分離手段を経て、再
び、第1透過偏光軸可変手段、第1偏光分離手段へと戻
り、前面側へ出射される光による表示態様とを適宜の態
様に設定することができる。
【0036】上記各発明において、上記第1偏光成分、
第2偏光成分、第3偏光成分、第4偏光成分、第5偏光
成分は、それぞれ、第1方向の直線偏光、第2方向の直
線偏光、第3方向の直線偏光、第4方向の直線偏光、第
5方向の直線偏光であることが好ましく、この場合には
さらに、上記第2方向と第3方向、及び、第4方向と第
5方向がそれぞれ光軸と直交する平面上において相互に
直交することが望ましい。さらに、第1方向と第2方
向、及び、第2方向と第4方向がそれぞれ光軸と直交す
る平面上において相互に直交することが好ましい。ま
た、この場合、第6方向と第7方向もまた、光軸と直交
する平面上において相互に直交することが好ましく、こ
の場合には、第6方向が第4方向と第5方向の双方に対
して平行でもなく直交してもいない角度に設定されてい
ることが望ましい。
【0037】さらに、上記各発明においては、第1透過
偏光軸可変手段及び第2透過偏光軸可変手段は共に液晶
パネルであることが好ましい。この場合にはさらに、液
晶パネルがTN型液晶パネルであることが望ましい。
【0038】上記各発明の表示装置を備えた電子機器と
しては、電子時計(腕時計、置時計、懐中時計など)、
情報処理装置、携帯電子機器、家電機器、事務用電子機
器などがある。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る表示装置の実
施形態について詳細に説明する。図1は以下に説明する
実施形態の模式的な概略構成図である。本実施形態の表
示装置10においては、その表示面側から、第1偏光分
離手段として偏光板12、第1透過偏光軸可変手段とし
て液晶パネル11、第2偏光分離手段として偏光フィル
ム13、第2透過偏光軸可変手段として液晶パネル1
4、拡散フィルム15、第3偏光分離手段として偏光フ
ィルム16、カラーフィルタ17、第4偏光分離手段と
して偏光フィルム18、バックライト19が順次配置さ
れている。
【0040】偏光板12は通常のTN型液晶表示パネル
において用いられるものと同様のものであり、照射され
る光のうち所定方向の直線偏光成分(以下、「第1方向
の直線偏光」という。)を通過させ、これと直交する方
向の直線偏光成分を吸収するように構成されている。実
際の構造としては、偏光層の表裏をTAC(三酢酸セル
ロース)の保護層で挟んだ積層フィルムを用いることが
できる。この実施形態では、偏光板12は、光のうち図
の紙面方向と平行な直線偏光成分を透過するとともに、
図の紙面と直交する方向の直線偏光成分を吸収するよう
に構成されている。このように、所定の偏光成分を透過
させるとともに他の偏光成分を吸収するように構成され
た偏光分離手段の特性を、以下単に「吸収型偏光特性」
という。
【0041】第1透過偏光軸可変手段として構成された
液晶パネル11は、図6に示すように、ガラスなどから
なる透明なパネル基板111と112の間にシール材に
よって封入された液晶層113を備えている。パネル基
板111の内面上にはITOなどの透明導電体からなる
コモン電極110Cが形成され、パネル基板112の内
面上にはコモン電極110Cに対向する位置にセグメン
ト電極110Sが形成されている。このセグメント電極
110Sは液晶パネル11の表示面内に形成された制御
領域を構成する。液晶パネル11は制御領域毎に液晶層
113の配向状態を制御することができるように構成さ
れている。本実施形態における液晶パネルは基本的に9
0度ツイスト構造を有する液晶を用いたTN型液晶パネ
ルを用いている。ただし、液晶パネルとしては、STN
型液晶パネル、ECB液晶を用いたパネルなどを用いる
こともできる。なお、STN型液晶パネルにはF−ST
N(Film Compensated Superュtwisted Nematic)型液晶
パネルといった色補償用光学異方体を用いるものも含ま
れる。
【0042】第2偏光分離手段としての偏光フィルム1
3は、照射される光のうち所定方向の直線偏光成分(以
下、「第2方向の直線偏光」という。)を透過させ、こ
れと直交する方向の直線偏光成分(以下、「第3方向の
直線偏光」という。)を反射するように構成されてい
る。このように所定の偏光成分を透過させ、他の偏光成
分を反射するように構成された偏光分離手段の特性を、
以下単に「反射型偏光特性」という。
【0043】この偏光フィルム13としては、例えば図
7に示すような積層構造を備えたものがある。この構造
は、2つの合成樹脂などからなる薄膜13Aと薄膜13
Bとが交互に積層されたものである。薄膜13Aは図示
のX軸方向の屈折率nAXと、Y軸方向の屈折率nAYとが
異なる。薄膜13BはX軸方向の屈折率nBXとY方向の
屈折率nBYとが等しい。また、薄膜13AのY軸方向の
屈折率nAYと薄膜13BのY軸方向の屈折率nBYとは等
しい。したがって、この積層構造に対して図示Z軸方向
に入射した光のうち、Y軸方向の直線偏光成分は積層構
造を光学的に均質な媒質と同様に透過し、そのままY軸
方向の直線偏光成分として射出される。
【0044】一方、薄膜13AのZ軸方向の厚さを
A、薄膜13BのZ軸方向の厚さをtBとし、入射光の
波長をλとすると、
【0045】
【数1】tA×nAX+tB×nBX=λ/2 となるようにすることによって、波長λの光であってZ
軸方向に入射した光のうちX軸方向の直線偏光成分はX
軸方向の直線偏光成分として反射される。
【0046】図7に示す積層構造において、薄膜13A
のZ軸方向の厚さtA及び薄膜13BのZ軸方向の厚さ
Bを種々変化させて積層することにより、複数の波長
域において数1に示す関係を成立させることができ、上
記のX軸方向の直線偏光成分を反射することができる。
特に、上記厚さを積層方向に向けて連続的に変化させて
いくことによって所定の波長領域内の光に対して上記作
用を発揮させることができる。本実施形態では、厚さを
変化させた薄膜13A及び13Bを多数積層することに
よって可視光領域のほぼすべての波長範囲に亘ってX軸
方向の直線偏光成分をX軸方向の直線偏光成分として反
射し、Y軸方向の直線偏光成分をY軸方向の直線偏光成
分として透過させる偏光分離手段である偏光フィルム1
3を構成する。なお、このような偏光分離手段は、国際
公開公報(WO95/17692)に開示されている。
【0047】偏光フィルム13と同様の機能を有する偏
光分離手段としては、上記の偏光フィルムの他に、コレ
ステリック液晶層の両側又は片側に1/4波長板を配設
したもの、ブリュースター角を利用して反射偏光と透過
偏光とに分離する構造を有するもの(SID 92 D
IGEST 第427頁から第429頁に記載されたも
の)、ホログラムを利用したものなどがある。
【0048】第2透過偏光軸可変手段としての液晶パネ
ル14は、上記の液晶パネル11と基本的に同じ構造を
有するものである。ガラスなどからなる透明なパネル基
板141と142の間にシール材によって封入された液
晶層143を備えている。パネル基板141の内面上に
はITOなどの透明導電体からなるコモン電極140C
が形成され、パネル基板142の内面上にはコモン電極
140Cに対向する位置にセグメント電極140Sが形
成されている。このセグメント電極140Sは液晶パネ
ル14の表示面内に形成された制御領域を構成する。液
晶パネル14は制御領域毎に液晶層143の配向状態を
制御することができるように構成されている。
【0049】拡散フィルム15は、ポリエステル樹脂、
アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの透光性素材
からなるものであり、透過光を散乱して表示を白色化
し、或いは表示態様を梨地(砂目)状にするものであ
る。この拡散フィルムなどの光拡散板としては、微小粒
子などを混合することによって白濁させた半透明の樹
脂、表面を粗面化した透明部材などを用いることができ
る。
【0050】カラーフィルタ17は所定の色調に着色さ
れた透光性素材からなり、必要に応じて異なる色調の着
色領域が所定のパターンにて形成される。これらの拡散
フィルム15、カラーフィルタ17は光変調手段の少な
くとも一部として機能するものである。光変調手段とし
ては、拡散フィルム15やカラーフィルタ17のように
独立した部材によって構成されていてもよいが、後述す
るように他の光学的機能を有する構成要素に付随的に設
けられていてもよい。例えば、偏光フィルム13,1
6,18の前面(表示面側、すなわち視認者側)若しく
は背面(表示面の反対側)上、或いは内部に印刷、染
色、凹凸加工(粗面加工)などの方法で光変調層が形成
されていてもよく、また、下記の反射層の表面に形成さ
れていてもよい。
【0051】偏光フィルム16,18は、上記偏光フィ
ルム13と同じ構造を備えたものであり、それぞれ同様
の反射型偏光特性を有する。すなわち、偏光フィルム1
6は、所定方向の直線偏光成分(以下、単に「第4方向
の直線偏光」という。)を透過し、これと直交する方向
の直線偏光成分(以下、単に「第5方向の直線偏光」と
いう。)を反射する。また、偏光フィルム18は、所定
方向の直線偏光成分(以下、単に「第6方向の直線偏
光」という。)を透過し、これと直交する方向の直線偏
光成分(以下、単に「第7方向の直線偏光」という。)
を反射する。これらの偏光フィルム16,18のうち、
背面側に配置された偏光フィルム18は光反射手段とし
ても機能している。光反射手段としては、偏光フィルム
18の代わりに、例えば、金属薄膜などによって構成さ
れた反射層を用いてもよい。反射層は透光性フィルムの
背面上にアルミニウムその他の金属の蒸着などの方法に
より被着されることが好ましい。また、反射層の表面を
粗面にしたり、反射層の前面側に拡散層を形成したりす
ることにより光を乱反射させることによって上記の拡散
フィルムと同様の光変調手段の一部として機能させるこ
ともでき、このように構成することによって視認性が向
上し、例えばその乱反射の態様が全波長領域においてほ
ぼ均等であれば白色の外観が得られる。
【0052】偏光フィルム18の背後にはエレクトロル
ミネッセンス(EL)素子、公知の光源と導光板とから
なるものなどの面状光源としてバックライト19が配置
される。このバックライト19は偏光フィルム18の背
後から透過照明を行うためのものであり、夜間など外光
が得られない場合にも表示を視認可能にするためのもの
である。この場合、偏光フィルム18はバックライト1
9の光のうち所定の偏光成分を前面側(表示面側)に向
けて透過する。なお、偏光フィルム18の代わりに光反
射手段である反射層が形成されている場合には、バック
ライト19の光を透過するように、例えば金属薄膜を薄
く形成することなどによって構成されたハーフミラーの
ようなものとすることが好ましい。すなわち、この場合
の反射層は明所においては前面側から入射した外光を前
面側へ反射し、暗所においてはバックミラー19の光を
前面側へ放出するものである。
【0053】また、上記構成において、拡散フィルム1
5、カラーフィルタ17の代わりに、透光性フィルムの
前面若しくは背面上に印刷、蒸着などの方法により光変
調手段としての光変調層を形成したものを配置してもよ
い。この光変調層としては、所定の色調に形成された透
光性のカラーフィルタや、非透光性層などがあり、所定
のデザインに形成されたイラスト、文字、記号、数字、
模様、或いは背景などとして設けられる。光変調層はま
た、スクリーン印刷、プリンタなどによるものなどの各
種印刷法の他に、透光性フィルムを部分的に染色するこ
とによって構成してもよく、さらに透光性フィルムの表
面に薄片を配置することによって構成してもよい。さら
にまた、アイコン表示を構成する表示パターン部が形成
された複数の透光性フィルムを重ねることによって、よ
り複雑かつ繊細に描画されたアイコン表示を実現するこ
とができる。
【0054】次に、上述の図1に示す構成における作用
について説明する。以下の説明においては、液晶パネル
11,14として、コモン電極110C,140Cとセ
グメント電極110S,140Sとの間に所定の電圧が
印加されると液晶層113,143内の液晶分子が電界
方向に配向して入射光の偏光軸の方向が維持されるよう
になり、所定の電圧が印加されないと液晶層113,1
43内の液晶分子は初期配向状態になり入射光の偏光軸
を90度回旋させる作用を発揮するように構成されてい
る場合について説明する。もっとも、所定の印加電圧の
有無に対して偏光軸の回旋作用が上述の作用とは逆に、
すなわち、電圧無印加状態で入射光の偏光軸の方向が維
持され、電圧印加状態で入射光の偏光軸が回転するよう
に設定されていてもよい。
【0055】また、以下の説明においては、上記の第2
方向と第3方向、第4方向と第5方向、第6方向と第7
方向とがそれぞれ光軸と直交する平面上において直交
し、また、第1方向と第2方向、第2方向と第4方向、
第4方向と第6方向とがそれぞれ光軸と直交する平面上
において直交する場合を基本として説明する。ただし、
上記の第1方向から第7方向までの関係は種々設定する
ことができ、また、相互の方向関係を直交或いは平行以
外の種々の中間角度を有する関係に設定することもでき
る。
【0056】まず、明所などにおいて外光が得られる場
合には、外光が偏光板12を透過すると第1方向(図示
紙面と平行な方向)の直線偏光(上記の第1偏光成分に
相当する。)となって液晶パネル11に入射する。ここ
で、液晶パネル11においてコモン電極110Cとセグ
メント電極110Sとの間に所定電圧が印加されていな
い場合或いは場所(以下、単に「OFF状態」とい
う。)においては、液晶パネル11を上記の直線偏光が
通過するとその偏光軸が90度回旋されて第2方向であ
る方向(図示紙面と直交する方向)の直線偏光(上記の
第2偏光成分に相当する。)となる。この第2方向の直
線偏光は液晶パネル11の背後に配置された偏光フィル
ム13に入射すると上述のようにして第2方向の直線偏
光としてそのまま背面側へ透過する。この直線偏光は偏
光フィルム13を透過してその背後にある液晶パネル1
4に入射される。
【0057】一方、液晶パネル11においてコモン電極
110Cとセグメント電極110Sとの間に所定電圧が
印加されている場合或いは場所(以下、単に「ON状
態」という。)においては、偏光板12を通過した第1
方向の直線偏光はそのまま液晶パネル11を通過して、
この場合には第1方向と同じ第3方向の直線偏光(上記
の第3偏光成分に相当する。)となり、偏光フィルム1
3によって前面側へ反射される。そして再び液晶パネル
11を通過して第1方向であり第3方向でもある方向の
直線偏光になり、偏光板12を通過して前面側へ放出さ
れる。
【0058】次に、液晶パネル11のOFF状態におい
て透過してきた第2方向の直線偏光は、液晶パネル14
に入射する。このとき、液晶パネル14のコモン電極1
40Cとセグメント電極140Sとの間に所定電圧が印
加されていない場合或いは場所(以下、単に「OFF状
態」という。)においては、上記の第2方向の直線偏光
が通過するとその偏光軸が90度回旋されて第4方向で
ある方向(図示紙面に平行な方向)の直線偏光(上記の
第4偏光成分に相当する。)となる。この第4方向の直
線偏光は拡散フィルム15を透過して偏光フィルム16
に入射し、そのまま背面側へ透過する。
【0059】一方、液晶パネル14のコモン電極140
Cとセグメント電極140Sとの間に所定電圧が印加さ
れた場合或いは場所(以下、単に「ON」状態とい
う。)においては、上記の第2方向の直線偏光はそのま
ま偏光方向を維持して拡散フィルム15を透過し、第2
方向でもあり第5方向でもある直線偏光として偏光フィ
ルム16において前面側に反射される。偏光フィルム1
6によって反射された第2方向でもあり第5方向でもあ
る直線偏光は再びON状態にある液晶パネル14を通過
してその偏光方向が維持されて偏光フィルム13を透過
し、さらにOFF状態にある液晶パネル11を通過して
90度偏光方向が回旋されて第1方向の直線偏光とな
り、偏光板12から前面側へ出射される。
【0060】偏光フィルム16を透過した第4方向の直
線偏光は、カラーフィルタ17を通過して偏光フィルム
18に入射すると、第4方向と直交する第6方向を透過
し、第4方向と平行な第7方向の光を反射する偏光フィ
ルム18によって前面側に反射され、そのまま第4方向
でもあり第7方向でもある直線偏光としてカラーフィル
タ17を透過し、偏光フィルム16を透過し、拡散フィ
ルム15を透過し、OFF状態にある液晶パネル14を
通過してその偏光方向が90度回旋されて第2方向の直
線偏光となる。この第2方向の直線偏光は偏光フィルム
13を透過してOFF状態にある液晶パネル11を通過
してその偏光方向が90度回旋され、第1方向の直線偏
光となり、偏光板12を透過して前面側に出射される。
【0061】上記の実施形態では、図示の3つの光経路
Ra,Rb,Rcを辿る反射光のいずれか一つによって
表示要素が構成される。すなわち、各表示要素は、偏光
板12から液晶パネル11を経て偏光フィルム13まで
を往復する光経路Raにおいて受ける光変調によって決
定される表示態様Daと、偏光板12から液晶パネル1
1、偏光フィルム13、液晶パネル14、拡散フィルム
15を経て偏光フィルム16までを往復する光経路Rb
において受ける光変調によって決定される表示態様Db
と、偏光板12から液晶パネル11、偏光フィルム1
3、液晶パネル14、拡散フィルム15、偏光フィルム
16、カラーフィルタ17を経て偏光フィルム18まで
を往復する光経路Rcにおいて受ける光変調によって決
定される表示態様Dcとのいずれかによって構成され
る。
【0062】この実施形態では、光変調手段として独立
した部材としては、光経路RbとRcを通過する光を変
調する拡散フィルム15と、光経路Rcを通過する光を
変調するカラーフィルタ17のみを配置しているが、光
経路Rcを通過する光のみを変調するもの、光経路Rb
とRcを通過する光のみを変調するもの、光経路Ra,
Rb,Rcのいずれを通過する光に対しても変調を行う
ものを適宜配置することができる。また、光変調手段と
しては、偏光板12、液晶パネル11,14、偏光フィ
ルム13,16,18の前面若しくは背面上或いはその
内部に種々の光変調層又は光変調領域を形成してもよ
い。これらの光変調層又は光変調領域は、印刷、蒸着、
塗装などの各種成膜方法や、染色、含浸などの各種分散
方法などによって形成され得る。
【0063】このとき、光変調手段に照射された光はそ
の所定のパターンや色調に変調されて反射され、或い
は、光変調層を透過しながら一部が吸収されつつ着色さ
れた後に最終的に偏光フィルム13、16、18のいず
れかにて反射され、復路において再び光変調される。ま
た、この反射された光は再び偏光フィルムや液晶パネル
を通過した後、偏光板12を透過して放出される。
【0064】ここで、光変調手段や偏光フィルムなどに
よって散乱された光の一部はその偏光状態が変化する
が、偏光状態の変化した光は前面側に配置された偏光フ
ィルムを透過することができず反射されるため、再び光
変調手段や偏光フィルムにて変調された後にさらに反射
され、前面側の偏光フィルムを透過できる偏光方向を備
えた直線偏光成分になれば前面側へ放出されることとな
る。
【0065】したがって、明所など外光が得られる場合
には、液晶パネル11のON状態にある制御領域と重な
った部分に表示態様Daが視認され、液晶パネル11の
OFF状態にある制御領域と重なった部分のうち、液晶
パネル14のON状態にある制御領域と重なった部分で
あれば表示態様Dbが視認され、液晶パネル14のOF
F状態になる制御領域と重なった部分であれば表示態様
Dcが視認される。したがって、2つの液晶パネル1
1,14のON/OFF制御によって3つの表示態様D
a,Db,Dcを選択して表示することができる。
【0066】次に、暗所などにおいて外光が得られない
場合には、バックライト19を点灯させることにより、
バックライト19から放出された光の一部、すなわち、
この実施形態の場合には第4方向と直交する図1の紙面
と直交する第5方向の直線偏光が偏光フィルム18を透
過してカラーフィルタ17を通過した後、偏光フィルム
16に入射される。このとき、偏光フィルム16におい
て第5方向の直線偏光を透過しない(反射する)ように
構成すると、バックライト19の光はほとんど前面側に
は出射されない。したがって、あらかじめ偏光フィルム
18の透過偏光軸である第6方向を図1の紙面と直交す
る方向と、図1の紙面と平行な方向の双方に対して傾斜
した方向に設定することによって、バックライト19の
光のうち、偏光フィルム18を透過する第6方向の直線
偏光が偏光フィルム16を透過する第4方向の直線偏光
成分を含むこととなり、第6方向の直線偏光のうちの一
部である、第4方向の直線偏光成分が偏光フィルム16
を透過する。この第4方向の直線偏光は液晶パネル14
のOFF状態の領域を通過することにより90度偏光軸
が回旋し、第2方向の直線偏光として偏光フィルム13
を透過する。第2方向の直線偏光は液晶パネル11のO
FF状態の領域を通過するとさらに偏光軸が90度回旋
し、第1方向の直線偏光として偏光板12を透過して前
面側へ出射される。
【0067】また、バックライト19から放出された光
のうち、偏光フィルム18及び16を透過した第4方向
の直線偏光は、液晶パネル14のON状態の領域におい
てはそのまま偏光方向が維持されるので、偏光フィルム
13によって遮断(反射)され、前面側へは出射されな
い。この前面側へ出射されない光は、偏光フィルム13
により背面側へ反射されるため、再び偏光フィルム16
や偏光フィルム18によって反射されて液晶パネル14
のOFF状態の領域から前面側へ放出される場合がある
ので、表示の明るさの増大に寄与する。
【0068】また、液晶パネル14のOFF状態の領域
を通過して偏光フィルム13を通過した第2方向の光で
あっても、液晶パネル11のON状態の領域に入射し、
通過すると、その偏光方向が維持されるため、偏光板1
2において遮断(吸収)される。
【0069】以上のように、暗所など外光が得られない
ときにバックライト19から放出される光によって表示
を行う場合には、液晶パネル11,14のOFF状態に
なっている領域が重なった部分からは光が放出され、液
晶パネル11,14のいずれか一方がON状態となって
いる部分からは光が放出されない。したがって、液晶パ
ネル11,14の制御領域の状態によって2つの表示態
様を形成することができる。
【0070】なお、このようにバックライト19を点灯
して表示を行う場合、偏光フィルム16もまた規定の位
置から多少回転させた姿勢で配置することによって、図
1に示す光経路Rbの復路に沿って光を透過させ、前面
側に放光させることも可能である。
【0071】次に、上記実施形態の具体的な表示構成の
例について説明する。上記実施形態において、液晶パネ
ル11と液晶パネル14の各制御領域はそれぞれ独立し
て設定することが可能である。したがって、図2に示す
ように、表示面10A内において、図示一点鎖線で示す
ように液晶パネル11の制御領域(通常はセグメント電
極110Sの形状に対応する領域)110P,110
Q,110Rを構成し、図示二点鎖線で示すように液晶
パネル14の制御領域(通常はセグメント電極140S
の形状に対応する領域)140P,140Q,140R
を構成することができる。ここで、制御領域110Pと
制御領域140Pとは、相互に表示面10A上において
平面的に重なり、制御領域140Pが平面上において制
御領域110Pを包含した形状となっている。また、制
御領域110Qと制御領域140Qとは、相互に表示面
10A上において外縁の一部が相互に接触した位置関係
に形成されている。さらに、制御領域110Rと制御領
域140Rとは、相互にその一部が表示面10A上にお
いて平面的に重なるように構成されている。通常の制御
領域の構成としては、このような特殊な関係のみが存在
するわけではなく、液晶パネル11の制御領域と、液晶
パネル14の制御領域とが相互に平面的に完全に一致す
るように重なっている場合や、相互に完全に重ならない
場合なども存在する。しかし、以下の説明においては、
本実施形態の特徴点を明らかにするために上記三つの制
御領域間の関係について説明を行う。
【0072】図2は、表示面10A内に構成された、液
晶パネル11及び液晶パネル14の双方の全ての制御領
域がOFF状態になっている場合の反射モード(明所に
おいて反射光によって表示を行う場合)の状態を示すも
のである。ここで、表示面10Aには全面的に上記の表
示態様Rcが表されている。
【0073】ここで、液晶パネル11の制御領域110
P,110Q,110RをON状態とすると、図3に示
すように、制御領域110P,110Q,110Rにお
いて上記の表示態様Daが出現し、他の領域は表示態様
Dcのままである。
【0074】次に、図2の状態から液晶パネル14の制
御領域140P,140Q,140RをON状態とする
と、図4に示すように、制御領域140P,140Q,
140Rが表示態様Dbとなり、他の領域は表示態様D
cのままである。
【0075】さらに、図2の状態から液晶パネル11の
制御領域110P,110Q,110R及び液晶パネル
14の制御領域140P,140Q,140Rを共にO
N状態とすると、図5に示すように、制御領域110
P,110Q,110R内は全て表示態様Daとなる
が、制御領域140P,140Q,140Rのうち、制
御領域110P,110Q,110Rと平面的に重なる
部分は表示態様Daであり、制御領域140P,140
Q,140Rのうち、制御領域110P,110Q,1
10Rと平面的に重ならない部分は表示態様Dbとな
る。
【0076】従来の例えば一つの液晶パネルのみを用い
た表示装置では、液晶パネルの制御領域間には電極パタ
ーンを相互に離反させるための所定の間隔が必要であ
り、異なる表示態様の領域を相互に接するように表現す
ることはできない。特に、液晶パネルの各電極から引き
出される配線が通過する部分においては、配線を通過さ
せる間隔が必要となるため、制御領域間の間隔はさらに
広がってしまう。
【0077】これに対して、本実施形態では、図9に示
すように、2つの液晶パネル11,14を組み合わせて
いることによって、それぞれの制御領域110T,11
0U,110V,110Wと制御領域140T,140
U,140V,140Wとを平面的に重ね合わせたり、
接するように配置したりして、表示を形成することがで
きる。例えば、制御領域110Tと制御領域140T、
制御領域110Uと制御領域140U、制御領域110
Vと制御領域140V、制御領域110Wと制御領域1
40Wとはそれぞれ少なくとも一部が平面的に重なり合
い、また、制御領域110Uと制御領域140T、制御
領域110Vと制御領域140Wとは平面的に境を接し
ている。これは、少なくとも一方のセグメント電極11
0Sの間に配線110Xが配置されていても同様であ
る。したがって、上記の表示態様間の関係を液晶パネル
のような透過偏光軸可変手段の構造的な制約を受けるこ
となく、自由に、且つ、効果的に構成することができ
る。
【0078】本実施形態において、カラーフィルタ17
として全面的にグリーンの色調を有するフィルタを用い
ると、表示態様Daは銀ミラー(偏光フィルム13の反
射光の色調)、表示態様Dbは白色の梨地(拡散フィル
タ15を通して見た偏光フィルム16の反射光の色
調)、表示態様Dcは緑色の梨地(拡散フィルタ15と
カラーフィルタ17とを透して見た偏光フィルム18の
反射光の色調)となる。ここで、各表示態様Da,D
b,Dcはそれぞれ光変調手段を変えることによって適
宜に設定することができる。ただし、表示態様Dbは、
表示態様Daを形成するための光変調手段の影響を受
け、表示態様Dcは、表示態様Da及びDbを形成する
ための光変調手段の影響を受けるため、これらを考慮す
る必要がある。
【0079】また、上述のように、偏光フィルム13,
16,18相互間の光透過軸の関係によっても表示態様
Da,Db,Dcを変えることができる。例えば、上記
実施形態においては偏光フィルム16の透過軸の方向で
ある第4方向が偏光フィルム13の透過軸の方向である
第2方向に対して直交する関係にあるが、偏光フィルム
16のみを90度回転させた姿勢に配置することによっ
て、第4方向を第2方向と平行に設定し、同時に、偏光
フィルム18もまた90度回転させてその透過軸の方向
である第6方向を新たな第4方向と直交させても3種の
表示態様を実現することができる。この場合、上記と同
じ光変調手段を設けた例では、表示態様Daは銀ミラ
ー、表示態様Dbは緑色の梨地、表示態様Dcは白色の
梨地となる。
【0080】また、上記実施形態において、拡散フィル
ム15及びカラーフィルタ17を排除し、その代わり
に、偏光板12と偏光フィルム13との間、例えば液晶
パネル11と偏光フィルム13との間に拡散フィルムを
配置し、また、偏光フィルム16自体を黄色に染色し、
さらに、偏光フィルム18自体を赤色に染色する。この
ようにすると、表示態様Daは白色の梨地、表示態様D
bは黄色の梨地、表示態様Dcは赤色の梨地となる。こ
のように光変調手段の構成は適宜に設定できるが、表示
態様Da、Db、Dcの順で色調を濃色にすることが表
示態様の独立性を高めるために好ましい。さらに一般に
は、光変調手段の色調だけでなく、光透過率を高くし、
或いは光散乱度を低減するなど、光変調度を表示面側ほ
ど弱く、逆に表示面とは反対側の光変調手段であるほど
光変調度を強くすることが好ましい。
【0081】なお、上記の表示態様の説明においては、
いずれも質感や色調のみに関する表示態様を示してきた
が、模様、イラスト、文字、数字、記号など、種々の表
示態様を構成することができる。
【0082】上記の実施形態に拘わらず、偏光板12、
液晶パネル11、偏光フィルム13、液晶パネル14の
後に反射板、反射層、ハーフミラーなどの光反射手段を
配置しただけの構成であっても、図9に示すような表示
態様間の自由な関係を構成することができる。この場
合、光反射手段として上記の偏光フィルム16のような
偏光分離手段を用いてもよく、そのさらに背面側に別の
光反射手段を配置してもよい。さらに、光反射手段とし
て上記実施形態(偏光フィルム16,18)のように複
数層の偏光フィルムを配置しても構わない。
【0083】上記の実施形態その他の構成を有する表示
装置は、例えば電子時計(腕時計)、各種家電製品、情
報処理機器などの各種の電子機器に適用することができ
るものである。
【0084】尚、本発明の表示装置は、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0085】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
前面側から光が第1偏光分離手段へ入射すると、上記の
3つの光経路に沿って光が反射するため、第1透過偏光
軸可変手段及び第2透過偏光軸可変手段において光の偏
光軸の変化状態を制御領域毎に制御することによって、
表示面の制御領域に対応する領域毎に、上記の3つの光
経路に対応した3つの表示態様を形成することができ
る。したがって、2つの偏光軸可変手段によってそれぞ
れの制御領域毎に表示態様を少なくとも3態様に変化さ
せることができるため、従来よりも表示面のデザインバ
リエーションが豊富になるとともに、第1透過偏光軸可
変手段と第2透過偏光軸可変手段の制御領域の位置関係
によって、個々の偏光軸可変手段によっては構造上形成
できないほどの高品位の表示、例えば隣接する異なる表
示態様の領域を相互に接するように表示することなどを
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の実施形態の構成を模式
的に示す概略構成図である。
【図2】同実施形態の表示面の状態を、2つの液晶パネ
ルを共に全面的にOFF状態とした場合について示す説
明図である。
【図3】同実施形態の表示面の状態を、一方の液晶パネ
ルを部分的にON状態とした場合について示す説明図で
ある。
【図4】同実施形態の表示面の状態を、他方の液晶パネ
ルを部分的にON状態とした場合について示す説明図で
ある。
【図5】同実施形態の表示面の状態を、2つの液晶パネ
ルを共に部分的にON状態とした場合について示す説明
図である。
【図6】液晶パネル11の構造を示す概略断面図であ
る。
【図7】偏光フィルムの構造を示す概略説明図である。
【図8】液晶パネル14の構造を示す概略断面図であ
る。
【図9】2つの液晶パネルの制御領域(画素)の関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 表示装置 11,14 液晶パネル 12 偏光板 13,16,18 偏光フィルム 15 拡散フィルム 19 バックライト 110P,110Q,110R,110T,110U,
110V,110W,140P,140Q,140R,
140T,140U,140V,140W 制御領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/46 G09F 9/46 A Fターム(参考) 2H049 BA02 BA05 BA07 BA43 BB03 BB63 BC22 2H089 HA21 QA16 RA05 TA12 TA15 TA17 TA18 2H091 FA02Y FA08X FA08Z FA15Z FA16Z FA23Z FA32Z FA44Z FB08 FC02 FD06 FD13 HA07 KA01 LA15 5C094 AA02 AA60 BA07 BA43 CA19 CA24 DA03 DA11 DA13 EA05 EB02 ED03 ED13 ED14 5G435 AA00 BB12 BB15 BB16 CC09 CC13 DD01 EE26 FF03 FF05 FF06 FF08 GG08 GG09 GG12 GG25 LL03 LL04 LL07 LL14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1偏光分離手段と、制御領域毎に透過
    光の偏光軸を変化させ得るように構成された第1透過偏
    光軸可変手段と、第2偏光分離手段と、制御領域毎に透
    過光の偏光軸を変化させ得るように構成された第2透過
    偏光軸可変手段と、第3偏光分離手段と、光反射手段と
    を順次配置してなる表示装置であって、 前記第1偏光分離手段は、前記第1透過偏光軸可変手段
    とは反対側から入射する光の第1偏光成分を前記第1透
    過偏光軸可変手段側へ向けて出射可能であるとともに、
    前記第1透過偏光軸可変手段側から入射する光の前記第
    1偏光成分を前記第1透過偏光軸可変手段の反対側へ向
    けて出射可能に構成され、 前記第2偏光分離手段は、前記第1透過偏光軸可変手段
    側から入射する光の第2偏光成分を前記第2透過偏光軸
    可変手段側へ向けて出射可能であり、前記第1透過偏光
    軸可変手段側から入射する光の前記第2偏光成分と異な
    る第3偏光成分を前記第1透過偏光軸可変手段側へ向け
    て出射可能であるとともに、前記第2透過偏光軸可変手
    段側から入射する光の前記第2偏光成分を前記第1透過
    偏光軸可変手段側へ向けて出射可能に構成され、 前記第3偏光分離手段は、前記第2透過偏光軸可変手段
    側から入射する光の第4偏光成分を前記第2透過偏光軸
    可変手段とは反対側に出射可能であり、前記第2透過偏
    光軸可変手段側から入射する光の前記第4偏光成分とは
    異なる第5偏光成分を前記第2透過偏光軸可変手段側へ
    向けて出射可能であるとともに、前記第2透過偏光軸可
    変手段とは反対側から入射する光の前記第4偏光成分を
    前記第2透過偏光軸可変手段側へ向けて出射可能に構成
    され、 前記光反射手段は、前記第3偏光分離手段側から入射す
    る光の少なくとも一部を前記第3偏光分離手段側へ向け
    て出射可能に構成されていることを特徴とする表示装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記光反射手段は、
    前記第3偏光分離手段側から入射する光の第6偏光成分
    を前記第3偏光分離手段の反対側に向けて出射可能であ
    り、前記第3偏光分離手段側から入射する光の前記第6
    偏光成分とは異なる第7偏光成分を前記第3偏光分離手
    段側に向けて出射可能に構成された第4偏光分離手段で
    あることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第4偏光分離手
    段は、前記第3偏光分離手段とは反対側から入射する光
    の前記第6偏光成分を前記第3偏光分離手段側へ向けて
    出射可能であり、前記第4偏光分離手段の前記第3偏光
    分離手段とは反対側に光源が配置されていることを特徴
    とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項において、前記第1偏光分離手段と前記第2偏光分離
    手段との間、前記第2偏光分離手段と前記第3偏光分離
    手段との間、前記第3偏光分離手段と前記光反射手段と
    の間のいずれか少なくとも一箇所には、当該箇所を通過
    する光を変調する光変調手段が設けられていることを特
    徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記光変調手段は、
    表面上若しくは内部に光変調層を形成した透光性基体を
    重ねることによって構成されていることを特徴とする表
    示装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5において、前記第
    1偏光分離手段と前記第2偏光分離手段との間、前記第
    2偏光分離手段と前記第3偏光分離手段との間、前記第
    3偏光分離手段と前記光反射手段との間のうち、少なく
    とも2箇所に相互に別々の光変調手段が設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、少なくとも2箇所に
    相互に別々に設けられている前記光変調手段のうち、前
    記第1偏光分離手段側に形成されている前記光変調手段
    の方が弱い光変調度を呈するように構成されていること
    を特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
    項において、前記第2偏光成分は、前記第4偏光成分に
    対して略直交し若しくは略平行な偏光軸を備え、前記光
    反射手段は、前記第4偏光成分を反射するように構成さ
    れていることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記第2偏光成分の
    偏光軸が前記第4偏光成分の偏光軸に対して略直交する
    ように構成された状態と、略平行に構成された状態とが
    切換可能に構成されていることを特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までのいずれか
    1項に記載された表示装置を備えた電子機器。
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