JP2000299704A - ストリーム分割情報通信方法及びストリーム分割情報通信装置 - Google Patents

ストリーム分割情報通信方法及びストリーム分割情報通信装置

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JP2000299704A
JP2000299704A JP10642399A JP10642399A JP2000299704A JP 2000299704 A JP2000299704 A JP 2000299704A JP 10642399 A JP10642399 A JP 10642399A JP 10642399 A JP10642399 A JP 10642399A JP 2000299704 A JP2000299704 A JP 2000299704A
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JP10642399A
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Tomoki Watabe
智樹 渡部
Makoto Isaji
真 伊佐治
Katsumi Kishida
克己 岸田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は1つのストリームデータを複数に分
割し分割された複数のデータを複数の伝送路に分散して
伝送する技術を様々な通信システムで利用可能にすると
ともに2倍を超える伝送レートの改善を可能にするスト
リーム分割情報伝送方法及びストリーム分割情報伝送装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 1つのストリームデータを入力し、入力
されたストリームデータをパケット毎などの所定単位で
分割し、複数の分割されたストリームデータを複数の伝
送路に振り分け、分割されたストリームデータの伝送に
用いる全ての伝送路に関する情報を伝送路リストとして
取得し、複数の伝送路のそれぞれについて、振り分けら
れたストリームデータと前記伝送路リストの情報とを送
出することを特徴とする。受信側では1つの伝送路にア
クセスするだけで分割された残りのデータを受信するた
めの伝送路リストを取得できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つのストリーム
データを複数に分割し分割された複数のデータを複数の
伝送路に分散して伝送するシステムに適用可能なストリ
ーム分割情報通信方法及びストリーム分割情報通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、リアルタイム映像のように連続
的に現れる大容量のストリームデータを伝送しようとす
ると高い伝送レートが必要になる。従って、比較的伝送
容量の小さい伝送回線を利用してリアルタイム映像を伝
送しようとする場合には、全ての映像をリアルタイムで
伝送することができない。
【0003】しかし、比較的伝送容量の小さい伝送回線
を利用する場合であっても、複数の伝送回線を同時に利
用すれば総合的な伝送レートを上げることができる。例
えば、インターネット通信では、標準化組織であるIE
TF(Internet EngineeringTask Force)によってRF
C1717として標準化されたマルチリンクプロトコル
(MP:Multilink Protocol)を適用することにより伝
送レートを上げることができる。
【0004】MPは、IP(Internet Protocol)のパ
ケットを分割し分割された複数のパケットを異なる複数
の伝送路を使って伝送する技術である。一般に、リアル
タイム映像などのストリームデータもパケットで構成さ
れるのでMPを適用することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、次に説明する
ようにMPを適用できる範囲は限られているのでその効
果も限定的である。
【0006】MPはISDN(サービス総合ディジタル
網)回線を対象としており、単一のISDN回線に含ま
れる2つのBチャネルを同時に並列的に使用することに
よって128kbpsの伝送レートを実現する。すなわ
ち、それぞれ64kbpsの伝送レートの1Bの通信を
2Bに拡張することによって2倍の伝送レートを実現す
る。
【0007】単一のISDN回線に含まれるBチャネル
の数は2なので、MPを利用しても2倍までしか伝送レ
ートを上げることはできない。また、例えば互いに回線
番号が異なる複数のISDN回線を同時に利用可能な環
境にあったとしても、MPの規格では複数のISDN回
線を組み合わせて伝送レートを上げるようなことはでき
ない。
【0008】仮に、情報の提供側が複数のISDN回線
に分散してデータを送出したとしても、受信側では情報
の提供側がどのような組み合わせの伝送回線にデータを
分散して送出しているのかを知ることができないので、
受信側は全てのデータを受信することはできない。ま
た、例えば電波を使用してデータを送出するデータ放送
サービスや、無線通信網を利用したデータ配信サービス
においては、MPのように複数のチャネルに分散してデ
ータを伝送する技術は存在しない。
【0009】本発明は、1つのストリームデータを複数
に分割し分割された複数のデータを複数の伝送路に分散
して伝送する技術を、様々な通信システムで利用可能に
するとともに2倍を超える伝送レートの改善を可能にす
るストリーム分割情報通信方法及びストリーム分割情報
通信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のストリーム分
割情報通信方法は、1つのストリームデータを入力し、
入力されたストリームデータをパケット毎などの所定単
位で分割し、複数の分割されたストリームデータを複数
の伝送路に振り分け、分割されたストリームデータの伝
送に用いる全ての伝送路に関する情報を伝送路リストと
して取得し、複数の伝送路のそれぞれについて、振り分
けられたストリームデータと前記伝送路リストの情報と
を送出することを特徴とする。
【0011】請求項1においては、情報提供側の装置
は、特定の複数の伝送路のそれぞれに、分割したストリ
ームデータの一部分と伝送路リストとを送出する。従っ
て、受信側の装置においては、いずれか1つの伝送路を
介して情報を受信することにより、それに含まれる伝送
路リストを取得することができる。伝送路リストの内容
を参照することにより、受信側の装置は情報提供側の装
置が使用している全ての伝送路を特定することができる
ので、分割された全てのストリームデータを受信でき
る。
【0012】請求項2のストリーム分割情報通信方法
は、分割されたストリームデータの伝送に利用される複
数の伝送路の少なくとも1つの伝送路を特定するための
主伝送路情報を取得し、取得した前記主伝送路情報に基
づき主伝送路である1つの伝送路を介してデータを受信
し、受信したデータからストリームデータの伝送に利用
される複数の伝送路のそれぞれを特定するための伝送路
リストを抽出し、抽出した前記伝送路リストにより特定
される複数の伝送路の中から前記主伝送路以外の従伝送
路を決定し、前記主伝送路及び決定した従伝送路を介し
て、分割されたストリームデータをそれぞれ受信するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項2においては、情報提供側の装置
が、特定の複数の伝送路のそれぞれに分割したストリー
ムデータの一部分と伝送路リストとを送出することを想
定している。受信側の装置においては、内部で取得した
主伝送路情報によって1つの伝送路を主伝送路として特
定する。この主伝送路が情報提供側の装置が使用してい
る1つの伝送路と一致する場合には、受信側の装置は情
報提供側の装置が送出するデータを主伝送路を介して受
信することができる。そして、主伝送路で受信したデー
タから伝送路リストを抽出することによって、情報提供
側の装置が使用している残りの従伝送路を特定すること
ができる。受信側の装置は主伝送路と従伝送路とからそ
れぞれデータを受信することによって、情報提供側の装
置が分散して送出した全てのストリームデータを受信で
きる。
【0014】請求項3のストリーム分割情報通信装置
は、1つのストリームデータをパケット毎などの所定単
位で分割して単位データとして取得する単位データ取得
手段と、前記単位データ取得手段が取得した複数の単位
データを複数の伝送路に振り分けるデータ振り分け手段
と、前記データ振り分け手段が振り分けた複数の単位デ
ータの伝送に用いる全ての伝送路を特定するための情報
を伝送路リストとして取得する伝送路リスト取得手段
と、前記複数の伝送路のそれぞれに送出されるデータ
に、前記伝送路リストの情報を付加する伝送路リスト付
加手段とを設けたことを特徴とする。
【0015】請求項3においては、単位データ取得手段
は1つのストリームデータをパケット毎などの所定単位
で分割して単位データとして取得する。データ振り分け
手段は、前記単位データ取得手段が取得した複数の単位
データを複数の伝送路に振り分ける。伝送路リスト取得
手段は、前記データ振り分け手段が振り分けた複数の単
位データの伝送に用いる全ての伝送路を特定するための
情報を伝送路リストとして取得する。伝送路リスト付加
手段は、前記複数の伝送路のそれぞれに送出されるデー
タに前記伝送路リストの情報を付加する。
【0016】従って、受信側の装置においては、いずれ
か1つの伝送路を介して情報を受信することにより、そ
れに含まれる伝送路リストを取得することができる。伝
送路リストの内容を参照することにより、受信側の装置
は情報提供側の装置が使用している全ての伝送路を特定
することができるので、分割された全てのストリームデ
ータを受信できる。
【0017】請求項4は、請求項3のストリーム分割情
報通信装置において、各々の伝送路に送出されるデータ
に付加する伝送路リストから、それを送出する伝送路に
関するデータを予め削除する伝送路リスト修正手段を更
に設けたことを特徴とする。例えば、第1の伝送路,第
2の伝送路,第3の伝送路の3つを使用してデータを伝
送する場合に、受信側の装置が第1の伝送路を介して受
信したデータから伝送路リストを抽出したと仮定する
と、受信側の装置は伝送路リストの内容を参照しなくて
も、情報提供側の装置が使用している伝送路に第1の伝
送路が含まれていることを認識できる。つまり、この場
合には伝送路リストの中の第1の伝送路の情報は不要で
ある。
【0018】請求項4においては、伝送路リスト修正手
段が、各々の伝送路に送出されるデータに付加する伝送
路リストからそれを送出する伝送路に関するデータを予
め削除するので、送出する伝送路リストのデータ量を低
減できる。すなわち、伝送路リストの付加によって生じ
るオーバーヘッドを削減するのに役立つ。請求項5のス
トリーム分割情報通信装置は、分割されたストリームデ
ータの伝送に利用される複数の伝送路の少なくとも1つ
の伝送路を特定するための主伝送路情報を取得する主伝
送路情報取得手段と、前記主伝送路情報取得手段が取得
した前記主伝送路情報に基づき、主伝送路である1つの
伝送路を介してデータを受信する主データ受信手段と、
前記主データ受信手段が受信したデータからストリーム
データの伝送に利用される複数の伝送路のそれぞれを特
定するための伝送路リストを抽出する伝送路リスト抽出
手段と、前記伝送路リスト抽出手段が抽出した前記伝送
路リストにより特定される複数の伝送路の中から前記主
伝送路以外の従伝送路を決定する従伝送路決定手段と、
決定した従伝送路を介して、分割されたストリームデー
タを受信する従データ受信手段と、前記主データ受信手
段の受信した分割されたストリームデータと、前記従デ
ータ受信手段の受信した分割されたストリームデータと
を結合して分割前のストリームデータを復元するストリ
ームデータ復元手段とを設けたことを特徴とする。
【0019】請求項5においては、情報提供側の装置
が、特定の複数の伝送路のそれぞれに分割したストリー
ムデータの一部分と伝送路リストとを送出することを想
定している。受信側の装置に含まれる主伝送路情報取得
手段は分割されたストリームデータの伝送に利用される
複数の伝送路の少なくとも1つの伝送路を特定するため
の主伝送路情報を取得する。主データ受信手段は、前記
主伝送路情報取得手段が取得した前記主伝送路情報に基
づき主伝送路である1つの伝送路を介してデータを受信
する。伝送路リスト抽出手段は、前記主データ受信手段
が受信したデータからストリームデータの伝送に利用さ
れる複数の伝送路のそれぞれを特定するための伝送路リ
ストを抽出する。
【0020】また、従伝送路決定手段は前記伝送路リス
ト抽出手段が抽出した前記伝送路リストにより特定され
る複数の伝送路の中から前記主伝送路以外の従伝送路を
決定する。従データ受信手段は、決定した従伝送路を介
して分割されたストリームデータを受信する。従って、
受信側の装置は主伝送路と従伝送路とからそれぞれデー
タを受信し、情報提供側の装置が分散して送出した全て
のストリームデータを受信できる。ストリームデータ復
元手段は、前記主データ受信手段の受信した分割された
ストリームデータと、前記従データ受信手段の受信した
分割されたストリームデータとを結合して分割前のスト
リームデータを復元する。
【0021】請求項6は、請求項5のストリーム分割情
報通信装置において、前記伝送路リスト抽出手段が抽出
した前記伝送路リストに前記主伝送路の情報が含まれて
いる場合には、前記従伝送路決定手段が前記主伝送路の
情報を前記伝送路リストから削除することを特徴とす
る。
【0022】例えば、第1の伝送路,第2の伝送路,第
3の伝送路の3つを使用してデータを伝送する場合に、
受信側の装置が第1の伝送路を介して受信したデータか
ら伝送路リストを抽出したと仮定すると、受信側の装置
は第1の伝送路を主伝送路として既に使用しているの
で、仮に伝送路リストに第1の伝送路が含まれている場
合であっても、第1の伝送路は従伝送路には割り当てら
れない。伝送路リストに主伝送路である第1の伝送路が
含まれていると、従伝送路決定手段は各々の従伝送路を
決定する度に、それを従伝送路に割り当てるべきか否か
を識別しなければならない。
【0023】請求項6においては、伝送路リスト抽出手
段が抽出した伝送路リストに主伝送路の情報が含まれて
いる場合には、従伝送路決定手段が主伝送路の情報を伝
送路リストから削除するので、従伝送路決定手段は各々
の従伝送路を決定する際に、それを従伝送路に割り当て
るべきか否かを識別する必要がなくなる。請求項7は、
請求項5のストリーム分割情報通信装置において、前記
主データ受信手段は情報提供側装置の主伝送路に対応づ
けられた1つの加入者線と接続するために発呼を行い、
前記従データ受信手段は情報提供側装置の対応する従伝
送路に対応づけられた少なくとも1つの加入者線と接続
するために発呼を行うことを特徴とする。
【0024】伝送路としてISDNなどの通信回線を使
用する場合には、回線を接続している間は課金される。
従って、通信を行わないときには回線を接続しないのが
望ましい。請求項7においては、主データ受信手段が情
報提供側装置の主伝送路に対応づけられた1つの加入者
線と接続するために発呼を行い、従データ受信手段が情
報提供側装置の対応する従伝送路に対応づけられた少な
くとも1つの加入者線と接続するために発呼を行うの
で、情報の伝送を行わないときには回線を接続しておく
必要がない。
【0025】請求項8は、請求項5のストリーム分割情
報通信装置において、前記主データ受信手段に第1の無
線受信機を設けて情報提供側装置の主伝送路に対応づけ
られた周波数に前記第1の無線受信機の受信周波数を合
わせるとともに、前記従データ受信手段に第2の無線受
信機を設けて情報提供側装置の対応する従伝送路に対応
づけられた周波数に前記第2の無線受信機の受信周波数
を合わせることを特徴とする。
【0026】伝送路として無線通信回線を利用する場合
には、例えば通信品質を維持するために使用する無線周
波数を変更する可能性があるので、受信周波数は固定し
ないのが望ましい。請求項8においては、主データ受信
手段の第1の無線受信機の受信周波数を情報提供側装置
の主伝送路に対応づけられた周波数に合わせるととも
に、従データ受信手段の第2の無線受信機の受信周波数
を情報提供側装置の各従伝送路に対応づけられた周波数
に合わせるので、各無線受信機の受信周波数を固定する
必要がない。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明のス
トリーム分割情報通信方法及びストリーム分割情報通信
装置の1つの実施の形態について、図1〜図8を参照し
て説明する。この形態は請求項1〜請求項7に対応す
る。
【0028】図1はこの形態の情報提供側の装置の構成
例を示すブロック図である。図2はこの形態の情報受信
側の装置の構成例を示すブロック図である。図3は情報
提供側の装置のパーソナルコンピュータ50の動作を示
すフローチャートである。図4は伝送路リストの例を示
す模式図である。図5はこの形態の情報受信側の装置の
パーソナルコンピュータ70の動作を示すフローチャー
トである。図6はパケット振り分けの例(1)を示すタ
イムチャートである。図7はパケット振り分けの例
(2)を示すタイムチャートである。図8はストリーム
データの復元の例を示すタイムチャートである。
【0029】この形態では、図1のパーソナルコンピュ
ータ50が請求項1のストリーム分割情報通信方法を実
施し、図2のパーソナルコンピュータ70が請求項2の
ストリーム分割情報通信方法を実施する。また、請求項
3の単位データ取得手段,データ振り分け手段,伝送路
リスト取得手段及び伝送路リスト付加手段は、それぞれ
パケット取得部52,パケット振り分け部53,伝送路
リスト保持部54及び伝送路リスト付加部55に対応す
る。請求項4の伝送路リスト修正手段は、ステップS1
1に対応する。
【0030】請求項5の主伝送路情報取得手段,主デー
タ受信手段,伝送路リスト抽出手段,従伝送路決定手
段,従データ受信手段及びストリームデータ復元手段
は、それぞれ主伝送路情報保持部74,主データ取得部
72,データ識別部75,伝送路決定部76,従データ
取得部73及びパケット復元部77に対応する。図1に
示す装置は、ISDN64の通信回線に接続される任意
の装置に対して情報を提供するために用いられる。図1
の例では、情報提供側の装置を制御するためにパーソナ
ルコンピュータ50を用いている。このパーソナルコン
ピュータ50は、LAN(ローカルエリアネットワー
ク)10を介してインターネット11と接続されてい
る。
【0031】また、パーソナルコンピュータ50はター
ミナルアダプタ(TA)61及び網終端装置(NT)6
2を介して3つの加入者線63(1),63(2),63(3)
と接続されている。3つの加入者線63(1),63(2),
63(3)はISDN64に接続されている。もちろん、
パーソナルコンピュータ50に接続する加入者線63の
数は2でもよいし4以上でもよい。
【0032】パーソナルコンピュータ50には、LAN
インタフェース51,パケット取得部52,パケット振
り分け部53,伝送路リスト保持部54,伝送路リスト
付加部55及びインタフェース56が備わっている。
【0033】なお、パケット取得部52,パケット振り
分け部53及び伝送路リスト付加部55については、専
用のハードウェアで構成してもよいし、一部分あるいは
全てをパーソナルコンピュータ50のソフトウェア処理
で実現してもよい。この例では、パーソナルコンピュー
タ50はリアルタイム映像情報のようにほぼ連続的に現
れるストリームデータをLAN10を介してインターネ
ット11から入力する。実際には、パケット形式のデー
タとしてストリームデータが現れるので、パケット取得
部52はパケット単位でストリームデータをLANイン
タフェース51から順次に入力する。
【0034】パケット振り分け部53は、入力したスト
リームデータを分割して、分割されたデータを送出先の
3つの加入者線63(1),63(2),63(3)に振り分け
る。実際には、予めパケット単位で分離したストリーム
データを扱うので、パケット振り分け部53はパケット
単位で入力したデータをパケット毎に区分して、各々の
パケットを3つの加入者線63(1),63(2),63(3)
に順次に振り分けるように処理する。
【0035】なお、例えばインターネット11から入力
されるパケットとは異なるサイズのパケットを加入者線
63に送出する必要がある場合には、パケット振り分け
部53において複数パケットの結合や結合したデータの
再分割を行ってからパケットの振り分けを行えばよい。
この例では、3つの加入者線63(1),63(2),63
(3)を介してデータの送出を行うので、パケット振り分
け部53はパケット取得部52が入力したストリームデ
ータを第1組のデータ,第2組のデータ及び第3組のデ
ータの3組に区分する。そして、例えば第1組のデー
タ,第2組のデータ及び第3組のデータを、それぞれ伝
送路リスト付加部55(1),伝送路リスト付加部55(2)
及び伝送路リスト付加部55(3)に送出するように振り
分ける。
【0036】伝送路リスト保持部54は、例えばハード
ディスクあるいは不揮発性メモリのような記憶装置で構
成される。伝送路リスト保持部54には予め定めた伝送
路リストの情報が保持されている。この例では、3つの
加入者線63(1),63(2),63(3)を介してデータの
送出を行うので、伝送路リスト保持部54に保持する伝
送路リストには、図4に示すように、加入者線63(1)
のISDN番号(回線番号)である「03−2345−
6781」と、加入者線63(2)のISDN番号である
「03−2345−6782」と、加入者線63(3)の
ISDN番号である「03−2345−6783」とが
含まれている。
【0037】つまり、パーソナルコンピュータ50が実
際に利用可能な全ての加入者線63の各々の回線番号を
登録した伝送路リストを、伝送路リスト保持部54に保
持しておけばよい。伝送路リスト保持部54が保持する
伝送路リストは、伝送路リスト付加部55(1),55
(2),55(3)のそれぞれに入力される。各伝送路リスト
付加部55(1),55(2),55(3)は、各々に振り分け
られたストリームデータのパケットと、伝送路リスト保
持部54から入力される伝送路リストの内容とをそれに
接続された加入者線63に送出する。
【0038】送出する伝送路リストについては、例えば
図6に示すように各パケットに付加されるパケットヘッ
ダの中に含めてもよいし、図7に示すようにストリーム
データとは別の独立したパケット(ハッチングを施して
示したもの)に伝送路リストを含めてもよい。独立した
パケットに伝送路リストを含める場合には、伝送路リス
トが一定の時間内で確実に受信側に通知されるように、
図7に示すように周期的にそれを送出する必要がある。
【0039】また、伝送路リストの送出形式について
は、伝送路リスト付加部55(1),55(2),55(3)の
全てについて統一する必要があり、伝送路リストの送出
形式に対応した処理を受信側の装置も行う必要がある。
【0040】パーソナルコンピュータ50の主要な動作
は図3のようになる。図3に示す各ステップについて以
下に説明する。パーソナルコンピュータ50の電源が投
入され、情報提供のためのシステムが起動すると、最初
に図3のステップS10を実行する。ステップS10で
は、伝送路リスト保持部54に保持された伝送路リスト
の全てのデータを入力する。
【0041】ステップS11では、パケットを送出する
各系統に適する新しい伝送路リストを、ステップS10
で入力した伝送路リストから生成する。具体的には、ス
テップS10で入力した伝送路リストから不要なデータ
を削除したものを新しい伝送路リストとする。図1の装
置から提供される情報を受信する装置においては、伝送
路リストの内容を参照することにより、情報提供側の装
置が送出に利用している全ての伝送路を特定するための
情報を得ることができる。
【0042】しかし、受信側の装置が例えば加入者線6
3(1)と接続して受信したデータから伝送路リストを得
た場合には、情報提供側が加入者線63(1)を利用して
いることは、受信側では伝送路リストを参照しなくても
認識できる。つまり、加入者線63(1)に送出する伝送
路リストには、加入者線63(1)を特定するためのデー
タは不要である。同様に、加入者線63(2)に送出する
伝送路リストには、加入者線63(2)を特定するための
データは不要であり、加入者線63(3)に送出する伝送
路リストには、加入者線63(3)を特定するためのデー
タは不要である。
【0043】従って、ステップS11では、ステップS
10で得た伝送路リストから加入者線63(1)のISD
N番号を削除した結果を伝送路リスト付加部55(1)に
伝送路リストとして与え、ステップS10で得た伝送路
リストから加入者線63(2)のISDN番号を削除した
結果を伝送路リスト付加部55(2)に伝送路リストとし
て与え、ステップS10で得た伝送路リストから加入者
線63(3)のISDN番号を削除した結果を伝送路リス
ト付加部55(3)に伝送路リストとして与える。
【0044】不要なデータを伝送路リストから予め削除
することによって、実際に伝送路に送出される伝送路リ
ストの情報量を減らすことができる。つまり、伝送路リ
ストの送出によって生じるオーバヘッドを減らすことが
できる。ステップS12では、リアルタイム映像などの
ストリームデータをパケット単位でLAN10から順次
に入力する。
【0045】ステップS13では、ステップS12で入
力したストリームデータを所定の規則に従って3系統に
振り分ける。この例では、加入者線63(1),加入者線
63(2)及び加入者線63(3)を、それぞれ第1の伝送
路,第2の伝送路及び第3の伝送路として割り当ててあ
り、図6に示すように各パケットを入力される順番に従
って、第1の伝送路,第2の伝送路,第3の伝送路,第
1の伝送路,・・・と振り分けている。
【0046】但し、パケットの振り分け方法については
必要に応じて変更してもよい。すなわち、LAN10か
ら入力されるストリームデータの単位時間あたりのデー
タ量が伝送路全体の伝送容量を超える場合には、例えば
画像フレーム単位や画像領域単位でパケットの間引き
(限界を超える余分なパケットを振り分けの対象から除
外して削除する)を行って、伝送路に送出するデータを
伝送路の伝送容量以下に抑制するような振り分けを行え
ばよい。
【0047】また、例えば加入者線63(1),63(2),
63(3)の伝送容量が互いに異なる場合には、加入者線
63(1),63(2),63(3)の伝送容量の違いに対応し
てパケットを振り分ける確率を変更してもよい。ステッ
プS14では、伝送路リスト付加部55(1),55(2),
55(3)のそれぞれの系統について、ステップS11で
生成した伝送路リストを付加して、図6又は図7に示す
ように振り分けられた各パケットを送出する。
【0048】図2に示す装置は、図1に示す装置が送出
するストリームデータを受信するのに利用することがで
きる。図2の装置は、制御装置としてパーソナルコンピ
ュータ70を備えている。パーソナルコンピュータ70
は、LAN20を介してインターネット11に接続され
ている。また、ISDN64の通信回線と接続された加
入者線83(1),83(2),83(3)が、それぞれ網終端
装置(NT)82及びターミナルアダプタ(TA)81
を介してパーソナルコンピュータ70と接続されてい
る。
【0049】パーソナルコンピュータ70には、インタ
フェース71,主データ取得部72,従データ取得部7
3,主伝送路情報保持部74,データ識別部75,伝送
路決定部76,パケット復元部77及びLANインタフ
ェース78が備わっている。なお、主データ取得部7
2,従データ取得部73,データ識別部75,伝送路決
定部76,パケット復元部77の各機能については、専
用のハードウェアで実現してもよいし、パーソナルコン
ピュータ70のソフトウェア処理によって実現してもよ
い。
【0050】例えば、図1に示す装置から情報の提供を
受ける場合には、図1の装置が接続された加入者線63
(1),63(2),63(3)のいずれか1つに割り当てられ
たISDN番号(回線番号)を予め主伝送路情報として
主伝送路情報保持部74に保持しておく。主伝送路情報
保持部74は、例えばハードディスクあるいは不揮発性
メモリなどの記憶装置で構成される。
【0051】主データ取得部72は、図1の装置にアク
セスするために、まず最初に主伝送路情報保持部74か
ら得られる主伝送路情報(1つの加入者線63のISD
N番号)に対して発呼するようにターミナルアダプタ8
1(1)を制御する。これにより、パーソナルコンピュー
タ70はターミナルアダプタ81(1),網終端装置82
(1),ISDN64,加入者線63(1)(又は63(2)又
は63(3))を介してパーソナルコンピュータ50と接
続されるので、パーソナルコンピュータ50が送出する
データを受信することができる。
【0052】主データ取得部72は、主伝送路である1
つの加入者線63を介してパーソナルコンピュータ50
と接続した後、主伝送路を介して、パーソナルコンピュ
ータ50が送出するデータを受信する。データ識別部7
5には、主データ取得部72及び従データ取得部73
(1),73(2)が受信したデータが入力される。但し、最
初は加入者線83(2),83(3)は情報提供側の装置と接
続されていないので、このときには受信データは主デー
タ取得部72のみから入力される。
【0053】主データ取得部72が受信するデータに
は、前述のように伝送路リストが含まれている。データ
識別部75は、受信データに含まれる伝送路リストを抽
出し、それを伝送路決定部76に入力する。データ識別
部75は、受信データのうち分割されたストリームデー
タについてはパケット復元部77に入力する。伝送路決
定部76は、データ識別部75が出力する伝送路リスト
に主伝送路の情報が含まれている場合には、主伝送路の
情報を削除した新しい伝送路リストを生成する。例え
ば、図4に示すような伝送路リストを主伝送路に割り当
てられた加入者線63(1)を介して受信した場合には、
加入者線63(1)のISDN番号を削除して、加入者線
63(2)のISDN番号である「03−2345−67
82」及び加入者線63(3)のISDN番号である「0
3−2345−6783」だけが含まれる伝送路リスト
を生成する。
【0054】なお、情報提供側の装置が図3の処理を行
う場合には、ステップS11において不要な情報が削除
されるので、伝送路決定部76が新たな伝送路リストを
生成する必要はない。伝送路決定部76は、情報提供側
の装置が情報の送出に使用している複数の伝送路のう
ち、主伝送路以外の各々の伝送路(従伝送路)を伝送路
リストの情報により特定し、この従伝送路を未使用の加
入者線83(2),83(3)にそれぞれ割り当てる。
【0055】例えば、図1の加入者線63(1)を主伝送
路に割り当てた場合には、加入者線63(2)のISDN
番号を従データ取得部73(1)に与え、加入者線63(3)
のISDN番号を従データ取得部73(2)に与える。そ
して、伝送路決定部76は従データ取得部73(1),7
3(2)に対して伝送路の接続及びデータの受信を指示す
る。その結果、従データ取得部73(1)は加入者線63
(2)のISDN番号に対して発呼し、加入者線63(2)を
介してパーソナルコンピュータ50との間の伝送路を接
続し、加入者線63(2)を介してデータを受信する。ま
た、従データ取得部73(2)は加入者線63(3)のISD
N番号に対して発呼し、加入者線63(3)を介してパー
ソナルコンピュータ50との間の伝送路を接続し、加入
者線63(3)を介してデータを受信する。
【0056】従データ取得部73(1)が受信したデータ
及び従データ取得部73(2)が受信したデータは、それ
ぞれデータ識別部75に入力される。従って、図1に示
す装置が3系統に区分して送出したストリームデータの
うち主伝送路を介して伝送されるデータは主データ取得
部72で受信され、各従伝送路を介して伝送されるデー
タは従データ取得部73(1)又は73(2)で受信されるの
で、3系統に区分された全てのストリームデータがデー
タ識別部75に入力される。
【0057】主データ取得部72及び各従データ取得部
73から出力される受信データに含まれるストリームデ
ータのパケットは、データ識別部75からパケット復元
部77に入力される。パケット復元部77は、主データ
取得部72の受信データのパケットと、従データ取得部
73(1)の受信データのパケットと、従データ取得部7
3(2)の受信データのパケットとを結合し、例えば図8
に示すように、分割前の1つのストリームデータを復元
する。基本的には、分割の場合と逆の処理で複数パケッ
トの結合を行うことによって元のデータを復元できる。
【0058】実際には、情報提供側の装置に接続された
各加入者線63に対するパケットの振り分け順序と、パ
ケット復元部77に入力される3系統のパケットの結合
順序とが一致するように処理手順などを情報提供側と受
信側とで予め定めておくことにより、元のデータを復元
できる。また、パケットの振り分け順序や結合順序を固
定しておかなくても、例えばストリームデータにおける
パケットの並び順などを示す情報を各パケットあるいは
パケットヘッダに含めておけば、受信側のパケット復元
部77では、各パケットに含まれるデータを手がかりに
してストリームデータを復元することができる。
【0059】パーソナルコンピュータ70は、パケット
復元部77が復元したストリームデータをLAN20を
介してインターネット11に送出する。図2のパーソナ
ルコンピュータ70によって実行される主要な処理の流
れは図5のようになる。図5の各ステップについて説明
する。パーソナルコンピュータ70の電源が投入されて
そのシステムが起動すると、最初にステップS20が実
行される。
【0060】ステップS20では、主伝送路情報保持部
74に保持された主伝送路情報(この例ではいずれか1
つの加入者線63のISDN番号)を入力する。ステッ
プS21では、ステップS20で入力した主伝送路情報
に対応する主伝送路を介して、受信側の加入者線83
(1)を情報提供側のパーソナルコンピュータ50と接続
する。
【0061】ステップS22では、情報提供側の装置か
ら送出されるデータ(パケット)を主伝送路を介して受
信する。ステップS23では、ステップS22で受信し
たデータからそれに含まれる伝送路リストを抽出する。
ステップS24では、ステップS23で得た伝送路リス
トに主伝送路の情報が含まれている場合に、主伝送路に
関する情報を削除する。
【0062】ステップS25では、未使用の加入者線8
3(2),83(3)を、伝送路リストの内容で特定される各
従伝送路と接続する。すなわち、加入者線83(2)から
主伝送路に割り当てられていない1つの加入者線63の
ISDN番号を発呼して加入者線83(2)と従伝送路の
1つの加入者線63とを接続し、同様に加入者線83
(3)についても残りの1つの加入者線63と接続する。
【0063】ステップS25で参照する伝送路リストに
ついては、既にステップS24で主伝送路のデータが削
除されているので、伝送路リストの各データが主伝送路
に割り当てられているか否かをステップS25で識別す
る必要はない。従って、ステップS25の処理は単純化
されている。ステップS26では、接続中の主伝送路及
び各従伝送路を介して受信される各々のパケットを受信
する。
【0064】ステップS27では、ステップS26で受
信したパケットから分割されたストリームデータの成分
を抽出する。すなわち、受信データから伝送路リスト以
外の有効なデータを抽出する。ステップS28では、ス
テップS27で抽出された複数のパケットを再結合して
分割前の元の1つのストリームデータを復元する。
【0065】ステップS29では、ステップS28で復
元したストリームデータをLAN20に送出する。以上
説明したように、情報提供側の装置として図1に示す装
置を用いる場合には、分割されたストリームデータとと
もに伝送路リストが送出されるので、受信側において
は、受信データに含まれる伝送路リストを参照すること
によって情報提供側の装置が使用している全ての伝送路
を把握することができる。
【0066】また、情報受信側の装置として図2に示す
装置を用いる場合には、最初に1つの主伝送路を指定す
るだけで、主伝送路を介して受信したデータから全ての
情報提供側の装置が使用している全ての伝送路を把握
し、分割されたストリームデータを復元することができ
る。
【0067】(第2の実施の形態)本発明のストリーム
分割情報通信方法及びストリーム分割情報通信装置のも
う1つの実施の形態について、図9〜図11を参照して
説明する。この形態は請求項1〜請求項6及び請求項8
に対応する。図9はこの形態の情報提供側の装置の構成
例を示すブロック図である。図10はこの形態の情報受
信側の装置の構成例を示すブロック図である。図11は
この形態の情報受信側の装置のパーソナルコンピュータ
の動作を示すフローチャートである。
【0068】この形態は、第1の実施の形態の変形例で
ある。図9〜図11において、第1の実施の形態と対応
する部分は、同一の符号又はステップ番号を付けて示し
てある。構成又は動作の変更された部分について、以下
に説明する。説明しない部分については、第1の実施の
形態と同一である。この形態では、地上波TV放送,F
M放送,衛星放送など各種データ放送に対応できるよう
に、電波を利用する無線回線を伝送路として用いる。
【0069】従って、図9に示す情報提供側の装置にお
いては、パーソナルコンピュータ50に3つの独立した
無線送信機65(1),65(2),65(3)が接続されてい
る。もちろん、使用する無線送信機65の数は必要に応
じて変更してもよい。パーソナルコンピュータ50が無
線送信機65(1)に送出するデータはアンテナ66(1)か
ら電波に乗せて送出され、パーソナルコンピュータ50
が無線送信機65(2)に送出するデータはアンテナ66
(2)から電波に乗せて送出され、パーソナルコンピュー
タ50が無線送信機65(3)に送出するデータはアンテ
ナ66(3)から電波に乗せて送出される。
【0070】この例では、複数の無線伝送路を同時に使
用する必要があるので、3つの無線送信機65(1),6
5(2),65(3)の送信周波数には互いに異なる無線周波
数が割り当てられている。従って、この例では送信周波
数が、使用する伝送路を特定するために使用される。そ
のため、伝送路リスト保持部54には、無線送信機65
(1)の送信周波数と、無線送信機65(2)の送信周波数
と、無線送信機65(3)の送信周波数とが伝送路リスト
として記憶されている。各無線送信機65に送出される
パケットに付加される伝送路リストの内容も、各無線送
信機65の送信周波数(電波の周波数)である。
【0071】図10に示すように、情報受信側の装置に
は3つの無線受信機84が備わっている。情報提供側の
装置が使用する伝送路に対応した数の無線受信機84を
用意する必要があるので、図9の装置から情報提供を受
ける場合には3以上の無線受信機84を必要とする。各
無線受信機84は、それに接続されたアンテナ85で受
信した電波に含まれるパケットのデータを復調し、パー
ソナルコンピュータ70に出力する。また、各無線受信
機84の受信周波数は、パーソナルコンピュータ70か
らの制御信号によって変更することができる。
【0072】パーソナルコンピュータ70の主伝送路情
報保持部74には、主伝送路に割り当てられた受信周波
数の情報が保持されている。すなわち、この例では図9
に示す1つの無線送信機65(1)の送信周波数と一致す
る受信周波数が、予め主伝送路情報保持部74に保持さ
れている。主データ取得部72は、主伝送路情報保持部
74から入力した受信周波数をインタフェース71(1)
を介して無線受信機84(1)にセットした後、無線受信
機84(1)が受信したパケットのデータを入力する。こ
のデータはデータ識別部75に出力される。
【0073】伝送路決定部76は、入力されるデータに
含まれる伝送路リストの各従伝送路に割り当てられた受
信周波数を従データ取得部73(1),73(2)に出力す
る。従データ取得部73(1)及び73(2)は、それぞれ、
伝送路決定部76から入力される従伝送路の受信周波数
を、インタフェース71(1),71(2)を介して無線受信
機84(2),84(3)にセットする。
【0074】従って、図10のパーソナルコンピュータ
70は図11に示すように動作する。すなわち、ステッ
プS21Bでは無線受信機84(1)の受信周波数を主伝
送路の周波数に合わせ、ステップS25Bでは伝送路リ
ストの各々の従伝送路の周波数に未使用の無線受信機8
4(2),84(3)の受信周波数を合わせる。それ以外の処
理については、第1の実施の形態と同様である。
【0075】なお、本発明を適用する情報通信システム
においては、伝送路の種類は特に限定されない。すなわ
ち、ISDN網のようなディジタル回線だけでなくアナ
ログ回線を利用するシステムにも適用できるし、電波を
利用する無線通信システムだけでなく光を用いて信号を
伝送するシステムにも適用できる。また、種類の異なる
有線回線と無線回線とを組み合わせ、それらの複数回線
を同時に利用してストリームデータを伝送してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば情
報提供側が複数の伝送路のそれぞれに伝送路リストを付
加したデータを送出するので、受信側の装置は1つの伝
送路を介してデータを受信するだけで、情報提供側が使
用している全ての伝送路を特定することができる。
【0077】従って、情報提供側は様々な伝送路を同時
に利用して情報を分散することにより総合的なデータ伝
送レートを改善することができ、受信側では煩雑なアク
セス手順を必要とすることなく情報提供側が送出する全
てのデータを受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の情報提供側の装置の構成例
を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の情報受信側の装置の構成例
を示すブロック図である。
【図3】情報提供側の装置のパーソナルコンピュータの
動作を示すフローチャートである。
【図4】伝送路リストの例を示す模式図である。
【図5】第1の実施の形態の情報受信側の装置のパーソ
ナルコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図6】パケット振り分けの例(1)を示すタイムチャ
ートである。
【図7】パケット振り分けの例(2)を示すタイムチャ
ートである。
【図8】ストリームデータの復元の例を示すタイムチャ
ートである。
【図9】第2の実施の形態の情報提供側の装置の構成例
を示すブロック図である。
【図10】第2の実施の形態の情報受信側の装置の構成
例を示すブロック図である。
【図11】第2の実施の形態の情報受信側の装置のパー
ソナルコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10,20 LAN 11 インターネット 50 パーソナルコンピュータ 51 LANインタフェース 52 パケット取得部 53 パケット振り分け部 54 伝送路リスト保持部 55 伝送路リスト付加部 56 インタフェース 61 ターミナルアダプタ 62 網終端装置 63 加入者線 64 ISDN 65 無線送信機 66 アンテナ 70 パーソナルコンピュータ 71 インタフェース 72 主データ取得部 73 従データ取得部 74 主伝送路情報保持部 75 データ識別部 76 伝送路決定部 77 パケット復元部 78 LANインタフェース 81 ターミナルアダプタ 82 網終端装置 83 加入者線 84 無線受信機 85 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸田 克己 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K028 AA11 BB04 EE03 KK32 LL02 MM08 MM12 RR00 TT02 5K030 GA02 GA04 HA08 HB02 HB11 HB28 HC02 HC04 HC14 HD06 JA05 JL01 JL03 JL04 JT02 LD07 LE04 5K034 AA03 AA10 BB07 CC02 DD02 EE01 EE03 EE13 FF02 FF13 HH12 JJ11 MM25 NN12 NN31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのストリームデータを入力し、 入力されたストリームデータをパケット毎などの所定単
    位で分割し、複数の分割されたストリームデータを複数
    の伝送路に振り分け、 分割されたストリームデータの伝送に用いる全ての伝送
    路に関する情報を伝送路リストとして取得し、 複数の伝送路のそれぞれについて、振り分けられたスト
    リームデータと前記伝送路リストの情報とを送出するこ
    とを特徴とするストリーム分割情報通信方法。
  2. 【請求項2】 分割されたストリームデータの伝送に利
    用される複数の伝送路の少なくとも1つの伝送路を特定
    するための主伝送路情報を取得し、 取得した前記主伝送路情報に基づき主伝送路である1つ
    の伝送路を介してデータを受信し、 受信したデータからストリームデータの伝送に利用され
    る複数の伝送路のそれぞれを特定するための伝送路リス
    トを抽出し、 抽出した前記伝送路リストにより特定される複数の伝送
    路の中から前記主伝送路以外の従伝送路を決定し、 前記主伝送路及び決定した従伝送路を介して、分割され
    たストリームデータをそれぞれ受信することを特徴とす
    るストリーム分割情報通信方法。
  3. 【請求項3】 1つのストリームデータをパケット毎な
    どの所定単位で分割して単位データとして取得する単位
    データ取得手段と、 前記単位データ取得手段が取得した複数の単位データを
    複数の伝送路に振り分けるデータ振り分け手段と、 前記データ振り分け手段が振り分けた複数の単位データ
    の伝送に用いる全ての伝送路を特定するための情報を伝
    送路リストとして取得する伝送路リスト取得手段と、 前記複数の伝送路のそれぞれに送出されるデータに、前
    記伝送路リストの情報を付加する伝送路リスト付加手段
    とを設けたことを特徴とするストリーム分割情報通信装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3のストリーム分割情報通信装置
    において、各々の伝送路に送出されるデータに付加する
    伝送路リストから、それを送出する伝送路に関するデー
    タを予め削除する伝送路リスト修正手段を更に設けたこ
    とを特徴とするストリーム分割情報通信装置。
  5. 【請求項5】 分割されたストリームデータの伝送に利
    用される複数の伝送路の少なくとも1つの伝送路を特定
    するための主伝送路情報を取得する主伝送路情報取得手
    段と、 前記主伝送路情報取得手段が取得した前記主伝送路情報
    に基づき、主伝送路である1つの伝送路を介してデータ
    を受信する主データ受信手段と、 前記主データ受信手段が受信したデータからストリーム
    データの伝送に利用される複数の伝送路のそれぞれを特
    定するための伝送路リストを抽出する伝送路リスト抽出
    手段と、 前記伝送路リスト抽出手段が抽出した前記伝送路リスト
    により特定される複数の伝送路の中から前記主伝送路以
    外の従伝送路を決定する従伝送路決定手段と、 決定した従伝送路を介して、分割されたストリームデー
    タを受信する従データ受信手段と、 前記主データ受信手段の受信した分割されたストリーム
    データと、前記従データ受信手段の受信した分割された
    ストリームデータとを結合して分割前のストリームデー
    タを復元するストリームデータ復元手段とを設けたこと
    を特徴とするストリーム分割情報通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5のストリーム分割情報通信装置
    において、前記伝送路リスト抽出手段が抽出した前記伝
    送路リストに前記主伝送路の情報が含まれている場合に
    は、前記従伝送路決定手段が前記主伝送路の情報を前記
    伝送路リストから削除することを特徴とするストリーム
    分割情報通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5のストリーム分割情報通信装置
    において、前記主データ受信手段は情報提供側装置の主
    伝送路に対応づけられた1つの加入者線と接続するため
    に発呼を行い、前記従データ受信手段は情報提供側装置
    の対応する従伝送路に対応づけられた少なくとも1つの
    加入者線と接続するために発呼を行うことを特徴とする
    ストリーム分割情報通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項5のストリーム分割情報通信装置
    において、前記主データ受信手段に第1の無線受信機を
    設けて情報提供側装置の主伝送路に対応づけられた周波
    数に前記第1の無線受信機の受信周波数を合わせるとと
    もに、前記従データ受信手段に第2の無線受信機を設け
    て情報提供側装置の対応する従伝送路に対応づけられた
    周波数に前記第2の無線受信機の受信周波数を合わせる
    ことを特徴とするストリーム分割情報通信装置。
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