JP2000299041A - 真空遮断器 - Google Patents

真空遮断器

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JP2000299041A
JP2000299041A JP11105375A JP10537599A JP2000299041A JP 2000299041 A JP2000299041 A JP 2000299041A JP 11105375 A JP11105375 A JP 11105375A JP 10537599 A JP10537599 A JP 10537599A JP 2000299041 A JP2000299041 A JP 2000299041A
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英樹 蜂屋
和行 ▲鶴▼永
Kazuyuki Tsurunaga
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順 松崎
Yoshinobu Ishikawa
佳延 石川
Tomomi Otsuka
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
    • H01H33/6662Operating arrangements using bistable electromagnetic actuators, e.g. linear polarised electromagnetic actuators

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な独立したキャッチ機構を要することな
く、通常の開閉操作を行うための開閉操作機構を利用し
て高速開極時における可動軸の跳ね返りを抑えて的確に
可動電極の開極状態を維持することができる真空遮断器
を提供する。 【解決手段】真空バルブ1と、この真空バルブ1の可動
電極4を電磁反発コイル9で高速開極させる高速開極機
構と、可動部材28を永久磁石30およびソレノイド3
1を用いて所定のストロークで動作させる開閉操作機構
26と、この開閉操作機構26の可動部材28と真空バ
ルブ1の可動軸6とを接続体14を介して一定範囲の相
対移動可能に接続させたカップリング機構13とを具備
し、高速開極時には高速開極機構の動作に合わせて開閉
操作機構26の可動部材28を動作させ、この可動部材
28で可動軸6を保持して可動電極4の開極状態を維持
し、通常の開閉時には可動部材28のストローク動作で
可動電極4の開閉を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送配電等に用い
られる真空遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空遮断器の構成を図8に示して
あり、真空バルブ100は真空容器101と、この真空
容器101内に設けられた固定電極103および可動電
極104と、固定電極103を支持した固定軸105お
よび可動電極104を支持した可動軸106とで構成さ
れている。
【0003】可動軸106は真空容器101の壁面を摺
動自在に貫通してその外部に延出しているとともに、そ
の延出部分に反発リング107が取り付けられ、この反
発リング107に対向して電磁反発コイル108が設け
られている。また、可動軸106にはワイプばね109
が設けられ、このワイプばね109により可動電極10
4が固定電極103に所定のワイプ荷重で接触するよう
に保持されている。
【0004】そして短絡事故電流が流れたときに、電磁
反発コイル108をコンデンサ110の放電電流により
励磁し、この励磁で可動軸106に取り付けられた反発
リング107を反発させて可動電極104を固定電極1
03から高速開極させて事故電流を遮断するようになっ
ている。
【0005】通常の開閉操作には投入コイル111が用
いられ、この投入コイル111が励磁されている間は可
動電極104の閉極状態が維持され、励磁の解除に応じ
て開極ばね112の弾性力で可動電極104が開極し、
この開極状態が開極ばね112の弾性力で維持されるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁反発コ
イル108が励磁されて高速で開極するときには、その
反発の衝撃による可動軸106の跳ね返りで可動電極1
04が再閉極してしまう恐れがあり、このため従来にお
いては、高速開極したときに瞬時に可動軸106を保持
して可動電極104の再閉極を抑える独立したキャッチ
機構113が設けられている。
【0007】高速開極時における可動軸106の衝撃エ
ネルギーは相当大きく、このため従来おいてはリンク機
構等の複雑な機構のキャッチ機構113を用いて高速開
極時に可動軸106を保持するようにしており、このた
めその構成が大掛かりで、設置上のスペースの点、およ
び製作上のコストの点で不利を招く結果となっている。
【0008】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、複雑な独立したキ
ャッチ機構を要することなく、通常の開閉操作を行うた
めの開閉操作機構を利用して高速開極時における可動軸
の跳ね返りを抑えて的確に可動電極の開極状態を維持す
ることができる真空遮断器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、固定電極に対して接離する可動電
極およびこの可動電極を支持した可動軸を備える真空バ
ルブと、この真空バルブの可動電極を電磁反発コイルに
よる電磁反発力で高速開極させる高速開極機構と、可動
部材を永久磁石およびソレノイドを用いて所定のストロ
ークで動作させる開閉操作機構と、この開閉操作機構の
可動部材と真空バルブの可動軸とを接続体を介して一定
範囲の相対移動が可能な状態に接続させたカップリング
機構とを具備し、真空バルブの高速開極時には高速開極
機構の動作に合わせて開閉操作機構の可動部材を動作さ
せ、この可動部材により真空バルブの可動軸を保持して
可動電極の開極状態を維持し、通常の開閉時には開閉操
作機構の可動部材のストローク動作で可動電極の開閉を
行なうようにしたものである。
【0010】そして請求項2の発明では、カップリング
機構には真空バルブの高速開極時における可動軸の動作
をガイドするガイド手段が設けられていることを特徴と
している。
【0011】請求項3の発明では、カップリング機構に
は真空バルブの高速開極時における可動軸の動作の衝撃
を吸収する衝撃吸収手段が設けられていることを特徴と
している。
【0012】請求項4の発明では、高速開極機構の電磁
反発コイルにはコンデンサおよびサイリスタスイッチを
用いる回路を介して電流を供給し、励磁させることを特
徴としている。
【0013】請求項5の発明では、真空バルブにおける
可動電極の開極時のギャップを開閉操作機構の可動部材
のストロークにより調整可能としてあることを特徴とし
ている。
【0014】請求項6の発明では、真空バルブが複数で
あって、その各真空バルブの高速開極機構における電磁
反発コイルを一括して接続し、1つのサイリスタスイッ
チでその各電磁反発コイルを駆動することを特徴として
いる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施形
態について説明する。図1に示す実施形態においては、
3つの同一構成の真空バルブ1が設けられている。各真
空バルブ1は、真空容器2と、この真空容器2内に設け
られた固定電極3および可動電極4と、固定電極3を支
持した固定軸5および可動電極4を支持した可動軸6と
からなり、前記固定電極3と可動電極4とで接点機構7
が構成されている。
【0016】可動軸4は真空容器2の壁面を摺動自在に
貫通してその外部下方に延出し、その延出部分に反発リ
ング8が取り付けられ、この反発リング8に対向して真
空容器2の外周に電磁反発コイル9が設けられ、またこ
の可動軸6の下端部に鍔部材10が一体的に設けられて
いる。
【0017】各真空バルブ1の下方にはその各真空バル
ブ1に対応してそれぞれカップリング機構13が設けら
れている。これらカップリング機構13は電気絶縁材料
からなる接続体14を有し、これら接続体14が共通の
支持フレーム15を介して同一のレベルに支持されてい
る。
【0018】各接続体14にはガイド孔17が形成さ
れ、また各可動軸6の下端部に棒状のガイド18が設け
られ、これらガイド18がその対応する接続体14のガ
イド孔17内に摺動自在に挿入されている。
【0019】各可動軸6の鍔部材10と各接続体14と
の間にはそれぞれワイプばね20が設けられ、これらワ
イプばね20により可動軸6が上方に弾性的に付勢さ
れ、この付勢力で可動電極4が固定電極3に所定のワイ
プ荷重で接触するように保持されている。
【0020】各接続体14の上部にはそれぞれほぼコ字
状をなす押え部材21が設けられ、これら押え部材21
の上部壁面に透孔22が形成され、これら透孔22内を
可動軸6が摺動自在に貫通する状態となっている。そし
て可動軸6の鍔部材10が押え部材21の内側に配置
し、この鍔部材10が押え部材21に当接することによ
り可動軸6の接続体14に対する移動の範囲が規制され
るようになっている。すなわち、可動軸6は接続体14
に対して相対的な移動が可能に接続されているが、鍔部
材10と押え部材21とによりその移動の範囲が一定の
範囲に規制されている。
【0021】そして、可動電極4が固定電極3に接触す
る状態のもとでは可動軸6の鍔部材10と押え部材21
の上部壁面との間に僅かな隙間が確保され、この隙間に
よりワイプばね20の弾性力が可動電極4に及んでその
可動電極4が固定電極3に所定のワイプ荷重で接触する
ように保持されている。
【0022】接続体14の上部には可動軸6の下端面と
対向し、かつガイド18を囲むように衝撃吸収手段を構
成する緩衝材としての筒状の制振ゴム23が設けられて
いる。
【0023】各接続体14を支持した支持フレーム15
の下方には開閉操作機構26が設けられ、この開閉操作
機構26はベース27と、このベース27に対して上下
動可能に設けられた可動部材28とを備え、可動部材2
8にはベース27を摺動自在に貫通してその上方に延出
する作動軸29が設けられ、この作動軸29が前記支持
フレーム15に連結されている。
【0024】ベース27には可動部材28を上方側に吸
引する永久磁石30が取り付けられ、また可動部材28
にはソレノイド31が取り付けられている。さらにベー
ス27と可動部材28との間には可動部材28を下方に
弾性的に付勢する複数の開極ばね32が設けられてい
る。
【0025】次に、このように構成された真空遮断器の
作用について説明する。図1においては、永久磁石30
による磁気吸引力で可動部材28が所定のレベルの位置
に保持され、各真空バルブ1の可動電極4が固定電極3
にワイプばね20により所定のワイパ荷重を保って接触
する閉極状態にある。
【0026】図2には、短絡事故の発生に伴う高速開極
時の動作を順に示してある。図2(A)は真空バルブ1
の閉極時の状態であり、この状態から短絡事故等が発生
すると、これが制御装置(図示せず)により検出され、
この検出で開極用の信号がサイリスタスイッチ35に出
力され、この出力でサイリスタスイッチ35がオンし、
コンデンサ36から電磁反発コイル9に放電電流が供給
され、この電磁反発コイル9が励磁される。
【0027】電磁反発コイル9の励磁により、図2
(B)に示すように、反発リング8が瞬間的に反発動作
し、この動作で可動軸6が下方に瞬間的に下降し、可動
電極4が固定電極3から離間して高速開極が達成され、
事故電流が遮断される。
【0028】このとき、可動軸6のガイド18はガイド
孔17に沿って真空バルブ1の中心軸線上に沿って下降
する。そして可動軸6はワイプばね20を圧縮し、制振
ゴム23に衝突し、この制振ゴム23により可動軸6の
下降時の衝撃が吸収される。
【0029】一方、開閉操作機構26のソレノイド31
には、事故発生時に同時に前記制御装置による制御で可
動部材28に永久磁石30と反発する方向の磁力を生じ
させる電流が供給される。
【0030】そしてこのソレノイド31の励磁により、
図2(C)に示すように可動部材28が下方に押し下げ
られ、この可動部材28と一体にカップリング機構13
の接続体14が下降し、この接続体14の下降により押
え部材21が可動軸6の鍔部材10に当接し、この当接
で高速開極時の可動軸6の跳ね返りが抑えられ、可動電
極4の再閉極が防止される。
【0031】さらに連続して図2(D)に示すように接
続体14が下降し、この下降で押え部材21を介して可
動軸6がさらに下方に引き下げられ、この引き下げで可
動電極4が固定電極3からさらに大きく開極する。
【0032】この後、ソレノイド31の励磁が解除され
る。可動部材28が所定の位置にまで下降して可動電極
4と固定電極3との間に所定のギャップ(開極距離)が
形成されたときには、永久磁石30と可動部材28との
間の距離が一定以上に拡大し、このため可動部材28に
対する永久磁石30の磁気吸引力が減退し、開極ばね3
2の弾性的な付勢力がその吸引力に勝る関係となり、し
たがってこの時点でソレノイド31の励磁が解除されて
も開極ばね32の付勢力で可動部材28が所定位置に保
持され、可動電極4の開極状態が維持され、その開極の
ギャップが所定寸法に保持される。
【0033】次に、通常の開閉時の動作について説明す
る。図3には通常の開閉時の動作を順に示してあり、図
3(A)においては、永久磁石30による磁気吸引力で
可動部材28が所定のレベルの位置に保持され、真空バ
ルブ1の可動電極4が固定電極3にワイプばね20によ
り所定のワイパ荷重で接触する閉極状態にある。
【0034】この状態から通常の開極操作が行なわれる
と、制御装置を介して開閉操作機構26のソレノイド3
1に、可動部材28に永久磁石30と反発する方向の磁
力を生じさせる電流が供給され、これにより図3(B)
に示すように可動部材28が下方に押し下げられる。
【0035】そしてこの可動部材28と一体にカップリ
ング機構13の接続体14が下降し、この接続体14の
下降により押え部材21が可動軸6の鍔部材10に当接
する。
【0036】さらに連続して図3(C)に示すように接
続体14が下降し、この下降で押え部材21を介して可
動軸6がさらに下方に引き下げられ、この引き下げで可
動電極4が固定電極3から開極する。
【0037】そして可動部材28がさらに下降すること
により、図3(D)に示すように、可動電極4が固定電
極3からさらに大きく所定のギャップが生じるまで開極
する。
【0038】この後、ソレノイドの励磁が解除される。
可動部材28が所定の位置にまで下降して可動電極4と
固定電極3との間に所定のギャップが形成されたときに
は、永久磁石30と可動部材28との間の距離が一定以
上に拡大し、このため可動部材28に対する永久磁石3
0の磁気吸引力が減退し、開極ばね32の弾性的な付勢
力がその吸引力に勝る関係となり、したがってこの時点
でソレノイド31の励磁が解除されても開極ばね32の
付勢力で可動部材28が所定位置に保持され、可動電極
4が所定のギャップを保って開極する開極状態が維持さ
れる。
【0039】また、この開極状態から閉極操作が行われ
たときには、制御装置を介して開閉操作機構26のソレ
ノイド31に、可動部材28に永久磁石30と吸引しあ
う方向の磁力を生じさせる電流が供給され、これにより
可動部材28が上方に引き上げられる。
【0040】そして可動部材28の上昇によりこれと一
体にカップリング機構13の接続体14および可動軸6
が上昇し、一定位置まで上昇すると、可動軸6の可動電
極4が固定電極3に接触する。
【0041】この接触で可動軸6の上昇は停止するが、
接続体14の上昇はさらに続き、これにより押え部材2
1が可動軸6の鍔部材10から離間し、この離間により
可動電極4にワイプばね20の付勢力が作用し、可動電
極4が所定のワイプ荷重で固定電極3に接触して所定の
閉極状態となる。そしてこの後、ソレノイド31の励磁
が解除され、永久磁石30による電磁吸引力で可動電極
4の閉極状態が維持される。
【0042】図4にはこの発明の真空遮断器における高
速開極時の特性図を示してある。この図は電磁反発コイ
ル9に5000A、500Hzの電流を印加したときの
例である。
【0043】図4中に破線で示す曲線イは電磁反発コイ
ル電流、実線で示す曲線ロは真空バルブ1の可動電極4
のストローク、鎖線で示す曲線ハは開閉操作機構26の
可動部材28のストロークをそれぞれ表している。
【0044】そしてこの特性図に示されているように、
通電開始後0.5サイクル(2ms)で可動電極4のス
トロークは最大値(10mm)に達する。この後、可動
電極4のストロークは、電磁反発コイル電流が零となっ
てその電磁反発力が消失した後にも一定時間最大ストロ
ークを維持しているが、やがてそのストロークが減少し
かける。
【0045】しかし、同時に動作を開始している開閉操
作機構26の可動部材28のストロークにより最終的に
その開閉操作機構26で設定されたストロークで可動電
極4は開極保持される。
【0046】この特性図は、電磁反発コイル電流を1サ
イクル通電とした場合の例であるが、サイリスタスイッ
チにより通電周波数を1サイクルより多くし(例えば
2.5サイクル)、電磁反発力を継続させることで可動
軸6の跳ね返りを抑制することも可能である。また、開
閉操作機構26の可動部材28のストロークを変えるこ
とにより、可動電極4の開極安定時のギャップを任意に
調整することが可能である。
【0047】図5にはこの発明の真空遮断器の回路構成
を示してある。この図は1相分の真空バルブ1を駆動す
る場合の例で、真空バルブ1の固定軸5が主回路電源部
40に接続され、可動軸6が主回路負荷部41に接続さ
れている。そして真空遮断器の制御装置42は、高速開
極制御ユニット43と開閉制御ユニット44とで構成さ
れ、これら制御ユニット43,44がそれぞれ制御電源
45に接続されている。
【0048】高速開極制御ユニット43は、変圧器4
6、整流器47、電流制限抵抗48で構成されるコンデ
ンサ充電ユニット49とサイリスタスイッチ35とから
なり、コンデンサ充電ユニット49によりコンデンサ3
6が常時設定電圧に充電されている。
【0049】そして、主回路に短絡等の事故が発生する
と、過電流検出器51が事故電流を検出し、開極信号が
高速開極制御ユニット43、開閉制御ユニット44に送
られる。これにより、高速開極制御ユニット43のサイ
リスタスイッチ35が駆動され、コンデンサ36に充電
されている電圧が放電し、電磁反発コイル9が励磁され
るとともに、同時に開閉制御ユニット44により開閉操
作機構26のソレノイド31が励磁され、可動部材28
が駆動されて高速開極が行われる。
【0050】図5は単相回路の場合であるが、図6に示
すように、3相回路の場合には、電磁反発コイル9およ
びコンデンサ36を3相独立して接続することにより実
現することができる。
【0051】さらに図7に示すように構成することも可
能であり、この回路構成においては、3相の真空バルブ
1を高速開極させるための電磁反発コイル9とコンデン
サ36を3相一括して接続し、1つのサイリスタスイッ
チ35で駆動する構成となっている。
【0052】この構成の場合には、電磁反発コイル9に
流れる分流電流は、独立に接続した場合の分流電流と大
きな変化はない。コンデンサ36の長期信頼性を考慮す
ると、オープンモードでの劣化が発生した場合、独立接
続においては、劣化相の共振周波数のみが変化するた
め、劣化相の開極速度が大きく低下し、開極性能に影響
する。コンデンサ36を一括に接続した場合は、正常時
と比べ共振周波数は変化するが、3相とも同様に変化す
るため、開極性能に与える影響を少なくすることができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
従来のような複雑なキャッチ機構を要することなく、通
常の開閉操作を行うための開閉操作機構を利用して高速
開極時における可動軸の跳ね返りを抑え、可動電極の再
閉極を防止してその的確な開極状態を維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る真空遮断器の構成
を示す構成図。
【図2】その真空遮断器の高速開極時の動作を順に示す
説明図。
【図3】その真空遮断器の通常開閉時の動作を順に示す
説明図。
【図4】その真空遮断器の特性を示すグラフ図。
【図5】真空遮断器の駆動回路の一例を示す回路構成
図。
【図6】真空遮断器の駆動回路の他の例を示す回路構成
図。
【図7】真空遮断器の駆動回路のさらに異なる他の例を
示す回路構成図。
【図8】従来の真空遮断器の構成を示す構成図。
【符号の説明】
1…真空バルブ 2…真空容器 3…固定電極 4…可動電極 6…可動軸 8…反発リング 9…電磁反発コイル 13…カップリング機構 14…接続体 17…ガイド孔 18…ガイド 20…ワイプばね 21…押え部材 23…制振ゴム 26…開閉操作機構 28…可動部材 30…永久磁石 31…ソレノイド 32…開極ばね 35…サイリスタスイッチ 36…コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 順 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 石川 佳延 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 大塚 知美 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5G028 AA08 AA17 DB01 DB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定電極に対して接離する可動電極および
    この可動電極を支持した可動軸を備える真空バルブと、
    この真空バルブの可動電極を電磁反発コイルによる電磁
    反発力で高速開極させる高速開極機構と、可動部材を永
    久磁石およびソレノイドを用いて所定のストロークで動
    作させる開閉操作機構と、この開閉操作機構の可動部材
    と真空バルブの可動軸とを接続体を介して一定範囲の相
    対移動が可能な状態に接続させたカップリング機構とを
    具備し、 真空バルブの高速開極時には高速開極機構の動作に合わ
    せて開閉操作機構の可動部材を動作させ、この可動部材
    により真空バルブの可動軸を保持して可動電極の開極状
    態を維持し、通常の開閉時には開閉操作機構の可動部材
    のストローク動作で可動電極の開閉を行なうことを特徴
    とする真空遮断器。
  2. 【請求項2】カップリング機構には真空バルブの高速開
    極時における可動軸の動作をガイドするガイド手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の真空遮
    断器。
  3. 【請求項3】カップリング機構には真空バルブの高速開
    極時における可動軸の動作の衝撃を吸収する衝撃吸収手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の真空遮断器。
  4. 【請求項4】高速開極機構の電磁反発コイルにはコンデ
    ンサおよびサイリスタスイッチを用いる回路を介して電
    流を供給し、励磁させることを特徴とした請求項1、2
    または3に記載の真空遮断器。
  5. 【請求項5】真空バルブにおける可動電極の開極時のギ
    ャップを開閉操作機構の可動部材のストロークにより調
    整可能としてあることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4に記載の真空遮断器。
  6. 【請求項6】真空バルブが複数であって、その各真空バ
    ルブの高速開極機構における電磁反発コイルを一括して
    接続し、1つのサイリスタスイッチでその各電磁反発コ
    イルを駆動することを特徴とする請求項1、2、3、4
    または5に記載の真空遮断器。
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