JP2000299450A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

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JP2000299450A
JP2000299450A JP11107057A JP10705799A JP2000299450A JP 2000299450 A JP2000299450 A JP 2000299450A JP 11107057 A JP11107057 A JP 11107057A JP 10705799 A JP10705799 A JP 10705799A JP 2000299450 A JP2000299450 A JP 2000299450A
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Kenichiro Nakagawa
健一郎 中川
Kenichi Hidaka
憲一 日高
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】更にその抵抗を低減し、金属層とサイドウオー
ルとの間の耐圧性を一層に向上させる。 【解決手段】ドレイン9、ソース11を形成するための
拡散層と、ドレイン9とソース11との間に位置し拡散
層よりも上層のゲート層3と、ゲート層3の上面側に形
成される金属層12,13と、ゲート層3と金属層1
2,13との間に形成される第1サイドウオール7,8
とからなる。金属層12,13とゲート層3)の間に絶
縁層である第1サイドウオール7,8が介在する。金属
層12,13は、拡散層の上面に接触する水平層12
H,13Hと第1サイドウオール7,8に接触する垂直
層12V,13V)からなり、垂直層12V,13Vは
電気抵抗が更に低くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及び半
導体装置の製造方法に関し、特に、フラッシュメモリに
ついて半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリの高集積化のために、
そのコンタクト領域の面積を小さくすることによりその
チップの面線を少なくする構造が開発されている。図2
4、図25は、公知のそのような平面構造と断面構造を
それぞれに示している。公知の構造は、主・副ビット線
構造を採用し、主ビット線とメモリセルの副ビット線で
あるドレインとの間を接続するために形成されるコンタ
クト領域を少なくしている。副ビット線は拡散層のみで
形成されているため、1つの副ビット線に接続できるメ
モリセルの数が限られる。
【0003】図26〜32は、その公知構造の製造方法
を示している。トンネル酸化膜102(60〜130A
゜)が形成された基板上に、第1ポリシリコン層103
(1000〜1500A゜)と第2酸化膜104(10
00〜3000A゜)と第1窒化膜105(1000〜
2500A゜)を形成する(図26)。この時、第1ポ
リシリコン層103には、あらかじめリン等の不純物が
注入されている。次に、図27に示されるように、第1
窒化膜105と第1ポリシリコン層103をビット線方
向にパターニングする。次に、図28に示されるよう
に、第1窒化膜105をマスクとして砒素等の不純物イ
オンを注入し、ソース・ドレイン(副ビット線である拡
散層)106を形成する。
【0004】次に、図29に示されるように、酸化膜サ
イドウォール107(500〜1500A゜)を形成す
る。次に、第1窒化膜105と酸化膜サイドウォール1
07をマスクとして、図30に示されるように、剥き出
しになっているシリコン基板101をエッチングして溝
108を形成する(深さ2000〜6000A゜)。次
に、図31に示されるように、第3酸化膜109によっ
て溝108を埋め込み、第1窒化膜105が露出するま
でエッチバックを行う。次に、第1窒化膜105と第2
酸化膜109を除去した後、図32に示されるように、
ONO膜110(酸化膜、窒化膜、酸化膜:酸化膜換算
膜厚で110〜200A゜)、及び、第2ポリシリコン
層111(1000〜2000A゜)を形成する。次
に、ビット線106に垂直な方向に、第2ポリシリコン
層111、ONO膜110、第1ポリシリコン層103
を同時にパターニングすることにより、公知の不揮発性
半導体記憶装置の形状ができあがる。この後に、コンタ
クト、配線が形成される。
【0005】不揮発性半導体記憶装置は、拡散層にその
抵抗の低減が求められている。拡散層抵抗の低減は、そ
の層の不純物濃度を濃くすることにより可能である。不
純物濃度を濃くすることは拡散層の耐圧の低下、その接
合形成の必要等の問題が派生する。その縮小化を求めら
れる既述の公知構造は、このように派生する問題を抱え
ているため、副ビット線106の拡散層抵抗を低減する
ことが困難である。
【0006】このような問題を派生させないで不純物濃
度を濃くする方法が、特開平6−37284号で開示さ
れている。この公知技術は、拡散層の上面側に金属層を
形成することにより、拡散層の耐圧の低下等を招かず
に、ビット線の抵抗を低減する方法を示している。より
微細化が進められれば、このような金属層を形成する技
術には、更にその抵抗を低減することが求められること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ビッ
ト線の抵抗を低減する金属層を形成する場合に更にその
抵抗を低減することができる半導体装置及び半導体装置
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応
の技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも1
つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にして
いるが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技
術的事項に限定されることを示すためのものではない。
【0009】本発明による半導体装置は、ドレイン
(9)、ソース(11)を形成するための拡散層と、ド
レイン(9)とソース(11)との間に位置し拡散層よ
りも上層のゲート層(3)と、ドレイン(9)とソース
(11)の上面側に形成される金属層(12,13)
と、ゲート層(3)と金属層(12,13)との間に形
成される第1サイドウオール(7,8)とからなる。
【0010】金属層(12,13)は、拡散層の上面に
接触する水平層(12H,13H)と第1サイドウオー
ル(7,8)に接触する垂直層(12V,13V)とか
らなり、水平層(12H,13H)と垂直層(12V,
13V)は概ね直交し、垂直層(12V,13V)は電
気抵抗を更に低くしている。
【0011】ゲート層(3)は、上層部(6)と下層部
とを備え、上層部(6)と下層部との間にONO膜が形
成され、従来通りの構造を備えている。
【0012】本発明による半導体装置の製造方法は、基
板(1)上に複数・ゲート層(3)を形成するためのス
テップと、ゲート層(3)の間で基板(1)上に拡散層
(24)を形成するためのステップと、拡散層(24)
を形成した後に拡散層(24)の上面側でありゲート層
(3)の側面にサイドウオール(7,8)を形成するた
めのステップと、サイドウオール(7,8)と拡散層
(24)が露出している状態で金属層(12,13)を
形成するためのステップと、第2サイドウオールを形成
するためのステップとからなる。
【0013】更に、第2サイドウオールをマスクとし
て、ゲート層(3)の間の金属層(12,13)及び拡
散層(24)をエッチングして基板(1)に溝(27)
を形成するためのステップと、溝(27)に絶縁層(2
8)を形成するためのステップとからなることが好まし
い。
【0014】金属層(12,13)を形成する金属は、
シリコンに反応する金属が選択され、更に、金属層(1
2,13)に熱処理を施して金属とシリコンとを反応さ
せて金属シリサイドを形成することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
半導体装置の実施の形態は、ビット線が基板とともに設
けられている。その基板1には、図12に示されるよう
に、トンネル酸化膜2が形成されている。トンネル酸化
膜2の上面に、フローティング・ゲートである第1ポリ
シリコン層3が形成されている。第1ポリシリコン層3
の上面に、ONO膜4が薄く形成されている。ONO膜
4の上面に、コントロールゲート層5が形成されてい
る。1単位の半導体素子は、後述する溝27間の領域に
形成されている。
【0016】1素子領域で、1つの第1ポリシリコン層
6の両側面に、第1ソース側サイドウオール7と第1ド
レイン側サイドウオール8がそれぞれに形成されてい
る。その1素子領域で、基板1には、拡散層であるドレ
イン領域9とソース領域11とが分離されて形成されて
いる。
【0017】ソース側金属膜12が、第1ソース側サイ
ドウオール7の外側面とソース領域11の上面に接して
形成されている。ドレイン側金属膜13が、第1ドレイ
ン側サイドウオール8の外側面とドレイン領域9の上面
に接して形成されている。第2ソース側サイドウオール
14が、ソース側金属膜12の上面と外側面とに接して
形成されており、第1ソース側サイドウオール7と、第
2ソース側サイドウオール14は、ソース側金属膜12
を介して接している。第2ソース側サイドウオール14
の側面とソース側金属膜12の端面(側面)は、概ね、
平行である。
【0018】第2ドレイン側サイドウオール15が、ド
レイン側金属膜13の上面と外側面とに接して形成され
ている。第2ドレイン側サイドウオール15の側面とド
レイン側金属膜13の端面(側面)は、概ね、平行であ
る。
【0019】ソース側金属膜12とドレイン側金属膜1
3は、図2に示されるように従来と全く同じく、拡散層
であるドレイン領域9とソース領域11とに平行に延び
て形成されている。ソース側金属膜12とドレイン側金
属膜13は、チタン、コバルトのようなシリコン中で拡
散しにくいものにより形成されている。チャネル領域か
ら金属膜12,13まではサイドウォールによって隔て
られ、金属膜12,13の金属原子はチャネル領域に影
響を与えない。
【0020】図3〜図11は、本発明による半導体装置
の製造方法の実施の形態を示している。トンネル酸化膜
2(60〜130A゜)を形成した基板上に、図3に示
されるように、第1ポリシリコン層3(1000〜15
00A゜)が形成される。第1ポリシリコン層3の上面
にONO層4(後述)の位置に相当する位置に第2酸化
膜4’が形成される。第2酸化膜4’の上面に第1窒化
膜22(1000〜2500A゜)が形成される。この
時、第1ポリシリコン層3には、あらかじめリン等の不
純物が注入されていることがその低抵抗化のために望ま
しい。
【0021】次に、図4に示されるように、第1窒化膜
22と第1ポリシリコン層3が、ビット線方向にパター
ニングされる。次に、パターン化された第1窒化膜2
2’をマスクとして砒素等の不純物イオンが基板1の上
方側から注入され、図5に示されるように、拡散層24
(副ビット線)が形成される。
【0022】次に、第1ソース側サイドウオール7と第
1ドレイン側サイドウオール8(厚さ500〜1500
A゜)が形成される。この時、第1ポリシリコン層3の
側面を熱酸化膜で覆った後、CVDで酸化膜を形成して
エッチバックすることが望ましい。第1ソース側サイド
ウオール7と第1ドレイン側サイドウオール8の高さ
は、第1ポリシリコン層3よりも高く形成する必要があ
る。
【0023】次に、第1ソース側サイドウオール7、第
1ドレイン側サイドウオール8がない部分の拡散層上に
薄く残っているトンネル酸化膜2を除去して基板を剥き
出しにした後、図7に示されるように、全面に金属膜2
5が形成される。次に、図8に示されるように、第2ソ
ース側サイドウオール14、第2ドレイン側サイドウオ
ール15が形成される。
【0024】第2ソース側サイドウオール14、第2ド
レイン側サイドウオール15をマスクとして、図9に示
されるように、金属膜25の一部がエッチングされる。
この時、第1ソース側サイドウオール7、第1ドレイン
側サイドウオール8から第2ソース側サイドウオール1
4、第2ドレイン側サイドウオール15までのそれぞれ
の幅が拡散層の所望の幅になるように、第2酸化第2ソ
ース側サイドウオール14、第2ドレイン側サイドウオ
ール15の幅が調整されている。
【0025】エッチング後の金属膜25の高さは、図9
に示されるように、第1ソース側サイドウオール7、第
1ドレイン側サイドウオール8の高さより低くすること
により、金属膜25が第1窒化膜22’と第2酸化膜
4’に接しないようにする必要がある。次に、第1窒化
膜22’、第2ソース側サイドウオール14、第2ドレ
イン側サイドウオール15をマスクとして、図9に示さ
れるように、剥き出しになっているシリコン基板1をエ
ッチングして拡散層24を上下方向に貫通する溝27を
形成する(深さ2000〜6000A゜)。次に、第3
酸化膜28によって溝27を埋め込み、図10に示され
るように、第1窒化膜22’が露出するまでエッチバッ
クを行う。
【0026】この時、エッチバックする代わりにCMP
によって第3酸化膜を第1窒化膜の頭が出るまで研磨し
てもよい。次に、第1窒化膜22’と第2酸化膜4’を
除去した後、図11に示されるように、ONO膜4(酸
化膜、窒化膜、酸化膜の積層:酸化膜換算膜厚で110
〜200A゜)と第2ポリシリコン層29(1000〜
2000A゜)が形成される。
【0027】この段階で、ソース側金属膜12は、第1
ソース側サイドウオール7の外側面とソース領域11の
上面に接して形成されている。第1ソース側サイドウオ
ール7の外側面とソース領域11の上面は、概ね、直交
している。ソース側金属膜12は、図1に示されるよう
に、サイドウオール側金属膜12Vと拡散層側金属膜1
2Hとから形成されている。サイドウオール側金属膜1
2Vと拡散層側金属膜12Hとは、直交しているが連続
している。
【0028】ドレイン側金属膜13が、第1ドレイン側
サイドウオール8の外側面とドレイン領域9の上面に接
して形成されている。第1ドレイン側サイドウオール8
の外側面とドレイン領域9の上面は、概ね、直交してい
る。ソース側金属膜13は、サイドウオール側金属膜1
3Vと拡散層側金属膜13Hとから形成されている。サ
イドウオール側金属膜13Vと拡散層側金属膜13Hと
は、直交しているが連続している。
【0029】図11の状態で、第2ポリシリコン層29
であるコントロールゲート層5の低抵抗化のため、その
第2ポリシリコン層29の上に、タングステンシリサイ
ド(図示せず、1000〜2000A゜)を形成するこ
とが望ましい。次に、ビット線に垂直な方向に、第2ポ
リシリコン層5(29)、ONO膜4、第1ポリシリコ
ン層3を同時にパターニングすることにより、本発明の
不揮発性半導体記憶装置の形状ができあがる。この後の
コンタクト形成工程や、配線工程等は慣用のプロセス技
術によって行う。
【0030】本発明による不揮発性半導体記憶装置は、
フローティングゲートへの電子の注入、そこからの電子
の引き抜きによりデータの書込消去を行う。この時、電
子注入を書込、電子引き抜きを消去とする場合と、電子
引き抜きを書込、電子注入を消去とする場合とがあり、
本発明ではどちらの方式でも対応できる。ここでは、電
子引き抜きを書込、電子注入を消去とする場合の動作例
が述べられる。書込時には、コントロールゲートに負電
圧(たとえば−9V)を、ドレインに正電圧(例えば5
V)を印加する。また、基板はグランド状態(0V)に
し、ソースは浮遊状態またはグランド状態にする。
【0031】この時発生するFNトンネル電流で、フロ
ーティングゲートからドレインに電子を引き抜き、チャ
ネルをオンするためのしきい値電圧を、ある値(例えば
1V)以下にする(書込状態)。ただし、しきい値電圧
は0V以下にできないため、通常書込のパルスは複数回
に分けて印加し、1回の書込パルスを与える度にしきい
値(またはオン電流)を読んで書込状態になっているこ
とを確認する動作(ベリファイ)が行われる。また、多
値動作を行う不揮発性半導体記憶装置では、複数の書込
状態を取るため、それぞれの状態に書き込む際に、書込
パルスの高さや印加時間を調整するといったことも行わ
れる。
【0032】消去時は、コントロールゲートに正電圧
(例えば12V)を印加し、ソースと基板に負電圧(例
えば−4V)を印加する。ドレインは浮遊状態にする
か、ソースや基板と同じ電圧を印加する。この時発生す
るFNトンネル電流で、基板からフローティングゲート
に電子を注入して、チャネルをオンするためのしきい値
電圧をある値(例えば4V)以上にする(消去状態)。
消去の場合は、各メモリセルのしきい値をある値以上に
上げればよいので、通常は1回の消去パルスを印加する
だけで行う(多値の場合も同様である)が、信頼性の点
から書き戻しを行う場合もある。
【0033】データの読み出しは以下のようになる。コ
ントロールゲートに正電圧(例えば3V)、ドレインに
正電圧(例えば1V)を印加し、基板とソースはグラン
ドにする。この時、メモリセルが書込状態にあれば、メ
モリセルに電流が流れ、消去状態にあれば電流は流れな
いことを利用してデータの0又は1を判定する。
【0034】このように動作する通常の不揮発性半導体
記憶装置では、データを読み出すためには10uA以上
のオン電流を必要とする。メモリセルのチャネル抵抗が
25KΩ程度であるとすると、拡散層の抵抗は75KΩ
以下にする必要がある。さらに、4値の不揮発性半導体
記憶装置の場合は、20uA程度のオン電流が必要であ
る。この場合拡散層の抵抗は25KΩ以下にする必要が
ある。
【0035】主・副ビット線構造の不揮発性半導体装置
では、1つの副ビット線に接続されるメモリセル数の上
限が、拡散層抵抗で決まる。微細化を進めていくと、拡
散層抵抗が高くなるため、1つの副ビット線に接続でき
るメモリセルの数が少なくなる。そのため、主ビット線
と副ビット線を接続するコンタクト領域が不揮発性半導
体記憶装置全体に占める割合が大きくなり、微細化して
もチップ面積はあまり小さくできない。
【0036】本発明による不揮発性半導体記憶装置で
は、副ビット線として、拡散層+金属膜で形成されてい
るため、副ビット線の抵抗を10分の1以下にできる。
そのため、主ビット線と副ビット線を接続するコンタク
ト領域を少なくすることができ、チップ全体の面積を小
さくできる。
【0037】図12は、本発明による半導体装置の実施
の他の形態を示している。この実施の形態が既述の実施
の形態と異なる第1点は、材料に関している。本実施の
形態では、低抵抗性を強化するための金属膜として、チ
タンやコバルト等と拡散層表面のシリコンとを反応させ
て生成した金属シリサイドが用いられている点である。
【0038】その異なる第2点は、既述の実施の形態で
は、金属膜12,13が第1ソース側サイドウオール
7、第1ドレイン側サイドウオール8と第2ソース側サ
イドウオール14、第2ドレイン側サイドウオール15
との間に挟まれた部分を有するが、本実施の形態では、
図12に示されるように、金属膜12,13は、拡散層
9,11の表面上にのみ存在し、第1ソース側サイドウ
オール7、第1ドレイン側サイドウオール8と第2ソー
ス側サイドウオール14、第2ドレイン側サイドウオー
ル15との間に挟まれた部分を有していない点である。
【0039】図13〜図23は、本発明による半導体装
置の製造方法の実施の他の形態を示している。トンネル
酸化膜2(60〜130A゜)を形成した基板1上に、
図13に示されるように、フローティングゲートになる
第1ポリシリコン層3(1000〜1500A゜)、第
2酸化膜4(100〜300A゜)、及び、第1窒化膜
22(1000〜25000A゜)を形成する(図1
3)。この時、第1ポリシリコン層には、低抵抗化のた
め、あらかじめリン等の不純物が注入されていることが
望ましい。
【0040】次に、図14に示されるように、第1窒化
膜22及び第1ポリシリコン層3をビット線方向にパタ
ーニングする。次に、第1窒化膜をマスクとして砒素等
の不純物イオンを注入し、図15に示されるように、ソ
ース・ドレイン(副ビット線)になる拡散層24を形成
する。次に、図16に示されるように、第1ソース側サ
イドウオール7、第1ドレイン側サイドウオール8(厚
さ500〜1500A゜)を形成する。この時、第1ポ
リシリコン層3の側面を熱酸化膜で覆った後、CVDで
酸化膜を形成してエッチバックすることが望ましい。
【0041】また、第1ソース側サイドウオール7、第
1ドレイン側サイドウオール8の高さは、第1ポリシリ
コン層3よりも高く形成する必要がある。次に、第1ソ
ース側サイドウオール7、第1ドレイン側サイドウオー
ル8がない部分の拡散層上に薄く残っている酸化膜を除
去して基板を剥き出しにした後、図17に示されるよう
に、金属膜を形成する(図17)。この時、形成する金
属膜25は、チタンやコバルト等シリコンと反応して安
定なシリサイドを形成し、且つ、シリコン酸化膜とは反
応しない金属に限られる。
【0042】次に、図18に示されるように、熱処理を
施して金属膜25とシリコンを反応させて拡散層上にシ
リサイド層25’を形成する。次に、図19に示される
ように、シリコンと反応せずに残った金属膜をエッチン
グで除去する。次に、図20に示されるように、第2ソ
ース側サイドウオール14’、第2ドレイン側サイドウ
オール15’を形成する。
【0043】次に、第1窒化膜22、第1ソース側サイ
ドウオール7、第1ドレイン側サイドウオール8、第2
ソース側サイドウオール14’、第2ドレイン側サイド
ウオール15’をマスクにして、図21に示されるよう
に、剥き出しになっている金属シリサイド膜25’とシ
リコン基板1をエッチングして溝27を形成する(深さ
3000〜6000A゜)。
【0044】次に、第3酸化膜によって溝27を埋め込
み、図22に示されるように、第1窒化膜22が露出す
るまでエッチバックを行う。この時、エッチバックする
代わりにCMPによって第3酸化膜を第1窒化膜の頭が
出るまで研磨してもよい。次に、第1窒化膜22及び第
1ソース側サイドウオール7、第1ドレイン側サイドウ
オール8の一部を除去した後に、図23に示されるよう
に、ONO膜4(酸化膜、窒化膜、酸化膜:酸化膜換算
膜厚で110〜200A゜)、及び、コントロールゲー
トになる第2ポリシリコン層5(1000〜2000A
゜)を形成する。この時、コントロールゲートの低抵抗
化のため、第2ポリシリコン層5の上に、タングステン
シリサイド(1000〜2000A゜)を形成すること
が望ましい。
【0045】次に、ビット線に垂直な方向に、そのタン
グステンシリサイド、第2ポリシリコン層5、ONO膜
4、第1ポリシリコン層3を同時にパターニングするこ
とにより、不揮発性半導体記憶装置の形状ができあが
る。この後のコンタクト形成工程や、配線工程等は既知
のプロセスによって行う。
【0046】
【発明の効果】本発明による半導体装置及び半導体装置
の製造方法は、拡散層上に金属層を形成することによ
り、拡散層抵抗を小さくしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による半導体装置の実施の形態
を示す断面図である。
【図2】図2は、図1の平面図である。
【図3】図3は、本発明による半導体装置の製造方法の
実施の形態を示す断面図である。
【図4】図4は、図3の次のステップを示す断面図であ
る。
【図5】図5は、図4の更に次のステップを示す断面図
である。
【図6】図6は、図5の更に次のステップを示す断面図
である。
【図7】図7は、図6の更に次のステップを示す断面図
である。
【図8】図8は、図7の更に次のステップを示す断面図
である。
【図9】図9は、図8の更に次のステップを示す断面図
である。
【図10】図10は、図9の更に次のステップを示す断
面図である。
【図11】図11は、図10の更に次のステップを示す
断面図である。
【図12】図12は、本発明による半導体装置の実施の
他の形態を示す断面図である。
【図13】図13は、本発明による半導体装置の製造方
法の実施の他の形態を示す断面図である。
【図14】図14は、図13の次のステップを示す断面
図である。
【図15】図15は、図14の更に次のステップを示す
断面図である。
【図16】図16は、図15の更に次のステップを示す
断面図である。
【図17】図17は、図16の更に次のステップを示す
断面図である。
【図18】図18は、図17の更に次のステップを示す
断面図である。
【図19】図19は、図18の更に次のステップを示す
断面図である。
【図20】図20は、図19の更に次のステップを示す
断面図である。
【図21】図21は、図20の更に次のステップを示す
断面図である。
【図22】図22は、図21の更に次のステップを示す
断面図である。
【図23】図23は、図22の更に次のステップを示す
断面図である。
【図24】図24は、公知の半導体装置を示す平面図で
ある。
【図25】図25は、図24の断面図である。
【図26】図26は、公知の半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図27】図27は、図26の次のステップを示す断面
図である。
【図28】図28は、図27の更に次のステップを示す
断面図である。
【図29】図29は、図28の更に次のステップを示す
断面図である。
【図30】図30は、図29の更に次のステップを示す
断面図である。
【図31】図31は、図29の更に次のステップを示す
断面図である。
【図32】図32は、図31の更に次のステップを示す
断面図である。
【符号の説明】
1…基板 3…ゲート層 6…上層部 7,8…第1サイドウオール 9…ドレイン(領域) 11…ソース(領域) 12,13…金属層 12H,13H…水平層 12V,13V…垂直層 14,15…第2サイドウオール 24…拡散層 27…溝 28…絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA01 AB02 AC02 AD15 AG02 AG17 AG21 AG28 5F033 MM15 MM18 NN06 NN13 NN29 QQ31 QQ48 QQ76 RR04 SS11 TT07 XX08 5F083 EP00 EP42 ER03 ER22 GA02 GA24 JA35 JA39 MA01 MA03 MA04 MA19 PR39 PR40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレイン、ソースを形成するための拡散層
    と、 前記ドレインと前記ソースとの間に位置し前記拡散層よ
    りも上層のゲート層と、 前記ドレインと前記ソースの上面側に形成される金属層
    と、 前記ゲート層と前記金属層との間に形成される第1サイ
    ドウオールとからなる半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記金属層は、前記拡散層の上面に接触する水平層と前
    記第1サイドウオールに接触する垂直層とからなり、 前記水平層と前記垂直層は概ね直交していることを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、更に、 第2サイドウオールからなり、 前記第2サイドウオールは、前記水平層の上面側に接触
    し、且つ、前記垂直層の側面に接触していることを特徴
    とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記ゲート層は、上層部と下層部とを備え、 前記上層部と下層部との間にONO膜が形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】基板1上にゲート層を形成すること、 前記ゲート層の間で前記基板上に拡散層24を形成する
    こと、 前記拡散層24を形成した後に前記拡散層の上面側であ
    り前記ゲート層の側面に第1サイドウオールを形成する
    こと、 前記第1サイドウオールと前記拡散層が露出している状
    態で金属層を形成すること、 前記金属層を覆うように絶縁層を形成すること、 前記絶縁層をエッチバックして第2サイドウオールを形
    成することとからなる半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、更に、 前記第2サイドウオールをマスクとして前記ゲート層の
    間の前記金属層及び前記拡散層をエッチングして前記基
    板に溝を形成すること、前記溝に絶縁層を形成すること
    とからなる半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記金属層を形成する金属は、シリコンに反応する金属
    が選択され、 更に、前記絶縁層を形成する前に、前記金属層に熱処理
    を施して前記金属と前記拡散層のシリコンとを反応させ
    て金属シリサイドを形成することからなる半導体装置の
    製造方法。
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